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「国宝 雪松図と明治天皇への献茶」@三井記念美術館

category - 美術・展覧会レポート
2020/ 01/ 14
                 
先日、三井記念美術館へ「国宝 雪松図と明治天皇への献茶」という
展覧会を見に行ってきました。


三井記念美術館 国宝 雪松図と明治天皇への献茶



ここは1月4日から営業を始めていたのでその頃に行こうと思ったのですが
忙しく1週後にずらすことになりました。


三井記念美術館 国宝 雪松図と明治天皇への献茶


三井記念美術館で年末年始の恒例の展覧会で円山応挙の
「国宝 雪松図屏風」の公開に加えて今回は元号が改められたということで
収蔵品の中から”天皇”や”皇室”にかかわる作品が選ばれたとのこと。


その中心となっているのが明治20年に開催された京都博覧会における
三井家が明治天皇への献茶を行った際の茶道具です。


私が興味をそそられたのは最後の方にあった三井家の各当主の方々の作品。

中には亡くなった年に描かれたであろう大作もあります。
老齢とは思えない筆致の力強さから芸術に向ける熱意、情熱が感じられました。
また鳥好きで鳥の羽さえも芸術品にしてしまう遊び心にも驚かされる。


展示室4にある「明治天皇御東幸」では、東京遷都の経緯が解説されていて
東京府を描いた作品もいくつか展示。


明治5年には日本で鉄道開業(新橋~横浜)しました。
歌川広重(三代目)の「東京汐留鉄道館蒸気車往返之図」と
当時の運賃などの資料も興味深い。


ここは混むこともなくゆったりと自分のペースで鑑賞出来るのが気に入っています。
三越前、日本橋という落ち着いた環境の中にあるのも魅力のひとつ。



12月14日から始まった「国宝 雪松図と明治天皇への献茶」も1月30日で終了。
2月8日からはこれまたこの時期恒例の「三井家のおひなさま」が開催されます。





            
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傑作推理劇場 「異人館の遺言書」 和久峻三、「暗い穴の底で」 菊村到 (1981年) 

category - 昭和のテレビドラマ
2020/ 01/ 13
                 
毎月楽しみにしている東映チャンネルの「傑作推理劇場」
今回の二作品も、タイトルからそそられるものがあり期待して待っていました。


●傑作推理劇場 「異人館の遺言書」 放送日: 1981年8月21日
原作: 和久峻三
脚本: 高橋稔
音楽: 渡辺茂樹
監督: 小野田嘉幹
制作: テレビ朝日、東映
出演: フランキー堺、春川ますみ、岡田真澄、
竹井みどり、西沢利明、船戸順ほか



神戸の売れっ子弁護士・鵜飼淳一郎(フランキー堺)のもとに
野島治子(春川ますみ)という買い物帰りの粗末な身なりをした女が依頼に現れる。
一度は断ったが鵜飼の新刊本まで購入している中年女を邪険に扱うわけにもいかず
人の良い鵜飼は治子の依頼を引き受けることにした。


傑作推理劇場 「異人館の遺言書」 和久峻三



治子はロシア人・マリノフスキーの屋敷でお手伝いを25年間務めていたが
最近になってマリノフスキーが死亡。
彼は生前、一億円にもおよぶ全財産を治子に残すという遺言書を書いていたらしい。


「一億円の財産」と耳にした鵜飼は思わず生唾を飲み込む。


治子の案内で鵜飼がマリノフスキーの屋敷に行くと
執事のフェルナンデス(岡田真澄)がいた。
彼は亡父と親子二代にわたってマリノフスキーの財産を管理しており
遺産は一億円ではなく二十億円という莫大なものになっている。


傑作推理劇場 「異人館の遺言書」 和久峻三



鵜飼はマリノフスキーの部屋を調べたが遺言書はどこからも見つからない。


治子の話ではマリノフスキーの死因は心臓まひでフェルナンデスが発見した。
しかも、亡くなる前夜にフェルナンデスに使い込みの疑惑を持ち
マリノフスキーに釈明しているのを立ち聞きしたという。



鵜飼は使い込みがバレそうになったフェルナンデスが
もともと心臓が弱いマリノフスキーを病死に見せかけて殺したのではないかと疑い始めた。

そこで、マリノフスキーの遺体を解剖したが薬物は検出されない。


傑作推理劇場 「異人館の遺言書」 和久峻三



心証を害したフェルナンデスは誣告罪で治子を告訴し泥仕合になってきた。


鵜飼は絵を描くのが趣味だったマリノフスキーの絵のモデル・頭山香織(竹井みどり)に会い
マリノフスキーの死後、フェルナンデスが庭で紙を燃やしていたという情報を得た。


傑作推理劇場 「異人館の遺言書」 和久峻三




香織から入手したその燃え残りを証拠に鵜飼は法廷でフェルナンデスを追い詰める。
そして、とうとう全財産を治子に残すという遺言書を燃やしたことを認めた。


鵜飼の活躍により、治子は二十億円にも及ぶ財産を相続する。
相続税を払い一億円を寄付してもかなりの額が治子の手元に残った。


ある日、伊丹空港で本のサイン会を開いていた鵜飼は
きれいに着飾って別人のようになった治子とフェルナンデスに遭遇する。


傑作推理劇場 「異人館の遺言書」 和久峻三


裁判では敵同士だったカップルの出現に鵜飼は唖然とした。



治子はマリノフスキーの遺書には全財産を日本に寄付すると書かれていたと打ち明けると
これから世界一周のハネムーンに出発するのだと言い立ち去って行った。
二人は芝居をし見事全財産を手に入れたというわけだった。



傑作推理劇場 「異人館の遺言書」 和久峻三


鵜飼は初めから治子が計算づくで自分に近づいてきたことを悟った時
鵜飼のベストセラー本を手にした香織がサインをしてくれと現れた。
彼女の指には高価なダイヤの指輪がまばゆい輝きを放っていた。


香織も二人の協力者だとわかった鵜飼はみすぼらしい身なりで登場した治子に
まんまと一杯食わされた悔しさを通り越して自虐的な笑いがこみ上げてきた。



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法廷のシーンで、原作者で弁護士でもある和久峻三氏が裁判長として出演している。

傑作推理劇場 「異人館の遺言書」 和久峻三


意外とセリフも多く堅い演技ながらもフランキー堺らと絡んでいた。


同氏の原作「赤かぶ検事シリーズ」では夫婦役だった
フランキー堺と春川ますみが弁護士と依頼人として登場。
赤かぶでは本物の夫婦みたいで絶妙なキャスティングでしたね。

夫婦は似てくるといいますが、この二人見た目のふくよかさもあり
似合いの夫婦でした。
それゆえ、今回パートナーが岡田真澄というのは似合わない組み合わせ。


空港で春川ますみが岡田真澄を「ダーリン」なんて呼んでいたのですが
「はぁ?」って感じでした。


また今回その春川ますみに一杯食わされてしまうフランキー堺の役どころも笑える。

最後にどんでん返しがあるのだろうなと予測しながら見ていましたが
それでも楽しめるドラマでした。




●傑作推理劇場 「暗い穴の底で」  
放送日: 1981年8月12日
原作: 菊村到
脚本: 長坂秀佳
音楽: 菊池俊輔
監督: 天野利彦
制作: テレビ朝日、東映
出演: 近藤正臣、山口果林、赤座美代子、谷村昌彦、井上昭文、
天田俊明、根岸明美、内田稔、高原駿雄ほか



エリートコースを歩む会社員・宇佐美(近藤正臣)は子供の頃から
極度の閉所恐怖症に悩まされていてエレベーターに乗るのすらままならない。


傑作推理劇場 「暗い穴の底で」 菊村到




長い距離でも階段を使用する宇佐美はバイタリティ溢れる男と勘違いされているが
いつまでもごまかしきれるものではない。


そんな宇佐美は愛人関係にある神経内科の女医(山口果林)のクリニックで
診療を受け始めた折、患者が心を開いてくれないと克服出来ないと言われる。


宇佐美はこれまで誰にも言えなかった二十年前のある出来事を語りだした。


傑作推理劇場 「暗い穴の底で」 菊村到


小学校六年生だった宇佐美は夏休みに川口に住む叔母夫婦の家へ遊びに行っていた。
近くには八歳とは思えない色気を持つ松永マリ子という女の子がいて
古井戸の中で二人きりになった宇佐美は思わず尿意をもよおしたと口実をつけて
井戸の中から出てしまった。


そこで車の中で黒川(天田俊明)が女を抱いているのを目撃する。
どぎまぎした宇佐美は思わずマリ子の自宅へと飛び込んでいくと
マリ子の母(根岸明美)が津山(井上昭文)を連れ込み情事にふけっていた。


傑作推理劇場 「暗い穴の底で」 菊村到


物音を立てたために宇佐美がのぞき見していたのが母と津山にバレてしまう。


慌てた宇佐美はマリ子のことも忘れてそのまま叔母の家へ帰ったため
結果的にマリ子を古井戸に置き去りにしてしまった。
翌日、マリ子のことを思い出した宇佐美が古井戸へ行くと
既に土が盛られて埋められていた。


マリ子の母の情事を目撃したバツの悪さから
彼女の家に生存を確かめに行くことも出来ない。
先月、行ったときにはもうマリ子の自宅は空き地になっていた。
宇佐美はマリ子を井戸に置き去りにしてしまったというトラウマから
極度の閉所恐怖症を煩うようになったのだ。




翌朝、宇佐美は例の古井戸から白骨死体が見つかったという新聞記事を読んだ。


傑作推理劇場 「暗い穴の底で」 菊村到



恐れていたことが現実となったと怯える宇佐美を
死体がマリ子かどうか確かめに行こうと女医が連れ出す。


宇佐美はそこでマリ子(赤座美代子)と再会した。


マリ子は井戸のそばにいた黒川に助けを求めて救出されたのだという。
そのあと家へ帰ったマリ子は母の情事の現場に乗り込んできた
父(谷村昌彦)と津山の刃傷沙汰を目撃した。

父はそれっきり家を出て、マリ子の母は津山と再婚した。


傑作推理劇場 「暗い穴の底で」 菊村到


宇佐美はホッとしたのも束の間、白骨死体の存在が気になった。



津山がマリ子の父を殺して井戸に埋めたという疑惑が出てくる。
ところが、マリ子の父は別の女性と所帯を持っていて元気に暮らしていた。
この時、宇佐美は父からマリ子が黒川と結婚していることを知らされ驚く。


マリ子と会った宇佐美は体で誘惑しようとするマリ子の要求を断ると
黒川に会わせてほしいといい彼女の自宅に行った。


宇佐美は二十年前のあの日、妻を殺した黒川が死体を井戸に棄てるために
来ていたことを見破った。


傑作推理劇場 「暗い穴の底で」 菊村到



その時、偶然宇佐美が現れたために黒川は妻の死体を抱き寄せ
カーセックスにみせかけて宇佐美を睨みつけて追いやる。


その後、井戸の中にいたマリ子を助け上げ夜になってから妻の死体を遺棄し
土を持って埋めてしまったのだ。


宇佐美の推理を聞いたマリ子は頭部を殴りつけて宇佐美を気絶させると
黒川と二人で車のトランクに押し込み走り出した。
意識を取り戻した宇佐美は暗くて狭いトランクの中で苦しみ
気が付いた時には包帯でぐるぐる巻きの状態で病院のベッドの上にいた。


傑作推理劇場 「暗い穴の底で」 菊村到


傍らには刑事(高原駿雄)と女医がいる。


宇佐美は酔っぱらいの運転する車が黒川の車にぶつかったために
殺されずに済んだことを知らされた。


マリ子は閉所恐怖症の宇佐美が意識を取り戻しトランクの中で苦しむのを計算の上で
その恐怖を味わわせた後で殺そうと企んでいたというのだ。
彼女の二十年間に渡る怨念のすさまじさを感じゾッとした。




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劇中、重度の閉所恐怖症に悩まされる主人公の心理を伝える映像がいい。


狭い空間のエレベーターの中で感じる息苦しさと不安を様々な角度からあぶりだしている。


そのエレベーターが下がっていくとき、主人公はエレベーターの中ではなく
いつの間にか「かご」の上に乗っている。


傑作推理劇場 「暗い穴の底で」 菊村到


それはまるで井戸の中にいるようだ。
二十年前に暗い古井戸に置き去りにしてしまった少女の恐怖と絶望を味わわされることになる。


菊池俊輔の音楽も主人公の精神面の不安定さをうまく表現いて
映像と音楽で画面が歪むような不安を覚える。


「暗い穴の底で」というタイトルもいいですよね。


さて、来月は「死ぬより辛い」をやりますね。
これって確かテレ朝チャンネルで不定期にやっている「EXまにあっくす」でもリクエストがあったような。


これまた面白そうで期待して待とうと思います。



                         
                                  
        

「真夜中の殺人招待状!」 (1997年)  タクシードライバーの推理日誌シリーズ第7作

category - 土曜ワイド劇場
2020/ 01/ 11
                 
渡瀬恒彦のタクシードライバーの推理日誌シリーズ第7弾。



●「タクシードライバーの推理日誌・真夜中の殺人招待状!
夢を捨てた女の危険な誘惑…」 1997年1月11日
原案: 笹沢左保   
脚本: 坂田義和
音楽: 長谷部徹
監督: 吉田啓一郎
制作: 総合ビジョン
出演: 渡瀬恒彦、美保純、平田満、西岡徳馬、
風見しんご、遠藤憲一、内田春菊、石田太郎、山内としおほか



タクシードライバー・夜明日出夫(渡瀬恒彦)のもとに
見知らぬ女の名前で兄の葬儀を知らせるハガキが届いた。
警視庁に届いたものが転送されたことからどうやらタクシー運転手になる前の
刑事時代にかかわった人物らしいが心当たりがない。



夜明は不信感を抱きながらも葬儀に出ることにした。
そこで、差出人の木村藍子(美保純)の顔を見て六年前の記憶が甦った。



当時、刑事だった夜明は部下の東山(風見しんご)と藍子の部屋にいた
兄の哲夫(遠藤憲一)を殺人容疑で逮捕した。



タクシードライバーの推理日誌・真夜中の殺人招待状! 夢を捨てた女の危険な誘惑…




被害者は哲夫の友人の志賀で第一発見者はその愛人・鈴木和枝(松井紀美江)で
友人の徳山康彦(三上晴巳)が和枝を巡って哲夫と志賀が言い争っていたといい
哲夫もすぐに犯行を自供した。



葬儀が終わると藍子は最後まで残ってくれたことに対して礼を言い、
哲夫が服役中に病死したと告げた。
藍子は夜明に経営している新宿の店から横浜の自宅まで送ってほしいと依頼する。



タクシードライバーの推理日誌・真夜中の殺人招待状! 夢を捨てた女の危険な誘惑…



まもなく、藍子から迎車の依頼を受けた夜明は新宿の店から横浜の自宅まで乗せたあと
誘われるままに彼女の部屋で夜食を食べて過ごした。
この時、藍子が哲夫は濡れ衣を着せられただけで殺したのは
志賀と別れたがっていた和枝だと思っていることを知った。



その頃、不動産会社社長・郷田宗助(石田太郎)が所有する
中伊豆の天城湯ヶ島にある別荘が放火され徳山の死体が発見される。
郷田と徳山に面識はなく犯人がどうやって別荘の鍵を手に入れたか謎が残る。



神谷警部(平田満)は哲夫の病死後すぐに徳山が殺されたことから
藍子に疑いを持つが夜明がアリバイを証言する。
その後、和枝のパトロンが郷田であり現場に彼女のイヤリングが落ちていて
湯ヶ島のバス停で和枝の姿を見たという目撃者が現れる。



タクシードライバーの推理日誌・真夜中の殺人招待状! 夢を捨てた女の危険な誘惑…




東山(風見しんご)らが和枝を取り調べると、湯ヶ島には何者かからの手紙で
呼び出されて行ったことは認めたが殺人は否定する。
ほどなくして、郷田の車が盗まれ和枝が轢き殺された。




郷田は藍子の店の客でもあり彼女が鍵を手に入れられる可能性が出てきた。
神谷は藍子が兄の復讐のために殺人を犯したのなら次に狙うのは夜明だと気づいた時、
タクシーのブレーキが細工され夜明は危うく死にそうになった。



タクシードライバーの推理日誌・真夜中の殺人招待状! 夢を捨てた女の危険な誘惑…




これまで藍子犯人説に異を唱えていた夜明も彼女の周辺を調べ始める。
事件当時、藍子の恋人だった安原孝志(貴山侑哉)に会うと
面識のない志賀から昭和57年の新聞を渡されていたことを知った。
夜明は徳山を殺した時のトリックを見破り事件の全貌が明らかとなる。



その矢先、藍子を尾行していた東山から連絡が入り
彼女があゆみを車で連れ去ったと聞かされ二人の行方を追う。
藍子はこの日、結婚を申し込んでいた医師の岡本真一(西岡徳馬)と
会う予定になっていた。


夜明は藍子は別荘がある天城峠に行ったと考えタクシーを飛ばす。
到着した夜明は燃え上がる別荘の中からあゆみを救い出すと
岡本と合流していた藍子に平手打ちを食らわす。



タクシードライバーの推理日誌・真夜中の殺人招待状! 夢を捨てた女の危険な誘惑…



昭和57年、哲夫は志賀、徳山に誘われて和枝とともに四人で
銀行の現金輸送車を襲い金を強奪していた。
当時、哲夫は藍子の大学の学費が必要だった。


六年前、ひとり金を使い果たした志賀がもう一度やろうと
徳山と和枝を誘ってきた。
しかし、もう危ない橋を渡りたくない二人は哲夫に志賀を殺させようとする。


志賀が藍子との結婚を考えていた安原にまで近づいたことで
藍子を守るために志賀を殺したのだ。


藍子はその後、和枝と徳山が「志賀は俺たちが殺したんだ」と言ったのを
偶然聞いてしまったことで哲夫が和枝をかばい逮捕され獄死したと思い込んでいた。


そして、徳山と和枝、逮捕した夜明に復讐をしようと考えた。



タクシードライバーの推理日誌・真夜中の殺人招待状! 夢を捨てた女の危険な誘惑…



藍子は徳山と二人で湯ヶ島の別荘へ行くと睡眠薬で眠らせた。
そして、東京に戻りアリバイ作りのために夜明のタクシーに乗ると
途中でコンビニに立ち寄り別荘へFAXを入れる。


別荘のFAX機の下にはいろりがあり、受信した用紙がいろりに落ちたため
火が燃え上がり寝ていた徳山は焼け死んだ。


藍子はその容疑を和枝にかけるために手紙で湯ヶ島へ呼び出したが
逮捕されないと見ると盗んだ郷田の車で彼女を撥ねて殺した。


タクシーのブレーキを細工して夜明を殺そうとしたのも藍子だ。
それが失敗すると愛するものを失った苦しみを味合わせようと
あゆみを誘拐して徳山と同じ方法で殺そうとしたのだった。


タクシードライバーの推理日誌・真夜中の殺人招待状! 夢を捨てた女の危険な誘惑…




誤認逮捕と思っていた哲夫が自分のために志賀を殺したと知って
藍子は自分の犯した罪を悔いた。


夜明は駆けつけた東山に藍子の身柄を引き渡すし
岡本は出てくるのを待っていると藍子に告げた。




************ タクシードライバーの推理日誌 記事一覧 ************


1. 「殺人化粧の女」

2. 「昼下がりの危険な乗客」

3. 「春を呼ぶ殺人」

4. 「幸福の代償」

5. 「行先のない乗客」

6. 「再会した女」

7. 「真夜中の殺人招待状!」





                         
                                  
        

「家政婦は見た!東京-ニューヨーク超高層ビル買い占め、名門出の若妻の危険な秘密」 (1988年)  シリーズ第6作

category - 土曜ワイド劇場
2020/ 01/ 09
                 
土曜ワイド劇場の「家政婦は見た」シリーズの第6作目。


●「家政婦は見た!東京-ニューヨーク超高層ビル買い占め、
名門出の若妻の危険な秘密」  1988年1月9日
脚本: 柴英三郎
音楽: 坂田晃一
監督: 富本壮吉
制作: 大映テレビ
出演: 市原悦子、中田喜子、篠田三郎、野村昭子、
西川さくら、内田朝雄、丹阿弥谷津子、岡まゆみほか



大沢家政婦紹介所ではこのところの地下高騰を理由に
会長の大沢キヌヨ(野村昭子)が家政婦たちに家賃を千円上げると要求。
ハツエ(石井富子)たちは素直にのめず大騒ぎしていた。



そのキヌヨが一介の不動産ブローカーから土地ブームに乗って成りあがった
百武不動産会長・百武竜造(内田朝雄)宅の仕事を持ち込む。
ハツエたちが渋る中、石崎秋子(市原悦子)は自分が行くと名乗り出る。


家政婦は見た!東京-ニューヨーク超高層ビル買い占め、 名門出の若妻の危険な秘密




こうして、秋子は成城にある百武家への初出勤の日を迎えた。


会長の竜造はバイタリティがあり旺盛なのは事業だけでなく女性関係もだった。
妻の希代(丹阿弥谷津子)は芸者あがりで女関係には寛容だが金にだけはシビアだ。



屋敷には一流大学出身の息子で社長の俊郎(篠田三郎)と
その妻・百合子(中田喜子)が同居している。
竜造夫婦とは違い俊郎はコンピュータを駆使してビジネスを行い
百合子は元華族という家柄で竜造や希代とは水が合わない。



家政婦は見た!東京-ニューヨーク超高層ビル買い占め、 名門出の若妻の危険な秘密




新宿への都庁移転が決まり新宿の時価も値上がりしている。
竜造は新宿の土地を買い占めようと財閥系の三友地所と戦っている。
太田興産という地上げ会社をダミーにもち日々戦略を練っていた。



太田興産の社長・太田(桶浦勉)は情婦の栄子(池波志乃)を
自分の妹と偽って竜造に差し出している。
太田興産も家政婦が欲しいという事でハツエが派遣されることになった。


ある日、百合子は従姉妹・美園(生田悦子)とその夫で百武不動産のライバルである
三友地所の幹部社員・牧野邦彦(岡本富士太)を自宅に招き竜造に紹介した。
邦彦は百武不動産の役員として迎えるという条件で三友地所の内部情報を提供する。


家政婦は見た!東京-ニューヨーク超高層ビル買い占め、 名門出の若妻の危険な秘密



希代は邦彦が百武のスパイになると知り百合子のやり方を批判した。
彼女は竜造が華族出身の百合子のやり方で動かされるのが気に入らない。
だが、新聞報道では西新宿の土地戦争は大手の三友地所をおさえて
百武不動産が勝利しつつあるとあり竜造はしてやったりだ。


さらに竜造はニューヨークのビルを買い勢力拡大を狙う。



そんな時、秋子は俊郎が秘書のレイコ(岡まゆみ)と愛人関係にあるのを知り
面白くなってきたとワクワクしてきた。
秋子はレイコが俊郎に宛てた手紙をわざと百合子が見るよう細工するが
それに気がついているにも拘わらず百合子はニューヨーク出張に
レイコも同伴するよう提案する。


家政婦は見た!東京-ニューヨーク超高層ビル買い占め、 名門出の若妻の危険な秘密



希代は現地での百合子の見張り役として秋子に出張を命じたため
成城の家はシノブ(西川さくら)が代理で派遣されることになった。



秋子はニューヨークで百合子が邦彦と不倫関係にあることを知った。
百合子はわざと俊郎とレイコの情事の現場に秋子と踏み込み
離婚すると宣言する。


その頃、成城の百武邸では病気の竜造を見舞いに来た美園が
誘われるままに竜造と関係しているのをシノブが盗み聞きしてしまう。
ハツエが通っていた太田のところでは希代によって
太田と栄子の関係が暴かれ竜造から縁を切られていた。



家政婦は見た!東京-ニューヨーク超高層ビル買い占め、 名門出の若妻の危険な秘密



結局、新宿の土地買い占めもニューヨークのビルも三友地所が勝利し
百武不動産は敗れ去った。


ハツエからニューヨークに行く前に太田と邦彦が会っていたと聞いた秋子は
邦彦が三友の逆スパイで百武に接近してきたと直感。


家政婦は見た!東京-ニューヨーク超高層ビル買い占め、 名門出の若妻の危険な秘密



そして、百武家を出たかった百合子が金でレイコに俊郎を誘惑させ
美園との離婚が決まっていた邦彦と関係を結び三友への有利な情報を流し
それを手土産に雑草からエリートの暮らしに戻ろうと計画していたと推理する。




百武家では百合子がレイコとの浮気を理由に俊郎に離婚を切り出し
情事の現場を見た証人として秋子を呼び寄せた。
秋子がこれまでの推理をぶちまけると開き直った百合子は全て認めた。



家政婦は見た!東京-ニューヨーク超高層ビル買い占め、 名門出の若妻の危険な秘密




醜い争いに嫌気がさした秋子は啖呵を切って百武の屋敷を飛び出すが
勢い余って二日分の給料をもらい忘れてしまった。


帰ってみると大沢紹介所に地上げ屋(出光元)が来ていた。
秋子は百武の情婦だと偽り地上げ屋を追っ払おうとするが
ヤケになった地上げ屋はブルドーザーを引き連れ紹介所を壊してしまう。


家政婦は見た!東京-ニューヨーク超高層ビル買い占め、 名門出の若妻の危険な秘密



警察も駆けつけ大変な騒動となるが一夜明け朝が来ると
秋子は新しい派遣先へと出勤していく。





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人気シリーズで新春放送ということもありスペシャル感を出したかったのか
舞台をアメリカのニューヨークにまで広げて展開。


普段は紹介所での食事シーンがメインな他の家政婦たちも
派遣され働いている姿が見られる。


だけど、秋子ほどしたたかさもなければ度胸も据わっておらず
ハツエは派遣先の太田から締め上げられ脅されるという失態をおかす。


野中マリ子はじめ、石井富子、西川さくらの組み合わせはいいですね。
しみったれた貧乏臭さがサイコー。


白石まるみとか出てくると垢抜けてちょっと華やかさが出てしまう。



※※※ 家政婦は見たシリーズ ※※※

1. 「松本清張の熱い空気・家政婦は見た!」

2. 「家政婦は見た!エリート家庭の浮気の秘密」

3. 「家政婦は見た!エリート家庭のアラ探し」

4. 「家政婦は見た!華やかなエリート家庭の乱れた秘密」

5. 「家政婦は見た!美しい女病院長華やかな私生活の秘密」

6・ 「家政婦は見た!東京-ニューヨーク超高層ビル買い占め、名門出の若妻の危険な秘密」




                         
                                  
        

江戸東京博物館で「大浮世絵展」と常設展を見て来ました

category - 美術・展覧会レポート
2020/ 01/ 04
                 
今年初めての展覧会は墨田区にある江戸東京博物館(エドハク)というところで
「大浮世絵展 歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」という企画展を見て来ました。



江戸東京博物館


とてもユニークな外観を持つこの博物館はJRの両国駅からすぐという
アクセスの良い場所にあります。



江戸東京博物館



私が行ったのは1月2日で博物館もこの日から営業スタート。
正月モード全開です。


1階にある企画展へ入ると中は人、人、人で溢れかえっています。


喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳の五人の作品を
人物ごとに区切り展開されている。


そのためそれぞれの絵師たちの得意分野が解説され
それに従った作品が多いので特徴がわかりやすく
浮世絵に詳しくない人にも馴染みやすい内容となっていました。


東洲斎写楽 三代目大谷鬼次の江戸兵衛

東洲斎写楽 ≪三代目大谷鬼次の江戸兵衛≫  (1794年)



・大首絵を打ち出し美人画の絵師としての地位を確立した喜多川歌麿

・役者の顔の特徴をデフォルメして描いたことで有名な東洲斎写楽

・富嶽三十六景シリーズや北斎漫画が有名な葛飾北斎

・名所江戸百景シリーズが人気の歌川広重

・ダイナミックな構図が特徴的な歌川国芳



歌川広重 東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪

歌川広重  ≪東海道五拾三次之内 蒲原 夜之雪≫  (1834~36年)



自館所蔵のものだけではなくメトロポリタン美術館、ボストン美術館、シカゴ美術館、
大英博物館など海外からも選りすぐりの作品を展示。


江戸東京博物館 大浮世絵展

タイトル通り喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳の順になっています。


はじめの歌麿のところからかなりの混雑だったのですが
私が行った日はなぜか第2章の写楽のところは空いていて「?」でした。
ところが第3章の北斎からはまた混雑している。

外は寒かったですが、中は人の熱気で結構あつい。


作品は期間中何度かに渡って入れ替えがあるものの
馴染みのものも多く良かったです。


歌麿の美人画、国芳の独創的な構図は何度見ても楽しめますね。
すくわれるはずの金魚が金魚すくいの網を持っているところなんか
その皮肉さに思わず笑ってしまう。



さて、「大浮世絵展」を見終わりお昼ご飯を取ることにしました。
博物館内のレストランからはイタリアンレストランが消えていて
新しく出来たお店(?)には行列が出来ていました。


そこで、博物館を出て外で食べることにした。
両国駅でも博物館側のレストランは正月休みで開いていなかったため
線路を挟んで向こう側の通りで軽く済ませる。


今度は5、6階にある常設展を見るために6階の入り口へ。

1月2日と3日は常設展が無料で見られます。
(「大浮世絵展」は有料)


江戸東京博物館

お馴染み謹賀新年のセットがお出迎え。


リニューアルしてから初めて足を踏み入れる常設展。
常設展は「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」に分かれていて時系列に見ていきます。

江戸東京博物館


展示物や催し物は以前とほぼ変わらずといったところでした。



多数の写真を撮ったのですが、前回ブログに書いたものとかなり被るために
違う写真をピックアップしてご紹介。



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前回の常設展レポートはこちら↓

http://loveantlers.blog31.fc2.com/blog-entry-1415.html

江戸ゾーンが面白くこちらを中心に書いています。

やはり見どころが多すぎるために1回のレポートではカバーしきれませんが
一番書きたかった部分はこちらに集約されているような。


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2020年のオープン当日ということで今回も正月らしい出し物がたくさん!


江戸東京博物館


5階では獅子舞やからくり人形、他にも四谷怪談のコーナーでは
「仏壇返し」などが定期的に行われていました。



江戸東京博物館


「江戸ゾーン」「東京ゾーン」と至る所でこのようなイベントがあるので
見逃さないようにまわるのが大変。



まずは江戸ゾーンからスタート。


ここは様々な模型や再現した実物大の建物がありみどころ盛りだくさんなのだが
前回記事にしてしまったためにバッサリとカット。


「江戸」というと錦絵。
常設展の前に浮世絵展を見たこともありこちらから。



江戸の町火消は1718(享保3)年に町人の消防組織として設けられる。

町火消の華々しい活躍は江戸庶民のあこがれの的となったことから
多くの錦絵が制作・販売された。


江戸東京博物館

歌舞伎役者・河原崎権十郎が火消を演じた姿が描かれている。
見栄を切るような凛々しい姿が、当時の憧れの的の火消の魅力を充分に伝えていた。


江戸東京博物館

「江戸町火消”す”組の纏」の複製


博物館内では作品を鑑賞して楽しむだけでなく至る所に体験できる場所がある。

火消は”い””ろ””は”などの文字を当てて組み分けされました。
”す”組は現在の中央区築地などを担当。

こちらを持ってみましたがずっしりと重い。




江戸東京博物館

「名所江戸百景 亀戸梅屋敷」の複製。

「大浮世絵展」では歌川広重のコーナーで江戸東京博物館所蔵の
「名所江戸百景 亀戸梅屋敷」が展示されていました。


江戸東京博物館

それと並ぶようにして亀戸梅屋敷の版画と
それが作られていく様子がわかるものが展示されていた。




江戸東京博物館

「有卦絵 福禄寿に驚く福助」


江戸時代は幸運な時期と不運な時期が5年ごとに交互に繰り返すと信じられていた。
幸運な時期(有卦)に入るのを知らせたり祝ったりする絵を「有卦絵」と呼ぶそうだ。

福に通じることから福禄寿、福助など頭文字が「ふ」の絵を贈ることが江戸末期に流行した。


奇妙だけど愛らしい福助の絵はこのほかにもいくつか並んでありました。




江戸東京博物館


新版  「宿下り楽双六」


絵双六は振出から描かれたマスを進んで上がりまでたどり着くゲーム。
「宿下り楽双六」は芝居や名所・名物が描かれており
江戸時代の人々の娯楽がよく分かる内容となっています。




「寿司屋の屋台」

江戸東京博物館 寿司屋の屋台

屋台というとおでんとラーメンの印象が強いのですが寿司ですかぁ。
これ、シャリが赤みがかっていて一握りが大きくなっているのがわかるでしょか。




歌舞伎の舞台、奈落の部分も面白かった。

奈落 江戸東京博物館

画像ではわかりにくいですが、奈落のところにちゃんと人がいるんですよね。
劇場自体が360度見て廻ることが出来ます。
精巧な造りで劇場内部が細かく見れるのがいいですね。





葛飾北斎の画室の模型


江戸東京博物館 葛飾北斎の画室


北斎の画室を弟子の露木為一が描いた「北斎仮宅之図」をもとに再現したもの。
北斎は生涯で90回あまり引っ越ししたと伝えられていますが
こちらは83歳ころに現在の墨田区両国の借家に住んでいた時のもの。


横にいる首を傾けた女性は、北斎の娘で絵師でもある阿栄(葛飾応為)です。



江戸東京博物館


常設展内には5階に企画展示室というところがあり
企画展 「天下泰平 将軍と新しい文化の創造」が行われていた。
(こちらは常設展内なので企画展といっても無料で見れます)


江戸東京博物館 天下泰平

徳川将軍家に伝来する書画や絵画など約80点ほどが展示されています。
ここは撮影が可能なものと不可のものがあるので注意。



「東京ゾーン」へ足を踏み入れるとこんなものが。

江戸東京博物館

ミニチュアの上を歩くのですが、落っこちやしないかとヒヤヒヤ。


東京ゾーンでもいくつかの模型で様々なミニイベントが行われていました。





そして、神田駿河台の丘の上に建築されたニコライ堂へ。

江戸東京博物館


正式名称は「東京ハリストス復活大聖堂」といい
明治に日本・ロシアの交流に尽くした宣教師ニコライにちなんで
ニコライ堂の愛称で親しまれていた建物です。


竣工は1891(明治24)年で
かつては東京のいたるところから望めたという。



続いて銀座煉瓦街へ。

江戸東京博物館

銀座の煉瓦街を再現したもの。
街並みが広々と展開されておりとても1枚では収めきれない長さ。


銀座煉瓦街とは銀座から築地一帯を焼けつくした大火のあと、
明治新政府が近代国家にふさわしい街づくりとして建設した。

不燃家屋を建設し、道路を拡張。

設計を担当したのは英国人のトーマス=J=ウォートルス。
煉瓦街の家屋は買取だったものの、のちに賃貸となるが
高価な家賃のため空き家が目立ったということだ。



銀座の次は下町浅草へ。

江戸東京博物館 凌雲閣 浅草十二階

凌雲閣は「浅草十二階」の名で親しまれた日本で初めてのエレベーターが設置された建物。
こちらも設計は英国人のウィリアム=K=バルトンで1890(明治23)年に落成した。

浅草のシンボルとして親しまれたものの関東大震災により倒壊。


10階までは煉瓦、その上は木造で11,12階には眺望のための望遠鏡が備えられていた。
8階まではエレベーターがあったが、危険性が高いことからのちに運転が停止されている。



明治になると和洋折衷の住宅が建設された。

江戸東京博物館 和洋折衷の住宅 明治時代


レトロだけどモダンな雰囲気はすごく伝わってくる。


欧米の生活様式を取り入れた洋館は社交の目的でつかわれることが多く
日常の生活ではあまり用いられなかったそう。



時代は進み昭和へ。
洋館とは一転して庶民的な団地が現れた。

江戸東京博物館 ひばりが丘団地

1959(昭和34)年に北多摩郡田無町、保谷町、久留米町の三町にまたがる場所に
建設されたひばりが丘団地の再現。




また、眺めて楽しむだけではなく実際に家の中に入ることが出来る
「体験住宅」もあります。


間取りは2Kで二間が続いた和室は一部屋が六畳とは思えない広さを感じた。
家具が少ないこととひとつには床の間などがあることも影響しているとは思うが
縁側があったりゆったりとした造りは心の余裕を生むような気がします。



江戸東京博物館 体験住宅

昭和のドラマでよく見るガラスの扉が設置された玄関。


江戸東京博物館 体験住宅

柱時計も懐かしい。

今にも音が鳴りだしそう。


江戸東京博物館 体験住宅

床の間には掛け軸が掛けられ、鏡餅が飾られていました。



円タクを再現した自動車

江戸東京博物館



東京のタクシーは1912(大正1)年に営業を開始。
昭和の初期には市内を1円均一で走る”円タク”が登場。


このフォードA型の自動車は当時走っていたタクシー度同じ形式の右型ハンドル。
昭和10年の統計ではタクシーの車種の約44%がフォード車のものだったそうです。



東京ゾーンでは各年代ごとの流行りものや給食が展示されています。
前回はそれらに加え魔法瓶やパンダ、インベーダーゲームなどを紹介したので
今回はすっ飛ばそうと思ったのですが面白いものを発見!


江戸東京博物館 シャープ ソロカル

シャープから出た「ソロカル」なるものが。
見た通り、ソロバンと電卓を組み合わせた商品。

ちょうど電卓が出始めてソロバンから卒業といった時期だったのでしょうか。
どれくらい需要があったのか知りたいところです。


「江戸ゾーン」、「東京ゾーン」ともその時代の背景や流行、
人々の生活などが多くの資料やデータをもとに紹介されています。

歴史や文化、風俗の移り変わりが手に取るようにわかり
楽しみながら吸収していけるところがいい。


もちろんエンターテインメントについても取り上げている。

江戸東京博物館 舞台資料


舞台の資料や雑誌の創刊号が。
他にも昔の本などがありレトロ好きな私は胸がワクワク。



江戸開府400年記念グッズの中にこんなものが。

江戸東京博物館 東京弁当

私が大好きな駅弁「東京弁当」
まさかこんなところで出会うとは。



都営大江戸線全線開通記念グッズ

2000年には都営大江戸線が全線開通した。
それを記念して配布されたグッズ類も展示。



江戸から始まり、明治、大正、昭和に続いて平成までもが網羅された常設展ですが、
この後には令和のコーナーも出来るんでしょうね。



江戸東京博物館 永井荷風と江戸東京の風景

特別展示として「永井荷風と江戸東京の風景」のコーナーも。



2019年は文豪・永井荷風の生誕140年、没後60年という節目の年でした。

荷風の「江戸藝術論」で書かれていた狂歌絵本の名所や
江戸文化を愛した荷風好みの風景版画などが紹介されている。




前回は時間が足りなくなり東京ゾーンの最後がササっと見て終わったので
今回はきちんと時間配分を考えしっかりと東京ゾーンも見て来ました。


終わって一息ついていたら蛍の光が流れ始めた。
17:30で終了だったので閉館時間ギリギリまでいてしまった。


今回は書くものが少ないかなと思いましたが気が付けば書ききれなかったところもまだまだある。
それに加えて常設展内で、廻っていない場所もあることに気が付いた。
図書室なんかは足を踏み入れたこともないし。


ということで、次回以降はこれまで書ききれなかったところや
新たに見たところなどを中心に紹介しようと考えています。


やはりここは混雑しますがお正月に行くのがいいですね。


獅子舞、お琴に尺八の演奏、からくり人形などまさに「にっぽんの正月」が味わえる。
改めて日本のお正月っていいなぁと実感しました!