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展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「田舎刑事・まぼろしの特攻隊」 (1979年)  渥美清の田舎刑事シリーズ

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 09/ 21
                 
2019年9月からBSとCSの6チャンネルで二時間サスペンスの特集がされてますが
その中で唯一新鮮味があるのが渥美清の「田舎刑事シリーズ」。



ただこのシリーズ3作品あるのですが、なぜか2作目は放送されず。


1作目の「時間よ、とまれ」と3作目の「まぼろしの特攻隊」のみ放送されました。
2作目の「旅路の果て」は加藤嘉と桃井かおりが出てるので見たかっただけに残念。



今回の「まぼろしの特攻隊」は初回を2周年記念として1979年7月7日に
1981年12月12日には200回記念としてアンコール放送されています。


田舎刑事・まぼろしの特攻隊



●2周年記念作品
「田舎刑事・まぼろしの特攻隊」  1979年7月7日
脚本: 早坂暁
音楽: 菅野光亮
監督: 森崎東
制作: テレパック
出演: 渥美清、高峰三枝子、宇津宮雅代、西村晃、
赤塚真人、信欣三、南美江、勝部演之、浜村純、岩城力也ほか




昭和53年4月、大分市郊外の飛行場跡地で
セーラー服を着た女学生の絞殺死体が発見された。
死体の周りには桜の花びらが散乱しており
日の丸のてぬぐいが落ちていた。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊



大分県警の杉山松次郎(渥美清)は被害者の着ていた
セーラー服から身元を割り出そうとしたが九州全域にも
同じ制服は見当たらず捜査本部は八か月後に解散となる。


田舎刑事・まぼろしの特攻隊




一年後、杉山が調査を依頼していた現場に落ちていた桜について結果が出た。
それはとても珍しい品種で大分にはなく、
九州では鹿児島、熊本、福岡、長崎の四か所だけだと判明。
杉山は被害者はセーラー服を着ていたため女学生と思い込んでいたが
女学生モノのブルーフィルムの出演者ではないかと考えた。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊




桜の花を調べるため堂ノ下(赤塚真人)を鹿児島県の知覧へ行かせると
杉山はエロ映画に詳しい大阪府警の山中(浜村純)に会いに行った。



遺体の周囲に待っていた桜と日の丸の手ぬぐいをみた山中は
被害者が出演していたエロ映画は「マリアもの」ばかり撮影する
深沢寛一(西村晃)が制作していたものだと断定。



基地近くの空き地で明日出撃する特攻隊員がマリアと呼ばれる女と
一晩だけ愛し合うと言う内容の映画だ。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊



五~六年ごとに出演者だけ変えて、同じあらすじの映画ばかり撮っている深沢は
過去に山中に逮捕された前歴があり、あれはエロ映画でなく
実際にあったことだと供述していたという。



山中の協力のもと大阪で捜査を進めた杉山は
深沢が最近も新しいマリアものを撮ろうとしていたらしいことや
東京にいる国会議員の未亡人で華道家元・波原真理子(高峰三枝子)を
金づるにしていたという情報を得て単身東京へ向かった。


杉山は深沢から恐喝を受けているのではないかと尋ねるが
そんな不名誉な事実をやすやすと認めるはずもない。
だが杉山から「マリア」の名前が出た時真理子は一瞬表情を変えた。


田舎刑事・まぼろしの特攻隊



それ以上の収穫は得られず杉山は知覧にいる堂ノ下と合流した。
堂ノ下は特攻観音前で特攻機の整備士をしていた男(稲垣昭三)たちに
深沢が殴られていた現場に遭遇していた。
彼らは特攻隊を汚すエロ映画を作り続ける深沢が許せなかったらしい。



杉山は知覧飛行場近くで食堂を経営していた”特攻婆さん”と呼ばれるふゆ(南美江)に会い
出撃の前夜、マリアという女学生が若くしてお国のために死にに行く特攻隊のために
自らの体を捧げていたことを聞いた。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊



ふゆは、ある夜妊娠したため自殺を図ったマリアを助けたという。
杉山は役場へ行きマリアの本名が真理子であることを知り実家を訪ねることにした。




一方、深沢は坊之津に行き、マリアの父・権田治平(信欣三)を訪ねた。
そこで治平の孫娘で自殺願望がある幸子(宇津宮雅代)と出逢い
行動を共にすることにした。


田舎刑事・まぼろしの特攻隊



翌日、杉山はマリアこと権田真理子の実家へ行き治平から
父親のわからない子供を産んだ真理子を勘当し
幸子を自分たち夫婦の次女として育てたことを聞き出した。


治平は幸子が深沢と一緒に家を出て行ったと知らせたため
杉山は二人の行方を追う。
幸子の周辺を捜査するうち、彼女もまた妊娠し好きな男が死に
自殺する可能性があることがわかった。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊



深沢は幸子を実の母・真理子に会わせるつもりだろう。
杉山と堂ノ下は真理子を張り、深沢が現れるのを待ち伏せた。


その頃、深沢は幸子にマリアの映画を見せ
幸子の母親が特攻隊員のために体を捧げていたことを教えた。
自分も特攻隊の生き残りだといいマリアとの関係を匂わせる。
幸子は治平から母は亡くなったと知らされていて墓まで建てられていた。


深沢は生け花の大会で鹿児島に来ていた真理子を
特攻遺品館に呼び出すと幸子と母娘の対面をさせた。
真理子は幸子を産み捨てたことを詫びるがすぐに許せるはずもない。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊


その帰り、二人を追ってきた杉山が車から降りてきて
幸子の目の前で深沢は署まで連行されることになる。



杉山は一年前、深沢が新しいマリアものを大分で撮影するために
レンタカーを借りていたことを調べあげていた。
だが、深沢は撮影機を積んだレンタカーはそのまま盗まれたために
映画の撮影はしなかったと否定する。


そこで、杉山は深沢が所属していた部隊には深沢寛一という名はなく
特攻隊員を名乗っていた偽者であると暴いた。
しかし、深沢は沖縄へ着く前に燃料切れで不時着陸したと言い張る。


田舎刑事・まぼろしの特攻隊




深沢が大分で女を殺したという証拠がないため東京へ帰る
真理子に会うため鹿児島空港へ行った。


杉山は深沢が殺人事件と説明し全力の説得もあって真理子は重い口を開いた。


真理子は戦後、東京で偶然に深沢と再会した。
てっきり死んだものとばかり思っていた特攻隊の深沢が生きていると知り
真理子は深沢の腕をナイフで切り付けたという。
深沢に金を渡していたのはそういう経緯もあったからだ。


田舎刑事・まぼろしの特攻隊




真理子が特攻隊員にしてきた慰めを映画にしている深沢を訴えて欲しいというが
地位も名誉もある今の真理子にそれをするつもりはなかった。
杉山は深沢が特攻隊員でなくても気持ちは変わらないかと聞くが
これまで深沢を特攻隊と信じていた真理子は激しいショックを受けるが
決意が変わることなく東京へと帰って行った。



結局、決め手が見つけ出せないまま深沢は釈放されることになる。
同時に、大分で殺された被害者が東京のノモト ハルコと割れた。
杉山は最後に沖縄へ行けず戻ってきた特攻隊員は
その後死ぬまで沖縄へ飛び立たせられ続けたことを話す。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊




杉山の言葉に一瞬表情が硬くなる深沢だがそのまま署を出て行ると
幸子が待っていた…。




その二か月後、大分県の池から深沢が借りたレンタカーから
腐乱した男の死体と撮影器具が見つかる。

深沢はハルコを殺したあと、相手役の男優を殺害し
機材もろとも車に乗せ崖から落として証拠を隠滅しようとしたのだ。
だが、その中には撮影に使ったと思われるフィルムが残されている。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊


フィルムにはエロ映画と知らされていなかったハルコがラブシーンの最中に
帰ると言い出し深沢と言い合いになり絞め殺したところがおさめられていた。



ようやく動かぬ証拠が見つかり深沢は全国に指名手配された。



深沢は旅回りの沖縄舞踊をしている幸子の公演を手伝っていた。
お腹の中の子供の父親が沖縄の男だと知った深沢は
幸子に沖縄で産んだらいいと誘う。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊



二人はすぐに鹿児島から沖縄へ向かおうとしたところ
テレビのニュースを見て深沢が指名手配されたことを知った。
深沢は人目につく空港行きをやめると幸子の提案で
人気のない吹上浜へ行った。



幸子は深沢が生きている姿を見られたことで愛する真理子から罵られ
その時から死のうと思っていたことをわかっていた。
幸子もまた愛した男が亡くなり、いつも死ぬことばかり考え続けていた。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊



一人では怖いが父である深沢と一緒だったら死ねる。
深沢は幸子に生きろというが決意がかたいことがわかると
最後にもう一度沖縄舞踊の衣装を着て欲しいといい着替えるために
幸子は深沢の元を離れた。



その間に、深沢は幸子が教えてくれた沖縄の方向へ向かって
海に足を踏み入れた…。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊



深沢は死を覚悟していると思った杉山は堂ノ下と深沢の足跡をたどり吹上浜へ到着。
しかし、時すでに遅し深沢の姿は海のはるか向こうに見えた。
それに気づいた幸子が深沢のあとを追って海へ入ろうとしたため
杉山と堂ノ下は必死で彼女を止める。


日が暮れて、海から深沢の遺体が浜へ引き上げられた。
ついに深沢は偽の特攻隊員であることを真理子にも幸子にも
告白しないまま死んでいった。




田舎刑事・まぼろしの特攻隊




深沢は本気で死にゆく特攻隊員になりきり本気で真理子を抱き
そのまま彼女を愛し続けていた。
どうしようもない人生で唯一本物だったあの時。
深沢はそれを映画で表現し続けるしかなかったのだ。


深沢は34年遅れて沖縄へ向かって飛び立つが
沖縄に到着できないまま最後を迎えた。




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西村晃が特攻隊員になりすましたのは彼らに体を提供していたマリアを抱くためだけなのか
本気でお国のために死んでいく特攻隊員になりたかったのかよくわかりませんが
渥美清と西村晃の対決がいい。



今回も渥美清の迷宮入りにはさせまいとする刑事の執念が伝わってくる。
「田舎刑事」といいながらも、単なる刑事ものを超える力作となっています。


それだけに2作目もどのようにして事件を解決に導いたのか
同じ戦争体験者としてどんな言葉で逮捕までいったのか見たかった。


渥美清と加藤嘉の対決なんて見る前から絶対外さないという信頼感がある。




「田舎刑事」は三作とも、戦争が犯罪の背景に絡むんですよね。


明日、死ぬためだけに沖縄へ向かって特攻機に乗る若い隊員のために
女学生がなんの見返りも求めず体を捧げる心情もよく理解出来ませんが
まだ戦争を体験している俳優が多くいた時代だからこそ
上っ面の演技ではなくリアリティを持って演じていた分迫力がありました。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊


女学生マリアこと権田真理子を高峰三枝子がやっていて
出演時間は多くはないもののさすがに存在感があった。



あらすじだけでは語れない位の戦争を体験したものの辛さや
哀しさが画面いっぱいに表現されていた。
またそれを活かす菅野光亮の音楽も効果的。


また母に棄てられ、自分もまた未婚のまま母親になろうとしている
宇津宮雅代の薄幸そうな感じも良い。
自殺願望がありながらももし子供を産むならば
自分はどんなことをしても子供とは離れない。


父親のわからない幸子を産み落とし実家から勘当されて
しぶしぶ家を出ざるを得なかったとはいえ
実の母親に捨てられた哀しみと憎しみが伝わってくる。


さて、西村晃は前年の「江戸川乱歩の魔術師」での怪演っぷりも見事でしたが
今回の偽の特攻隊員も深い演技で引き込まれます。



西村晃とフィルムというと「殺人フィルムへの招待」ももう一度見たい。
猟奇的な内容だからかなかなか再放送されませんね。




(2019年9月20日 更新)






渥美清の田舎刑事シリーズ第三作目。



●2周年記念作品
「田舎刑事・まぼろしの特攻隊」  1979年7月7日
脚本: 早坂暁
音楽: 菅野光亮
監督: 森崎東
制作: テレパック
出演: 渥美清、高峰三枝子、宇津宮雅代、西村晃、
赤塚真人、信欣三、南美江、勝部演之、浜村純、岩城力也ほか



田舎刑事・まぼろしの特攻隊



大分市郊外の旧飛行場跡地で、セーラー服姿の女性の絞殺死体が発見された。

現場には桜の花びらと日の丸の手ぬぐいがあるだけで
被害者の身元がわかるようなものは何もなかった。


大分県警杉山松次郎(渥美清)は、身元を割り出そうと捜索願を調べるが
その中にも該当者はないまま、時が流れていった。


事件から一年後、死体の周りに散乱していた桜の花びらが
鹿児島、熊本方面のもので、被害者がブルーフィルムの
出演者であったかもしれないとわかった。




杉山がポルノの映画の製作者深沢(西村晃)を調べると、
華道家元(高峰三枝子)の名が浮かんだ。



田舎刑事・まぼろしの特攻隊










************ 田舎刑事シリーズ 記事一覧 ************


1. 「時間よ、とまれ」

2. 「旅路の果て」

3. 「まぼろしの特攻隊」






            
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「なんでも屋探偵帳・潜入!旅一座化粧の下に潜む血塗られた恨み節」 (1997年)  シリーズ第3弾

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 09/ 20
                 
土曜ワイド劇場での「なんでも屋探偵帳シリーズ」の3作目。


●「なんでも屋探偵帳③・潜入!ワケあり旅一座女形殺しの真犯人は!?
化粧の下に潜む血塗られた8年前の真実を暴く恨み節!」
1997年9月20日
脚本: 峯尾基三
監督: 北畑泰啓
制作: スタッフアズバーズ
出演: 小林稔侍、宮崎淑子、佐藤B作、
佳那晃子、なべおさみほか




なんでも屋・胡桃五郎(小林稔侍)の妻・愛子(宮崎淑子)は、
旅役者の明日香(建みさと)から代役を依頼されて
明日香の母・市村寿世(佳那晃子)が座長をつとめる
大衆演劇「市村寿世一座」の舞台に立っている。



愛子はすっかり一座にはまってしまい、
店の方は従業員任せですっかりと入れ込んでしまっていた。



なんでも屋探偵帳Ⅲ・潜入!旅一座 化粧の下に潜む血塗られた恨み節」



その一座の女形・右京(篠井英介)が絞殺され
凶器の腰ひもが愛子のものだったことから
所轄の久松警部(田山涼成)に容疑者扱いされてしまう。



愛子は釈放されたが、真相を究明しようとした五郎は一座に潜入。
右京の遺品の中から男性の白骨死体について報じられた新聞の切り抜きを発見。
被害者は元劇団員・寿太郎(池中探)で、八年前に寿太郎は地上げされた一座の
小屋の立ち退き料を持ち逃げしていたという。


やがて座員の南條小弥太(佐藤B作)が当時地上げを担当した
建設会社の元社員であることが判明する。



五郎は小弥太から左遷させられたことがもとで会社を辞めて離婚をし、
寿世の小屋に入るまでのいきさつを聞き出した。


なんでも屋探偵帳Ⅲ・潜入!旅一座 化粧の下に潜む血塗られた恨み節」




寿太郎の死が今回の事件の発端であるとにらんだ五郎のところへ、
差出人不明の呼び出し場が届いた。
行ってみると誰もおらず、五郎は暗がりの中で背後から何者かに首を絞められた。



待機していた山下(なべおさみ)らが襲われたところの写真をとっており、
犯人は逃げたものの五郎は命を落とさずに済んだ。
現像してみると写っていたのは小弥太だった。



その証拠をつきつけると小弥太は六年前の事件の真相を語りだした。



会社員時代に小弥太が地上げして手に入れた金に目がくらんだ寿太郎が、
それを持ち逃げしようとしたために小弥太が金槌で殴りつけて殺した。


なんでも屋探偵帳Ⅲ・潜入!旅一座 化粧の下に潜む血塗られた恨み節」



その後、行方不明となっていた寿太郎の白骨死体が発見されたことで、
右京が寿世を強請ってきたために小弥太が殺害したのだった。
罪を認めた小弥太はその場で逮捕され事件は解決したようにみえた。



しかし、五郎は小弥太が自分の首を絞めた時の位置と、
右京の首に残されたそれの位置が違うことに気がつき、
右京を殺害したのは小弥太より背の低い寿世の犯行であり、
彼女を愛する小弥太はかばったのだとわかった。


なんでも屋探偵帳Ⅲ・潜入!旅一座 化粧の下に潜む血塗られた恨み節」



五郎は寿世に会いそれを確かめた。
彼女は寿太郎と右京は自分が殺したことを認めた。









************ なんでも屋探偵帳シリーズ ************

1. 「なんでも屋探偵帳・血塗られた死亡診断書が明かす遺産相続の秘密」

2. 「なんでも屋探偵帳2・隅田川に浮かんだ恩師の死体!万歩計があばく血塗られた連続殺人の秘密!!」

3. 「なんでも屋探偵帳Ⅲ・潜入!旅一座 化粧の下に潜む血塗られた恨み節」








                         
                                  
        

「混浴露天風呂連続殺人・湯煙に消えた女三人旅」 (1986年)  混浴露天風呂シリーズ第5作

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 09/ 20
                 
混浴露天風呂シリーズ第5弾。



●「混浴露天風呂連続殺人・湯煙に消えた女三人旅
田沢湖から乳頭温泉へ」  1986年9月20日
脚本: 篠崎好
音楽: 井上大輔
監督: 脇田時三
制作: テレパック
出演: 古谷一行、木の実ナナ、新藤恵美、大信田礼子、
金田竜之介、今井健二、常田富士男、南原宏治ほか



左近太郎警部(古谷一行)との結婚を控えた山口かおり(木の実ナナ)は、
スナックで知り合った人妻・川久保節子(新藤恵美)と朝倉きぬ江(大信田礼子)の三人で、
田沢湖から乳頭温泉への旅に出かけた。


混浴露天風呂連続殺人・湯煙に消えた女三人旅




ところが、田沢湖できぬ江が殺されてしまい、かおりは駆けつけた左近とともに捜査を開始する。





解剖の結果、きぬ江は妊娠していたことが明らかになるが夫の・英夫(潮哲也)は無精子症だった。
英夫はアメリカに出張しており、知らせを受けて急きょ帰国し
きぬ江の浮気を疑い私立探偵(浅見小四郎)を雇っていたことが明らかとなった。




混浴露天風呂連続殺人・湯煙に消えた女三人旅



そこから、きぬ江のお腹の子の父親が節子の夫・守(河原さぶ)だとわかる。
かおりは同宿の女子大生・早苗(紗貴めぐみ)から
殺される前にきぬ江と節子が激しい口論をしていたという証言を得たため
田沢湖署のイトウ(井上博一)らはきぬ江に守を寝取られた節子の犯行ではないかと疑った。



だが、その節子にも今回の旅を世話してくれた旅行代理店の佐竹(坂田祥一郎)と不倫関係にあり、
守との結婚生活を続けながらも年下の佐竹との恋愛を割り切って楽しんでいた。
節子は佐竹と密会をするために今度の女三人旅を計画していたのだった。



混浴露天風呂連続殺人・湯煙に消えた女三人旅



きぬ江殺しの犯人が見つからない中、今度は容疑者のひとり節子も何者かに殺された。



かおりは佐竹から節子の死体が発見されたそばで釣りをしていた、
黒岩憲太郎(今井健二)と一之瀬元(南原宏治)が怪しいという情報を受け
調べてみるが不審な点は見当たらなかった。



左近は、守と英夫の態度が妙によそよそしいのに気がつき東京へ戻り二人の身辺を調査した。




混浴露天風呂連続殺人・湯煙に消えた女三人旅




その頃、誰かを強請った電話をかけた早苗の姿が消えてしまったと騒ぎになっていた。
現地に舞い戻った左近は、一連の事件の犯人は英夫と守であると暴く。




二人は三年前、出張先の海外で出逢っており初対面であるというのは嘘だった。




エリートコースを歩み重役の座が目前に迫っていた英夫にとって、
不倫相手の子を身ごもったことで離婚を迫るきぬ江が邪魔な存在になっていた。
守と会った英夫は、自分と同じように佐竹と不倫を楽しむ節子に手を焼いていた。
だが、守は遺産を継いだ節子とは離婚をしたくない。


混浴露天風呂連続殺人・湯煙に消えた女三人旅




そこで、英夫は交換殺人を持ち掛け、英夫がアメリカにいる間に守がきぬ江を殺し、
守にアリバイをつくったうえで、英夫が節子を殺害した。
ところが節子殺しの現場を早苗が目撃してしまった。



早苗はこっそりとそれを左近に伝え、英夫に脅迫電話をかけたため
英夫と守は早苗を殺そうとしたのだが失敗してしまい
二人が自分を殺そうとしたと告発されてしまう。






※※※ 混浴露天風呂シリーズ ※※※


1. 「露天風呂連続殺人・婚前奥伊豆旅行」

2. 「混浴岩風呂連続殺人・にせ夫婦東北ツアー」

3. 「北海道十勝岳連続殺人・未亡人開放ツアー」

4. 「女子大生秘湯ツアー連続殺人・上州路に消えたヌードギャル」

5. 「混浴露天風呂連続殺人・湯煙に消えた女三人旅、田沢湖から乳頭温泉へ」







                         
                                  
        

「真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶないぼくとぼくらの夏」 (1990年)  樋口有介 『ぼくと、ぼくらの夏』

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 09/ 15
                 
女子高生が相次いで変死を遂げた。
刑事の息子とやくざの娘が死の真相を解明するために探偵を開始する。


樋口有介の青春ミステリーを大沢健&浜田万葉のフレッシュなコンビでドラマ化。
雑感は文末で。



●「真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない
ぼくとぼくらの夏」  1990年9月15日
原作: 樋口有介  ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)
脚本: 佐伯俊道
音楽: 近藤浩章
監督: 石山昭信
制作: 大映テレビ
出演: 江守徹、松原智恵子、大沢健、浜田万葉、
あめくみちこ、中村綾、土屋嘉男、竹田巧ほか



深大寺高校に通う岩沢訓子(長瀬静香)が橋の上から転落し死体となって発見された。
訓子は妊娠しており、遺書が残されていたことからそれを苦にした飛び降り自殺とみられた。



事件を担当した府中南署の戸川秋雄(江守徹)は妻(新藤恵美)と離婚し、
ひとり息子の春一(大沢健)と二人暮らし。
春一は同級生の酒井麻子(浜田万葉)から
妊娠させた男が訓子を殺したのかもしれないと言われ、
二人は真相を探るため探偵をはじめた。



真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏




麻子は酒井組の三代目・春代(松原智恵子)の長女で、
春代は秋雄から取り調べを受けているという関係だった。
麻子と春一は組の秀さん(土屋嘉男)から秋雄と春代が同級生で、
かつて恋愛関係にあったことを知らされた。






学校では死んだ訓子が妊娠していたとあり会議が開かれた。
担任の女教師・村岡久美子(あめくみちこ)も訓子の妊娠には気がつかなかった。
教師の風見(竹田巧)は女癖が悪く理事長(大林丈史)から
訓子との関係を問いただされるが否定する。




真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏



春一と麻子は訓子が渋谷のディスコ・ピンクキャットに出入りしていたことをつかみ、
暴走族から訓子が新井恵子(山口裕子)と一緒にいたという証言を得る。
麻子は仲が悪かった訓子と恵子が同じディスコにいたということに違和感を覚えた。



二人はさっそく、恵子にそのことを確かめに行くが、その夜、恵子はひき逃げされてしまう。
彼女が春一たちと会ったあとに一旦帰宅し、
電話で誰かと話した後に家を飛び出し車に轢かれていた。



真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏




さらに麻子の友人の雨宮キミエ(中村綾)から、訓子が風見の車に乗っているところを見たと聞き、
春一と麻子は風見が訓子を妊娠させスキャンダルを恐れて殺したのかもしれないと考えた。




真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏


春一が風見の自宅へ行くと、そこには秋雄も来ていた。
風見は留守だったが、秋雄が彼の車を調べるとウインカーが故障していて、
ひき逃げ現場にあった破片と一致した。



警察に呼び出された風見は、訓子、恵子と男女関係があったことを認めたが、
殺しについては否定する。


真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏




風見には事件当時のアリバイもなく、状況証拠は揃い過ぎているが
春一にはそれがかえって不自然に思えた。
キミエがタイミングよく訓子が風見と車に乗っているところを見たという話も、
刑事の息子の春一に話せばそれが秋雄に伝わり風見にへの容疑が濃くなる。


一方、秋雄の方は担任の久美子に惚れてしまいデートまでする仲になっている。
教え子たちが次々に殺され、久美子は心配のあまり秋雄から捜査の進展具合を尋ねた。



真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏




キミエに疑いを持ちはじめた春一たちは彼女の行動を探ることにした。
すると、キミエもピンクキャットに行き、メモを受け取ると店を出ようとする。
二人の尾行に気がついたキミエが振り切るように走り出した時、
車にはねられてしまい病院に運ばれた。






メモには渋谷のラブホテルの部屋番と時間が記されている。
麻子が行ってみると東府市役所の建設課長・中川正樹(信実一徳)が入ってきて、
春一はピンクキャットが高校生売春の根城だったことを掴んだ。




真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏


建設会社の社長でもある理事長は公共事業の便宜を図ってもらうために
中川に女子高生たちを提供していたのだ。
春一は理事長の秘書と名乗って久美子をピンクキャットに呼び出した。



一連の事件は理事長と愛人の久美子の犯行だった。



理事長は自分の利益のために売春組織を作り、久美子を利用して女子高生を集めた。
だが、訓子が妊娠してしまい久美子に相談すると、組織の発覚を恐れ自殺に見せかけて殺害。
久美子は訓子の字を真似て簡単な遺書を作った。



真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏



ところが、麻子が訓子の自殺に疑問を抱き恵子を追求したことから、
久美子が風見の車のキーのコピーを作り理事長が恵子をひき殺す。
そして、キミエを使って春一に風見に容疑がかかるよう証言させた。







春一は久美子にそれらをつきつけ自白させようとしたところへ、
動きをかぎつけた理事長がやってきて春一をビルの屋上から突き落とそうとした。
そこへ秀さんを従えた春代が乗り込んできて、理事長をやっつけた。



真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏



秋雄らに逮捕された久美子は全てを話した。


彼女を水商売から救い出し今の学校に世話したのは理事長だった。
父を早く亡くした久美子は年の離れた理事長に憧れを抱き男女関係になった。
そして、彼の事業を成功させるために売春と殺人に協力してしまった。



久美子に惚れこんでいた秋雄はすっかりショックを受けていた。
捜査の進展具合を聞き出すために近づいてきた久美子を愛してしまい、
しかも、その間に春一と麻子が真相を解明してしまう。



そろそろ、夏休みも終わり新学期が始まる。



真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏



事件を通じて春一と麻子の間にも恋が芽生え始めた。








ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)



自分が持つ土曜ワイド劇場のイメージにはないドラマでしたが面白かったです。


出演者の欄を見ると、江守徹や松原智恵子が軸になっているのかと思ってましたが、
高校生を演じた浜田万葉とボーイフレンドの大沢健がメインとなり話が進んでいきます。


ベテランたちが若い二人の脇を固める感じで新鮮味が感じられた。



真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏


そんなに期待せずに見たのですが、浜田万葉の弾けるようなイキのよさとはつらつさを持つ
お茶目でおてんばな女子高生は魅力的。




真夏の女子高生連続殺人・甘くてあぶない ぼくとぼくらの夏


彼女をサポートする大沢健との関係性が生き生きと描かれていた。
若いってホント素晴らしい!!って思ってしまった。


しかし、大沢健細すぎ!



二時間ドラマというとシリーズものの再放送が目立ちますが
単発ももっともっと見たい。
面白い作品が沢山あるのになぁ~。








                         
                                  
        

2019リーグ第26節 FC東京戦

category - 鹿島アントラーズ
2019/ 09/ 15
                 
■Jリーグ 第26節 鹿島アントラーズ 2-0 FC東京
2019年9月14日(土)カシマサッカースタジアム 19:03キックオフ/27,285人

【スタメン】
GK クォン スンテ
DF 小泉 慶、ブエノ、犬飼 智也、小池 裕太
MF 三竿 健斗、レオ シルバ、セルジーニョ、白崎 凌兵
FW 土居 聖真、伊藤 翔


【控え】
GK 曽ケ端 準
DF 内田 篤人、チョン スンヒョン
MF 永木 亮太、遠藤 康、名古 新太郎
FW 上田 綺世


【得  点】 2分 ブエノ、78分 セルジーニョ

【交  代】 46分 白崎 → 名古、70分 伊藤 → 上田、81分 三竿 → スンヒョン



ルヴァンカップの浦和戦に続いて、リーグではFC東京との首位攻防戦。
どの試合も大切なことにはかわらないけど、重要度の高い試合が立て続けに来ているアントラーズ。


浦和戦の2戦目も、1戦目の後半の勢いをさらに強めて相手が来てかなりきつい試合だったけど
なんとか次の川崎戦に駒を進めてホッとしました。
見ていてスリリングでヒリヒリさせられるいい試合だった。
浦和はリーグでの不調が嘘のように鹿島の時は強度を高めてくる。


そして、昨日のリーグ戦、勝てば1差に、負ければ7差になるという絶対に落とせない試合。
ここで勝つのか負けるのかによって今期の優勝の可能性が大きく違ってくる。
私は行きたかったけど残念ながらBS観戦。
選手バスがスタジアムに到着した時サポーターの出迎える風景を見て胸が熱くなりました。


その大きな期待感に応えるように開始早々にセットプレイから点が入ったのには驚きました。
いつしか、なかなかセットプレーでの得点がなくなり膠着した試合で得点出来なくなっていたので、またセットプレーから得点が出来るようになってきてらしさが戻ってきたようで嬉しい。


相手が前の選手のスピードを活かして攻め込んでくる試合展開になるのではないかと思っていたので、試合が始まってすぐにリード出来たのは大きなポイントになったと思います。
しかも、レンタル復帰した時には正直なぜ戻したのかわからなかったブエノの得点。
今年まさかスタメンに定着するまでになるとは思ってはいませんでした。
嬉しい誤算です。


シーズン初めはCB補強が必要と思ってましたが、その穴をブエノが埋めつつあります。
彼はスピードもあるしさらなる成長に期待。
またDFリーダーとなった犬飼の活躍も見逃せない。
顔つきも以前とは違って凛々しくなってきたし、発言からも自分が任されていることについての覚悟が感じられます。
あとは、SB二人が試合を重ねることによってもっと成長してくれれば。



前半はいい形で終えられましたが、コンディションの問題?からか白崎が交代。
相手もプレッシャーをかけ始めてきますが、決定力がなく救われました。
もちろんスンテが防いでくれたという事もデカかったですが失点しないまま我慢できたのが良かった。


そして、セルジの鮮やかな追加点。
ここで相手の心も折れるかと思いましたが、そこは首位を独走していただけあって手を抜いてはこなかったですね。
セルジももう1点決められそうだったのに止められてしまった。



さて、スポーツ紙などではすでに取り上げられていますが、ベンチで出番を待つ選手も下がった選手も一生懸命に味方を鼓舞したりアドバイスしている姿を見てチームの一体感が感じられました。
ああいう光景はもっと鹿島を応援しようと熱くさせられますし、チームの状況がいいんだなと実感させられます。


前に大岩監督が「我々は11人だけではなく18人で戦っている」とコメントしてたことがあるのですが、本当にベンチやベンチ外の選手、もっというならば鹿島アントラーズというクラブ全体で戦っているっていうのが表現されていますね。



白崎(?)と健斗の怪我が気になりますが、次はACLの広州恒大というこれまた落とせない試合が続く。
選手の体調面が気がかりですが体力的には厳しくても精神面は充実しているはずだし、気候も涼しくなってきてホームが続くので総力戦で頑張って欲しい。