FC2ブログ
2019/03/21
2019/03/20
2019/03/17
2019/03/16
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

Recent Post

        

松本清張の「鉢植えを買う女・上浜楢江32歳、寂しい女の予期せぬ完全犯罪」 (1993年)

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 03/ 21
                 
松本清張の一周忌の特別企画。
社内の人間に金を貸していたハイミスOLに近づいてきた男性社員。
その目的はOLの貯金だった…




●松本清張スペシャル
「鉢植えを買う女・上浜楢江32歳 寂しい女の予期せぬ完全犯罪
もうあなたを離さない…」  1993年12月11日
原作: 松本清張  『鉢植えを買う女』  影の車: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム) 収録
脚本: 吉田剛
音楽: 小六禮次郎
監督: 出目昌伸
制作: 東北新社、霧企画
出演: 池上季実子、布施博、秋本奈緒美ほか
ナレーター: 岸田今日子





上浜楢江(池上季実子)は、シグマ精密機械の総務課に勤める独身OL。
男性社員たちは堅物で32歳のハイミスの楢江には見向きもせず、
楢江も結婚はあきらめて彼らに月20%の利子で金を貸して
着実に資産を増やし続けていくのが楽しみな人生だった。



楢江は沢山の人形や植木鉢の花を買い集めては部屋に飾り、
それらに話しかけることで孤独を紛らわしている。
男気のない楢江はその生活が続くように思われていた。



「扇の国、日本」@サントリー美術館




そんな楢江にも密かに思いを寄せる人物がいた。
相手は同期の森肇(羽場裕一)だが、
森は後輩の阿部奈緒子(秋本奈緒美)と結婚間近だった。



ある日、楢江の噂を聞きつけた経理課の杉浦淳一(布施博)が金を貸して欲しいと言ってきた。
33歳で独身の淳一は経理課に勤めるもののギャンブル狂の遊び人で
借金の返済のために何が何でも金を工面する必要があった。
しかし、金に関してはシビアな楢江は淳一の経歴から
わずかな金額しか貸せないことを告げる。



楢江は森にも金を貸していて、結婚前に森は二十万円を返済してきた。
森は楢江が万が一のために借用書のコピーを全て取ってあることを知っていて、
楢江にそのことを確かめてきた。
森に気がある楢江は結婚のお祝いにコピーを返すことを約束した。


鉢植えを買う女・上浜楢江32歳、寂しい女の予期せぬ完全犯罪




そして、最後に森に金を貸す関係は辛いことを打ち明けて
もう自分からお金を借りないで欲しいと本心を告白した。
このやりとりを淳一はひそかに立ち聞きしていた。



昼休み楢江は約束通り森に借用書のコピーを返すために
人形を買いその中にコピーを入れた。
そこへ同僚と一緒に奈緒子が通りかかりいい年をして
人形を買う楢江を笑いものにする。



楢江が人形を森にプレゼントしようとしていることを話すと、
プライドの高い奈緒子は自分から森に渡すからと言い、
楢江の手から人形をもぎ取ると公園のゴミ箱に捨ててしまった。




奈緒子たちが立ち去ると楢江はゴミ箱から人形を取り出した。
そこへ彼女のあとをつけて全てを見ていた淳一が近づいてきた。
淳一は楢江が森に好意を持っていることを知っているといい、
自分が森の代わりになってやると言った。




鉢植えを買う女・上浜楢江32歳、寂しい女の予期せぬ完全犯罪





やがて、森と奈緒子の結婚式が挙げられた。




結婚の費用などで森はローンの返済に追われ再び楢江に借金を申し込みに来た。
今回は急な申し出で金の受け渡しは業務終了後、楢江の部屋で行うことになった。
部屋で待機していた楢江の部屋に、淳一が押しかけてきた。




そこへ約束通りに森が現れたため、楢江は淳一が来ていることを隠し部屋に招き入れようとする。
だが、訪問者は森だけではなく不審な電話を受けた奈緒子も押し入ってきた。
楢江を毛嫌いしている奈緒子は森が金を借りることを快く思ってはいなかった。
夫婦は口論となり、楢江は奈緒子のプライドをズタズタにしてこれまでの仕返しをした。



謎の女を装って奈緒子に電話をし、森の行動に不信感をもたせて、
二人が鉢合わせるように仕組んだのは楢江の仕業だった。



鉢植えを買う女・上浜楢江32歳、寂しい女の予期せぬ完全犯罪



森と奈緒子が部屋から出ていくと、一部始終を聞いていた淳一は楢江の罠に気づいた。
楢江は淳一が色仕掛けで金を借りようとしていることを承知していたが、
撃退出来ずについに体を許してしまう。
これまで男に縁がなかった楢江にとって淳一は初めての男性だった。



翌日は淳一のギャンブルにつき合い50万円融資することを承諾。



鉢植えを買う女・上浜楢江32歳、寂しい女の予期せぬ完全犯罪




楢江は淳一がギャンブル好きで性質の悪い業者から借金をしていることを知りながらも、
彼にはまってしまい、次第に一人きりの生活が耐えられなくなってきた。







はじめはいい金づるが出来たと思っていた淳一も、
そんな楢江を邪魔に思うようになってきた。



そして、ある日淳一は会社の金庫から一億円を持ち逃げすると、
楢江の部屋にやってきて金を返すと言い出した。




鉢植えを買う女・上浜楢江32歳、寂しい女の予期せぬ完全犯罪



その金が会社のものだと知った楢江は返すように淳一に要求し、
大金とともにどこかへ姿をくらまし気ままに行きたい淳一との間で口論となり、
部屋から出ていこうとする淳一を過って殺してしまった。



週が明けて会社では持ち逃げ事件が発覚し大変な騒ぎとなっていた。
楢江と淳一の関係は二人以外に知る者はなく、
まさか彼女の部屋で死んでしまったとは誰も考えはしない。



楢江は総ヒノキのバスタブに淳一を隠しプランターの土で覆い
彼を永遠に自分のものにしていた。



一年後、淳一の消息は杳として知れずいつしか事件は忘れ去られていく。
楢江は郊外に土地付きの一戸建ての新居を構えて
淳一の養分を吸った土で庭を作り沢山の花を咲かせた。


鉢植えを買う女・上浜楢江32歳、寂しい女の予期せぬ完全犯罪





こうして楢江は思わぬ形で大金を手に入れ、完全犯罪を成立させた。



(2019年3月 更新)




●松本清張スペシャル
「鉢植えを買う女・上浜楢江32歳、寂しい女の予期せぬ完全犯罪
もうあなたを離さない」  1993年12月11日
原作: 松本清張  『鉢植えを買う女』  影の車: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム) 収録
脚本: 吉田剛
監督: 出目昌伸
制作: ギャラクシーワン
出演: 池上季実子、布施博、秋本奈緒美ほか



松本清張の鉢植えを買う女




ベテランのOL上浜楢江(池上季実子)は、親しい友人もなく
都会で金だけを頼りに孤独な生活を営んでいた。
これまでコツコツと貯めた金を会社の同僚たちに貸しては、
利子を取り財産を増やし続けている。


その金で人形や植木鉢の花を買い集めては部屋に飾り、
それらに話しかけることで孤独を紛らわしている。
男気のない楢江はその生活が続くように思われていた。



ところが、ある日経理課の社員・淳一(布施博)が楢江に近づいてきたことから、
地味だった彼女の生活が大きく変化していく。

松本清張の鉢植えを買う女




彼の狙いは楢江がため込んでいる金だった。
淳一はギャンブル狂であり、楢江は淳一と付き合う事で
女として開花しながらもやがては人生を狂わされていく…。






影の車: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫プレミアム)






※※※ 松本清張作品記事一覧 ※※※


■ 「ガラスの城」

■ 「声・ダイヤルは死の囁き」

■ 「顔・死の断崖」

■ 「犯罪広告」

■ 「聞かなかった場所」

■ 「種族同盟・湖上の偽装殺人」

■ 「紐・恐怖の大回転遊覧車」

■ 「帝銀事件・大量殺人!獄中三十二年の死刑囚」

■ 「地の骨・犯罪大学・入試問題を拾った女」

■ 「駆ける男」

■ 「白い闇・十和田湖偽装心中」

■ 「小さな旅館」

■ 「死んだ馬・殺人設計図」

■ 「山峡の章・みちのく偽装心中」

■ 「地方紙を買う女・昇仙峡囮心中」

■ 「書道教授・消えた死体」

■ 「風の息・事故か!謀略か!もく星号三原山墜落の謎」

■ 「事故・国道20号線殺人トリック」

■ 「駅路・謎の伊勢路殺人旅行」

■ 「危険な斜面・白骨になった女」

■ 「殺人行おくのほそ道」

■ 「寒流・銀行を手玉にとった女」

■ 「溺れ谷・蜂は一度刺して死ぬ!」

■ 「連環・偽装心中をあばく女」

■ 「熱い空気・家政婦は見た!夫婦の秘密」

■ 「断線・新妻を棄て、愛人を殺し年上の女と心中した男」

■ 「葦の浮舟・奥飛騨―東尋坊密会の旅」

■ 「証言」

■ 「高台の家・美しい未亡人の妖しいサロン」

■ 「黒い樹海・京都密会の旅殺人事件」

■ 「黒い空」

■ 「数の風景」

■ 「一年半待て」

■ 「霧の旗・獄死した兄は真犯人じゃない! 女の肉体を賭けた復讐の旅立ち」

■ 「鉢植えを買う女」

■ 「状況曲線・巨大談合組織の黒い殺人!男と女が欲望の罠にはまる…」



            
スポンサーサイト
            
                                  
        

「ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて…」 (1993年)  藤本義一 『ふたつの町のひとりの女』

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 03/ 20
                 
土曜ワイド劇場の資料なんかを見返していると、まれにピンときて目に留まる回がある。
するとそれが再放送される確率が高いことに気がついた。


「ふたつの町のひとりの女」もなんだか気にかかって去年の10月に記事を公開してみた。


この時は、シリーズものではないし単発作品としても特に見たいと噂にあがるものでもないので
再放送される可能性はほぼないかなとも思っていたのだが、
なぜか突然3月4日にテレ朝チャンネルで放送され驚いた。





●「ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁
真っ赤な爪に誘われて…」  1993年10月30日
原作: 藤本義一  ふたつの町のひとりの女
脚本: 橋本綾
音楽: 渡辺俊幸
監督: 出目昌伸
制作: 東映
出演: 桃井かおり、三田寛子、伊原剛志、
織本順吉、北村総一朗ほか




相馬丈二は東京近郊の中学で美術教師をしている。
ある日、叔父の黒田崇行(織本順吉)に頼まれて
小木康子(桃井かおり)という女を駅まで迎えに行った。



ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて




康子を黒田家まで連れていった丈二はそのまま二人の婚姻の立会人となる。






町一番の大地主で資産家の黒田の結婚はたちまち噂の的となった。
しかも若くて派手な身なりの康子は静かな暮らしを営む人々にとっては異質で、
財産目当ての結婚だと好奇の目にさらされる。



役所に勤める中沢里美(三田寛子)は丈二に恋をしていて、
将来は一緒になる心づもりでいた。
康子の存在はそんな里美の心をかき乱し敵視するようになっていく。



ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて



康子の登場をきっかけに黒田の家へ足を運ぶようになった丈二は、
ふたりがキャバレーのホステスと客として出会ったことを知って驚いた。
しかし、明るく無邪気な康子はそんなことは気にせず隠す様子もない。






水商売あがりの康子だが、丈二には二人の夫婦関係はうまくいっているように見えたが
康子が結婚の条件として第1と第3の土日に東京へ行き家を空けていて、
黒田がその事で後悔していることを知った。



ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて




この時は二人の仲を心配した丈二だったが、明るい立ち振る舞いの康子との生活はにぎやかで楽しく、
いつしかそんなモヤモヤは吹き飛んでしまっていた。






そんなある夜、突然丈二の家に康子が押しかけてきて
パーティーをしようと料理を作りだした。
彼女の不思議な魅力にいつの間にか心を奪われていた丈二はまんざらでもない。



そこへ里美が訪れ気まずい雰囲気になるが相変わらず康子は意に介す様子もなく
酔った勢いで丈二と歌を歌い夜を楽しんだ。



ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて



里美が酔いが回った二人を車で黒田の家まで送って行くと屋敷から銃声が聞こえた。






慌てた三人が屋敷に入ると、猟銃を手にした黒田が棒立ちとなり
タクシー運転手の飛田(立木三貴)が胸を撃たれて死亡していた。
丈二は飛田の死体を見た康子が一瞬笑みを浮かべるのを見逃さなかった。



ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて




黒田は宮坂刑事(北村総一朗)に大川署まで連行されていった。




その夜、黒田は猟に出かけるために銃の手入れをしていた。
物音がして動物の気配を感じた黒田は誤って飛田を打ってしまい正当防衛を主張。
警察もふたりの接点がないことや、飛田がナイフを所持していたことから
処分保留のまま黒田を釈放することとなる。





しばらくして、丈二は大学時代の先輩(斉藤暁)のアトリエがある房総へ行った。
そこで海を眺める車いすの男と康子そっくりな女を目撃。
派手な身なりの康子とは違い、落ち着いた印象だったが顔立ちも年齢も康子と同じだ。







気になった丈二はふたりのあとをつけて浦川商店という店へ入っていく。
出迎えたのはあの康子に瓜二つの女だった。
タバコを買うが女は丈二の顔を見ても顔色一つ変えることなくひとりの客として対応する。





先輩宅へ行った丈二は車いすの男が浦川(斉藤洋介)で女は妻の敏子であり、
元漁師の浦川が三年前に敏子が海へ身を投げようとしたのを救い
その時の事故がもとで車いす生活をしていることを知った。



ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて



敏子は生活を支えるため東京へ働きに行っており月に4、5日しか帰ってこないという。
それを聞いた丈二は二人が同一人物であるのではないかと疑うが、
敏子を見た日は水曜日であり土日に屋敷を空けている康子とは別人ということになる。



そう思いつつも一度わいた疑念は簡単には消えず、
丈二は黒田に電話して康子を呼び出すがスーパーに買い物に出かけていて不在だった。
近所への買い物と聞いた丈二は別人であると確信を深める。





丈二は里美に浦川と敏子が本当に結婚しているかを確かめさせ、
戸籍上も夫婦であることを知りホッとしたが…。




ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて



やがて、黒田が早朝、崖の上から転落して死亡するという事件が発生。
新婚生活わずか三か月で康子は未亡人となってしまう。



宮坂は事故とも自殺、他殺ともわからず複数の線で捜査を進める。
丈二は黒田の死亡前に屋敷を訪れた時に、黒田が嫌がる康子の体を要求し、
あることを康子が仕向けたために黒田が実行したと口走っていたのを聞いてしまっていた。
康子から誘惑された丈二は黒田の死後、肉体関係を結んでしまう。




葬儀で喪服を着て地味な印象となった康子を見た丈二の胸のうちに、
忘れていた疑惑が持ち上がり始めた。



ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて



丈二は誰にも告げず、別の場所に住むよく似た二人の女の事を調べ始める。
そこで、康子と敏子が同じ人間であることがわかり重い気持ちを抱えて家路へと着く。
同じ人間が二つの戸籍をもてるはずはなく、本物の小木康子の消息が気にかかる。





一方、康子の元に脅迫状が舞い込んだ。
浦川と結婚している敏子が黒田の財産目当てに康子を殺してなりすましたと告発している。
差出人が丈二だと考えた康子こと敏子は、毒入りのビールを手にして部屋に押しかけた。



ところが、丈二は身元を調査したことは認めたが最後まで調べたわけではなく、
脅迫状を送ったのは自分ではないという。
真実がわかっても自分のことを心配してくれる丈二を殺すことが出来ず、
敏子は黒田の遺産をもらうつもりはなく初七日が過ぎたら房総へ帰ると言い残し、
毒が入ったビールを流しに捨てて屋敷に戻った。



ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて




脅迫状の存在を知った丈二は、里美を呼び出した。
丈二を愛する里美は浦川敏子を調べて欲しいと言われて彼女の存在が気になっていた。
そこで敏子の身元をあらい敏子と康子が同じ店に勤めていて、
飛田と三角関係にあって、ある日突然康子が行方不明になっていることから
康子が殺されたのだと推測し脅迫状を送っていたのだ。




里美は当時の写真を手に入れており、小木康子と敏子が似ても似つかない別人であり、
敏子が康子になりすまして黒田と結婚しているという事実が決定的なものとなる。





丈二と里美は黒田の家へ行き、観念した敏子は事件の全貌を語りだした-。





つとめを終えた敏子が帰宅すると、口論から飛田が康子を突き飛ばし殺害してしまっていた。
敏子は飛田から強要されるままに康子の死体を雑木林に埋める手伝いをさせられた。




警察にも行けずにいた敏子は房総の崖から自殺を図ろうとしたが、
通りかかった浦川によって命を救われる。
これがキッカケで敏子は浦川と結婚し治療費を稼ぐために東京へ働きに行っていた。




そこへ、敏子の居所を探し当てた飛田が接触してきて、
敏子に康子の戸籍を使って資産家の黒田と結婚するように脅される。
飛田は黒田を殺害して敏子を介して莫大な財産を手に入れようと画策していた。



ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて



こうして黒田と結婚した敏子は、脅迫者飛田に消えて欲しかった。
そこで普段は早く眠る黒田に猟銃の手入れをするように仕向けて、
彼を殺そうと侵入してきた飛田を殺させようとした。



黒田は猟銃を撃つ前に飛田から財産乗っ取り計画を聞き出し、
敏子が黒田に夜、猟銃を手入れするように言ったわけを知った。



黒田が寝入っているところを刺殺しようとした飛田を、
起きていて猟銃を手にしていた黒田が誤って殺してしまう。
黒田の正当防衛に見せかけて、飛田を消してしまおうと計画したのだ。



この時、アリバイを作るために丈二のところへ行っていた敏子は、
帰宅後、計画通りことが運んだことを知り飛田の死体を見て思わず笑みを浮かべてしまった。







ところが、黒田は敏子の計画を見抜いており
そこで敏子がそうなるように仕向けたからやったのだと言い、
抵抗する敏子を無理やり押し倒して意のままにしたのだった。



敏子は脅迫者を消したが、別の脅迫者が生まれただけだという。



康子が敏子のなりすましと知った黒田は、
派手なキャバレーあがりの康子に扮した敏子と、
本来の人妻・浦川敏子の両方を味わおうと服を着せ替えたりして楽しんでいた。



そして、もう浦川の元には帰さず黒田康子として一生この屋敷で生きていくことを強いた。
耐えられなくなってきた敏子は、新しい脅迫者・黒田の殺害を決意し
早朝に崖のうえから事故に見せかけて突き落とした。




敏子は事件の真相を知っている丈二と里美が揃っていることから
黒田の猟銃を取り出して二人を射殺しようとした。


ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて




丈二はとっさに自分が知っている全てを宮坂刑事宛てに手紙で託したと嘘をつき、
敏子も二人の殺害を諦めざるを得なかった。



飛田に利用され殺人に手を染めた敏子に同情した里美は、
手紙が到着するまでにあと一日あるといい敏子を警察に突き出すことをしなかった。
敏子は車に乗り、残された時間を最愛の夫と過ごそうと
猛スピードで房総まで車を走らせた。




ところが、途中で真っ赤なマニキュアを落とすことを忘れていたことに気がつく。



ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁・真っ赤な爪に誘われて




水商売上がりの康子の匂いを残して浦川に会う事は出来ない。
敏子は運転しながらも必死に除光液を探し
ようやく見つけ出した時には目前に大型トラックが迫って来ていた!



急いでハンドルを切った敏子が乗った車は、そのまま崖下に転落し大炎上となった…。




黒田康子という女は死んでしまった。




丈二と里美は夕暮れの房総の海を穏やかに眺める浦川を見た。
彼は敏子が死んだことも知らないままずっと帰りを待ち続けるのだろう。




(2019年3月 更新)








叔父の妻の不思議な魅力にとりつかれた美術教師。
その妻に瓜二つの女と遭遇したことから・・・。


●「ふたつの町のひとりの女・疑惑の花嫁
真っ赤な爪に誘われて」  1993年10月30日
原作: 藤本義一  ふたつの町のひとりの女
脚本: 橋本綾
監督: 出目昌伸
制作: 東映
出演: 桃井かおり、三田寛子、伊原剛志、
織本順吉、北村総一朗ほか



ふたつの町のひとりの女



相馬(伊原剛志)は東京近郊の中学で美術教師をしている。



叔父の黒田(織本順吉)は町一番の有力者で、後妻に康子(桃井かおり)という
若いホステスを迎えることになった。
康子の派手な容姿と振る舞いは、町で好奇の的となり、
遺産目当ての結婚だと噂されるようになった。


しかし、相馬は康子の不思議な魅力の虜となり始めていた。


そんな時、房総の漁師町で相馬は康子と瓜二つの女と遭遇した。
どうやら康子は結婚した時に月に四日間だけ上京しているらしい。



                         
                                  
        

2019リーグ第4節 北海道コンサドーレ札幌戦

category - 鹿島アントラーズ
2019/ 03/ 17
                 
■Jリーグ第4節 鹿島アントラーズ 3-1 北海道コンサドーレ札幌
2019年3月17日(日) 札幌ドーム 14:03キックオフ/23,002人

【スタメン】
GK クォン スンテ
DF 内田 篤人、犬飼 智也、町田 浩樹、安西 幸輝
MF 永木 亮太、レオ シルバ、安部 裕葵、レアンドロ
FW 土居 聖真、伊藤 翔


【控え】
GK 曽ケ端 準
DF チョン スンヒョン
MF 平戸 太貴、三竿 健斗、遠藤 康
FW 金森 健志、セルジーニョ


【得  点】 12分、23分 伊藤 翔、76分 レアンドロ

【交  代】 66分 安部 → セルジーニョ、86分 レアンドロ → 三竿、90分+2 土居 → 金森



中断前の大事な試合久しぶりに安心して見れる内容で良かったです。
ウェブ記事の「伊藤翔が止まらない」ってタイトルが気持ちいい!


正直、シーズン前にはパッとしない補強だなぁと思っていたんですが、いい意味で予想を裏切ってくれました。
伊藤翔、本当に鹿島に来てくれてありがとうですね。
こんなにフィットしてくれるとは思わなかったのでビックリです。
今季加入したばかりの選手とは思えない位鹿島に馴染んでいますね。


今日も2ゴールをあげて試合後のインタビューも好感が持てる受け答えで人間的な魅力もあって、シーズン始まってすぐにファンになりました。


また怪我から復帰したレアンドロも好調で、守備もよく頑張ってくれてゴールも決めてくれました。
あれだけ長い間休んでいたのでパフォーマンスが戻らないんじゃないかって不安もあったけど全然大丈夫そうですね。
足元がうまいので今年は怪我をせず大活躍することを期待しています。


それと守備面で不安があった安西も守備がうまくなっていたのも良かった。
代表に選ばれましたが中断期休ませてあげたかったけど、選手にとっては日本代表は夢でしょうし頑張って欲しいです。


ただ今年から10番を背負った安部が不調なのがきになるところ。
今日も軽いプレーが見られ途中交代させられていた。
まだ10番は早かったなって感じがします。



伊藤翔の活躍を見ると、白崎も早く見てみたくなってくる。


札幌戦はBS観戦だったので、DAZNと違いストレスなく観戦できたのが良かった。
DAZNは毎回クルクルするのでイライラさせられます。



さて、次はアウェーでの磐田戦。
DAZN観戦ですが楽しみです。



                         
                                  
        

「古都金沢雪の殺意・美しい婚約者に仕掛けられた妖しい罠!」 (1990年)  広山義慶 『雪の殺意』

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 03/ 17
                 
結婚式を翌年に控え寿退社したOLが婚約者の地方転勤をきっかけに、
不可解な連続殺人に巻き込まれる。



●「古都金沢・雪の殺意・美しい婚約者に仕掛けられた妖しい罠!
浴室に見知らぬ死体が…」  1990年3月17日
原作: 広山義慶  『雪の殺意
脚本: 石松愛弘
音楽: 鈴木行一
監督: 井上昭
制作: 大映映像
出演: 片平なぎさ、三浦浩一、二宮さよ子、
荻島真一、小坂一也、北村和夫、稲野和子ほか





花村亜希子(片平なぎさ)は、毎朝日報の記者・松江浩二(荻島真一)と
結婚するために会社を退職するが、その直後に浩二は金沢支局への転勤が決まり
式の前に金沢に赴任した。



亜希子が新宿のデパートで買い物をしていると、
金沢にいるはずの浩二を呼び出すアナウンスが流れる。
不審に思った亜希子がそこへ行ってみたが浩二の姿はどこにもなかった。



古都金沢・雪の殺意・美しい婚約者に仕掛けられた妖しい罠! 浴室に見知らぬ死体が…



その後、亜希子のもとに謎の女から
「浩二には金沢に恋人がいるから結婚をあきらめろ」という電話がかかる。






不審な出来事が重なり不安になった亜希子が金沢へ行ってみると、
同僚の前川(三浦浩一)は浩二は休暇で東京におり今日戻ってくるという。
ホテルに戻った亜希子は浩二が見知らぬ女とタクシーに乗り込むのを目撃した。



部屋へ入った亜希子は浴室で男が死んでいるのを発見する。
被害者は東京の弁護士・山本(北村和夫)で金沢に向かう飛行機の中で
一緒になり会話を交わした仲だった。


古都金沢・雪の殺意・美しい婚約者に仕掛けられた妖しい罠! 浴室に見知らぬ死体が…




やがて刑事(小坂一也)が来て、山本が浩二の名刺をもっていたことから殺人の容疑がかかる。





翌日、亜希子は浩二と再会したが、東京のデパートに行ってもいないし、
夕べは金沢にはいなかったと嘘をつく。



亜希子は浩二が何かを隠していると感じて彼の周辺を洗うことにした。
浩二たちを乗せたタクシーの運転手を探し出し、
一緒にいた女性が地元の名士・藤崎(根上淳)の後妻・美弥子(二宮さよ子)だとわかった。



古都金沢・雪の殺意・美しい婚約者に仕掛けられた妖しい罠! 浴室に見知らぬ死体が…



藤崎は病で余命いくばくもなく、現在財産争いでもめており
遺言状の書き換えで顧問弁護士の山本が金沢を訪れていたのだった。
藤崎家には先妻の息子・洋一郎(篠塚勝)と愛人がいて、
本妻の美弥子よりも愛人が幅を利かせている。







亜希子は美弥子が赤いコートを来た女と一緒にいるところを目撃し、
それが愛人ではないかと思い調べているときに洋一郎と知り合い、
飲みに行った翌日、洋一郎が死体となって発見された。



古都金沢・雪の殺意・美しい婚約者に仕掛けられた妖しい罠! 浴室に見知らぬ死体が…



またしても亜希子と接触した人間が殺された。
亜希子は前川の協力を得ながら真相を暴こうとする。




浩二に直接美弥子との関係を問いただした亜希子は、
ふたりが昔の恋人同士だったことを打ち明けられた。
その後、浩二と別れた美弥子は藤崎の後妻となったが、
金沢で偶然再会したのだった。
美弥子への思いを断ち切れてないと知った亜希子は複雑な気持ちになる。



古都金沢・雪の殺意・美しい婚約者に仕掛けられた妖しい罠! 浴室に見知らぬ死体が…




やがて前川から浩二が遠い昔の事件に興味を持っていたことを知らされ、
現地へ行った亜希子は美弥子が自殺をした母が突き落とされたところを見たと
証言していたことを突き止めた。



金沢へ戻った亜希子がそのことを浩二に話すと、
美弥子と一緒にいた赤いコートの女は美弥子の叔母・ハルコ(稲野和子)だと教えてくれた。
これにより新宿のデパートで浩二を呼び出す店内放送を聞かせたり、
金沢に愛人がいるから結婚はあきらめろと電話してきたのはハルコだと気がついた。


古都金沢・雪の殺意・美しい婚約者に仕掛けられた妖しい罠! 浴室に見知らぬ死体が…




美弥子は亜希子に浩二はあの時別れた自分を憎んでいるだけで
彼が本当に愛しているのは亜希子だというが
そうではないことは明らかだった。


古都金沢・雪の殺意・美しい婚約者に仕掛けられた妖しい罠! 浴室に見知らぬ死体が…




そしてついに亜希子は断崖でハルコと対峙し彼女の口から真相を知る。


美弥子とハルコは芸者だった母を突き落とした父親の山本をついに見つけ出した。
あの日、美弥子はそのことを突きつけると、母は美弥子を抱きかかえて心中をしようとしたため
山本が母から美弥子を奪ったときに足を滑らせて転落してしまったのだという。




母の死の一部始終を話し終えた山本は突然発作を起こし薬を求めて苦しんだ。
狼狽した美弥子はハルコにこのことを話した。
部屋にやってきたハルコは美弥子を出ていかせると
山本の部屋の隣に宿泊していた亜希子の部屋に入り浴槽につけて殺害した。
ハルコは以前、そのホテルに勤めていてマスターキーの合いかぎを所持していたのだ。




その後、美弥子を藤崎家から追い出し財産を独り占めしようとしていた洋一郎を殺した。
ハルコは病気の藤崎が死んだら、愛している浩二と結婚させるつもりだった。



古都金沢・雪の殺意・美しい婚約者に仕掛けられた妖しい罠! 浴室に見知らぬ死体が…




ハルコは全ての罪を亜希子に着せて一緒に死のうとしたところへ、
前川と刑事たちが駆けつけた。
それを見たハルコは捕まる前に海に身を投げて死んでしまう。



浩二からハルコの死の知らせを受けた美弥子も自殺を図るが一命をとりとめ、
浩二は会社を退職して美弥子の看病にあたった。
山本が美弥子の父だと知った浩二は会えば美弥子の憎しみも消えると考え
金沢へ呼び寄せていた。
そのために山本は浩二の名刺を持っていたのだった。




亜希子は浩二のことはキッパリと諦める決心を固め東京へ帰ることにした。
いつしか亜希子に思いを寄せるようになっていた前川が見送りに来たが、
思いを打ち明けられないまま亜希子を乗せた列車は上野へ向けて出発するが、
前川の気持ちは亜希子に伝わっていたのだろう。







雪の殺意 (コスミック・ミステリー文庫)








                         
                                  
        

阿佐ヶ谷・和ごはんとカフェchawanでのランチ

category - グルメ
2019/ 03/ 16
                 
去年、ラピュタ阿佐ヶ谷へ映画を観に行った時に
チャワンでお昼ご飯を食べてきました。


この手のお店は女性に人気なのかかなり待たされてからようやく席に着くことが出来た。




阿佐ヶ谷 chawan


古い話なのでメニューは忘れてしまったが、鶏肉の甘酢あんかけ定食のようなものを注文した。



阿佐ヶ谷 chawan


お野菜もある程度入っていて、味付けも良かった記憶があります。




阿佐ヶ谷 chawan

小鉢は厚焼き玉子など。


阿佐ヶ谷 chawan


chawanはすかいらーくグループだということをあとで知りました。


店内は2階席もあり結構広々としていて明るくて清潔な印象。
混んでいたからか店員さんの対応が遅くてそれだけが不満でしたが、
お料理もおいしく機会があればまた入ってみたいと思いました。