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2018/01/18
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

展覧会レポート

        

「画家一族150年の系譜 ブリューゲル展」@東京都美術館は混雑もなく前期は一部の作品が撮影可能

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 02/ 20
                 
国立博物館で「仁和寺と御室派のみほとけ」を見に行った日に
東京都美術館で行われている「画家一族150年の系譜 ブリューゲル展」も見てきました。



ブリューゲル展




ということで、私が行ったのは金曜日の午後1時頃。
午前中の仁和寺展とうって変わり空いていたので、
落ち着いて鑑賞することが出来ました。




ヒエロニムス・ボスの影響が強いピーテル・ブリューゲル1世にはじまり、
その息子、ピーテル・ブリューゲル2世、ヤン・ブリューゲル1世、
孫のヤン・ブリューゲル2世とひ孫たちの作品が展示されています。



こちら会期の前半は、なんと一部の作品が撮影可能となっていました。


・・・ということで、撮影した作品の一部をご紹介。




ブリューゲル展 野外での婚礼の踊り

≪野外での婚礼の踊り≫ ピーテル・ブリューゲル2世   1610年頃


父ピーテル1世の数多く模写していたピーテル2世の作品。
ピーテル1世は農民の婚礼の場面を何点か描いており、
彼の死後、これらの作品は人気を博した。





ブリューゲル展 バグパイプ奏者と旅人のいる村


≪バグパイプ奏者と旅人のいる村≫ ピーテル・ブリューゲル2世 1580~1590年頃





ブリューゲル展 ガラスの花瓶に入った花束


≪ガラスの花瓶に入った花束≫ ヤン・ブリューゲル2世   1637~1640年頃

ピーテル・ブリューゲル1世の孫、ヤン・ブリューゲル2世。
彼は父ヤン1世と同じ作風を描いていた。





籠と陶器の花瓶に入った花束


≪籠と陶器の花瓶に入った花束≫ ヤン・ブリューゲル2世   1640~1645年頃







ブリューゲル展 彫刻と鍍金の施された花瓶に入った花束


≪彫刻と鍍金の施された花瓶に入った花束≫ ヤン・ブリューゲル2世、フランス・フランケン2世 
1625~1630年頃


ブリューゲル一族と同じく、画家一家のフランケン家の中でも最も著名な画家
フランス・フランケン2世との共作。
ヤンが花を描き、フランケン2世が彫刻の施された花瓶を担当している。





ブリューゲル展 果物と東洋風の鳥

≪果物と東洋風の鳥≫ アブラハム・ブリューゲル 1670年

ピーテル1世のひ孫、アブラハムはイタリアへ渡りローマとナポリで活躍しました。
こちらもローマで描かれた作品である。











ブリューゲル展 習作

≪蝶、カブトムシ、コウモリの習作≫ ヤン・ファン・ケッセル1世 1659年







全て見終わったところにある記念写真を撮影するスペース。


ブリューゲル展


こちらはチラシにもなっていた、ピーテル2世の「野外での婚礼の踊り」




ということで、一部の作品が撮影可能な前期でも平日の午後の入りは落ち着いていたので
おそらく土日でも混雑なしでゆっくり鑑賞できるのではないでしょうか。






近くの西洋美術館では、2月24日より「プラド美術館展が始まります。

プラド美術館展


以前の記事に書きましたが、チケットは購入済なので
なるべく早めに見に行きたいなと考えています。




            
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「仁和寺と御室派のみほとけ」は平日の開館時から混雑、葛井寺の千手観音像がついに公開へ、今秋から「京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」が開催予定

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 02/ 19
                 
東京国立博物館の平成館で行われている
「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」に行ってきました。


仁和寺と御室派のみほとけ




会期は1月16日から3月11日までで、もう会期後半に突入してしまいました。
本来は1月23日「ブリューゲル展」と合わせてみようと考えていたのですが、
お目当ての葛井寺の国宝”千手観音菩薩坐像”(上の画像の右側のやつ)が
後半の2月14日~3月11日に公開されるということでそれまで待つことにしました。






江戸時代の出開帳以来、初めて東京に来るとあって
さすがに混んでいました(°_°)
千本以上の手を持つ千手観音像はこれしか確認されてないそうで
こちら1041本の手を持った菩薩坐像となっています。



私が行ったのは2月16日金曜日の開館時刻頃でしたが
すでに入り口付近は黒山の人だかりが出来ていました。
ようやっと中へ入ると案の定入り口付近はかなりの混雑っぷり。




構成は第1章から第5章までで、葛井寺の千手観音像は第5章にあります。





まず初めに展示されていたのは、仁和寺を建立した宇多天皇像です。
今回の展覧会の名前”御室派”とは、この宇多天皇のために設けられた室のことで
宇多天皇は息子の醍醐天皇に天皇の位を譲った後は、出家して法皇となりました。






圧巻なのはある一部のエリアに所狭しとズラっと並べられた仏像が撮影可能なことでした。



仁和寺と御室派のみほとけ


神々しい仏像たちがこのように配置されている。


仁和寺と御室派のみほとけ


仁和寺と御室派のみほとけ


仁和寺と御室派のみほとけ


なかなか画像ではあの迫力は伝えきれませんが
「すんげぇ、太っ腹!」と現地で感心しきりだった。



仁和寺と御室派のみほとけ

現地では人の熱気もありますが、やはり仏像たちから発せられる
気迫のようなものがガンガン伝わってきます。


あの場の雰囲気を感じるだけでも行く価値は大いにありです。








フラッシュ撮影は厳禁なので、スマホやカメラの操作がわからない方には
係員の方が設定方法を教えてあげていました。




この他、普段はお目にかかれない秘仏も見れて疲れたけど大満足な一日でした。


私と同様に千手観音像目当ての方は多いと思いますので
やはり土日はかなりの混雑が予想されます。


最初からガッツリ力を入れて見てしまうと疲れてしまうので
しっかりと見るところとそうでないところをメリハリつけて鑑賞することをおススメします。



さて、去年ここ平成館では”運慶展”が開かれ話題を呼びましたが、
今年は10月2日~12月9日に「京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」が開催されます。



京都大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ



”快慶晩年の名品。10体そろって寺外初公開。”だそうです。
これはいかなくては。








                         
                                  
        

「ヘレンド展」@パナソニック汐留ミュージアム

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 02/ 02
                 
今日は寒いですね~(*_*;


先月ほどではないですが、またしても雪が降っていて少し積もっています。
こんな日は、どこへも行く気にならず、終日引き籠ることにしています。



さて、先日パナソニック汐留ミュージアムで行われている「ヘレンド展」へ行ってきました。


ヘレンド展 パナソニック汐留ミュージアム

まずは入口の前で映像コーナーがありヘレンドの紹介がされています。
1999年に制作された映像で職人たちの制作風景が見れました。


ハンガリーにの磁器製作所ヘレンドの作品を紹介する展覧会で
バロックやネオロココ調だけでなく中国の影響を受けた作品も多数ありました。


会期は3月21日までですが、この間「0」の付く日はお皿の日となり
先着250名に塗り絵がプレゼントされます。
前回、ここを訪れた時もプレゼント企画があり当日の午後には配布が終わっていたので
ほしい方は午前中行った方がいいと思います。




こちらは展示場の最後にある撮影スペースです。

ヘレンド展 パナソニック汐留ミュージアム


私が行ったのが土曜日の午後三時頃だったのでちょっと混みあう時間帯でした。
といっても激混みではないので、土日でも混雑はあまり気にしなくて大丈夫です。


ここを抜けるとこのミュージアムが収集しているルオーの作品が
展示されている小さな部屋があります。


次々回の展覧会のチラシが置いてあったのですが
興味をひかれるテーマだったので行ってみようかなと考えています。



あと、あまり頻繁に行く機会がない三井記念美術館でも
今年は行ってみたいと思える展覧会が続いています。


ということで、本年はそういった美術館に足を運ぶ機会が増えそうです。




                         
                                  
        

「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」@サントリー美術館

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 01/ 23
                 
六本木ミッドタウンにあるサントリー美術館へ
「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年”マリー・アントワネットから草間彌生へ”」を見に行ってきました。
サントリー美術館はあまり行く機会がない美術館で訪れたのは久しぶりです。



フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年



会期は2017年11月22日から2018年1月28日までで
確か2017年に行きたい展覧会のひとつとして当ブログで紹介しておきながら
その存在をすっかり忘れていて12月に慌ててチケットを購入。


当初はクリスマスシーズンに行く予定でしたがスケジュール的に厳しく、
1月に六本木へライブを見に行くことになり合わせてみることになりました。


セーヴル陶磁都市が所蔵する作品130点以上が展示されていました。


ひと際目をひかれたのはビスキュイ(無釉白磁)で出来た「朝食」「乳母」
というペア作品。
愛が感じられ温かさが感じられるテーマに、なめらかな質感と曲線に
心を奪われました。


もうひとつは「リブ付きコブレット」で緑の縁取りと中央の白背景に
花柄の色のコントラストが美しく、タイトなデザインからは
エレガントさが感じられます。


その横にあった「墓石型の花器」はローズ色にこれまたグリーンが
効果的に使われていて素敵でした。








フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年

また作品の一部は撮影が可能となっていました。



フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年

≪ラパンのブラケット灯No.6≫

ラパンとゴーヴィネは5年の間に30点以上もの磁器による照明の
器形とデザインを提案したとか。

実物はとても美しく繊細でキレイでした。





フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年

≪お菊さん≫  沼田一雅

モデルは三代目歌川豊国の版画の芸者から着想を得ています。



フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年


15対で構成されたダンサーのひとつ。
1900年のパリ万博で発表され好評を得た作品です。



フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年

≪ゴールデン・スピリット≫  草間彌生  2005年


目の部分には低火度焼成色を用いたビスキュイが使用されているらしい。
奇妙な形と派手な色遣いが印象に残る。



サントリー美術館は小さな美術館という記憶があったのですが
思った以上に見ごたえがありました。




またクリスマスの三菱一号館美術館、年明けにザ・ミュージアムを巡るうちに
行きたいと思う展覧会の情報がいくつか出てきました。




クリスマスに行った「ロートレック展」で見つけた汐留で行われる「ヘレンド展」
こちらは1月13日から始まっていてチケットは購入済。


その他ですが、6月からは「ミケランジェロと理想の体」が西洋美術館で
7月には横浜美術館で「モネ展」が開催されます。


そして驚いたのは10月から上野の森美術館で「フェルメール展」が始まるのですが
現存する35点のうち8点が集結するようです。
これは絶対に行かなくては!


今年は小粒なものが多いかも?なんて思いましたが
日が経っていくうちにどんどん見たい展覧会が開催されることが
わかりとても楽しみな一年になりそうです。



さて、昨日1月22日は寒かったですね。
東京も予報通りに雪が降りました。


20180122.jpg

さすがにこれだけ降ると電車なんかも遅れが出たり止まったりと
お仕事やお出かけした人は大変だったのではないかと思います。


私は雪かきしてそんな人たちが道を通りやすいよう少しばかり
雪かきで協力させていただきました。


                         
                                  
        

「神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚異の世界展」@ザ・ミュージアム

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 01/ 18
                 
先日、渋谷Bunkamura のザ・ミュージアムへ
「神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚異の世界展」を見に行ってきました。


2018年になってから、初めての展覧会です。


神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚異の世界展



十六世紀末から十七世紀初頭に神聖ローマ帝国に皇帝として君臨した
ハプスブルク家のルドルフ2世は芸術のみならず錬金術などの
あらゆる分野に興味を示したことで有名です。


ウィーンからプラハに拠点を移した皇帝の膨大なコレクションの数々を展示。
面白かったのは、科学や動物にまで強い興味が及んでいたこと。


一目見て美しさに惚れ惚れとする絵画や食器、置物をはじめ
奇妙な代物などが詰め込まれた皇帝の「驚異の部屋」を体感することが出来ます。





ハプスブルク家、神聖ローマ皇帝ルドルフ2世の肖像


≪ハプスブルク家、神聖ローマ皇帝ルドルフ2世の肖像≫
ハンス・フォン・アーヘン作のコピー 1600年頃


ハプスブルク家らしい顎が突き出た特徴が現されていますね。


皇帝の肖像画は近年イタリアのコレクションから発見されたという
ルドルフ2世が30歳頃とみられる肖像画も展示されていました。
若いときはそれなりにきれいな顔立ちをしていましたが
この方、生涯独身を貫いたんですよね。





ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像


≪ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世像≫ ジュゼッペ・アルチンボルド 1591年


ルドルフ2世の寵愛を受けた画家のひとり、
アルチンボルドの野菜や花で構成されたルドルフ2世像。


しかし、いつみてもアルチンボルドって人は、こういう素材を使って
よくうまく人物を表現するなぁと感心させられます。

視点を全体を俯瞰するところから変えて、一部分をよーくみてみると
その使い方の妙技に唸らされてしまう。





またなんといっても美しかったのはコチラ。




動物に音楽を奏でるオルフェウス

≪動物に音楽を奏でるオルフェウス≫ ルーラント・サーフェリー 1625年


鳥の絵を得意とするサーフェリーの作品。
おそらく皇帝が好きだとみられる動物たちが沢山描かれていて
左上部の鳥が飛んでいる部分に差し込む光が優しくてキレイでした。




わかりやすいきれいな絵という点ではコチラも。



陶器の花瓶に生けられた小さな花束

≪陶器の花瓶に生けられた小さな花束≫ ヤン・ブリューゲル(父) 1607年





展示室の最後には「特別展示」としてフィリップ・ハースの
アルチンボルドの春夏秋冬の模型がありこちらは撮影が可能となっています。




神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚異の世界展


アルチンボルドの「春」 「夏」 「秋」 「冬」 が
模型となって展示されている。




神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚異の世界展

模型で見るというのは面白い。



神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世の驚異の世界展




ザ・ミュージアムはサクッと見れる広さで、空いているというイメージがありますが
平日の開館頃訪問したのですが、思ったよりは人が入っていました。
ありがちですが、皆さん全てをきちんと見ようとするので最初はちょっと人が多く
その後疲れてくるのでしょうか、歩を進めるごとに一つ一つを丹念に見る人が少なくなり
三分の一を過ぎたあたりから空いていて見やすくなっています。






予定では見る時間として1時間弱を予定していたのですが
映像コーナーが複数あったこともあり、1時間20分程要しました。



本来は1月16日の火曜日に、こちらの展覧会と同ビルにあるル・シネマで
映画を見る予定でしたが、映画をやめて前日の15日に行きました。
後で知ったのですが、ザ・ミュージアムは16日がお休みでした。
ちょうどいい塩梅に休館日にあたらずラッキー♪



美術館は月曜日休みが多いのですが、ここは違っていたので
すっかり休館日をチェックするのを怠っていました。


一応、都度都度調べるべきですね(;^_^A