バベルの塔展@東京都美術館 思ったより混雑していた

東京都美術館で行われている「バベルの塔展」へ行ってきました。


バベルの塔展 東京都美術館


かなり前から楽しみにしていたこの美術展。
開催をしったのはもうずいぶん前なので
時が立つのは早いと実感してしまいました。


バベルの塔展

開館してすぐに行く予定だったんですが、いろいろとあって
開館1時間後に着きました。

さすがに入場規制はなかったものの
平日の午前中なのに館内は予想以上の人でした。

激混みではありませんが、うまく回らないと時間が掛かる
じっくりと鑑賞できないといったかんじでしょうか。


地下フロアはネーデルランドの彫刻や
15,6世紀頃の絵画で終わります。


そして、1Fへ行くとようやっと今回のみどころ
ボスとブリューゲルの版画が展示されます。


世界に25点程しか現存する油彩画がないとされる
奇想の画家ヒエロニムス・ボスの貴重な2点が展示されています。

やはりボス目当てで来た人が多く、これだけ見れれば満足という声も
会場内でチラホラ聞こえてきます。

私もボスとバベルの塔がお目当てでしたので
みな考えることは同じですね。


地下に作品がギュッと並んでいたこともあり
この辺りまで来るとちょっと疲労感を感じてきますが
ここからが本番なのでゆっくりと見ていく事にしました。


さすがにボスの2点は人だかりが多くなってきました。


ヒエロニムス・ボス 放浪者

≪放浪者(行商人)≫ ヒエロニムス・ボス 1500年頃

ひとりの行商人が歩いています。
背後に見える建物には、水差しが掛けられ
白鳥の看板が出ていることからも娼家であることがわかります。

行商人は片足に短いブーツ、もう一方につっかけと
膝に穴が開いた衣服を身に着けていて
とても貧しい生活であることが伺われる。

通り過ぎる時に娼家を見る目は明らかに
後ろ髪をひかれているのがわかる。

籠にぶるさがっている猫の毛と酌は商品のようです。

木の上からは、悪徳と知恵の象徴であるフクロウが
商人の様子を見下ろしています。




ヒエロニムス・ボス 聖クリストフォロス

≪聖クリストフォロス≫ ヒエロニムス・ボス 1500年頃


クリストフォロスとはキリストをかつぐ者です。

巨人レプロプスは小さな男児を背負っていますがそれはどんどん重くなっていきます。
それは、世界と世界の創造者キリストを背負っていたからです。

幼児がキリストである証拠に、持っている杖から芽が出ています。
魚から出ている血は、キリストが磔になるという暗示です。


その他は、ボスの肖像画や、模倣した作品などがありました。

ボスといえば去年の「プラド美術館展」にも
<愚者の石の除去>が展示されていました。
あれもなかなか良い展覧会でした。
こちらではピーテル・ブリューゲル1世の息子の<バベルの塔の建設>もありました。






今回のボスの作品は奇想天外な部分が抑えられているので
ボスが他の芸術家たちに与えた影響は「ボス・リバイバル」として
他の画家がボスの作品を模写、模倣したもので味わえるかと思います。
奇想の世界、奇抜なキャラクターたちが目を楽しませてくれます。
ユニークな空想世界と発想は四角い頭をまぁるくしてくれますよ。




ボス関係が終わると、ブリューゲル1世の版画が多数展示されています。

<野ウサギ狩>という作品は、彫版師に任せずに
ブリューゲル自らが彫版した唯一の作品です。


大きな魚は小さな魚を食う

≪大きな魚は小さな魚を食う≫ ピーテル・ブリューゲル1世 1557年


魚の部分だけの画像です。
弱肉強食・・・当たり前のことなんですが、これ何故か気に入りましたね。
やはり単純なだけに誰でも印象に残るのか
グッズ売り場にはフィギュアもありました。

その他版画は<ムール貝>など、細かいところに
おもしろさ、奇抜さが見えるものが目に残りました。

版画のコーナーは、天井から版画をスクリーンに
印刷したものが垂れ下がっているので
細かい版画が見にくい方は拡大版も合わせてみると良いと思います。




いよいよ、2階は最後のコーナーで今回の展覧会の名前になっている
「バベルの塔」が展示されています。


まず入るとすぐに丸みを帯びた壁に
バベルの塔を拡大した部分が描かれていました。

小さな絵なので拡大してみることで
この絵の緻密さがより理解できます。


バベルの塔 ピーテル・ブリューゲル1世

≪バベルの塔≫ ピーテル・ブリューゲル1世 1568年頃


”バベルの塔”とは旧約聖書の「創世記」の中に登場する巨大な塔のことです。

その昔、人間は皆、同じ言語で話しシンアルの地に住み着いた。
彼らはレンガを使って天まで届く塔を作ろうとした。
主は人類の神への挑戦とみて降臨すると、
人々が同じ言葉を話すからこのようなことになるので
彼らの言語を混乱させてお互いの言葉がわからないようにしてしまう。
人間たちは言葉を混乱(バラル)させられ、塔の建設をやめて世界各地へ散っていった。
この町はバベルと呼ばれた。




今回来日したのはボイマンス美術館所蔵のものなので
小さいほうのバベルの塔になります。

ウィーン美術史美術館が持っている大きなバベルの塔よりも小さくて
ウィーンの方が「大バベル」、ボイマンスの方は「小バベル」と呼ばれています。


二つの違いはサイズだけではなくて、1563年頃の大バベルと
1568年頃の小バベルでは描かれている塔にも大きな違いが見て取れます。

大バベルの方は建築中の建物自体が白っぽく完成にはまだまだといった感じですが
小バベルの方は建物がずっと整えられて高さも出てきて
大バベルより建築が進んでいるのがわかります。

建物も背景も鮮やかでくっきりとしていて、洗練された印象があった。
塔もより手前に配置されています。


他にはブリューゲル以前に描かれたバベルの塔との比較もあります。


鑑賞が終わって出口を出るとこんなものがありました。


バベルの塔展

撮影可能スペース。
大きな魚は小さな魚を食べるというやつですね。
魚の足のニョキニョキが気持ち悪い。


バベルの塔展

記念撮影のコーナー。
バベルの塔が推定およそ510Mで
比較として東京タワー333mと
通天閣108mがかかれていました。


そのそばにはバベルの塔と東京タワー展望台とのコラボの
スタンプラリーのコーナーがありました。
私もせっかくなのでスタンプを押してきました。

スタンプラリー


ボスやブリューゲル以外でも細かいところを拾ってきたのですが
今回はみどころのピックアップのみにします。




ブリューゲル展


東京都美術館では来年1月からブリューゲル展を行うようです。
一族とあるので親子の作品が出るようですね。
多分行くことになるかなと思っています。


この日は気温も暑くなく、晴れていて外が気持ちよかった。

アルチンボルド展 国立西洋美術館

近くの国立西洋美術館では6/20からアルチンボルド展が始まります。
こちらもユニークで開催を知ったときから行きたいなと思っている展覧会です。


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「ファッションとアート麗しき東西交流展」@横浜美術館

横浜美術館で行われている
「ファッションとアート麗しき東西交流展」に行ってきました。


ファッションとアート麗しき東西交流展 

19世紀後半から20世紀前半のファッションと美術を
横浜をひとつの拠点とする文化交流をテーマにした展覧会です。

展覧会の中でもファッションを扱ったものは少ないので
横浜を中心としたファッションとアートということで
貴重な機会ととらえ足を運びました。



横浜美術館

横浜美術館は、みなとみらい駅を出てすぐ近くにあります。
アクセスは抜群によく、地上へ出たときに開けた風景が見え
晴れた日に訪れたのでとても爽快な気分が味わえました。


嫁ぐ人

<嫁ぐ人>  鏑木清方   1907(明治40)年

この嫁ぐ人の舞台は確か小石川植物園で
結婚する女性のお祝いに友人たちが訪れている様子が描かれています。
上には籠から身を乗り出してオウムがそれを見ています。
テーマもいいですし、この頃の華やいだ女性たちの着物がきれいでした。

写真はありませんが、「あしわけ船」という絵も非常に美しかったです。
幸福感が感じられるこういうテーマはとても好きです。


ジャポネーズ 扇のことば

<ジャポネーズ(扇のことば)>  ジュール=ジョセフ・ルフェーヴル  1882年


大型の絵なのですが、まるで写真家と思うくらい緻密に描かれています。
着物を洋風に崩して着こなしていて、モダンな雰囲気が感じられます。

着物の色と、センスの色がとてもあでやかで
ひときわ人目を惹く魅力的な絵でした。

着物自体崩して着るのは好きではないんですが
この絵はとても気に入りました。


高浮彫桜二群鳩大花瓶

<高浮彫桜二群鳩大花瓶>   初代 宮川香山   

ちょっとわかりづらいんですが、花瓶の周りにいる
鳥さんたちが非常に美しい。
そこに桜色の花がとてもマッチしていて良かったです。



昭憲皇太后着用大礼服

こちらは、昭憲皇太后着用大礼服です。
服の丈が非常に長く、中央に大きく展示されてしました。

女性たちが着物から洋装へそういう移り変わりも楽しめました。
逆に西洋ではコルセットの窮屈さから解放され
日本の着物をベースとしたゆるやかなスタイルへの変化と
東西両方のファッションの変化も興味深かったです。


こちらの展覧会は平日のみ撮影が可能です。

他にはラリックの装飾品やランプ、香水瓶などが
多数ラリック美術館から貸し出されています。
以前、箱根のラリック美術館で見たものも展示されていたような。

展覧会自体はサクッとみて帰るつもりでしたが
意外に時間に余裕があったので
せっかくだから「コレクション展」も合わせて見てきました。


「コレクション展」は平日以外でも撮影が可能なようです。

その中で印象に残ったものを簡単に。


ルクサンブルグ公園

志村計介という人が描いた「ルクサンブルグ公園」ですが
画像ではうまく伝わらない感じがしますが
枯れた木に冬の厳しさを感じ、だけどそこに母子がいることで
ぬくもりも感じられるそんなところが気になりました。

ちょっとユトリロに重なって見えたところが印象に残ったのかも。


滝

小西真奈という画家の「滝」

中央部の滝の流れに青ではなく緑を持ってきているところが
この絵を明るくしていて気持ちがポジティブな感じになるのが良かった。

なんか未来への希望が持てるような、素敵な未来へ導かれるような
そんな前向きな気持ちになれるって感じにさせられたのが印象に残りました。

夢想植物園

北久美子という人の「夢 想植物園・・・Y」

これかなり大きな絵で、抜けるような青空と
真っ青な海の風景が広がりを見せ
手前の植物や鳥のくっきりハッキリ描かれていて
本来この手の絵はとくに気に入るタイプではないんですが
こちらは何故か好きだと感じました。


いずれも小さな画像では魅力を伝えきれませんが
実物はとても良かったことを記しておきます。


絵が終わると写真室へ。
こちらでふと見たことがあるような写真を見つけました。


可愛いスケッチ

<可愛いスケッチ>  ジュリア・マーガレット・キャメロン


それもそのはず、去年見に行ったキャメロンの写真でした。
あの時多数みていたので、彼女の独特の作風はちゃんと覚えていたんですね。



トーマス・カーライル

<トーマス・カーライル>  ジュリア・マーガレット・キャメロン


まさか、横浜で再びお目にかかるとは。


これらを見終わって時間を確認すると
なんと早く美術館を後に出来ると思っていたのが
予想以上に長い間美術鑑賞をしてしまう結果になってしまった。

どうりでおなかも空くわけだ。

でも、今回行ってみてとっても良かったです。

しかも、非常にいいタイミングで行けて良い1日を過ごせました。



特別展「茶の湯」@東京国立博物館

東京国立博物館の平成館で行われている
特別展「茶の湯」を見に行ってきました。
会期は4/11~6/4まで。

特別展「茶の湯」

私が行ったのはスタートした最初の週の土曜日の夕方にかけてでした。

それなりに混雑してましたが、まぁこんなものかという感じで
割とのんびりと見れました。
展示数が多いので今回は2時間半ほど費やしてしまいました。


展示期間は8つに区切られていて
会期中に一部展示品の入れ替えがあります。

さらに最終章も近代数寄者が
4つの区分で分かれているので
展示品とともに見たいもののこだわりがある方は
ホームページなどをチェックしたうえで行く方が良いです。

最終章、私は藤田香雪(4/11~4/23)でした。



特別展「茶の湯」 東京国立博物館平成館

早くに配られていておそらく配布終了
(現在は一番上の画像、看板バージョンが配布されている)
だと思われるチラシですが
一番上の「大井戸茶碗」は4/28~ということで見れませんでしたが

真ん中の黒いやつ「油滴天目」と下の「志野茶碗」は
会期中いつ行っても見れます。
3点いずれも国宝の茶碗です。

私は個人的には「志野茶碗」のように
厚みがある粗い目のユニークな形
(ちょっといびつにゆがみがある)が
好みなのですが、「油滴天目」も
じっくり見てみるとすごくたらされている
柄がきれいでいいなと思いました。


さらに個人的な好みで言うと・・・


特別展「茶の湯」 東京国立博物館平成館

上から

「黒楽茶碗 ムキ栗」

「青磁輪花茶碗」

「黒楽茶碗 銘 時雨」


の真ん中と下がもともと好きなんですね。
3点はいずれも重要文化財。

真ん中の青磁の茶碗は
縁に微妙なくびれがほどこされていて
それがすごく可憐で繊細な感じで好きです。
青磁の茶碗は色と艶が女性らしくてそのあたりが好きな理由だと思います。
かなり単純!
でも好きになるってそんなちょっとした感覚的なものですよね。


曜変天目

さて、黒と言えば・・・
「油滴天目」同様、今回気に入ってしまったのが
国宝「曜変天目」です。
(4/11~5/7までの展示)

写真では魅力が伝わりにくいんですが
青の色がとても神秘的で黒をバックに
規律のない図柄とともに非常にきれいに
浮かび上がっていてとても芸術的でした。


今回チラシには「奇跡の開催」と書かれていますが
東京国立博物館では昭和55年に”茶の湯”をテーマにした
大規模な展覧会が行われ、それ以来37年ぶりの
大「茶の湯」展というということだそうです。

訪れている方も、茶道に精通されている方や
若い方、男性のグループなど
とてもバラエティ豊かでした。

古くは日本の高貴な人々の間で親しまれ、
その後町衆にも広く広まっていった茶の湯。

『わび茶』で知られる千利休の書状をはじめ
茶道具以外の展示品もあり
茶の湯の歴史と移り変わりを見ることができます。


20170415_3.jpg

京都にある藪内家(藪内流)の古田織部作
茶室「燕庵」(えんなん)を再現してあります。
こちらは唯一の撮影可能なコーナーです。
最近こういう撮影可能エリアを設けるところが多いですね。


3月に三井記念美術館の
「三井家のおひなさま」でみた
三好の粉引茶碗も展示されていました。



20170415_14.jpg

この日は風が強かったものの気温はとても暖かかった。

東京国立博物館

外を歩いている分には上着もいらないくらい。
しかし、館内でうっかり薄着をしてしまって寒かったです。


バベルの塔展

いよいよ本日18日からは東京都美術館で
「バベルの塔展」が始まります。

いつも展覧会は事前にチケットを購入しているので
こちらもかなり前に手配済です!



上野表慶館

こちらは久しく行っていない東京国立博物館の表慶館。
ブランド物の展覧会をやったりするので
また良い催しがあれば行きたいですね。


大エルミタージュ美術館展@森アーツセンターギャラリー

先日、六本木の森アーツセンターギャラリーで行われている
「大エルミタージュ美術館展」へ行って来ました。


森アーツセンターギャラリー

会期は3月18日~6月18日まで。
私は平日の朝一番で行ってきました。

予想通り平日の朝イチは結構空いていて
じっくりと見て回ることができました。


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大エルミタージュ美術館展
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ロシアのサンクトペテルブルクにそびえ建つエルミタージュ美術館。
1764年にエカテリーナ2世がドイツなどから
買い集めた美術品がこの美術館の基になっています。

現在では収蔵品は310万点、絵画だけでも1万7千点に及びます。
エカテリーナ2世在位中に購入した作品が数多く含まれています。

ルーブル美術館、メトロポリタン美術館と並び
3大美術館といわれるエルミタージュ美術館のコレクションの中から
オールドマスターを中心に85点が展示されています。

ティツィアーノ、ルーベンス、クラーナハ、レンブラントをはじめ
ルネサンス、バッロク期の名画を見ることができます。



まず入ってすぐに目にするのが、エルミタージュ美術館の
礎となった人物エカテリーナ2世の全身の肖像画があります。


大エルミタージュ美術館展 エカテリーナ

≪戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像≫ 
ウィギリウス・エリクセン 1760年代


服には鷲の紋章を刺繍してあり
左手には宝珠を右手には王笏が握られている。

豪華な衣装を身にまとったエカテリーナは
自信をみなぎらせた表情をし
醸し出している堂々たる風格から
まさに「女帝」という言葉がピッタリだ。
胸元の青もこの人物の格や権威が感じられる。



大エルミタージュ美術館展 ティツィアーノ

≪羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像≫ 
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 1538年

このモデルを務めた女性はティツィアーノの愛人とも言われています。
ティツィアーノらしく繊細な明暗表現と卓越した筆致による肖像画。
どうやら帽子の部分は書き足した形跡があることがわかっています。

アクセサリーを身に着け、帽子もかぶり、
衣服からも普通に着用していたら正装なのに
片側の肩から胸元が大胆にはだけていてアンバランスで不安定。
この絵からは2面性というものが感じられた。




大エルミタージュ美術館展 クラーナハ

≪林檎の木の下の聖母子≫ ルカス・クラーナハ 1530年頃

口元はやや微笑んでいるように見えて
目元は醒めているような表情のマリア。
首から肩にかけて透明な布が巻かれている。
衣服の発色の良さが印象に残る作品だった。




大エルミタージュ美術館展 盗まれた接吻

≪盗まれた接吻≫ 
ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール 1780年代末

男から頬に接吻を受けながらも
反対側の奥にいる人目を気にしている女性。
このように雄弁に物語が語られているような絵は大好きです。

寓意的な絵画も奥が深くて好きですが
詳細にストーリーを語る絵も
一見しただけで読み取れる事柄だけでなく
さらにその奥に見え隠れする部分に
あれこれ思いを巡らすことも絵画の楽しみのひとつですね。




大エルミタージュ美術館展 レンブラント

≪運命を悟るハマン≫ レンブラント・ファン・レイン 1660年代前半

「エステル記」から。

ハマンはユダヤ人全員を殺害しようと計画したものの
ユダヤの王妃エステルの機転により
逆に王から処刑をいいわたされた。

この絵はハマンが処刑を言い渡され
胸に手を当てて、自らの運命を悟った場面。

「光と影の魔術師」と言われた
レンブラントがハマンが運命を覚悟した様を
静かに描き出しています。



大エルミタージュ美術館展 手袋を持つ男の肖像 ハルス

≪手袋を持つ男の肖像≫ フランス・ハルス 1640年頃

肖像画が得意なハルス。
モデルは不明なものの、手袋をした手を胸にあて表情にも自信を感じられる。
このポーズは、社会的な成功を示しています。



大エルミタージュ美術館展 聖家族

≪聖家族≫ ポンペオ・ジローラモ・バトーニ 1777年


パーヴェル1世が母エカテリーナ2世へ贈った作品。

このマリアは陶器のような白くて滑らかな美肌を持っていて
若くてみずみずしい表情をしています。

息子から母へのプレゼントに選んだというのが
本当によくわかりました。

女帝とはいえど、息子にとっては母親。
愛する母への贈り物にこの主題と
描かれた人物の可憐さはピッタリだなと思いました。



大エルミタージュ美術館展 聖母マリアの少女時代

≪聖母マリアの少女時代≫ フランシスコ・デ・スルバラン 1660年頃


こちらはマリアの少女時代を描いたもの。
幼いながらもそのまなざしはしっかりとした意思を
持っていることを、組まれた手からは敬虔さを
感じ取ることができます。





今回風景画も素晴らしいものがありました。

正確な遠近法で知られる「都市景観図」の画家カナレットの風景画。

そして、私が何よりも感動したのは
ベナルド・ベロットの『ドレスデンのツヴィンガー宮殿』です。
これはまるで写真のような緻密な筆致で
この風景を本当にそのまんま切り取ったようでした。
近くによってじっくりと眺めたのですが
細かい窓の一つ一つも非常に丁寧に描かれていました。

テーマも構図もとても気に入り
何回でも見たくなる素晴らしい作品だった。


大エルミタージュ美術館展 鳥のコンサート

≪鳥のコンサート≫ フランス・スネイデルス 1630~40年代

もうひとつ、大のお気に入りだったのが
『鳥のコンサート』です。

動物画を得意としたスネイデルスの作品。

中央にいるフクロウが指揮者となり
大小沢山の鳥さんたちがそれぞれ鳴いています。

各自が鳴いているだけなのでまとまってなく
指揮者のフクロウはちょっと戸惑いを見せた表情をしている。

テーマと表現のしかたがすごく私好みで
複製画が欲しくなったくらい!





前半と後半で同じテーマを扱ったものがありました。
聖書に出てくる「トビト記」です。

ベルナルド・ストロッツィの『トビトの治癒』では
失明したトビトに息子のトビアが
魚の内臓を使って治療に当たっている場面が描かれていた。


後半のクロード・ロランの『トビアと天使のいる風景』では
描かれている場面が違っていました。
トビアは花嫁に魚の心臓と肝臓を
父には魚の胆のうを使ったとされていました。


また対作品では、ホントホルストの
『陽気なリュート弾き』と『陽気なヴァイオリン弾き』がありました。

バロック絵画の典型的な特徴を持ち合わせた
暗い背景に立体的に浮かび上がる陽気な男女たち。


この他にもその時代好まれたテーマを主題とした作品や
一見なんてことはない風俗画から
その裏に秘められた画家の表現したかったものを
読み取る楽しみがある作品など面白いものが沢山ありました。



開催が決定したときから、すっごく楽しみにしていた
大エルミタージュ美術館展。

混雑もなくあれだけゆっくり鑑賞したのに
僅か1時間半程で見て回れた。

理想的な鑑賞スタイルで満足して帰ってきました。



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この日の六本木はとても暖かな気候でした。

六本木ヒルズ

六本木ヒルズに着くと、チューリップの花が沢山咲いてました。

この辺りは始業時間が遅めの会社が多いからか
ラッシュを避けられると思っていたのに
どっこい電車は激混み!
通勤ラッシュに思いっきりぶつかってしまった。


六本木までの僅かな乗車時間でしたが
激混み電車のストレスを癒してくれるような
花と洗練された風景。



六本木ヒルズ 展望

美術館がある52階からの眺め。

鑑賞後はここに座ってしばらく休憩。


森アーツセンターギャラリーは
沢山行く機会がある美術館ではないのだけど
いいものをやるときは私の好みにドンピシャで
本当にいい内容の展覧会をやってくれます。

次はいついくのか未定ですが
これまで見に行ったような極上の展覧会を
やってくれることを期待してます。

大混雑!ミュシャ展@国立新美術館 行かれる方はお早めに

六本木にある国立新美術館で行われている
「ミュシャ展」へ行ってきました。

ミュシャ展 国立新美術館

この展覧会の会期は3月8日から6月5日まで。

外の看板は青が印象的な
「原故郷のスラヴ民族」です。

ミュシャ展 国立新美術館

国立新美術館では「ミュシャ展」の他にも
「草間彌生展 わが永遠の魂」が行われています。


ミュシャ展 スラブ叙事詩

2Eのミュシャ展の入口前には
今回のみどころである『スラヴ叙事詩』のひとつ
≪東ローマ皇帝として戴冠する
セルビア皇帝ステファン・ドゥシャン≫ 1923年が
実物大のスクリーンとなって飾られています。
大きさは405×480cmという巨大サイズ。


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アール・ヌーヴォーを代表するミュシャ
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アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)は
オーストリア領のモラヴィア(現在のチェコ)生まれ。

ウィーンで働きながら夜は美術学校で学び、
その後パトロンを得て、ミュンヘン美術院を卒業します。


20代後半にはパリに渡り絵を学びます。
なかなかその才能を発揮する機会に恵まれませんでしたが
34歳の時に千載一遇のチャンスが訪れます。

女優のサラ・ベルナール主演の舞台「ジスモンダ」の
ポスターを手がけるということでした。


本当に人生の転機というものは
いつどこで訪れるのかわからない。



ベルナールがポスターの発注をしようとした時期が
年の瀬で多くの画家たちはクリスマス休暇でパリにはいなかった。
そのため飛び込みのような形である印刷所に駆け込む。
そこにはミュシャしかいなかったため
ビッグチャンスを手にしたといわれています。


ミュシャ ジスモンダ

≪ジスモンダ≫ アルフォンス・ミュシャ 1895年

このポスターが好評で無名だったミュシャは一夜にして成功を収めるのです。
以降は6年に渡りサラ・ベルナールのポスターを制作することとなる。



ミュシャが表現する優雅で美しい女性や花などは
とても可憐で一目見ただけで親しみやすさを覚えます。

ミュシャ 四つの花

≪四つの花≫ アルフォンス・ミュシャ 1897年

画像では繋がっていますが、それぞれは独立した作品となっていて
左から「カーネーション」「ユリ」「バラ」「アイリス」となっています。



パリで着実にそのキャリアを歩んでいたミュシャですが
残りの人生をわが民族スラヴのためにささげようと
50歳で故郷のチェコへ帰ることとなります。

自身のルーツでもあるスラヴ民族をテーマにした作品を
ズビロフ城にアトリエを構え1910年から1926(8)年頃にかけて
精力的に制作していきます。

「スラヴ叙事詩」がようやっと完成した頃
時代はすでに移り変わっており
ミュシャの作品は思った程の評価を得られませんでした。

チェコは製作期間中にチェコスロバキア共和国となって
すでに独立を果たしており、近代的国家となった祖国では
若い世代の画家たちが台頭していたのです。


それらの作風は古い世代のミシャの描くものとは異なっていました。
長い制作期間中に時代の流れも
人が求めるモノも大きな変化を遂げていたのです。


その後はモラフスキー・クルムロフ城にて夏季のみ公開されていたものの
ほとんど人の目に触れる機会あありませんでした。



スラヴ叙事詩 プラハ国立美術館

しかし、2012年プラハ国立美術館のヴェレトゥルジュニー宮殿
(見本市宮殿)にて全20点が公開されました。




そして、今回日本でも「スラヴ叙事詩」の全作品が来日して
国立新美術館にて公開されることとなったのです。

「スラヴ叙事詩」の20作品は全てが大型で
一挙に見れるというのは大変貴重な機会なのです。

パリで名前を知られるようになったため”ミュシャ”と表記されていますが
「スラヴ叙事詩」ではチェコ語の発音に基づき”ムハ”と表記されています。



会場に入るとまず「スラヴ叙事詩」がありました。
最初にこれを持ってくるとは意外でした。

全20点とはいえ、一つひとつが大きいですから
展示スペースのほとんどを占拠している状態です。

原故郷のスラヴ民族


「スラヴ叙事詩」1
≪原故郷のスラヴ民族≫ アルフォンス・ミュシャ(ムハ) 1912年


展示場に足を踏み入れると左手に
610×810cmの『スラヴ叙事詩』の第1作目
「原故郷のスラヴ民族」が目に飛び込んできます。


そのデカサだけでもインパクト大なのですが
幻想的な青い背景にちりばめられた星の数々。

手前には後方から迫ってくる他民族から姿を隠すようにした
スラヴ民族の男女がいます。
まるで今にも飛び出しそうな大きな眼には
侵入者への恐怖が見て取れる。
人物の足元には鎌のようなものがある。

背後にいる侵入者たちは大きな叫び声をあげて大勢で
勢いよく攻めてきている様子が伝わってきます。

一見、その背景から神秘的である種美しさも感じるのだが
そこに描かれているスラヴ民族や侵入者たちを
よくよく見てみるとそのテーマからか
寂しさや悲しさ、攻め手から逃れる苦しさを感じる
という風に印象が変化してくる。




イヴァンチツェの兄弟学校
スラヴ叙事詩 イヴァンチツェの兄弟学校

「スラヴ叙事詩」15
≪イヴァンチツェの兄弟学校≫ アルフォンス・ミュシャ(ムハ) 1914年
(上:下部左、下:下部右 いずれも部分)


ミュシャの故郷、イヴァンチツェが舞台。
15世紀にチェコの宗教改革活動を主導した兄弟学校は
16世紀になるとイヴァンチツェに拠点を定めた。
チェコ語に翻訳した聖書を印刷しました。
校庭では聖書の初刷りを確認する人たちが描かれている。

上の画像では、盲目の老人に聖書を読んであげている少年の様子。

イヴァンチツェの兄弟学校 ムハ

この少年は若い頃の画家本人がモデルとなっています。





聖アトス山 ムハ
スラヴ叙事詩 聖アトス山
聖アトス山 ミュシャ

「スラヴ叙事詩」17
≪聖アトス山≫ アルフォンス・ミュシャ(ムハ) 1926年
(上:上部中央、下:上部右、下部左 いずれも部分)

女人禁制といわれる聖アトス山ですが
聖母マリアはこの地で亡くなったと言われているそうです。
この山の周辺には多くの修道院があります。

絵は上部が天上界、下部が地上界を表現しており
上の画像、天上界には4つのスラヴ系の修道院の
模型を持つ天使たちが浮かんでいる。

地上界では巡礼者たちが祈りをささげる様子が描かれています。






スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い ミュシャ
スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い ムハ
スラヴ叙事詩 スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い

「スラヴ叙事詩」18
≪スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い≫
アルフォンス・ミュシャ(ムハ) 1926年 未完成
(上:下部左、下:下部中央、下部右 いずれも部分)


オムラジナ会は1870年代にチェコの青年たちによって結成されたが
20世紀初頭には愛国主義的な活動から弾圧されたのだという。
ミュシャは彼らの精神に共感しテーマに選びました。

真ん中の画像は菩提樹に座るスラヴ民族の自由の女神スラヴィアをバックに
オムラジナ会の若者たちが輪をなして膝立ちしています。

上の写真でハーブを奏でている少女はミュシャの娘ヤロスラヴァ、
下で裸体になっている少年は息子のイジーをモデルとしています。

「スラヴ叙事詩」の中で、この作品のみが未完成となっています。





ロシアの農奴制廃止 ムハ
スラヴ叙事詩 ロシアの農奴制廃止

「スラヴ叙事詩」19
≪ロシアの農奴制廃止≫ アルフォンス・ミュシャ(ムハ) 1914年
(上:下部左、下:下部中央 いずれも部分)

「スラヴ叙事詩」の制作資金を提供した実業家の
チャールズ・R・クレインの意向によって描かれた作品。

連作の中で唯一ロシアが舞台となったものだ。

ロシアでは他のヨーロッパ諸国に遅れて
1861年に農奴制が廃止されました。

モスクワの”赤の広場”で自由を告げられた農民たちが
佇んでいる様子が描かれている。
ようやく支配から解放されたもののまだ実感がわかない。
ロシアの厳しい寒さを背景が、農民たちの戸惑いの面持を
際立たせているように感じる。





スラヴ叙事詩 スラヴ民族の賛歌
ミュシャ スラヴ民族の賛歌

「スラヴ叙事詩」20
≪スラヴ民族の賛歌≫ アルフォンス・ミュシャ(ムハ) 1926年
(上:上部、下:中央部右 いずれも部分)


スラヴ叙事詩最後の作品。

民族自決を求めたスラヴ人たちの闘いを4つの色で表現している。

上の画像に見える赤はフス戦争とスラヴ民族の勢力拡大を
黒い部分はスラヴの敵を描くことによって弾圧の時代を
黄色で描かれた人物たちはスラヴに自由と平和がもたらされたことを
表現している。

画像はありませんが一番右下には青の人物たちがいて
スラヴ神話の時代が描かれていた。



ミュシャ展

「スラヴ叙事詩」の章は一部に限り撮影可能となっています。



今回、どちらかというとスラヴ叙事詩以外のものが目当てでしたが
大作を目の当たりにして意識がかわりました。

ミュシャの自身のルーツに対する真摯な思い、向き合い方が
作品を通じてズンと胸に響いてきたのです。


時代や国も違うのですが、私自身も育ってきた
都心のごく狭いエリアに似たような感情を抱いており
自分の内側にダイレクトに突き刺さるような感覚がありました。



過ぎ去っていった時代への寂しさにも似た感情
時の経過とともに失われたもの、未だに残っているもの
亡くなっていった人々、存命で未だに交流がある人たち
ない人たち・・・・


いろんな思いが自分の中に深く刻み込まれていて
日常生活の中で日々それらを感じています。


自分のルーツを思い返すとき自然と湧き上がってくる感謝の気持ち。
改めて生まれてきた年も、育ってきた場所も
出会った人々も含めすべてが良いタイミングで
何もかもがうまくいっている。

多くの人々や出来事に支えられているからこそ
今の自分があると思うと
故郷への愛というのはより深まってきている。


名声を得たミュシャが晩年、何としても表現したかった
自身のルーツであるスラヴ。
その想いがひしひしと伝わってきて
本当に行って良かったと思いました。



「スラヴ叙事詩」が終わると4つの章に区切られて作品が展示されています。

おすすめは「ミュシャとアール・ヌーヴォー」の章です。
ここに鉛筆画の自画像をはじめ、「四つの花」や
「ジスモンダ」などの舞台用ポスターなどがあります。


「独立のための闘い」ではミュシャの妻をモデルとした
「ヒヤシンス娘」があります。


ミュシャ ヒヤシンス娘

≪ヒヤシンス娘≫ アルフォンス・ミュシャ 1911年


これはミュシャのスラヴ人の妻をモデルとしているため
スラヴの丸い顔立ちやふくよかさが表現されています。

「四つの花」の女性たちはスタイリッシュで洗練されているが
「ヒヤシンス娘」は女性のおおらかさや安定感が
伝わってくるかんじがしました。




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ミュシャ展 混雑状況
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まずこの日うっかりしてたのは3連休の中日ということを忘れていたこと。
ど真ん中の日曜日は3連休の人たちにとっては出かけやすい日だったのだろう。

それと、ミュシャ展が思ったより人気が高かったことに加え
草間彌生展がめちゃくちゃ人気を集めていたということを
知らなかったのも誤算でした。


なんせ美術館の敷地に足を踏み入れる前に見えてきたのは黒山のひとだかり。
ハンパなく人がいる。


国立新美術館


普段美術展を訪れる客だけでなく一般層が多いことは
チケット売り場の行列と客層からわかった。


六本木国立新美術館


ミュシャと草間彌生、どっちの客なんだろう?
雰囲気から草間彌生っぽいが。

草間彌生 わが永遠の魂



カンは当たってチケ売り場は草間彌生が多く
1階の「草間彌生展」の入口にも長ーい列が出来ていた。

安心して2階へ向かうが入場制限こそなかったものの
ミュシャ展もメチャ混んでました。。。

まぁ混んでいれば混んでいるなりの廻り方をすりゃあいい。

ということで2時間ほどで無事ミュシャ展を見終わることが出来た。
グッズも見たかったのだが、こちらも人だかりがすごく
さっと見て帰ってきた。


私が帰る頃にはミュシャ展でも20分待ちの入場制限が設けられていました。


混雑はいやだが、ライトな層や一般層にも興味をもってもらわないと
この業界も潤わないし、テレビなのか雑誌なのかネットなのかわからないが
なんらかのプロモーションによって行ってみようと
足を運んでくれるお客さんは多いほうがいい。


個人的には落ち着いてみたいので
美術館巡りをしなれているお客が多い方が
互いの鑑賞を妨げないよう配慮してくれるので
常識をもったコアな層だけの方がありがたいですが。


それでも、両展覧会の勢いや熱気を感じられたので
前向きに良かったと思っています。




3月8日に始まってから約10日後という
早い時期に訪れたものの
予想外の混雑に面食らってしまったが
無事に見ることが出来てよかった。



去年から楽しみにしていた「ミュシャ展」ですが
こんな感じで楽しんできました。


この調子だとどちらの展覧会も
今後は混んでいく可能性が高そうなので
行く予定がある方はなるべく早い時期に行くほうがいいかと思います。

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