2017/11/20
2017/11/19
2017/11/18
2017/10/17
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

昔の土曜ワイド劇場

        

「十和田湖に消えた女・連続レイプ殺人事件」 (1982年)  笹沢左保 『異常者』

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 11/ 20
                 
●「十和田湖に消えた女・連続レイプ殺人事件・
死体の胸に深紅の花」  1982年11月20日
原作: 笹沢左保 異常者 (1981年) (徳間文庫)
脚本: 長野洋
音楽: 小川よしあき
監督: 井上芳夫
制作: 大映テレビ
出演: 片岡孝夫、佳那晃子、藤岡琢也、沢井孝子、
小林昭二、清水紘治、にしきのあきらほか


十和田湖に消えた女・連続レイプ殺人事件

警視庁の山城部補(藤岡琢也)は、連発する婦女暴行殺人事件に
頭を悩ませていた。

被害者は主婦、OL、ホステスとさまざまだが
異様な事に死体にはいずれも赤いスプレーが浴びせられていた。

山城は推理マニアの画家波多野(片岡孝夫)に相談する。









弁護士の波多野丈二は歌舞伎町のクラブ数利夢で飲んでいた。
波多野は2年前の今日、妻を自殺で失っていた。
原因はその前に妻が自宅でレイプされた疑いがあったことだった。
妻は未遂を主張したが、波多野は妻のあられもない姿を見たときに
未遂には終わらなかったことを確信していて妻を問い詰めていた。






クラブ数利夢のママは砂川春奈といい
28歳で旦那も恋人もいない色白でもち肌をもつ女だった。
ママも妻が亡くなったことも、今日が命日であることも知っていた。




この日、波多野の席には新人のサトミがついていた。
サトミは波多野をマンションまで送ってくれた。
初対面のサトミに波多野は亡くなった妻のことを話すと
彼女は妻の命日に他の女が抱けるかどうか試してみましょうと挑んできた。

波多野もこのところ世間を騒がしている
「残虐魔」に襲われたらいけないとサトミを泊めることにした。





サトミは本名を川本多美子だと教えてくれた。
ふたりがそれぞれ風呂に入り終わるともう朝になっていた。
ベッドに入りこれからというとき、突然電話がなった。



それは、波多野の妹初江が残虐魔の第五の被害者になったという知らせだった。
波多野の両親は亡くなっていて、二人だけの兄妹だった。

初江は26歳で大坪という会社員と2年前に結婚して子供はなく
練馬区南大泉の一軒家に住んでいた。
飼っている犬を散歩している時に被害にあったのだということだった。





ブラウスを引きちぎられスカートをまくり上げられて
膣には異物が挿入され、
胸から腹にかけて赤いスプレーが吹き付けられていた。

これまでの4件とは違い、今回は体液を残していて
犯人の血液型がAB型だと判明した。
こうして、波多野は妻の命日に妹を亡くした。




マンションに警部補の山城士郎がやって来た。
山城とはこの事件前からの知り合いで
妻が亡くなった経緯も知っていた。




妹の通夜の晩、近所に住んでいる浪人生
倉沢友和という男が線香をあげに訪れた。

倉沢は両親が離婚していて、映画関係の仕事をしている
父親とふたり暮らしだった。
倉沢は両手が震えて遺影を見る目つきに
とても暗さがあり波多野は不審なものを感じた。





初日から二人の仲はママ公認だったこともあって
多美子はしばらく波多野の身の回りの世話をするということで
クラブを休み荷物を持ってマンションへやって来た。

多美子とは体の関係が出来たが、責任をとれという要求は一切しないと言ってきた。
心が軽くなった波多野だったが、多美子の本心がわかりかねる気がした。





被害者は住んでる場所も、年齢もバラバラで
警察では通り魔事件として捜査していた。
しかし、その後も残虐魔は手を緩めず
被害者は増えていくばかりだった。




波多野は妻と妹が光琳女子短大出身で
寮にいたことを思い出した。
そこで山城にもこのことを話し見た。




被害者は八人まで増えてしまった。
そのうち妹を含めた三人までが
光琳女子短大の卒業生や在学中だった。
うち二人の体内にAB型の体液が残されている。




波多野と多美子は白山にある短大の女子寮へ行くことにした。
多美子には被害者の学生林田千枝子の友人
朝日奈レイをうまく呼び出して会ってもらい
波多野は事務長の筑波朗と会うことにした
波多野の収穫はなかったが、朝日奈レイは
以前寮に初江が倉沢を連れてきたことがあると話してくれて
ここでこれまで見えなかった接点が見え始めてきた。




すると、波多野は妻と初江が色が白く肌が美しいという
共通点があることに気が付いて
被害者の林田千枝子、柏木良子ともに
同じ特徴があることがわかった。




波多野と多美子は倉沢友和を訪ねたが
倉沢は初江のことは知らないというだけだった。





その後捜査本部と新聞社へ怪文書が届いた。
残虐魔からと思われるもので、最後には
残虐魔なる呼び名を解消せよとあり
”歪んだ真珠”という署名があった。





波多野が数利夢へ飲みに行った帰り
波多野と多美子はママのマンションへ行った。
この頃には、波多野は多美子を結婚相手として考えるようになっていた。

それをママにも話すと喜んでくれて
母一人娘ひとりだからお母さんの面倒も見て欲しいと言った。
多美子の父は小学校の教師だったが、父も姉も死んでいて
長崎に病気の母がいるだけだった。





すると電話のベルが鳴って、ダイニングにいた多美子が
ママの代わりに電話に出た。
このところ正体不明の男から何度か電話がかかってきていたのだ。
二人は遅い時間なのでマンションから帰ることにした。
だが、二人が帰ったあと、ママが虐殺魔によって殺されていた。




その頃横浜の港区で黒崎太郎という男が自殺した。
黒崎は虐殺魔事件の被害者の名前を書いた紙を持っていた。
そこには光琳女子短大の関係者三名の名前はなかった。

人付き合いも良くなくて、女性に奥手な様子だった。
手帳にはママ砂川春奈の住所と電話番号が書かれていた。
黒崎とは仮の名で、君原新太郎といい会社の金
一千四百万を横領した手配犯だったのだ。






波多野は結婚している時に住んでいた下目黒を車で通る時に
妻のレイプ疑惑についていさかいがあった時のことを思い出した。
その時ふと「筑波」の表札がかかる邸宅を発見した。
交番で訪ねると、それは寮で会った筑波の自宅だった。




この時波多野はひらめいた。
筑波はもち肌でむっちり型の女を異常に好んでいるのではないか。
そして、どこかで見たことがあるような気がして気にかかっていた
「歪んだ真珠」の正体がわかった。


それは芸術様式をあらわす言葉で、フランス語で”バロック”といい
”バロック”から並びをかえると”ツクバロ”となり筑波朗を指す。





警察は倉沢と筑波を取り調べていた。
知らぬ存ぜぬだった倉沢だが、初江と一緒に光琳女子短大の
寮へ遊びに行ったことを認めその時に筑波も見ていた。
そして、公園で筑波が初江を犯している現場を
たまたま見てしまったことを告白した。

倉沢は初江を性的興味の対象として見ていたので
犯されている姿に興奮してその後に殺されるところまで目撃していた。




この証言から犯行を否認していた筑波もついに自供を始めた。



筑波は若い時から変質的要素があった。
真っ白なもち肌の女性に異様な性欲を感じていて
22歳の時に家で預かっていた従妹を強姦している。

その後は必死で自制した筑波だが
30歳の時に光代という近所の美容師を暴行してしまい
その女を妻として迎え入れた。
しかし、光代は病死してしまう。





筑波は卒業生の波多野の妻マチ子が
結婚して近所に住んでいることを知った。
マチ子を訪ねていった日、たまたま彼女一人だったことから
欲望を抑えきれずマチ子を犯してしまった。



ことが済んだ筑波は平謝りに謝った。
マチ子は学生時代筑波に憧れていて
夫にも知られたくないことから筑波を許した。

その後、マチ子が飛び降り自殺をしたことを知って
自殺の原因は自分だと思った筑波は
自責の念で眠ることも出来ず、
二度と愚行を起こすまいと誓った。





だが、快感を忘れることが出来ず
マチ子の時の経験から自分の正体をわからない形で
暴行を続けたのだ。
万が一を考えて示談に持ち込みやすい光琳女子短大の
在校生か卒業生に的を絞った。

ちょうど虐殺魔事件が騒がれていて
同じように赤いスプレーを吹きかけて
この事件に便乗することにしたのだ。




これで光琳女子短大の関係者3名の暴行事件は解決した。
だが、残る六人の被害者については依然として犯人がわからなかった。



この六人は犯行現場が1件が自宅の屋上という以外は
屋内の犯行という共通点があるだけだった。
被害者に接点もなく捜査は難航した。



歪んだ真珠の一件で犯人逮捕の重要な手がかりをみつけた
波多野は山城と一緒に残る被害者の身辺を洗い出す。
関係者に警察が聞かないような質問をしているうちに
「女性ウイークリー」という婦人向けの雑誌の存在が浮かび上ってきた。





被害者はママの春奈以外は主婦などが多くて平凡な女たちだった。
しかし、こういう人種もハメを外すことがあるのではないだろうか。

それは日常生活の範囲ではなく、旅行先ではと思いついたことから
六人が同じころ旅行に出ていたことがわかり
更に女性ウイークリーの優待旅行でギリシャへ行っていて
同じグループだったことがわかる。



しかも、旅行会社に勤めていた黒崎こと君原が彼女たちの受け持ちだった。
案の定、旅行先では盗難事件のトラブルがあった。


だが、疑わしいと思われていたのは虐殺魔事件の被害者ではなく
宮崎に住む学校教師向井八重子という女で、
彼女は虐殺魔事件前に自殺をしていた。
残された母と妹は引っ越しをしていて、母の旧姓に戻していた。





女性に奥手だった君原は彼女に恋をしていたようで
失恋していた形跡があった---。






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ドラマ「十和田湖に消えた女」は、詳細までは覚えていないが
とても記憶に残るものでした。


暴行を受けた女性たちが絞殺され、死体には赤いスプレーが
吹き付けられて異物が挿入されるという異常さ。
原作の「異常者」というタイトルも印象深かったし
佳那晃子の美しさと、哀しさの入り混じった演技が
深く記憶に刻まれています。


「十和田湖に消えた女」と翌月放送された
「山口線貴婦人号SL殺人トリック」に出た
佳那晃子はとてもきれいで忘れられません。

「山口線貴婦人号SL殺人トリック」は
その後土ワイでリメイクされたんですが
もう前回の良さが破壊された感じでつまんなかったです。


「異常者」のドラマ化「十和田湖に消えた女」では
主人公の波多野は弁護士ではなくて画家となっています。





            
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「昭和怪盗伝」 (1977年) 岡本喜八・仲代達矢コンビでおくる説教強盗のドラマ化

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 11/ 19
                 
押し入った家に用心が悪いと説教をしながら強盗を働く
昭和初期の”説教強盗”の実話をもとに描いた作品。


岡本喜八監督と仲代達矢のコンビで送るコミカルでユーモラスなドラマ。


●「昭和怪盗伝」  1977年11月19日
原作: 加太こうじ
脚本: 廣澤榮
音楽: 佐藤勝
監督: 岡本喜八
制作: 俳優座映画放送、大映映像
出演: 仲代達矢、田中邦衛、岸田今日子、神崎愛、
松本克平、嵯峨善兵、横森久ほか



昭和怪盗伝




津田梅吉(仲代達矢)は表向きは左官屋だが
実は世間を騒がせている説教強盗だった。



梅吉を捕まえようと、警察のお偉方は作戦を練っており
昼休みに会議室に仕出し屋に扮した梅吉が弁当を抱えて入ってきた。



昭和怪盗伝 仲代達矢


その正体が自分たちが必死になって逮捕しようとしている
説教強盗・津田梅吉とも知らない警視総監(嵯峨善兵)は
梅吉に茶を入れてもらい弁当をパクついていた。




梅吉は紳士的に身なりを整えるとトイレにも出入りをして
西刑事(田中邦衛)らの会話から
ちゃっかり今日の張り込み場所がどこかを手に入れて帰ってくる。




紳士になった梅吉が車を拾い降りたところは昭和初期でなく
現在(放送当時)の浅草だった。
50年前と変わっちゃいねえと、弁士付きの映画「ねずみ小僧」を鑑賞する。




深夜、昼間とは打って変わって昭和初期に戻り
隠してあった泥棒の衣装に着替えると梅吉は
警察がマークしている板橋ではなく、上落合のとある夫婦の家へ忍び込む。


気配を察し起きた夫婦に、
「戸締りが悪い。犬を飼いなさい。門灯をつけておきなさい。」と
説教をしながら強盗を働くと、早朝足取りも軽くわが家へ帰宅。



4畳半2食賄付きの部屋が説教強盗の住処だった。



昭和怪盗伝

無事に一仕事終えた梅吉は馴染みのカフェへ行くと
女給すえ子(神崎愛)と歌いながら踊り羽振りの良さを見せつける。




店を出たふたりは白昼堂々とデートを楽しむ。




今でこそ派手に遊ぶ梅吉だったが、子供時代は貧しかった。
おまけに母親の連れ子で義父からは余計もの扱い。
義父はまだ六歳の梅吉に子守として働かせては
前金をせしめる日々が続く・・・。



すえ子は梅吉の悲しい身の上話に
子だくさんで貧乏一家だった自分の身の上を重ねて涙する。
梅吉は、そんなすえ子と所帯をもつことになった。





梅吉は家賃四倍弱の新居に、すえ子と引っ越してくる。



これを機に正業につこうと思っている梅吉は
左官屋の親方の家を訪ねるが、不況で借金を背負い
一家でガスによる心中を遂げていた。
これだから、梅吉もなかなか泥棒の仕事はやめられない。




梅吉は50年後の東京へ来ると、アルバイトニュースを買い電車に乗った。
すると乗客の若い女性二人組がある事件の犯人について話していた。


昭和怪盗伝

梅吉はてっきり説教強盗が伝説となって未だに語られていると勘違いし
50年前に戻ってきた。
だが、女性たちが話していたのは、三億円事件の犯人についてだった。





気分よくわが家へ戻ってきた梅吉に、すえ子も説教強盗をほめていて
貧乏人のヒーローになるべく押し入った家には、不景気で工場が倒産して
心中をしようとしていた夫婦がいた。

貧乏人から金を巻き上げるつもりはない、梅吉は同情すると
盗みに入った家で金を置いて出てくるという始末。





次こそは失敗しないよう選んだのが女流作家菊池芙美江(岸田今日子)の家だった。
だが、印税の入ったばかりの芙美江は、印税は銀行振り込みだといい
手元にある金はわずか三銭だけ。

宝石類にありつくことも出来ず仕舞いでいると、ひとり暮らしの芙美江は
梅吉を誘惑してきた。


仲代達矢 岸田今日子

意気込んで押し入ったが金品も奪えず、女からの誘惑に
梅吉は乗ってしまい・・・。



三銭だけを手にして梅吉が帰ると、今度はすえ子が
明るいうちからおねだりをしてきた。



そんなある日、梅吉が映画を見ていると偶然芙美江がやってきた。
あの晩、梅吉の素顔を見ていた芙美江は「ドロボー!」と叫ぶと
梅吉は慌てて外へ逃げ出す。



それを追う芙美江が劇場をでたところ、これまた偶然西刑事が通りかかった。
芙美江は説教強盗が逃げたといい、西は梅吉の後を追っかけていく。



追ってから逃げるため、梅吉は下ばきを置いて、川へ石を投げて札を少々ばらまくと
さも川へ飛び込んで泳いで逃げたように装いなんとか西から逃れた。



説教強盗の素顔をただ一人見た、芙美江はラジオのインタビューを受けていて
梅吉はそれを自宅で聞いていた。



昭和怪盗伝

だが、見栄っ張りの芙美江は、現金を四、五千円盗まれたといい
説教強盗はブ男で自分に色目を使ってきたと事実と反対のことを話していて
それを聞いた梅吉はラジオに八つ当たりしていた。


ラジオでは説教強盗に千円の懸賞金がかけられたことが発表された。


金を巻き上げられなかった上に、醜男扱いされて面白くない梅吉は
屋台へ飲みに出かけた。
すると、警察がやってきて、梅吉はお縄になってしまう。






だが、取調室ではどうも話がおかしい。
警察は説教強盗として逮捕したのではなく、3.15事件の
アカと間違えて誤認逮捕したのである。


そうとわかり違うという梅吉だが、警察は赤と決めてかかり話にならない。
そこへ、すえ子のカフェ時代の同僚の女給山崎ノリコがやってきた。
ノリコの正体は赤で、肺結核を患っていてあとわずかの命だった。




その頃、西刑事も説教強盗梅吉の素顔を見て、以前出入りしていた仕出し屋とわかり
店に聞き込んだ結果、たまに手伝いに来る左官屋で名前も住所もわからないと知った。
西は左官屋で昼間家にいる奴が怪しいと、左官屋を一件一件当たることにした。




西が梅吉の家へ行くと、すえ子は主人は仕事で出かけていると応対し
ここではないと判断した西たちは家を後にした。
梅吉はたまたま警察に捕まっていたことで、説教強盗の容疑者として
西に逮捕されることから運よく逃れられた。






ノリコの証言により無事に釈放された梅吉はすえ子にこのことを話すと
すえ子はノリコが赤であることは薄々気づいていた。
彼女もまた貧乏で環境がそうさせたのだった。




梅吉は今度こそうまい汁を吸っている奴から金を頂こうと
議員の一條が済む家へ押し入った。


昭和怪盗伝

だが、一條は金を渡すふりをして防犯ブザーを鳴らした。
けたたましく鳴り響く音に、どうすることも出来ない梅吉は退散するしかなかった。



すると、町では号外が配られていて、梅吉は説教強盗として
まじめな印刷工織本久が逮捕されたことを知った。






一方警視庁では、説教強盗の素顔を知っている西刑事が
警視総監に織本は説教強盗とは顔と指紋が違うことを話し、
昨夜一條家へ盗みに入ろうとしたことからも誤認逮捕だと知らせた。
だが、大っぴらに報道されてしまい今更誤認逮捕だと公表するわけにもいかない。



梅吉にとって織本は同じ貧乏人で仲間だった。
それを助けないわけにはいかない。



すえ子は妊娠していてこれから先金が必要だった。


昭和怪盗伝

梅吉はすえ子とまだ入籍を済ませていないことから
ある決心をし、西刑事にすえ子の声色を使って
説教強盗の住所を知っていると電話した。



梅吉はすえ子に大きな仕事が入りしばらくいなくなると告げると
すえ子は梅吉が説教強盗であることをすでに知っていたが
それを黙っていたことを明かした。



昭和怪盗伝

梅吉は驚いたが、懸賞金目当てですえ子の名前で
警察に密告電話をかけたことを話すと
すえ子の荷物をまとめてすがってくるすえ子を
強引に家から追い出した。
すえ子は梅吉の子供を育てながらいつまでも待っていると言っていた。



そこへ、西刑事たちがやって来た。


昭和怪盗伝

梅吉は説教強盗であることを認めると
独身時代から連れ添った文鳥を外に話してお縄となる。



50年後、梅吉は自由の身となっていた。



昭和怪盗伝

そして、何かスカッとすることをやろうと東京の空を見上げた。





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原作者の加太こうじも出演していたようですね。



刑事役の田中邦衛とのコミカルなやりとりやら、
女流作家の岸田今日子の邸宅へ
強盗に押し入った時の
とても強盗と被害者とは思えない
非現実的な会話なんかも面白かった。





そして、昭和初期と現在(放送当時)を
シンクロさせた演出などもいい。


テレビドラマというよりは、映画テイストが味わえます。

仲代達矢の小気味良い語りが面白くて
とてもテンポが良いので
約70分程のドラマが短く感じました。




                         
                                  
        

美女シリーズ11 桜の国の美女・江戸川乱歩の「黄金仮面Ⅱ」 (1980年)

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 11/ 18
                 
土曜ワイド劇場の美女シリーズ第11弾であり
黄金仮面シリーズ第2弾でもある本作は
前年11月に放送された「大時計の美女」から
だいぶ期間があいてからの放送となりました。


いつも1月に放送されるというイメージがあるのだが、この年の1月最初の作品は
中村勘三郎の「名探偵雅楽シリーズ」2作目が放送されている。


一応黄金仮面シリーズとなっているが、黄金仮面は1作品だけなので
これは”黄金仮面”といいながらもオリジナル作品となっている。

黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女





●「江戸川乱歩の黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女」  1980年4月12日
原作: 江戸川乱歩  『黄金仮面』
脚本: 桜井康裕
音楽: 鏑木創
監督: 井上梅次
制作: 松竹
出演: 天知茂、古手川祐子、伊吹吾郎、田中真理、
五十嵐めぐみ、荒井注、柏原貴、大月ウルフほか




黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

まず前回の「黄金仮面」と同様に、明智が出てきて
視聴者に語りかけてくるシーンからスタート。
前回のあらすじを終わりまですべてネタばらししてます。


あれから3年、久しぶりに黄金仮面が日本にやってきた。

今度はニュー白金ビルで行われる「近世フランス絵画展」の目玉
白銀弥之助(宇佐美淳)愛蔵の ”ルノアールの裸婦” を頂戴にあがるという
予告文書が届いたのだ。


波越警部(荒井注)から知らせを受けた明智小五郎(天知茂)は
その挑戦を受けてたつ。
フランスからもジェラール警部(大月ウルフ)が来日し
波越たちに協力をすることとなった。


明智は黄金仮面ことロベール・サトー(伊吹吾郎)は
不二子という恋人と海の向こうで暮らしていたのに
なぜまた盗みを働くようになったのか疑問に思う。


白金ビルに着いた明智、波越、ジェラールは白金と会った。



明智は黄金仮面が一般公開を待たずにオープニングで
ルノアールの絵を狙うはずだと言った。


その模様が白金の部屋にあるテレビモニターに映し出され
オープニングセレモニーで白金の娘の花子(古手川祐子)がテープカットをしていた。
画面越しに花子を一目見たジェラール警部は
花子の美しさに見とれてしまい桜の花のイメージを持った。


開場には明智の助手の文代(五十嵐めぐみ)と小林(柏原貴)も潜入していた。


明智たちの部屋にいてモニターを見ていた白金の秘書・浅沼由貴(田中真理)が
絵をゆっくりと見たいからといい部屋を出ていった。
明智はクローズ間際がとても危険なんだと注目して見ていた。



会場ではパーティーが始まり、花子と由貴は一緒に絵を見ていた。


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

会場に展示されている裸婦の絵は、1875か76年頃のもので
ルノアールが30代後半の初期の作品でタッチがやわらかだと花子が説明していた。




黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

そこへ警備員に扮した黄金仮面が姿を現して
絵を見ていた華子と由貴に近づくと花子にピストルを突き付け
由貴に絵を外させて、それを阻止しようとやって来たジェラール警部の腕を撃った。


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

倒れたジェラール警部のところへ医者に化けた明智と看護婦に化けた文代が近づいたが
黄金仮面は離れろと言い、さもなければジェラールと花子の命がないと言った。


波越は警戒を解いたように見せかけると、黄金仮面は絵と花子を奪って逃走した。
その後、文代は女子トイレでガムテープで口をふさがれ手足を縛られた花子を救出した。
黄金仮面は逃げてしまい刑事たちはビルの屋上まで追い詰めたが
別のビルの屋上にロープをかけるとそれをつたって逃げてしまった。


小林が「俺が行く!」というが止められ、綱渡りを見るだけの刑事たち。



黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

だが、黄金仮面がビルを移ると、そこには明智が待っていた。
明智は黄金仮面を捕まえたが、仮面を剥ぐとロベールではなく
10万円で綱渡りをしてくれと頼まれたただのスタントマンだった。


本物の黄金仮面はジェラール警部を運ぶ救急車の中に絵を持ち乗っていた。
救急車を降りた黄金仮面はピストルでタイヤをパンクさせると
女が乗っていた別の車に乗り換え逃走していった。
明智と波越が追いついたときにはジェラール警部がいるだけだった。


明智は時間の経過と美術展の人物配置から黄金仮面の女性共犯者が誰だかわかっていた。
白金は絵画に二億円の保険をかけていて、オーシャン保険の調査員
高田レイコ(中田彩子)が波越に連れられて明智の事務所へやって来た。
レイコは黄金仮面の共犯者が内部にいるといい、このカンが当たっていれば
明智に挑戦したいと言ってきた。


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

本気で犯人をあげて絵を取り戻そうとする様子だった。




黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

ジェラール警部の病室に花子が見舞いに来ていて
その美しさに惚れた警部だが花子には佐伯(宅麻伸)という
ピアニストの恋人がいた。
明智も見舞いに訪れて、花子に由貴からパーティー会場へ行こうとしたところ
絵を見に行こうと誘われたことを聞きだし、由貴が共犯者で
最初から花子を人質にして絵を奪うつもりだったことを解いた。


同じ人物に目をつけていたレイコは由貴を呼び出し、黄金仮面の共犯者かと問いただした。
花子を最初から人質にして堂々と絵を盗むつもりで、何もかも話せと迫る。
自分は名探偵の明智と張り合っているのでそのうち証拠を持ってくると息巻いた。



波越は車中で明智に、由貴が白金の秘書になる前に旅行者にいた頃
フランスにいたロベールと文通していて、レイコが由貴に黄金仮面の共犯者であることを
確かめたときに相当同様していたことを報告し、レイコのマンションへ向かった。


だが、足を突っ込みすぎたレイコは入浴中に黄金仮面にナイフでめった刺しにされる。
部屋から飛び出す黄金仮面をカップルに見られてしまった。
直後明智と波越が到着するがレイコは一足早く殺されてしまっていて
浴室には黄金仮面のものとみられる帽子が残されていた。
明智はめった刺しにされているがどの傷も浅いことから
黄金仮面になりすました由貴の犯行とにらんだ。


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

コンクールが迫ってきて佐伯がピアノの練習をしていると花子がやって来た。
白金は二人の交際を認めていなくて、今度の日曜日銀行の頭取の息子と
見合いをさせようとしていた。
白金は花子に婿を取り、白金不動産の跡を継がせようとしていたのだ。
佐伯は国際ピアノコンクールで優勝して、花子に結婚をしようと言った。


そんな折、再び白金の元へ今度はゴッホの”はね橋”を頂戴するという
黄金仮面からの通告場が届いた。
はね橋は伊東にある別荘の別棟の美術館にある。
ガードマンもいて防犯装置もあり警備は万全のようだった。

当日は銀行頭取の子息と花子の見合いがあるというと
ジェラール警部は花子には恋人がいると言ったが
白金は二人の仲を裂くためにも見合いをすすめていると言った。



明智、波越、ジェラールは伊東へ向かった。
はね橋がある白金美術館では、防犯装置のブザーもあり
何者かが侵入しようとしたら柵が降りてきて閉じ込められるようになっていた。


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

明智はさらにゴッホのはね橋を偽物とすり替えて本物は銀行の貸金庫に預けた。



一方、花子のところへは佐伯をあきらめて縁談を勧めろ
さもなくば佐伯が一生ピアノが弾けなくなるという黄金仮面からの脅迫電話が入った。
花子はその日予定通り頭取の息子と見合いをし、お琴でさくらを弾いて見せた。



そのころ、黄金仮面は警備をかいくぐり見事絵を盗み出すことに成功していた。


花子の見合い話を心配した佐伯が伊東へ来たが波越たちが警備していて足止めを食らう。
だが二人の仲を応援しているジェラールは佐伯が来たことを花子に知らせに行った。


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

波越は佐伯が黄金仮面の変装じゃないかと疑いマスクをはがそうとして
もみ合っているところへ、刑事が絵が盗まれたとやって来た。



美術館へ入っていくと絵がなくなっていたが、ベルも鳴らずに柵もおりなかったが
盗まれた絵は明智がすり替えた偽物だった。
帰ろうとした佐伯のところへ花子がやってきて
コンクールに入賞したことを告げなぜ見合いをしたのだと言った。
そこへ絵を持った黄金仮面が現れて花子をさらうと由貴が運転する車で逃走した。


文代と小林はバイクで車をつける。
さすがに黄金仮面が尾行の気配を察知すると、これに気が付いた
文代は車をわざと挑発すると、そのすきに小林が車に細工をして
二人は走り去っていった。

車には白い粉が落ちるよう仕掛けをしたので、あとはその後を追っていけばいいだけだった。
文代と明智は無線で連絡を取り合うと、粉の跡をつけて車を折っていった。


アジトについた黄金仮面は縛った花子の傷の手当てをしていて
由貴はなぜ絵だけではなく花子を連れ去ったのかとやきもちをやいた。



黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

由貴と二人きりになった黄金仮面はギターを弾いていた。
もうこんな仕事は嫌でフランスへ帰って一緒に暮らそうと由貴に言った。
黄金仮面を愛している由貴は喜んだが、黄金仮面はちっとも嬉しそうではない。
すると物音がして黄金仮面が様子を見に行った。
由貴のところに黄金仮面が戻ってくると
もう一人の黄金仮面が入ってきた。


後に入ってきた黄金仮面が誰だ面を取れと言うと
面を取らなければ誰だかわからないのかと言った。

最初に入って来た黄金仮面は明智の変装だった。
波越たちも到着し明智は黄金仮面に仮面を取れと言い
本物ならゴッホのはね橋が複製画だとわかるはずだと言った。
ジェラールに銃を突き付けられた黄金仮面はガラス窓を破り
銃をぶっぱなしながら逃げようとするが、明智たちもそれを追いかけていき
吊り橋の上まで追い詰めていった。



黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

黄金仮面のピストルから弾がなくなり、明智と素手で一騎打ちの戦いとなる。


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

揺れるつり橋の上で緊迫の攻防戦が繰り広げられるが
明智が黄金仮面により突き落とされそうになったところへ
ジェラール警部の銃が黄金仮面を撃ちそのまま転落してしまった。


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

センセの激しい格闘シーンではいつも髪の毛が心配になってしまう。。。




明智たちが確認しに行くと顔面がザクロのようにザックリと割れており無残な死体だった。


明智は好敵手黄金仮面の死に落胆していた。
運転中、黄金仮面の死顔がなんども浮かんでは消えた。



すると車の前に由貴がいて、明智は黄金仮面ロベールが死んだことを教えると
由貴は自分も死んだと同じだ警察へ連れていってくれと車に乗り込んできた。
レイコは黄金仮面になりすました由貴の犯行であることも認めた。
明智は黄金仮面がロベールではないと思っていた。



黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女


不二子がいながら由貴という愛人を持ったり花子に手を出そうとしたりと
昔のロベールとは変わってしまったことを嘆いた。
すると由貴は明智にピストルを突き付けてスピードを上げてそのまま突っ込めと言った。
明智はなすすべもなくそのままスピードを上げて車は海に転落した。




車が引き上げられたが中にはピストルを握りしめた由貴の死体だけで
明智は行方不明となった。




黄金仮面ロベールと共犯者の由貴が死んで事件は解決し
ジェラール警部はフランスへ帰ることとなり波越たちが見送りに来ていた。


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

そこへ花子と佐伯も来て、二人の交際に反対していた白金も
事件をキッカケに二人の仲を認めてくれたことを報告した。
ジェラール警部は飛行機に乗り無事に日本を立った。


白金は花子と佐伯の婚約と、世間を騒がせたお詫びに
ゴッホのはね橋を二人が指揮を上げる伊東の教会に寄贈することを発表した。


明智事務所では死体は上がらなかったが、文代と小林が明智の死を悲しんでいた。
そこへ波越が黄金仮面からの手紙を持ってきた。
黄金仮面は死んだはずなのでいたずらではないかというが。


花子と佐伯は結婚式当日、寄贈する絵を一緒に車に乗せて運ぶことになった。
この車の前には刑事たちが乗っている車が、後ろには波越が乗っている車が
挟み撃ちをして厳重に警備をしながら絵と花子たちを運ぶ。
さらに文代と小林はバイクに乗って先回りすることになっていた。



教会まで向かう途中に、波越たちの車の前で伊豆みかんの箱を載せた車がそれを落とし
波越たちの行く手を邪魔した。


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

ひとつ前の花子たちが乗っていた車の前にはいつの間にか大型トレーラーが
いて助手席の人物が運転手に銃で脅して車はそのまますっぽりとトレーラーの中に入ってしまった。


波越たちがなんとか発車させたときには、花子たちを乗せた車は影も形もなく
そのまま走っていくと1台目の刑事たちが乗っている車と遭遇した。
彼らはまだ花子たちの車がやってきていないという。
これまでここを通ったのは大型トレーラーだけだと報告を受けた。
先回りしていた文代と小林もあまりに来るのが遅くて引き返してきた。
二人は大型トレーラーが横切ったことを話した。
これにより波越たちはトレーラーの中に花子たちの車が乗せられたとみて追跡を開始する。



トレーラーは目的地付近に車を止めて絵を持って全員降りるとゾロゾロと道を歩き出す。


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女


そして洞穴へ着くとそこには黄金仮面が待っていた。



黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

絵を預かり花子を連れてきたのを確認すると手下たちに報酬を分け与え
解散となろうとしたときに追いついた波越たちがやってきて手下を捕まえた。


黄金仮面ロベールは明智と一騎打ちしたときに転落ししており
波越は仮面を取れというがとらなかったが
自分が本物の黄金仮面であり日本で自分を捕まえることが出来るのは
明智只一人だがその明智は死んでしまったという。


すると明智は死んじゃいないという声が洞穴に響いた。
声の主は縛り上げていた運転手の男だった。
変装を解く前に運転手の正体が明智だと見破った黄金仮面を
明智は本物の黄金仮面ロベールに違いないと言い変装を解いた。


明智は黄金仮面の正体がジェラール警部だと見破っていた。



黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女


帽子を取り仮面を剥いだ人物は帰国したはずのジェラール警部だった。




ジェラールはフランスへ帰るふりをして香港から日本へトンボ帰りしていた。
明智は黄金仮面の正体はロベールで、この世にロベールはただ一人
さらにもうひとつの仮面を外せという。


ジェラールはマスクを剥ぐとロベールとなり素顔をあかした。


大月ウルフから伊吹吾郎になるのでかつらをとると


黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女


黒々とした伊吹チックなヘアスタイルに。
違和感ありあり(笑)


口ひげ、あごひげをとりさっぱりすると・・・



黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

ペリペリしてロベール・サトーが登場する。




今回ロベールはフランスで自分ソックリのダミーを作り上げていた。
莫大な金を渡して身代わりにしていたがつり橋で正体がばれるのを恐れた
ロベールはダミーを殺した。


明智はロベールに不二子さんという恋人がいながら
花子を狙うことを責めると、ロベールは不二子は交通事故弟子に
それに代わる人を求めて日本にやって来たのだという。
ロベールは花子に恋してしまいフランスへ連れて帰るつもりだ。




黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女


花子には愛する佐伯がいるというが、ロベールはそれ以上に花子を幸せにするというと
絵と花子を連れて逃げてしまい柵が降りてきて明智たちは行く手を阻まれてしまった。

黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

ロベールは用意していたボートに乗って逃げると、ようやく穴から出てきた明智たちもこれを追う。
ボートに乗りながら明智は必死にロベールを説得し続けるが
またしてもヘリコプターがやってきて、ロベールはつり橋後をのぼって
ヘリコプターに乗り込もうとする。



黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

だが、最後の最後で花子が心から佐伯を愛していることを知ったロベールは
絵だけを持って「花子さん、済まなかった。幸せに。」というと一人で
ヘリに乗って去っていった。


明智はまたしても同じ手で黄金仮面に逃げられてしまい捕まえることはできなかった。



またロベールは挑戦してくる、今度こそ勝負と悔しさを噛みしめる。







最後の方で、死んだと思ったロベールが偽物で
本物の黄金仮面は初めからジェラール警部で
それこそがロベールの変装だったというのは
このドラマのひとつの見せ場だと思うのだが
ドラマの紹介では最初からパリ警察のジェラール警部に
なりすまして黄金仮面が来日と明かしちゃっているんですよね。


まぁその前に美女シリーズ独特の世界観や雰囲気も感じられないので
このネタばらしがあまり痛く感じられないところが今回の作品の評価とも通じるものがある。


そんななか、名探偵明智小五郎に真っ向から勝負を挑んできた
保険会社の女調査員・高田を演じた中田彩子の演技力と
役者としての格がそれに追いついておらず非常に寒々しく感じられ
自分には単なる脱ぎ要因の域を出なかったことも残念でならない。


また美女、花子には同世代で見た感じピッタリの佐伯という恋人がおり
黄金仮面のロベールが横恋慕しているのも空回りしている感じだけが伝わってきた。
その佐伯役の宅麻伸は、美女シリーズに何度も出ているが
今回は芸名も変わりきちんとした役で登場している。



ドラマの結末はまたしても同じ手で明智がロベールに逃げられるというもの。
このあたりの説得力も感じられなく、全体的に間延びした印象に感じられた。


多分、うまくいっていたら「黄金仮面」の名を借り3作目が作られたのでしょうが
この内容ではシリーズ化は難しいかな。



とはいえ、こんなことを書くのも、
これ半端だったそれぞれがうまくかみ合えば結構面白い作品だったかもと思ったからだ。


黄金仮面=ロベール・サトーというのは前作を見なくても冒頭で明智が
正体を明らにしている。
その正体がわかっているロベールが今作では実はダミーで
本物の黄金仮面はジェラール警部だったというのは面白い。



黄金仮面Ⅱ・桜の国の美女

最初に出てきたロベールは顔に傷跡があり表情も冷たくて堅い。
血が通っていない機械人間みたいな無機質さがあった。
ロベールを整形手術により模写したコピーなので当然なのだが
伊吹吾郎も本物のロベールとの差を出して演技している。


これうまいこといっていたら、最後のボートからヘリで国外脱出を図るというのも
ひとつのひな型として楽しめるフィナーレになっていたかもしれない。



そう思うと、視聴者がここをもっとこうしてたら面白い作品になっていたかも
なぁーんてドラマを修正しながら見る楽しみ方もありかもしれない。





美女シリーズ 記事一覧


1. 「氷柱の美女・吸血鬼」

2. 「浴室の美女・魔術師」

3. 「死刑台の美女・悪魔の紋章」

4. 「白い人魚の美女・緑衣の鬼」

5. 「黒水仙の美女・暗黒星」

6. 「妖精の美女・黄金仮面」

7. 「宝石の美女・白髪鬼」

8. 「悪魔のような美女・黒蜥蜴」

9. 「赤いさそりの美女・妖虫」

10.「大時計の美女・幽霊塔」

11.「桜の国の美女・黄金仮面Ⅱ」

12.「エマニエルの美女・化人幻戯」

13.「魅せられた美女・十字路」

14.「五重塔の美女・幽鬼の塔」

15.「鏡地獄の美女・影男」

16.「白い乳房の美女・地獄の道化師」







                         
                                  
        

「昭和7年の血縁殺人鬼・呪われた流水」 (1981年) 藤枝真太郎シリーズ第2弾

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 10/ 24
                 
片岡孝夫演じる、藤枝真太郎探偵シリーズの2作目。






●「昭和7年の血縁殺人鬼・呪われた流水」  1981年10月24日
原作: 浜尾四郎  『鉄鎖殺人事件
脚本: 山浦弘靖
音楽: 小川よしあき
監督: 国原俊明
制作: 大映テレビ
出演: 片岡孝夫、松尾嘉代、岡本信人、片平なぎさ、内藤武敏、
西崎みどり、佐藤佑介、近藤宏、河原崎長一郎、大鹿次代ほか




昭和7年、探偵の藤枝真太郎(片岡孝夫)と、助手の小川(岡本信人)は、
小樽一の海運会社、若宮海運の社長若宮貞代(松尾嘉代)の
娘・玲子(西崎みどり)の依頼で小樽にやって来た。




貞代は音楽の分野でも歌手を招聘し公演をしていて
玲子も東京の音楽学校へ通わせ歌手にしようとしていた。
本業の若宮海運も20年前に父が死ぬと、一人娘の貞代が継ぎ、
見事な経営手腕を振り発展させてきた。




その2か月前、網走刑務所から足に鉄鎖をつけたまま囚人ゼンジが脱獄した。
ゼンジが向かった先は妻ミツエ(黒田福美)がいる飲み屋だった。
ゼンジが脱走した目的はただひとつ、若宮貞代を殺すことだったが
店から出た二人を警察が追ってきてゼンジは目的を遂げることができないまま
ミツヨと抱き合い足の鉄鎖で二人の体を巻き付けると冷たい流水に身を投げて心中していた。



藤枝たちが小樽に到着する三日前、貞代あてに鎖で縛られ、
剃刀を腹にさした気味の悪い人形が送られてきたというのだ。
玲子の案内で貞代に会うが、ただの商売上の嫌がらせだといい
北海道ではベテランの岡林弁護士(内藤武敏)に任せてあるといい
藤枝は若宮邸から引き返してきた。




貞代の失礼を謝ろうと藤枝たちのあとを追いかけてきた伶子は
貞代が前夫日野勘平衛と会っているところに遭遇し、
貞代が勘平衛から金をせびられており
マリ子という女の事で勘平衛に弱みを握られていることを知った。



貞代のことが心配になった伶子は夜、勘平衛の店へ行くと
帽子をかぶった洋装の女が出てきた。
店の中へ入ると勘平衛が死んでいるのを発見し
藤枝たちが宿泊しているホテルへ伝えに行った。



藤枝と小川が勘平衛の店へ行くと、鉄鎖で体を縛られ剃刀を腹に刺された
勘平衛が死んでいて、机の上のアルバムから写真が一枚亡くなっていた。



岡林は犯罪者の更生にも力を入れていて事務所には沢山の表彰状が飾られていた。




藤枝たちは、貞代が勘平衛と15年前に離婚していて、
愛人だった静雄(河原崎長一郎)と再婚したが
夫婦の仲はうまくいっておらず
玲子が15年前に養女として迎えられていることを知った。



静雄は結婚後覇気がなくなり、若宮海運は貞代が手腕をふるっていた。
そんな状況が耐えられず、静雄は貞代に絡んでくる。
夫婦げんかの仲裁で玲子が割り込んでくると
静雄の口からもマリ子という名前が発せられ
貞代に何か暗い過去があることを感じた。


そこへまたしても同じ状態の気味の悪い人形が送られてきた。



酔った上に夫婦喧嘩をした静雄は屋敷を出て夜の街へ繰り出した。
その静雄がカフェのトイレで、鉄鎖で縛られ腹に剃刀をさされて
殺されているのが発見され、勘兵衛の時と同じ洋装姿の女が
店を出ていく姿が目撃されていた。




貞代はマリ子の行方を岡林に捜索させていて、
玲子はその話を立ち聞きしてしまう。
勘兵衛が殺された日に見た洋装の女とマリ子をだぶらせていた。




藤枝は玲子に貞代は勘兵衛と静雄しか知らない弱みを握られていて
ふたつの殺人は貞代の容疑が濃くなることを話した。
実際、事件を担当した警部(近藤宏)は貞代を疑いアリバイを聞こうとしていた。
玲子は藤枝に”マリ子”の存在を知らせる。




藤枝は勘兵衛のアルバムから写真が消えていたことを思い出し
小川に写真館へいき聞き込みを行うように命じた。




若宮家の写真は、色内写真館がとり続けていて
一枚だけあった原板を焼いてみるとマリ子の七五三の写真だった。




藤枝はそのことを聞きに貞代のところへ行き
20年前、まだ赤ん坊のマリ子を養子縁組していたが
勘兵衛と離婚したと同時に解消しており理由を尋ねた。
貞代はマリ子のことは乳母の奥田とめに託しているといい
藤枝に小切手を渡し東京へ帰そうとするが藤枝はそれを拒んだ。
時期を改めようとする藤枝に、貞代は数日後には東京へ行くことを告げた。



藤枝はとめを探し出そうとするが、とめは15年前に貞代から暇を言い渡され
その後は行方がわからなくなっていた。
藤枝は新聞広告を使ってとめの行方をつきとめようとする。




東京の音楽学校へ通っている玲子は、学校へ戻る時期が来て
恋人で美術学校の学生北田(佐藤佑介)に別れを告げようとする。
ワンマンの貞代のいいなりになっている玲子に、北田は苛立ちを感じていたが、
玲子も本当は東京へは行きたくはなかった。



玲子は東京へは行かないと言い、初めて貞代に歯向かった。
自分の意のままに玲子を操ろうとする貞代は岡林に言って
北田の所在をつかもうとしていた。


玲子は北田のところへ行き、一緒に逃げて欲しいと懇願するが
北田はやりかけている大きな仕事があるといい玲子の要求をはねのけた。



藤枝が宿泊しているホテルでは、峰澄子(片平なぎさ)は見知らぬ男が
部屋に入ってきたといい言い争いになっていた。
その男は新聞広告をみて謝礼金目当てに藤枝を尋ねてきた大西という人物で
最近まで奥田とめと内縁関係にあったのだ。
藤枝は大西からとめが積丹で宿を経営していることを聞き会いに行った。



だが、とめの口は重く、マリ子が捨て子だったこと
貞代は人形をかわいがるような扱いでしかマリ子に接してなく
世話はとめがすべてやっていたことくらいしかわからなかった。


するととめが誰かの気配を感じたようなしぐさをしたので
気になった藤枝が不審な人物がいないか探しに行くと
そのすきにとめは逃げ去っていってしまった。


後を追いかけた藤枝だが、とめの姿を見つけた時には
何者かに頭部を殴られた後で、「おい」にやられたという言葉を残して死んでしまった。
直後とめを殺しに来たものがいると駐在所に通報があり
警察がやってきて現場にいた藤枝を逮捕した。


その後、藤枝は釈放され小川にとめの周辺を洗うように命じた。
小川はとめに年の離れたミツエという芸者の妹がいて、
ミツエが出産するととめは嫌がるミツエから赤ん坊を奪ってしまった。
おそらくその赤ん坊がマリ子であろうことを藤枝に報告した。


だがその5年後、マリ子が誘拐されるという事件が起こった。
犯人はアサイゼンジという男で、ミツエと愛し合った仲で
二人の間に生まれたのがマリ子だったのだ。
そして、今年になって網走刑務所を脱獄したゼンジとミツエは心中していた。


藤枝は無駄を承知で網走へ行こうとしたところ、ホテル代を払わずに出ていこうとした
澄子が入ってきて藤枝は彼女の宿泊代を払ってやった。
小川に岡林弁護士は犯罪者の更生に尽力しているので
小川に澄子を岡林の事務所へ連れていくように命じた。



藤枝はミツエが勤めていた店で一緒に働いていた
キクエを訪ねていくが、二人はピストルで襲撃され殺されそうになった。


それを機に、ミツエのことで若宮家に恨みを抱いていて
藤枝を受け付けなかったキクエは藤枝に心を開いてくれ
ミツエたちのことを話してくれた。


貞代が人形のような女の子を欲しがっているのに目をつけた
とめが金目当てにミツエから奪ったマリ子を貞代に売った。
ゼンジはその時兵隊にとられていて、戻ってきてすぐに自分の子どもを取り返そうとした。


裁判ではゼンジに不利な証言がつくりだされ、弁護士も岡林だったことから
ゼンジは刑務所に送られることになった。
だが、その後、なぜかマリ子は若宮家から追い出されてしまい
ミツエは貞代の事をあの女は鬼だと言って激しく憎んでいた。


マリ子は絵の勉強をしに行くと網走を出てしまい行方がわからない。



網走での用が済んだ藤枝は、小樽のホテルにいる小川に
帰ると電話をし、犯人は藤枝が死んだと思って貞代を狙うかもしれないと話した。
小川が早速若宮邸へ行くと、そこには何故か澄子の姿があった。


だが、貞代は屋敷には岡林の忠告を受けて岡林が別荘代わりに使っている
家へ身を隠していた。
岡林のところにも、貞代に送られてきたものと同じ人形が二体送られていて
二人は二年前から愛人関係にあったのだ。


岡林が案内してくれた家で貞代が一人で寝ていると
帽子をかぶった洋装の女が鉄鎖を手にして現れた。



翌日、鉄鎖で体を縛られ腹に剃刀を刺された貞代の遺体が発見された。
藤枝は岡林の事務所で玲子立ち合いの元に貞代の遺言書を見せてもらうことになった。
そこには全財産を玲子に譲ること、その管理を岡林に一任することが書かれてあった。



帰り際、藤枝は玲子に北田の事を聞いた。
玲子と北田が知り合ったのは、今年の春休みで
北田の出身地も知らなかった。
何か暗い過去があるようで、描く絵は流氷テーマにしたものが多かった。



藤枝に言われて北田の家を張っていた小川は夜、北田が家を出ていくところを見て
つけていこうとしたが何者かに後ろから殴られて気絶した。
その直後、澄子が来て小川を叩き起こすと待たせてあった車に乗せて
若宮邸の前で降ろした。


わけがわからない小川が門の前でうろついていると、藤枝がやってきて
今夜玲子が殺されるのだと言い門を潜り抜けて中へ連れていった。


玲子の部屋に帽子をかぶった洋装の女が鉄鎖を持って現れた。
だがベッドで寝ていたのは藤枝で、洋装の女は女装した北田だった。
マリ子の正体は北田だった。


奥田とめがミツエから奪った赤ん坊は男の子だった。
女の子を欲しがっていた貞代は、子供の世話をとめに任せっきりで
はじめは男の子と気が付かなかった。


だがある日、貞代は自分が欲しくて手に入れた女の子が
本当は男の子であったことに気が付くと、彼女は激しい怒りをあらわにし、
それに恐れを抱いて泣き叫ぶ幼女の北田を追いかけた。


貞代は女の子の格好をした北田の着物の前をはだけると
局部を剃刀で切りつけ、北田は心と体に消えない傷を追ってしまった。


北田は絵を描くことでそれを紛らわそうとしたが、両親が心中して
復讐心に火がついてしまった。
鉄の鎖には両親の恨みが、剃刀には北田の恨みが込められていた。


北田は復讐の機会を得るために玲子に近づいたが
いつの間にか愛するようになってしまった。
藤枝は北田を利用している男がいることを知った。
北田は自分が利用されていることを知りその男に会いに行くため
屋敷を飛び出していった。



その頃、岡林の悪事を知っていた澄子が岡林を強請って金をせしめていた。
岡林は若宮家の全財産をせしめようと、北田が若宮家に恨みを持っていることを
利用して貞代たちを殺させたのだ。
だが、岡林が秘密を知ってしまった澄子を生かしておくわけがない。



澄子を殺そうと岡林が首を絞めていると、北田が部屋へ踏み込んできた。
そこへ藤枝と刑事たちも入ってきて、事件は解決した。



澄子は岡林を調べるために、藤枝が事務所に送り込んでいたのだ。


藤枝と小川は若宮貞代とはいったい何だったのだろうかと思いめぐらす。


ワンマンな性格で、人形のように扱える女の子を欲しがり裏切られたとわかると
ナイフで一生消えない傷を負わせ家から追い払う。
だが、今度こそ自分のいいなりになると思った玲子は好きな男が出来て
自分にそむくようになってしまった。


たとえ夫でも不要になればあっさりと切り捨てる女の強さを見せつけながらも
女として弱い部分も持ち合わせていて、岡林という男と関係を持ち殺されてしまう。


強さと弱さ、この振れ幅が大きい貞代の本当の姿とはいったいなんだったのだろうか。













藤枝探偵役の片岡孝夫がカッコイイ!
昔見たらこうは思わなかっただろうが、今の年齢で見てみると
片岡孝夫の色気がわかりそのあたりも楽しめた。





原作ではワトソン役の小川の語りで文章がつづられていて
藤枝と小川は学生時代からの友人ということもあり
サポート役でありながらも、どこか対等な関係でもあった。


しかし、ドラマでは藤枝を片岡孝夫、小川を岡本信人が演じていて
このふたりが対等な関係にあり、小川が「藤枝--。」と
呼び捨てにするイメージに違和感があった。



やはりその通りで、ドラマでは岡本信人は片岡孝夫を「先生」と呼んでいて
上下関係があきらかな演出がされている。


ちょっと間が抜けていて、ドジな小川が藤枝の引き立て役にもなっていて
藤枝探偵がよりスマートで知的に見える。




また若宮貞代を演じた松尾嘉代も良かった。
強い部分と、男なしではいられない女の弱さも見せ
ストイックな探偵藤枝と対峙するシーンも見せどころのひとつとなっていた。



ナレーターは奈良岡朋子と土曜ワイド劇場のイメージがなかったので新鮮でした。





************ 関連記事 ************


◆ 「昭和7年の姦通殺人鬼」、「昭和7年の血縁殺人鬼」 浜尾四郎の藤枝探偵シリーズがみたい

◆ 「昭和7年の姦通殺人鬼」 (1980年) 浜尾四郎 『殺人鬼』

◆ 「昭和7年の血縁殺人鬼」 (1981年) 浜尾四郎 『鉄鎖殺人事件』 

◆ 「昭和7年の血縁殺人鬼・呪われた流水」 (1981年) ドラマ版

◆ 「十和田湖に消えた女」「狙われた婚約者」千草検事シリーズ2作品




                         
                                  
        

「無人霊柩車」 (1998年)

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 10/ 17
                 
●「無人霊柩車・美人女将の死体を乗せて函館の夜を走る!
エリート検事の妻の万引きが連続殺人を呼んだ・・・・」 1998年10月17日
原作: 小林久三 『走る無人霊柩車 (双葉文庫)
脚本: 安本莞二
監督: 山本迪夫
出演: 神田正輝、高橋恵子、篠田三郎、
柳川慶子、景山仁美ほか






函館の外人墓地や倉庫街を無人の霊柩車が走るという
怪談騒ぎが発生した。



所轄の松田刑事(神田正輝)は不信感を抱きつつも捜査をしていた。



無人霊柩車


そんな折、彼の先輩にあたる倉森検事(篠田三郎)が
函館に次席検事として帰ってきた。


倉森は札幌高検の検事長だった父・哲造の屋敷の敷地内に
邸宅を構え、妻・律子(高橋恵子)と由香と住むことになった。



無人霊柩車


ところが、姑正子(柳川慶子)は何かと律子に厳しく接し、
律子はストレスから出来心を起こし万引きをしてしまう。
その現場を料亭の女将珠江(景山仁美)に目撃されてしまった。



倉森は律子の話しに驚き、不祥事発覚を恐れて珠江と会うことにした。
だが、珠江が口止め料として五千万円を要求したために
口論となり、その末に珠江を殺害してしまう--。














こちらは1980年9月6日同枠で放送された「無人霊柩車殺人事件・二度死んだ女」のリメイクです。


1998年の作品なので、初期の土ワイのフォーマットは完全に崩れてますし
本放送で見た可能性も高く正直あまり興味はないのですが、
キャスティングが高橋恵子と篠田三郎でやる機会があるのならば
見てみたいと思っています。



1980年の坂上二郎主演の作品では、どんでん返しの連続と
カーアクションや、爆発がみどころとなっていたので
そのあたりも変化があるのか見比べてみたいですね。