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2017-08

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恐怖劇場アンバランス 第12話 「墓場から呪いの手」 - 2017.08.03 Thu

恐怖劇場アンバランスの第12回目の放送です。

放送は最後から2番目でしたが、最初に制作されたドラマのようだ。
土曜ワイド劇場の「白い手・美しい手・呪いの手」のもととなった作品。



■ 「墓場から呪いの手」  1973年3月26日


脚本: 若槻文三
音楽: 冨田勲
監修: 円谷英二
監督: 満田かずほ
制作: 円谷プロダクション/フジテレビ



桑田哲也(山本耕一)は付き合っていた
月村久美(牧紀子)に別れ話を切り出した。


墓場から呪いの手

しかし、久美は桑田の帳簿操作のことも持ち出し別れようとしない。

桑田はもともと不正を知っている久美を
口封じのためだけに結婚を匂わせて付き合っていたが
久美はそれを知りながらも桑田を愛していたので承知の上だった。

桑田に女が出来て別れたがっていると知った久美は
会社に辞表を出して何もかもバラすという。


桑田は久美と縁が切れないだけでなく、
社会的地位を失うことも恐れて
久美を殺すと浴室でバラバラにし小包状態にすると
車で複数の場所に捨てた。


その直後から桑田のまわりに不可解な事が起こる。
掛けたはずもないのに桑田の家から警察に電話をして
警察が桑田の家にやってきた。
久美の手が桑田の部屋から警察に電話したのだった。


桑田は事件のことを他に知っている者があるのではないかと疑う。
久美の妹ののり子(松本留美)に違いない。
のり子に会いに行くと、姉がアパートに帰ってないことを心配して
桑田のところへ行こうと思っていたと話す。



深夜アベックが久美の体の一部が入った包みを
もてあそぶと久美の手はアベックを襲い
車を捜査して男を殺してしまう。

車には死亡したはずの久美の指紋が残されていた。
久美が事故を起こしたことがあり指紋の主がわかったのだった。
警察にのり子がやって来た。


墓場から呪いの手

中川刑事(入川保則)とのり子は行方不明の
久美の消息をつかむため交際相手の桑田の部屋に来た。
桑田は何かに激しく脅えていた。
中川から久美の指紋が車に残されていた話を聞くと
そんなばかなとひどく動揺する。



墓場から呪いの手

桑田が寝ているところに久美の手が這って来た。
気が付いた桑田はむしり取ると窓へ投げ捨てる。
桑田はだんだん精神的に追い詰められていく。


久美の手はバラバラになった自分の体を集め始めていた。


桑田はのり子を殺すつもりでいた。
久美のことで内密に話したいことがあると電話で呼び出した。


桑田は久美を殺そうとするが、久美の手が現れて
桑田を追いかけていく。

桑田の手から逃れたのり子は、中川に電話をして
このことを伝える。


久美の手は桑田を追い続け、非常階段を上って逃げる桑田を追い詰めた。
桑田の首に手をかけて、階段から突き落としてしまう。

のり子の電話で警察も駆けつけた。
桑田の死体には久美の手があった。
復讐を終えた久美の手は、直後枯れてしまった・・・。





土ワイと違ってアンバランスでは桑田の単独犯。

墓場から呪いの手

被害者にピアノをやっている妹がいて
ふたりが母の形見の指輪をしているという設定は同じ。

1時間番組なので、土ワイに比べるとコンパクトな印象。
それと全体的にトーンが暗い。


バラバラにされた被害者が幽霊となって復讐するというより
体の一部、手だけが復讐するというのはなかなか面白い。

土ワイでは手がバラバラにされた自分の体を集めて
最後には元の体で甦って恋人に復讐するが
ここでは体を集めるのだが手だけが活躍するのだ。


手が動くときのカシャカシャという音が気味悪い。


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ファミリー劇場で大都会放送開始 - 2017.06.30 Fri

CSのファミリー劇場で「大都会-闘いの日々-」の放送が
7月3日から始まるようです。
時間は、月曜から金曜日の11時~12時です。



大都会 闘いの日々




大都会シリーズは、かなり前に日テレプラスや
チャンネル銀河で放送した時に
パートⅢまで全話とってあるのですが
日テレプラスよりもファミ劇の画面サイズの方が好みなので
一応とりなおしてみようかなと思っています。

「闘いの日々」は結構渋くてまだ黒岩と丸さんの関係が
年齢通りなんですよね、確かパートⅡから逆転してきたような。

この中ではやはりパートⅡが一番好きかな。


しかし、ファミ劇は裕次郎系が好きですよね。

「太陽にほえろ!」「西部警察は」リピートしまくっているし
さらに今度は「大都会」ですか。
「太陽にほえろ!」は前に殉職シリーズをやったかと思えば
今度は着任シリーズを一挙放送するようです。



大都会もこれまでの流れだとパートⅢまで全話放送するんでしょうね。


ファミ劇では、そろそろ特捜最前線の全話放送もして欲しいところだ。
と、思っていたら7月3日の夜10時からはBS朝日で
特捜最前線の59話「制服のテロリスト達!」が放送されるようだ。



制服のテロリスト達


すでにもっているので見るかどうかはわかりませんが。
前回ナーンチャッテおじさんで終わっていたので
セレクションの続きですね。



今後BS朝日で継続して放送されるのかは不明です。





「松本清張の犯罪広告」  (1979年) 土曜ワイド劇場 - 2017.06.27 Tue

「犯罪広告」を持っている田村亮と檀ふみの写真が印象深くて
どんなドラマなんだろと思っていたら、かなり前に突然放送された。



●「松本清張の犯罪広告」  1979年1月20日
原作: 松本清張 『犯罪広告』  松本清張全集 (9) 黒の様式 収録
脚本: 吉田剛
音楽: 津島利章
監督: 水川淳三
制作: 松竹
出演: 壇ふみ、渡辺篤史、田村亮、
小倉一郎、南原宏治、新橋耐子、
多々良純、草薙幸二郎、高杉哲平ほか

松本清張の犯罪広告



末永甚吉(田村亮)は八年ぶりに故郷へ戻って来た。

甚吉は母のスエと妹のユリ子(檀ふみ)と暮らしていたが
スエは幼い二人を連れて池浦源作(南原宏治)と再婚していた。

源作は母に度々暴力をふるっていて、ふたりがそれぞれ
7歳と4歳の時のある晩、いつもにも増して激しく
スエを殴りつけ夜中に異変を感じて甚吉たちが目を覚ました。

必死に止める甚吉とユリ子の制止もあり
一旦は源作の暴力も収まったものの
兄妹はこれまでにないくらいの恐怖を覚えた。

翌朝、源作はスエは男と駆け落ちしたといい
スエの消息は分からなくなってしまった。


その後源作は友子(新橋耐子)という性悪女と再婚していた。




甚吉はあの夜、源作がスエを殺し床下へ埋めたと確信していた。


松本清張の犯罪広告


16年も前の話しで、とっくに時効が成立しているが
甚吉はこのことを暴くために「犯罪広告」を刷り
それを町中にバラまこうと戻ってきたのである。




ユリ子は婚約者の川辺金次郎(小倉一郎)から
甚吉が戻っていることを聞き墓の前で再会を果たす。



松本清張の犯罪広告

ユリ子はスエの事件の詳細を甚吉から聞くが
幼すぎて記憶にない、だけど真相が知りたくなった。




甚吉が犯罪広告を配りまくると、町中が大騒ぎとなった。
甚吉の幼いころの記憶が正しければスエの死体は6畳間の床下にある。


床下を掘ることに源作も友子も最初は渋ったが
マスコミも押し寄せてきて収まりがつかなくなり
警察署長(多々良純)も立ち合い床下が掘られたが死体はなかった。


甚吉はユリ子に6畳間ではなく10畳間の間違いかもしれないといい
再び源作の家へ行き、10畳間の床下を掘らせると話す。
ユリ子はやめろというが、説得に応じなかった甚吉がその夜から姿を消す。


金次郎はこの辺りの地主の息子で、ユリ子の結婚相手としては
申し分ない相手だったがユリ子は結婚に気が進まなかった。


松本清張の犯罪広告

ユリ子にはもともと寺下勇(渡辺篤史)という漁師で相思相愛の相手がいた。
だが勇の仕事の関係ですぐには結婚できないという事情があった。
ユリ子の意思とは関係なく、金次郎との縁談が進められていたのである。


ユリ子は勇から甚吉が宿に金も荷物も置いたまま
帰ってきてないことを聞かされて源作が怪しいと疑った。
しかし、源作は甚吉はうちへは来ていないという。


金次郎は源作の家の床下を掘ったときの土が
人の体の分だけ多く残っていたことに気づき
甚吉が殺されて床下に埋められているのではないかという。
そして、これまで見せなかった積極性をみせて
源作に床下を掘らせるように交渉した。


松本清張の犯罪広告


再度署長たちも見守る中、源作も友子の協力的に床下を掘る。
今回も死体は出てこなかった。
金次郎は源作に土下座して謝った。



あの夜、甚吉は源作の家へ行った。
10畳間にスエの死体があるから床下を掘らせろというと
源作はほってみろとシャベルを渡す。
短気な源作がこういったということは床下に死体はないと考えた。

そこで、金策のために畑を売りまくった源作が
唯一持っているみかん畑に目をつけ、
その洞窟のあたりにスエの死体があると推理した。

これは大当たりで、源作は真相を知った甚吉をシャベルで殴り続けてた。
友子が家の外に誰かがいることに気が付いた。
二人が外へ出ていると、この様子を金次郎がのぞき見ていた。

泣きながら命乞いする金次郎を、源作は殺さずに協力者とした。
ふたりで上にあるみかん畑に甚吉を運ぶび海へ落とした。

甚吉殺害後、源作の家の床下を掘るのを強く要求したのも
金次郎の考えた大芝居だった。





夜、ユリ子と勇は海に出たときに海蛍の大群を見た。
戻ると金次郎がいて、今海蛍の大群を見たことを話す。
すると金次郎は慌てて源作にこのことを報告するのだった。
甚吉の死体に海蛍が食らいついていたのだった。
騒ぎになって死体が引き上げられるとまずいということで対策を練る。
源作と、友子と、金次郎は大量の農薬を撒いてごまかすことにした。



会社では農薬が巻かれて魚が大量に死んだのではないかと話題になる。
そこへ源作がやってきて、昨日夫婦喧嘩をしたさいに
大量に農薬を撒いてしまったことを詫びに来た。




ユリ子は海蛍は甚吉の死体に付いたものではないかとひらめいた。

海の捜索を警察に依頼するために証拠が欲しい。
源作が持っているみかん畑を調べたいと思ったが
あいにく勇は夜まで漁に出ていていなかったので
金次郎にこのことを話してしまった。


松本清張の犯罪広告

その電話を金次郎が受けたときに源作が隣にいた。
源作は金次郎にユリ子をおびき出してもらい始末することにした。



翌日、船で組合長(草薙幸二郎)たちと海に出た
勇たちは魚が沢山死んでるのを見つけた。
だが、勇が海蛍の大群を見たところとは違う場所だった。
その場所へ行ってみると、蛍の大群はあまりにもでかかった。


勇が海へ飛び込んでみると、食らいついていたものは甚吉の死体だった。
これには、さすがに署長たちも動き出した。
源作の家へ行くと友子しかおらず署長は友子を問い詰めこれまでの全てを知る。



夜になって何も知らないユリ子が金次郎と畑がある洞窟に来た。
そこで待っていたのは源作だった。
味方と思っていた金次郎が源作の協力者で
母と兄の死の真相を知ってしまう。

逃げたユリ子は海へ飛び込んだ。
それをボートで追ってくる源作と金次郎。

すると勇たちの船がやってきて、ユリ子は無事に救出された。







こちらは、また放送されますね。

舞台となった当時の伊豆の小さな町の風景が
やたら古めかしくてちょっと独特の雰囲気でした。

源作夫婦が住む家も古い日本家屋で
時代を感じさせる。


小倉一郎は2サスでは悪者もやってますが
今回は殺人の手伝いに巻き込まれてしまうという小悪人的なもの。


最初の方から挙動不審なので、なんか裏があるなというのはわかります。


だいたい壇ふみには相思相愛の相手の渡辺篤史がいるから、
そもそも最初から小倉一郎は邪魔な存在。

だから、やっぱりこういう展開だったかと思いました。



この頃は渡辺篤史は役者だったんですね。

今ではすっかり「建もの探訪」のイメージが強くて
家が出てる!と思ってしまいました。





「雑居時代」 第16話「舞い込んだ京女」とBSプレミアムで「西部警察」 - 2017.06.21 Wed

■第16話「舞い込んだ京女」


十一のもとへ母の友達の大河原から手紙が来て
京都から出てきて家へやってくるという。
十一はこのおばさんがとても苦手だ。

逃げようとする十一を栗山家の娘たちが止める。



雑居時代

家にいるふりをして十一は登山道具を使い逃げようとすると
阿万理が同じことを考えていてロープを持ってきてくれて
十一の逃亡を助けてくれた。



その後、栗山家にひとりの来客が訪問してきた。
それは大河原のおばさんではなくて、娘の真弓(望月真理子)だった。

雑居時代

十一が帰ってくるまで真弓の相手をしていると
夏代からチビが風邪をひいたと嘘の知らせを受けた十一が心配して家に帰ってきた。

大河原のおばさんが来なくて安心する十一。


栗山家ではおばさんが来るものだとばかり思っていて
若い真弓が来たことに戸惑いが隠せない。

真弓は子供のころから知っていたよしみで
十一に対して馴れ馴れしいし。

チビながらも十一を慕っていた阿万理は
自分からとられたようで拗ねっぱなしだし
夏代も思わぬライバル出現に穏やかでなかった。


栗山家では大河原のおばさんがこなかったのはわざとで
年頃の真弓と十一をくっつけようとしているのではないかと噂しあった。


客室がないので秋枝が不在なのをいいことに
夏代の部屋に泊まることになった。


夏代もフーコも真弓の存在が気になって寝付けない。

夜、真弓が十一と一緒にいた。
やはり真弓が来たのは十一と結婚させようという
おばさんのたくらみだった。

その話をフーコが立ち聞きしてしまう。
やっぱりと思ったフーコだったが…

この話には続きがあり・・・。


だが、真弓は妊娠していて結婚できないという。
十一が相手を聞くとまだ若く生活力に不安があり
相手は真弓と一緒になりたがっているが
そんな状況から悩んでいたのだった。

もう死んでしまいたいともらす真弓を
十一が怒鳴りつけたことで真弓は結婚の意思を固めた。


翌日、この気持ちが変わらないうちにと
真弓は出発の準備を済ませていると
阿万理が来て「お兄ちゃんと結婚するの」と聞いてきたので
別の人のお嫁さんになるのと答えると安心した阿万理は笑顔を見せる。

真弓は寝ている十一に会わずに栗山家を去る。

方向音痴の真弓を夏代が送っていく事になった。


雑居時代

歩きながら真弓は自分に赤ちゃんが出来たことなどを夏代に話す。
夏代はなんで自分だけに言うのかと聞くと
それはあなたが十一を愛しているからだと言った。


照れながら思いっきり否定する夏代だった。


//////////////////////////////////



本日夜8時から、NHKのBSプレミアムの石原裕次郎特集で
「西部警察の舞台裏紀行」とその後つづいて
西部警察の最終話「大門死す!~男達よ永遠に…」を放送するようだ。


西部警察 大門死す!男達よ永遠に


NHKで「西部警察」が見れるとは思っても見なかった。

といっても、「西部警察」はパートⅢまで全話ファミ劇の放送を収録してあるし
「大都会」も同じく全て持っている。


ただどういう風に放送されるのか気になるので
一応録画する予定です。



24日土曜日の夜も同局で石原裕次郎の特集をやります。




恐怖劇場アンバランス 第3話 「殺しのゲーム」 - 2017.06.16 Fri

恐怖劇場アンバランスの第3回目の放送です。



■ 「殺しのゲーム」  1973年1月22日

原作: 西村京太郎  『殺しのゲーム』
脚本: 若槻文三
音楽: 冨田勲
監修: 円谷英二
監督: 長谷部安春
制作: 円谷プロダクション/フジテレビ


恐怖劇場アンバランス 殺しのゲーム


ある病院で深夜、看護婦たちが異変に気付く。
ドアを開けると、何者かが侵入してカルテが荒らされていた。


翌日、岡田正男(岡田英次)はその病院に診察に来ていた。
胃がおかしい、急激に痩せてしまった。
医者は胃潰瘍だというが、自分の体だからわかるガンなのだ。


恐怖劇場アンバランス 殺しのゲーム 岡田英次


その病院で働いている看護婦の明子(春川ますみ)から
話があると言われ岡田はレストランへ向かう。


恐怖劇場アンバランス 殺しのゲーム 春川ますみ

明子は昨日、病院に侵入したのが岡田ではないかと聞く。

岡田が否定すると、明子は岡田が自分の病気のことで
悩んでる姿を見ていられなくて岡田がガンであると打ち明ける。
本当のことを告げた方が良いと思ったというのだ。


岡田が明子と別れて帰る途中、自分はガンなんだ、
もうすぐ死ぬのだとヤケになる。
哀しくなって階段にしゃがんでいると自然と涙がこぼれてしまった。
それを見た若い女が「おじさん、あたしと遊ぼうよ」と声をかけて
岡田をそのまま連れ出す。
女は連れの若い男(石橋蓮司)と一緒に踊るが岡田はそんな気になれない。



家へ帰る途中、見知らぬ男が声をかけてきた。

その男は名刺を差し出すと、鈴木正助(田中春男)だと名乗った。


鈴木は岡田を食事に誘うが、当然のごとく岡田が断ると
初対面にもかかわらず、驚いたことに鈴木は岡田の何もかもを知っているという。


名前、年齢、勤務先はもちろんのこと、
妻が2年前に事故で亡くなっていることも、子供がいないことも
そして、岡田が胃がんであと1年の命であることも知っていたのだ。


あなたの死の恐怖をやわらげてあげるという。
結局鈴木と二人で食事をすることになった。


恐怖劇場アンバランス 殺しのゲーム

結局岡田は鈴木と食事をすることになった。
鈴木はタバコを吸うが、本当はいけないのだという。
鈴木も肺がんで岡田より長くは生きられないらしい。


そして、鈴木は岡田に先が短いがん患者同士
互いを殺し合う死のゲームをしようと誘う。
お互いがいつ自分を殺すのか、
どうやって相手をうまく殺そうかと考えている間は
死の恐怖から逃れられるというのだ。

殺人者になるのは死刑が怖いからで
お互い余命1年程度の身なら
死刑も怖くないと話す。


このとんでもない申し出を岡田は拒否する。


岡田は残された期間、より仕事に一生懸命打ち込むと話す。
しかし、鈴木はそれはどうかなと意味ありげな言葉を残す。




岡田が病院へ行くと医者が
岡田の兄が心配して、弟の病状を聞きに来たというのだ。
おかしい、岡田には兄はいないのだ。

そばにいた明子は休みで何も知らなかったが
医者は岡田の兄と名乗る人物は
岡田の妻が亡くなったことも知っていたと話す。




ある日、岡田が常務室に呼ばれた。
常務(増田順司)から、静養を言い渡されたのだ。
医者が言っていた岡田の兄を語った人物は会社の人間だった。
そして、岡田が胃がんであることを知り、課長の座から降ろしたのだった。


岡田は迫りくる死の恐怖、打ち込もうと思った仕事もなくなり落胆しきった。
マンションの前まで来ると、買い物帰りの明子が待っていた。

明子は岡田と一緒に住み、ここから病院へ通うという。
それから、奇妙な同居生活が始まった。


明子はかいがいしく面倒を看てくれて
しばらくは何事もない平穏な日々が続いた。
岡田は明子にこのマンションを残してやろうと思うようになった。
同居生活をしているうちに、自然と二人の間に恋心が芽生え始めていた。


そんな中、再び鈴木の脅しが始まった。
少しの間、岡田に何もしなかったのは
自分は岡田の何もかもを知っているが
自分のことは知らないから調べる時間を与えていたというのだ。


岡田はその後、ヨーグルトの味に異変を感じたりと
次々と命を狙われるような出来事に遭遇する。


たまらずいつか若い女に案内されたディスコへ行く。
あの若い男女がやって来た。
ふたりに自分は胃がんでもうすぐ死ぬのだが
その前に殺されそうで怖いと打ち明ける。

岡田の意味不明な話にふたりは
薬物でもやっているんじゃないかという。


殺しのゲーム

死の恐怖を和らげてあげるとふたりは
岡田を車に乗せる。

そして、港まで来ると岡田にあの端に立てと言い
自分たちは車でそこへ突っ込む
先によけた方が負けでおじさんが勝ったら
この女を自由にしても良いという。


バカげた話に乗るはずもない岡田は車を飛び出すと
男はすぐに発車してスピードを上げてきた。
岡田が車をよけると、勢いそのまま車は下へ落ちて
水に呑まれて沈んでしまう。


岡田が自宅のベッドにいると明子が1通の手紙を持ってきた。

それは鈴木からで、銀行の貸金庫の鍵が入っていた。
手紙にはそこへ鈴木の100万を預けてあるので
自分をうまく殺したら報酬と受け取って欲しい
岡田にも同じ手続きをとるように書かれていた。


鈴木が本気になりいよいよ実行してくるのかと思った岡田は警察へ行く。


殺しのゲーム

岡田は自分は名刺の男に殺されるので何とかして欲しいという。

警官は「殺される?恨みでも持たれているのですか?」と質問してきたので

岡田はそうではないが、自分は胃がんであと1年も持たないと説明した。

「そんなあなたを、なぜ殺そうとするんですか。」と言ってきたので

向こうもガンなんです、と話すと

「ますますわかりませんね。」と言われ

言葉に詰まった岡田は、貸金庫の鍵を出し
手紙を出そうとするが手紙は落としていたのか無くしていた。

警官はその話が本当ならパトロールをするというが
岡田はもういいといい警察を後にする。

殺すか殺されるか。
岡田はやはり人を殺すことはできない。


どうしようと思いながら岡田が帰宅すると
マンションの部屋の前に鈴木が姿を現した。



殺しのゲーム

しばらくぶりに見る鈴木は、初めて笑顔を見せた。
これまでと様子が違ってヒゲも剃り、表情が明るくイキイキとしている。


鈴木は自分の肺がんは誤診だったのだという。
自分は健康だった、貸金庫の鍵を返してくれという。
そして、自殺するために持っていたピストルを
へんな申し出をしたお詫びにプレゼントするといいテーブルに置いた。

なんということだろう、
あれほど自分を精神的に苦しめてきた鈴木が
誤診でガンは自分だけだったとは。


さらに、鈴木は明子はもうここへは戻らないという。
明子はこのゲームの協力者で
自分の内縁の妻だったと話した。


茫然とする岡田の目の前で
これからの人生を楽しそうに話す鈴木。


岡田は持っていたピストルで鈴木を撃った。

倒れた鈴木は微笑んでいて満足そうだ。

「ありがとう、あなたも人が殺せるじゃないですか。」と
つぶやいて息を引き取った。







自分の目的のために、同じ境遇の家庭のない中年男に目をつけ
自分を殺すように誘導した鈴木。
なんとも迷惑極まりない話だ。




岡田英次はガン患者らしく顔色も悪く唇まで紫だし
鈴木を演じた田中春男も無精ひげで辛気くさい表情で
貧乏神とか死神がよりついてきそうな顔をしてます。



しかし、がん患者VSがん患者だったら
いっそのこと残り少ない人生を
どれだけ幸せな日を送れたか
幸せな日カウントで競え合えばいいのに。


それか、お互いにあったときにどれだけ
相手を笑わせたカウントとか。



主人公の岡田正男も自分はガンなんだ
あと少しで死ぬんだと自己暗示かけてるし。
ならいっそのこと逆の暗示をかければいいのにね。




この話どう決着が着くんだろうと思ったら
面白い終わり方ではありましたが。


殺しのゲーム

若い男の役で登場した石橋蓮司が若かった。
まだ髪がフサフサ。


しかし、なぜ鈴木は自分を殺す人物として岡田を選んだのだろう。


「運が悪かった」という一言で片づけるのも気の毒なようですが。
運は常によくしておきたいものです。





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