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展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

美術・展覧会レポート

        

「ゴッホ展」@上野の森美術館は平日でもかなりの混雑

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 11/ 08
                 
上野の森美術館へ「ゴッホ展」を見に行って来ました。



ゴッホ展@上野の森美術館



ゴッホ展というとやはり知名度が高い分混雑が予想されるため
回避するために平日狙いでした。


ゴッホ展@上野の森美術館


私が行ったのは10月最後の水曜日の午後2時頃。
しかしながら、すでに入場規制などをお知らせする看板が出ており
入場までの待ち時間はないものの会場内は大変混雑していると書かれていた。



ゴッホ展@上野の森美術館



ということで入場前に外にあるロッカーに荷物を預けていざ中へ。
上野の森美術館はロッカーが館内にはなく屋外にあるんですね。
他の美術館と同じ感覚で中に入ってしまうとロッカーがないので注意。


会場内に入ると混んではいるものの思ったよりは見やすいという印象でしたが
時間を追うごとに人が入り始め、気がついてみると看板のコメント通りに
かなりの混雑となりました。


これまで開催されたゴッホ展との違いは、初期に出会った「ハーグ派」の作品が多く
オランダだけでなくイスラエルやスイス、モナコなど多数の国や地域から出品されている。


そのため「ハーグ派」と「印象派」の二つの章で構成され
これまでスポットが当たりにくかったハーグ派のコレクションも
印象派と同じくらいのボリュームで見ることが出来ます。




フィンセント・ファン・ゴッホ 「農婦の頭部」

フィンセント・ファン・ゴッホ ≪農婦の頭部≫  1885年


ゴッホは一時期、頭部ばかりを熱心に描いていたそうです。



フィンセント・ファン・ゴッホ 「タンギー爺さんの肖像」

フィンセント・ファン・ゴッホ ≪タンギー爺さんの肖像≫  1886-87年


画商であり画材屋も経営していたタンギー爺さんの肖像画。
ゴッホは爺さんの絵をいくつか描いていますが
こちらはさっぱりとした身なりで若々しく表現されているのが印象的。




フィンセント・ファン・ゴッホ 「糸杉」

フィンセント・ファン・ゴッホ ≪糸杉≫  1889年


チラシや看板でも使用されていた糸杉の絵。
荒々しく力強い筆致は杉の生命力の逞しさを十分に表現し
迫力が感じられました。





さて、混雑の中でゴッホ展を見終わり休憩できる場所を探すことに。

歩いていると西郷隆盛像のある場所に出てきたので今さらですが記念撮影を。

東京上野 西郷隆盛像


結局、公園内のカフェは避けて駅前のフードコートに入った。
土日は混雑しているため落ち着かず、次第に足が遠のいていましたが
平日の夕方とあり席が確保出来ました。


意外と周りが気にならず集中して作業が出来て、そのあともゆっくりとくつろいでしまった。



上野方面の美術館へ行くのは今年はこれで最後かな。
とりあえずある程度混雑は回避しながら見れたので良かったです。


            
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「フランス絵画の精華-大様式の形成と変容-」@東京富士美術館

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 11/ 03
                 
東京八王子にある東京富士美術館で
「ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華-大様式の形成と変容-」
という展覧会を見てきました。


「フランス絵画の精華」@東京富士美術館



私が行ったのは10月最後の日曜日。
休日でも団体客が来ない限りそんなに混むことはなく
落ち着いて自分のペースで鑑賞出来ます。




「フランス絵画の精華」@東京富士美術館


「ルネ・ユイグって誰?」って思ったらフランスのルーヴル美術館の
絵画部長を務めていた方のお名前だそうです。



東京富士美術館は1983年に開館しましたがその時に開かれた
「近世フランス絵画展」の実現にあたりルネ・ユイグ氏は
作品の貸し出しなどで尽力されたとのこと。


その後の展覧会でも学術監修などで協力いただいたりと
この美術館とは深い繋がりがあったようです。


「フランス絵画の精華」では17~19世紀までのフランス絵画が展示。
日本初公開作品を含む、古典主義、ロココやロマンまで大ぶりな作品が多数ありとても見やすい。


自館やルーヴル所蔵のものだけではなく、ヴェルサイユ宮殿美術館など
いろいろな美術館から出品され国立西洋美術館からも1点貸し出されています。



東京富士美術館はユイグ氏のアドバイスをもとにフランス絵画を収集してきたということで
所蔵するそれらの作品も出品されています。
私はその中で、フランソワ・ブーシェの「田園の気晴らし」が青味がかった背景が
非常に美しくて印象に残りました。


ラ・トゥールの「煙草を吸う男」も再び見ることが出来て良かった。


また、今回は以下の3作品が撮影可能となっていました。


ポリニャック侯爵夫人 エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン

エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 
≪ポリニャック侯爵夫人、ガブリエル・ヨランド・クロード・マルチーヌ・ド・ポラストロン≫ 1782年





「休息」 ジャン=フランソワ・コルソン

ジャン=フランソワ(ジル)・コルソン ≪休息≫  1759年





「ヴェネツィアの宴」 ジャン=アントワーヌ・ヴァトー

ジャン=アントワーヌ・ヴァトー ≪ヴェネツィアの宴≫  1718-19年


「ヴェネツィアの宴」は本邦初公開作品のひとつ。




「フランス絵画の精華」は東京会場だけでなく、九州、大阪と巡回するようですね。
各会場一部の作品の入れ替えがあります。



特別展を見終わったあとは常設展へ。


東京富士美術館


常設展の方も81点の作品が公開されていてかなりの見応えがある。


ジョヴァンニ・ベッリーニから始まるのですが、クラナッハ(父)、
ブリューゲル親子、ルーベンス、カナレット、ロダン、
そしてルノワール、ピサロといった印象派の作品はもちろんのこと
アンディ・ウォーホールも三作品展示されています。



著名な画家の作品以外にもここの独自のセンスで選ばれた絵が並び
そんなこだわりを感じながら鑑賞するのも面白い。



ピエール=ポール・アモンが描いた「皇帝ナポレオン3世」と「皇后ウジェニー」の肖像画は
個人的な見どころのひとつ。



常設展の中には企画コーナーがふたつ。


ひとつは「マネの銅版画コレクション」でエドゥアール・マネの銅版画が30点、
もうひとつが「時代を拓いた女性フォトグラファー」と題して
ジュリア・マーガレット・キャメロンを含む女性写真家たちの作品が
90点展示されています。


マリリン・モンローやアルバート・アインシュタインといった
有名人がモデルとなっているものもありました。



特別展、常設展とも素晴らしくて富士美術館で5年ぶりにグッズも購入してしまった。


2020年度のカレンダーと


東京富士美術館カレンダー


「ポリニャック侯爵夫人」のメモ帳とジョセフ=デジレ・クールの
「ジェルマンがいないあいだ気を紛らわすリゴレット」のポストカード。



東京富士美術館 フランス絵画の精華 グッズ



左側のデジレ・クールの絵は原画が本当にキレイで見入ってしまったので。

題材は窃盗で捕まった男を待つ女が気を紛らわすため針仕事をしている様子を
描いたものなのだが若い女の清楚な美貌が落ち着いた色彩で表現されていて
右上の鳥かごに入っている鳥の黄色が彩を添えているのが気に入った。



東京富士美術館では1階にカフェもあるのですが
2階には無料で入れるカフェコーナーがあります。


こちらはテーブル席がありお水、お茶だけでなく
砂糖とミルクはありませんが紅茶、コーヒーも無料で提供されています。
無料というとお水とせいぜい日本茶までというところが多いのに
コーヒーまであるのはありがたい。


今回は喫茶スペースの中からだけではなく、外へ出て風景を楽しみました。


東京富士美術館

前日は雨だったのに、当日は晴れていて気持ちがいい。


東京富士美術館

穏やかで暖かい日曜日でした。



東京富士美術館


この風景からもわかる通り東京富士美術館は八王子駅から
バスに乗らなければいけない距離にあります。


京王八王子駅から美術館前まで行くバスがあるのでいつもそれに乗ってますが
そこそこ本数があり座って行けます。
JRの八王子駅にも停車しますが、座るならば始発である京王八王子を狙った方が良い。


ということで、八王子駅までたどり着いてもそこからさらにバスに乗らなければいけないという
美術館ですがここはすごくいい内容の展覧会をやるのでやはり足を運んでしまいます。





                         
                                  
        

国立西洋美術館の常設展とカフェすいれん

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 10/ 29
                 
「ハプスブルク展」を見た後まだ時間に余裕があったので
久しぶりに常設展も行ってきました。
国立西洋美術館の企画展(今回はハプスブルク展)のチケットを購入していれば
常設展は無料で入場できます。



調べたら去年の今頃も「ルーベンス展」を見に行った際に
常設展も訪れていて自分の好きな絵を記事にしてました。


私の好きな絵は一般的にはマイナーなものなので
今回はなるべく知名度のあるものを。


国立西洋美術館は川崎造船所の初代社長・松方幸次郎氏の
『松方コレクション』が礎となっています。


フランク・ブラングィン 「松方幸次郎の肖像」

フランク・ブラングィン ≪松方幸次郎の肖像≫ 1916年


その松方幸次郎氏の肖像画。
私は行かなかったのですが、同美術館では今年の6月から9月に
「松方コレクション展」が企画展として行われました。


続いてはフランスの印象派を代表する画家・モネの睡蓮の絵。

クロード・モネ 「睡蓮、柳の反映」

クロード・モネ ≪睡蓮、柳の反映≫ (部分)   1916年


国立西洋美術館には「睡蓮」の絵は他にもあるのですが、
今回は「睡蓮、柳の反映」という横に長いものを。
そのため、全体を載せるとかえってわかりにくくなったので部分でご紹介。



印象派ではこちらも有名ですね。


ピエール=オーギュスト・ルノワール 「帽子の女」

ピエール=オーギュスト・ルノワール ≪帽子の女≫ 1891年


「帽子の女」は常設展の案内看板に使われていて
美術館に行っている方にはおなじみの作品。

柔らかなタッチは見る者の心を穏やかにしてくれます。



ピエール=オーギュスト・ルノワール 「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」

ピエール=オーギュスト・ルノワール ≪アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)≫ 1872年


コチラは一転してエキゾチックな女性たちが描かれている。



エキゾチックというと私はこの人が思い浮かびます。


ポール・ゴーガン 「海辺に立つブルターニュの少女たち」


ポール・ゴーガン ≪海辺に立つブルターニュの少女たち≫ 1889年

後期の印象派、ポール・ゴーギャン。


ゴーギャンといえばゴッホ。


フィンセント・ファン・ゴッホ ばら

フィンセント・ファン・ゴッホ ≪ばら≫ 1889年



エドゥアール・マネ 「花の中の子供」

エドゥアール・マネ ≪花の中の子供( (ジャック・オシュデ)≫ 1876年


印象派の支援者であった実業家エルネスト・オシュデの長男ジャックがモデル。

ちなみにマネは印象派展には出品しておらず印象派ではありませんが
印象派の創設に影響を与えた画家です。



マネ同様に印象派に影響を与えたというとこの人も。


ウジェーヌ・ブーダン 「トルーヴィルの浜」

ウジェーヌ・ブーダン ≪ドーヴィルの浜≫   1867年

ノルマンディー地方の港町ドーヴィルを描いた作品。
今年、ザ・ミュージアムでの印象派展でもブーダンのドーヴィルを描いた作品があり
記事にしたばかりですね。




藤田嗣治 「坐る女」

藤田嗣治 ≪坐る女≫   1929年


日本生まれのフランス人(帰化)画家・レオナール・フジタ。


藤田嗣治と交流があったピカソの作品。

パブロ・ピカソ 「男と女」

パブロ・ピカソ ≪男と女≫   1969年


裸の男女が複雑な形で絡み合う。


ピカソといえばキュビスムの創始者として知られていますが
そのパートナー・ジョルジュ・ブラックの絵もありました。


ジョルジュ・ブラック 「静物」

ジョルジュ・ブラック ≪静物≫   1910~11年


去年、港区のパナソニックミュージアムでジョルジュ・ブラック展がありましたね。

パナソニックミュージアムではルオーの作品を多数所有していて
その一部を常設コーナーで公開しています。


ジョルジュ・ルオー 「道化師」

ジョルジュ・ルオー ≪道化師≫   1937~38年


ルオーがキリスト共にモチーフにしていた道化師。





ギュスターヴ・モロー 「牢獄のサロメ」

ギュスターヴ・モロー ≪牢獄のサロメ≫  1873~76年頃


今年はパナソニックミュージアムではモロー展へ行ってきました。
モローと言えばやはり「サロメ」のイメージが強い。



ティツィアーノ・ヴェチェッリオと工房「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」

ティツィアーノ・ヴェチェッリオと工房 ≪洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ≫  1560~70年頃


モローのサロメとは異なる表現方法で描かれたティツィアーノ(と工房)。
盆に乗せられたヨハネの首を持つサロメの表情とふくよかな肉体は
モローのそれとは対照的。




グエルチーノ 「ゴリアテの首を持つダヴィデ」

グエルチーノ ≪ゴリアテの首を持つダヴィデ≫  1650年頃


グエルチーノとは「斜視の小男」という意味のあだ名。
4年前の春に国立西洋美術館で「グエルチーノ展」が開かれましたね。


エル・グレコ 「十字架のキリスト」

エル・グレコ ≪十字架のキリスト≫


晩年とはいえ迫力が感じられるグレコのキリストも目をひきました。



日本の企画展は世界的に見ても素晴らしいものが多くついついそちらに目がいきがちですが
常設展も年代ごとに構成され予想を上回る数の作品が展示されています。


ルーベンスやら他にも取り上げたい画家がいたのですが息切れしたためこのくらいで。


個人的にはこんな画家の作品も所蔵しているんだ!ってものを載せたかったんですが
グエルチーノなんかと同じで一般的には知られない画家かなと思ってやめてしまった。



最後にコリールの静物画を。


エドワールト・コリール 「ヴァニタス-書物と髑髏のある静物」

エドワールト・コリール ≪ヴァニタス-書物と髑髏のある静物≫  1663年


書物、髑髏が存在感を示し、周りを囲んでいる笛などとの組み合わせもユニークで
静物画といいながらも躍動感が伝わってくる。
頭蓋骨が今にも動き出しそうな動きが感じられるのが印象に残った。



絵画だけでなく、カルティエなどの宝石類やおなじみロダンの彫刻も展示。
ロダンについては常設展だけでなく、西洋美術館の外にもいくつかあり
中に入らなくても見ることが出来ます。



今回は常設展内部に「ゴシック写本の小宇宙」展があり軽く見てみることに。


ゴシック写本の小宇宙


学者で医師でもある内藤裕史氏が収集した中世装飾写本コレクションの一部が
国立西洋美術館に寄贈されたということです。



さて、これで企画展、常設展と見終わりちょっと一息つくことにした。


今回は美術館外ではなく中にある「カフェすいれん」に入ることに。
先ほども書きましたが、美術館はモネの「睡蓮」を所蔵してます。
確かカフェの名前の由来もそこからつけられたと聞いたような。


混んでいる時にはなかなか入れないすいれんでコーヒーを注文。


国立西洋美術館 すいれん

このコーヒーの味がまろやかで私好みでとても美味しい。



国立西洋美術館 すいれん


カフェ(というか喫茶店といった雰囲気)からは美術館の中庭が見えくつろげました。
客層も落ち着いているので、おすすめです。








                         
                                  
        

「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」@国立西洋美術館

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 10/ 26
                 
「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」を見に国立西洋美術館へ行ってきました。



ハプスブルク展@国立西洋美術館


10月19日にスタートしたばかりですが、混むと嫌なので平日の午後にサクッと鑑賞。

前日は、寒くなってきて暖房入れたりしてたのですが、この日はそれが嘘のような暖かさ。
太陽の光を受けてテカっている看板がそれを物語っている。


今回は映像コーナーでは上映はなし。
会場入口横のスペースはこんなかんじになっていました。



ハプスブルク展@国立西洋美術館

画像ではうまく伝えきれませんが、上から陽が差し込んでいてとってもキレイ。


10年ぶりのハプスブルク展ということで開催を知ってから楽しみに待っていました。
前回の国立新美術館の時はかなり混んでいたのですが
平日という事もあってか混雑もなくスムーズに見て回れました。


ただ平日でも制服を着た学生さんや若いカップルも多く
「ハプスブルク」という名前で集客がしやすいことを考えれば
土日になるとおそらくはある程度の混雑が予想されそうな感じはしました。



ハプスブルクは長きに渡って領土を広げ「日の沈まない帝国」として知られています。




ディエゴ・ベラスケス 「スペイン国王フェリペ4世の肖像」

≪スペイン国王フェリペ4世の肖像≫  ディエゴ・ベラスケス 1631~32年


ベラスケスはフェリペ4世の肖像画を描いたことで国王に気に入られて
宮廷画家となり厚遇されました。
国王や王女だけでなく宮廷にいる様々な人々をありのままの姿で表現。


フェリペ4世は美術の分野に情熱を注いでいたためその膨大なコレクションの数々は
プラド美術館の中心となっています。



続いてはフェリペ4世の娘・マルガリータの肖像画。


ディエゴ・ベラスケス 「青いドレスの王女マルガリータ・テレサ」

≪青いドレスの王女マルガリータ・テレサ≫  ディエゴ・ベラスケス 1659年


幼いころから許婚が決まっていたマルガリータの肖像画。
この時代は絵を描いて結婚相手の家族に容姿を知らせていたんですね。

今回展示されていたのは「青いドレス」を着たマルガリータ。

このベラスケスの絵の隣にはファン・バウティスタ・マルティネス・デル・マーゾの
「緑のドレスの王女マルガリータ・テレサ」がありました。


若くして叔父と結婚し、夫を「おじさま」と呼んでいたマルガリータですが、
6人の子供を出産したもののわずか21歳という若さでこの世を去っているんですね。

歳の離れた夫との結婚生活は幸福だったというのが救いになってますが。



ヨーゼフ・ホラチェク 「薄い青のドレスの皇妃エリザベト」

≪薄い青のドレスの皇妃エリザベト≫  ヨーゼフ・ホラチェク 1658年


美しいオーストリア皇妃エリザベートは、その美貌を見初められて
ヨーゼフ1世のもとに嫁ぎました。
自身もその美貌を維持するために大変気を遣っていたようです。


自由を好む彼女は皇室の窮屈な暮らしに馴染めず
様々な口実をもうけては各地を放浪していた。


のちに彼女は息子の自殺に心を痛め、自分も刺殺されるという悲劇に見舞われる。
端正な美貌だけでなく、そういったドラマ性の高い人生も人々を惹きつけるのだろう。


さて、悲劇のヒロインといえばコチラの方が思い出されます。



「フランス王妃マリー・アントワネットの肖像」

≪フランス王妃マリー・アントワネットの肖像≫  
マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン 1778年


女帝・マリア・テレジアの取り決めによりルイ16世と結婚、
最後は断頭台の露と消えたマリー・アントワネット。


これは他の絵よりもひときわ大きく存在感がデカかった。
もちろんマリー・アントワネットの母・マリア・テレジアの肖像画も展示されています。


絵画以外で目をひかれたのは序盤に会場の中央に配置されていた甲冑と
宝石があしらってあるピストルでした。




ゴッホ展 上野の森美術館

近くの上野の森美術館ではゴッホ展がやっていますが
今回興味をそそられなく行くつもりはなかったのですが
看板を見ていたらやっぱり行ってみるかと思いチケットを買ってしまった。



                         
                                  
        

「日本・東洋 美のたからばこ」@松濤美術館

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 10/ 23
                 
「リヒテンシュタイン展」を見た後は近くの松濤美術館で
「日本・東洋 美のたからばこ~和泉市久保惣記念美術館の名品」
という展覧会を見てきました。


「日本・東洋 美のたからばこ」@松濤美術館


和泉市久保惣記念美術館は大阪府和泉市にある
久保惣株式会社の久保家のコレクションを展示している美術館とのこと。


これらのコレクションが一挙に公開されるのは三十七年ぶりらしい。


よくわからないまま見に行ったのだが、国宝や重要文化財も多かった。


日本のものだけでなく中国の絵画や磁器もあり
一番関心をもって見たのは浮世絵のコーナーでした。


北斎、歌麿、広重の他にミステリアスな絵師・東洲斎写楽の作品も。


中でも喜多川歌麿の「当時三美人」に描かれている三人の女性たちが美しい。
こちらは10月27日までの公開だったので見れて良かった。


今回、和泉市久保惣記念美術館からやってきたのは約90点程。
そのうち前後期で入れ替えになる作品も多いので
美術館をはしごするにはちょうどいい展示数でした。


松濤美術館は小さいとはいえ、なかなか面白いものをやるので侮れない。
次回は「サラ・ベルナール展」なので今から楽しみ。