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展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

美術・展覧会レポート

        

話題の「フェルメール展」へ行ってきた 来場者数も30万人を突破し日時指定の入場でも週末は大混雑

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 12/ 09
                 
上野の森美術館で行われている「フェルメール展」へ行ってきました。


フェルメール展@上野の森美術館


17世紀のオランダ絵画の巨匠、フェルメールは現存する作品がわずか35点ほどしかないのですが、
今回はそのうち9点が集められたという事もあり早くから注目されていました。






フェルメール展@上野の森美術館


美術館にはマメに足を運んでいるのでチラシも複数バージョンもらってくるのですが、
今回は早めに無くなったのかこれ1種類のみ。




フェルメール展@上野の森美術館


かなり早くに配布されていたものなので、裏面には”8点”が東京に集結するとなっています。



あらかじめ大混雑が予想されていたのでしょう、日時指定入場制となっており
私は8日土曜日の13時から14時半までのチケットを購入しました。




1時間半の枠のうち前半は列ができる可能性が大という事で、
13時半過ぎに美術館に到着するように調整しました。
入り口前に列は出来てはいましたが、待たされることなくスムーズに進み
すぐに館内に入ることが出来た。



今回はチケット代が前売りで2,500円とお高目な設定となっていましたが、
作品リストがカラーの冊子版になっているのと、音声ガイドがもれなくついているのが特徴です。
冊子の方は絵はありませんが、ひとつひとつの作品の簡単な解説がされています。


以前、ブログでも書きましたがこれまで音声ガイドは利用しない鑑賞スタイルでしたので、
私にとっては音声ガイド初体験となりました。



フェルメール展@上野の森美術館



入り口を入ると音声ガイドの貸し出しがあります。
もちろん好みで利用しないことも出来ます。


6つのコーナーがありまず階段を上って2階から鑑賞スタートです。


ここには1から5までのコーナーがあり、フェルメールが活躍した17世紀の
オランダの世相や同時代に活躍した他のオランダ画家たちの作品が並んでいます。


夫婦で一対となっている肖像画、芸術家の組合の理事たち…
おなじみの「東方三博士の礼拝」からはじまる宗教画や神話が。
そして、風景画では庶民たちの暮らしから戒めの意味を含んだもの、
中でも厳かな美しさに目を奪われたのはエマニュエル・デ・ウィッテの
「ゴシック様式のプロテスタントの教会」(1680~85年頃)でした。


これは実在する教会ではなく、様々な建物の細部を組み合わせた
想像上の空間なのだが、バランスが良く印象に残るものとなった。



静物画はこの時代評価が低いものだったようですが、
ヤン・ウェーニクスの「野ウサギと狩りの獲物」はすでに死んでいる
野ウサギの毛並みがとてもリアルに見事な筆致で描かれていて、
手を伸ばせばそのフワフワな毛に触れそうなほど。


このフロア最後のコーナーは「日々の生活:風俗画」
いよいよ、フェルメール作品に近づいていくような流れを感じました。


ここでは夫婦の肖像画でもみられた対作品、ハブリエル・メツーの
「手紙を書く男」と「手紙を読む女」(ともに1664~1666年頃)が。

恋しい相手にラブレターを書く男は、彼の移り気な部分が暗示されるモチーフがあり、
ひとりの女を一途に愛するタイプではなさそう。
「手紙を読む女性」もメイドが引くカーテンから荒れた海と船の絵が見えて、
メイドの視線から手紙の文字を隠すようにした女のふるまいからみて、
その内容が愛に満ちたものではないことをにおわせています。


ここには「パン屋でレースを編む女」なんかもあり、フェルメール臭がプンプンしてきました。


そして、いよいよ本命フェルメールの作品を見るために1階へ。


シアターがあり、奥の『フェルメールルーム』に彼の作品が集められています。



まずは唯一の宗教画で彼の最も大きなサイズの作品
「マルタとマリアの家のキリスト」(1654~1655年頃)が展示されています。


今回は「ワイングラス」(1661~1662年頃)と、「赤い帽子の娘」(1665~1666年頃)が
本邦初公開となっている。
「赤い帽子の娘」は12月20日までの公開で、来年1月9日からは同じく初公開の
「取り持ち女」(1656年)が展示されます。


「赤い帽子の娘」と「取り持ち女」は期間限定なため、
当初は来年見に行く予定でしたが気が向いて年内に。




フェルメール展@上野の森美術館


その「赤い帽子の娘」はかなりぼやけた絵なのですが、
それに加えてとても小さい。


入場を日時指定としているものの、案の定会場内は
とても混みあっている状況でした。


しかし、意外に「赤い帽子の娘」は人気がないのか、
私が行った時には絵の前に人だかりはおろか人がいませんでした。




それでも一度にこれだけのフェルメール作品が集められた貴重な展覧会でしたので、
内容にはとても満足しました。


それと同時に、やはり来年も行ってみようかという気になり、
「取り持ち女」が公開されてから再度足を運ぶ予定となりました。
スケジュール次第なのですが、おそらく見に行くのではないかと思っています。



さて、音声ガイドを利用した感想ですが、やはり今後も借りることはないかなといったところです。


自分は情報は最低限でよく、自分の感性や感覚をたよりに鑑賞したいタイプですし、
絵を見て感じ取ることに正解・不正解はないと思っていますので、
力まずにこれまで通りのリラックスした感じで見ていきたいなと考えています。



しかし、ガイドを利用したことはとても良い経験となりました。



12月に入り街ではクリスマスソングを耳にするようになってきました。


上野駅でもパンダとクリスマスツリーが飾られていた。


上野のパンダ


パンダがとてもかわいらしい。


上野駅のクリスマスツリー


ツリーに飾られているパンダさんもとってもお茶目。



これで2018年の上野での美術館巡りも最後となった。


また、来年も何度か訪れることになりそうだ。




            
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有名な『叫び』も来日の「ムンク展」は全てがムンク作品の大回顧展、大混雑で一部のグッズには売り切れも

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 11/ 27
                 
先週の土曜日は、東京都美術館で行われている
「ムンク展-共鳴する魂の叫び」へ行ってきました。



ムンク展-共鳴する魂の叫び@東京都美術館


この日は、三連休の中日とあり上野公園は多くの人々が訪れごった返していました。
美術館に到着すると、すでに入場まで10分程かかるという看板が立っており、
入場待ちの列が出来ていた。


ムンク展-共鳴する魂の叫び@東京都美術館


そして、ようやく展示室に入ることが出来ました。


事前に混雑状況はおさえていたので、覚悟して入室したのですが、
混みっぷりは思ったほどではなく、ひとつひとつの作品を間近で見るようなまわり方をしても
通常の時間内で鑑賞を終えられました。



今回名作『叫び』が展示されるという事で話題を呼んでいる「ムンク展」ですが、
ラインナップされた作品数も101点全てがムンクのもので
9章からなるとても見応えがある展覧会となっています。


ムンクは80点以上の自画像を描いており、第一章ではそれらの自画像に加え、
写真撮影にもはまっていたムンクのセルフポートレートも多くみられました。


そんな中で入ってすぐに目を奪われたのは「地獄の自画像」(1903年)で、
燃え上がる炎のような赤みを帯びた背景に同じような顔面をしたムンクが
眼は小さいけど正面を強いまなざしで見つめているもの。



タイトルも印象的ですが、その異様さは強く記憶に残りました。


これは屋外で裸体の写真を撮影し、それを参考にしながら描いたもので、
実際には青白い体が絵の中では生命力と狂気を感じさせるようなイメージになっている。




ムンクは幼少の頃から病弱で、母も姉も早くに亡くしてしまい、
後には精神の病にも侵されるのだが、作品全体を通じて、
彼の苦悩とか葛藤が伝わってくるものが多かった印象を持った。




第二章は「家族-死と喪失」で幼いころに母と姉を失ったムンクの死を
身近に感じている様子が伝わってくるものでした。


エドヴァルド・ムンク 病める子

≪病める子 Ⅰ≫   エドヴァルド・ムンク 1896年


これはまさに「死」というものを連想させるものですが、
一方の「ブローチ、エヴァ・ムドリッチ」(1903年)では、
イギリスのストラディバリ奏者エヴァ・ムドリチが描かれていて
”死と喪失”という暗いテーマの中で彼女の美が伝わってきて
どこか温かいものを感じました。



第三章は「夏の夜-孤独と憂鬱」で海辺の風景をバックに
人魚や女性たちが描かれています。



エドヴァルド・ムンク 夏の夜、人魚

≪夏の夜、人魚≫   エドヴァルド・ムンク 1893年







そして、地下から1階に展示フロアがかわると、いよいよ注目の「叫び」が登場します。


第四章「魂の叫び-不安と絶望」


ムンクの「叫び」にはいくつかのバージョンが存在しますが、
私が一番気に入っているのは、今回やってきた
オスロ市立ムンク美術館が所蔵するコチラ↓




エドヴァルド・ムンク 叫び

≪叫び≫   エドヴァルド・ムンク 1910年?


夕暮れ時、道を歩いていたムンクはとても疲れていて気分が悪かった。
途中で立ちすくみフィヨルドを眺めていると
沈んでいく太陽が雲を赤く染めていく。

それはまるで血のようだった。

その時、ムンクは自然をつらぬく”叫び”を耳にした。


両手で耳を塞ぎ大きな口を開けて立ちすくむ人。

体は歪んでいて、その風景もうねりをみせ、赤、青、緑の色彩で表現された
背景からはなんともいえぬ異様さが伝わってくる。


突然発せられた”叫び”を聞き、恐れを受けたムンクの心のうちが見事に描かれている。
後方を逆側に歩いていく二人の人物はまるで何も感じることはなかったようで
この対比が面白い。



第四章の作品は正面で見る場合整列して歩きながら鑑賞します。
立ち止まってゆっくりと見たい場合は、列の後ろからやや離れた場所からになります。


私はどちらからも見ましたが、後ろの方からでも充分に見れました。




エドヴァルド・ムンク 絶望

≪絶望≫   エドヴァルド・ムンク 1894年



今回来日した「叫び」と同じような表現方法の「絶望」

手前の人物の目の周りが黒く縁取られていて
何かに打ちひしがれた状況がわかりますね。








第五章「接吻、吸血鬼、マドンナ」



接吻する男女はまるで溶け合うように描かれていて
境界線がないかんじ。

抱き合って唇を重ね合わせている二人のとろけるような
至福のひとときがその表現から感じ取れました。




エドヴァルド・ムンク マドンナ

≪マドンナ≫   エドヴァルド・ムンク 1895/1902年


曲線の印象が強く、そこから女性が持つ柔らかさや
包容力が演出されています。




ムンクは自身の考えから生涯独身をつらぬきましたが、
何人かの女性たちと恋愛関係を持ちました。


その中のひとり、トゥラ・ラルセンが結婚を迫りました。
ある日、トゥラとの諍いの最中、銃が暴発してしまい、
ムンクは左手の中指の一部を失ってしまいます。




第六章「男と女-愛、嫉妬、別れ」


エドヴァルド・ムンク 生命のダンス

≪生命のダンス≫   エドヴァルド・ムンク 1925年



1階はここまでで第七章から先は2階へと移動となります。




少し飛んでしまいますが、最後は


第九章「画家の晩年」




エドヴァルド・ムンク  二人、孤独な人たち

≪二人、孤独な人たち≫   エドヴァルド・ムンク 1933~35年



浜辺の男女ですが、そこからは”別れ”という言葉が浮かんできます。

どこか寂し気な後姿の白いドレスの女性とやや距離を置いて
彼女へ近づいていこうとしているように見える連れの男性。


その前にどんな会話が交わされたのか気になる一枚でした。



ラストの作品、101点目は肖像画を多数書き続けたムンクの
最晩年の肖像画。




エドヴァルド・ムンク 自画像、時計とベッドの間

≪自画像、時計とベッドの間≫   エドヴァルド・ムンク 1940~43年



幼いころの肉親の死からはじまり、恋愛をしても家庭を持つことはなかったムンク。


精神の病に侵されて入院をしたりと激しい人生を送ってきましたが、
この絵からは達観したような、絶望、憂鬱そんな言葉から解き放たれたような
晩年のムンクがおさめられている。


いよいよ、残された人生の限りが感じられるころ。
どんな気持ちで彼はこの絵を描いたのだろうか。



全ての作品の鑑賞を終えて思ったことは「大回顧展」という言葉にふさわしい展覧会。


大混雑と言われていましたが、余裕をもって回れるので
とても見やすかったです。



エスカレーターで階下へ降りようとすると撮影コーナーがありました。



ムンク展-共鳴する魂の叫び@東京都美術館


両手で耳を塞いで大きな口をあけて撮影している人が多かったですね。



グッズコーナーも人だかりでにぎわっていた。
すでにいくつかには売り切れも発生している。


ムンク展-共鳴する魂の叫び@東京都美術館


こちらが目当ての方は、公式ツイッターなどで再販の情報が出てから行くようにするといいですね。


私は10分待ちでしたが、帰るころには20分待ちにかわっていました。


ムンク展-共鳴する魂の叫び@東京都美術館


朝から混んでいたようですので、時間帯によっては20~30分待ちくらいは
覚悟していった方がいいかも。



新しいチラシをもらってきたのですが、来年は春頃「クリムト展」をやるようです。


新美術館でも「ウイーンモダン クリムト、シーレ世紀末への道」が開催予定ですが、
ちょうど同じ時期なので意外に感じた。


私はどちらも行く予定でいます。



そして…


なによりも興奮したのは、2020年1月に

「ハンマースホイ展」が開催されることを知ったこと!


2008年に近くの国立西洋美術館でやってから約11年半ぶりくらいですか。
これは絶対に行かねば!!

10月に常設展を見に行った時に、ハンマースホイの作品が久々に展示されていて
またやってくれたらいいのにと思っていたところなので本当にうれしい。



しかし、2019年ではなく2020年なのでまだまだ先だなぁ。




この日の上野公園は大混雑でしたが、帰るころには上野動物園も終了を予告するアナウンスが流れていた。


私はうといのですが、いつも人気なのはパンダなのか?


上野動物園


こちらはその上野公園入り口に設置されていた
パンだと鳥さんたちのコラボ。


すっごいかわいくて!


見ているだけで幸せな気分を味わえたので思わず撮ってしまった。


鳥さん好きの私には、いろんな鳥さんたちがいて
今度は動物園にも行ってみたいなぁと思わされてしまいました。









                         
                                  
        

「ロマンティック・ロシア」@ザ・ミュージアム

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 11/ 24
                 
渋谷Bunkamuraのザ・ミュージアムへ「ロマンティック・ロシア」を見に行ってきました。


7月2日~11月15日までは改修工事のためにBunkamuraは全館休館。
ザ・ミュージアムも22日までは休館となっていました。
新しくなったザ・ミュージアム最初の展覧会が「ロマンティック・ロシア」です。


会期は2018年11月23日~2019年1月27日まで。



「ロマンティック・ロシア」@ザ・ミュージアム


私が行ったのは初日の昨日、23日金曜日でした。
オープン当日と女性が好みそうなテーマだからか、若いカップルの姿も沢山みられた。


今回は国立トレチャコフ美術館より、看板の再来日作品に加えて
初来日作品が多数展示されていました。




展示数は72点で、4章に区切られておりまずは第一章「ロマンティックな風景」と題して、
春夏秋冬、四季ごとに小テーマを設けてロシアの素敵な風景画が登場。


「夏」には樫の木が好きなシーシキンの絵が多く見られました。




イワン・シーシキン 「雨の樫林」


≪雨の樫林≫   イワン・シーシキン 1891年


雨の中のぬかるみを歩く人物が描かれていて、背景を広く中央に小さく人を置いたことで
まるで自分もその場に居合わせたような感覚を覚えました。

同作者の「森の散歩」(1869年)も印象に残りました。
ここでは、シーシキンと妻もモデルとして登場しています。



他には画像はありませんが、秋のコーナーでも記憶に刻み付けられたものがいくつか。


グリゴーリー・ミャソエードフの「秋の朝」は、風景の美しさが格別!
まるで黄金に輝いているようで、見に行く予定がある方は是非チェックして下さい。



広告ポスターもてがけるイワン・ゴリュシュキン=ソロコプドフの「落葉」も、
キャンバスにデンと配置された女性のまわりを落葉が囲んだような構図で、
ポスターを制作している作者ならではの特徴があふれていました。


また主に肖像画を描く(彼の肖像画はこの後出てきます)クラムスコイの
ひとつしかない花がある静物画「花瓶のフロックス」にも注目です。





第二章「ロシアの人々」の”女性たち”のコーナーでは前述のクラムスコイの二作品を。



イワン・クラムスコイ 「月明かりの夜」


≪月明かりの夜≫   イワン・クラムスコイ 1880年


画像では伝わりにくいのですが、暗闇に月明かりに照らされた、
白いドレスの若い女性の可憐な感じが魅力的。
静かな月夜をバックに安らいでいるようでいて、
一点を見つめて何か思いふけっているような表情。



これがまたとても神秘的で厳かな雰囲気が充分に伝わってきて
非常に気に入りました。



その次は、チラシにも使われていた再来日のこちら。


約10年前に同ミュージアムで行われた「忘れえぬロシア」という展覧会でも
話題を呼んだ「忘れえぬ女(ひと)」が帰ってきました。



20181123_2.jpg

≪忘れえぬ女(ひと)≫   イワン・クラムスコイ 1883年


トルストイの「アンナ・カレーニナ」をモデルにしたものともいわれていて、
大きな目を伏し目がちに誘うような謎めいた女性が描かれています。
凛々しいまゆげと、しっかりとしたまつげが彼女の芯の強さを表しているように思えた。


「忘れえぬ女(ひと)」という題名からも一度見たら忘れらない
不思議な魔力を兼ね備えていました。


今展の”ロマンティック”というフレーズにまさにピッタリな1枚。





第三章は「子供の世界」



ワーリャ・ホダセーヴィチの肖像

≪ワーリャ・ホダセーヴィチの肖像≫   ワーシリー・コマロフ 1900年


モデルの父親は著名な法律学者かつコレクターでもあり幼いころから芸術家と接する機会に恵まれた。
その後、彼女自身も絵を描くようになり、舞台美術や挿絵も手掛けるようになります。



またアレクサンドル・モラヴォフの「おもちゃ」(1914年)では、
屋外に集まった夏の陽に照らされた人々と、愉快なおもちゃの数々が、
にぎやかに明るい色彩で表現されています。




撮影コーナーは入り口の手前にありました。


「ロマンティック・ロシア」@ザ・ミュージアム


私も記念に座って1枚パチリと撮ってもらいましたよ。


思った以上に見応えがある展覧会で大満足。
お客さんの入りも予想よりも多かったですね。






そして来年のチラシも三つゲット、気になる二つを簡単に紹介。




4月27日~6月30日「印象派への旅 海運王の夢」では
踊り子がモデルで有名なエドガー・ドガの「リハーサル」が初来日します。
ゴッホ、ルノワール、セザンヌとマネの作品もみられるようです。


これは行く予定に入れました。



その次は、7月13日~9月29日「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ-線の魔術」で
ピンクと緑のチラシが2枚製作されています。


これは行こうと思ったのですが、ミュシャの作品に加え彼に影響を受けた
国内外の漫画家やグラフィックアーティストの作品も展示されるということで、
詳細がわかってから決めようと思っています。



ミュシャの作品が多めあるいは、構成が良ければ行く予定です。



さて、新しくなった文化村の前には、ピンクとパープルのデコレーションがかわいらしい
クリスマスツリーが飾られていました。


文化村前 クリスマスツリー 2018年


Bunkamuraは他に映画も見たいなと思ったものがいくつかあったので、
またコンスタントに足を運ぶことになりそうだなぁ。



                         
                                  
        

スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家「カール・ラーション」@損保ジャパン日本興亜美術館

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 11/ 19
                 
先日、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館で行われている
カール・ラーション展へ行ってきました。


カール・ラーション展 損保ジャパン日本興亜美術館


スウェーデンの人気画家カール・ラーションの展覧会は、
子だくさんで愛妻家のラーションの家族愛が伝わってくるものでした。


美術学校時代のラーションは暗い印象の絵を描いていて、
明るくぬくもりが感じられる彼の作品のイメージとは真逆だった。





私はコチラのチラシに魅せられて美術館まで足を運んだのですが、


カール・ラーション展 損保ジャパン日本興亜美術館


真ん中の絵や室内の写真は変わらないが
背景がオフホワイトではなく、濃いグリーンのチラシが置いてあり
1部もらってきました。


オフホワイトも素敵だけど、緑バージョンもとっても素敵!



クリスマスが近いせいか、濃厚な緑にわずかながらの赤が映えていて
そのあたりを意識して作られたものなのかなと思いました。





ということで、やはり目を惹いたのは1枚目の看板にも使用されていた
「アザレアの花」 (1906年)でした。



外の日の光が入り込んだ室内で、花の手入れをしている愛妻・カーリンが
後ろを振り返る姿がおさめられている。
大胆な構図が素晴らしいが、愛らしい花の向こうにいるカーリンの母性や
穏やかさが感じられる絵でとても美しかったです。



カーリンも結婚前は絵を描いていたため、彼女の作品も展示されていました。



ラーションはダーラナ地方に「リッラ・ヒュットネース」と呼ばれる家を入手するのですが、
その後カーリンとともに室内を自分たちの理想のものへと改装していきます。



室内ごとにテーマを変えて作り直していったようですが、
子どもの時からインテリアに高い関心があった私には
とても興味深い内容の展覧会でした。



ラーションの描く絵はそのほとんどが妻や子供たちがモデルとなっており
家族の愛というものがひしひしと伝わってきたのですが、
子どもの中には幼くして死亡してしまった子もいて
ラーションの心の影の部分としてゆがんだ顔がモチーフになった絵もわずかながら展示されています。



会場最後には「リッラ・ヒュットネース」の居間をイメージしたコーナーがあり、
こちらは撮影可能スペースとなっています。



カール・ラーション展 損保ジャパン日本興亜美術館


床のフローリングが淡いというのも北欧を感じさせます。


右側ツリーの横の、青いカーテンがいいアクセントとなっていますね。



カール・ラーション展 損保ジャパン日本興亜美術館

左側にはラーションに似たサンタクロースのお人形が飾られています。


さて、この美術館ですが2019年9月30日から2020年2月14日まで
美術館移転準備のために休館となるそうです。
したがって来年は10月1日に実施されている無料デーもなし。


新しい美術館は敷地内に出来るようで、
1発目の展覧会は恒例のFACE展の予定です。





美術館を出るととても良いお天気で気持ちがいい。


そんな新宿の人通りがさほど多くない通りを散歩気分で歩きながら
ランチをしに行きました。



その後、帰る時にサカダイの鹿島アントラーズ20冠達成&ACL優勝記念号を買おうと
コクーンタワーのブックファーストへ寄ろうと地下に入ったところクリスマスツリーが飾られていました。




新宿地下のクリスマスツリー 2018年


考えてみたらもう11月も半分以上が過ぎたんですよね。


本当に1年が経つのは早いものです。



                         
                                  
        

「京都大法恩寺 快慶・定慶のみほとけ」@東京国立博物館平成館

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 10/ 23
                 
東京国立博物館の平成館で行われている
「京都大法恩寺 快慶・定慶のみほとけ」へ行ってきました。


聖観音菩薩立像 国立博物館平成館


本当は快慶・定慶のみほとけを見た後にルーベンス展へ行こうと思ったのですが、
家を出てくるのが遅かったため駅から近い西洋美術館から鑑賞をスタート。


お昼ご飯を食べて午後13:30近くから快慶・定慶のみほとけを見始めました。


お腹が満たされて眠気も出てきた時間帯で、「平成館混んでないといいな」と思いながら
会場へ向かう。
今回、平成館ではふたつの展覧会がやっており平成館の3,4室のみとなっている。
事前情報で展示数が多くないと知っていたので、ありがたいと思った。


平成館というと作品数が多く混んでいるイメージがあり、
疲れている体でどこまで体力がもつかしら?とやや不安があったので助かった。
なんせ去年の「運慶展」は平日でも混雑がすごかったので…



今回は土曜日の午後でも混雑はなく、作品も大きめのものが多くて少ないので
楽々見ることが出来ました。


みどころは快慶の十大弟子立像がそろって寺外初公開されること。


清貧を貫いて日々修行したという”頭陀第一”の大迦葉は顔が怖い!
「清貧」という言葉がもともと苦手な私は、大迦葉が一番恐ろしく感じた。


ホッとしたのは眼は見えませんが、心の目で見通せますーという
”天眼第一”の阿那律の穏やかな表情。
受容してくれるような雰囲気がまたいい。



さて、もう一つの見どころですが肥後定慶の六観音菩薩像ですが、
そのうちの聖観音のみ撮影が可能となっています。


聖観音菩薩立像

≪聖観音菩薩立像≫ 肥後定慶  鎌倉時代 

なんでも定慶って名前は四人ほどいるそうで、肥後定慶となっているそうな。



ということで本当にサクサクサクッと見終えることが出来て良かったです。