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展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「松本清張の聞かなかった場所」 (1979年)

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 11/ 17
                 
長年見たかった藤田まことの「聞かなかった場所」ですが、
ついにホームドラマチャンネルで放送されましたね。





●「松本清張の聞かなかった場所」  1979年3月17日
原作: 松本清張  『聞かなかった場所
脚本: 猪又憲吾
音楽: 深澤康雄
監督: 渡辺祐介
制作: 東映
出演: 藤田まこと、大谷直子、長谷川明男、森下愛子、
名古屋章、中原早苗、芦屋小雁、仲谷昇ほか



松本清張の聞かなかった場所




神戸へ出張していた農林省の食糧課長補佐・浅井恒雄(藤田まこと)は
新任局長(仲谷昇)を迎えての宴会の席で妻の英子(大谷直子)が
心臓発作で入院したという知らせを受けて東京に戻った。


松本清張の聞かなかった場所




浅井は先妻を亡くして、歳の離れた英子と再婚していた。
趣味で俳句をやっている英子は素材集めに歩いている時に
坂道で発作を起こして近くの美容院で倒れたのだという。


知らせを受けた英子の妹・美弥子(森下愛子)が駆けつけて
入院となったが幸い容態は安定してきている。



松本清張の聞かなかった場所





英子は心臓に持病を抱えていて健康には充分留意していたはずだ。
浅井は英子の行動にひっかかるものを感じていた。




後日、浅井は美弥子の案内でお礼かたがた高橋千代子(中原早苗)が経営する
渋谷区栄町の千代美容室を訪れ詳しい話を聞いた。
美容室の前は急な坂道で、その先にはラブホテルが並んでいる。




松本清張の聞かなかった場所




俳句の素材を集めるために訪れたとは思えないことや
英子から一度も”聞かなかった場所”であることが浅井の疑惑をますます濃くしていく。
しかも、英子が作った俳句には九州の山鹿灯篭について詠まれている。
これまで英子は一度も九州には行ったことがない。




実は英子は俳句の素材を集めて訪れた場所で同じく俳句をやる
久保孝之助(長谷川明夫)と出逢い不倫関係を結ぶようになっていた。




松本清張の聞かなかった場所




あの日、英子は久保の自宅で情事の最中に発作を起こし
慌てた久保が隣家の千代のところへ頼み込み苦しむ英子を運んだ。
久保は英子に坂道を歩いていて急に発作を起こしたので
千代美容室に助けを求めたことにしてほしいと言い含められていたのだ。



しばらくして、浅井が千代美容室のあたりを訪れてみると
美容室はなくなりホテル千代というラブホテルに変わっていた。
隣家の久保の敷地が削られ千代子の敷地が拡大していることに不審を抱いた浅井は
興信所に調査を依頼する。




一方、死にそうな自分を放置して保身から千代子のところに駆けつけ
工作をしたうえで病院に運んだ久保に対して英子は別れを告げた。
この時、偶然近くを通りかかった美弥子は英子が不倫していることを悟る。




松本清張の聞かなかった場所






浅井も興信所の所長(名古屋章)から久保と千代子の調査報告を受けた。
やはり千代子は久保の敷地100坪を手に入れてホテルを建てている。
久保が山鹿灯篭のコレクションをしていると知った浅井は
英子が久保と不倫していたのだと確信。



その通り、千代子は久保の不倫を隠すために協力した見返りとして
久保に土地を譲ってほしいと要求していたのだ。


松本清張の聞かなかった場所





浅井は久保が長野県に入院している病気の妻を見舞いに行く日に
あとをつけていくと、久保を呼び出すと人気のない高原へ行き
英子との関係を自分に土下座して謝罪しろと要求した。




久保はそれを拒否し、たとえ妻に不倫関係が知れたとしても
夫婦の間にひびがはいることがないと言い放った。


逆に、久保は国家公務員の浅井が妻の不倫相手を脅してきたことを
誤らない限り告訴するぞと強気に出てきた。


松本清張の聞かなかった場所





これまでコツコツと積み上げてきた地位が奪われるだけでなく
自尊心を傷つけられた浅井はとっさに持っていた硫酸を久保に浴びせてしまう。



叫び苦しむ久保を浅井は衝動的に近くに会った岩で殴り殺した。
激しく動揺した浅井は、硫酸が入っていた瓶を残したまま
現場から逃げてしまう。





その夜、駅までの道を求めて林を走る浅井の後姿を見た
富士見農協職員の春田次郎(相馬剛三)と木戸明治(須賀良)は
親切心から車で拾い上げ信州富士見駅まで送ってくれた。




松本清張の聞かなかった場所




そして、事件からひと月が経過した。



浅井は現場に硫酸の瓶を忘れてきたことや
春田と木戸に顔を見られたことでいつ逮捕されるかと怯える日々を過ごしていたが
ここまで何事もなく過ごすことが出来た。




美弥子は久保殺害の新聞報道を見て英子が殺したのではないかと疑うが
英子はそれを否定すると浅井がやったのではないかという疑惑が頭をもたげてきた。



松本清張の聞かなかった場所





そんな時、浅井は局長から長野県の食品加工の講師の依頼を受けた。
同じ時期に甲信越地方の農協組合職員がギリシャ旅行に招待されている。
そのメンバーに春田と木戸がいれば、浅井が講師を引き受けても
彼らと顔を合わすことはない。




浅井は口実を設けて兵庫県食品加工組合のヤギシタ(芦屋小雁)に調べさすが
二人はメンバーに入ってなかった。
浅井は費用を負担することにしてギリシャツアーのメンバーに二人を加える。



松本清張の聞かなかった場所





こうして、浅井は無事に長野県での出張を終えた。





ところが、旅行から帰ってきた春田と木戸はツアーに加えてくれたお礼にと
農林省を訪ねてきた。
焦った浅井は面会を断るが、彼らは建物の前で浅井が出てくるのを待っている。



とうとう、浅井の前に二人が姿を現した。



松本清張の聞かなかった場所




驚いた浅井は思わずその場から立ち去るが、夜道で走り去って行く浅井の姿を見た二人は
あの時、車で拾った男だと気づいてしまう。



浅井は逮捕され、自分のせいで夫を殺人者にしてしまったことを悔いた英子は
美弥子に遺書を残して自殺した。




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まだ、音やんになる前の藤田まことが殺人犯を演じている。


堅物のお役人の浅井は、自分の妻を奪った久保に謝罪させようと強気に出るが
開き直った相手から逆襲にあい社会的地位まで脅かされる。


逃げ場がなくなった浅井は衝動的に殺人を犯してしまうというもの。
守るべきものが多い浅いと、そうでない環境の久保との違いが悲劇を招いた。


殺人現場から戻る際に、地元の農協職員に顔を見られてしまい
それが命取りとなってコツコツ積み上げてきた社会的地位を失ってしまう。



これまで妻から”聞かなかった場所”に不信感を持ち
その後ずーっと調べ続けるというネチッこさと、
久保とのやりとりでの融通のきかなさ、
殺人を犯してからバレるまでの小心者っぷりを演じた藤田まことがいい。



また、色褪せたフィルムの質感は独特の味があってとても雰囲気があり
清張作品にマッチしています。



松本清張の聞かなかった場所


千代美容室と久保の自宅がある坂道なんかかなり急で
持病を抱える英子が倒れてしまったという言い訳もしっくりくる。


美容室の看板もレトロで侘しさみたいなものが漂ってくる。





(2019年11月17日 更新)




若い妻の愛人を殺した公務員の犯罪心理を描く。



●「松本清張の聞かなかった場所」  1979年3月17日
原作: 松本清張  『聞かなかった場所
脚本: 猪又憲吾
音楽: 深澤康雄
監督: 渡辺祐介
制作: 東映
出演: 藤田まこと、大谷直子、長谷川明男、森下愛子、
名古屋章、中原早苗、芦屋小雁、仲谷昇ほか




松本清張の聞かなかった場所



農林省の係長・浅井(藤田まこと)の妻英子(大谷直子)は
十六歳も年下で心臓が悪かった。


そんな英子が浅井の出張中に心臓発作を起こし、
美容院の女主人千代子(中原早苗)に助けられた。


浅井は英子の外出先が今まで聞いたことがない土地だけに
不審に思った。


やがて英子が美容院の隣に住む久保(長谷川明男)と関係していたのがわかる。









※※※ 松本清張作品記事一覧 ※※※


■ 「ガラスの城」

■ 「声・ダイヤルは死の囁き」

■ 「顔・死の断崖」

■ 「犯罪広告」

■ 「聞かなかった場所」

■ 「種族同盟・湖上の偽装殺人」

■ 「紐・恐怖の大回転遊覧車」

■ 「帝銀事件・大量殺人!獄中三十二年の死刑囚」

■ 「地の骨・犯罪大学・入試問題を拾った女」

■ 「駆ける男」

■ 「白い闇・十和田湖偽装心中」

■ 「小さな旅館」

■ 「死んだ馬・殺人設計図」

■ 「山峡の章・みちのく偽装心中」

■ 「地方紙を買う女・昇仙峡囮心中」

■ 「書道教授・消えた死体」

■ 「風の息・事故か!謀略か!もく星号三原山墜落の謎」

■ 「事故・国道20号線殺人トリック」

■ 「駅路・謎の伊勢路殺人旅行」

■ 「危険な斜面・白骨になった女」

■ 「殺人行おくのほそ道」

■ 「寒流・銀行を手玉にとった女」

■ 「溺れ谷・蜂は一度刺して死ぬ!」

■ 「連環・偽装心中をあばく女」

■ 「熱い空気・家政婦は見た!夫婦の秘密」

■ 「断線・新妻を棄て、愛人を殺し年上の女と心中した男」

■ 「葦の浮舟・奥飛騨―東尋坊密会の旅」

■ 「証言」

■ 「高台の家・美しい未亡人の妖しいサロン」

■ 「黒い樹海・京都密会の旅殺人事件」

■ 「黒い空」

■ 「数の風景」

■ 「一年半待て」

■ 「霧の旗・獄死した兄は真犯人じゃない! 女の肉体を賭けた復讐の旅立ち」

■ 「鉢植えを買う女」

■ 「状況曲線・巨大談合組織の黒い殺人!男と女が欲望の罠にはまる…」

■ 「黒い樹海・姉の金沢不倫旅行が連続殺人を呼ぶ!」




            
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アンティコカフェ・アルアビスのチョコラータは濃厚で美味しい

category - グルメ
2019/ 11/ 16
                 
今年、六本木にあるサントリー美術館へ行く前に
ミッドタウンの地下にあるアンティコカフェ・アルアビスでお茶をしました。



ANTICO CAFFE AL AVIS 東京ミッドタウン店


大江戸線の六本木駅の東京ミッドタウン方向の出口を出て
ミッドタウンに入りエスカレーターで上がるとすぐ角にあるお店です。


店内は広くはないので、土日の午後などは座れないことも多いのですが
この日は午前中だったので空いてました。


狭いお店は得意ではないんですが、ミッドタウンの広々とした感じと
雰囲気の良さが気に入ってて度々足を運んでいます。



さて、今回は昼ご飯までまだ時間があるため何かつまもうと見ていると…


美味しそうなスイーツを発見。



アンティコカフェ アルアビス チョコラータとカフェアメリカーノ

チョコラータ300円とカフェアメリカーノ350円を注文。




アンティコカフェ アルアビス チョコラータ


このチョコラータが結構濃厚なお味で美味しい。

ギュッと凝縮された感じで満足感がある。



他にも気になるものがいくつかあったので今度は別のを食べてみようかな。





                         
                                  
        

「金沢発11時49分七尾線の女」 (1991年)

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 11/ 09
                 
金沢発の「能登5号」内で殺人事件が発生。
偶然、車中に乗っていた新進女流画家が事件の謎を解く。



●「金沢発11時49分七尾線の女・死体を乗せて”能登路5号”が走る!
終着駅で女が消えた…」  1991年11月9日
脚本: 石松愛弘
音楽: 大野克夫
監督: 松島稔
制作: サン・ライフ
出演: かとうかずこ、結城しのぶ、桂木文、
平泉成、高岡健二、奈美悦子ほか



金沢のしにせの料亭「伊集院」が東京に支店を出した。
東京店は先代の後妻・伊集院章子(奈美悦子)が采配を振るうことになり
金沢の本店は先代の娘・都(結城しのぶ)と綾(桂木文)が守ることになった。



都と綾は東京進出の資金作りのために亡くなった父の絵を売り払う章子と
折り合いが悪かった。


先代の絵の弟子だった画家の時実理子(かとうかずこ)が店を訪れ
都たちと再会した。



金沢発11時49分七尾線の女・死体を乗せて”能登路5号”が走る! 終着駅で女が消えた…



理子は輪島にいる彼女たちの兄・隆(平泉成)に伊集院へ戻ってくるよう頼むため
金沢から穴水行の能登路5号に乗りこむ。
久しぶりに会った隆に伊集院の危機を伝え都たちを助けに帰るよう説得するが
母に店を任せ絵に没頭していた亡き父を恨む気持ちからそれを拒否した。


そんな中、理子は宿泊先のホテルで偶然高校の先輩で、
石川県警の麻生刑事(高岡健二)と鉢合わせ
能登路5号の車内で章子と親しい画商の重田一夫(児玉謙次)が毒殺されたことを知らされる。



鉄道マニアが列車に乗り込む重田と女の写真を撮影していて
それを見た理子は穴水駅で見かけた女と特徴が同じであることを伝えた。
その女も写真と同じような青い服を着ていて青い帽子をかぶっていた。



金沢発11時49分七尾線の女・死体を乗せて”能登路5号”が走る! 終着駅で女が消えた…




やがてその女が章子だとわかるが、重田殺しの容疑を否認し
途中の七尾駅で降りたと説明する。


その後、理子が金沢で重田と一緒に乗り込む章子の写真と
穴水で目撃した女の靴が違っていることから別人とわかり釈放された。



そのお礼にと食事に誘われていた理子がマンションを訪ねると
章子は毒殺された直後だった。
理子はマンションに入る直前に隆の姿を目撃していたが
容疑がかかるのを恐れたため警察にはそのことを伏せる。



金沢発11時49分七尾線の女・死体を乗せて”能登路5号”が走る! 終着駅で女が消えた…



ところがそのことを理子が隆に話しているのを立ち聞きした
重田の愛人・クラブさいがわのママ阿川悦子(長谷川稀世)が警察に密告したため
隆は麻生らに警察まで連れていかれてしまう。


伊集院を私物化する章子に我慢ならなくなった隆は
部屋に入ったときには章子はすでに殺されていたと説明する。


やがて警察に章子と重田は自分が殺したという投書が
理子の元にも事件に首を突っ込むなという脅迫状が舞い込む
いずれも差出人は金沢花子と署名がある。
その後、理子は何者かに襲われて怪我をする。



金沢発11時49分七尾線の女・死体を乗せて”能登路5号”が走る! 終着駅で女が消えた…



理子から穴水で見た青い服の女は悦子かもしれないと知らされた都が
彼女の自宅を訪ねると手土産の羊羹を食べた悦子が目の前で死んでしまう。
部屋からは青い服と帽子が見つかり章子たちを殺した犯人に口を封じられたものと見られた。
その時、警察にいた隆は釈放される。



事件から手を引かない理子が再び車で襲われそうになると
彼女を尾行していた麻生が逃走した車を手配をし
伊集院の番頭・山根嘉平(安田伸)が捕まった。


山根は章子たち三人を殺したのは自分だというが
具体的な話になると要領を得ない。
麻生は山根は真犯人をかばっていると理子に告げる。



金沢発11時49分七尾線の女・死体を乗せて”能登路5号”が走る! 終着駅で女が消えた…



そんな時、綾が伊集院を出て行くと都に電話してきた。
七尾線のアナウンスが聞こえたことから理子は都と一緒に
能登路5号に乗り行方を追うことになる。



理子は真犯人は綾で山根はそれを庇ったのだと考えていた。



穴水に着くと都は理子の目を盗んで姿を消してしまう。
隆のところにも行っていないと知った理子は
二人は思い出の場所である輪島の鴨ヶ浦にいると直感した。


急いでタクシーを走らせると鴨ヶ浦に向かい
二人がいるところへ到着する。



金沢発11時49分七尾線の女・死体を乗せて”能登路5号”が走る! 終着駅で女が消えた…



綾は理子の推理通り三人を殺したのは自分だというが
真犯人は都だった。


未亡人となった都が幼い息子を連れて伊集院へ戻ってきた時
章子と折り合いが悪い隆が家を飛び出していた。
都も章子が好きではなかったが伊集院さえ守ってくれればいいと思っていた。


ところが、野心家の章子は東京店を出すために都が好きだった父の絵を売り払うだけでなく
その裏では本店も抵当に入れ重田と組んで東京で新しい事業を始めようとしていた。
都は重田を殺してその罪を章子にきせようとした。


二人が能登路5号に乗ること、章子が青い服を着ることを知った都は
同じ服を着て列車に乗り込むと七尾で章子が下車しひとりになった重田に近づいて
毒物入りの酒を飲ませて殺した。


しかし、青い服の女がもうひとりいると知った章子は
都が同じ服を持っていることから重田を殺した犯人だと気づき、
口外しない代わりに伊集院を自分の好きなようにすると宣言したため
彼女も同様の手口で殺害する。


金沢発11時49分七尾線の女・死体を乗せて”能登路5号”が走る! 終着駅で女が消えた…



やがて、パトロンの重田を失った悦子が事件当日金沢駅で都を見たといい
店の資金を強請ってきた。
都は嘘だと思ったが騒がれることを恐れて金を渡すからと言い
羊羹を手土産に自宅を訪ねスキを見て包丁に毒を塗った。


用意しておいた青い服と帽子を残し、彼女が穴水駅で目撃された青い服の女で
真犯人に殺されたように偽装したのだ。


全てを告白した都は伊集院を綾に託し自殺してしまう。
ようやく隆は伊集院に戻り都の息子を自分の子供として育てる決意を固める。







                         
                                  
        

「ゴッホ展」@上野の森美術館は平日でもかなりの混雑

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 11/ 08
                 
上野の森美術館へ「ゴッホ展」を見に行って来ました。



ゴッホ展@上野の森美術館



ゴッホ展というとやはり知名度が高い分混雑が予想されるため
回避するために平日狙いでした。


ゴッホ展@上野の森美術館


私が行ったのは10月最後の水曜日の午後2時頃。
しかしながら、すでに入場規制などをお知らせする看板が出ており
入場までの待ち時間はないものの会場内は大変混雑していると書かれていた。



ゴッホ展@上野の森美術館



ということで入場前に外にあるロッカーに荷物を預けていざ中へ。
上野の森美術館はロッカーが館内にはなく屋外にあるんですね。
他の美術館と同じ感覚で中に入ってしまうとロッカーがないので注意。


会場内に入ると混んではいるものの思ったよりは見やすいという印象でしたが
時間を追うごとに人が入り始め、気がついてみると看板のコメント通りに
かなりの混雑となりました。


これまで開催されたゴッホ展との違いは、初期に出会った「ハーグ派」の作品が多く
オランダだけでなくイスラエルやスイス、モナコなど多数の国や地域から出品されている。


そのため「ハーグ派」と「印象派」の二つの章で構成され
これまでスポットが当たりにくかったハーグ派のコレクションも
印象派と同じくらいのボリュームで見ることが出来ます。




フィンセント・ファン・ゴッホ 「農婦の頭部」

フィンセント・ファン・ゴッホ ≪農婦の頭部≫  1885年


ゴッホは一時期、頭部ばかりを熱心に描いていたそうです。



フィンセント・ファン・ゴッホ 「タンギー爺さんの肖像」

フィンセント・ファン・ゴッホ ≪タンギー爺さんの肖像≫  1886-87年


画商であり画材屋も経営していたタンギー爺さんの肖像画。
ゴッホは爺さんの絵をいくつか描いていますが
こちらはさっぱりとした身なりで若々しく表現されているのが印象的。




フィンセント・ファン・ゴッホ 「糸杉」

フィンセント・ファン・ゴッホ ≪糸杉≫  1889年


チラシや看板でも使用されていた糸杉の絵。
荒々しく力強い筆致は杉の生命力の逞しさを十分に表現し
迫力が感じられました。





さて、混雑の中でゴッホ展を見終わり休憩できる場所を探すことに。

歩いていると西郷隆盛像のある場所に出てきたので今さらですが記念撮影を。

東京上野 西郷隆盛像


結局、公園内のカフェは避けて駅前のフードコートに入った。
土日は混雑しているため落ち着かず、次第に足が遠のいていましたが
平日の夕方とあり席が確保出来ました。


意外と周りが気にならず集中して作業が出来て、そのあともゆっくりとくつろいでしまった。



上野方面の美術館へ行くのは今年はこれで最後かな。
とりあえずある程度混雑は回避しながら見れたので良かったです。


                         
                                  
        

「死刑台の舞踏」 (1992年)  終着駅シリーズ第3作

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 11/ 07
                 
露口茂の終着駅シリーズ第3作。

●森村誠一の終着駅シリーズ
「死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が…
盗み撮りされた美しい獲物!」   1992年11月7日
原作: 森村誠一  死刑台の舞踏 (祥伝社文庫)
脚本: 岡本克己
音楽: 大野克夫
監督: 池広一夫
制作: 東映
出演: 露口茂、川野太郎、森口瑶子、
村井雄浩、山下規介、遠藤憲一ほか



夜の新宿の街でデザイナー志望の井草麻美子(森口瑶子)が見知らぬ男に襲われた。
たまたま通りがかった若い男が仲裁に入るが、襲った男は地下へ続く階段から転落し
怖くなった麻美子は現場から急いで立ち去ってしまう。




翌日、神田川で宮城県気仙沼市出身の勝又茂久(金子由之)という男の他殺体が発見された。




捜査にあたった新宿西署の牛尾刑事(露口茂)らは、勝又が新宿西口付近で殺された後に
神田川まで運ばれたとみた。
被害者の衣服には女性の毛髪が付着している。



死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



その後、勝又が殺害された場所が判明する。
現場近くには”Mami”とサインのあるデザイン画が残されていた。


ニュースであの時自分を襲った男が勝又であり殺されたと知った麻美子は、
新宿西署に出頭し勝又が階段から落ちるところを見たと牛尾に告げた。



翌日、牛尾と大上刑事(川野太郎)が殺害現場へ行ってみると不審な男を発見。
だが、その男は葛飾南署の志水義郎(村井雄浩)で勝又とは高校時代の同級生だという。





牛尾は志水から勝又が高校時代に代議士の息子で父の秘書をしている浜口伸一(吉岡圭二)、
射場弘(遠藤憲一)と仲が良かったことを聞かされた。
三人組のリーダーは浜口で、志水はどうも浜口に対して悪い感情を持っているように見えた。



死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



大上は麻美子に浜口と射場を見せるが、二人ともあの夜自分を助けてくれた男ではないという。
犯人は勝又を殺害した後に、神田川まで死体を運んでいる。
麻美子を助けた男はどうも車で乗り付けてきた様子がみられない。



牛尾は麻美子を助けた男(X)と、勝又を殺した男(Y)が別人物ではないかという仮説を立てた。
おそらくYは勝又に殺意を持っている人物と見て牛尾は周辺を捜査することにした。


死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



アパートの管理人から通報があり勝又が住んでいたアパートがわかった。
そこで浜口がしていた時計と射場の事務所にあった時計が勝又の部屋から見つかり
上京後も交流があったことが確認できた。
引き出しの中からは見知らぬ女の写真も見つかる。





勝又の部屋で見つかった時計がブランド物のコピー商品であることから
扱い者射場に逮捕状が出たが事務所はもぬけの殻となっていた。




そんな中、麻美子が自分を助けた男を見つけたと知らせてきた。
男は役者志望の持田哲夫(斉藤隆治)でやはり勝又を殺したのではないとわかる。
麻美子は偶然故郷が近くの哲夫に親近感がわいてきた。



死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



ふたりはしばし互いの夢を語り合うが、勤務先のブティックに戻った麻美子は
オーナーからクビを言い渡されてしまう。



一方、牛尾は勝又の故郷気仙沼へ向かい同級生・黒川(新井康弘)のから
浜口、射場、勝又が西原靖(山下規介)をいじめていて、
彼をかばったことから今度は志水がいじめの標的になっていたことを知らされた。
西原は現在故郷に母一人を残し三陸銀行新宿の支店に転勤となり、
浜口は三陸銀行頭取の娘と婚約中である。



死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



牛尾は西原の母から十五年前に市会議員だった志水の父が殺されていたと聞かされるが
少し前に時効が成立していた。
気仙沼港署を訪れた牛尾は柳(佐々木敏)から事件の詳細を聞き、
勝又の部屋でみつけた女性の写真を渡し身元の割り出しをお願いする。



帰京した牛尾は、志水から勝又が殺された日のアリバイを確かめるが
独身の志水には確実なアリバイを証言をしてくれる人物はいない。
牛尾はその足で志水と共に西原に会いに行くが
当日は銀行で残業をしているというアリバイがあった。


死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!




牛尾はその時二人きりになった志水と西原が口論している姿をみて、
志水が西原から何かを聞き出そうとしていることを知った。
そして、帰り道麻美子とバッタリ会いブティックをクビになり
哲夫のバイト先で一緒に働いていると知らされホッとした気持ちになる。



やがて消息を絶っていた射場がホテルの部屋で他殺体となって発見された。
またしても現場にはあの女の写真が残されていた。



しばらくして、柳刑事から写真の女が浜口の婚約者であると連絡が入った。
刑事は彼女の周辺を洗おうとしたが、上層部からストップが入ってしまったという。



浜口は今度の土曜日に結婚式を挙げる。
勝又、射場が殺され犯人の次の狙いは浜口である可能性が高い。



牛尾と大上が射場が殺害された時のアリバイを西原に確かめに行くと
勝又の時と同様に残業をしていたと証言する。


死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!




牛尾は西原が志水を避けているのではないかと疑問を持つと
西原は十五年前に志水の父が殺される現場を目撃したと打ち明けた。
犯人は浜口たち三人であった。




西原は志水にそのことを話しておらず、父を殺した犯人が浜口たちであると知っているかどうかは不明だ。



大上らの調べで浜口に渡航歴があり時効まであと一日あることがわかった。
しかも志水も同様の照会をしているらしく、父を殺した犯人が浜口らであることを知っていたと思われる。
牛尾は明日の浜口の結婚式で志水が浜口に恨みを晴らすのではないかと考えた。



志水はアパートにもいなく居所がわからない。
牛尾は志水が西原にもう一度父の死の真相を確かめに行くかもしれないと思ったが
西原は今日と明日休暇をとっているという。




翌日、予定通りに浜口たちの結婚式は行われた。
牛尾はそこで思いつめた表情の志水を発見するが、
「だまってこのまま見ていてほしい」と言い残し去って行った。




いよいよ新郎新婦らが会場へ入ろうと廊下を歩く。
すると突然、志水が浜口に襲い掛かりふたりは床に転がった。
前方からナイフを振りかざした西原が浜口をめがけて突進してきたが
起き上がった志水によって無事取り押さえられた。



浜口に激しい恨みを持つ志水だったが最後は刑事としての職務を全うした。
牛尾は西原が志水の父殺しを目撃していたことからも
時効成立まで十四時間を残したところで志水の目の前で浜口を逮捕した。


死刑台の舞踏・華やかな結婚式に殺人の祝福が… 盗み撮りされた美しい獲物!



西原は本店時代に頭取の娘のアヤコと付き合っていたが
浜口との縁談が持ち上がると西原を捨てた。
アヤコとの別れ話の時に写真が隠し撮りされてしまい、
それをネタに勝又と射場が西原を強請ってきた。



西原は残業をしていたが少々なら同僚の目を盗んで抜け出すことも
銀行の車を持ち出すことも可能だった。
そして、最後はアヤコを奪った浜口を殺そうとしたのだった。



志水は西原が浜口を結婚式の日に殺しに行くと予想して休みをとり待機していた。
もし彼がやらねば自分が浜口を殺すつもりでいたが牛尾を見て思いとどまったことを打ち明ける。
牛尾ははじめは志水を疑っていたが、西原が休暇を取っていたことを知ってから
西原へと容疑の目を向け始めていた。



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麻美子は変わらず哲夫と同じところでバイトを続けていた。
彼女はまだデザイナーになる夢を諦めていないことを知った牛尾と大上は
救われたような気持になった。







死刑台の舞踏 (祥伝社文庫)




************ 終着駅シリーズ 記事一覧 ************



1. 「終列車」

2. 「終着駅」

3. 「死刑台の舞踏」