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展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「Xマスには死化粧を!光の国のアリス連続殺人」 (1989年)  野村正樹 『光の国のアリス』

category - 土曜ワイド劇場
2018/ 12/ 16
                 
今は窓際族となった鷹森の会社の上司が刺殺された。
デパート勤務の千枝と独自に事件解明に乗り出す。



●「Xマスには死化粧を!光の国のアリス連続殺人」  
1989年12月16日
原作: 野村正樹  『光の国のアリス
脚本: 佐伯俊道
監督: 山口和彦
出演: 露口茂、鈴木保奈美、友里千賀子、
速水典子、佐藤仁哉、春やすこほか



Xマスには死化粧を!光の国のアリス連続殺人



食品会社の係長・伊沢(佐藤仁哉)が殺された。
なぜか、遺体には金色の塗料がかけられている。


同じころ、ビデオカメラマンの斉藤(新井康弘)が殺され、
遺体には墨汁がかけられていた。


伊沢の部下・鷹森(露口茂)は、広報課の千枝(鈴木保奈美)から
二つの事件の共通点を指摘され犯人捜しの協力を求められた。









光の国のアリス




            
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「悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!」 (1990年)

category - 土曜ワイド劇場
2018/ 12/ 15
                 
美貌を武器に悪名高い実業家に近づく女の真の狙いとは。



●「悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!
ビデオカメラが覗いた…」  1990年12月15日
脚本: 服部ケイ
音楽: 丸谷晴彦
監督: 真船禎
制作: PDS
出演: 中田喜子、平幹二朗、宅麻伸、
岩崎加根子、井上昭文、長塚京三ほか



悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!



千葉県の船戸競艇場から三人組の男によって三億円が強奪された。



刑事(井上昭文)は当日、出勤していなかった従業員を洗うことにした。
売り場の係員・中沢万紀(中田喜子)は腹痛で早退しアパートの部屋にいたというが
それを証明する人物はいない。



残る五名の男はアリバイが成立したが、犯人が男性ということから、
万紀は容疑者リストに載ることもなく、事件は迷宮入りするかと見られていた。



一か月後、銀座に「アルトポンテ」というクラブがオープンする。
冴子と名乗るママは銀座の女へと華麗な変身をとげた万紀だった。
その目を見張るほどの美貌は、当時の地味な馬券売り場の係員とは思えない位に輝いていた。


悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!



アルトポンテは、”銀座の夜の帝王”と異名を持つ、岩瀬一蔵(平幹二朗)が所有するビルに入っていた。
一蔵の息子・マサヒコ(宅麻伸)は、冴子のことを真剣に愛してしまい結婚まで考えて熱心に求愛し続けていた。
一蔵は冷徹な男で、妻・マツコ(岩崎加根子)との仲はとうの昔に冷えていて、
マサヒコはそんな父に対して反抗的だ。


ある日、マサヒコから冴子と結婚したいという話を聞いた一蔵が、
アルトポンテを訪れ冴子の美貌に驚きマサヒコの目の前で堂々と口説き始める。


悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!


満更でもない冴子の様子にショックを受けたマサヒコが帰宅すると、
マツコは金と女に関しては一蔵を父と思わないほうが良いと忠告する。


こうして一蔵親子は冴子をめぐって恋敵となった。


一蔵から別荘に誘われた冴子はセスナ機で一緒に旅立ち、
その晩初めて結ばれた。


悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!



翌日、血相を変えたマサヒコが別荘に乗り込んでくると、
一蔵は持っていた銃をマサヒコに向ける。



これまで女遊びは割り切っていた一蔵だったが、
冴子は金などを無心することなく、そのうえ一蔵が初めての男だった。


一蔵を虜にした冴子はアルトポンテを卒業し、一流クラブ雅城のママにのし上がっていく。
しかし、彼女の目的は銀座の女として名声を得ることではなかった。


悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!



冴子こと中沢万紀の両親は一蔵に騙され自殺していた。


冴子にはみどりという妹がいて、一蔵に復讐するため愛人となり
その機会を狙っていたがばれてしまい五年前に崖から突き落とされて死んでしまった。



両親と妹の復讐を誓う冴子は、着々と一蔵を抹殺する情報を集め始めていた。


悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!




一方、船戸競艇場の強奪事件でも、進展があった。
三人組のひとり高杉が逮捕され、木村優次という男から、
強盗事件の誘いを受けていた事実が判明する。



ある夜、雅城にその優次が客としてやってきて、冴子との再会に驚いた。
優次はみどりの婚約者で、生前は冴子とも親交があった。
競艇場の強盗事件の犯人は男装した冴子と、優次、高杉の三人である。


悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!


優次は冴子がみどりの復讐のために一蔵に近づいたと知り、
一蔵にみどりのことを尋ねに行くが、逆に殺されてしまう。
これを知った冴子は一蔵の経文をカメラに収めその暗号を解いた。
しかし、この時一蔵に薬を飲ませようとした現場を盗撮されていて、
それを知った一蔵は冴子に疑いの目を向けるようになった。



冴子はマサヒコの協力を得て金庫から贈賄と脱税の証拠を手に入れ、
それをマスコミや地検にばらまき、一蔵の悪事が暴かれ大騒動となる。





その頃、刑事も偶然万紀が冴子として雅城のママに収まっていることを知った。
そして、優次がみどりの同級生であり、万紀とみどりが姉妹であることを掴んだ。



悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!


これまで強盗事件の犯人は男性三人組と見られていたが、
残る一人が女装した女だと見破り冴子こと万紀であると考えた。






冴子は一蔵の手下のカミヤマ(木村元)によって一蔵の屋敷に連れてこられた。
冴子は自分が中沢万紀であることを明かし、両親と妹の復讐のために近づいたことを暴露すると、
一蔵は万紀に銃を向けて殺そうとする。



悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!



それをマサヒコが阻止しようともみ合っているうちに銃は暴発して、
一蔵は死亡してしまう。
マツコは一蔵が罪を精算するために自殺したものとして処理しようとした。




競艇場の事件で冴子に目をつけた刑事のもとに盗まれた三億円が送り返されてきた。
刑事が雅城へ行ってみると店は閉まっており冴子の行方はわからない。
その時、雅城でバーテンをしていた篠原英二(長塚京三)から声を掛けられた。


悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!


彼は保険会社の調査員で、カミヤマが不正に保険金を受け取っている疑惑があり、
クラブへバーテンとして潜入し調査を進めていた。
カミヤマの悪事も今回のことで暴かれ、裁かれることになった。


悪女の季節・華麗な変身をとげた白い肌の完全犯罪!

半年後、冴子は中沢万紀に戻ってスーパーのレジ打ちの仕事をしていた。
刑事は万紀の前に姿を現したが、そのまま何事もなかったかのように精算を済ませて帰って行く。




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美人だがどちらかというと地味な印象があった中田喜子が、
銀座のクラブママを演じている。
顔立ちを引き立てる少し濃いめのメイクをしているのだが、
とても美しくてビックリした。


また悪役面の井上昭文がちょっとおとぼけのある刑事で出てきて、
これもまた味があってよかった。


復讐の元手として競艇場の売上金三億円を強奪するのだが、
目的を遂げたあとは全額返していて、結局主人公はつかまらないまま、
もとの昼間の仕事へ戻っていく。



90年の作品ですが、全体的に面白く楽しめる作品でした。




                         
                                  
        

「大女優殺人事件・カメラに写った美しい女相続人」 (1986年)  和久峻三 『愛よ、ファラウェイ』

category - 土曜ワイド劇場
2018/ 12/ 13
                 
過って女優を死なせてしまった愛人と遠縁の娘。
殺人容疑がかかるのを恐れた彼らは死体を山中に埋めるが・・・。
事件はその後意外な方向へと進んでいく。



●「大女優殺人事件・カメラに写った美しい女相続人
愛よ、ファラウェイ」  1986年12月13日
原作: 和久峻三  愛よ、ファラウェイ (広済堂文庫)
脚本: 須川栄三
音楽: L・V・ベートーヴェン
監督: 永野靖忠
制作: 東宝
出演: 岡田茉莉子、松原千明、柴俊夫、
本田博太郎、佐原健二、小野武彦ほか


大女優殺人事件・カメラに写った美しい女相続人


独身の大物女優・入江菜穂子(岡田茉莉子)は、年下の愛人・榊原満男(本田博太郎)、
遠縁の娘・真由美(松原千明)と三人で暮らしている。



ある日、菜穂子がロケ先から帰宅してみると榊原が真由美を口説いていた。
三人が階段の上でもみ合ううち、菜穂子は階段から転落し死亡してしまった。


驚いた二人はこのままでは殺人犯にされてしまうと、死体を近くの山中に埋めた。
マスコミの騒ぎように不安になり、別の場所に埋めなおそうとしたが死体は消えていた。
困った真由美は菜穂子の顧問弁護士・藤川(柴俊夫)に全てを打ち明ける。





愛よ、ファラウェイ (広済堂文庫)







                         
                                  
        

「金の夢は血に濡れて」 (1992年)  豊田商事事件をモチーフに欲望に取りつかれた男の末路を描く

category - 土曜ワイド劇場
2018/ 12/ 12
                 
土曜ワイド劇場の15周年記念作品の第5弾は、
実際にあった犯罪を虚実を交えて描いたドラマ。


金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡



●15周年特別企画
「金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡」  
1992年12月12日
原案: 吉岡忍
脚本: 竹山洋
音楽: 渡辺俊幸
監督: 出目昌伸
制作: 総合ビジョン
出演: 役所広司、片岡鶴太郎、とよた真帆、吉行和子、
並木史朗、益岡徹、木村元、西田健ほか



金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡




悪徳ペーパー商法で多くの被害者を出した豊多商事・会長の長野一男(片岡鶴太郎)が、
大阪の自宅マンションで殺された日から丸二年が経った。





金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡




三回忌にあたるその日、部屋の前に一男の恋人だった中村芙美(とよた真帆)が花を供えに来た。
芙美が被害者の老人から襲われるところを、林隆也(役所広司)がやってきて救出した。


金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡



昭和58年、林は富山で小さな出版社の雑誌編集長をしていた。
林は記事で堂々と豊多商事の悪辣なペーパー商法を非難し、
一男から脅迫電話がかかっていた。




翌日、林は一男が仕向けたヤクザ風の男たちに襲われ、
そばにいた婚約者の陽子(とよた=二役)も巻き添えをくい林の子供を流産してしまう。
林はこの一件で会社を追われ陽子とも別れた。


金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡




その後、羽毛布団のセールスマンとなった林は、入院中の一男の母・みち子(吉行和子)を訪ね、
これまでの経緯を語り、録音しておいた一男の脅迫電話のテープを聞かせると、
ベッドと布団を二百万円でみち子に売りつけた。



金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡



それを知った一男が林の勤務先に乗り込んできた。
これまで電話でしか話したことがなかった一男が意外にも小男だと知った林は、
体格差をいかして一男を殴りつけてくる。
そこへ上司たちがやってきて、林はその場でクビとなった。


金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡




復讐に燃える林は一男の身辺を探るために、出身地岐阜へ飛びそのルーツを洗った。
意外なことに一男は働きに出るまでは、人々の記憶に残らない地味な存在だった。
調べているうちに、一男が大垣競輪場でスリを働いた前科があるのを知り一男を脅迫する。


金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡



林は呼び出されるまま一男の自宅へと向かった。
そこで林は一男の恋人・芙美が別れた陽子に瓜二つであることに驚く。
何も知らない芙美は一男がこれまで自宅に人を呼んだことがないことから、
林を同級生だと勘違いし手作りの味噌汁をふるまった。



やがて一男がチンピラ風の男を伴って帰宅した。
林が一男の過去の犯罪を告発する記事を読んだ一男は金を積み上げ記事を買うと申し出た。


金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡



その後、林は豊多商事の新聞ゴールドタイムス社に記者として雇われることとなった。



これまで激しく敵対していた両社の間に次第に友情めいたものが生まれ、
林は別れた陽子にソックリな芙美をいつしか愛するようになっていく。



金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡




ゴールドタイムス社に顔を出した林は新聞社の男(草薙良一)から
被害者側の大谷弁護士(益岡徹)を陥れる仕事を命じられた。


金の夢は血に濡れて・二千億と共に消えた青年虚業家の軌跡



そして林は大谷を酒の席に呼び出して、でっち上げの記事をねつ造し、
一男とかかわることで変わっていく林を芙美は心配するようになる。







この頃、悪辣な商法に対して大きな社会問題となっていただけでなく
豊多商事でも急速に内部崩壊が起こっていた。



やがて一男の身にも危険が迫っていく-。





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長野会長役の片岡鶴太郎は、この役の思い入れは相当のもので、
当初は本当にパンチパーマをかけようと思っていたという。


実際にはパンチパーマのカツラをつけての撮影となった。


「社会的には悪でありながらも、子供のような純粋さがあり惹かれている。
感情をストレートに出せるのでフラストレーションもたまらず
役になりきって演じている」とのことだ。



これには役所広司も下を巻いたようで、二人が敵対しながらも、
次第に親密になっていく過程は見応えがあるものとなっている。



確かに、本当の長野会長のひととなりはわからないが、
ドラマの中では子供の頃から早朝に新聞配達をし、
幸福な家庭への否定感から人間を信じずに、
ビジネスの成功だけを夢見て突っ走る姿が純粋に描かれている。



むき出しの欲望と自分の事しか考えない発言と行動は、
子供がそのまま大人になったようで憎めない。


それでいてこれまで苦労をかけ病に苦しむ母には
激しい愛情をぶつけていく。



現実の事件をそのままドラマにしているわけではなく、
そこに奇妙な友情や愛人たちとの恋愛も絡ませているので
割り切って見られるストーリーとなっている。





                         
                                  
        

話題の「フェルメール展」へ行ってきた 来場者数も30万人を突破し日時指定の入場でも週末は大混雑

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 12/ 09
                 
上野の森美術館で行われている「フェルメール展」へ行ってきました。


フェルメール展@上野の森美術館


17世紀のオランダ絵画の巨匠、フェルメールは現存する作品がわずか35点ほどしかないのですが、
今回はそのうち9点が集められたという事もあり早くから注目されていました。






フェルメール展@上野の森美術館


美術館にはマメに足を運んでいるのでチラシも複数バージョンもらってくるのですが、
今回は早めに無くなったのかこれ1種類のみ。




フェルメール展@上野の森美術館


かなり早くに配布されていたものなので、裏面には”8点”が東京に集結するとなっています。



あらかじめ大混雑が予想されていたのでしょう、日時指定入場制となっており
私は8日土曜日の13時から14時半までのチケットを購入しました。




1時間半の枠のうち前半は列ができる可能性が大という事で、
13時半過ぎに美術館に到着するように調整しました。
入り口前に列は出来てはいましたが、待たされることなくスムーズに進み
すぐに館内に入ることが出来た。



今回はチケット代が前売りで2,500円とお高目な設定となっていましたが、
作品リストがカラーの冊子版になっているのと、音声ガイドがもれなくついているのが特徴です。
冊子の方は絵はありませんが、ひとつひとつの作品の簡単な解説がされています。


以前、ブログでも書きましたがこれまで音声ガイドは利用しない鑑賞スタイルでしたので、
私にとっては音声ガイド初体験となりました。



フェルメール展@上野の森美術館



入り口を入ると音声ガイドの貸し出しがあります。
もちろん好みで利用しないことも出来ます。


6つのコーナーがありまず階段を上って2階から鑑賞スタートです。


ここには1から5までのコーナーがあり、フェルメールが活躍した17世紀の
オランダの世相や同時代に活躍した他のオランダ画家たちの作品が並んでいます。


夫婦で一対となっている肖像画、芸術家の組合の理事たち…
おなじみの「東方三博士の礼拝」からはじまる宗教画や神話が。
そして、風景画では庶民たちの暮らしから戒めの意味を含んだもの、
中でも厳かな美しさに目を奪われたのはエマニュエル・デ・ウィッテの
「ゴシック様式のプロテスタントの教会」(1680~85年頃)でした。


これは実在する教会ではなく、様々な建物の細部を組み合わせた
想像上の空間なのだが、バランスが良く印象に残るものとなった。



静物画はこの時代評価が低いものだったようですが、
ヤン・ウェーニクスの「野ウサギと狩りの獲物」はすでに死んでいる
野ウサギの毛並みがとてもリアルに見事な筆致で描かれていて、
手を伸ばせばそのフワフワな毛に触れそうなほど。


このフロア最後のコーナーは「日々の生活:風俗画」
いよいよ、フェルメール作品に近づいていくような流れを感じました。


ここでは夫婦の肖像画でもみられた対作品、ハブリエル・メツーの
「手紙を書く男」と「手紙を読む女」(ともに1664~1666年頃)が。

恋しい相手にラブレターを書く男は、彼の移り気な部分が暗示されるモチーフがあり、
ひとりの女を一途に愛するタイプではなさそう。
「手紙を読む女性」もメイドが引くカーテンから荒れた海と船の絵が見えて、
メイドの視線から手紙の文字を隠すようにした女のふるまいからみて、
その内容が愛に満ちたものではないことをにおわせています。


ここには「パン屋でレースを編む女」なんかもあり、フェルメール臭がプンプンしてきました。


そして、いよいよ本命フェルメールの作品を見るために1階へ。


シアターがあり、奥の『フェルメールルーム』に彼の作品が集められています。



まずは唯一の宗教画で彼の最も大きなサイズの作品
「マルタとマリアの家のキリスト」(1654~1655年頃)が展示されています。


今回は「ワイングラス」(1661~1662年頃)と、「赤い帽子の娘」(1665~1666年頃)が
本邦初公開となっている。
「赤い帽子の娘」は12月20日までの公開で、来年1月9日からは同じく初公開の
「取り持ち女」(1656年)が展示されます。


「赤い帽子の娘」と「取り持ち女」は期間限定なため、
当初は来年見に行く予定でしたが気が向いて年内に。




フェルメール展@上野の森美術館


その「赤い帽子の娘」はかなりぼやけた絵なのですが、
それに加えてとても小さい。


入場を日時指定としているものの、案の定会場内は
とても混みあっている状況でした。


しかし、意外に「赤い帽子の娘」は人気がないのか、
私が行った時には絵の前に人だかりはおろか人がいませんでした。




それでも一度にこれだけのフェルメール作品が集められた貴重な展覧会でしたので、
内容にはとても満足しました。


それと同時に、やはり来年も行ってみようかという気になり、
「取り持ち女」が公開されてから再度足を運ぶ予定となりました。
スケジュール次第なのですが、おそらく見に行くのではないかと思っています。



さて、音声ガイドを利用した感想ですが、やはり今後も借りることはないかなといったところです。


自分は情報は最低限でよく、自分の感性や感覚をたよりに鑑賞したいタイプですし、
絵を見て感じ取ることに正解・不正解はないと思っていますので、
力まずにこれまで通りのリラックスした感じで見ていきたいなと考えています。



しかし、ガイドを利用したことはとても良い経験となりました。



12月に入り街ではクリスマスソングを耳にするようになってきました。


上野駅でもパンダとクリスマスツリーが飾られていた。


上野のパンダ


パンダがとてもかわいらしい。


上野駅のクリスマスツリー


ツリーに飾られているパンダさんもとってもお茶目。



これで2018年の上野での美術館巡りも最後となった。


また、来年も何度か訪れることになりそうだ。