2017/04/03
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2017/03/10
2017/02/11
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

昭和のテレビドラマ

        

BS朝日 「特捜最前線」は2週で放送終了!最後は『ナーンチャッテおじさんがいた!』

category - 昭和のテレビドラマ
2017/ 04/ 03
                 
BS朝日で3/21から「特捜最前線」の放送が始まりましたが
なんと翌週の3/31であっけなく放送終了。

早い・・・

2週目は5作品が放送されました。

#42 「Gメン!波止場に消ゆ」


特捜最前線 Gメン!波止場に消ゆ


消えた麻薬捜査官(小林稔侍)の行方と
覚せい剤密売ルートを押さえるために
桜井(藤岡弘)と高杉(西田敏行)が
港町に船乗りを装って潜入捜査する。

捜査官は足を銃で撃たれ
助けてくれた女と女の兄の元刑事(川地民夫)とともにひっそりと生きていた。


最後は川地民夫が死んでしまうという悲しい結末だが
稔侍と妹は新たな生活に旅立つというもの。


#48 「惜別・指のない死体」

神代課長(二谷英明)の娘夏子の恋愛を絡めたお話。
夏子は派出所勤務の警官と付き合っているが
その警官の元彼女が脱獄犯山岸(田中浩)の娘だった。


特捜最前線 惜別・指のない死体

神代は山岸が死んでいる(替え玉死体)と思っていて
容疑がかかっていた警官と夏子の仲を認めなかった。

だが怪物山岸は生きていて、警官に娘が弄ばれたと信じ
復讐の鬼となった山岸は警官宅に侵入し刺して逃亡する。

結局警官は運ばれた病院で死ぬのだが
死の間際になって神代は二人の仲を認めるという
なんだかよくわかんない展開。

夏子には津上(荒木しげる)が思いを寄せていたのだが。


どうみても中川家礼二似の警官より
津上の方がいい男なんだが。

特捜最前線 惜別・指のない死体

そして、夏子は吉行和子に似てる。

課長もひとり娘で大切なのはわかるが
恋人との仲を認めないという懐の狭さを露呈して
課長のキャラクターらしくなさが不自然。

脱獄犯の山岸役の田中浩だが
どうしても西部警察のときのヘンリー野口の時のイメージが強すぎ。



#52 「羽田発・犯罪専用便329!」

桜井さよなら、紅林ようこその回。


特捜最前線 羽田発・犯罪専用便329

3年前桜井が追っていた麻薬の密売人が日本に戻ってきた。
この捜査に紅林(横光克彦)という刑事が協力をする。

最後、桜井は課長からワシントンの日本大使館付きと
いうことで転勤を命ぜられる。
本国に逃げ帰った男の捜査をすることになる。

代わって特命課に配属になるのが
紅林警部補というラスト。




#53 「背番号のない刑事」


特捜最前線 本郷功次郎

ダンディなイメージがある橘(本郷功次郎)が初登場。
初期はそのイメージからほど遠いものだとは知らなかった。
桜井がいなかうなって、紅林、橘が加わることで
オープニングも新しくなった。

また初期のナレーター森山周一郎がこの回は
元野球選手で橘の友人でもある木島として登場している。

特捜最前線 背番号のない刑事

以前は県警のエリートだったが、友人の木島を逮捕したことで
自ら志願して駐在所勤務となっていた。
小汚い風貌からはかつてのエリート刑事の面影はない。
今回、再び木島を逮捕せざるを得ない状況になり
事件解決後は特命課勤務となる。






#54 「ナーンチャッテおじさんがいた!」

ナーンチャッテおじさんがいた!

江戸川線の車内で煙草を吸ったり、
席をとったりと迷惑行為をしていた
3人の男に注意をした勇気ある男が殺された。
男には娘と息子がいた。
5歳の息子は特命へ犯人を逮捕して欲しいとハガキを出す。

そんな中、息子は車中で”ベロ出しオジサン”と出会う。

ナーンチャッテおじさんがいた! 今福将雄
ベロ出しおじさん(今福将雄)もかつて
迷惑行為を注意した息子が殺されたという過去を持っていた。
その後、ベロ出しオジサンも殺されてしまう。

特捜最前線 大滝秀治 阿藤海

迷惑行為をしていた3人の男のうちのひとりが若き日の阿藤海だった。
取り調べでおやじさんから、顔をなでられたりと洗礼を受ける。



特捜最前線 西田敏行

高杉がナーンチャッテおじさんに扮して
実行犯を見つけ逮捕する。


これ私の好きな回のひとつです。
途中、迷惑行為を注意してくれる善良な市民に感謝しながらも
巻き添えになることを恐れた一般市民の態度に対して
特命内で意見が割れるのですが、自分だったらどうするのか?
いろいろと考えさせられますね。


さて、今後、特捜の放送は再開されるのか?

今回は初期の中でも西田敏行が良く出ている回を放送した印象がある。
特捜を知らない一般層への訴求効果もあったのか?

ファミリー劇場で放送終了してからかなり時間が経つし
東映チャンネルではセレクションばかり。

特捜ファンからも全話放送のリクエストが入っていることだろう。
私も見ていない作品がほとんどなので
この機会に中断期間を設けてもいいので
全話放送をしてほしいものだ。

            
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加藤嘉も登場!おやじさんの演技も光る第1週目の特捜最前線

category - 昭和のテレビドラマ
2017/ 03/ 27
                 
昨日から降り続いている強い雨
一旦緩まる事はあるものの
今朝もその勢いが弱まることなく降り続けている。
そして、4月も間近なのに非常に寒いですね☔(*_*)


BS朝日で放送中の「特捜最前線」は
やはり東映チャンネルと同じ回ばかりが放送されている。


特捜最前線32 殉職・涙と怒りの花一輪

2回目の水曜日は#32 「殉職・涙と怒りの花一輪」


”おやじさん”こと船村(大滝秀治)主役回。

昔は叶刑事目当てだったんですが
今はおやじさん目当てと
目線が思いっきり変わりましたね( ー`дー´)キリッ


イイ男目線では叶(夏夕介)から吉野(誠直也)へと
これまた好みの変化がある。


それはさておき
おやじさんですよ。

特捜でしか見られない大滝秀治の熱演ぶりを堪能する。
船村一平という架空の人物が
大滝秀治が船村一平に入り込んでしまっていることで
とても演じているだけとは思えない
生命の息吹が吹き込まれた船村刑事が見られるのだ。


刑事という職業にのめり込む船村。

ここでは熱が入りすぎたばかりにメガネがズレ
鼻眼鏡になるおやじさんや
ズボンからシャツがはみ出ちゃうおやじさん
この画像のように事件解決の糸口をつかもうと
捕まえた人物に顔を寄せまくって髪をくちゃくちゃにしちゃうおやじさんなどなど
おやじさんの暴走ぶりを存分に味わうことができるのだ。


とにかくこれまで見た船村主役回には外れがない。
セレクションだけでは物足りず全話放送して欲しい。



特捜最前線36 傷痕・夜明けに叫ぶ男

3日目は#36 「傷痕・夜明けに叫ぶ男」

高杉(西田敏行)主役回。
なんとゲストは私の大のお気に入りの加藤嘉!!!

嘉が来るんだったら是非ともおやじさんメインの回でお願いしたかったのだが。
二人の演技のぶつかり合いがみたかったわ。


今回は高杉が殺人事件を目撃したルンペン(!)の仙さん(加藤嘉)に亡き父の影をみるという涙モノ。
嘉はホラ吹きルンペンなので目撃者といえども
「虫けら」扱いされてしまう。

嘉でルンペンというと「太陽にほえろ!」でも
テキサス初登場の次の回で嘉がルンペン役を演じてたな。
その時のタイトルが確か「虫けら」だった。

嘉は太陽と特捜でルンペンを演じ
「虫けら」繋がりときたもんだ。


ほら吹きの仙さんだったが
自分を父親のように慕ってくる
高杉の熱意にほだされ
命懸けで犯人に迫るが
非情にも殺されてしまう。


死ぬ間際高杉に今度こそ犯人の腕に噛みついてやったと言葉を残す。
仙さんの歯に残っていた血液型、
仙さんが犯人に残した歯形が決め手となり犯人は逮捕される。

浮浪者だった実の父を嫌う息子には平泉征。

実の息子との絆は築けなかったが
他人である高杉との絆は築けた。
嘉は無情にも殺され、死後息子にも
涙を流してもらうことは出来なかったという特捜ならではの非情さ。


太陽だったら病院へ運ばれた嘉は死なず
息子も駆けつけ手を取り合って父と子が対面なんて展開なんだろうけど。

嘉の彫の深さと目のかわいらしさが素晴らしい。



特捜最前線40 初指令・北北東へ急行せよ!

金曜日は#40 「初指令・北北東へ急行せよ!」

正月に放送されたようで特命課に鏡餅が飾ってある。
後に紅林刑事として特命に参加する
横光克彦がゲスト。
上村香子と夫婦役でサラ金の借金苦から一家心中をしようとする
おもちゃ工場の社長を演じていた。


手前はおやじさん一家。
幼くして息子を亡くしたため
妻(風見章子)と娘の3人暮らし。

初代の娘は木村理恵だとおもってたが
別の人だったんですね。
だいぶ前に見たっきりだったのですっかり忘れてた。


中華料理店でおやじさん一家の後ろにいる
豪華な食事をとる元工場経営の一家。
だが、それは子供を道連れに死を覚悟した夫婦の
人生最後の贅沢な食事だった。


こちらは最後は一家は死なずなのだが
サラ金の借金を抱えたまま
元の従業員たちのサポートを受けながら
生きていくのでハッピーエンドなのかどうなのか。


横光一家が生きながらえたことで
特捜ではほんわかラストといったところか。


この中華料理店で自分の娘に額をくっつける
習慣のあったおやじさんは
横光一家の娘にも抱き上げた際に同じようにする。
これは実は伏線でのちの捜査に役立つことになるのだ。


今週はナーンチャッテおじさんの回もあるようだ。

平日は特捜を楽しむこととする。

                         
                                  
        

3/21よりBS朝日で「特捜最前線」を放送開始

category - 昭和のテレビドラマ
2017/ 03/ 25
                 
10年位前だろうか・・・

ファミ劇で確か早朝に「特捜最前線」を放送していた。

私が見た頃にはもう終わりの頃(490話位?)で
番組に勢いもなくすぐに終了してしまった。

やはり絶頂期の頃の作品が見たい!と思い
ツタヤでレンタルしてみてました。
その後、東映チャンネルでセレクションとして
DVD化されていた作品のみを放送していたので
わざわざ加入して特捜の放送がある期間のみ見てました。


あれから何年か経ち・・・
今月21日火曜日からBS朝日で
夕方の5時から特捜の放送が始まったことを知りました。

特捜最前線 刑事を愛した女

21日の初回放送は#20「刑事を愛した女」
桜井刑事(藤岡弘)が主役の回だ。

どうせなら1話から全て放送して欲しいんだが。
今のところ東映チャンネルで放送されたものと
同じのが放送されている。

特捜最前線

一応今回も初日から毎回放送を見続けています。
全509話中の20話目ということで、オープニングは
あの有名なやつじゃなくかなり地味目なもの。


特捜最前線 西田敏行

私は西田敏行が特捜に出てることを知った時はビックリだった。
私の中の特捜のイメージはもっと後のものだったから。
初期はまだ橘(本郷功次郎)も紅林(横光克彦)も叶(夏夕介)もいない。



特捜最前線 岸田森

岸田森が検事役で出演していた。
私はこの人が悠木千帆(現:樹木希林)の最初の
ダンナだってことを知ったときも驚きでした。



特捜最前線 岸田森

今回は桜井の過去の悲しい恋の物語を絡めている。


特捜最前線 二谷英明

桜井が過去に愛した女を山口いづみが演じている。
彼女は桜井の友人の刑事と結婚していた。

特捜最前線 溝口 舜亮

その友人刑事は、「江戸川乱歩シリーズ」で明智小五郎を演じていた滝俊介。
特捜の時は溝口舜亮という名前に変わっていた。

明智小五郎は美女シリーズの天知茂しか認めてなかったのだが
評判が良かったので東映チャンネルで放送されたときに
「江戸川乱歩シリーズ」で滝俊介の明智を見てみた。
かなり面白くて全話録画してしまった。

美女シリーズよりかなり前に作られたシリーズで
天知茂が明智を演ずるより以前に滝俊介が
明智をやっていたのだがあの世界観とても良かったです。
評判がいいのも納得でした。



特捜最前線 藤岡弘

そして刑事のお母さん役は「三日月情話」の尾形トメ役だった村田知栄子。
「三日月情話」も数年前にファミ劇でやっていてたまたま見てしまったら結構はまってしまった。
35話と長かったから話がだれてしまったが途中まではめちゃくちゃ面白かった。


特捜最前線

さて、特捜といえば”おやじさん”こと船村一平刑事(大滝秀治)だが
今回は主役回でないんだけどエリート検事本田と対峙する場面で
いい味をだしてましたね。

さすが、おやじさん。

少ない出番でもちゃんと見せ場を作っている。


この翌日2回目の放送ではおやじさん主役回だったので
おやじさんの熱演を存分に味わうことができた。

特捜でしか見られない大滝さんの文字通りの熱演。
思わずその船村刑事への入り込みぶりに
笑いが起きてしまう。


おやじさんと言えば西田健が登場した回でも
かなり暴れてましたね。


BS朝日ではCMも入るし、下に宣伝のテロップも出るので
こういうのがない東映チャンネルで録画しておいて良かった。


ファミ劇では「太陽にほえろ!」や「西部警察」なんかも放送されていて
こちらも新たにHDリマスターやりだしてから
かなりの長期間に渡って録画しなおしたりしている。

その後日テレプラスでやっていた
「大都会」シリーズも全話集めちゃったしなぁ。


特捜はどういう順番でどこまで放送してくれるのかわかりませんが
出来ることならDVD化されていない回を放送して欲しいものだ。

                         
                                  
        

「雑居時代」 チャンネルNECOで放送中

category - 昭和のテレビドラマ
2017/ 03/ 10
                 
チャンネルNECOで、石立鉄男主演「雑居時代」が3/5より放送されています。


石立鉄男・ユニオン映画シリーズの第4作で
第1作「おひかえあそばせ」のリメイクです。


雑居時代

「おひかえあそばせ」はハンパな終わり方でしたが
「雑居時代」はハッピーエンドで終わります。



石立・ユニオンシリーズは「きまぐれ天使」の
最終話付近を見てこのシリーズに興味をもったところ
次に放送されたのが「雑居時代」だったのです。

以前は木曜日(?)の夜8時から放送されており
見やすい時間帯でもありドラマ自体も面白く
このシリーズに嵌りました。


今回は日曜日の朝8時から、1回だけの放送のようですね。


雑居時代 大坂志郎


栗山信(大坂志郎)は妻に先立たれ
長女春子(冨士眞奈美)、次女夏代(大原麗子)、三女秋枝(川口晶)、
四女冬子(山口いづみ)と五女阿万理(杉田かおる)の
5人の子供がいる。

雑居時代 栗山家


栗山は性格は気が優しく、女ばかりの家庭で
男がひとりと気を遣うことも多い。



雑居時代 冨士眞奈美

春子は看護婦で婚約者の青木(山田吾一)がいる。



雑居時代 大原麗子

そのためしっかり者の夏代が栗山家の家事などを任されている。



秋枝は当初宝石の営業をしていたが、
ひょんなことから「シャングリラ」という喫茶店のマダムとなる。

雑居時代  川口晶

ボーイッシュで男勝りな性格だ。
夏代のことも「姉御」と呼んでいる。



雑居時代 山口いづみ

冬子は大学生、親友の秀子(浅野真弓)がいて

雑居時代 浅野真弓

互いに「フーコ」、「デコ」と呼び合っている。


雑居時代 杉田かおる

末っ子の阿万里は小学生でマリと呼ばれいる。


狭い家に一家6人が暮らしていたところ
栗山の友人で外交官の大場鉄也(山形勲)から
ケニンゴに赴任となったため屋敷をただ同然で譲り受けることとなった。


雑居時代 山形勲 加藤治子


その際大場の妻邦子(加藤治子)から10年前に勘当した
一人息子の十一(石立鉄男)を同居させてやって欲しいと頼まれる。


自分と同じ外交官の道を歩んでほしかった大場は
十一を勘当した時から絶縁状態だが
邦子は十一が心配で大場には内緒で栗山に頼んだのだ。



雑居時代 石立鉄男


年頃の娘ばかりを持つ栗山は、娘達の猛反対にあうが
結局は大場の屋敷へ引越し、カメラマンの十一を2階に住まわせる。


栗山一家と、十一の雑居生活がスタートする。


十一は稲葉勇作(川崎敬三)という高い技術力がありながらも
野心がなく金にならない山の写真ばかりを撮っている
カメラマンの弟子になっている。


雑居時代 川崎敬三


十一は「先生」、稲葉は「といち」と呼んでいる。

優柔不断でのんきな正確なため金のことにも疎く
十一に仕切られている状態でどっちが師匠だかわからない。

十一は粗野で口が悪いため、栗山家の女性陣からの評判は悪い。
中でも栗山家を取り仕切っている夏代とは
何かにつけて衝突し合っている。


そんな中で末っ子の阿万理とは最初から気が合い
「チビちゃん」、「ジャックさん」(十一なのでトランプのジャックから)
と呼び合っていて、栗山とともに十一の良き理解者でもある。


このように十一を栗山と阿万理は認めているものの
夏代たちは反感を持って接しているのだが
やがて夏代はあれだけ嫌っていた十一に惹かれていくことになる。



デコがフーコの家に遊びに来たとき
十一を気に入ってしまったり
稲葉先生が夏代に淡い恋心を抱いたりと
全26話、十一と夏代が結ばれるまで
互いに理解しあえず喧嘩ばっかりしたり
十一に好意を持ち出してからも
それに反する行動をとってみたりと
ドタバタしながら進行していく。


そこに春子が婚約者青木がいながらも
同じ病院で働く妻子もちの医師(岡田真澄)に憧れたり、
阿万理が栗山の本当の子供でない事が判明したりと
十一、夏代以外の家族のストーリーも盛り込ませる。


阿万理は妻と他の男との間に出来た子供で
妻は阿万理を出産した後に死んでしまう。

栗山は実子でなかったが阿万理を
自分の子どもとして育て出生の秘密を守っていた。
栗山の複雑な胸中もあり阿万理(あまり)と名付けられた。




雑居時代 山本紀彦

また石立鉄男というとセットで思い出す山本紀彦も
大学の後輩でプロダクションの社長として登場している。
社長といっても損な役回りで十一にいいように使われている。


この歌のオープニング曲は山口いづみが歌っている。


雑居時代 大原麗子

何よりもこの頃の大原麗子がとってもチャーミング。

十一に心が傾いていくところなんかも
すごくかわいらしいのだ。


「雑居時代」は「気になる嫁さん」と並んで
私がこのシリーズで大好きな作品です。

                         
                                  
        

大映ドラマ赤いシリーズ「赤い激流」 信念を貫くということと人を許すことの大切さ

category - 昭和のテレビドラマ
2017/ 02/ 11
                 
2月はじめにようやく大映ドラマの「赤い激流」を見終わった。

「赤い激流」はTBSと大映テレビ制作の
『赤いシリーズ』の第5作目で
1977年6月3日~11月25日(全26回)放送され
最高視聴率は37.2%という赤いシリーズ史上
最高の数値をはじき出したドラマだ。


赤い激流


2013年頃、TBSチャンネル2で赤いシリーズが放送されていることを知り
宇津井健、山口百恵コンビの第1作「赤い迷路」から見始めた。
「赤い迷路」は松田優作も出ていてシリーズ1作目とあり
引き込まれるように最後までさっといっきに見てしまった。

その後赤いシリーズのドラマが次々放送され
時間があるときに見ようと思って「赤い嵐」と「赤い魂」を抜かして
全て順番ごとにDVDに収めた。

中でも「赤い激流」は興味があり放送と同時に見ていたのだが
私の悪いクセで面白いものをもったいないと思い
20回位まで見たところで残りを取っておいてしまった。

2013年に見始めてから、先日見てなかった回を最後まで
ようやくいっき見した。
些細なことだがおいしい事嬉しい事を後にとっておかず
その場ですぐに受け取ろうと意図して実行したのだ。


ちなみに赤いシリーズというと宇津井健&山口百恵という
印象があるが、「赤い激流」では山口百恵は1回目のみの登場。

宇津井健と水谷豊の激しくぶつかり合うような演技を堪能できる。
オーバーでネタになるようなやり取りも
宇津井&水谷の演技力がそれをカバーし
見るものを引きずり込んでいくのだ。




26回の連続ドラマなので細かく書くと大変なので
おおまかなあらすじを。


大沢武(宇津井健)は、妻を亡くし検事の息子信一(中島久之)、
紀子(山口百恵)、妙子(久木田美弥)の3人の子供と一緒に住んでいる。


武は妻の父宮島貞之(小沢栄太郎)が学長を務める宮島音楽大学のピアノ科助教授であり
紀子はパリへ音楽留学をするため大沢家から去ることになっていた。
紀子は学長の愛弟子で世界的なヴァイオリニスト木元光子(岸恵子)と一緒に暮らす予定だ。
光子から直接ヴァイオリンの指導を受けることも出来る。


武は指揮者の弟の実(石立鉄男)に誘われ訪れた酒場でジャズピアニストの
田代敏夫(水谷豊)と出会う。
敏夫の才能に惚れた武は敏夫の指導を買って出る。
酒場のあるビルに火災が発生し、逃げ出すときに
武は敏夫を救うために自分の右手を負傷してしまう。


二人を収容していた病院を訪れた敏夫の母弓子(松尾嘉代)を見て武は驚いた。
それはかつて自分が愛した女性だった。
弓子は武の友人でありライバルでもあった田代清司(緒形拳)と結婚し
敏夫はふたりの一人息子だったのだ。

敏夫は父が自殺したのは武のせいだと思い込んでおり
父と武の間柄が判明したことで武に憎悪を抱くようになる。


しかし、敏夫は武の音楽と自分に対する情熱に負け
武からピアノの指導を受けることになる。
敏夫を救出する際に追った怪我がもとで武の右手は
もうすぐ使えなくなるため敏夫に指導が出来る時間もあと僅か。


未亡人となっていた弓子も以前より武を愛しており
二人は再婚することとなった。


そんな折、実は自殺したと思っていた清司はフランスで生きており
日本に帰国することとなる。
清司はフランスで木元光子と交際しており同棲していたのだ。

日本へ帰ってきた清司は武たちの前に姿を現す。
清司は武のことを憎んでおりいろんな事件を起こしては
武たちを苦しめていた。


赤い激流


紆余曲折を経て武と弓子の結婚を認めた清司は
フランスへ帰ることを決断する。
その晩、清司は武にお前が受け取るべき正当なお金である
1億円を渡してやるとどうやらある人物をゆすり1億円を調達し
武たちにくれてやろうとしていた。


清司のマンションで武が待機していると
ある人物が訪れ争うような物音が聞こえ
誰かが放火したようで煙があがり武は
マンションから脱出する。

めった刺しにされた清司はその後焼かれており
顔も判別つかない状態で発見された。


その犯人として捕らえられ死刑判決を受ける敏夫。
終盤は脱走し自らの手で真犯人を探し出そうとする。


冤罪を晴らしたい武や敏夫たちはその為に奔走しながらも
同時進行で毎朝音楽コンクールの優勝も目指す。
この二つを軸にストーリーは展開されていく。


赤い激流



その間にも、態度が悪くしかも殺人犯として逮捕された敏夫を
実の息子以上に愛する父を見て敏夫を受け入れられない信一は
思いを寄せている学長の孫娘である宮島華江(竹下景子)までもが
敏夫と相思相愛であることもあり余計に反発する。

赤い激流

そして、武の負傷した腕を手術した友人の医師西条(神山繁)だったが
彼の手術ミスにより武の右手が使えなくなってしまったことも後に暴かれる。
清司はこの事実を掴み西条を強請っていたのだった。


しかし、清司が殺されたのは別の事情からだった。
宮島家の次女菊子(馬渕晴子)の夫正彦(前田吟)が
宮島音楽大学での裏口入学を行っていたからだ。

その不正についても清司は宮島家を強請っていた。
学長の妻あや(赤木春恵)がカッとなっていつか
清司を殺すのではないかと懸念していた学長が
清司を包丁で殺害したのだ。

直後に訪れた西条が清司が握っている手術ミスの証拠ともども
抹殺しようと灯油をかけて死体を焼いた。
西条は終盤、武に手術ミスを見破られたことで
自らの名誉を守るために投身自殺をとげる。

また敏夫のアリバイを証明できる「Rの女」の正体は
一時帰国していた木元光子であり敏夫の父清司の
恋人であり、武の娘紀子の師であり、学長の愛弟子でもあった。


「Rの女」については正体がわかる前に
香水の匂いから菊子ではないかと疑わせていた。

正彦と菊子の一人息子明彦(堀内正美)は
菊子の過保護から逃れ独立心を持ち始めていたことで
敏夫には好意的だった。


最後は真犯人である学長ががんに侵され余命あと僅かになり
後継者に武を指名し、自らの罪を告白した。
これにより敏夫の無実が証明され、毎朝音楽コンクールで
敏夫は見事に優勝を果たしワルシャワへの切符を手にする。


少し前に信一も敏夫を認め、信一も弓子を初めて
「お母さん」と呼び、敏夫も武を先生と呼んでいたのが
「お父さん」と呼び一家は初めて本当の家族となった。



冤罪をめぐって複雑に絡み合う人間模様だが
これでもかと武を襲ってくる試練に苦しさを覚えるドラマなのだが
もうひとつのテーマ音楽がすさんだ心を癒してくれる。

毎朝音楽コンクールの課題曲は3曲。
1曲目がショパンの「英雄ポロネーズ」、2曲目は「ラ・カンパネラ」、
3曲目はベートーベンの「テンペスト」であり
これらの音色が殺伐としたドラマに癒しを与える。


武の猛特訓で敏夫がこれらの曲を練習しまくる。
まるで本当に弾いているように見える敏夫役の
水谷豊の指使いが素晴らしくて迫力ある演技なのだ。


そして、最初にも書いたが大映テレビ制作のドラマで
過剰な演出もお約束とおり。

フィクションとはいえ無理がある設定やら
文字通りぶつかり合うような激しい演出がされているのだが
盛りすぎで架空の話ということを差し引いても
武の信念を貫く姿と人を許すということは
私の心を激しく揺さぶるものがあった。


日常生活において人間関係で生じる
人を許せないということは誰にでも
大なり小なりあるものだ。

明らかに相手が悪いと思える時こそ
相手を本当に許すということで
物事が急速に好転していくのだ。


本当に許すということは、その出来事を
思い出してもまったく嫌な感情がわきあがってこないということ。
思い出してまだ嫌な感情が僅かでもあるなら
それは、まだ本当に許していないということだ。

自分は「被害者である」という意識を
未だに抱えたままなので何の変化も訪れない。

ドラマでは敏夫の冤罪の元となった殺人事件
これが正彦の裏口入学という不正行為だった。
武は正彦を何発も殴るが最後には今後の
宮島音楽大学発展のための協力を依頼する。

今回は不正行為なので犯罪行為は別として
人間関係において相手を許すということの
大切さ重要さを改めて感じた。


また信念を貫くということについて。
武は敏夫の冤罪をめぐる様々な試練に対しても
無実を証明する、出来るという信念を貫いた。

困難な出来事がたくさん起こってきても
自分が正しいと思った信念は貫き通す。
ゆるぎない信念というのは自分を信じられるということだ。



最終的には武の信念が最高の結果を招き
武たちは本当の家族となることが出来深い絆が出来た。


愛情を徹底的に敏夫に注ぐ武。
自分の家族を体を張って守る武の姿は
男性として頼もしいものがあった。

そして、武一家のピンチを手助けする弟の実。
武が家を売却しいよいよ立ち退かなくてはならないとき
小さなアパートでは大きなグランドピアノを置くスペースがなく困り果てる武。

そこへ売却先の不動産屋から家を買い戻した実が
実質家をプレゼントするような形で引き続き武一家を住まわせる。


よく人生のどん底から一転奇跡のような好転を遂げる人がいるが
そういうありえない話も自分や自分の周囲に実際に起こっていると
非現実的なものではなく現実的で身近なものに感じられる。

大切なことは自分が何を感じたかということだ。

些細な出来事でも自分が必要な何かを気づいたということ。

それを自分の人生に活かしていけば良いのだ。



大げさな本と演出で演ずる役者の技量によっては
見る者を興ざめさせるようなドラマであるのだが
そこは宇津井健や水谷豊をはじめとして
しっかりとした演技が出来る役者たちが
がっちりと脇を固めており
不自然で無理がある強引なストーリーでありながらも
次回が見たくてたまらなくなる強烈な魅力を放っている連続ドラマだった。


ヌードのイメージが強く役者のランクではやや下にみられがちな
松尾嘉代だがやはり演技はうまい。
「パパと呼ばないで」で松尾と共演した石立鉄男(この人も
赤いシリーズにはよく出てます)も熱血漢な兄貴を
しっかりとサポートする弟を演じており今回はカッコよく見えた。


また敏夫に恋をする学長の孫娘華江を演じた
竹下景子も品の良い美しさでまさに名門音楽大学一家の
娘にふさわしい所作だった。


また緒形拳が顔も判別できない状態で殺されたので
劇中実は生きているように見せかけて
息子に手紙をしたためたりという
演出も面白かった。

もしかして殺されたとみせかけて
本当は生きているんじゃないか?
そう思わせるような緒形拳の悪人ぶりはすごかったので。

でも、これ学長が無実の罪で逮捕された敏夫を
救おうとやった小細工だったんですね。


全話見てしまい犯人の謎解きも終わったが
また見たくなるドラマでした。




赤い激流 第1話 投稿者 himawari80