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展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

2009年07月

        

映画 夏時間の庭 オルセー美術館

category - 映画(洋画)
2009/ 07/ 30
                 
水曜日はレディースデーを利用して、フランス映画「夏時間の庭」を観にいってきました。
こちらはオルセー美術館も協力した映画ということで、ストーリーに興味がありながらもその役割は決して小さくはないはずの美術品の数々にも魅力を感じ以前から行きたいなと思っていたのです。



夏時間の庭


映画 『夏時間の庭』 公式


この映画の予告編を見たのは、新宿テアトルタイムズスクエアでの「ある公爵夫人の生涯」でした。5月に見たのでもしかして「夏時間の庭」の上映も終了しているのでは?と思ったら、案の定タイムズスクエアではちょっと前に終わってました。

しかも新宿テアトルタイムズスクエアは来年の8月で閉館するらしいですね。
気に入った劇場だっただけに残念。

仕方がないので、7/25から上映開始した恵比寿ガーデンシネマへ。
(ガーデンシネマは水曜日はサービスデーで女性だけでなく男性も1,000円で映画が見られます。新宿テアトルタイムズスクエアも同様)


久しぶりに行った恵比寿は平日の昼間ということもあり、ゆったりとした時間が流れており非常に良い雰囲気でした。

チケットを購入して映画が始まるまであまり時間がなかったので近くのマックで早めの昼食。
広場では今年も無料映画の上映が行われるのですね。座席がセッティングされており、上映スケジュールが張り出されていました。
私も以前はこの広場での無料映画に度々もお世話になりました。
早めにいけないことが多かったので、いつも良い場所で見れなかった記憶があります。

「夏時間の庭」はいろいろな出来事を思い出させられました。
自分も似たような経験があったため、長男の気持はよくわかります。

莫大な遺産を遺して亡くなった母、長男はそれを受け継ぎたい気持ちがありながらも、妹や弟の手前本音が言い出せず。


見る前は美術品がどのような形で登場するのか興味津々でしたが、見終わってみるとそれよりも登場人物それぞれの環境による違いから生まれる意見の違い、それぞれの思いなど「美術品」より「人間」の方に関心が向きました。

長年務めていたお手伝いのおばあさんの心情もあれこれ考えてしまいました。

でも希望や理想はあれど、現実と向き合い、それを受け入れていく・・・辛いけれど時間がその気持ちを和らげていってくれるんだろうなぁ。

さてオルセー美術館ですが、5月に新聞を見てたらこんな記事が。

オルセー美術館展、来年5月から ゴッホなど百十数点公開

日本経済新聞社は28日、パリのオルセー美術館との間で、2010年5月26日から8月16日まで東京の国立新美術館で開く「オルセー美術館展」の契約書に調印した。テーマは「後期印象派」(仮称)。フィンセント・ファン・ゴッホの「自画像」、アンリ・ルソーの「蛇使いの女」など百十数点の絵画を一般公開する。

 オルセー美術館のギ・コジュヴァル館長と日本経済新聞社の杉田亮毅会長が文書に署名した。コジュヴァル館長は「これだけの規模と質でオルセーの油彩画を日本に紹介するのは初めて」と強調した。

 公開作品はほかにポール・セザンヌの「篭(かご)の静物、または台所のテーブル」、モーリス・ドニの「緑の木立の風景」など。19世紀末から20世紀初めに展開した後期印象派以降の潮流に焦点をあてる。


来年の5月の話ですが、多分自分は行くかな?


映画が終わってからは表参道へ。

とりあえずペルティエ表参道本店で一休みすることに。


peltier_0.jpg

peltier.jpg

最近”和”のものもハマっているため、その後はアンティークの家具や陶磁器を扱ってるお店を回ってきました。
いろいろとお話を聞かせていただいて楽しい時間を過ごした後は、表参道ヒルズ内の表参道茶寮でお茶して帰ってきました。


            
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ナビスコは負けてしまいましたね

category - 鹿島アントラーズ
2009/ 07/ 29
                 
スカパーで無料でナビスコカップの試合を放送していたので、久しぶりにアントラーズの試合を後半10分位から見ました。

最近の状況を把握してないので細かいことは全くわからないのですが、以前の暑い時期のアントラーズは苦戦してたような記憶が蘇りました。

しかし、3点も獲られる姿は見てて辛いものがありましたね。

ナビスコは相性良かったような気がしてただけに残念です。

リーグは2位との勝ち点差がだいぶありますし、これだけは絶対に獲ってほしいです。

なかなか観戦に費やせる時間がなくて現地まで見に行けてない状況ですが、最終戦くらいはなんとしても行きたいなぁと思っているので、最後は笑って終わりたい。

それまでも今日のようにテレビで試合を見ることができたら、つぶやきのような感じですが、ブログにもなんか書いていきたいです。

また現地で鹿島を応援する皆さんとの楽しい時間が持てることを期待して、テレビ観戦を再開しようかと思っています。

                         
                                  
        

「じゅく年夫婦探偵・新婚旅行は殺人旅行」 (1982年) 熟年夫婦探偵シリーズ第1弾

category - 土曜ワイド劇場
2009/ 07/ 24
                 
藤田まこと・三ツ矢歌子のコンビによる
”じゅく年夫婦探偵シリーズ”の第1作。




●「じゅく年夫婦探偵・新婚旅行は殺人旅行」  1982年7月24日
原作: 和久駿三  『鬼太鼓は殺しのリズム
脚本: 篠崎好
監督: 前田陽一
制作: 松竹
出演: 藤田まこと、三ツ矢歌子、大木実、
八木昌子、西崎みどり、高野洋子ほか




野呂真太郎(藤田まこと)は50歳の元刑事。
退職後は、妻の佳江(三ツ矢歌子)が経営する
ブティックの専務としてのんびり暮らしている。





ある日、佳江のもとに佐渡に住む学生時代の友人・砂場倭子(八木昌子)から手紙が届いた。
手紙に「何か悪いことが起こりそうな不吉な予感がする」と書かれていて
倭子の様子が気になった佳江は野呂とともに佐渡を訪れることにした。
佳江は大の推理マニアで、野呂は頭を悩まされている。





じゅく年夫婦探偵・新婚旅行は殺人旅行

佐渡へ向かう途中新婚旅行へ行く岩谷好則(日の下金太郎)、
由利子(西崎みどり)夫婦と一緒になり
現地についてからも一緒に観光する仲になった。


佳江たちはホテルで一泊し、翌日の夕方倭子の家へ向かった。
倭子は資産家の鹿島朝之助(大木実)と暮らしていたが
鹿島は正式な妻を迎えずに倭子は妾兼家政婦のような状態で
松原たまき(佐野アツ子)と若い清水久美(高野洋子)という
二人の女も屋敷に同居しているという異常な環境に身を置いていた。


じゅく年夫婦探偵・新婚旅行は殺人旅行

翌日、鹿島が小木海岸でたらいに乗せられた死体となって発見された。
鹿島は前夜「お光」と名乗る女から呼び出しの電話がかかり出かけていた。
財産目当てのたまきが電話を盗み聞きして鹿島の後をつけていた。


野呂は現場付近で「お光の碑」があることに気が付いた。
野呂と旧知の鳥居警部補(柳川清)はたらいは素人が乗りこなせるものではなく
犯人は佐渡の人間だと目星をつけた。
だが、犯人がわざわざたらいを置きっぱなしにしてたことが解せなかった。




じゅく年夫婦探偵・新婚旅行は殺人旅行

佳江は「佐渡情話」のお光は恋人吾作がいる柏崎へたらいで通ったが
今回は逆でお光は柏崎にいて鹿島がそこへ通い自分たちを
佐渡情話になぞらえて女を”お光”と呼んでいたのではないかと推理した。
その時野呂は誰かに立ち聞きされたような気配を感じて
戸を開けたが廊下には誰もいなかった。




じゅく年夫婦探偵・新婚旅行は殺人旅行

両津市で祭りがあり、野呂と佳江が見物をしているとたまきの姿を佳江がみつけて
その姿を追っていったが、踊り子達の中でたまきを見つけた時には腹を刺されていて
たまきは死亡してしまった。


野呂は岩谷を飲みに誘った。
岩谷は美人の由利子に心底惚れているようだが
由利子は冷めて見えて三枚目の岩谷と不釣り合いのように見えた。
岩谷の話しでは由利子は両親を早くなくしていたので
結婚式もふたりだけで行ったのだという。


その後、野呂は倭子の様子が変なことに気づく。
佳江は学生時代とは違い倭子は暗くなったという。
倭子は鹿島と一緒になるまえに結婚をしていて娘がひとりいた。
結婚してまもなく夫が病死し、乳飲み子を抱えて苦労したようだった。



翌朝、佳江は倭子と、久美の姿が見えなくなっていたことを野呂に伝えた。
警察の手配でフェリーに乗ろうとしていた久美が引き戻された。
久美のかばんには鹿島邸から盗み出した古物が入っていて
殺人事件の犯人は倭子だという。


20年ほど前、小さな娘を連れて倭子は佐渡へ心中しようとやってきて
そこを鹿島に助けられた。

だが、鹿島は倭子の娘が15歳になると手籠めにして
娘は鹿島との子を中絶し中学を卒業すると家を出ていった。
倭子は鹿島に母娘の恨みを晴らそうとしたのだと久美は言った。


娘の名は香代という呼び名だったが本名はわからないという。
佳江は岩谷夫婦と観光したときに、由利子が水子地蔵に
香代と書かれた前掛けをかけてやっていたことを思い出した。

じゅく年夫婦探偵・新婚旅行は殺人旅行

事情を知った佳江たちは、倭子が死のうとしたのではないかと
必死に行方を捜す。
そして、由利子の旧姓が砂場であり倭子と本籍が一緒であることを掴み
佳江は由利子に会いにいき、倭子が死ぬ恐れがあることを伝えた。



金山・宗太夫坑の中で倭子が薬物による自殺を遂げた。
遺書があり娘の恨みを晴らすために殺人を犯したように見せかけて死んだが
それは佳江の話しを盗み聞きした倭子がお光の正体が
由利子であることがわかり娘の罪をかぶろうとしたのだ。



由利子は佳江が真相を知ったことでナイフで刺し殺そうとしたとき
ふたりが車で出かけたことを岩谷から聞きだしていた
野呂が追ってきて佳江を助けた。

じゅく年夫婦探偵・新婚旅行は殺人旅行

由利子は家を出た後に、柏崎で鹿島と再会した。
鹿島は由利子の人生を台無しにしたにもかかわらず再び関係を迫ってきた。
鹿島は由利子が柏崎にいたことから佐渡情話にならい由利子をお光と呼んでいた。
由利子は鹿島の財産と命を奪おうと決意し、遺言状を書かせたうえで
鹿島を電話で誘い出し剃刀でのどを掻き切って、死体をたらいに乗せると
自分もたらいに乗り佐渡の人間の犯行にみせかけた。


だが、鹿島の後を追ってきたたまきに殺したところをみられていて
レンタカーの番号からホテルを割り出し由利子の存在を突き止めてしまった。
由利子はたまきを祭りに誘い出して殺害したのだった。


じゅく年夫婦探偵・新婚旅行は殺人旅行

佳江が佐渡に着いた日は由利子の水子の命日で
倭子はお参りに行っていたのだった。
由利子が鹿島に書かせた遺言状は日付がきちんと記載されていなく
無効であることがわかり、がめつい鹿島は誰にも自分の財産を
譲る気持ちがなかったことがわかった。


じゅく年夫婦探偵・新婚旅行は殺人旅行

岩谷は由利子を愛していて、彼女が出てくるまで待ち続けるつもりだった。








原作は和久峻三で主演が藤田まことというと「京都殺人案内」が思い出される。


原作本「鬼太鼓は殺しのリズム」は読んだことがないのだが
長編小説ということでだいぶ端折ってドラマ化されたのかな?


「新婚旅行は殺人旅行」ってサブタイトルからすぐに犯人の
想像がついてしまう。
まぁそれ以前にのっぺりした感じでそんなことが早くわかろうが
そうでなかろうがどちらでもいいのだが。


のっぺりといえば次作はもっとのっぺりしたかんじだ。




さて、以前も別の記事で書いたが、上原謙と高峰三枝子の
国鉄のフルムーン旅行のポスターが画面に映っている。


フルムーン旅行 上原謙 高峰三枝子


「熟年夫婦」と「旅行」いうワードからも
フルムーンを意識したものだということがすぐにわかる。




****** 関連記事 ******

「フルムーン探偵日本三景めぐり」






                         
                                  
        

「青いカラス連続殺人」 (1986年)  土屋隆夫 『盲目の鴉』

category - 土曜ワイド劇場
2009/ 07/ 19
                 
大手拓次の詩の一節「青い鴉(カラス)」で結ばれた
三つの死のなぞを、千草検事が追う。




●「千草検事シリーズ、
青いカラス連続殺人・女の肌を焼く恨みの炎!」  1986年7月19日
原作: 土屋隆夫  『盲目の鴉
脚本: 国弘威雄、井上芳夫
監督: 井上芳夫
制作: 大映テレビ
出演: 片岡孝夫、浅茅陽子、林寛子、
藤岡琢也、清水章吾、宮内順子ほか





検事の千草泰輔(片岡孝夫)の事務所に刑事の大川雄策(藤岡琢也)が来た。
青山のスナック・ホメロスで雑誌記者の水戸大悟が
注文した珈琲に青酸カリを入れられて殺されるという事件が発生したのだ。



青いカラス連続殺人


スナックに水戸宛の電話がかかり彼が「青いカラス」という言葉を口にしていたことがわかった。
千草は去年群馬県磯部温泉にある、
大手拓次の詩碑の前で焼身自殺を遂げた月村早苗の事件を思い出した。
そこには大江拓次の詩の一節「青い鴉」が刻まれていることから
千草は二つの事件に関連性があるのではないかと疑った。




大川と入れ替わるように吉野奈穂子(林寛子)という若い女性が入ってきて
千草の友人で文芸評論家の真木英介(船戸順)が失踪したと相談に来た。
真木は大手拓次についての続編を書く予定になっていて
奈穂子は担当の編集員だった。



次回作では大手拓次と北原白秋のつながりについて書く予定で
それについて週刊誌の伝言板で読者に情報提供を求めたところ
長野県北佐久郡に住む日高志乃から自分の母が
北原白秋のところで手伝いしていたという手紙が届き
真木は志乃のところへ会いに行ったまま行方が分からなくなっていた。


青いカラス連続殺人

ところが調べてみると、志乃はすでに去年八月に死亡しており
何者かが志乃の名を語り真木を小諸に呼び出したらしい。
翌週、千草と奈穂子は真木を探すために信州へ行ったが
季節はずれで目撃者が見つかると思ったが聞き込みは無駄足に終わる。


しかし、移動の途中地元の小学生三人が布引観音の藪の中から拾った
ビニール袋の中から真木のネームの入った上着と切断された小指が出てきた。


大川は千草に水戸の遺品から真木が写った小諸で撮影した写真が発見され
これまで無関係だと思った真木と大川につながりが出てきた。
水戸の持っていた36枚撮りのフィルムには最後の二枚がなく
そこに日高志乃を名乗って真木を呼び出した女が写っていたと推測された。


大川と野本はホメロスへ行きウェイトレスのレイコから水戸に珈琲を運ぶ途中
カーリーヘアにサングラスを掛けた女から時間を聞かれカップから一時目を離したことを聞き
その時にカーリーヘアの女がカップに毒物を入れたのではないかとみた。
だがそれ以外の特徴はわからず女の身元を割り出すのは困難に思えた。



その後、真木の死体が北佐久郡で発見された。
睡眠薬を飲まされた後に絞殺され、死後小指を切断されたことがわかった。
千草はおそらく犯人は真木を殺した証拠として小指を切り取ったのだろう。
真木の殺害推定日には、小諸署は事件が多発しており
サイレンの音に怯えた犯人はビニール袋を置き去りにして逃げたのだろうと千草は推理した。



真木は女関係が盛んで、奈穂子とも特別な関係を結んでいた。
奈穂子は真木の両親や妹にも会ったことがあるが
だからといって真木は奈穂子と結婚するつもりはない。
彼は派手な女性関係を仕事のコヤシにしているだけだった。



真木の身元確認へ行った千草は、真木の妹のユウコと対面したが
彼女は女関係の激しい兄を死んだ今も激しく恨み続けている。




千草と大川は真木と水戸が同じ犯人に殺されたとみていた。
志乃の名を語ったことからも犯人は女だと思われた。
真木の家の捜査がされることになり、奈穂子も千草と一緒に来た。
ユウコは兄の死は自業自得だといい、再会した奈穂子にも冷たい言葉を放った。




その帰り千草は奈穂子を、生前真木も訪れていた西麻布のクラブへ連れていった。
店には千草と真木の共通の友人・中西(清水章吾)も飲みに来ていて
真木は女を知っていてそれを自分の仕事にうまく活かしていたことを評価した。


青いカラス連続殺人

クラブ加代子のママ(浅茅陽子)は、作詞の才能がありレコード会社から仕事を依頼されていた。
彼女は真木が扱っていた大手拓次についても詳しい。



翌日、奈穂子は真木の本のあとがきに月村早苗から
情報提供を受けていたことが記載されていることを千草に伝えに来た。
ここにきてようやく真木と早苗がつながった。




さっそく大川と野本は月村早苗が勤めていた伊東の若草保育園へ行った。
そこで早苗が夏でも長袖で親善旅行でも温泉にも一緒に入らず、
肌を見せることを極端に嫌がっていたという情報を得た。



大川たちは早苗の保証人になっていた浦辺トメノの家へ向かう。


そこで月村早苗は養女に出され元の姓が森田であり
母親と姉がいることがわかった。

早苗は幼いころ、姉とふざけ合っているときに
はずみで姉から塩酸をかけられ背中と腕に
酷い傷跡が残ってしまい結婚も早くから諦めていたという。


トメノの家の仏壇には早苗の養母民子が死んだときに
形見として早苗が置いていった大手拓次の詩集があった。
民子は看護婦をしていた時に大手拓次と恋に落ちた。
拓次が亡くなったあと民子に蔵書などが送られ詩集はそのひとつだった。


青いカラス連続殺人

真木の背広のポケットから早苗の筆跡の拓次の詩が書かれた紙が出てきた。




千草は森田母娘の家を訪ねた。
森田香世の正体はクラブ加代子のママであり
思いもしなかった展開に千草は動揺した。
母のイネ(宮内順子)は車いす生活で
千草は早苗が自殺したことを知らせるが
イネも香世も早苗にはこの二十年ほとんど会っておらず
自殺の原因も心当たりがないということだった。



青いカラス連続殺人



真木の事件が未解決のままだったが奈穂子が
パリへ発つことになったと千草に挨拶をしにきた。
彼女は真木が亡くなり、愛人関係にあった真木から
いつしか千草に気持ちが傾いていったことを告げ
自分も真木と同じエゴイストなのだと言い残し去って行った。


青いカラス連続殺人

野本の調べで水戸がクラブ加代子を頻繁に訪れていることがわかり
香世と水戸のつながりが確認できた。


千草は大川と野本と一緒にクラブ加代子へ行き香世から事情を聴くことにして
香世の取り調べを警察でやらなくて済むように配慮した。
予め香世のアリバイを調べたところ、真木が殺されたとみられる一月二十九日前後は
軽井沢にいて小諸へ行くことは可能だが、水戸が殺された二月二十三日は
軽井沢にいた香世が東京での犯行が不可能とみられた。


大川は香世に二月二十三日のアリバイを確認した。
その日は香世はレコード会社の専務に頼まれて専務の別荘で
詩を書くために缶詰めになっていた。
専務の娘フミコが軽井沢の別荘に電話を掛けていて
彼女のアリバイは確かなものになった。



だが、二つの殺しは自殺した早苗の復讐を香世がしたと見た千草は
電話にトリックがあるのではないかと疑った。
それが転送電話でないかと考えたが、野本は転送サービスが
申し込まれていないことを確認した。




千草宛にユウコから真木が実家に来た時に忘れていった手帳が送られてきた。


中を見ると、ひとりの女との恋愛日記だった。


真木は愛し合っても絶対に肌を見せない女にうぶなものを感じていたが
ある日ついに一線を越え、体の傷跡をみてしまいバケモノと罵り女と別れた。
二人が別れた晩、女は姉の家へ駆けこんだことも綴られている。


女は間違いなく月村早苗で、早苗とは最近会っていないといった
香世は嘘をついていたことが確定的となった。
香世の家へ早苗を送っていったことから、早苗がつき合っていた相手が
真木であることも知っていたはずだ。


そして、千草はメモに書かれた軽井沢の別荘の
電話番号の頭三桁をとると東京の電話番号になることに気が付き
ダイヤルを回して確かめてみることにした。
繋がった先はクラブ加代子で香世が出た。
千草は間違え電話のフリをして受話器を置いたが
香世は相手が誰であるか気づいていた。


千草は電話のトリックを見破った。
フミコは香世の家から別荘に自分で電話を掛けた。
そばにはイネがいたという。


イネは電話の配線を抜いてフミコに電話機を渡した。
何も知らないフミコが別荘の電話番号の頭三桁を押した後
イネが話しかけフミコの気がそれたときに配線を繋いで
香世が待機していたクラブ加代子に電話がかかった。




青いカラス連続殺人


これで水戸が殺された日の香世のアリバイが崩れた。



その頃、イネが自殺をした。
早苗が死に復讐が終わり、母が亡くなったことで香世は
覚悟を決めて事件の真相を手紙に書いた。



早苗は真木と男女の関係になったが、
早苗の背中の傷跡をみた真木は非常にも早苗を捨てた。
失意のどん底へ落ちた彼女は香世の家へ行き何もかも話した。
早苗は群馬県にある大江拓次の詩碑の前で焼身自殺をしてしまい
香世は真木への復讐を誓った。




香世は日高志乃の名を語り、変装をして小諸で真木と会った。
部屋についた香世は早苗が書いた詩を見せて
自分が早苗の姉であるといい正体を明かした。


青いカラス連続殺人

その後、小諸駅で香世と真木が会っているところを撮影した
水戸が香世の体を要求してきた。
香世は水戸の要求を呑むふりをしておびき出し毒殺した。


青いカラス連続殺人



香世の家には逮捕状を持った大川と野本がやってきた。
彼女は素直に両手を差し出した。











************ 関連記事 ************


◆ 「昭和7年の姦通殺人鬼」、「昭和7年の血縁殺人鬼」 浜尾四郎の藤枝探偵シリーズがみたい

◆ 「昭和7年の姦通殺人鬼」 (1980年) 浜尾四郎 『殺人鬼』

◆ 「昭和7年の血縁殺人鬼」 (1981年) 浜尾四郎 『鉄鎖殺人事件』 

◆ 「昭和7年の血縁殺人鬼・呪われた流水」 (1981年) ドラマ版

◆ 「十和田湖に消えた女」「狙われた婚約者」千草検事シリーズ2作品

◆ 「青いカラス連続殺人」 (1986年)  土屋隆夫 『盲目の鴉』


                         
                                  
        

殺しシリーズ(相田博士)4 「若妻殺し」 (1985年) 

category - 土曜ワイド劇場
2009/ 07/ 13
                 
ロイ・ウインザーの「息子殺し」からスタートした
愛川欽也演じる相田古志郎博士と
黒沢年男演じる須田警部補のコンビが活躍する
「殺しシリーズ」の4作目。


CSでは放送の際に「美人殺しシリーズ」となっているようだが
80年代は「殺しシリーズ」という名前で紹介されていたりした。




●「若妻殺し・披露宴から消えた白いドレスの女
”復元された顔のナゾ…?”」  1985年7月13日
脚本: 新藤兼人
音楽: 津島利章
監督: 斎藤武市
制作: 近代映画協会
出演: 愛川欽也、黒沢年男、坂上二郎、
春川ますみ、高木美保、北詰友樹ほか


若妻殺し



考古学者の相田古志郎(愛川欽也)は富豪の令嬢山波美沙子と
エリート技師・渡辺進一郎(北詰友樹)の結婚披露宴に出席した。
進一郎は会場で白いドレスを着た女をみつけたが
その視線に気が付くと女は外へ出ていった。


その後結婚したばかりの美沙子が刺殺死体となって発見された。
相田は美沙子の死体発見現場で、偶然旧知の須田警部補(黒沢年男)と再会した。
美沙子は朝の六時に散歩をする習慣があり、犯行時刻もその頃だった。
相田は現場で女物の茶の髪飾りを拾う。

進一郎は両親を早く亡くしたが、東大を卒業し、
美沙子の家へ婿養子に入っていた。
美沙子の両親は進一郎を心配して一緒に暮らそうと
いうほど彼を見込んでいた。

進一郎、美沙子夫婦の家には二か月ほど前から
家政婦の安田玉代(春川ますみ)が通っていた。
彼女は年の離れた夫との間に娘がいたが
夫がチフスで死ぬと、山梨に幼い娘を連れて働きにいき、
毛皮のセールスマンと不倫関係になり別れてから
またひとり女の子を生んでいた。

長女のサチコ(高木美保)は行方不明で捜索願をだしていて
玉代はアパートにひとり暮らしをしていた。




若妻殺し

相田と須田は久しぶりに夜飲みながら事件について話した。
須田は進一郎を怪しいと思っていたが
相田はそうではないようだった。
だが署長(坂上二郎)が部外者の相田が事件に首を突っ込むことを嫌い
須田はひとりで真犯人をあげようとする。


相田は玉代をマークしていて彼女のアパートを突き止めた。
そのアパートの二階の端の部屋に白い服の女が住んでいた。
彼女の存在が気になった間が行動を監視していると
進一郎がいた喫茶店に入り、彼女の存在に気が付いた進一郎が
女に話しかけて一緒に店を出ていき、ビルの屋上で親しげに話しているのを見た。




若妻殺し

相田と須田は飲み屋で会い署長の目を気にしながらも
事件の進捗状況を話し合った。
須田は進一郎の身辺を洗っているうちに学生時代、
年上のバーの女にみついでもらっていた過去があったことを伝えた。
頭がよくハンサムな進一郎の美沙子以前の女関係も気になる。


美沙子殺しの犯人もわからないうちに、
進一郎の近所に住む中部(西田健)がジョギング中に殺され
須田は現場でボタンを見つけた。
それは、進一郎の服のボタンと一致した。


相田はその後本業の発掘調査の方へ戻った。
そこで頭蓋骨を掘り出し復顔を依頼した。
完成するとそれは昭和2,3年頃死んだものだと判明した。
相田は新聞で千葉で死後10か月になる頭蓋骨が発見されたという新聞記事を見た。
玉代の長女サチコが行方不明になっていることから
相田は管轄の署長(三谷昇)から頭蓋骨を借りると
復顔をすることにした。

肉付けがされてみると、その顔は玉代のアパートで見た
サチコの顔にソックリだった。
夜遅かったが捜索願からこの日がサチコの誕生日であることを知っていた
相田は玉代のアパートへ行った。

玉代はサチコが編みかけていた男性ものの編み物を仕上げようとしていた。
ふとみると玉代は美沙子殺しの現場で拾ったのと同じ茶の髪飾りをしていた。



相田は事件を解明し、進一郎の家へ行き真相を明かすことにした。


進一郎は遊びでサチコと付き合ってきたが、
サチコの方は結婚を考えていた。
頭のキレる進一郎は山波家へ婿養子へ行くことになり
サチコの存在が邪魔になってきた。
美沙子も身分違いのサチコとの仲は知っていて
サチコに金を渡して手を切らせようとしていた。

玉代はサチコと同じアパートに住んでいて進一郎との関係を知っていた。
その後サチコの行方がわからなくなり
失踪したのか進一郎が殺したのかを探るために
手伝いとして進一郎夫婦の家に乗り込んだ。



そこではサチコを夫婦で物笑いのタネにし二人仲良く暮らす
進一郎たちを見て許せなくなった。


二つの犯行を認めた玉代だが、これはある人物をかばっていた。


ウェディングドレスを着た玉代の次女ユキコ(イクコ?高木二役)が部屋に入ってきた。

玉代は全て自分がやったというが
それを止めるとユキコがこれまでの全てを語ったのだった。



若妻殺し

玉代はサチコの復讐をすることをユキコに話していた。
ユキコは反対したが、玉代の決意は固くこのままだと犯行を犯すと考えた。
ユキコは自分がサチコの住んでいた部屋に住むと進一郎に近づいた。
サチコにそっくりなユキコに驚いたもののやがて二人は関係を結んだ。
ユキコは進一郎を麻薬患者にしてしまい、サチコ殺しを聞き出していた。


ユキコは朝の散歩に出たときに美沙子を刺し殺した。
玉代はユキコをかばうためにわざとその後自分の髪飾りを現場に残した。
だが、殺害現場をジョギングしていた中部に見られた。
中部は犯人の顔まで見なかったが玉代を強請っていた。

それを知ったユキコが中部を殺した。
玉代は進一郎のボタンを持ち出し現場に残した。


結婚式場にいた白いドレスの女のユキコだった。

サチコ殺しを自白しなかった進一郎だが
麻薬漬けにされていて死んだも同然だった。



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サンスペンスドラマとしてのストーリーは特に書くほどのものではないのだが
愛川欽也と黒沢年男のコンビが良くて
好きなシリーズの一つである。





1~3作目はロイ・ウインザーの原作をドラマ化したものだったが
原作がなくなりここからはオリジナル脚本で制作されていく。

「息子殺し」なんかは再放送で見たので、是非CSでも最初の3本を放送して欲しい。


やっぱりはじめの頃の雰囲気が好きだ。









                         
                                  
        

久しぶりに生観戦する予定です

category - 雑記
2009/ 07/ 13
                 
こんばんは。

7月ももう半ばですね。
さすがに暑くなってきました。
私はエアコンが苦手なので、あまり暑いのは苦手です。

さて、このところ忙しかったり、スポーツ観戦以外の趣味に再びはまりつつ(?)あったりで、ブログもすっかりご無沙汰でした。

来月は久しぶりにスポーツ観戦へ行く予定です。
とりあえず今回はG1へ行くことにしました。

秋以降は少し時間もとれる(??)かもしれないので、サッカーや格闘技なんかも見に行きたいですね。

少しタグの勉強もしたくなったので、このブログも壊れている箇所が出てきちゃったし、ブログもある程度のタイミングで定期的に更新しようとは思っています。

それでは。