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展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

2016年09月

        

「白魔の歌」 (1990年) 探偵神津恭介の殺人推理第10弾

category - 土曜ワイド劇場
2016/ 09/ 29
                 
探偵神津恭介の殺人推理シリーズ第10作目。




●「探偵神津恭介の殺人推理・南太平洋の楽園パラオに消えた妹・
白魔の歌」  1990年9月29日
原作: 高木彬光  『白魔の歌
脚本: 下飯坂菊馬
音楽: 津島利章
監督: 永野靖忠
制作: 松竹
出演: 近藤正臣、原日出子、島かおり、
大和田獏、岸部シロー、佐藤仁哉ほか



探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌


神津恭介(近藤正臣)の妹信子(森口瑤子)が
友人の薫(露木由美)とトラベルピジョンズが主催する
パラオ旅行へ行くこととなった。


探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌


信子を通じてトラベルピジョンズの創立10周年記念パーティーに
招待され神津も参加することになる。
そのパーティーで社長鳩村玄太郎(佐藤仁哉)の妹綾子が射殺された。



探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

神津はカード占いで死神が出たことから信子の身を案じるが
信子は薫たちとパラオへ出発する。


神津は見送りに来ていた社長秘書の南条安奈(原日出子)と
空港でお茶をすることになった。


探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

安奈はパラオの石を身に着けておりそれは心の操を大切にするようにと
プレゼントされたものだと話すと、死ぬときはパラオの海で眠りたいといった。




到着した信子たちはパラオ支店長の桐山芳夫(草川佑馬)の案内で
パラオを満喫していた。
訪れたレストランで経営者の高浜美代(島かおり)を紹介された。
その店には玄太郎の父でトラベルピジョンズ会長の
鳩村俊之輔(田中明夫)の姿も見えた。



探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

神津のもとに現地から信子がダイビングの最中に
行方不明になったという連絡が入り、
信子を心配する研三(大和田獏)とともにパラオへ向かうことになった。





探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

神津は到着すると捜索のため信子が消えた海に単身潜った。
そこで、信子が掛けていたペンダントを発見する。



探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

神津が帰ろうとすると何者かに車で襲われひかれそうになった。
すると美代が警察から呼び出され部屋を出ていく。
男の声で美代が信子の行方を知っているのではないかという密告電話があったのだ。
美代はそれが桐山だと思った。


探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

部屋では桐山が美代の店がある場所に玄太郎が
プチホテルを建設する計画を立てていて立ち退きを迫っていることから
会社にケチがつけばいいと信子の誘拐を企てたのではないかと話した。
桐山は美代が得体のしれないところがあり
綾子殺しも美代の犯行ではないかと疑っていた。
安奈がやんわりそれを制すると、桐山は君はどっちの味方なんだと言った。



探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

神津は安奈に犯人の標的は自分のような気がすると言った。
信子を旅行に誘い誘拐をして神津をパラオに呼び寄せたのではないか。
信子は綾子から旅行に誘われたと言ったが
その綾子は殺されてしまいその理由が神津にはまだ解けずにいた。



犯人から桐山に信子の身代金10万ドルを持ってオモカン島へ来いという
呼び出しがあり神津たちもそれに同行することになる。
オモカン島へ着くと身代金を入れたスーツケースを持った
桐山一人を海岸に残し一同は周辺へ散り状況を見守っていた。


するとモーターボートに乗った美代の姿が見え
犯人の姿を探そうと周りをキョロキョロと見まわしていた桐山が
消音ピストルで射殺された。
桐山の死体の前で、安奈と美代は十字を切る仕草をみせる。


美代は呼び出し電話がありオモカン島へ来たと言ったが
玄太郎は美代を疑い綾子殺しも美代ではないかと問うと
美代は鶴さんあんたって人はと呟いた。
状況から美代に容疑がかかり美代は警察から出頭を命じられる。




神津は安奈に美代が玄太郎をなぜ「鶴さん」と呼んだのかを尋ねると
玄太郎は10年前に会社を設立した時に鳩村に改姓したのだという。


探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

神津は安奈にパラオの石を贈った人物の事を尋ねると
それは安奈の母親でもうこの世にはいないのだと話した。


ホテルへ戻った神津は東京の松下警部(岸部シロー)に
15年前の白魔事件についての資料を送ってほしいと依頼し
研三、薫とレストランに繰り出した。


神津は犯人が信子を使って自分をパラオに呼び出し
オモカン島の事件は何かの煙幕だと思うがなぜ桐山が殺されたのかはまだわからず
綾子と桐山はその手口から同一人物の犯行だが
信子の誘拐は別人ではないかと推理を述べた。


神津たちのテーブルに鳩村会長からシャンペンが贈られた。
神津は鳩村の席へ礼を言いに行くと
鳩村はほんの歓迎の気持ちだと言った。


探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

神津は鳩村が鶴巻だったことを知っていて
鳩村はさすが神津先生だと感嘆していた。


神津が松下に依頼していた「白魔事件」というのは15年前に起こった
ミッション系の大学に通う女子大生の暴行殺人事件だった。
犯人として講師で牧師の藤枝が逮捕された。
藤枝は白人のように色が白いことから、マスコミから白い悪魔「白魔」と呼ばれた。


藤枝は横浜にいたとアリバイを主張して犯行を否認したが
事件を担当した鶴巻俊之輔刑事は厳しい取り調べを行った。

神津は藤枝に病身の妻がいて、その妹が横浜のクラブでピアノを弾いていたことを知った。
妹は覚せい剤に手を出して暴力団のえじきになろうとしていた。
殺人事件が起きた時、藤枝は暴力団に500万円の手切れ金を払っていた。
その後、藤枝の妹は海外に脱出した。


神津は証言台にたち検察側の証拠を次々覆して藤枝は釈放されたが
牧師であった藤枝は容疑が晴れたものの自殺してしまい
後を追うように妻も自殺した。


真犯人はポルトガルの留学生に思えたが
帰国してしまいわからないまま終わる後味の悪い事件となった。


鶴巻は誤認逮捕で名声を失い、海外へ行ってしまう。
その鶴巻が鳩村俊之輔であることを神津は見破った。



美代釈放の知らせを受け神津が向かうと美代はピアノを弾いていた。
安奈の居所を尋ねると教会だといい神津は会いに行った。


探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

神津は安奈に白魔事件の事を話し
安奈は神津が全てを知ったことを悟った。




神津が玄太郎のところへ行くと電話で信子の居所がわかったと知らせが入り
研三、安奈も一緒にイノキ島まで行く。



探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌


そこにいたのは鳩村だった。

神津をパラオにおびき出すために信子を旅行に誘い誘拐した。
ナイフを突きつけられた信子が姿を現した。


鳩村はガンを宣告され、自分を失職させた神津に一言誤らせたかった。
だが、神津が土下座を拒否すると鳩村は信子を始末するよう命じた。
するとピストルを構えた安奈がそれを阻止した。


安奈は海外へ逃亡した母の妹美代から全てを聞き
両親を自殺に追いやった鳩村に復讐するつもりだった。



パーティーで花束に銃を隠し綾子を射殺した。
パラオに到着した晩、綾子殺しが安奈の仕業とわかった美代は
安奈に恐ろしいことをやめさせようと説得していた。
その様子を桐山に聞かれてしまい安奈は桐山を殺害する。


安奈が鳩村に銃を向けようとしたところ美代が駆けつけてやめさせた。
安奈は銃口を自分に向けると引き金を引いた。



探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

全てが終わり神津たちはパラオの海を眺めていた。
安奈は自分が死ぬときはパラオの海で眠りたいと言っていた。


美代は神津たちに料理を振る舞い、掛けてあった絵をプレゼントした。
その絵の恐ろしいが美しいストーリーを神津は安奈から聞いていた。


安奈は神津に恋心を抱いていたようだった。
神津は安奈が自殺すると思っていたが
彼女にふさわしい美しい最後を飾らせてやりたかった。















節目となる10作目ということもあってか
ついには海外ロケが行われた。


第1作目の「刺青殺人事件」の陰湿なイメージから
大きな変貌を遂げてやたらと明るくなっている。


あの時はうつ病でやたら偏屈で人嫌いなイメージだったのが
今回は青空をバックに美しい海に潜るシーンがあったりと
気が付けば神津が人当たりの良い好青年(??)に変身し
犯人役の女性に好意をもたれるまでに成長している。



探偵神津恭介の殺人推理・白魔の歌

ラストは「イノキ島」が登場する。
これは島の所有者が大のプロレスファンで「猪木島」と命名したらしい。
近藤正臣は「まさしく平和島(トウ)だね」と言ったとか。




近藤扮する神津はパラオに到着してすぐに海へ潜ったあと車で襲われたのだが、
その後、現地の少女から花をもらう。

それを研三たちに話すときに

「さすがパラオだね。危険の隣にも善意の花が咲いている。」

なんてキザなセリフも吐いている。



近藤はパラオ通でもあって、女優陣をパラオ料理店に招待していた。
そこで最後に登場したメニューが”コウモリ”で
そのままの姿でプカプカと浮いていたとか。


ドラマでも、信子が誘拐される前にレストランで食事をする場面で
桐山が帰り際に「明日はコウモリのスープだよ」と言ってましたね。






***** 探偵神津恭介の殺人推理シリーズ  関連記事 *****

1. 刺青殺人事件

2. 影なき女

3. 魔笛に魅せられた女

4. 初夜に消えた花嫁

5. 血塗られた薔薇

6. 私は殺される

7. 呪縛の家

8. 伊豆下田海岸に赤い殺意が走る

9. こだま号遠隔マジック!?人形はなぜ殺される

10.白魔の歌

11.密室から消えた美女






            
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自分が心地よい人とだけ繋がればいい、断捨離と完璧主義をゆるめてみる

category - ライフスタイル
2016/ 09/ 27
                 
■自分が心地よい人とだけ繋がればいい

この間は久しぶりの友人と会ってきました。
天候は良くなかったのですが駅まで車で
送迎してもらったので楽チンでした。

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改めて考えてみると付き合いが長く
素のままの自分でいられる友人が
私を支えてくれています。


また最近も知り合った方でも子どもの頃のように
100%自分をさらけ出せるというわけではありませんが
自分の思ってるちょっと特殊に思われる思考も
隠すことなく付き合える方と繋がることができました。


さらっとした付き合いなら言わないような
ちょっと我儘に思える主張もできるようになり
腹を割って話せる仲です。

その方が最悪な状態の時に出会ったのですが
こうした私の主張に影響され自分自身を取り戻し
自分が変わることができたと
すごく感謝をされ素直に嬉しかったです。

その方は見た目も最初に会った頃より
落ち着いていくのがわかるくらい
精神的にも外見的にも変化が顕著に現れていました。

私自身もこの方にお世話になっていて
今後も良い関係が続けられそうです。

周りは結構ユニークな経験を積んだ友人が多くて
それもとても刺激になっています。


先日会った友人含め、環境や世代が変わっても
それぞれが成長しあい、不思議なことに
同じようなことに興味をもっていて
いつになっても深く繋がりあえます。


私は自分の人生幸せで当たり前がデフォルトですが
当たり前と思うことと、感謝の気持ちを持つことの
バランスがとても重要だと考えています。



先日会った友人は近い将来実業したい意向があるとのことで
その話も聞かせてもらいました。


そんな話はするつもりはなかったんだけど、意外にプラン練っていた。

やりたいことは複数あるみたいで、実業を始めたら
二人でも何か一緒にやろうよと誘われました。


これまで成功する人失敗するひとをいろいろ見てきて
この人はこれからビジネス始めても上手くいくなというタイプなので
これからが益々楽しみです。


自分がどう自分の人生を意図するか。

人生を思い通りに創り出していくプロセスを楽しんでいます。





(2016年9月24日)



ここ数日また暑い日が戻ってきましたが
暑くなる前に自宅のHDD4台分の整理をしました。

うち2台は沢山の録画番組があり
中でも音楽のプロモは大量にあったのを
全てDVDにコピーしました。

良い機会ですのでDVDも見ないものは破棄しました。

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HDDにあるものも数が多い時はわけがわからなかったのですが
絶対数が減ってくると落ち着いているものいらないものの
見分けがつきやすくなってきます。

ミュージックビデオは数百くらいあったのを今回全て整理してスッキリ。
音楽は結構こだわりがあって、あれが揃ったらなどこれまで曲順考えたりして
貯め放題だったんですが初めて全部をDVDにした。

映画やドラマもスッキリしてかなりスリム化できました。


うちあるDVDとブルーレイのうち4台は私が使っているのですが
うち1台はもう9年前くらいのものなので
壊れる可能性もあるから強引にやってしまったけど
この間の涼しい時期に思い切ってやってしまって良かった。


私はやや完璧主義なところがあるのですが
意識してこれをゆるめていくようにしてます。


自分がゆるんでくると人にもより優しく接することができる。

日常の何気ない思考ですが意図することの大切さを
日々考えながら暮らしています。



■充実した9月でした


今日で9月も終わり。
2016年もここまであっという間でしたね。
残すはあと3か月ですか・・・

なんか、今年の半ば位から
9月は何か起こると思って日々を過ごしてきました。

その時は、何か起こるといっても何が起こるのかはわかりません。

もちろん、起こるのか起こらないのかさえわかりませんでしたが
終わってみれば環境の変化、今後に繋がる大きな気づき
自分の外側内側ともにいろんなことが起こって
かなり密度の濃い月となりました。


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よく子どもの頃は時間がゆっくり進み
大人になると早く進むと言いますが
今月だけはゆっくりと進んでいきました。



これまでぼんやりとしかわからなかったことが
ハッキリとわかるようになって
長年抱えてきた思い込みが真逆に変わり
意識が大きく変化したことで
何をどうやっていくべきかが明確化したことが一番の収穫でした。

そして、最後に大きな出会いもありました。

これからの残された3か月を来年に向けどう使ったら良いか
やるべきことがハッキリしてきたので
遊びもとことん楽しみながら大切に過ごしていきたいと考えています。



(2016年9月30日追記)



                         
                                  
        

「刺青殺人事件・天才神津恭介の推理」 (1983年) シリーズ第1弾

category - 土曜ワイド劇場
2016/ 09/ 24
                 
高木彬光の処女作「刺青(しせい)殺人事件」(1948年)のドラマ化。
土ワイの”神津恭介シリーズ”の1作目でもある。



●「刺青殺人事件・天才神津恭介の推理
”浴室から女体が消える”」  1983年9月24日
原作: 高木彬光  『刺青殺人事件
脚本: ジェームス三木
音楽: 羽田健太郎
監督: 貞永方久
制作: 松竹
出演: 近藤正臣、叶和貴子、高田美和、
大和田獏、志垣太郎、仲谷昇ほか



刺青殺人事件




松下研三(大和田獏)は料亭で開かれた
彫勇会の入れ墨コンクール「刺青競艶会」へ
神津恭介(近藤正臣)を誘った。
入れ墨は嫌いだといいながらもしぶしぶいくことになったが、やはり途中で抜け出していた。


研三はコンクールが始まる前に、偶然ある女に再会した。
以前、飛行機で隣になり会話をしたことがあったのだが
それは双子の妹だといい、女は野村絹枝(高田美和)と名乗った。

コンクールが始まると研三は驚いた。
そこには見事な大蛇丸を彫った絹枝が出てきて見事に優勝を果たしたのだ。




刺青殺人事件

絹枝の店「セルパン」で祝賀会が行われた。
彼女は土建屋の最上竹蔵の内縁の妻であり
竹蔵の弟の久(志垣太郎)も来ていた。


入れ墨博士の異名をとる早川平四郎(仲谷昇)が遅れてやってきて
絹枝の大蛇丸に感心すると、彫ったのも彫安だと当てた。
そして、絹枝が彫安の娘であることを知ると
絹枝に死後、背中の皮を売ってくれと熱心に申し込んでいた。


祝賀会の後、早川は研三と絹枝に自分のコレクションを見せた。
そこで改めて絹枝を口説くが、絹枝はきっぱり断ると
研三と一緒にタクシーで帰り研三を自分の部屋へ入れた。



ふたりはその夜、情を交わし、研三が帰ろうとすると
自分が殺されるような気がして怖いからいてくれというので泊まって行く事になった。
竹蔵は仕事で名古屋に行っていて今夜は帰ってこない。


絹枝は寝物語に自分の生い立ちを話してくれた。
父は有名な彫師彫安で、蛙を背中に彫った兄常太郎(宮口二郎)と
蛞蝓を背中に彫った双子の妹の珠枝がいると
三人の彫り物を撮影したアルバムを見せてくれた。



蛙、蛇、蛞蝓は三すくみといわれていて、一人の人間にこの三つを彫ると死んでしまうのだという。
父はタブーへの挑戦で三人の子供にそれぞれひとつずつを彫ったがその後すぐに死んでしまった。
兄は常太郎は彫常という彫師となったが、
殺人事件を起こして刑務所に入っている。
妹も災難を恐れて中国人と結婚してシンガポールへ行ったが
離婚して五年ぶりに帰国したということだった。
絹枝は珠枝が帰国したので悪いことが起こる前兆だという。




深夜、研三のもとに絹枝から風呂場に大きな蛞蝓がいて
自分が殺されるから家に来て欲しいと電話があったが、
研三はそれを断った。
だが、翌朝絹枝の様子が気になり家に行ってみた。
しかし、絹枝の部屋からはなんの応答もなくノブを回すと開いたので研三は部屋に入った。
すると中には皮を売ってくれと頼みに来た早川が立っていた。
浴室から水の音が聞こえるのだが、中から鍵がかかっていてドアが開かない。


ベッドの上に白い布があり中をめくると血液があった。
研三が外からガラス窓を壊し
浴室の中の様子をのぞいてみると
絹枝がバラバラ死体になっているのを発見した。
研三は兄で捜査一課長の松下(橋本功)にこのことを連絡した。


早川が来たときには玄関のドアは開いていた。
浴室のドアは中から鍵がかかっていて密室状態。
水が出っ放しで、ノコギリと、バラバラになった絹枝の遺体があり
頭と手足だけ残っていて、胴体だけが無くなっていた。


研三は密室殺人のトリックを神津に解いてくれと頼みに行ったが
入れ墨は嫌いだと躁鬱病がある神津はそれを断った。
研三は資料だけを置いて に見送られて帰るところに
研三が絹枝のマンションへ行ったことを知った刑事が現れた。
研三は警察へ行き、松下と刑事達に聞かれるまま絹枝とのことを話した。


研三は絹枝の双子の妹珠枝が帰国したことも話した。
警察はまだこのことを知らず、殺されたのは珠枝かもしれないと言い出したので
玉枝は手首まで入れ墨があるので、死体は絹枝であると言った。
研三はどうしてそんなことまで知っているか聞かれたので
部屋へ行ったときに兄妹3人のアルバムを見せてもらったことを話した。
しかし、絹枝の部屋にはアルバムはなかった。
それは入れ墨好きの早川があの時に持ち出していたのだ
だが、絹枝は殺していないと言った。


刺青殺人事件

研三が神津の家へ行くと神津の妹信子(叶和貴子)がいて
神津は強度の欝で入院してしまったというが
松下の無実を晴らしたい信子は神津に真相解明に
協力するように頼んでいてくれていて
密室のトリックを解き明かした資料を手渡した。


それにもとづいて研三が松下らを連れて絹枝の浴室に行き
密室のトリックを解明した。
浴室のドアノブに巻かれた赤い糸は反対側を糸巻き状態にして
浴槽にいれ水を流すと水位が上がり
浴槽の穴に糸巻きが入るとひっぱられてドアノブが閉じる。
糸はそのまま穴の中へ入っていき証拠はなくなる。



神津の推理では犯人は心理的なトリックを使ったのだという。
犯行現場は別で、殺した後に死体をバラバラにして
首と手足とノコギリを風呂場へ持ち込んで密室に見せたのだ。
死体のそばに血液がなかったのは、水で流されたと思っていたが
そうではなくこれも先入観によるものだった。


最上竹蔵が首吊り死体で発見された。
他殺か自殺かはっきりせず松下らも頭を抱えた。



刺青殺人事件

研三がセルパンへ久しぶりに行くと、早川も来ていた。
そこでショーが始まった。


刺青殺人事件

早川は彼女(カルセール麻紀)に誰に彫ってもらったのかと尋ねると
彫安の息子彫常だという。
彫常が去年仮釈放になり出所していて
彫師として営業を再開したことを知り研三と早川は店を訪ねていった。


刺青殺人事件

頑としてふたりを拒否する彫常だが
最後に早川は彫常に背中を見せてくれといい居座ると
しぶしぶ彫常は背中の蛙を見せた。



刺青殺人事件

研三が信子とレストランでデートをしていると
ガラス窓からエスカレーターを下る珠枝を見つけたが
慌てて店を出て追いかけたが見失ってしまった。

その夜、研三が帰宅したところ彫常から話したいことがあるから
会いたいと電話がかかった。
翌日、待ち合わせ場所のビルの屋上へ行くと
彫常が背中の皮を剥がれて殺されているのを発見した。


松下は研三に二度も第一発見者になるのはおかしいと問い詰める。
早川の方には、彫常が殺された頃のアリバイがあった。

研三は久と一緒に入院中の神津に会いに行き、
事件の協力を求めたが医者から止められているといい機嫌も悪い。
久も直接神津に質問をするのだが、不機嫌さは直らない。



そこへ信子から電話が入り、家のまわりを変な女がうろついていて怖いという。
信子が電話を切ったところ玄関の前に女が立ち
神津に助けを求めてやってきたのだという。
彼女は手首まで包帯を巻いていて、野村珠枝だというと
兄と姉が殺されて今度は自分の番なので早く犯人を捕まえてくれという。


警察へ行けば自分が犯人にされてしまうといい
彼女の推測では研三が怪しいというのだ。
最後に信子に絹枝が殺害される前の晩に
研三がマンションに泊まったことを話すと
研三に好意をもっている信子はショックを受けた。



刺青殺人事件

神津が家へ戻ってきたところに研三と久がやってきた。
神津は家にやってきたのも珠枝ではなく絹枝の可能性もあるという。
包帯を手首まで巻いていたのも、入れ墨を隠すためではなく
彫られていない腕を偽装したためかもしれない。
研三は神津に頼まれてアルバムを借りようとして松下に頼んだ。
渋った松下だが最後にはアルバムを持って研三と一緒に神津の家へ行った。


神津は入れ墨を消せるものだと考えるといい
殺されたのが珠枝で生きているのが絹枝で
女を裸にしてみればどちらかわかると話すと
松下に女の居場所を教えましょうかという。

この事件の主犯は久で兄の竹蔵を殺して最上工業の社長に納まり
絹枝もかくまっているという。

神津はセルパンを貸切にして全快祝いのパーティーを開き
セルパンの女店員から久に招待の電話をかけさせた。

刺青殺人事件

当日セルパンではショーが行われていた。



男女の入れ墨ショーが始まった。
だが男が体一面に彫られた女の入れ墨に
洗剤をかけると刺青が見事に消えていく。


神津は事件のトリックを解き始める。

名人彫安は自分の子供達に三すくみを彫ろうとした。
下絵を書いて写真におさめた。
常太郎と絹枝まで彫った、だが三すくみが怖くなり
珠枝だけは彫らなかった。

久は金の使い込みがバレて竹蔵からクビにされそうだったし
竹蔵の内縁の妻絹枝とも関係があった。


刺青殺人事件


久はまず竹蔵を最上工業所有の空き家に呼び出して絞殺し
姉に会いに来た珠枝を言葉巧みにおびき出して
最上工業の生田工場で殺害してバラバラにすると
胴体は工業用の圧力釜で硫酸と煮て消失させた。

久と絹枝は珠枝の首、手足とノコギリを浴室に運び
トリックを使って密室に見せかけた。

久はわざとスピード違反をして留置所にいれられ
絹枝は研三に電話をしてまだ絹枝が生きていて
その後に自宅で殺されたようにみせかけた。


さらに珠枝に入れ墨がないことを知っていた常太郎を
先回りした久が殺した。


刺青殺人事件

早川が絹枝をどこへやったと久に詰め寄ると
毒を飲んでフラフラになった絹枝がやってきて
自分達の負けだといい、早川に入れ墨はあなたにと言い残し死んだ。


久は絹枝の死体に泣きながらすがり
逮捕されていった。


刺青殺人事件

早川は早速絹枝の着物を脱がすとなめるように入れ墨を拝んだ。

事件は松下捜査課長の手柄ということで無事に解決した。

研三は信子に絹枝と関係を持ったことを告白しようとするが
気づいていた信子はそのことは聞きたくないといい
自分も研三が犯人かもしれないと疑っていたといった。



刺青殺人事件

躁鬱だった神津だが、そんな二人を晴れやかな表情で見守っていた。










刺青殺人事件

著者の高木彬光も入れ墨コンクールの審査員として出演。


シリーズ1作目とあって近藤正臣演じる神津恭介が
精神的な病を抱えていて暗い雰囲気で気難しい。
後の「研三クン」なんて親しげな感じはなく、終始偏屈な男なのである。


また今回だけ神津の妹が叶和貴子で
扱いにくい兄を陰で支えながらも
事件に巻き込まれてしまう研三を愛していて
彼の浮気に心を痛めつつも信じようとする姿が痛々しい。



入れ墨美人を演じた高田美和の妖艶さもいいですね
独特の雰囲気があるので絹枝のミステリアスな感じが高まっていた。







***** 探偵神津恭介の殺人推理シリーズ  関連記事 *****

1. 刺青殺人事件

2. 影なき女

3. 魔笛に魅せられた女

4. 初夜に消えた花嫁

5. 血塗られた薔薇

6. 私は殺される

7. 呪縛の家

8. 伊豆下田海岸に赤い殺意が走る

9. こだま号遠隔マジック!?人形はなぜ殺される

10.白魔の歌

11.密室から消えた美女






                         
                                  
        

八王子の8-cafeで980円のビュッフェランチを食べてきた

category - グルメ
2016/ 09/ 23
                 
先日八王子にある東京富士美術館へ行った時に
八王子駅のショッピングセンター11Fにある8-cafeでランチをしてきました。


8-cafe八王子



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平日は980円でメイン料理にドリンクバー、サラダバーとデザート
そしてカレーとごはんが取り放題です。




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サラダは5種類ありました。

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かぼちゃのポテサラが最初売り切れたので
補充されて取りに行ってきました。
これが結構おいしい。

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カレーが付いているというのは面白い。

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夏の鉄板スタミナソテー。
豚バラと夏野菜のソテーの上に卵がのっています。

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もやし、茄子、パプリカ、ヤングコーン、玉ねぎと
野菜の量が多いのがいいですね。

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アボガドチーズバーグ。
ハンバーグにアボガドとチーズが合う。

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私はハンバーグは好きなのですが、外食ではあまり頼みません。
今回アボガドとチーズに惹かれ食べてみたのですが
これがすごく美味しかった。

平日の八王子ということで主婦のグループや、女性の一人客が多かったのですが
最初に来ていたサラリーマンらしきグループは男性がこの
アボガドチーズバーグを何人も注文してましたね。



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最後はプリンとコーヒーゼリー。

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コーヒーゼリーはドリンクバーに置いてあったミルクをかけてみました。


富士美術館へは今度いついくかはわかりませんが
だいたい平日行っているので次回もここでお昼を食べようと思っています。


                         
                                  
        

オペラシティでのランチ 都心の屋外でリラックスして過ごす

category - グルメ
2016/ 09/ 22
                 
初台にある東京オペラシティでランチをしてきました。

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ここは雰囲気が落ち着いていて広々としていて好きな場所です。


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水がある風景は心が癒されます。

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ランチはいつものお店で。

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セットにはミニサラダがついてきます。

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コーヒーを頼みメインは鶏肉のペペロンチーノ。

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下にあるスープと絡めて食べるのが気に入っています。


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今回はいつも頼むのと違うピザを注文。
釜揚げしらすとたらこにしました。

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ハーフサイズでしたがポテトもあるので
これらを半分ずつで充分な量です。


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いつもはテラスで食べるんですが、前回に引き続き
店内が空いていたので角席でゆっくりと外の風景を見ながらいただきました。


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その後はオペラシティ内のベンチ席で外の空気を吸いながら
読書をしたりしてかなりゆっくりと過ごしました。


だんだん外も過ごしやすくなってきたので、外食が重く感じるときは
お弁当をもってきて食べるのもいいなと思います。
次回はお弁当かな。

ベンチ席があるスペースも空間があるので
サラリーマンがいない土日だとゆったりとくつろげるので
思考をやめてボーっと過ごすことが出来そうです。


帰り道、地元でお祭りがやっておりお神輿をみることができました。
お祭りは参加人数も多く大盛況でエネルギーを分けてもらったかんじです。

お祭りを見て当時活気があった地元のお祭りを思い出してしまい
子どもの頃を懐かしんでしまった。



                         
                                  
        

「疑惑の男・前妻、後妻、愛人、美談の主が連続保険金殺人!?」 (1984年)

category - 土曜ワイド劇場
2016/ 09/ 22
                 
妻を殺され世間の同情を集めた男に、疑惑を抱く保険調査員。
その息子の周辺を探り始めるが-。


●衝撃の特別企画!
「疑惑の男・前妻、後妻、愛人、美談の主が連続保険金殺人!?」  
1984年9月22日
脚本: 石松愛弘
音楽: 大野雄二
監督: 田中利一
制作: 東宝
出演: 萩原流行、斎藤とも子、長門裕之、牟田悌三
伊佐山ひろ子ほか


疑惑の男




自転車店経営の浦田(萩原流行)が妻を刺殺した強盗を、
猟銃で射殺した。


事件は正当防衛が認められて、浦田は英雄扱いされた。


だが、生命保険の調査員・金子(牟田悌三)は事件に疑問を持つ。


その後、浦田は妻の保険金一億円を受け取ると、豪邸を建てて、
若い加代(斎藤とも子)という女と再婚した。



                         
                                  
        

「離婚・死体なき殺人・年上妻VS女子大生」 (1985年)

category - 土曜ワイド劇場
2016/ 09/ 21
                 
●「離婚・死体なき殺人・年上妻VS女子大生」  1985年9月21日
原作: 佐野洋 
脚本: 吉田剛
音楽: 鏑木創
監督: 池広一夫
制作: ジェイミック
出演: 市原悦子、甲斐智枝美、田村亮、西川のりお、
早川雄三、緋多景子、稲吉靖司、西巻映子ほか 



離婚・死体なき殺人



歌子(市原悦子)は、大学講師で年下の夫・正雄(田村亮)の出世を生きがいにして、
献身的に尽くしていた。


ある日、教え子の由利(甲斐智枝美)が訪れて、正雄に論文を盗まれたといい、
金を要求して帰って行った。


やがて歌子は正雄が盗作の口封じのために犯した殺人のアリバイ工作を見破った。

そんな詩子の周辺に相次いで奇妙な事件が起こりはじめる-。


                         
                                  
        

ウルトラシリーズ第1作 ウルトラQ 最終話「あけてくれ!」異次元列車で並行世界へ迷い込む

category - 昭和のテレビドラマ
2016/ 09/ 20
                 
ファミリー劇場で円谷特撮の「ウルトラQ」を見てみました。

ウルトラQ_0


もともと特撮にもウルトラシリーズにも興味はなかったのですが
告知の写真に映っている怪獣があまりにも
変な物体だったので興味をそそられたのと
最高視聴率36.8%という宣伝文句が決め手となり
先週末録画したものを2作品ほど見てみた次第です。


円谷プロ制作のテレビドラマは「恐怖劇場アンバランス」や「怪奇大作戦」を
DVDやCSで見ていて面白かったのでその後押しもあったかも。
「恐怖劇場アンバランス」はこのブログに書こうとしてたことがあるので
機会を設けて書くかもしれない。


ウルトラQは1966年1月2日~7月3日までの28回に渡って
TBSで放送されたものでウルトラシリーズの第1作だそうだ。

私が録画した9/17は22話「変身」と28話の「あけてくれ!」の2話が放送された。

「変身」については気が向いたときに書くかもしれないが
今回は意外と面白かった「あけてくれ!」について書いてみます。

この「あけてくれ!」は実質最終話ながらも
初回放送では放送されずに再放送で初めて放送されることになったとか。


「あけてくれ!」のあらすじと感想を書いてみたいと思います。


ウルトラQ 28話 「あけてくれ!」
再放送1回目で放送  (1967年12月14日) 
脚本:小山内美江子

自称SF作家で星川航空のパイロット万城目淳(佐原健二)は
毎日新報のカメラマンかつ記者の江戸川由利子(桜井浩子)と
パイロット助手の戸川一平(西條康彦)と一緒に
休日を利用してドライブへ行こうとしていた。


一平の支度が遅れたことで由利子は一平を置いて万城目と
ふたりきりでドライブに出かけてしまう。
一平は沢山の荷物を持ちながら走り去る車を追いかけるも
追いつかないでおいてけぼりを食らい悔しがるが後の祭りだ。

ウルトラQ_1

脱力する一平が空を見上げると電車が空を走っていくというありえない世界に遭遇する。
まるで銀河鉄道999みたい。

ここでオープニング。


ウルトラQ_2

お荷物(?)の一平がおらず、万城目とふたりきりのドライブを楽しむ由利子。
由利子は永久に帰らないわよという。

「あなたとあたしだけの二人の世界へ。
電話のないところ、締め切りのないところ、交通地獄のないところ。
要するにこの息の詰まりそうな世の中よ、さようなら~!」
なんて、すっかり万城目とのドライブデートを楽しんでいる様子。

しかし、路上に沢村正吉(柳谷寛)が倒れているのを発見し車に乗せる。
二人っきりのドライブも思わぬところで邪魔者が入ってしまった。


踏切で信号待ちをしていると、電車の音で沢村は意識を取り戻し
「電車、電車、あけてくれ!降ろしてくれ!!」とわめきだし
車を飛び出し走る電車めがけて走り出した。

悲鳴を上げる由利子。

・・・・・・・

沢村は無人の電車に乗っていた。
ドアを叩いて「あけてくれ!降ろしてくれ!」と叫んでいた。
そこへ車掌がやってきて切符を見せてくれという。
定期しか持ち合わせていない沢村は無札乗車だと言われ
車内にいたあるグループへ案内される。

無人と思われていた電車には男3人女1人の先客がいた。

車掌はグループの長らしき友野(天本英世)に沢村を引き渡す。


ウルトラQ_3

どうやら残る男2人女1人も自分と同じ無札乗車のようだ。

友野はこれから我々はみなさんがいつも行きたいと言っていた世界へ行くところで
この電車はそこへ行くためのジャンプ台のようなものだという。
3人はここへ迷い込んできたのだと説明した。

先客の年配の男が別の世界とは何かと問うと

「あなたがたはいつも言っていたじゃないですか。
忙しい忙しいとどこか別の世界へ行ってしまいたい」と
友野は笑いながら答える。

そして友野が沢村に向かって
最近仕事や妻や娘と上手くいってないことなど
沢村の現実をわかっているようでこの世界から
逃げたがっていることを指摘した。

するとこれまで黙っていた若い男が友野が
SF作家の友野健二であることに気づいた。

沢村は現実逃避の願望がありながらも友野がいう
別の世界があるということに対しては子供だましだと憤慨する。

友野は外を御覧なさいという。
時間と空間を超越した世界にこの電車は入り込んでいるのだ。

そこで沢村が見たものは。。。


ウルトラQ_4

自分の会社や上司、妻や幼い時の娘が
歪んで車外の風景として現れた。
過去がどんどん消えていく。
異次元とも思える空間にこの電車は入っていっているのだ。

沢村はたまらず「友野さん、あけてくれ!」と叫ぶ。


・・・・・・・

沢村はベッドで寝ていた。

沢村の異様な光景に万城目たちは一の谷博士(江川宇礼雄)のところへ
沢村を連れていき催眠術によって彼の記憶を呼び出していたのだ。

信じられない出来事だが、沢村以外にも彼と一緒の電車に乗っていた
あの女が収容され同じように「あけて!」と部屋で叫んでいた。

万城目と由利子はふたりを一の谷博士に託し友野を調べることにした。

ウルトラQ_5

友野健二の家を訪ねるとお手伝いが出てきた。
由利子が新聞社の者だというと原稿を取りに来たと勘違いした
お手伝いは友野の原稿を由利子に渡す。

友野は1年半前から不在で、原稿を送って来たり、電話でお手伝いに
指示をしていたりで日常生活には困っていない様子だった。

万城目が友野邸での出来事を一の谷博士に電話で報告すると
警視庁から呼び出されているので万城目たちも来ないかと誘う。
そして、沢村は奥さんと連絡が付き娘と迎えに来て引き渡したという。

ウルトラQ_6

沢村は妻と娘が迎えに来てタクシーで帰宅しようとする。
妻は沢村が酔って一の谷博士のところに世話になったと思い
酔った夫を迎えに行く妻の恥を永遠と沢村になじる。
この夫婦の様子に娘も怒りだす。


異次元列車に乗る前に沢村の家族は既に破たん状態だったのだ。
ガミガミうるさい妻に頭が上がらない亭主。
娘はふたりとも嫌いだという。


沢村は突然降ろしてくれと叫ぶ。
会社に行くのだというが、妻はもう4時だと不審がるが。

会社についても、退社時刻近くに出社してきた沢村に
上司はこっぴどく叱り続ける。
沢村は「お世話になりました。」と告げ会社を辞める。

一方、警視庁では万城目たちがいた。
あるアマチュアカメラマンが撮影した空飛ぶ電車、
そして今年職員の目の前で一車両が忽然として姿を消した
事件があったことを報告受ける。

あの二人が遭遇した出来事とこれらは何か関係があるのかもしれない。

万城目と由利子が帰ろうと車に乗っていると突然車が故障した。
由利子が振り返ると後部座席に友野健二の原稿があった。

ウルトラQ_7

「見ちゃいましょうよ」と由利子が言うと
「どうぞ、どうぞかまいませんよ」と友野の声がした。


万城目の事務所で友野の原稿を読む二人
それは友野自身の物語だった。


ウルトラQ_8

友野もまた沢村たちのように現実に嫌気がさしていたのだ。
作家としてスランプ状態にあった友野は疲れ切っていた。
友野自身が日ごろ自分が書いていた非現実への逃避を夢見ていたのだ。

エレベーターに乗る友野はこのエレベーターが途方もなく下降して入ったら
どうなるだろうかと考えていた。

ウルトラQ_9

その思いが現実となったのかどんどん下がり続けるエレベーター。


ウルトラQ_10

エレベーターが行きついた先はこれまで全く見たこともないような世界。

しかし、この世界に行きついたのは友野だけではなかった。
多くの先住民がいて子供も作りここで暮らしているのだ。

ウルトラQ_11

こうして、友野は自分の理想とする世界へ行き、原稿を書いては
元の世界へ送ったり、特殊な短波を使って電話などをしていたのだ。


元の世界に帰っては見たものの、再び嫌気がさした沢村は

ウルトラQ_12

「連れて行ってくれ。俺も連れて行ってくれ」

と、叫びながら夜空に浮かぶ異次元列車を追い求める。


----------終----------

やりたいことではなく、やらなくてはいけないことに忙殺される。
いや、やりたいことが何かすらわからない。

あるいは、なんとなく生きているけど生きている実感がない。
楽しいと思えるようなことはあるけどどこか虚しい。

現状、あるいは未来に対してぼんやりある不安。

多くの人が人には言えないけど抱えている
お金があれば、時間があれば、家族に理解があれば
上司がもっと評価してくれたら、あるいは部下がもう少し
出来る奴だったら・・・という
なかなか叶えられないと思っている願望。

今の目に見えている現実ではなく
こうなったらいいなと思える別世界。


誰しもが思うこうなったらいいのになという
それぞれの理想の世界。

沢村はそんなバカげた世界は嫌だと一度は元の世界へ戻ってみたものの
再び理想郷を求めてさまよった。

友野は理想の世界へ飛び込み、元の世界とも調和していたようだ。


人は現実とは違う理想を追い求めながらも潜在意識は変化を恐れるので
強い現状維持機能を持つのだ。
変わりたいと思いながらもなかなか変われない自分がいることに
気づいている人も少なくはないだろう。


そして面白いことに疲れすぎてどうしようもならなくて
顕在意識の思考すら働かなくなって
何もかも手放したとき願いは突然叶ったりするのである。


私は元の世界も理想の世界もその境界線はないのだと思う。
自らがどう自分の世界を認識するか。

詳しく書くと1記事では収まりがつかないので見送りますが
それが全てなんだと思う。

全く面白いタイミングで見るはずもなかった昭和のドラマを見てしまった。
昭和のドラマや映画を見ていると、こういう部分で深く考えさせられることが多く
なぜ古いものに惹かれるのかそれがよくわかるのだ。


怪獣好きでもないのになぜか見てしまったウルトラQですが、
今回の変身(大きな雪男がでてくる)、あけてくれ!も怪獣はでてこないのです。

ファミ劇では放送順ではなく制作順で放送されていくとのこと。

どうやらウルトラQは最初はアンバランスゾーンを描こうとしてたが
途中から怪獣ものに変更になったとか。
だから制作順でいくと最初は怪獣はでないのですね。

タイトルも「UNBALANCE」から「ウルトラQ」に変更になったとのことで
同じ円谷プロの「恐怖劇場アンバランス」はここからきていたのか。


「恐怖劇場アンバランス」は土曜ワイド劇場の「白い手、美しい手、呪いの手」の
基になった作品があるとのことでレンタルDVDで全話みました。
その後チャンネルNecoでもやって全てDVDにおとしてあります。

「恐怖劇場アンバランス」もわかりにくく難しい作品も多かったけど
今回の「あけてくれ!」も子供向けではないし
初回放送が見送られたのもうなずけます。

「あけてくれ!」の代わりは「ウルトラマン前夜祭」だったとか。

でも、かつての子どもたちも成長した今では「あけてくれ!」は
いろいろと考えさせてくれる分楽しめるとおもいますね。



                         
                                  
        

「密室から消えた美女」 (1992年) 探偵神津恭介の殺人推理第11弾

category - 土曜ワイド劇場
2016/ 09/ 19
                 
探偵神津恭介の殺人推理シリーズの最終作。




●「探偵神津恭介の殺人推理・密室から消えた美女・
2-1=1が怪しい!?」  1992年9月5日
原作: 高木彬光  『津恭介への挑戦
脚本: 岡田正代
音楽: 津島利章
監督: 野田幸男
制作: 松竹
出演: 近藤正臣、設楽りさ子、山下規介、
太川陽介、森口瑤子、小牧彩里ほか


探偵神津恭介の殺人推理・密室から消えた美女


朝の満員電車の中で銀行員福島康男(奥久俊樹)が
突然倒れて死亡した。
死因は青酸性の毒物によるもので、同じ車両に乗り合わせていた
東洋新聞社の記者山下誠一(山下規介)がこの事件をスクープした。


目撃者の中には神津恭介(近藤正臣)や妹の信子(森口瑤子)、
ルポライターの松下研三(太川陽介)と顔見知りの加納浩子(小牧彩里)もいた。


山下は訪れた田沢警部(高峰圭二)らに福島の口から
アーモンドのような香りがしたといい毒物は口から入ったようだが
他の目撃者は吊革につかまりかばんを持っていた福島は
何も飲んでいなかったといい疑問が残る。
解剖の結果、胃からではなく血液から検出され
微量だったため吸収されたものと判断された。



探偵神津恭介の殺人推理・密室から消えた美女

山下がさらに事件を取材しようとすると、部長(加島潤)から
新人で社長令嬢の後輩記者清水香織(設楽りさ子)を
同行するように命じられた。
香織は福島が青酸入りのビタミン剤を飲んだ可能性があるといい
神津ファンの香織の希望で神津が調査に協力することになった。


山下と香織は陽子に話を聞きに行った。
福島は婚約者の原島陽子(斉藤林子)と同棲しており
毎朝7種類ものビタミン剤を飲んでいたという。
だが押収したビタミン剤からは毒物は見つからなかった。
その後、福島は銀行の金三千万を横領していたことが判明する。




陽子は香織に、福島には学生時代からの遊び仲間三崎(堀光昭)、
城山(上田日出春)がいるが、三崎が男から脅迫電話を受けていることを知らせる。
電話の主は男で福島と城山を殺害し、今度は三崎の番だと脅した。
城山は伊豆熱川へ女と旅行へ行くといったまま無断で会社を休んでいた。



探偵神津恭介の殺人推理・密室から消えた美女

神津と香織がホテルへ行くと、城山はひとりでチェックインしたが
ルームサービスは二人分頼んでいてチェックアウトをせずにホテルをたっていた。
神津はホテルの非常階段でスーツケースの破片を拾った。



身の危険を感じた三崎は身辺保護を警察に願い出たが
それが叶わず山下たちが名乗り出た。


福島達3人は1か月ほど前に女子大生北島春佳(夏目純子)をレイプして
自殺に追い込んでいたと思われたが
春佳の父北島義男(三上真一郎)はそれを認めず
報道通り失恋して自殺をしたと言い張った。




三崎のマンションを見張っていた山下と香織は、
三崎の部屋に女が入るのを目撃する。
気になった山下が三崎に電話するとそれは三崎の女で
この後寿司屋の出前も部屋に来るといった。
だが寿司屋の出前は女の声で外へ置いておいてくれといわれ
そのまま帰って行った。



それを不審に思った二人が三崎の部屋へ行くが応答がなく
山下が開いている窓からのぞくと三崎が刺殺死体となっていた。
香織が管理人に合鍵を持ってきてもらい部屋に入ると
女の姿は消えていて三崎が持っていた部屋の鍵もテーブルに置かれていた。



箱根の芦ノ湖でスーツケースに詰められた城山が死体となって発見された。



探偵神津恭介の殺人推理・密室から消えた美女

神津と香織が北島に会いに行くと
春佳が三崎たちにレイプされたことを認め
福島が落としていった免許証などを拾っていたことが分かった。




春佳の自殺後、北島はそれを二千万円で買えと福島を脅していた。
その中には福島が横領していた金の詳細を記したメモが入っていた。
神津は北島が福島に脅迫電話を掛けただけで殺害はしてないと考えた。


探偵神津恭介の殺人推理・密室から消えた美女

陽子も三崎とは真剣な付き合いではなく暴行されて
遊ばれていたことを神津たちは知った。


神津と香織は浩子の勤務先へ行き、福島が殺された日
同じ車両に陽子がいなかったか聞くがわからないという。




探偵神津恭介の殺人推理・密室から消えた美女

神津は浩子が東洋新聞に取材されたときの記事が
掲示されているのを見ていた。


神津は自宅で事件を調べていると福島の解剖所見を持った研三がやってきた。
全裸の福島の写真を虫眼鏡で見た神津は、
毒物が口から入ったものではないかもしれないと気が付いた。
そこへ神津に事件から手を引けという警告の電話が入った。


神津は三崎達3人が麻雀仲間であることから
もうひとり仲間があるのではないかと考え
彼らの行きつけの雀荘へ行った。


雀荘の東郷浩二(宮口二郎)の話ではブティックのオーナー
桑畑次郎(大河内浩)という仲間がいて、
餌食にしている女がもう一人いることが分かった。




桑畑が酔って帰宅したところを覆面をした男に襲われる。
部屋の明かりがつくと神津が姿を現し
覆面の男は刑事たちに取り押さえられ覆面の下から
現れたのは山下だった。



神津は真相を明らかにする。



北島が春佳の件で、福島を脅していたことを知った山下は
それを利用し三崎に「お前たちに犯されて自殺した娘の復讐」だといい脅迫電話を掛けた。
しかし、それなら福島、城山、三崎の三人を殺せば済むはずだった。


その後、神津に事件から手を引けと電話してきたのは
もう一人復讐すべきターゲットが残っていたからだった。


探偵神津恭介の殺人推理・密室から消えた美女

山下は去年、外車の展示会で浩子と出会い二人は交際するようになった。
半年前、浩子は三崎、福島、城山、桑畑の4人にレイプされたうえ
写真を撮られその後も体を要求され続けてきた。


伊豆旅行をした城山のホテルを訪ねた浩子は
城山を殺害してしまった。
浩子はそれを山下に電話で話し山下はホテルへ向かった。


浩子は山下と二人で城山をスーツケースに詰めると
深夜ホテルの非常階段から運び出した。
死体を芦ノ湖に捨てて東京へ帰った。




山下は福島が乗った電車に乗りわざと隣りへ行くと
福島の後ろにいた浩子が太ももに毒物を注射した。
青酸カリは胃ではなく血液から検出され
微量だったため吸収されたものと誤認されていた。


山下は普通に手に入る毒物は青酸ナトリウムか青酸カリウムで
いずれも酸と反応して初めて毒物となると反論するが
神津は青酸ナトリウムに硫酸を加えると毒物に代わり
これを水に溶かして注射をすることができ
山下が以前青酸化合物を使った殺人事件を扱ったことがあるとして
それをはねのけた。



三崎の時は山下と香織が張り込んでいるところへ
変装をした浩子が堂々と三崎の部屋に入り
ナイフで三崎を刺し殺した。


山下が三崎の部屋に電話を掛けたことが行くという合図で
浩子は窓を少し開け山下と香りの到着を待つ。
山下と香織は三崎の部屋の前まで行くが返答がない。
山下は香織に管理人室へ合鍵を取りにいかせると
その隙に部屋から浩子を逃がし鍵を受け取ってしめた。

管理人が合鍵でドアを開け中で
混乱に紛れて山下は鍵をテーブルに置いた。



浩子は神津が真相に気が付いたことを知り
山下に会った時に服毒自殺を遂げていた。
その後を追うように、山下も桑畑の部屋から飛び降りて死んだ。


探偵神津恭介の殺人推理・密室から消えた美女




神津恭介というと昔に書かれたものなので
設定を現代風にアレンジするという印象なのだが
最終話の原作は平成に発表された
「平成三部作」の第1作目。


原作は読んでいないが、往年の神津恭介ファンからは
評判が良くないようだ。







恭介を慕い調査に同行する若い女性記者で設楽りさ子が登場。
紹介するまでもなく現在は、サッカー選手の三浦知良の妻
三浦りさ子である。


この設楽りさ子の素人演技っぷりが破壊力抜群!?なのだ。
これでシリーズが終了するが、ここまでくると惜しくもなんともない気分になってくる。


というか、もっと前から世界観が壊れつつあったが・・・。





今回は山下規介が山下誠一役で登場している。
第1作目の「刺青殺人事件」の脚本は山下の父
ジェームス三木が担当していた。



探偵神津恭介の殺人推理・密室から消えた美女


大和田獏と岸部シローは今回登場せず。
なぜかいきなり最後だけ研三役が太川陽介に変更になっている。
まさか、この後もシリーズを続けていく気だったのか?


しかし、研三が太川陽介で海をバックにって
初期のシリーズのイメージからずいぶん変わったなぁ。


なんせ1作目なんて研三役の大和田獏が信子(叶和貴子)に惚れながらも
事件の容疑者で入れ墨だらけの女とアッサリと寝てしまうんですからね。




探偵神津恭介の殺人推理・密室から消えた美女

全作ではパラオロケで海のシーンも結構出てきましたが
今回も恭介と信子が二人仲良く青空の下で
ボードセイリングしているところからスタート!


信子が「お兄さん、私もお兄さんも幸せね~。
普通の人たちは今頃満員電車の中で。」


と言って次に現れたのがそのむさくるしい満員電車の中。


恭介も最初は鬱なんか患っていて不機嫌さ爆発だったのに
最後の方はこうも変わるとは・・・。






***** 探偵神津恭介の殺人推理シリーズ  関連記事 *****

1. 刺青殺人事件

2. 影なき女

3. 魔笛に魅せられた女

4. 初夜に消えた花嫁

5. 血塗られた薔薇

6. 私は殺される

7. 呪縛の家

8. 伊豆下田海岸に赤い殺意が走る

9. こだま号遠隔マジック!?人形はなぜ殺される

10.白魔の歌

11.密室から消えた美女






                         
                                  
        

「抱かれた男の謎」 (1983年)  石沢英太郎 『橋は死の匂い』

category - 土曜ワイド劇場
2016/ 09/ 17
                 
六年前に変死した恋人の死の真相を探りはじめた女性に、
さまざまな危険がふりかかる。



●「抱かれた男の謎・六年前の殺人事件・
橋は死の匂い」  1983年9月17日
原作: 石沢英太郎  橋は死の匂い(電子復刻版) (徳間文庫)
脚本: 広沢栄
音楽: 桜庭伸幸
監督: 永野靖忠
制作: 国際放映
出演: 丘みつ子、中村敦夫、大信田礼子、竜崎勝、
長門勇、高橋長英、三島ゆり子ほか




抱かれた男の謎




広島県尾道市と四国の今治を結ぶ中国大橋の開通式前日、
建築技師・日下(高橋長英)が工事関係者の目の前で
橋から墜落死した。



日下には松宮黎子という恋人がいて、妻の由紀子(大信田礼子)とは
離婚話が進んでいたことから、警察は三角関係に悩んだ
日下が飛び降り自殺をしたものと処理した。



六年後、黎子は岡山で「クリサンシマム」という小さなバーを経営していた。

そこへ事件以来初めて日下の同僚だった大倉省吾(中村敦夫)と
鳶職頭の岩間久太郎(長門勇)が訪ねてきて、匿名で送られてきたという
日下の財布を渡しにやってきた。



財布の中には黎子の写真と死の直前に予約した結婚式場の領収書が入っていた。



それを見た黎子は日下は自殺したのではないと確信し
ひとりで日下の死の真相を解明することにした。


調査を進めるうちに黎子は日下が飛び降りる瞬間を写した
中国新報の写真を手に入れた。
顔までは写っていなかったが、飛び降りた男は日下ではなかった。



黎子が事件の真相に迫るうちに、彼女のところへ無言電話がかかり、
大倉が黎子にプロポーズしてきた。



彼女は大倉が事件にかかわっているのではないかと疑うようになる。