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展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

2017年07月

        

「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る」 (1983年)

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 30
                 
「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る」の原作と
ドラマのラブシーン撮影時のエピソードは下記に移設しました。


「火の坂道」 (1983年)  小林久三 『火の坂道』




●「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る
妻と別れて、あの女と・・・・」  1983年7月30日
原作: 小林久三  『火の坂道』  火の鈴 (1980年) (角川文庫) 収録
脚本: 猪又憲吾
音楽: 福井崚
監督: 須川栄三
制作: 松竹
出演: 近藤正臣、岡江久美子、中村れい子、仲谷昇、
横山道代、塩屋智章、菅野忠彦、浜田寅彦ほか





真下勝一(近藤正臣)は、弁護士を目指していたが
司法試験に落ち続けて今では二流不動産会社に勤めていた。



これまでまだ早いと、妻の千江子(岡江久美子)を何度も堕胎させ
もう子供を産むことは出来ない体になってしまい
弁護士の勉強もあきらめた勝一に千江子も失望していて口論が絶えず
坂下の陰気なジメジメとしたアパートでの夫婦生活は破綻していた。





そんな勝一は毎朝の通勤時に密かな楽しみがあった。
それは坂下のボロアパートを出て急な勾配の坂道を
駅へ向かって上って行く途中ですれ違う
美也子(中村れい子)を眺めることだった。



「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



彼女は雨の日以外、いつも乳母車を押して坂道を下ってくる。
勝一の憧れの高台に住んでいるであろうこの若くて美しい女の存在が気になっていた。





そんなある日、美也子が初めて勝一に会釈をした。



美也子のことを知りたくなった勝一は高台へ行き美也子の住まいを突き止め
彼女の夫が著名な弁護士の東田総平(仲谷昇)だと知った。





看護婦として働いている千江子の方にも、ロマンスがあった。
勤務先の医師・山田基晴(菅野忠彦)は妻と別居中で離婚を考えている。
山田はロサンゼルスの友人から内科医として招かれているといい
千江子にプロポーズした上で、旅行に誘ってきた。
しみったれた勝一との結婚生活に疲れ果て
エリート医師からの誘いに千江子の心は揺れ動く。




会釈をされてウキウキしている勝一は、雨が降った翌日の朝に坂道ですれ違う時、
美也子から初めて声を掛けられた。
その様子を駅まで買い物に行った帰りの千江子に見られてしまう。




美也子が散歩から帰えると書斎で東田が何者かに刺殺され
やってきた家政婦が通報し警察が来ていた。



宝石類と三十万円が盗まれており、犯行時刻頃家から飛び出す若い男が目撃されたことから
警察は犯人が美也子が出かけたあと開いていた窓から侵入したものとみていた。




事件後、勝一がいつものように坂道へ上ると乳母車を引いた美也子の隣に
志賀刑事(浜田寅彦)たちがいた。



「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



美也子が赤ん坊を散歩させた後に東田が殺されたことから
勝一が彼女に九時五分前にこの坂道で会ったことを確かめに来たのだ。
毎朝決まった時刻にここを通るため、勝一は美也子のアリバイを証言した。



その後、勝一は東田の妹の寛子(横山道代)から喫茶店に呼び出され
美也子と勝一がグルになって偽の証言をしたと難癖をつけてきた。
美也子はもともと赤坂の三流バーのホステスで東田をたぶらかして後妻におさまり
財産目当てで東田を殺したのだという。




「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る


勝一がそれを否定し当日その時刻に確かに美也子に会ったというと
寛子は自分が財産を相続したらその中から分け前をやると勝一と取引しようとした。





勝一はすぐに美也子の家へ行くと、寛子から言われたことを話し
司法試験を受けようとしたときの知識を活かし
美也子に寛子に財産を渡す必要がないとアドバイスし、
寛子にもあきらめるよう仲裁に入ってやった。


そんな勝一に美也子は感謝の意を込めて料理を振舞った。



「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る


ひそかに恋していた美也子の料理を食べながら、
勝一はますます美也子に気持ちが傾いていった。








帰宅すると、千江子は勝一に旅行へ行きたいと話した。
美也子に気持ちが傾斜している勝一は、何の疑いもなく何日でも行ってきたらいいと
山田と一線を越えることに戸惑いを感じていた千江子を送り出した。


「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



自分に親身になって行動してくれる勝一に美也子も心なしか優しく
二人の距離は縮まったかに見えた。


「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



次に坂道で会ったときには、自然と会話もするようになった・・・。





一方、千江子は山田と伊豆のホテルで一夜を過ごした翌朝、
別居中の妻ミサエが山田を訪ねてきてやり直したいと言ってきているのを
千江子は見てしまった。




「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る


妻が旅行に行きひとりきりになった勝一は、美也子に会いたいと電話するが
彼女は都合が悪いと断ってきた。




そんな時、勝一は志賀から呼び出しを受け、美也子の息子の
勉が東田との間に出来た子供ではないことを知らされた。


「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る




志賀たちは美也子を疑っているようだが、あの朝は確かに美也子に会っており
彼女のアリバイは疑いようもない。
志賀は、美也子に共犯がいたなら東田殺しも不可能ではないと勝一に言う。



刑事たちと別れると勝一は美也子の行動に疑いを持ち出した。


雨の日以外、美也子は欠かさず勉を散歩させるために坂道を下っていたが
千江子が勤めている病院に夜、病気の勉を連れてやってきたという。
しかし、その翌日も美也子は乳母車を引いていた。




しかも、毎朝すれ違うだけの美也子が、事件の少し前に突然勝一に会釈をし、
事件当日の朝には勝一に声を掛けてきた。



それに、乳母車の幌の色は白だが、時折青に変わっていることがあった。
勝一は、散歩というのは名目で、美也子が誰かに幌の色を使って
サインを送っていたのではないかと考えた。


勝一が病院へ行き看護婦の平野(陳里佳)に確かめると
美也子が勉を引き取りに来たのは翌日の昼頃だといい
この日は美也子が空の乳母車を引いて散歩させていることがわかった。



「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



おそらく美也子はアリバイつくりのために勝一を利用したのだろう。
だから雨の日以外は毎日欠かさず散歩する必要があった。
事件があった日声を掛けたのは、それを確実に印象づけるためだ。




勝一が刑事にアリバイを証言した後、美也子の態度は急に冷たくなった。
美也子は事件後も、以前と変わらずいつもの時刻に乳母車を引いて坂道を下ってくる。


ある日、勝一は乳母車の幌の色が青色の日に彼女の後をつけていった。
すると、栄一(塩屋智章)という若い男と赤ん坊を連れたままホテルへ入って行った。
栄一こそが勉の父親だった。



「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



勝一は彼女がホテルから家に戻ったところを待ち伏せてこれまでの推理を話した。


美也子と栄一はクラブ時代からの付き合いで、ふたりは東田の財産目当てに
今回の犯行を行った。
美也子は東田の目を盗んで栄一と会うための連絡方法を乳母車の幌の色をサインにした。
青ならOK、白ならダメ、それを毎朝アパートの部屋から栄一が双眼鏡で確認していた。


事件当日、美也子はいつも通りの時間に乳母車を引いて坂道を上り
勝一に声を掛けてアリバイを作った。
栄一は開いていた窓から書斎に侵入し東田を殺害すると
宝石や金を奪い物取りの犯行に見せかけた。



勝一は勉が高熱を出して病院へ行った翌日は、空の乳母車を引いていたことも
美也子に話した。



美也子は勝一が何もかもわかって隠し通せないと察した。
元ホステスで男の扱いには慣れている美也子は、それに動じることなく
カーテンを引き、服を脱ぎ捨てると勝一を肉体を使って篭絡しようとしてきた。


莫大な財産を手に入れるだろう美貌の未亡人の誘惑を勝一は断ることは出来なかった。
美也子は栄一は道具にすぎないと思っているようで、勝一に一緒に逃げようと誘ってきた。


「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る






彼女と一緒に逃げることを決意した勝一は、旅行から帰ってきた千江子がいる
アパートへ帰るなり急いで荷物をまとめ家を出ていくといい飛び出していった。




一旦は山田の誘いに乗った千江子だったが、結局は裏切られ勝一のもとへ戻ってきていた。
彼女は荷物を持って出ていった勝一のあとをつけていくと、誰かと待ち合わせしているようで
しきりに周囲を見回している。


そこへ美也子と栄一が乗った車がスピードを上げて勝一をひき殺そうと走ってきた。
千江子は勝一の危険に気が付きとっさに彼のところへ行き救い出す。
しかし、美也子たちは真相を知った勝一を始末しようと執拗に追い回してくる。


勝一と千江子は近くの電話ボックスに駆け込むと、急いで110番し志賀にこのことを伝えた。
電話を掛け終わると勝一たちは急いでボックスを飛び出し、
美也子たちの車が無人のボックスめがけて突っ込んできた。

「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る


勝一に逃げられたことで、美也子たちは勉を連れて逃げるために家へ戻った。


そこへ、警察の車がやってきて二人は逮捕される。



勝一と千江子は互いの過ちを許し合い、やり直すことになった。





「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る

あのジメジメとした陰気なアパートから引っ越すこととなり
ようやく二人に笑顔が戻った。









東田の殺害方法は、ドラマでは刺殺と原作と違っていましたね。
確かに原作のトリックはちょっと微妙だなと感じたので、わかりやすくて良かったと思います。



終盤にきて、美也子が肉体を使って勝一の口を塞ごうとしたり、
千江子が山田の誘いに乗りホテルで一夜を過ごしたりと
畳みかけるようなラブシーンが続きましたね。





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「火の坂道」 (1983年)  小林久三 『火の坂道』



            
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2017/ 07/ 27
                 
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「追いかけろ!カージャック!恐怖の人妻24時間」 (1977年) 

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 23
                 
見たことがないのですが気になる作品。
土曜ワイドの第4回目の放送でした。


●「追いかけろ!カージャック!恐怖の人妻24時間」  1977年7月23日
原案: 岡田裕
脚本: 佐治乾
音楽: コスモス・ファクトリー
監督: 小沢啓一
制作: 日活
出演: 倍賞美津子、原田芳雄、村野武範、
舟久保信之、阿藤海、飯田誠ほか


農協を襲いガードマンを殺して八千万円を奪った柏木(原田芳雄)ら
三人組は、静子(倍賞美津子)の運転する乗用車を乗っ取った。
静子は息子悟(飯田誠)を連れて、エリート商社員の夫
本田(村野武範)のもとへ行くところだった。

到着が遅れると夫が心配して警察に告げると訴える静子に
柏木は本田との連絡を命じた。

事情を知った本田は妻の車を単身で追跡する。




妻子を救うため車を追いかけてとめようとする
夫の追跡劇を描いたものでスリリングな展開が見どころなんでしょうか。

見たこともない上に情報もないので
これ以上の詳しい内容がわからないのですが。





                         
                                  
        

「三毛猫ホームズの怪談・赤猫は死を招く」 

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2017/ 07/ 22
                 
「三毛猫ホームズの怪談・赤猫は死を招く」 

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「迷探偵コンビは死なず!幽霊湖の花嫁」

category - ライフスタイル
2017/ 07/ 21
                 
「迷探偵コンビは死なず!幽霊湖の花嫁」下記記事に移設しました。

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「女相続人の華やかな斗い!」(1985年) カトリーヌ・アルレー 『二千万ドルと鰯一匹』

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 17
                 
悪女を書かせたら絶品なカトリーヌ・アルレーの
『二千万ドルと鰯一匹』のドラマ化。


すでに同作を土ワイで、1978年に「黒衣の天使・殺しは女の商売」という
タイトルで放送しているので、本作はリメイク版です。


「黒衣の天使」では看護婦を山本陽子、後妻を夏純子が演じた。
夏純子は悪女役にピッタリだが、最後は力負けしてしまうイメージがある。



こちらは夏木マリがやっていて、夏純子よりは手ごわそうな感じだ。



●「女相続人の華やかな斗い!看護婦が仕組んだ注射殺人・
”婚姻届は知っている…”」  1985年2月23日
(紙媒体では”斗い”を”闘い”と表記)
原作: カトリーヌ・アルレー 『二千万ドルと鰯一匹
脚本: 岡田正代
音楽: 田辺信一
監督: 富本壮吉
制作: C.A.L
出演: 松尾嘉代、夏木マリ、高岡健二、峰岸徹、岡田英次、神山繁ほか



女相続人の華やかな斗い



会社の社長高尾(岡田英次)はすい臓がんで死期が迫っていた。
ひとり息子の政之(高岡健二)をロスから呼び戻し後継者にすることにした。
高尾は先妻を亡くし、年の離れた加奈子(夏木マリ)という後妻がいたが
二人は折り合いが悪かった。

女相続人の華やかな斗い

道楽息子の政之が女遊びをした帰り、
車の事故に遭って両足を複雑骨折した上に糖尿病まで患っている。


加奈子は以前入院した病院で看護婦の村木夏江(松尾嘉代)が
自分の立場を利用して安楽死の手伝いをしていたことを知っていて
夏江に政之の付き添い看護婦を頼み一千万円の謝礼で殺人を依頼する。
そして、自分が本気であることを示すために高価な指輪を手渡した。


加奈子は夫の財産を独り占めしたかったために
政之に死んでほしかったのだ。



女相続人の華やかな斗い



はじめは断った夏江だがヒモの勇一(草薙良一)に
苦しめられ続けこれを請け負う。


女相続人の華やかな斗い

夏江は政之の療養先である高尾家の別荘へ行った。
この日から付き添い看護婦として、政之の命を狙う。

女相続人の華やかな斗い

夏江は、加奈子が銀座のバーの雇われマダムの前に
秋田の場末でストリッパーであったことも調べ上げ
報酬額を遺産30億の15%に釣り上げることに成功した。


女相続人の華やかな斗い

政之には加奈子が仕掛けていた、
下半身まひの可能性を匂わせながら
精神的な揺さぶりをかけていく。


女相続人の華やかな斗い

加奈子は高尾を見舞いに行き、献身的な妻を演じて見せる。
彼女は会社の副社長沢田(峰岸徹)と愛人関係にあった。
高尾が遺言書を書き換えるために弁護士の河上(神山繁)に
電話をしていたのを聞いて沢田にもそのことを知らせる。




女相続人の華やかな斗い

加奈子はなかなか政之を殺さない夏江に業を煮やし
催促をかける。
夏江は政之が下半身不随に脅えていて
うまくやれば自殺の可能性もあるとほのめかすが
急ぎたい加奈子はこれを却下する。


勇一が夏江の居場所をつきとめ別荘にやって来た。
対応した加奈子は夏江なんて知らないとしらを切るが
勇一はそばにいた夏江の姿を見つけてしまった。
加奈子は勇一が夏江を訪ねてきたことを知らせて
政之の処理をせかせるが、政之が興奮したところでも
インシュリンの量を調節して始末をしなかったことから
自分を裏切って政之と手を組むつもりじゃないかと詰め寄ってきた。



別荘には通いの家政婦林タカ(中村たつ)がいる。
タカは夏江と加奈子が親しげだったり
言い争いをしてたりと二人の間の不穏な空気を感じ取っていた。


女相続人の華やかな斗い

加奈子は睡眠薬を使っていた。
タカは睡眠薬の使用を心配しているフリをして
薬の中身を栄養剤か何かに変えちゃえばという。


そこへ高尾が危篤であるとの知らせを受けて
加奈子が病院へ向かうが容態は急変してあっけなく死んでしまう。


初七日を終えたところに、別荘へ河上がやってきて
遺言状の内容を公表する。

女相続人の華やかな斗い

内容は5年間遺産分割禁止だった。
さらに加奈子については5年間再婚しないことと
スキャンダルがあった場合も相続権を失い
政之については5年後役員会満場一致の承認を取り付ける
社長に不適格とみなされた場合は社長にもなれず
相続権も失うという条件があった。



副社長の沢田も政之が社長に就任したら
会長になるが公私ともに失点が一切ない場合に限るというものだった。




加奈子、政之どちらかが死んだ場合は残った方が全額引継ぎ
どちらも相続できない場合は高尾化学に全て行く。

高尾は生前から、加奈子、政之ともに信用していなかった。
そして、加奈子と沢田の関係についても気づいていた。


女相続人の華やかな斗い

政之を早く始末したい加奈子はボートで夏江を連れ出した。
夏江はこれまでインシュリンの量を減らすことを言っていたが
逆に大量に打つことでも生命の危険があることを教える。
明日東京の病院で1週間分のインシュリンを受け取るので
2,3日中に必ずと約束した。



夏江がインシュリンをもらって帰ってくると
タカから加奈子と夏江の動きを聞いていた政之は
夏江に報酬額をアップするから自分と組めと言った。



女相続人の華やかな斗い 松尾嘉代

夏江はそれを予測しており、報酬額を上げるのではなく
自分と結婚してくれと政之に迫った。


予想もしなかったいきなりの要求に政之も抵抗をみせるが
体の不自由さと夏江のしたたかな誘惑に負けてしまう。

女相続人の華やかな斗い 松尾嘉代


もう半身がマヒしっぱなしだと思っていた政之に
乗りかかるように激しくキスをして
下半身までも刺激しようとしていく夏江。
加奈子の睡眠薬を毒薬にすりかえてやるといい
ついいに婚姻届けに政之のサインをもらうことに成功した。


夏江は政之にさっそく薬を手に入れに行くといい
別荘を出ようとするが帰ってきた加奈子にバッタリ会う。
加奈子は夏江が時間稼ぎをしていることを理由に
夏江をこの計画から降ろそうとするが
逆に政之と婚約したことを聞かされた。

加奈子はとっさに東京へ行く夏江に
自宅へ忘れ物を取りに行くように命令した。
そして、タカに暇を取らせた。


別荘に邪魔者はいなくなり政之と二人っきりになった加奈子は
注射器に大量のインシュリンを注入して準備をする。

女相続人の華やかな斗い 夏木マリ

そして、睡眠薬をアルコールに混ぜて政之に飲ませる。
睡魔に襲われた政之は抵抗もできないまま
加奈子からインシュリン入りの注射を何本も打たれる。


東京から帰ってきた夏江は政之が昏睡状態にあることを確認した。
このままなら明日には死ぬだろう。
全ては夏江の計画通りだった。



夏江は加奈子に全てを話してやった
加奈子はこれまでのことをみんなばらしてやると言うが
夏江は証拠がないと動じない。



夏江は東京に到着するとその足で世田谷区役所に
婚姻届けを提出し、結婚式の準備をするため
ウェディングドレスを選んだり式場へ行って
確実なアリバイを作り、加奈子の自宅へは行かなかった。


女相続人の華やかな斗い 


夏江の方が一枚上手だった。
自分の手を汚さずに政之を死なせることに成功した。



女相続人の華やかな斗い 松尾嘉代

敗北した加奈子が酔って寝てしまうと
使っていた睡眠薬を大量に飲ませて
政之との無理心中に見せかけて殺してしまった。




二人の死はタカが加奈子と政之の不仲で
夏江はこのことを知らなかったという
証言をしたこともあり心中事件として終わった。


タカは夏江に有益な証言をしたことで
そのまま別荘に残ることになった。

女相続人の華やかな斗い 松尾嘉代

全てを知っていそうなタカを残さざるを得なくなったことは
夏江の計算外だったが、タカをこのまま置いておけば
夏江にとって不利益な事も起こさないだろう。


夏江は高尾の財産を手にして悠々自適に暮らしていた。

女相続人の華やかな斗い 松尾嘉代

しかし、そこへ勇一がやってきた。









アルレーの原作に松尾嘉代と夏木マリで
期待が持てる分、盛り過ぎな感じを心配したが
それは無用で面白かった。





土ワイのリメイクも年代によっては
前作の良さが吹っ飛ばされるくらい別物で
ガッカリということも少なくはないのだが
こちらはリメイクでも充分に楽しめる内容です。



テレビ画面からはみ出そうな二人の演技は
脂ぎっていて胃もたれしそうな感じだが
それを含めて堪能できる作品に仕上がってます。



田辺信一のオシャレなんだけどイヤれしくて、
妖しさが感じられる音楽もマッチしている。




悪女を演じた松尾嘉代と夏木マリのこぼれ話も聞きたいところ。
ふたりともこの役にノッてる雰囲気がすっごく伝わってきたし
収録中のエピソードが気になります。


松尾嘉代もヒモに金も体も吸い付くされている看護婦時代に
抵抗しながらも犯されるシーンでお得意のバスト披露。
峰岸徹も「北海道婚約旅行」で樋口可南子との激しい絡みがあったが
今回も夏木マリの胸を揉んでいて役得が多い。


特に松尾嘉代は体の自由がきかない高岡健二を
ねっとりと誘惑しながら、激しいキスと本領発揮しっぱなし。




これを見たらなおさら「黒衣の天使」ももっともっと見たくなった。
多分こちらは過激なシーンは抑え目だと予想してますが
山本陽子と夏純子ですからね、期待感が高まります。




個人的には抑え目な山本陽子&夏純子の方が
気に入りそうな感じがしています。




                         
                                  
        

「新幹線殺人事件」(1977年) 土曜ワイド劇場3作目

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 16
                 
土ワイは第1作目「時間よとまれ」、2作目「野菊の墓」を放送し終わり
3回目に放送したのが森村誠一原作の「新幹線殺人事件」です。






●「新幹線殺人事件」  1977年7月16日
原作: 森村誠一  『新幹線殺人事件
脚本: 猪又憲吾
音楽: 鏑木創
監督: 舛田利雄
制作: 東映
出演: 天知茂、大空真弓、本郷功次郎、早川保、
桑山正一、八並映子、佐々木孝丸ほか



新幹線殺人事件


東京へ向かう新幹線の中で男が殺されていた。
被害者は芸能プロダクションの事務局長(小笠原博)だった。
担当の警部(本郷功次郎)らの捜査で
有力な容疑者として競争相手のプロダクションの
やり手専務(天知茂)が浮かぶが
彼にはアリバイがあった。

被害者が乗っていた「ひかり」の後を発車した
「こだま」に乗っていたのだ。

容疑者の背後にはプロダクションの女社長(大空真弓)の存在があった。








万博プロデューサーの椅子を巡って二人の女が激しい火花を燃やしていた。

美村紀久子率いるキクプロと、緑川明美率いる新星プロダクションは
芸能界における関西の二大巨頭だった。
二人はともにその椅子を策を講じて何としても奪わなければいけない
切迫した気持ちで手中におさめようとしている。


キクプロには冬本信一というやり手の片腕がいる。
冬本は独身で捨て子だったことから過去を語らない男だったが、
紀久子へ秘めた愛を抱いていた。
彼のおかげで新星プロを一歩出し抜く形で優位に立っていたが
ジャズ評論家の笹江浩一の安定工作を怠ったことで
新星プロに寝返ってしまい立場が逆転してしまう。


新星プロには冬本と同じような立場の山口友彦がいた。
山口は万博戦争で有利な立場に逆転させただけではなく
冬本の失態を許さなかった紀久子が近づいて
肉体関係さえも結んでしまった。

冬本は万博企画をめちゃくちゃにされた上に
長年愛してきた紀久子も奪われてしまい
山口に激しい殺意を抱いていた。


山口が仕事で東京へ向かう日、ひかり66号の中で
何者かに刺殺されてしまう。

有力な容疑者冬本はひかり66号から約10分遅れて発車した
こだま166号に乗車していて鉄壁なアリバイがあった。
冬本は関西と関東エリアで二回にわたって
東洋テレビの山村プロデューサーに新幹線の中から電話をかけていて
その記録が残っていたのだ。

状況はクロなのに、確固たるアリバイが崩せないもどかしさ。
警察は必死で冬本のアリバイ崩そうとする。


冬本が警察にマークされたことで、彼が邪魔になった紀久子は
二番手の風見東吾を使って冬本を失脚させようとする。
妻子もちの風見に美貌の紀久子は体も遣って誘惑し
冬本の落ち度を作らせることを依頼する。

風見は四つ葉みどりという売れるためには何でもやる女を抱き込んだ。
冬本が最近泊っているホテルの部屋の鍵をみどりに渡し
睡眠薬を飲まされたようにぐっすり眠る冬本の服を脱がして
自分も全裸になると行為におよんだ。

その時突然週刊誌のカメラマンが部屋に侵入してきて現場の写真を撮らせた。
写真を撮られることまでは知らなかったみどりに泣きつかれると
冬本に強姦させられたと証言させた。
週刊誌はキクプロが100%出資した子会社だった。

こうして、冬本は制作部長の椅子からおろされた。


一方、警察も新幹線の電話のトリックを見破り
最初の電話の替え玉を探し出した。

それはキクプロの星村俊弥だった。
だが、冬本がキクプロでの力を無くしたことで
星村も警察でそのことを素直に認めた。


そんな中、新星プロダクション所属の赤羽三郎が紀尾井町の
自宅マンションで絞殺死体となって発見された。
赤羽は存在自体はさほどでもないのにかかわらず
社長の緑川明美と肉体関係があるようだった。
明美は関係を認め赤羽を愛しているから交際したと話し
犯行時刻のアリバイもあった。


明美はその日、ある男と会っていた、それが星村だった。
さして魅力があるともいえない星村を
ライバルキクプロから引き抜こうとアプローチしていたところだったという。
不自然なものを感じたが、星村は確かにその日は
明美とともに新宿の飲み屋を何件か梯子したあとに
明美が住む高円寺のマンションへ行きずっと一緒に過ごした。
そこには明美と同居している若江ルミもいた。


星村の証言が嘘ではないとすると、明美のアリバイは確実なものになるが
明美は赤羽を愛しているのではなく、ゆすられていた形跡があるのだ。


山口殺害容疑で警察はクロと断定した冬本を引っ張った。
だが、冬本は山口への殺意を認めて
刑事たちが推察した通りのアリバイトリックを使ったことまで自白したが
殺人だけは頑として認めなかった。

冬本が殺そうと山口の席へ向かったときには、もう彼は殺されていたというのだ。
山口の席の隣と、通路を挟んだ同じ列の二つの席も
予約が入っていたが乗客は現れなかった。
冬本は山口がひかり66号に乗ることは知っていたが
どこに席をとったかまでは知らないという。
どうやらそれは嘘ではないようだ。


となると山口殺しは冬本の供述通り他の者の仕業なのか。
そして、赤羽殺しの動機と犯人は?


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カリスマ的魅力を持つ二人のプロダクション社長と
売れるなら手段を択ばないタレントたち。
華やかに見える芸能界の裏側をグサリとえぐり
そこにアリバイトリックも絡めていく。


また芸能界で起こる、ホモ、レズ関係
そして冬本の哀しい末路。
最後の冬本のところはとても良かった。
それまでが己の野望のためにはどんな手を使っても
のし上がっていく人間たちばかりだったので
冬本がみせた本当の姿に救いを感じた。




トリックだけではなく、人間、組織というところも
描き出そうとしているところが森村誠一らしいと思いました。

この時代から見えてくる、他人への無関心さ
煩わしい事には巻き込まれたくない心理描写など
丁寧に記されています。


「新幹線殺人事件」は森村誠一の書き下ろしの長編推理小説。
ダイヤは昭和44年のものが使われていて、翌年1970に小説は発表された。


当初は鉄壁のアリバイ崩しに、芸能界の裏舞台を絡ませたのかとおもいきや
アリバイ崩しを軸としながらも、芸能界に棲む人間たちの実情が
思ったよりも細かく描かれていた。


ドラマ自体も1977年放送と古いのだが、その当時でさえドラマ紹介の資料で
原作の古さについて言及されている。


当然これだけの内容をそれぞれのパーツを詳細に描くのは
時間の関係上無理なので、ドラマではかなり話を整理して
推理劇に徹して作られたようだ。
それゆえテンポがあるが、弱さも目立つ内容らしい。
プロダクションの女社長の孤独で壮絶な闘いというものは
希薄になっているようだ。


推理劇に徹しているということで、犯人を追う刑事役の
本郷功次郎が効いていて、刑事ものとしての迫力は出ているらしい。


3回目の放送ということで貴重な作品だが
5年位前(?)に少しだけ映像を見ることが出来た。

本当にさわりの部分だけだったんですが、それでも見れて良かった。
どこまで原作通りなのかわかりませんが
天知茂が冬本役なのできちんと見てみたいです。



                         
                                  
        

「整形復顔の花嫁」(1984年) 整形復顔シリーズ

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 15
                 
土曜ワイド劇場で80年代に放送されていた「整形復顔シリーズ」



この前にも「復顔・整形美女の復讐」(1979年)や
「整形復顔の女・私の過去をあばかないで」(1983年)があるのですが
「整形復顔シリーズ」がDVD化されたときのリストからは外れているんですよね。


外れた2本は、大映テレビ制作なので会社が違う関係から、
収録されていないんだと思いますが。




「復顔・整形美女の復讐」は前に少し書きましたが、
草野唯雄原作のドラマ化でうちにも原作があるので秋以降書く予定です。
「整形復顔の女・私の過去をあばかないで」は原案ありの作品となっています。
どちらもドラマは見たことがあるんですが、もう一度見てみたいなと思っています。




●「整形復顔の花嫁・すりかわった女が偽装結婚!」  1984年11月24日
脚本: 池田雄一
音楽: 鏑木基盟
監督: 高橋繁男
制作: 国際放映
出演: 叶和貴子、増田恵子、並木史郎、三ツ木清隆、
金沢碧、鈴木瑞穂、仲谷昇、高田敏江ほか


整形復顔の花嫁



コックの英二(三ツ木清隆)はロスからある情報をもらっていた。
ロサンゼルスで成功した日系二世の実業家花井(鈴木瑞穂)の
数億円の財産を奪おうというものだ。
花井には二十数年前に秘書に生ませた娘のはるみ(叶和貴子)がいる。


花井は随分荒いやり方でここまでのし上がってきた男だ。
昔付き合っていた、みやこ(高田敏江)が妊娠し
降ろすように言っていたが、みやこは生みたいと決心
日本に帰ってくると女の子を出産していた。
それがはるみだった。


みやこは現在は体が不自由で、身動きが出来ず
喋ることも出来ない状態になっていた。
はるみは音楽大学を卒業後銀座のパブでピアノの弾き語りをしている。
花井は天涯孤独で年をとったこともあり
4億円の新居と、専属の看護婦をつけたうえに
はるみを認知して生前分与をしようとしていた。
だが、母娘はそれを固辞していた。


英二は娘のはるみを別の女性とすり替えて
花井の財産を手にしようとしていたのだ。
その女に白羽の矢を立てていたのが
同じレストランで働くウェイトレスの順子(増田恵子)だった。


順子は条件通り、血液型もA型で、身長も162cm、年齢も23歳、
そして何より不幸な身の上の女だった。

整形復顔の花嫁

ある日、店に順子の田舎から妹のやすこがやって来た。
母の体調が思わしくなく、手術費用が100万かかることを話すが
これまでの母の仕打ちから払うつもりがないという。
しかし、順子は銀行でコツコツためてきた預金を引き出し
やすこに渡そうとしたところを、バイクに乗ってきた男に
金をひったくられてしまった。
その際に犯人の衣服についていたボタンが落ちて
やすこがそれを拾い上げていた。


整形復顔の花嫁

順子たちは早速警察に被害届を出しに行った。
陣野(並木史郎)が応対してくれて
署名と拇印をおして届を提出した。
悔しさから順子はスカートをギュッと握りしめ
陣野に指をほどかれた。

レストランの仕事をやめて、覗き部屋で働きだした順子の元を
陣野が訪れた。
心配した陣野は早くまっとうな仕事に戻るようにアドバイスした。
アパート前に帰ってきた順子を、車に乗ってきた英二が
店にやすこから電話があり母親が死亡したことを知らせて
信州まで車で送って行ってやると言った。

車に乗った順子に、はるみすり替えの話しを持ちかける。
一旦は拒否した順子だが、英二から好きだと言い寄られると
考えなおして引き受けることにした。


整形復顔の花嫁

英二は順子には、本物のはるみはヨーロッパに
1年間滞在する予定なので、その隙に親子の対面を果たして
財産を受け取るだけだと説明した。




花井の世話にはならないと言っていた母娘だったが
その後態度を軟化させてしまい、はるみも留学をとりやめた。
花井の帰国までにはるみにすり替わらないといけないために
急いで手術をすることにした。


新宿のクリニックの前に順子がいたところを
陣野に見つかり慌ててその場から逃げ出した。

整形復顔の花嫁

いなくなったことを確かめるとクリニックに入り
布施(小林勝彦)からはるみそっくりの顔に手術をしてもらう。

はるみはピアノが得意だったが、順子はピアノは弾いたことがない。
なりすますために努力しようとしたが、英二はまず声をまねろと言う。
そして、出かけたときにピアノをひいていたはるみを見かけた。
あまりのそっくりさに茫然としていると、英二にせかされてその場を去る。


その後、はるみは英二によって殺され、死体は埋められてしまった。


整形復顔の花嫁

いよいよ、花井が日本にやって来た。
顧問弁護士のディック・イシカワ(鹿内孝)と秘書の吉沢(金沢碧)を同行していた。
やすこは病院から、自宅での療養になり
専属の看護婦江坂(親王塚貴子)もつくことになった。
経過の管理にはパーソナルコンピューターも導入された。



整形復顔の花嫁

はるみにすり替わった順子は、英二をフィアンセだと紹介した。
英二は将来レストランのチェーン店を作るつもりだと言い
自慢の料理を花井達にふるまうことにした。

花井は順子のピアノが聞きたいというが
ピアノが弾けない順子は
ガラスで指を切りしばらくは弾かずに済むことになった。


しかし、秘書の吉沢がかつてみやこが花井に送った手紙を読み
そこに花井と同じ場所に同じアザがはるみにもあることがわかった。
吉沢に言われ、花井がそれを見せると、順子も見せざるを得なくなった。
そこには、花井と同じアザがちゃんとあった。
英二は顔だけではなく、アザも一緒に手術によってつくっていたことを
順子に打ち明けた。


みやこの寝室に花井がいた。
口のきけないみやことなんとかコミュニケーションを取ろうと
そばに置いてあったパソコンを持ち出して会話することにした。
みやこは花井に伝えたいことがあるらしい。
ゆっくりとみやこの言葉を文字にしていく。


整形復顔の花嫁

「ハルミハニ」まで打ち込んだ時に、ヒューズが飛んで電気が落ちた。
復旧した時には、みやこは死体になっていた。
足元に落ちていたピンのようなものを、吉沢はそっと隠した。


英二のもとに布施がやってきて、順子が花井の娘になりすましていることに
気が付いて五千万を強請ってきた。
英二は了承するふりをして、盗難車で布施をはねると
バイクに乗り換えて逃走した。


事故があったことを聞きつけて、陣野が現場にやって来た。
布施はまだわずかに息があって「花井の娘」という言葉を残して息を引き取った。


順子のもとへ陣野が布施の事故死の件で訪れた。
順子は陣野の顔を見て驚くが、知らぬ存ぜぬを貫いた。
犯人がバイクで逃走したということで
自分を襲ったひったくり犯が英二ではないかと疑った。


整形復顔の花嫁

順子はさっそくやすこに電話をかけて
あの時のボタンを友人の花井はるみあてに送ってくれと頼んだ。


やすこは連絡がとれなくなっていた順子を心配していて
ボタンを送るよりも花井はるみに手渡そうと
はるみの家を訪ねていった。
そこにはウエディングドレスを選ぶために車に乗り込む
はるみに顔を変えた順子と、花井がいた。
見送りに来ていた吉沢に、ここに来た目的を話すと
吉沢はやすこを屋敷の中に案内した。
英二の正体がばれることを恐れた吉沢と英二は
地下室でやすこを絞め殺してしまった。


整形復顔の花嫁

その後、造成地の泥の中から死後六か月の若い女の白骨死体が発見された。
法科学研究所に頭蓋骨を持ち込み、担当医(仲谷昇)に
復顔を依頼した。


整形復顔の花嫁

完成された復顔を見て、陣野は驚いた。
それは、花井はるみそっくりで、この間生きている姿を見たばかりだったからだ。


整形復顔の花嫁

陣野が順子を訪ねていくと、式場で準備をしているところで
ウエディングドレスに身を包んでいた。
復顔がはるみそっくりなことを話すと、順子はドレスをギュッと握りしめた。
それを見た陣野はその女が、順子であることを見破った。

すべてがわかってしまったと思った順子は式場から逃げ出した。

その後を警察と英二が追った。
順子は家に帰ると荷物をまとめて出ようとしたが
やってきた警察から身を隠すように逃げる。
地下室へ行くと、やすこの死体を見つけてしまった。
その後、タクシーを拾った順子のあとを英二が車で追った。


英二はロスで下働きをしているときから
花井の存在を知っていた。
しかし、花井は英二がロスにいたことを知らなかった。
調査を担当したディックは報告書にそのことを書いたと言うが
花井が受け取った報告書にはその記載がなかった。
何者かがそれをすり替えたのだ。


逃げた順子は花井に電話をかけて、
自分がはるみになりすましていたことを打ち明けた。
花井もそれを気づいていたが知らないふりをしていた。
花井は順子に戻ってきて欲しがったが、順子はそのまま受話器を置いた。

そして、再び手術をして元の顔に戻すことにした。
順子が医院へ入っていく姿を、近くのホテルの部屋から
英二と吉沢が確認していた。
英二と吉沢はグルになってこの計画を行っていて
じゃまになった順子を殺そうとする。


看護婦に変装した吉沢が、夜順子の病室に入り
ナイフで刺して殺そうとしたところ
明かりがついて、陣野や花井が現れた。

吉沢は父と花井が事業をやっていたが
心が弱く自殺をしてしまった父の恨みを晴らしたかった。
花井はその後、吉沢と肉体関係をもち
遺産も分けるとはなしていたがそうはならなかった。


吉沢が逮捕されると、表で待っていた英二も逮捕された。


整形復顔の花嫁

順子は元の姿に戻って、陣野と会っていた。
ふたりは空を飛ぶ飛行機を見上げている。
陣野は順子の帰りを待っているという。













「整形復顔の花嫁」はDVDに収録されていて、最近放送もされていますね。

出来上がった叶和貴子の生首が怖い。


鏑木基盟

音楽を担当している鏑木創が「整形復顔シリーズ」では
鏑木基盟という名前で紹介されています。



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◆ 「復顔・整形美女の復讐」

◆ 「整形復顔の女・私の過去をあばかないで」

◆ 「整形復顔の花嫁」

◆ 「整形花嫁の復讐」

◆ 「整形復顔未亡人」

◆ 「整形復顔女流デザイナー殺人事件」