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展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

2017年07月

        

「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る」 (1983年)

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 30
                 
「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る」の原作と
ドラマのラブシーン撮影時のエピソードは下記に移設しました。


「火の坂道」 (1983年)  小林久三 『火の坂道』




●「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る
妻と別れて、あの女と・・・・」  1983年7月30日
原作: 小林久三  『火の坂道』  火の鈴 (1980年) (角川文庫) 収録
脚本: 猪又憲吾
音楽: 福井崚
監督: 須川栄三
制作: 松竹
出演: 近藤正臣、岡江久美子、中村れい子、仲谷昇、
横山道代、塩屋智章、菅野忠彦、浜田寅彦ほか





真下勝一(近藤正臣)は、弁護士を目指していたが
司法試験に落ち続けて今では二流不動産会社に勤めていた。



これまでまだ早いと、妻の千江子(岡江久美子)を何度も堕胎させ
もう子供を産むことは出来ない体になってしまい
弁護士の勉強もあきらめた勝一に千江子も失望していて口論が絶えず
坂下の陰気なジメジメとしたアパートでの夫婦生活は破綻していた。





そんな勝一は毎朝の通勤時に密かな楽しみがあった。
それは坂下のボロアパートを出て急な勾配の坂道を
駅へ向かって上って行く途中ですれ違う
美也子(中村れい子)を眺めることだった。



「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



彼女は雨の日以外、いつも乳母車を押して坂道を下ってくる。
勝一の憧れの高台に住んでいるであろうこの若くて美しい女の存在が気になっていた。





そんなある日、美也子が初めて勝一に会釈をした。



美也子のことを知りたくなった勝一は高台へ行き美也子の住まいを突き止め
彼女の夫が著名な弁護士の東田総平(仲谷昇)だと知った。





看護婦として働いている千江子の方にも、ロマンスがあった。
勤務先の医師・山田基晴(菅野忠彦)は妻と別居中で離婚を考えている。
山田はロサンゼルスの友人から内科医として招かれているといい
千江子にプロポーズした上で、旅行に誘ってきた。
しみったれた勝一との結婚生活に疲れ果て
エリート医師からの誘いに千江子の心は揺れ動く。




会釈をされてウキウキしている勝一は、雨が降った翌日の朝に坂道ですれ違う時、
美也子から初めて声を掛けられた。
その様子を駅まで買い物に行った帰りの千江子に見られてしまう。




美也子が散歩から帰えると書斎で東田が何者かに刺殺され
やってきた家政婦が通報し警察が来ていた。



宝石類と三十万円が盗まれており、犯行時刻頃家から飛び出す若い男が目撃されたことから
警察は犯人が美也子が出かけたあと開いていた窓から侵入したものとみていた。




事件後、勝一がいつものように坂道へ上ると乳母車を引いた美也子の隣に
志賀刑事(浜田寅彦)たちがいた。



「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



美也子が赤ん坊を散歩させた後に東田が殺されたことから
勝一が彼女に九時五分前にこの坂道で会ったことを確かめに来たのだ。
毎朝決まった時刻にここを通るため、勝一は美也子のアリバイを証言した。



その後、勝一は東田の妹の寛子(横山道代)から喫茶店に呼び出され
美也子と勝一がグルになって偽の証言をしたと難癖をつけてきた。
美也子はもともと赤坂の三流バーのホステスで東田をたぶらかして後妻におさまり
財産目当てで東田を殺したのだという。




「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る


勝一がそれを否定し当日その時刻に確かに美也子に会ったというと
寛子は自分が財産を相続したらその中から分け前をやると勝一と取引しようとした。





勝一はすぐに美也子の家へ行くと、寛子から言われたことを話し
司法試験を受けようとしたときの知識を活かし
美也子に寛子に財産を渡す必要がないとアドバイスし、
寛子にもあきらめるよう仲裁に入ってやった。


そんな勝一に美也子は感謝の意を込めて料理を振舞った。



「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る


ひそかに恋していた美也子の料理を食べながら、
勝一はますます美也子に気持ちが傾いていった。








帰宅すると、千江子は勝一に旅行へ行きたいと話した。
美也子に気持ちが傾斜している勝一は、何の疑いもなく何日でも行ってきたらいいと
山田と一線を越えることに戸惑いを感じていた千江子を送り出した。


「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



自分に親身になって行動してくれる勝一に美也子も心なしか優しく
二人の距離は縮まったかに見えた。


「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



次に坂道で会ったときには、自然と会話もするようになった・・・。





一方、千江子は山田と伊豆のホテルで一夜を過ごした翌朝、
別居中の妻ミサエが山田を訪ねてきてやり直したいと言ってきているのを
千江子は見てしまった。




「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る


妻が旅行に行きひとりきりになった勝一は、美也子に会いたいと電話するが
彼女は都合が悪いと断ってきた。




そんな時、勝一は志賀から呼び出しを受け、美也子の息子の
勉が東田との間に出来た子供ではないことを知らされた。


「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る




志賀たちは美也子を疑っているようだが、あの朝は確かに美也子に会っており
彼女のアリバイは疑いようもない。
志賀は、美也子に共犯がいたなら東田殺しも不可能ではないと勝一に言う。



刑事たちと別れると勝一は美也子の行動に疑いを持ち出した。


雨の日以外、美也子は欠かさず勉を散歩させるために坂道を下っていたが
千江子が勤めている病院に夜、病気の勉を連れてやってきたという。
しかし、その翌日も美也子は乳母車を引いていた。




しかも、毎朝すれ違うだけの美也子が、事件の少し前に突然勝一に会釈をし、
事件当日の朝には勝一に声を掛けてきた。



それに、乳母車の幌の色は白だが、時折青に変わっていることがあった。
勝一は、散歩というのは名目で、美也子が誰かに幌の色を使って
サインを送っていたのではないかと考えた。


勝一が病院へ行き看護婦の平野(陳里佳)に確かめると
美也子が勉を引き取りに来たのは翌日の昼頃だといい
この日は美也子が空の乳母車を引いて散歩させていることがわかった。



「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



おそらく美也子はアリバイつくりのために勝一を利用したのだろう。
だから雨の日以外は毎日欠かさず散歩する必要があった。
事件があった日声を掛けたのは、それを確実に印象づけるためだ。




勝一が刑事にアリバイを証言した後、美也子の態度は急に冷たくなった。
美也子は事件後も、以前と変わらずいつもの時刻に乳母車を引いて坂道を下ってくる。


ある日、勝一は乳母車の幌の色が青色の日に彼女の後をつけていった。
すると、栄一(塩屋智章)という若い男と赤ん坊を連れたままホテルへ入って行った。
栄一こそが勉の父親だった。



「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る



勝一は彼女がホテルから家に戻ったところを待ち伏せてこれまでの推理を話した。


美也子と栄一はクラブ時代からの付き合いで、ふたりは東田の財産目当てに
今回の犯行を行った。
美也子は東田の目を盗んで栄一と会うための連絡方法を乳母車の幌の色をサインにした。
青ならOK、白ならダメ、それを毎朝アパートの部屋から栄一が双眼鏡で確認していた。


事件当日、美也子はいつも通りの時間に乳母車を引いて坂道を上り
勝一に声を掛けてアリバイを作った。
栄一は開いていた窓から書斎に侵入し東田を殺害すると
宝石や金を奪い物取りの犯行に見せかけた。



勝一は勉が高熱を出して病院へ行った翌日は、空の乳母車を引いていたことも
美也子に話した。



美也子は勝一が何もかもわかって隠し通せないと察した。
元ホステスで男の扱いには慣れている美也子は、それに動じることなく
カーテンを引き、服を脱ぎ捨てると勝一を肉体を使って篭絡しようとしてきた。


莫大な財産を手に入れるだろう美貌の未亡人の誘惑を勝一は断ることは出来なかった。
美也子は栄一は道具にすぎないと思っているようで、勝一に一緒に逃げようと誘ってきた。


「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る






彼女と一緒に逃げることを決意した勝一は、旅行から帰ってきた千江子がいる
アパートへ帰るなり急いで荷物をまとめ家を出ていくといい飛び出していった。




一旦は山田の誘いに乗った千江子だったが、結局は裏切られ勝一のもとへ戻ってきていた。
彼女は荷物を持って出ていった勝一のあとをつけていくと、誰かと待ち合わせしているようで
しきりに周囲を見回している。


そこへ美也子と栄一が乗った車がスピードを上げて勝一をひき殺そうと走ってきた。
千江子は勝一の危険に気が付きとっさに彼のところへ行き救い出す。
しかし、美也子たちは真相を知った勝一を始末しようと執拗に追い回してくる。


勝一と千江子は近くの電話ボックスに駆け込むと、急いで110番し志賀にこのことを伝えた。
電話を掛け終わると勝一たちは急いでボックスを飛び出し、
美也子たちの車が無人のボックスめがけて突っ込んできた。

「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る


勝一に逃げられたことで、美也子たちは勉を連れて逃げるために家へ戻った。


そこへ、警察の車がやってきて二人は逮捕される。



勝一と千江子は互いの過ちを許し合い、やり直すことになった。





「火の坂道・乳母車はいつも5分前に通る

あのジメジメとした陰気なアパートから引っ越すこととなり
ようやく二人に笑顔が戻った。









東田の殺害方法は、ドラマでは刺殺と原作と違っていましたね。
確かに原作のトリックはちょっと微妙だなと感じたので、わかりやすくて良かったと思います。



終盤にきて、美也子が肉体を使って勝一の口を塞ごうとしたり、
千江子が山田の誘いに乗りホテルで一夜を過ごしたりと
畳みかけるようなラブシーンが続きましたね。





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「火の坂道」 (1983年)  小林久三 『火の坂道』



            
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「温かい死体・新婚夫婦が仕組んだ完全犯罪」 (1984年)  佐野洋 『温かい死体』

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 28
                 
和菓子の老舗の財産争いをめぐり怪事件が起こる。


●「温かい死体・新婚夫婦が仕組んだ完全犯罪
生きている夫が火葬された!」  1984年7月28日 
原作: 佐野洋  『温かい死体』  大密室 (徳間文庫 111-2) 収録
脚本: 長野洋
音楽: 桜庭伸幸
監督: 斎藤武市
制作: ホリ企画制作
出演: 紺野美沙子、田村亮、荻島真一、金沢碧、
金田竜之介、高橋昌也、天本英世、川辺久造ほか



温かい死体



老舗の和菓子屋「城野」の主人(金田竜之介)が石段から落ちて死亡した。


警察は事故と見たが、ひとり娘の康子(紺野美沙子)の夫・幹夫(田村亮)は
死因に疑惑をいだき他殺とにらんだ。


幹夫は真犯人を暴くために康子と相談の上である計画を練った。
自分が死んだら犯人が動くと考えた幹夫は、死体を偽装するために蝋人形を作り、
ニセの死亡診断書を医師の吉住(荻島真一)に書かせて蝋人形を火葬した。


だが、あるはずのない人骨が灰の中から出て来て意外な方向へと進んでいく。






                         
                                  
        

「瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪われた女系家族」 (1986年) 辻真先 『鳴門に血渦巻く』

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 26
                 
トラベルライターとその婚約者が探偵となる”婚約旅行シリーズ”の第2弾。




今回は小野寺昭と石川ひとみのコンビとなっています。




●「瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪われた女系家族」  1986年7月26日
原作: 辻真先   鳴門に血渦巻く (トクマノベルズ)
脚本: 長野洋
音楽: 樋口康雄
監督: 山本迪夫
制作: C.A.L
出演: 小野寺昭、石川ひとみ、萩尾みどり、
伊藤孝雄、北詰友樹、荒木道子ほか




トラベルライター瓜生慎(小野寺昭)は財閥の令嬢・三ツ江真由子(石川ひとみ)と同棲中。
しがないライターの瓜生との結婚を真由子の父に反対されているためなかなか結婚に踏み切れない。


そんな中、瓜生は雑誌の編集長佐貫(山田吾一)から、
真由子と一緒に淡路島へ取材へ行くように依頼を受けた。
現地では最近淡路人形に興味を持っている真由子の希望で、
ふたりは淡路人形の芝居見物をする。



瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



その帰り道、瓜生は道明寺雛子(玉岡加奈子)を車ではねそうになってしまう。
その騒ぎに、さっきの芝居小屋で黒子をしていたツトム(北詰友樹)が駆けつけた。
雛子は自殺願望があり自ら車に飛び込んできて幸い怪我もなく済んだ。



瓜生たちは雛子を送り届けると、彼女の祖母の桃代(荒木道子)から、
雛子は人形に犯されて妊娠したために自殺しようとしたのだと聞かされあっけにとられる。





桃代の亡夫は人形の収集家で、道明寺の屋敷内には人形部屋があった。
瓜生と真由子をそこへ案内した桃代は、雛子を犯した人形は桃代の夫と息子も殺したため
罰として縛りあげていると一体の人形について説明を始めた。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



三十六年前、人形使いの夫を亡くした未亡人から札びらで頬を叩くような形で
桃代の夫はその人形を手に入れた。
それを家に持ち帰る途中、浅い川に転落して死亡した。
桃代は妻から離れたくないという夫の魂が乗り移った
人形の呪いだと占い師から言われ、人形が夫を殺したと思い込んでいる。
未亡人もそれからまもなくして海に身を投げて死んだ。


そして十か月前、今度は桃代の息子・治平が心臓発作で死に、
いつのまにか縄を解かれた人形が死体の上へ乗っていた。
治平はもともと心臓が悪かったが誰が人形の縄を解いたのか?
桃代は治平も人形に呪われて死亡したとみている。



道明寺邸には桃代、雛子の他に、治平の後妻で看護婦上がりの
カホ(萩尾みどり)がいる。
雛子は先妻の子で、カホとは血が繋がっていない。
桃代は家風の違いを理由に結婚に反対していて、カホは屋敷内で辛い立場にある。




そこへ村会議員の足立と村長の息子のヨダ タケオが乗り込んできて騒ぎとなった。
高速道路のインターチェンジが作られる計画があがっており
土地売買で反対している桃代を説得しに来たのだった。
足立は三十六年前のことで何やら桃代を脅している様子だった。



人形が娘を犯したというバカバカしい話を聞かされた瓜生と真由子が、
雛子にそれを確かめると彼女は人形部屋を掃除しているときに
例の人形が動き出し意識を失い、気づいた時にはスカートと下着がおろされていたという。
雛子は他に妊娠するような心当たりがなく、人形に手籠めにされたと桃代と同じことを証言した。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族




瓜生は真由子と二人きりになると、雛子は誰かに命令されて嘘を言わされていると推理した。
それが男だと瓜生が考えていたところ、屋敷にタケオが忍び込もうとしているところに、
ツトムがやってきて気配を感じたタケオは逃げていった。
瓜生は雛子に芝居を打たせた男は、タケオとツトムの可能性もあるとみた。



瓜生たちはその日、道明寺家に泊まることになった。
人形が動き出すという噂が本当であるかどうか、瓜生は人形部屋に居て確かめることにした。
すると背後で気配を感じた瓜生はこちらの歩いてくる人形の影を見て振り返ろうとしたところ、
後ろから頭を殴られて気絶した。



人形部屋に様子を見に来た真由子は倒れている瓜生を発見し助けを求めたところ、
廊下には縄を解かれた人形が立っていた。


瓜生が道明寺家の主治医・佐多(伊藤孝雄)に手当てをしてもらっていると、
手伝いが足立が川に落ちて亡くなったと知らせてきた。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



瓜生と真由子が佐多と一緒に現場へ行くと、そこは桃代の夫が亡くなった川で、
例の人形がそばに倒れていた。
人形の呪いが感じられる中で、インターチェンジ計画の賛成派と反対派という
現実の問題もあり真由子もどう考えていいかわからなくなってきた。


兵庫県大凪署・課長(岡部征純)は足立がすし屋によりアルコールを摂取してたことから
事故の可能性をおしたが、若手の刑事(宮崎達也)はなぜ人形がいたのかと疑問を投げかける。
村の連中は三十六年前に起きた人形が人を殺した事件の再来と噂している。



一方、瓜生はあの日人形が動く影を見ただけで、実際に動く人形を見ていない。
真由子は廊下にいた人形を見たために人形が動いたと錯覚した。
瓜生は桃代が人形が動くという事を第三者に証言させるために二人を利用したのだと考えた。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



そこで道明寺家の使用人(三谷昇)を捕まえて桃代が隠していることを聞き出した。
桃代の夫は人形を持っていた女と不倫関係にあった。
三角関係に陥った女が桃代の夫を殺したとしても
気位の高い桃代はそれを公にしたくなく人形が殺したことにしたのだろうという事だった。




瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



だが、瓜生は桃代が浮気をした夫を殺し人形が殺したと言いふらしたのではないかと見た。
それを足立が知っていたため桃代は、同じように足立を殺し口を封じた。
ふたりが道明寺家へ戻ると、今度は人形部屋で桃代が蜂に刺されて死んでいた。
治平の時と同じく、桃代の遺体の上には人形が乗っていた・・・。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



桃代は家族のものなら誰でも知っているほどの蜂アレルギーで
瓜生は偶然桃代が蜂に刺されたものとは考えられなかった。
その後、雛子とタケオの行方がわからなくなり
真由子は雛子の相手がタケオではないかと思った。



だが、そのタケオの死体が車ごと海から引き揚げられた。
中には雛子の靴があり無理心中を図ったものと見られた。
これで雛子を妊娠させた相手がタケオであることは間違いなくなってきた。



しかし、真由子は行方がわからなくなっていた雛子の部屋を探ったときに、
生理用品が最近使われている形跡があったことを発見した。
だから雛子が本当は妊娠していなかったのではないかと瓜生に話す。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族




瓜生は淡路に戻ってもう一度事件を洗いなおすと言い、
真由子に淡人形を見てくるようにいいホテルで落ち合うことにした。



真由子はひとりでチェックインを済ませたとき、佐多が偶然やって来て、
二人で連れ立って淡人形を見に行くことになった。
人形見物を済ませた後、二人はケーブルカーに乗った。
真由子は雛子が本当は妊娠なんかしてないんではないかといい、
彼女を診察した佐多にそのことを問いただした。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族


一方、瓜生はカホが誰かと電話で話し外出したことを知った。
使用人の話では何かもめている様子で「イヤ、イヤ」と言っていたという。
真由子がいるはずのホテルへ電話した瓜生は彼女が誰かと出かけたことを知る。


佐多医院へ行くと休診で、芝居小屋へ行くとツトムが故郷の祖谷へ帰っていることがわかった。
使用人が聞いたカホの電話の「イヤ」は祖谷ではないかと気づいた瓜生は祖谷へ行き、
ケーブルカー乗り場でウロウロしていると背後から佐多にナイフを突きつけられる。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



脅されるまま瓜生は一緒にケーブルカーに乗らされた。
佐多は道明寺家の復讐のために殺人を犯したことを話し始めた。
瓜生はスキをみて反撃をし、ケーブルカーを抜け出すと真由子が待っていた。


真由子は佐多から車のトランクに押し込められていたところを、
ツトムと雛子によって救出されていた。
雛子の身に危険が迫っていることを察知したツトムは、
彼女を故郷の祖谷へ匿っていたのだ。



桃代はカホに男がいることを知っており、二人が治平を殺したと思っていた。
その相手がカホに言い寄っていたヨダ タケオだと考えた桃代は、
雛子が人形に妊娠させられたという噂を流すことを思いついた。
噂が広がれば相手は誰かということになり、雛子にも色目を使っていた
タケオが疑わしいと思われる。
そうなればカホとタケオの間がまずくなり、いずれはボロを出すだろうというのだ。


こうして桃代の強引さに押し切られる形で、
雛子は人形に妊娠させられたという芝居をさせられた。





佐多は自分が犯人というが、それはカホを庇ってのものだった。
もともと看護婦だったカホは佐多と恋仲だった。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



だが、ただで自分の看護をしてくれるカホを欲しがった治平が、
口実を設けてカホを呼び出し彼女を犯してしまう。
結婚に反対していたとみられていた桃代だが、彼女も治平に協力して
親子がグルになってカホを道明寺家へ引き込んだのだ。


裏切られたと思った佐多だが、カホと再会し事情を知った佐多は、
彼女がまだ自分を愛してくれていることを知った。
ある日、二人が人形部屋で愛し合っているところへ治平が入ってきた。


怒り狂った治平は心臓発作を起こしその場で死んでしまう。
ただ何故治平がそんなところで発作を起こしたか詮索されることを恐れた二人は、
人形の縄をほどいて人形が治平を殺したように細工をした。



佐多は安達殺しが桃代の仕業だとわかり、カホが消される前に
人形部屋に桃代が入ったときに蜂を放って殺した。




そして、雛子がいずれはカホたちに容疑の目を向けると思ったカホは、
雛子を殺して道明寺家の財産を手に入れて二人の夢だった病院を建てようと考えた。



タケオはカホと佐多の関係を知っていた。
雛子とタケオを心中に見せかけて殺そうとしたが、
彼女の行方がわからなくなってしまう。
仕方なくタケオだけ殺して、車内に雛子の靴を残した。



雛子は自分が殺されそうになりながらも、
二人からこれまで起こった出来事を知らされて、
初めてカホをお母さんと呼んだ。







小野寺昭が教師役をつとめた森村誠一の「凶学の巣」で
生徒役をつとめた玉岡加奈子が出演。




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■ 「瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪われた女系家族」

■ 「三陸海岸婚約旅行殺人事件・みちのくローカル線に死神が宿る!」






                         
                                  
        

「三陸海岸婚約旅行殺人事件・みちのくローカル線に死神が宿る!」 (1987年)  辻真先 『三陸鉄道死神が宿る』

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 25
                 
トラベルライターとその婚約者が探偵となる”婚約旅行シリーズ”の第3弾。


今回から三ツ江真由子役が石川ひとみから川島なお美に変更になっています。



●「三陸海岸婚約旅行殺人事件・みちのくローカル線に死神が宿る!」  1987年7月25日
原作: 辻真先   三陸鉄道 死神が宿る (徳間文庫)
脚本: 長野洋
音楽: 樋口康雄
監督: 山本迪夫
制作: C.A.L
出演: 小野寺昭、川島なお美、三浦真弓、本田博太郎、
ケーシー高峰、新田純一、出光元ほか



トラベルライターの瓜生慎(小野寺昭)は、「月刊鉄路」編集長・佐貫(小沢象)の依頼で、
婚約者の三ツ江真由子(川島なお美)と三陸鉄道南北リアス線の取材に出かけた。
三陸鉄道に乗ったふたりは釜石に着くと、遠野へ寄ってから花巻温泉へ行った。



ホテルへ着いた二人が風呂へ入っていると、真由子が座敷童を見たと驚く。
旅館の女将・里子(三浦真弓)にそのことを話すが見間違いだといい取り合ってくれない。
翌朝、浄土ヶ浜に散歩に出た瓜生と真由子は漁師小屋で
背中をナイフで刺された男の死体を発見した。




三陸海岸婚約旅行殺人事件



すると小屋から走って逃げていく男の後姿を見た。
それは瓜生たちが三陸鉄道の車中で一緒になった
旅行社に勤める馬場(新田純一)だった。



瓜生は馬場を追いかけて走っている途中足を滑らせて頭を打ち気を失ってしまった。
意識を取り戻した瓜生は、死体の第一発見者は馬場で
彼は警察に知らせに行ったのだと説明された。



やって来た宮古警察署の大関警部(ケーシー高峰)と一緒に小屋に引き返した瓜生は、
死体が男から女に変わっているのにビックリした。
好奇心旺盛な真由子は大関に近づき、被害者が水商売風の女性で
どこかで殺されてから小屋に運ばれたらしいことを聞き出した。




東京へ帰った真由子は馬場と再会し、自宅へ招いた。
彼は雑誌エレガンスの企画で小学生時代の後輩で
現在は人気アイドル歌手・畑野田道子(岡谷章子)と
対談するために上京したのだという。



三陸海岸婚約旅行殺人事件


馬場は死体を見たとき驚いた拍子にシャッターを押してしまい、
最初に瓜生たちが見た背中にナイフが刺さった男の死体を撮影していた。
それを見た瓜生は写真の男が犯人で、どこかで被害者の女性を殺し、
小屋に運んできた。






ところがそこへ馬場がやって来たために自分がナイフで刺されたように細工をして、
彼が警察へ知らせに行っている間に女の死体を残して逃げたのだと推理した。
警察はまだ死体が男から女にすり替わっていたことを知らない。




真由子は馬場を道子が所属するブリリアンツプロダクションまで案内してやることにした。
取材が行われる部屋に案内された真由子と馬場が道子と三人きりになると、
道子はこのままだと自分は殺されると馬場に助けを求めてきた。



そこへマネージャーのケイコ(中原早苗)と同プロの人気歌手・日夏が入ってきた。
道子は日夏を恐れているようで、彼女が何に怯えているかわからないままだった。



エレガンスの担当者と瓜生や真由子と顔見知りのライター・中之坊(本田博太郎)も部屋へ入ってきた。
中之坊はカメラマンだったが、交通事故で右手の人差し指が曲がったままになってしまい、
シャッターが押せなくなりライターに転身していた。
最近は彼の記事の評判が良く、瓜生の記事は隅に追いやられていた。



道子が言った「誰かに殺される」ということを日夏たちがつっついてくると、
真由子は自分たちが発見者となった三陸事件のことだとごまかした。
馬場も調子に乗りバッグの中から例の写真を見せてしまった。



三陸海岸婚約旅行殺人事件



真由子は東京へ帰ってから瓜生が名探偵であることを大関に知らせていた。
実は死体が男から女へと入れ替わっていたことを知った大関は、
この奇怪な事件に頭を悩まし瓜生に事件のことを相談しにやって来た。


被害者は花巻温泉の芸者アヤノで、日夏と深い関係になりもめていたことを瓜生に話す。
事件があった日に日夏は死体発見現場の宮古に近い釜石でコンサートを開いていた。
コンサート終了後の日夏は打ち上げ後キャバレーへ行ったりでアリバイがハッキリしない。
瓜生は馬場が男の死体の写真を撮影していて今東京に居ることを大関に話したが、
彼は対談が終わりそうそうに東京を発っていた。


三陸海岸婚約旅行殺人事件



ところが、その馬場が夜行列車の中から転落死意識不明の重体となった。
瓜生と真由子が馬場が収容されている岩手県の病院へ行こうと上野駅へ行くと、
道子が行方不明になりその捜索を依頼された中之坊と鉢合わせた。



病院へ着いた瓜生は大関の話で彼のバッグが無くなっていることから、
アヤノを殺した犯人が写真のネガを盗むために殺害しようと突き落としたとみた。
あの写真の存在を知っているのは、他に日夏とケイコ、道子と中之坊だ。
そして瓜生は道子が誰かに殺されると怯えていたことと行方がわからなくなっていることを話した。


道子は明らかに日夏に対して怯えていた。
日夏は清純派で売り出しているものの、素行が悪くこれまでケイコが後始末をしてきた。
日本中に顔が割れている日夏が馬場を電車から突き落とすのが不可能でも、
日夏を庇ってきたケイコが代わりに突き落とした可能性もあると瓜生は推理する。



道子の実家は旅館をやっていた。
それは真由子が座敷童をみたというあの旅館だった。
瓜生と真由子は大関を連れて旅館へ行くと、道子を探しに来ていた中之坊がいた。



三陸海岸婚約旅行殺人事件


真由子は日夏から自分の女になれと脅されていて、
旅館の近くにある実家の離れに隠れていて無事が確認された。
大関が帰ると瓜生と真由子はその旅館に再び泊まることにした。



そこには女中頭のシゲ(朝比奈順子)がいて、詮索好きの真由子は、
彼女から里子が芸者上がりの後妻であることを聞き出した。
どうも察するにシゲは里子を敵視しているようだ。



瓜生はひとりで離れにいる道子のところへ行った。
彼女は馬場と一緒に電車に乗っていたが、疲れて寝ている間に
馬場が電車から転落してしまい怪しい人物は見ていない。
すると、道子の父(出光元)が座敷童がいると叫び騒ぎになる。

三陸海岸婚約旅行殺人事件


瓜生は里子から夫が座敷童を追い出したと思い込んでいて、
その後に前妻が死んだことから、しばしば座敷童が仕返しにくると
騒ぎを起こすようになっていたことを聞いた。





宿の帰った瓜生が真由子にこのことを話していると、
道子から部屋に泥棒が入って荒らされているという電話を受けた。
その時、道子の父が「座敷わらしだぁ!」と叫びショックで死亡した。
瓜生と真由子が行ってみると、庭から逃げていく座敷わらしを見た。



三陸海岸婚約旅行殺人事件



その後、思惟大橋から墜落したシゲの死体が発見された。
隣には座敷わらしと思われるわら人形が横たわっていた。
瓜生は現場に来た大関からアヤカの時も馬場の時も
日夏とケイコにはアリバイがあることを聞かされた。



部屋へ戻った瓜生は道子の部屋を荒らした犯人は、
馬場と同乗していた道子がネガを託されたと思い
それを探すために部屋を漁ったのだと考えた。


そして、荷物をかたずけている真由子が手にした、
馬場の忘れ物の地図を見て、瓜生がそれを開いてみると
そこに探していたネガが挟まっていた。



瓜生がネガを確認すると、あの時の男の死体の右手の人差し指は
折れ曲がっていて、中之坊であることが確認できた。
道子の身が危ないと思った二人が家へ行ってみると、
すでに中之坊が道子と里子をドライブに連れ出した後だった。


三陸海岸婚約旅行殺人事件



手伝いから3人が海へ向かったと聞いて急いで車を走らせる。
熊の鼻灯台についた中之坊は道子を殺そうとしていた。
瓜生たちは3人を見つけ、真由子が道子を中之坊らから引き離した。



里子が芸者であることを知った瓜生は置屋に尋ねていき、
当時中之坊と付き合っていたことを知った。
里子はその後、金銭的な事情から畑野田家に後妻に入った。
中之坊は同じ芸者のアヤノとも関係を持ったが
アヤノは中之坊に本気になってしまい結婚をせがんだ。


だが、家には畑野田と愛人関係にあるシゲがいて、
結婚後もふたりの関係は続いていた。
中之坊との仲がきれていなかった里子は離婚してくれというが
暴君の畑野田はそれを許さない。



里子は畑野田から逃げるため、中之坊は畑野田を殺し
莫大な財産を手にしようと今回の殺害を計画した。


中之坊も日夏について釜石に来ていたのだ。
アヤノを殺したのは結婚後も里子と中之坊の関係が続いたことを知り、
彼女との結婚を拒否すると何もかも話すと騒ぎ出したからだった。
死体の発見を贈らせようと漁師小屋へ運んだところ馬場が来たために
自分が死体を装ったが、馬場はその時中之坊の写真を撮ってしまった。


三陸海岸婚約旅行殺人事件

写真では手首までしか写ってなかったが、ネガにはちゃんと指まで写っ
ている。
中之坊はそれを奪うために夜行列車から馬場を突き落とし、
車内から彼のカバンを奪った。
しかし、中にはネガがなく同席していた道子に預けたと思い部屋を探したのだ。




そして、もともと心臓のわるい畑野田を親戚の子に座敷わらしをやらせて
脅し殺してしまった。
ところが、座敷童のトリックを里子たちが仕組んだことをシゲが探り当てた。



中之坊はシゲを橋から突き落とすと、彼女が座敷わらしの芝居を
やったように見せるために彼女の死体のそばに人形を置いたというものだった。





************ 関連記事 ************


■ 「瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪われた女系家族」

■ 「三陸海岸婚約旅行殺人事件・みちのくローカル線に死神が宿る!」






                         
                                  
        

「団地妻のさけび」 (1983年)  夏樹静子 『殺さないで』

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 23
                 
平凡な主婦が、ふとしたことから殺人事件に巻き込まれる恐怖を描く。


●「団地妻のさけび・結婚5年目の破局!
セールスマンに抱かれた私・・・・」  1983年7月23日
原作: 夏樹静子  『殺さないで』  影の鎖 収録
脚本: 岡本克己
音楽: 石川鷹彦
監督: 藤井克彦
制作: にっかつ撮影所
出演: 水沢アキ、大和田獏、中山仁、
金沢碧、小坂一也、石濱朗ほか








浅谷幸子(水沢アキ)はエリートサラリーマンの夫・省一(中山仁)と
団地に住む平凡な主婦。
結婚五年目になるが、省一はいつも仕事の事で頭がいっぱいで
結婚記念日も忘れて仕事関係の予定を優先する始末。



団地妻のさけび・結婚5年目の破局!



省一にはCMのプロデューサーをしている弟・陽二(大和田獏)がいる。
陽二は母の連れ子で、省一との間に血のつながりはない。
仕事人間の兄とは違い、くだけた陽二に幸子もつい心を許していた。



そんなある日、陽二が昼間に幸子の家へ来ているときに、
かつて幸子が勤めていた会社の同僚で、
体を許したことがある平沼謙三(小坂一也)が
偶然セールスマンとなって幸子の家を訪問してきた。



平沼は幸子と別れる際、「殺してやる」と口走っていて
二度と会いたくない相手だった。
その後、車にひかれそうになり幸子は身の危険を感じるようになった。




幸子は陽二に誘われて映画を見た帰り、
喫茶店へ行く途中に親しげに話す省一と上司である
部長の溝口勇平(石濱朗)の妻・香(金沢碧)の姿を見かけた。
その帰り道、地下鉄のホームから突き落とされそうになる。

団地妻のさけび・結婚5年目の破局!




彼女の周囲に起きる不可解な事件はこの後も続き、
無言電話もかかるようになってきた。
苦悩する幸子はたまらず省一の会社に電話をするが
省一は仕事で忙しく、頼れるのは親身になってくれる陽二だけだった。





ひとりで家にいるのが怖くなった幸子は陽二に電話をし
いつかふたりで行ったことがあるスナックで待ち合わせることにした。


陽二を待っていた幸子の隣に、平沼が座った。
たまらず幸子は店を飛び出すと、海岸の倉庫まで逃げた。
追ってきた平沼はナイフを取りだし幸子に向ける。



団地妻のさけび・結婚5年目の破局!



平沼ともみ合ううちに、幸子は気を失い
意識を取り戻すと体の上に平沼の死体がかぶさっていた。


平沢を刺したナイフの柄は、幸子が握っていていた。
慌てた幸子は逃げ出す時に、靴の片方が脱げたまま自宅に戻った。
すでに省一は帰っており、幸子は人を殺してしまったと言い、
ついに全てを告白した。


省一はそれなら正当防衛だから、警察へ行こうと幸子を説得する。
だが、翌日ニュースでは現場で発見された死体は平沼ではなく、
溝口のものだと報道された。



団地妻のさけび・結婚5年目の破局!


倉庫で意識を取り戻した幸子は自分におぶさっていた死体の顔を見なかった。
省一と一緒に警察へ行く幸子だが、省一が車を駐車場へ置きに行っている間に
逃げ出すと陽二の家へ行きこれまでのことを全て話した。







警察は溝口の腹部に刺さっていたナイフから幸子の指紋が出たこと、
現場に幸子の靴が落ちていたことから幸子を重要参考人としてマークする。
薫も溝口と幸子が親しげに話していたと証言したことから、
幸子の立場はますます不利となり、陽二を頼るしかなかった。
やがて平沼も死体となって発見される。



幸子と平沼の関係を知っていたのは省一と陽二だけだった。
でも陽二は警察にそのことは話していないという。
幸子は、省一と薫が不倫関係にあり邪魔になった溝口を殺し、
自分にその罪を着せようとしているのではないかと疑惑の目を向けはじめた。


団地妻のさけび・結婚5年目の破局!



幸子がホームから突き落とされかけたのは、ふたりが会っているところを目撃した日だった。
以前幸子が香と会ったときに、彼女が妊娠している様子だったのを思い出した。
おそらくお腹の子の父親は省一だろう。



陽二の部屋で幸子がひとりでいたときに電話が鳴った。
てっきり陽二だと思った幸子が電話を取ると、
相手は省一で明日の朝に荒川堤防へ来いという。



指定通り幸子は陽二の車で目的地へ向かった。


そこで待っていたのは薫で、幸子に薬瓶を渡し自殺をしろという。
幸子はふたりのもとへやって来た陽二に助けを求めるが、
陽二は幸子を裏切り薫の言う通り自殺をしろという。



団地妻のさけび・結婚5年目の破局!



薫の不倫相手は省一ではなく、陽二だった。
陽二の子供を妊娠した薫は溝口にそれがバレてしまった。


陽二は幸子が平沼と再会したことを利用して、
平沼を抱き込み倉庫で幸子にナイフで脅し失神させた。
そのすきに平沼は溝口の腹部を刺して殺すと、
倒れている幸子の上へ死体をかぶせてナイフの柄を握らせた。


そのあと溝口殺害に協力した平沼を陽二が殺した。
全ての罪は幸子にきせる予定だったのだ。


そこへ省一が警察と共にやって来た。
警察は陽二も尾行していたのだった。



団地妻のさけび・結婚5年目の破局!


母の連れ子である陽二は、兄に対して激しいコンプレックスがあり、
それが憎しみへと変わっていた。


陽二は逮捕されたが、自分が殺人犯になることで、
殺人犯の兄という汚名を着せた。








                         
                                  
        

「追いかけろ!カージャック!恐怖の人妻24時間」 (1977年) 

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 23
                 
見たことがないのですが気になる作品。
土曜ワイドの第4回目の放送でした。


●「追いかけろ!カージャック!恐怖の人妻24時間」  1977年7月23日
原案: 岡田裕
脚本: 佐治乾
音楽: コスモス・ファクトリー
監督: 小沢啓一
制作: 日活
出演: 倍賞美津子、原田芳雄、村野武範、
舟久保信之、阿藤海、飯田誠ほか


農協を襲いガードマンを殺して八千万円を奪った柏木(原田芳雄)ら
三人組は、静子(倍賞美津子)の運転する乗用車を乗っ取った。
静子は息子悟(飯田誠)を連れて、エリート商社員の夫
本田(村野武範)のもとへ行くところだった。

到着が遅れると夫が心配して警察に告げると訴える静子に
柏木は本田との連絡を命じた。

事情を知った本田は妻の車を単身で追跡する。




妻子を救うため車を追いかけてとめようとする
夫の追跡劇を描いたものでスリリングな展開が見どころなんでしょうか。

見たこともない上に情報もないので
これ以上の詳しい内容がわからないのですが。





                         
                                  
        

「動機なき連続殺人・女座長の妖しい化粧」 (1984年)

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 21
                 
娘の死により殺人鬼となった旅芸人の女座長の二重人格性を、
心理学者が暴く。


●「動機なき連続殺人・女座長の妖しい化粧」  1984年7月21日 
脚本: 長野洋
音楽: 藤山節雄
監督: 水川淳三
制作: 東通企画
出演: 小川真由美、篠田三郎、斎藤慶子、原田大二郎、牟田悌三、
高松しげお、浦部粂子、美里英二、佐々木知子、梅津栄ほか



動機なき連続殺人



女剣劇「橘座」の座長・立花静香(小川真由美)の娘が
暴行された上に殺された。
犯人は逮捕されたものの精神異常のために不起訴となった。


やがて都心のホテルや近郊のレジャーセンターで三人の男が殺された。



最後の事件で、静香に娘同様に育てられた夏子(斎藤慶子)は、
静香の犯行を目撃し、一連の事件の犯人は静香だと直感した。



                         
                                  
        

「松本清張の駆ける男」 (1980年)

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 19
                 
土曜ワイド劇場の一時間ドラマ。


●「松本清張の駆ける男」  1980年7月19日
原作: 松本清張 『駆ける男』  松本清張全集 56 東経139度線―短編5 収録
脚本: 池田雄一
音楽: 津島利章
監督: 水川淳三
制作: 松竹
出演: 浜木綿子、山城新伍、長谷直美、
田中明夫、松橋登、日高澄子ほか



山腹のホテルに若い後妻(浜木綿子)とともに宿泊した
土地成金の老人・村川(田中明夫)が食事のあとに
突然狂ったように駆けだして心臓マヒにより急死した。


庭の植え込みの陰には死んだ先妻そっくりの女がいたという。


たくみに仕組まれた殺人を暴く刑事(山城新伍)の活躍を描く。





松本清張全集 56 東経139度線―短編5




※※※ 松本清張作品記事一覧 ※※※


■ 「ガラスの城」

■ 「声・ダイヤルは死の囁き」

■ 「顔・死の断崖」

■ 「犯罪広告」

■ 「聞かなかった場所」

■ 「種族同盟・湖上の偽装殺人」

■ 「紐・恐怖の大回転遊覧車」

■ 「帝銀事件・大量殺人!獄中三十二年の死刑囚」

■ 「地の骨・犯罪大学・入試問題を拾った女」

■ 「駆ける男」

■ 「白い闇・十和田湖偽装心中」

■ 「小さな旅館」

■ 「死んだ馬・殺人設計図」

■ 「山峡の章・みちのく偽装心中」

■ 「地方紙を買う女・昇仙峡囮心中」

■ 「書道教授・消えた死体」

■ 「風の息・事故か!謀略か!もく星号三原山墜落の謎」

■ 「事故・国道20号線殺人トリック」

■ 「駅路・謎の伊勢路殺人旅行」

■ 「危険な斜面・白骨になった女」

■ 「殺人行おくのほそ道」

■ 「寒流・銀行を手玉にとった女」

■ 「溺れ谷・蜂は一度刺して死ぬ!」

■ 「連環・偽装心中をあばく女」

■ 「熱い空気・家政婦は見た!夫婦の秘密」

■ 「断線・新妻を棄て、愛人を殺し年上の女と心中した男」

■ 「葦の浮舟・奥飛騨―東尋坊密会の旅」

■ 「証言」

■ 「高台の家・美しい未亡人の妖しいサロン」

■ 「黒い樹海・京都密会の旅殺人事件」

■ 「黒い空」

■ 「数の風景」

■ 「一年半待て」

■ 「霧の旗・獄死した兄は真犯人じゃない! 女の肉体を賭けた復讐の旅立ち」

■ 「鉢植えを買う女」

■ 「状況曲線・巨大談合組織の黒い殺人!男と女が欲望の罠にはまる…」

■ 「黒い樹海・姉の金沢不倫旅行が連続殺人を呼ぶ!」




                         
                                  
        

「単身赴任淋しい妻たちの殺人」 (1987年)

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 18
                 
おかみさん役のイメージが強い池内淳子が
自分に降りかかった殺人事件の容疑を晴らすために
体を張って犯人を追う姿を描く。



●「単身赴任淋しい妻たちの殺人・失踪の夫は香港?博多?東京?」  
1987年7月18日
脚本: 石松愛弘
監督: 児玉進
出演: 池内淳子、松本伊代、山本学、岡本富士太、
島村佳江、滝田裕介、風祭ゆき、谷村昌彦ほか


単身赴任淋しい妻たちの殺人


博多の単身赴任寮で殺人事件が発生した。

被害者の妻から犯人扱いされた寮の賄い婦(池内淳子)は、
身の潔白を証明するために娘(松本伊代)の助けを借りて
犯人探しに乗り出した。



単身赴任淋しい妻たちの殺人


今回初めて体を張って犯人を追うという素人探偵役を演じた池内淳子。
最初こそ役に馴染めない様子があったが、
徐々に調子を出して犯人と格闘するシーンも演じた。


ウソっぽくならないよう、脚本の手直しを要求する場面も何度かあったとか。
格闘シーンでは”濡れ衣を晴らしたい!”という気持ちのまま行い、
迫真の演技を披露した。







                         
                                  
        

「女相続人の華やかな斗い!」(1985年) カトリーヌ・アルレー 『二千万ドルと鰯一匹』

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 17
                 
悪女を書かせたら絶品なカトリーヌ・アルレーの
『二千万ドルと鰯一匹』のドラマ化。


すでに同作を土ワイで、1978年に「黒衣の天使・殺しは女の商売」という
タイトルで放送しているので、本作はリメイク版です。


「黒衣の天使」では看護婦を山本陽子、後妻を夏純子が演じた。
夏純子は悪女役にピッタリだが、最後は力負けしてしまうイメージがある。



こちらは夏木マリがやっていて、夏純子よりは手ごわそうな感じだ。



●「女相続人の華やかな斗い!看護婦が仕組んだ注射殺人・
”婚姻届は知っている…”」  1985年2月23日
(紙媒体では”斗い”を”闘い”と表記)
原作: カトリーヌ・アルレー 『二千万ドルと鰯一匹
脚本: 岡田正代
音楽: 田辺信一
監督: 富本壮吉
制作: C.A.L
出演: 松尾嘉代、夏木マリ、高岡健二、峰岸徹、岡田英次、神山繁ほか



女相続人の華やかな斗い



会社の社長高尾(岡田英次)はすい臓がんで死期が迫っていた。
ひとり息子の政之(高岡健二)をロスから呼び戻し後継者にすることにした。
高尾は先妻を亡くし、年の離れた加奈子(夏木マリ)という後妻がいたが
二人は折り合いが悪かった。

女相続人の華やかな斗い

道楽息子の政之が女遊びをした帰り、
車の事故に遭って両足を複雑骨折した上に糖尿病まで患っている。


加奈子は以前入院した病院で看護婦の村木夏江(松尾嘉代)が
自分の立場を利用して安楽死の手伝いをしていたことを知っていて
夏江に政之の付き添い看護婦を頼み一千万円の謝礼で殺人を依頼する。
そして、自分が本気であることを示すために高価な指輪を手渡した。


加奈子は夫の財産を独り占めしたかったために
政之に死んでほしかったのだ。



女相続人の華やかな斗い



はじめは断った夏江だがヒモの勇一(草薙良一)に
苦しめられ続けこれを請け負う。


女相続人の華やかな斗い

夏江は政之の療養先である高尾家の別荘へ行った。
この日から付き添い看護婦として、政之の命を狙う。

女相続人の華やかな斗い

夏江は、加奈子が銀座のバーの雇われマダムの前に
秋田の場末でストリッパーであったことも調べ上げ
報酬額を遺産30億の15%に釣り上げることに成功した。


女相続人の華やかな斗い

政之には加奈子が仕掛けていた、
下半身まひの可能性を匂わせながら
精神的な揺さぶりをかけていく。


女相続人の華やかな斗い

加奈子は高尾を見舞いに行き、献身的な妻を演じて見せる。
彼女は会社の副社長沢田(峰岸徹)と愛人関係にあった。
高尾が遺言書を書き換えるために弁護士の河上(神山繁)に
電話をしていたのを聞いて沢田にもそのことを知らせる。




女相続人の華やかな斗い

加奈子はなかなか政之を殺さない夏江に業を煮やし
催促をかける。
夏江は政之が下半身不随に脅えていて
うまくやれば自殺の可能性もあるとほのめかすが
急ぎたい加奈子はこれを却下する。


勇一が夏江の居場所をつきとめ別荘にやって来た。
対応した加奈子は夏江なんて知らないとしらを切るが
勇一はそばにいた夏江の姿を見つけてしまった。
加奈子は勇一が夏江を訪ねてきたことを知らせて
政之の処理をせかせるが、政之が興奮したところでも
インシュリンの量を調節して始末をしなかったことから
自分を裏切って政之と手を組むつもりじゃないかと詰め寄ってきた。



別荘には通いの家政婦林タカ(中村たつ)がいる。
タカは夏江と加奈子が親しげだったり
言い争いをしてたりと二人の間の不穏な空気を感じ取っていた。


女相続人の華やかな斗い

加奈子は睡眠薬を使っていた。
タカは睡眠薬の使用を心配しているフリをして
薬の中身を栄養剤か何かに変えちゃえばという。


そこへ高尾が危篤であるとの知らせを受けて
加奈子が病院へ向かうが容態は急変してあっけなく死んでしまう。


初七日を終えたところに、別荘へ河上がやってきて
遺言状の内容を公表する。

女相続人の華やかな斗い

内容は5年間遺産分割禁止だった。
さらに加奈子については5年間再婚しないことと
スキャンダルがあった場合も相続権を失い
政之については5年後役員会満場一致の承認を取り付ける
社長に不適格とみなされた場合は社長にもなれず
相続権も失うという条件があった。



副社長の沢田も政之が社長に就任したら
会長になるが公私ともに失点が一切ない場合に限るというものだった。




加奈子、政之どちらかが死んだ場合は残った方が全額引継ぎ
どちらも相続できない場合は高尾化学に全て行く。

高尾は生前から、加奈子、政之ともに信用していなかった。
そして、加奈子と沢田の関係についても気づいていた。


女相続人の華やかな斗い

政之を早く始末したい加奈子はボートで夏江を連れ出した。
夏江はこれまでインシュリンの量を減らすことを言っていたが
逆に大量に打つことでも生命の危険があることを教える。
明日東京の病院で1週間分のインシュリンを受け取るので
2,3日中に必ずと約束した。



夏江がインシュリンをもらって帰ってくると
タカから加奈子と夏江の動きを聞いていた政之は
夏江に報酬額をアップするから自分と組めと言った。



女相続人の華やかな斗い 松尾嘉代

夏江はそれを予測しており、報酬額を上げるのではなく
自分と結婚してくれと政之に迫った。


予想もしなかったいきなりの要求に政之も抵抗をみせるが
体の不自由さと夏江のしたたかな誘惑に負けてしまう。

女相続人の華やかな斗い 松尾嘉代


もう半身がマヒしっぱなしだと思っていた政之に
乗りかかるように激しくキスをして
下半身までも刺激しようとしていく夏江。
加奈子の睡眠薬を毒薬にすりかえてやるといい
ついいに婚姻届けに政之のサインをもらうことに成功した。


夏江は政之にさっそく薬を手に入れに行くといい
別荘を出ようとするが帰ってきた加奈子にバッタリ会う。
加奈子は夏江が時間稼ぎをしていることを理由に
夏江をこの計画から降ろそうとするが
逆に政之と婚約したことを聞かされた。

加奈子はとっさに東京へ行く夏江に
自宅へ忘れ物を取りに行くように命令した。
そして、タカに暇を取らせた。


別荘に邪魔者はいなくなり政之と二人っきりになった加奈子は
注射器に大量のインシュリンを注入して準備をする。

女相続人の華やかな斗い 夏木マリ

そして、睡眠薬をアルコールに混ぜて政之に飲ませる。
睡魔に襲われた政之は抵抗もできないまま
加奈子からインシュリン入りの注射を何本も打たれる。


東京から帰ってきた夏江は政之が昏睡状態にあることを確認した。
このままなら明日には死ぬだろう。
全ては夏江の計画通りだった。



夏江は加奈子に全てを話してやった
加奈子はこれまでのことをみんなばらしてやると言うが
夏江は証拠がないと動じない。



夏江は東京に到着するとその足で世田谷区役所に
婚姻届けを提出し、結婚式の準備をするため
ウェディングドレスを選んだり式場へ行って
確実なアリバイを作り、加奈子の自宅へは行かなかった。


女相続人の華やかな斗い 


夏江の方が一枚上手だった。
自分の手を汚さずに政之を死なせることに成功した。



女相続人の華やかな斗い 松尾嘉代

敗北した加奈子が酔って寝てしまうと
使っていた睡眠薬を大量に飲ませて
政之との無理心中に見せかけて殺してしまった。




二人の死はタカが加奈子と政之の不仲で
夏江はこのことを知らなかったという
証言をしたこともあり心中事件として終わった。


タカは夏江に有益な証言をしたことで
そのまま別荘に残ることになった。

女相続人の華やかな斗い 松尾嘉代

全てを知っていそうなタカを残さざるを得なくなったことは
夏江の計算外だったが、タカをこのまま置いておけば
夏江にとって不利益な事も起こさないだろう。


夏江は高尾の財産を手にして悠々自適に暮らしていた。

女相続人の華やかな斗い 松尾嘉代

しかし、そこへ勇一がやってきた。









アルレーの原作に松尾嘉代と夏木マリで
期待が持てる分、盛り過ぎな感じを心配したが
それは無用で面白かった。





土ワイのリメイクも年代によっては
前作の良さが吹っ飛ばされるくらい別物で
ガッカリということも少なくはないのだが
こちらはリメイクでも充分に楽しめる内容です。



テレビ画面からはみ出そうな二人の演技は
脂ぎっていて胃もたれしそうな感じだが
それを含めて堪能できる作品に仕上がってます。



田辺信一のオシャレなんだけどイヤれしくて、
妖しさが感じられる音楽もマッチしている。




悪女を演じた松尾嘉代と夏木マリのこぼれ話も聞きたいところ。
ふたりともこの役にノッてる雰囲気がすっごく伝わってきたし
収録中のエピソードが気になります。


松尾嘉代もヒモに金も体も吸い付くされている看護婦時代に
抵抗しながらも犯されるシーンでお得意のバスト披露。
峰岸徹も「北海道婚約旅行」で樋口可南子との激しい絡みがあったが
今回も夏木マリの胸を揉んでいて役得が多い。


特に松尾嘉代は体の自由がきかない高岡健二を
ねっとりと誘惑しながら、激しいキスと本領発揮しっぱなし。




これを見たらなおさら「黒衣の天使」ももっともっと見たくなった。
多分こちらは過激なシーンは抑え目だと予想してますが
山本陽子と夏純子ですからね、期待感が高まります。




個人的には抑え目な山本陽子&夏純子の方が
気に入りそうな感じがしています。