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展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

2017年08月

        

ロイヤルホストのランチメニュー「鶏のから揚げ丼」が美味しい

category - グルメ
2017/ 08/ 31
                 
久しぶりにロイヤルホストでお昼ご飯を食べてきました。


ロイヤルホストは店内の清潔さや落ち着いた雰囲気が好きです。
よく行く店舗はいくつかあるのですが、今回は中でも都心にありながら
一番落ち着けるお店へ行ってきました。


ロイヤルホストはコーヒーがお代わり自由のお店や
ドリンクバーがあるお店があるのですが
こちらは窓から見える風景もゆったりしているうえに
ドリンクバー付でもあり好きな飲み物がたっぷりといただけます。


お昼ご飯は以前から気になっていたどんぶり物を注文しました。


ロイヤルホスト 鶏のから揚げ丼 きのこ添えランチ


「鶏のから揚げ丼 きのこ添えランチ」です。



ロイヤルホスト 鶏のから揚げ丼 きのこ添えランチ

初めて食べたのですが、唐揚げの味が好みですごくおいしかった。
ちょこちょこといろんなものを少しずつつまむのが好きなので
普段はあまり丼系は注文しないのですがこれはとても気に入りました。


一応、こちらを半分と・・・



ロイヤルホスト チキンのジューシーグリルバター醤油ソース

「チキンのジューシーグリルバター醤油ソース」も気になったので半分いただいた。



ロイヤルホスト チキンのジューシーグリルバター醤油ソース

こちらもおいしかったのですが、からあげ丼の方が美味しくて
あまり印象に残らなかった味でした。



ロイヤルホスト パン

今回はライスではなくパンを頼んだ。
パンは大好きで、パンビュッフェがあるレストランへはよく行きます。


ロイヤルホスト ランチスープ

ランチスープとドリンク。


ドリンクバーだと最初はお茶系を頼み、
最後の方でコーヒーを飲んでいます。


いろんなものに手を出したい自分にとってはコーヒーお代わり自由より
ドリンクバーがあるお店の方がポイントが高いですね。




******** 関連記事 ********

◆ ロイヤルホストのサイドメニューで夕食を食べてみた


◆ ロイヤルホストのホリデーランチ 若鶏のグリルトマトソース~カチャトラ風~
 

            
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ステーキガストのサイドメニューで軽めのランチ

category - グルメ
2017/ 08/ 29
                 
ステーキガストでランチをしました。


ランチメニューで食べたいものがなかったので、サイドメニューをいくつか。



ステーキガスト ガーリックライス

ガーリックライスです。

お値段は200円で、これは結構おいしくておすすめ。



ステーキガスト ガーリックライス


ステーキがメインのお店のガーリックライスということで
サイドメニューで軽く済ませたいときにはおすすめです。




ステーキガスト 若鳥のから揚げ

こちらは若鶏のから揚げ。



ステーキガストはステーキやハンバーグがメインなので
サイドメニューがとても少なくて選びようがなかったというのが実情。


ここは以前イタリアンレストランで何度か訪れていた場所でした。
だいぶ前にステーキガストに変わり、いい機会なので入ってみただけなので
メニューを調べずに入ってしまった。



ガッツリ食べる気だったらよかったんでしょうが
ちょこちょことつまみたい気分の時だったので
これらを半分しか食べてないので腹が満たされないランチでした。



次はしっかりお腹が空いている時に行ってみようと思っています。




                         
                                  
        

「3DKの通り魔・家庭教師が私を襲う」 (1982年)

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 08/ 28
                 
まだトレンディドラマで有名になる前の石田純一がレイプ魔を演じた作品。



この年は、火曜サスペンス劇場の「坂道の家」にも出演していたんですね。
こちらは後に再放送を見て知りました。



●「3DKの通り魔・家庭教師が私を襲う」  1982年8月28日
原案: 村尾昭
脚本: 中西隆三、杉本容子、林企太子
音楽: 鏑木創
監督: 野村孝
制作: 東宝映像
出演: 吉沢京子、新克利、石田純一、
小沢栄太郎、宮下順子、藤岡琢也ほか




3DKの通り魔


紀子(吉沢京子)は新興住宅街に会社課長の大沢(新克利)と
前妻の娘令子(黒木しのぶ)と住んでいる。


ある夜、紀子は暴行されそうになったが、刑事が来て助けられた。

小学六年になる令子のために青山(石田純一)という
家庭教師を雇った。

実は、青山は結婚初夜に新妻に逃げられた経験があり
妻と同じ名前をもつ女性を次々と襲う暴行魔だった。
紀子はその妻とウリ二つだった。
青山は綿密に計画を練り、代理の復讐を図る。


事情を知らない紀子は、その後青山から狙われ
恐怖を味わうこととなる。


3DKの通り魔




「3DKの通り魔」は何度か見ましたね。


映像が手元にないのであくまでも記憶ですが
確か吉沢京子は前妻の娘としっくりいっていないんですよね。
病院だか養老院かに車いすに乗った小沢栄太郎がいて
吉沢京子は車いすを押しながらそんな悩みを相談してたような。
小沢栄太郎がこのシーンしか出てなくて、あれっこれだけ?って思った記憶が。


吉沢京子の夫新克利も普通の会社員だから
難しい年ごろの娘と再婚相手がうまくいってないことを
そうかまってもおれない。


石田純一はアパートの部屋で花嫁衣装を着た吉沢京子の写真を
「みちよ~」みたいな感じで切り裂いたりして
未だに逃げられたことを恨み続けている。
その恨みを女をレイプすることで代理復讐をしている。

(自分を裏切って逃げた女の名前、多分みちよだったような)


そしてついにみちよそっくりな女を見つける。
石田純一は吉沢京子に反発心がある娘をうまく手なずけて
吉沢京子の家庭に侵入してくる。
そして、家庭教師として復讐の機会をうかがう。
そんなことも知らない娘は石田純一にすごくなついていた。


最後の方は石田純一は本性を現して
吉沢京子と二人きりになると
「お前は俺のみちよなんだよ!!」と
ナイフで脅して吉沢京子に服を自分で脱がせて
上半身裸にして、さらに痛めつけようとする。


確か刑事が藤岡琢也だったのかな。


石田純一の今で言うならストーカー演技が真に迫ってました。
女を後ろから口を封じて襲う時の表情が怖かった。
こういう演技が出来る人なんだと、土ワイや火サスみると改めて感心しますね。



                         
                                  
        

「京都花の宿殺人事件・奥嵯峨に消えた婚約者」 (1988年) 

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 08/ 27
                 
●「京都花の宿殺人事件・奥嵯峨に消えた婚約者」  1988年8月27日
原作: 斎藤澪 花のもとにて (角川文庫)
脚本: 保利吉紀
音楽・ 田中正史
監督: 田中徳三
制作: 松竹
出演: 岡江久美子、加藤治子、あべ静江、
清水めぐみ、村井国夫、江戸家猫八ほか




京都花の宿殺人事件


よし子(岡江久美子)は夫・村井俊孝(村井国夫)と、何不自由ない結婚生活を送っていたが
15年前京都に行くと絵ハガキを残し、突然失踪した婚約者のことがいまだに忘れられない。
村井もその事情は全て知っていて、よし子がまだ吹っ切れていないことに
モヤモヤする思いを抱えたままでいる。



よし子の婚約者は桜好きのカメラマン林田吾郎(菅田俊)で
岐阜で天然記念物の二度ザクラを撮影し苗木をもらったあと
京都で一泊して帰るという絵ハガキをよし子に送ったまま行方不明となっていた。



村井はよし子に林田への思いを断ち切ってもらおうと、京都の店を任せている
三枝香織(清水めぐみ)に二度ザクラのことを話し調べさせていた。

香織は村井の店の従業員というだけでなく、ちょっとした出来事から、
関係を結んでしまい割り切った関係でもあった。




ある日村井は、香織から電話を受けた。
京都の”あや乃”という旅館に、二度ザクラが咲いているという噂があるという。
もしかしたら、行方不明の林田はそこにいるかもしれない。
香織はそれを確かめるためにあや乃へ行くことになった。




香織があや乃につくと、女将の清乃(あべ静江)と
仲居のふみ(加藤治子)がいた。
古びて客がいないあや乃は、どこか辛気臭くて、
女将の情念が漂い重苦しい雰囲気だった。


香織はそれに不吉なものを感じた。



香織は二度ザクラのことなどをふみに尋ねるが、
その話題を避けるようなそぶりを見せた。
香織は部屋から村井に電話をかけ、
二度ザクラがあり林田がここへ立ち寄ったのは確かなので
もう少し情報を得るため一晩探りを入れると言った。
その会話を襖越しにふみが聞いていて、清乃に伝える。



15年前、岐阜で二度ザクラの苗木をもらった林田は
嬉しくなってこのことをよし子に伝えようと絵ハガキを書いて投函すると
京都のあや乃に向かったのだ。


林田と清乃は遠距離恋愛をしていたが、その間に林田はよし子と出会い
二人は結婚することになった。
清乃にそれを伝えて詫びと別れを言おうとやって来たのだった。



おしとやかに見える清乃だが、激しい一面を持っていて
自分が棄てられたとわかると、東京の女に林田は渡すまいと決心する。




林田が風呂へ入っていると、最後の晩だからといい清乃が入ってきた。



一緒に湯船につかると、清乃は持っていた花バサミで林田を刺し
湯は林田の血で赤く染まっていく。



京都花の宿殺人事件



林田が死ぬと、清乃は自分も後を追おうと胸を突いていた。


だが、ふみの発見が早く、清乃は一命をとりとめて
林田の死体は庭に埋めた二度ザクラの根元に埋葬した。
以来15年間、清乃は林田への供養も込めて
貴重な二度ザクラを育て続けてきたのだ。


ふみたちは、香織が林田の事を調べに来た
東京の婚約者だと勘違いをしていた。



その夜、香織は林田の居所をつかむために宿の中を調べて回る。
すると、ギシギシときしむ音がして外へ見に行った。
香織はそこでふみに殺され、重しをつけられるとロープを巻き付けられ
滑車を利用して沼の奥底に沈められてしまった--。



一方、東京では村井が香織から京都のあや乃という宿に
二度ザクラが咲いているという話を聞いたことをよし子に明かした。
よし子はあや乃へ行く決心を固め、もし林田に会っても
必ず東京へ戻ってくると村井に約束して京都へ旅立つ。



よし子は村井の京都の店へ香織を訪ねていくが
あれから香織は店には戻ってきてなく連絡がないことを知った。




よし子は激しい雨の降る中タクシーであや乃へ向かった。
運転手の話しではここ十年ほど営業している気配がないということだ。
ようやくあや乃に着いたよし子は、活気のない宿に入ると
雨の音だけが聞こえる静まった玄関から奥へ声をかけた。



ようやく清乃が出てきたが、一見の客はとってないといい
タクシーを帰してしまったよし子に、車を手配するから
その間中で待つようにいいよし子を宿に招き入れた。



だが、よし子を見た清乃は林田が愛した女は殺した香織でなく
よし子だったと女のカンで見抜いた。
香織を殺したふみは間違って人を殺めてしまったことを嘆いたが
もう後戻りはできない。


清乃がよし子のいる部屋に茶を持っていこうとすると
ザンザン雨が降りしきる中、二度ザクラをいとおしそうに愛でる
よし子の姿を見た清乃は思わず盆を落とし、その音でよし子は清乃を見た。



京都花の宿殺人事件

林田というひとりの男を愛した二人の女の視線は
部屋と庭との距離を感じさせないくらいに激しい火花を散らしていた。




清乃は雨で電話が不通になって車が呼べなくなったという理由をつけ
よし子に宿へ泊まっていくようにすすめた。
よし子は清乃から感じる異様な雰囲気に電話の不通にうさんくさいものを感じた。



ふみは雨で濡れたよし子のブラウスにアイロンをかけようとしていたが
清乃はそれを奪うと自分でアイロンをかけたが
林田との出会いを思い出し、それを奪ったよし子に激しい憎しみがわいてきて
ブラウスにアイロンを置いたまま焼け焦げを作ってしまう。




京都花の宿殺人事件

常軌を逸した清乃のその姿を、戸の隙間からよし子がのぞいていた。


翌朝、前日とは違い明るい口調でブラウスを焦がしたことを詫び、
代わりの洋服をよし子に渡していた。
清乃はよし子の結婚指輪に気が付くと、カマをかけて
よし子が結婚していることを聞きだした。


すると清乃の足袋にカエルが乗っかってきた。
清乃はカエルを嫌うと、逃げるだけでなく足で踏みつけようとしたり
石をぶつけて殺そうとし、鬼の形相に変わった清乃によし子は驚く。



それに気づいた清乃は、自分が表面はおとなしそうに見えても
嫉妬深く底意地が悪いことを認めた。
清乃はよし子がここへ来た目的をわかっていた。


だが、清乃は林田が女性連れで宿にやってきて、大切な苗木が枯れると困るので
泊まっている間苗木を庭に埋めたが、清乃が出かけている間に林田は宿を発ち
苗木を忘れていった。


清乃は連絡を取ろうと手紙を書いたがあて先不明で戻ってきたと
嘘をいい、林田に女がいたこと作り上げるとよし子に底意地の悪さをみせた。





京都花の宿殺人事件


よし子は林田がそんなことをするはずがなく
清乃が嘘をついていると言った。



あや乃へ先代から出入りする庭師(北見唯一)が
新人片山久作(江戸家猫八)を連れてきた。
久作はその時宿の廊下をよし子が歩く姿をみかけた。



よし子は清乃の話が作り話であるとわかっていたが
清乃が自分になぜ嘘をつくのかがわからなかった。
そこへ神護寺へお参りに行くという清乃がタクシーで来て
一緒に行こうとよし子を誘うと車に乗せた。


京都花の宿殺人事件

二人は神護寺に着き、長い石段を上っていく。
だがよし子は高所恐怖症でこれ以上上り続けるのが苦痛だった。


清乃にそれを話すと、後ろを振り向くから怖くなるので
前だけ見て登ればいいし、ここまで来てお参りしないのはバチが当たるというと
嫌がるよし子の手を取って石段を上り続けた。



そんなことを言いつつも、清乃は途中でわざと目がくらみそうだと後ろを振り返る。
その言葉につられたよし子が下を見ると、恐怖で立ちくらみがしてその場にしゃがみ込んだ。



それを見た清乃は自分が15年間苦しみ続けていたのに、
よし子が結婚していたことを知り憎しみを抑えられなくなった。




京都花の宿殺人事件

清乃はまわりに誰もいないことを確かめると
よし子の背中を押して階段から転落させた。



よし子を心配した村井は京都の店に来ていて
香織があれから連絡もなく店にも来てないことを知った。
そこへよし子の入院を知らせる電話が来て村井は病院へ行く。


よし子の病室には清乃がいて、村井に連絡したことを知らせた。
清乃はつまづいて怪我させたことをよし子に詫びたが
よし子はそれが嘘なのを知っていた。


清乃は嫉妬から、林田に女がいたことなどすべてが嘘で
なぜそんなことをするのか問いただすが清乃ははぐらかすと
病室から出ていった。


よし子は村井にこれまでのことを話した。
村井は考えすぎでないかというが、よし子は香織がまだ店に来てないことを確かめると
清乃は香織が宿に来てないと言ってたことを話す。


だが、村井は確かに宿から香織の電話を受けた。
よし子は、香織が自分の身代わりになったのだと気が付いた。


村井はあや乃へよし子の荷物を取りに行った。
その時初めて清乃とふみにあい、妙なことをするなと忠告して出ていった。



その時来ていた久作達から、村井は15年前のことを聞きだした。
古くからいる庭師は重たい口を開いて話し始めた。

当時、あや乃へ行くと、見たこともない桜の苗木が植わっていた。
塩辛や魚のアラなどを肥料にして、清乃は他のものには指一本触れさせなかった。
それは清乃にとってとても大切なものだと話していたのだという。


ふたりは清乃も林田と付き合っていて、別れ話がもつれた末に
清乃が林田を殺して桜の木の下に埋めたのではないかと考え始めた。



村井はその後、久作からも二度ザクラの根元に林田が埋まっていて
それをごまかすために魚のアラなどを肥料に使い死体の匂いを消している
可能性があるので警察に届けた方がいいとアドバイスされた。





京都花の宿殺人事件

よし子と村井はその前に確かめようと、雷が鳴り響く晩にあや乃の庭へ行った。
シャベルで土を掘り返すと、そこには人間の骨が埋まっていた。



翌朝、久作たちがあや乃へ行くと、桜の木の根元がほりかえされているのに気づく。
すると突然、清乃の悲鳴が聞こえてきた。



京都花の宿殺人事件

清乃がいつもお参りしていた場所に、林田の骨が並べられていたのだ。



村井は店からよし子の姿が見えなくなり探していた。
その頃、よし子は刃物屋へ包丁を買いに行っていた。



もう逃れられないと知ったふみは全ての罪を自分がきて
自首をしようと覚悟を決めたが、清乃はそんなことをしたら負けだと
頑として譲らなかった。



清乃とふみは香織が眠る沼へくると花を手向けた。
清乃は普段はおとなしいが、反面激しくなる自分の性格を持て余していた。
それは自分の両親ではなく、ふみによく似ていた。


ふみは清乃に一緒に逃げようというが、清乃はよし子と
きっちり決着をつけるまではここを動かないと言い張った。
ふみはそんな清乃の頬を叩くと、清乃はそれに驚いてふみを見た。



京都花の宿殺人事件

ふみは清乃を助けるために、これまで秘密にしてきたことを明かした。


清乃はふみと清乃の父との間に出来た子供だった。
芸者をしていたふみは、清乃を夫婦の養女として預け
清乃の父の許しを得たふみは仲居としてあや乃へ入った。


だからふみは15年前に林田を殺した後自殺を図ろうとした清乃を
命がけで助けると、必死で生きるように説得した。
ふみはよし子と張り合うことはよせというと、二人は宿へ帰ってきた。


しかし、宿の雰囲気がどこかいつもと違うものを感じた二人は
その正体を探るようにしながらそろそろと廊下を歩いていく。


違和感の正体はナイフを持ったよし子だった。
よし子は林田の復讐をとげようと決心してやってきたが
ふみはよし子と清乃の間に割って入った。



京都花の宿殺人事件


だが、林田を殺した時に自殺しようとした清乃はひるまなかった。
逆に、憎かったら殺せとよし子に堂々と迫ってきて
よし子はその勢いに押されそうになる。


ふみはよし子に人を殺すのはやめろと言った。
清乃が心中を図り、林田を殺しその後自殺が失敗に終わり
長い間苦しむ様子を見てきたふみは涙ながらに訴えた。



よし子はこの時はじめて、清乃が林田を殺したあとに
林田を追おうとハサミで胸をついて自殺を図ったことを知り
清乃の心の痛みを感じたよし子は、握っていたナイフを落としてしまう。



京都花の宿殺人事件

そこへパトカーの音が聞こえてきた。



ふみは香織を殺して沼へ埋めたことを認めると警察が到着する前に
宿から出ていった。
ふみが何をするかわかった清乃はふみを走って追っかけていき
その後をよし子が追った。




京都花の宿殺人事件

ふみは清乃に生きるようにいうと、橋から身を投げた。
清乃も追いついたよし子の引き留めもむなしく
橋から飛び降りてしまった。


沼が捜索され、香織の遺体が運び出された。



その様子を見守っていたよし子のところへ久作が来た。



京都花の宿殺人事件


久作は15年前、林田の捜索願をよし子が出しに来た時の
京都府警の刑事だった。


その後、定年を迎えた久作は植木屋になっていたのだった。
久作はようやく林田が見つかり、事件に終止符が打たれたことに
ホッとしたものを感じていた。











土曜ワイド劇場が始まってから10年以上が経過した
1988年の作品なので期待しないで見ましたが
なかなか面白かった。



夏に放送されたこの作品は、わかりやすい怪奇ものではないが
男に裏切られた女の怨念を描いていて、ヒヤッとする怖さを感じさせてくれた。


京都を舞台にしていることから、脚本が保利吉紀、監督が田中徳三、
そして松竹が制作ということで、らしさは発揮されていた印象を持ちました。


今回は恵まれた結婚生活を送りながらも、突然消えてしまった
昔の婚約者のことがいまだに心に陰を落としているヒロイン岡江久美子よりも、
激しい気性を秘めたあべ静江の演技に目がいきました。


村井国夫も珍しくいい夫の役で出てましたね。
自分が経営する店の従業員とデキていますが
妻が現在も大昔の婚約者のことが忘れられず
毎日のように鏡台の引き出しに入れている絵葉書を見ているのを知ってて
夫も苦しんでいたのでまだ同情の余地がある。


妻も夫が従業員と関係あるのは知っていて
自分が元婚約者への思いを断ち切れないが故に
起こってしまった出来事であることから
夫を非難しません。




旅館「あや乃」の寂しげな雰囲気も良かったです。





                         
                                  
        

NHK少年ドラマシリーズ 「七瀬ふたたび」 (1979年) 

category - 昭和のテレビドラマ
2017/ 08/ 25
                 
美しさ絶頂期の多岐川裕美が主演した
テレビドラマ「七瀬ふたたび」


NHKの「少年ドラマシリーズ」枠で、1979年8月6日から18日の
18:00~18:29まで全13話で放送されました。





■ 「七瀬ふたたび」
  
放送期間:1979年8月6日~8月18日 (全13話)
原作: 筒井康隆   『七瀬ふたたび
脚本: 石堂淑朗
音楽: 鈴木征一
主題歌: 「風信子(ヒアシンス)どこへ」
(作詞・作曲・歌:深野義和、編曲:所太郎)
語り: 芥川隆行
演出: 花房實ほか



火田七瀬(多岐川裕美)は人の心を読む能力を持ったテレパスである。
都会での暮らしに疲れ、あてのない旅に出ようと列車に乗った。
七瀬は社内で紳士(渥美国泰)やガンだと思っている男(小栗一也)と
その妻らの心の中を読んでしまいうんざりしていた。


そこで、偶然にも同じ能力を持った少年のノリオ(新垣嘉啓)と出会った。

七瀬はある風景が頭の中に浮かんだ。
それは少し離れた場所にいた、予知能力を持つ岩淵恒夫(堀内正美)の
見た映像だった。


七瀬ふたたび 多岐川裕美


恒夫はこの列車はもうすぐ事故に遭うのだと言い
さっき見た映像は恒夫が予知した列車事故のものだった。

七瀬はなんとか列車が事故に遭うことを乗客に伝え避難させようとするが
そんなバカげた話を真に受ける人間はいなかった。


恒夫の予知通り、七瀬、ノリオ、恒夫の3人が事故が起こる手前で
下車をして難を逃れた。


その後事故が発生し、列車に残っていたノリオの母(石井富子)らは
病院に収容された。
事故を予言した七瀬たちの存在は、彼らの証言により明らかにされてしまう。


このことをルポライターの山村栄一(高橋長英)がかぎつけ
ノリオの母らに七瀬たちのことを聞いて回り七瀬たちのことを記事にしてしまった。


七瀬たち3人は近くの旅館に宿泊した。
好色そうな主人秀夫(小松方正)と女中兼子(千石規子)がいた。


七瀬は恒夫が見た風景を自分も感じどこかと尋ねた。
それは多分北海道ではないかという。


秀夫は消防団の話しから事故を予言した男女と子供の3人連れが
七瀬たちではないかと疑った。


七瀬ふたたび


自分たちに関心を持ち始めた秀夫に危険を感じ宿を出ようとするが
秀夫はそうはさせようとしない。
仕方なく七瀬はテレパスを使い秀夫を脅えさせて宿を引き上げることに成功した。
恒夫と別れた七瀬はしばらくノリオと暮らすことになった。


東京での生活費を稼ぐために七瀬はバー”ゼウス”で働くことになった。
七瀬に合っているとは思えなかったが、学歴もない若い女が
手っ取り早く金を稼ぐにはこれしかなかった。


七瀬ふたたび

ゼウスの客・西尾正人(藤木敬士)は美しい新人ホステス
七瀬に興味津々でいろいろと探りを入れてくる。

そこでバーテンをしていたヘンリー(アレクサンダー・イーズリー)と出会う。
ヘンリーは手を触れなくても物を動かすことが出来る能力を持っていたが
自分の意思でそれを行うことが出来ず、アメリカにいたときは父が命令者だった。
しかし、父が亡くなり新たな命令者を求めて来日していたのだ。



ホステスのしげみ(荒砂ゆき)が西尾から
もらったダイヤモンドの指輪を無くしてしまった。
控室に引き返してみたが見当たらない。


七瀬ふたたび


西尾は透視の能力を持っていて、それを悪用して
金儲けなどをしており大変羽振りが良かった。
西尾はしげみにやったダイヤモンドをホステスの弥栄(岡本麗)が
隠し持っていたことを見抜いていた。


七瀬は西尾がテレパスを悪用していることを知り彼の部屋を訪ねていった。


七瀬が西尾の心を読んだことがわかると、彼は七瀬がテレパスであることを見破った。
口論になって七瀬に危険が及んだ時、ヘンリーに助けを求めた。
西尾は隠し持っていた銃を取り出し七瀬を撃とうとするが
ヘンリーが来て念力で西尾の腕の自由を奪った。

七瀬は難を逃れ西尾の部屋をヘンリーと後にした。


事件を知り山村が西尾の部屋を管理人と共に訪れた。
管理人の話しでは西尾は何をしてるかわからないが
やけに金回りが良く、女遊びも派手だった。
事件があったときどうも西尾は手の自由が利かない状態だったようで
これに疑問を持った。



七瀬ふたたび

その頃、行動を別にしていた恒夫から手紙を受け取った。
恒夫は例の北海道の風景がどこであるか突き止めたようだった。
彼の予知によると、七瀬とノリオとあと二人が
恒夫と再会を果たすことになっているようだった。


七瀬、ノリオとヘンリーの3人は船に乗り北海道へ向かった。


七瀬ふたたび

そこで漁藤子(村地弘美)というタイムトラベラーと出会う。

そんな時、甲板でカップルの男行夫(坂部文昭)が
連れの女性町子(津山登志子)を突き落とす現場に遭遇する。

七瀬ふたたび


海に沈んだ町子をヘンリーが念力で船上へ助け上げる。
しかし、その様子を巡視員(中島元)に見られてしまった。

七瀬は藤子に事情を話し、事件が起こる前に時間を戻すと
行夫が悪さをしないようにカップルのそばへ寄り町子を突き落とすスキを与えなかった。

七瀬ふたたび


七瀬は行夫の悪だくみを町子に伝えようとするが、うまくはいかなかった。


こうして船は無事に目的地に到着し、七瀬とノリオは恒夫と再会すると
ヘンリーと藤子を紹介ししばらく一緒に過ごすことになった。

七瀬ふたたび


七瀬たちテレパスは恒夫のイメージにあった北海道のあの場所を
ともに共有していてそれが自分たちの祖先がいた場所であることを知った。

彼らは安住の地を求めて北海道をさまようのだが
最初の列車事故で七瀬たちの存在を知った
ルポライターの山村が秘かに後をつけてきていた。
山村は教授(冨田浩一郎)から死んだ火田精一郎という人物がテレパスで
彼は死んでしまったが娘が生きていることを知っていた。





ノリオが近くに宿泊している人物が様子を伺っていたといい
七瀬は山村の部屋へ会いに行った。



七瀬ふたたび

山村はとうとう七瀬や恒夫たちの前に姿を現した。
恒夫は自分たちがテレパスであることを打ち明けたが
証拠もないし誰も信じないだろうと言った。


叔父のところへ行く予定だった藤子はここで一旦別れることとなったが
特殊な能力を持った七瀬たちはみんなで一緒に暮らしたいということで
意見が一致していた。


七瀬たちが宿を出ると後ろから山村がついてくる。
テレパスだけで安心して暮らしたいと思っていた
七瀬たちにとって山村はそれを邪魔する敵だった。


しかし、山村はカメラからフィルムを抜き取り
書いていた原稿も破り捨てたことで
七瀬たちの仲間となり彼らをサポートすることになった。


みんなで一緒に暮らすためにはお金が必要だ。
恒夫、ノリオ、ヘンリーを残し、七瀬と山村は東京へ向かった。


七瀬は陽造(花沢徳衛)の屋敷で家政婦の仕事を見つけた。
陽造は息子陽次(柳沢真一)とその妻令子(工藤明子)がいて、
使用人向田(古河信)安子(千うらら)と暮らしていた。
人の心が読める七瀬は陽造の意に添うように行動するので
気に入られて、月給30万円から60万円に引き上げられようとするくらい
お気に入りの存在となっていた。


七瀬ふたたび

陽次と令子は父親の財産だけが目当てだった。
このことは陽造を担当している医師(村上冬樹)も知っていて
ふたりをたしなめるのだが、まともにならなかった。
陽次は父を殺して財産を自由に使おうと向田たちを言い含め
食事に毒を盛ると七瀬が陽造の部屋に運んでいった。

ジュースに毒が入っていることを察知した七瀬は
うまいことを言って陽造になんとか飲ませないようにするが
陽造はそれが飲みたいということを聞かない。


七瀬ふたたび 多岐川裕美

仕方なくジュースを水槽に垂らすと金魚が死んでしまった。
陽次はなんで毒が入っていることを知ったのかと七瀬を問い詰め
この期に及んでも陽造が実の息子が可愛く
息子たちが毒を盛ったのではなく七瀬が自分が金のためにやったと
行ってほしいという陽造の心を読み、七瀬はその通りに言ってしまう。
驚いたのは殺そうとした陽次の方だった。

七瀬ふたたび

こうして職にあぶれた七瀬は、山村とマカオへ行った。

人の心が読める七瀬はカジノで勝った。
そこにいたヘニーデ姫(田坂都)も七瀬に便乗してこようとする。


七瀬ふたたび 多岐川裕美


手っ取り早く金を稼ぐために、山村は七瀬とコンビを組み
カジノでいかさまをやることを提案した。

七瀬ふたたび

だが、遠く離れた室内のモニターでカジノの様子をチェックしていた
サングラスの男(高桐真)とマネージャー(草薙幸二郎)たちは
すぐに七瀬と山村がコンビでいかさまをやっていることを見抜き
七瀬がテレパスであることを見破った。

七瀬ふたたび


サングラスの男たちはテレパスを壊滅させようと、殺し屋たちに指示をして
ホテルを出る七瀬と山村の後を追わせようとした。



七瀬ふたたび 多岐川裕美

七瀬、山村、ヘニーデ姫の三人は無事に帰国した。


七瀬ふたたび

七瀬はしばらくヘニーデ姫の家に住むことになった。
彼女の母は亡くなっていて、父は再婚していて義母にべったりで
毎月沢山の生活費をもらい悠々自適な生活をしていたヘニーデ姫だが
彼女の心の中は寂しさでいっぱいだった。

七瀬が仲間たちのいる北海道へ帰ることをガンとして許さなかった。

恒夫が七瀬たちに危険が迫っていて
七瀬と一緒にいる若い女性に死が訪れる可能性を予知し
それを知らせるために七瀬のもとへ向かった。

七瀬ふたたび

七瀬と山村はこれを聞くと、ヘニーデ姫のところから
脱出して彼女に死の危険が訪れないようにしようとする。
なんとしても七瀬を離さないヘニーデ姫をダマすような形で
七瀬と山村は早朝駐車場で待ち合わせて極秘に北海道へ行く計画を立てた。



当日、山村は駐車場に着いて追っ手が来ていないことを確認した。
そこへ七瀬も到着したのだが、直後七瀬を追ってヘニーデ姫が駐車場へ来てしまった。

殺し屋たちはいないと思っていたが、秘かにつけてきていて
殺し屋が七瀬に向けて銃を発射しようとしたとき
七瀬に飛びついてきたヘニーデ姫を撃ち抜いてしまい
彼女は恒夫の予知通りに死んでしまう。


七瀬は自分たちテレパスを殺し屋が狙っていて
このままだとテレパスじゃない山村も危ないと思った七瀬は
山村をその場に残すとひとり車に乗って駐車場を後にし
ノリオとヘンリーが待っている北海道へ向かった。


別行動となった恒夫だが、彼はもう七瀬たちと一緒にいることはできないと
このまま別れることになった。

山村はどこまでも七瀬たちと付き合う覚悟で北海道へ向かった。
車を走らせているとスケッチをしていた恒夫を見つけ声をかけたが
恒夫は山村から逃げるように走り出した。


七瀬ふたたび

熱心に追いかけてくる山村を恒夫は受け入れた。
彼が逃げたのは予知の中に山村と出会うという映像がなかったからだ。
そして、自分は夕日を見ながら死ぬ運命にあるのだという。
恒夫の確信はゆるがなく、山村はその場で恒夫と別れ七瀬たちのもとへ向かった。
車を発車させると、殺し屋が恒夫を狙いにいった気配を察知した。


山村は七瀬たちと会い、恒夫のことを話しした。
恒夫はもう死ぬ運命なので予知も出来なくなっていた。
その頃、恒夫はひとりで最後の風景画を描いていた。
みんなで恒夫がいた場所へ行き、現場に到着したその時
殺し屋は恒夫の額を撃ち抜いてしまった。

七瀬ふたたび

予知通りの風景を見ながら息を引き取っていく恒夫。



山村は七瀬のもとへ合流しようとしていた藤子に会った。
藤子はマカオでテレパスを殺し屋が狙い始めたことを知っていて
山村は恒夫が殺されてしまったことも話した。
七瀬は藤子と山村が自分たちと一緒にいると危険なので
ふたりが来ないよう山村を藤子のところへ迎えにやらせたのだという。
だが藤子は危険を承知で七瀬のところへ行こうとしていた。
藤子も山村も七瀬たちのところへ向かった。


七瀬のもとに山村から藤子と一緒に帰ると電報が届いた。
七瀬たちは食料が少なくなってきてので
彼らが到着する前に車で買い物へ出かけた。

だが道行く人たちは七瀬たちを奇妙な目で睨みつける。

七瀬が果物を買おうと店へ入ると店主の女は
七瀬たちを魔術を使う化け物と思っていて
食料を売らないつもりだった。
七瀬はそれを読み取るとわざと彼女の心の中を話し
気味悪がっている隙にりんごをとると強引に金を置いて出てきた。


七瀬ふたたび

今度は缶詰を買うために別の店に入った。
やはり店主の男は七瀬たちに缶詰はないと言い張って売らない気だ。


七瀬ふたたび

七瀬はヘンリーに命令して念力で缶詰を車に運び出し
宙に浮いた缶詰に腰を抜かした店主に勘定を済ますと店を出た。


山村と藤子は途中疲れたので喫茶店で休んでいく事にした。
だが、殺し屋が現れて襲ってきたために
山村は藤子を逃がしひとりで車で七瀬のところへ行くことになってしまった。

七瀬たちは車で藤子と山村が到着するのを待機していた。
人の心が読める七瀬は藤子と山村が別行動になり
藤子が列車で到着することを察知した。
七瀬はノリオに藤子を迎えに行かせようとした。


車を降りたノリオがホームへ向かう時
バイクで追ってきた殺し屋の銃がノリオに向けられた。
それを見た七瀬はヘンリーに命令して殺し屋を始末した。
ノリオは無事に藤子を迎えに行くことが出来
殺し屋が追ってくる前になんとか帰り着くことが出来た。

山村も無事に到着した。
七瀬は自分たちと一緒だと山村に危険が迫ると言い
自分たちテレパスの運命と山村のそれとは違うといい
山村を自分たちから引き離そうとした。

だが、山村はもうここまで来たら一緒の運命でもいいでしょう。
自分は最悪の覚悟は出来ていると言った。




七瀬が朝早く出かけようとすると起きてきた藤子に見つかった。
昼間は殺し屋の目があるので、今のうちに恒夫の墓参りに行くのだと言うと
藤子も一緒に行くと言った。


七瀬は自分を過去へ戻して欲しいと藤子に頼む。
藤子は七瀬が恒夫の生きている時の過去へ戻り
恒夫が死なないようにして別の時間の道を通って
帰ってきたいのだろうとその意図を読んだ。

だが、ヘンリーとノリオがいる今へ戻ってくるとはわからず
再会できない可能性があると言った。
ヘンリーは命令者七瀬の存在がないと何もできないし
ノリオにとって七瀬は母親代わりの大切な存在だった。
それに加えて、恒夫が死んだとき七瀬は別の場所にいて
七瀬の期待に応えるには藤子の力では無理だと言われた。

恒夫は死ぬ時に七瀬を愛していると言ったが
七瀬も恒夫を愛していてもう一度彼に会いたかった。


山村が帰ってきて隠れるのにちょうど良い小屋を見つけたと報告を受けた。
七瀬はこれからの長い戦いでいつそこへこもらないといけなくなるかもしれないと思い
缶詰だけでも運ぶことにした。

ヘンリーは念力を使い過ぎて疲れていたので、ノリオと二人で留守番してもらい
七瀬と藤子と山村で荷物を移動させることにした。
藤子はヘンリーとノリオを置いてきたことを心配していて
七瀬も同じように二人の事が気がかりだった。
小屋へ荷物を降ろすと、外にいるはずの藤子の姿が消えていた。




七瀬ふたたび

七瀬が探しに行くと藤子は未来へ行っていて戻ってきたところだった。
藤子も力を使い果たしていてもう喋ることが出来なかった。
七瀬はテレパシーで藤子の言葉を読み取った。
藤子はヘンリーとノリオのところへ行ったが
殺し屋たちが家に火をつけていて急いで戻ろうとした藤子は死んでしまった。
家にいたノリオとヘンリーも火事がもとで殺されてしまった。
藤子は最後の力を振り絞り七瀬にそれだけを伝えると
生まれてきて良かったと言い残し息を引き取ってしまう。




山村が彼らを助けに行こうと家へ向かうが、殺し屋たちが現れた気絶させられた。



七瀬もノリオをたちを助けに向かうが、家は炎に包まれ外にはピストルを持った殺し屋たちがいて
出てきたヘンリーとノリオは七瀬の目の前で死んでしまう。

七瀬に気づいた殺し屋たちが七瀬を追ってきた。



七瀬ふたたび

殺し屋たちの追っ手を逃れた七瀬はひとりになりテレパスたちの運命を哀しんだ。



すると目の前に広がる誰もいない草原で愛する恒夫の姿を見た。
恒夫は笑顔でそばにはノリオとヘンリー、藤子もいた。


七瀬ふたたび

七瀬はみんなココにいたことに気が付くと
四人は七瀬に向かって手招きをして
七瀬は恒夫たちの世界へ向かって歩き出していった。




草場でひとりきりの山村は目を覚ました。
急いでヘンリーとノリオがいる家に行くと、そこは蜘蛛の巣が張り人の気配がなかった。


七瀬ふたたび



山村は小屋へ行ってみたが七瀬も藤子もいない。
外に出ると大きな声で七瀬たちの名前を呼び彼らの姿を捜すが誰も応答しない。


山村がガソリンスタンドへ行くってこと、一ヶ月も車を置きっぱなしにしたことを
店員から責められた。

山村は車をおいたのは二日前だと思っていたが、一ヶ月ということで呆然とし
自分が出会った七瀬という女は本当に実在したのか疑問に思った---。




こうして「七瀬ふたたび」の物語は終わった。



「七瀬が三度諸君の前に姿を現すかは誰にもわからない。
ただ一人、作者の筒井康隆を除いては。」

という芥川隆行の語りでドラマは終わる。











原作は筒井康隆の「七瀬ふたたび」で、このドラマで『七瀬三部作』というのがあり
「七瀬ふたたび」がそのふたつめに当たることを知った。

原作は読んではいないので機会があったら読んでみたいと思う。






神秘的な美しさをもつ多岐川裕美が七瀬にぴったりで魅力的です。
ドラマの雰囲気もとてもよくて好きなドラマのひとつです。



このドラマは放送局のNHKにマスターがなく、視聴者が録画していたものが
寄贈されてVHS化、DVD化され見ることが出来ました。
本当に寄贈してくださった方には感謝です。


主題歌も味があってドラマの雰囲気に馴染んでいて好きなのですが
これの編曲が所太郎と知ってびっくりしました。
同姓同名かと思ったんですが、レポーターでお馴染みの所太郎だったんですね。
編曲をやっていたということをこのドラマで初めて知りました。





最後に見たのが5,6年位前なので記憶も薄れていて
ラストがみんな死んでしまうとあってこのブログを書くために
見直すのが少々辛かったのですが
今回改めて全話見てみて、最後死んだ四人は別の世界で一緒になり
テレパスの七瀬もそこへ導かれていくということで
一般人の山村とは生きる世界が変わってしまいましたが
特殊能力を持っていてそれまで孤独と生き辛さを感じていたテレパスたちが
一緒の世界に行けた終わり方でラストの印象が変わりました。
七瀬と恒夫の恋は成就して欲しかったので、良い結末だったと思います。


NHKの「少年ドラマシリーズ」は『なぞの転校生』も好きでこちらも見たかったのですが
何年か前に日本映画専門チャンネルで放送してみることが出来ました。


こちらも今後ブログで書きたいと思っています。






************ 関連記事 ************


NHK少年ドラマシリーズ 「なぞの転校生」 (1975年) 



                         
                                  
        

「孤独の密葬」 (1985年) 森村誠一

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 08/ 24
                 
●「孤独の密葬・九官鳥が見た!
内科医とハイミスの性と愛」  1985年8月24日
原作: 森村誠一  『孤独の密葬』  殺意を飼う女収録
脚本: 長野洋
音楽: 小川よしあき
監督: 渡辺祐介
制作: 松竹
出演: 中野良子、宮下順子、黒沢年男、
岡本富士太、左時枝、長谷川明夫ほか


翻訳をしている独身の礼子(中野良子)は、
騒音に悩まされていて仕事に集中できなかった。
そこへいい物件が見つかったと
不動産屋の山田(三角八朗)から連絡を受け
内見に行った。




まだ前の住人が引っ越しの準備をしているところだった。
彼女は西沢満智子(宮下順子)といい、
礼子と同郷で年齢も同じくらいで、
互いに独身ということから
意気投合してしまいその日のうちに
飲みにいくことになった。



孤独の密葬

彼女は九官鳥の九ちゃんと暮らしていて、
独身の満智子に「マチコ アイシテル オカエリ」などとおしゃべりをしていて
いい話し相手になり孤独を紛らわせてくれる存在のようだった。


満智子は惚れやすい性質で、
これまで男を愛しては捨てられるが
男なしではいられない生活だと話した。
人にいいたくない過去を持っている雰囲気だったが
打ち解けてくると、思い切って言っちゃおうかなといい
過去に自殺未遂をした経験があることを打ち明けた。


グデングデンに酔った満智子は泣きながら
礼子に友達よ、そばにいてと抱きつかれた。
寂しさを抱える礼子は満智子の気持ちが痛いほどわかり
しっかりとそれを受け止めた。


1週間後、礼子は引っ越した。
押し入れの中には満智子が処分し忘れていった新聞の束があり
そこに未開封の満智子宛の手紙が挟まれていた。
礼子は満智子の新居に電話するが誰も出なかった。

孤独の密葬

満智子はある男性と会っていたからだった。


そんなある朝、満智子から電話がかかってきて
今夜八時に飲みに行った店で会おうということになった。
話したいことがあるけど、それは会ってからのお楽しみと
以前と違ってとても嬉しそうな様子だった。
礼子が八時に店で待っていたが、満智子はいつまで待っても現れなかった。


その頃、満智子は男と会っていた。
途中、礼子との約束を思い出したが
後日謝ればいいと思いそのままやり過ごしたが、
その夜、満智子は男に睡眠薬を飲まされ
首を吊られ自殺に見せかけて殺されてしまう。






約束をすっぽかされた礼子は当然面白くない。
だが新聞で満智子が死んでいる記事を読んで驚いた。


通夜には郷里から姉(左時枝)が出てきていただけで
身寄りが少ない満智子の通夜は寂しいものだった。
警察はひと月前にも満智子が同じ場所で自殺未遂をしていたことから
今回も自殺であると思っていた。

そこへ大杉(長谷川明夫)が弔問に訪れた。




礼子は満智子が飼っていた九官鳥を引き取ることにした。
だが、環境が変わって九ちゃんはおしゃべりを一切しなくなっていた。
礼子が満智子宛の手紙を開けて読んでみると
それは男からのラブレターだった。

ふたりがかつて行った思い出の場所
”マントの穴”で会いたいと書き綴られていた。



手紙を読んだ礼子はその場所こそ満智子が死んだところでと
思い現地を確認しようとした。
図書館で行き、マントの穴がかしわ台近辺にあると知り
早速行った。

 
孤独の密葬


礼子が満智子が死んでいた場所に行ったときに
「どんぐり愛好会」のチラシが落ちていたのを拾い上げた。
さっそく連絡をとり近々行われる会に参加してみることにした。
そこは女性たちが多く、遅れて桜田(黒沢年男)という医師が来た。


満智子はどんぐり愛好会に入ると、次のイベントに参加した。
桜田も来ていて、礼子にも親切にしてくれた。
森林浴目当ての若い女性たちと話すうちに、銀行員の男が最近結婚をしてから
集まりに来なくなっていたことを知る。
気になった礼子は男の勤め先の銀行で、退社してくるところを待ち伏せた。
どんぐり愛好会に参加していた男は、通夜であった大杉だった。

大杉がどんぐり愛好会に入っていて
”マントの穴”の存在を知っていたことから
あんな手紙を書けるのは大杉しかいないと思った。

大杉は確かに自分はマントの穴も知っているし、かつて満智子と恋仲になり
マントの穴でデートをしたこともあり、一度目の自殺の原因は自分であったが
今回の事件とは何の関係もないし、手紙も自分が書いたものではないという。

気になった礼子はどんぐり愛好会に行き、大杉が書いた原稿を借りて
手紙との筆跡鑑定をしてみたが、ふたつの筆跡は一致しなく
明らかに満智子への手紙は別人が書いたものだった。




礼子がどんぐり愛好会のイベントに参加していると
桜田が大杉の何を探っているのか聞いてきた。
礼子は桜田にこれまでのことを何もかも説明した。


孤独の密葬

その夜、二人きりで会うと手紙を見せ
なんで知り合って間もないのに
満智子のためにこんなに熱心に調べるのか
正直な思いを語ると、桜田は明日休みを取るから
二人で納得行くまで調べましょうと言って別れた。


翌日、礼子が満智子の引越先や、仕事関係、
などを回って調べるのに桜田が付き合ってくれたが
これといった収穫はなかった。
満智子と行った馴染みの飲み屋へ二人でいくと
マスターが礼子を覚えていて満智子がたまに
行きずりの男とどこかへ行ってしまう事があったと
話しそれを聞いた礼子は自分と満智子を
重ねてみじめになった。


孤独の密葬

礼子は桜田に、もう満智子のことを調べるのはやめると言うと、
桜田は礼子にブローチをプレゼントしてくれ
二人は車の中でキスをすると別れた。



礼子は満智子の故郷へ行き、墓参りをした。
住職(桑山正一)がきて、満智子の思い出話をしてくれ
ここで満智子が病院の事務員をしていた経歴があり
愛した男を追いかけてやめてしまった過去があるというのを知った。


礼子と暮らすようになり、今の環境に慣れてきたのか
失語症になっていた九ちゃんがしゃべるようになってきた。
礼子が今度は礼子愛してるというのよ、といったが
九ちゃんには通じなかった。


ある日礼子が桜田の勤めている病院に電話をすると
看護婦が出たので桜田を呼び出してもらおうとしたところ
九ちゃんが「サクラダ センセイ」と喋りハッとした。

礼子の言葉は覚えず、満智子が教えていた言葉しか覚えてなかった。
その九ちゃんが桜田の名前をしゃべった。
偶然の一致かと思ったが、どうもひっかかるものがある。


調べてみると桜田は満智子が勤めていた病院で働いていたことがあった。
桜田と満智子はここで恋仲となり、病院をやめた桜田を追って行った。



孤独の密葬

礼子は桜田を連れ出すと、
満智子が死んだマントの穴へ行き
満智子が昔病院に勤めていた時愛していた医師がいて
それが桜田だろうと問い詰めるが桜田はシラを切る。



だが、礼子のバッグの中から九ちゃんの
「サクラダ センセイ」という声が聞こえてきて
バッグを拾い上げた礼子は九ちゃんの声が入ったテープを止めると
満智子が飼っていた九官鳥の声だというと
桜田はついに何もかも話した。




満智子は好きな男の事はとことん知りたくて
自分の前から桜田が姿を消したあと
桜田のことを調べあげてニセ医者であると知った。
桜田はそれがバレるのを恐れて
ひとつの病院前長居しなかった。

そして偶然にも満智子は桜田と再会した。
満智子はニセ医者である秘密も知ってしまい
桜田から絶対に離れないという。

桜田の方も満智子が男出入りが激しい事や
自殺未遂についても調べて
この女とは結婚できないと思った。


桜田は満智子殺しを知った礼子を殺そうとした。
礼子は逃げようとしたが、桜田に捕まってしまい
馬乗りになって首を絞められた。
だが、礼子を殺せなかった桜田はそのまま身を投げて死んだ。


桜田はみなしごだった。
知り合いの医者の家へ引き取られるうち見よう見まねで
医者の真似事をし、本当の医者以上に医者らしく振舞おうと
押し入れの中は医学書でギッシリ埋まっていた。
あのラブレターは桜田が書いたものではなかった。


礼子が家で仕事をしていると、ラブレターの謎が解けた。
それは、孤独な満智子が思い出をたどり自分へ書いたものだったのだ。


孤独の密葬

礼子は他の誰にもわからなくても自分だけはあなたの気持ちがよくわかると思った。
男に走る満智子、自分に素直になれなくて強がってしまう礼子。
タイプは違うがふたりの中にある孤独は同じものだった。


満智子が死んでしまっても気持ちが通じ合えた礼子は、
九ちゃんを連れて満智子の墓参りへ行く。









土曜ワイドで中野良子が美人扱いされていて違和感があったのだが
数年前に田宮二郎の「白い影」(1973年)で看護婦姿の中野良子を見たとき
初めて結構キレイだったんだと思いました。



孤独の密葬 中野良子


今回もこの入浴シーンで見せた表情の時に、それを感じました。


このドラマでは寂しくて男性に頼りたいんだけどそれが出来ない
勝気なフリーの翻訳者を演じていてサバサバした役。
今回の役には適していてなかなか良かったです。




原作では翻訳者の主人公私がマンションに引っ越してきた後に
西沢満智子あてのラブレターが送られてきます。
内容はドラマと同じでこっそり読んでしまったことで
その後満智子の死を知り差出人が満智子を殺したと思い
事件の真相解明に乗り出す。

満智子は空き家で殺されていたがツユムシの死骸を握っていたり
ツル草が巻き付いていたことから犯行現場は
手紙に記されていたマントの穴がある場所だと推理する。

そこを調べ上げどんぐり自然愛好会のチラシをみつけ
菱井銀行に勤務する大杉正之が幹部の娘と結婚して
愛好会を退会していて疑う。

だが、チラシを見て連絡先だった相手桜田という
中年の妻子持ちの管理人の男が犯人だった。
私はそうとは知らず桜田に相談しているうちに
いつしか体の関係が出来てしまい桜田から金をせびられるようになった。

年齢的にも容姿も女としての魅力のない私は
桜田から離れられなくなってしまい言われるまま金を渡し続ける。

だが、ついに全財産を失い返済を迫るのだが
最後は私も殺されてしまい、満智子あてのラブレターも
寂しい女が自分で自分に宛てたものだとわかった。

主人公の死後その部屋には若い夫婦が入居してきた。
彼らは主人公宛ての手紙を受け取るのだが
幸せな若い夫婦たちは自分たちには関係ないと
手紙を開封せずに燃やしてしまった。



ドラマと違って原作はやりきれない。
原作の方は主人公が殺されるときに
桜田から金が目当てでそれがなきゃ
お前なんか抱かないとまで言われてますからね。


ドラマの主人公礼子は寂しい独身女性ながら
パワフルだし、最後犯人の桜田も彼女を殺せなく
自殺を選んだという救いのある終わり方だった。





                         
                                  
        

「さっぱり冷しゃぶ定食」 鍋まる用賀店

category - グルメ
2017/ 08/ 23
                 
エリック・カール展を見た後は用賀駅近くの
SBSビル2Fにある「鍋まる」でお昼を食べてきました。




最初、駅について美術館へ行くときに
駅前にパスタ屋も見つけましたが
ドリンクバー付きでひかれたんですけど、
通りに面したテラスとその奥の席が
なんだか狭いような気がしてパスしました。



そして行ったのがSBSビルでした。
最初は「福寿」という焼肉屋にしようと考えていたんですが
同じフロアにある「鍋まる」の方のメニューが良かったのと
ドリンクバー付きだったので鍋まるに決定!



冷しゃぶ定食 鍋まる


注文したのは「さっぱり冷しゃぶ定食」 950円(税込)です。
豚汁と小鉢がひとつつきます。


鍋まる メニュー


当初数量限定のローストビーフ丼と迷ったんですが
ローストビーフの方は山盛りとあったので
量が抑え目で、さっぱりいただけそうな冷しゃぶにしちゃいました。




鍋まる ランチご飯

丼以外のご飯が別途つく定食では
ご飯を4種類から選ぶことが出来ます。


炊き込みご飯

今回は炊き込みご飯にしてみました。


冷しゃぶ 鍋まる

こちらが冷しゃぶで、タレは2種類でした。
さっぱりしているので食が進みます。
お味はまぁまぁです。
もう少し野菜が多いと嬉しかったなぁ。


グレープフルーツジュース

ドリンクバーは、リンゴ酢ジュースまずくて珍しく残してしまった。
写真のピンクグレープフルーツジュースはとても美味しかったです。
他にコーン茶とコーヒーを飲んで、1時間10分程過ごしてから店を出ました。


平日、オフィスも入ってそうなビルだったけど
12時頃入店しても混雑はなく空いていて良かったです。


スパゲティも食べたかったけど
落ち着いて過ごせたのが気に入りました。




                         
                                  
        

「フランスグルメ殺人事件・夫の知らないフルコース」 (1987年)

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 08/ 22
                 
平凡な主婦が再会したクラスメートから招待された
晩さん会に出席したことがキッカケで連続殺人に巻き込まれる。
豪華なフランス料理を盛り込んだサスペンス。




●「フランスグルメ殺人事件・夫の知らないフルコース-
美人妻13時間の謎?」  1987年8月22日
脚本: 田上雄
音楽: 岩間南平
監督: 大熊邦也
制作: 国際放映
出演: 多岐川裕美、平田満、中条きよし、山村聡、
真木洋子、山本紀彦、潮哲也、森卓三ほか




平凡なサラリーマンの妻・須貝京子(多岐川裕美)は、
派手好きな学生時代の友人・真弓(真木洋子)と
八年ぶりにクラス会で再会した。




京子は真弓の父・滝口(山村聡)が経営している
高級レストランを任されていて、今度の土曜日に開かれる
晩さん会のチケットを八万円で買った。


フランスグルメ殺人事件・夫の知らないフルコース




それは夫・雄作(平田満)との結婚記念日に奮発したものだった。
ところが、京子が晩さん会に雄作を誘うと
高額な値段に驚きチケットを返せと言ってきた。


しかたなく京子がチケットを返しに真弓の家へ行くと、
彼女は留守で真弓の夫・信行(中条きよし)がいた。
信行はそのチケットを買い取ると、改めて京子を晩さん会に誘う。


京子は雄作が不在なことから、誘いにのり二人で出かけていった。


わがままで人を自分の意のままに操りたい真弓に
信行は不満を抱えて夫婦仲は悪かった。
真弓は自分が浮気しながらも、信行が美しい京子を喜んで
エスコートしているのが気に食わない。


真弓は信行の弱みとなるある写真を握っていて、
京子に心が傾き始めた信行に釘をさす。


その後、京子と信行はテーブルにつき豪華なフランス料理の
フルコースに舌鼓をうつ。
しかし、その最中信行は、真弓が先日軽い交通事故に遭ったのは
誰かに命を狙われたからで、自分でさえも時々真弓を殺したくなる時があると
物騒な話を京子に聞かせた。



食事が終わると、真弓から忠告を受けたにもかかわらず、
信彦は京子をデートに誘う。
その様子を見た真弓はたまらずに京子を部屋に連れ込み、
彼女が信行を誘惑したと泥棒猫だと罵り激しく自尊心を傷つけた。
京子はたまらず部屋を飛び出して行った。


フランスグルメ殺人事件・夫の知らないフルコース


ところが京子はバッグを部屋に忘れたことに気が付き戻ってみると、
信行が引き出しを漁りなにかを探していて、
そばで真弓がナイフで刺されて死んでいた。




信行は京子を車で連れ去るが、自分は犯人ではないと訴える。
信行と真弓の夫婦関係は冷えきっていて、互いに浮気をしていた。
真弓は信行の素行調査を依頼し、浮気の現場をおさえた写真を持っていた。
さっき、信行が引き出しを漁っていたのはそれを処分しようとしたからだった。



だが、ついに見つけ出すことは出来ず、警察が見つけてしまう。
ようやっと自宅に帰った京子に、旅先の雄作から電話がかかる。
雄作は真弓が殺されたとわかり、晩さん会へは行ってないという
京子の言葉を信じて安心した。



警察は真弓の家がたいへんな資産家であることと、
信行が京子を連れて逃走したことから
真弓殺しの容疑を信行にかけ、一晩中信行を追跡した。



翌朝、京子の家へ信行が忍び込み、濡れ衣を晴らすために
京子に協力を頼んできた。


フランスグルメ殺人事件・夫の知らないフルコース



信行の話では部屋へ入ったとき真弓はまだ生きていた。
そして、息を引き取る寸前に「兄さんが・・・」と言っていたことから
真弓の兄・康彦(山本紀彦)の存在が浮かび上がる。







信行は真弓と康彦は犬猿の仲だが、康彦は二、三日前から箱根へ行っていて
アリバイがあるのだというと、京子に一緒に箱根へ行ってほしいと頼んできた。
京子は雄作が帰る今夜九時までに戻れることを確認し
レンタカーを借りて協力することにした。



その頃、警察は容疑者信行の狙いが財産なら、
次に殺すのは兄の康彦だろうと箱根にいる康彦の
身辺警護にあたることにした。




京子と信行は康彦に刑事が張り付いていることで
接触が出来なくなってしまった。
京子は自分の身元が警察に知れていないことを利用し、
車を降りると昼食をとろうとしていた康彦に近づき
事件の手掛かりになることを聞き出そうとするが
逆に立ち入ったことを尋ねたことで信行と一緒に逃亡している
女性だとバレてしまう。


フランスグルメ殺人事件・夫の知らないフルコース




その時、男から康彦に電話がかかってきて自分が真弓を殺し、
今から五分以内に指定した場所に来ないと康彦に頼まれて殺したと
警察に自首すると脅かしてきた。



康彦はそっとホテルを抜け出すと、その姿を見ていた信行が尾行する。
しかし、犯人の方が上手でつけてきた信行を殴りつけ失神させると、
その間康彦も殺されてしまう。




そこへ、康彦を探しに京子がやって来た。
二人がレンタカーに戻るとタイヤがパンクされていた。
足がなくなった二人は新しいレンタカーを借りようとするが、
二人とも所持金がなくひとまず飲食店で休むことにした。



京子たちが怪しいと思っていた康彦が殺されてしまった。
信行は真弓には腹違いで認知もされていないもう一人の兄がいることを京子に話した。
その人物を探すために逗子にいる滝口に会いに行こうとし、
信行は一計を案じ、うまくトラックの運転手(梅津栄)のトラックに同乗させてもらった。



その頃、滝口の逗子のマンションには京子たちが探している
滝口の隠し子佐々木(潮哲也)がいた。


フランスグルメ殺人事件・夫の知らないフルコース



滝口は自分の財産を奪い食い尽くし、遠い逗子に追いやった
康彦と真弓を激しく憎んでいて、佐々木を利用して制裁を加えたのだった。
だが、腹違いの兄妹を二人殺した報酬として滝口の財産を要求した
佐々木は滝口に毒を飲まされてすでに死亡していた。



そうとは知らない京子たちが滝口の部屋に入り佐々木の居所を尋ねた。
おそらく佐々木は滝口の差し金で殺人を実行したのだろうと見立てていた。
佐々木の存在は認めたものの居所は知らないとしらを切る。
仕方なくマンションを出たところ、警察が来て信行は逮捕されてしまう。



ひとりになった京子はもう一度、滝口のところへ戻ると、
滝口から食事を招待され、信行の濡れ衣を晴らすために協力してほしいと懇願した。


滝口は愛する夫がありながらも、信行の無実を証明するために
一生懸命活動している京子に心を開き始めてきた。
滝口はわがままな康彦、真弓たちに歩み寄りたかったが、
彼らは拒否して離れた場所で隠居生活を送らざるを得なくなった。
妾の子佐々木も似たようなもので、これまで信行も同じ穴の狢だと思っていた。



フランスグルメ殺人事件・夫の知らないフルコース




だが、京子は信行はそうせざるを得なかっただけだといい、
頑なにこころを閉ざしてしまっていた滝口を気の毒に感じて、
思わず話しているうちに滝口の心の痛みを感じて涙してしまう。



その姿を見た滝口は、京子の望み、信行の容疑を晴らそうと、
警察に自分が犯人だと電話をかけた。



真犯人が自首し、京子は夫が戻る九時に自宅に戻ることを目指して、
急いで帰宅する。
途中、雄作の車とすれ違うハプニングがあったが、
雄作が戻る少し前に帰宅することが出来て余計な心配を掛けずにすんだ。


フランスグルメ殺人事件・夫の知らないフルコース




これまで子供を欲しがっていた雄作にまだ二人の生活を楽しみたいと、
拒否していた京子だが、彼との平凡で穏やかな生活こそが自分の幸せとわかり、
着替えようとする雄作に子供をつくる意志があることを伝えた。



釣りへ行っていた雄作が一匹だけ釣り上げた魚を、
台所で調理する京子は幸せを感じていた。





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今回、フランス料理のフルコースを堪能するという役特に恵まれた、
多岐川裕美と中条きよし。
通常は、食べるシーンは芝居が主になるから味わえないが、
このドラマは食べているだけで良さそうだから楽しみにしていたらしい。



ところが、いざ撮影が始まると、料理が運ばれてくるのは一時間おき。
朝九時から食べ始め、最後のデザートにありつけたのは深夜零時近くだったとか。


食べるより、待つ時間が長かった撮影となり、
「ロケ弁当をしっかりと食べておくんだった」とボヤいていた。



また今回のタイトルになったフランス料理だが、
当時は「ブームで夢があるから。」とプロデューサーが語っている。


一方、監督の方は「華やかな生活に憧れる主婦が、平凡な家庭の尊さに気づく話」と
別の面からの見どころを説明している。





                         
                                  
        

上野の鳥光國の『光國丼』が美味しかった

category - グルメ
2017/ 08/ 19
                 
6月に「バベルの塔展」を見た後は上野の森さくらテラスの地下にある
鳥光國でお昼を食べてきました。
しばらくぶりの上野でのお昼ご飯。





鳥光園

最初はきじ丼にしようと思ったのですが
ローストビーフ丼や光國丼にもひかれちょっと迷いました。




光國丼


今回は光國丼を注文しました。
焼鳥丼で、ねぎま・つくね・ささみ・せせりの4種が
とても美味しそうなのが決め手となりました!



光國丼


つくねも大きめで味も染みていておいしかった。
わさびを肉に絡めながら食べました。
たれもほどよくかけられていて
ご飯が食べにくくないように木製のレンゲまでついてました。





鳥光園

みそ汁の他に3種類の小鉢が付きます。
今回は胡麻和え、お新香、冷ややっこでした。
豆腐が細かく切れていたのが面白かった。



地鶏卵の親子丼


こちらは、地鶏卵の親子丼。
どうやら肉を炙ってから仕上げたようで
香ばしいということでした。



長崎物産展

新宿まで帰ってくると小田急百貨店でやっている長崎物産展の看板が。

ちょっと画像が切れていますが、左上の佐世保のレモンステーキが美味しそう。
長崎だからカステラもあるんですね。


私は昼食後だったのでさすがにお腹いっぱいで
この日は立ち寄らず帰ってきてしまいました。



                         
                                  
        

「京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医」(1986年) 三ツ矢歌子版 

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 08/ 16
                 
京都妖怪地図シリーズ第4弾!



1、2作目は宇津宮雅代主演で、長年生き続ける主人公が妖怪で
相手の男性とは結ばれず悲しい生涯を終えるのですが
3作目は三ツ矢歌子主演でしたが、主人公が妖怪ではなくて
パートナーが妖怪で、しかも男女の恋愛ではなくて
レズビアンという異色の設定で放送されました。



今回は前作に続いて、三ツ矢歌子主演で
主人公が妖怪かつ愛する相手も異性という
原点に戻った設定になっています。



●「京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医」  1986年8月16日
脚本: 保利吉紀
音楽: 渡辺兵夫
監督: 田中徳三
制作協力: 京都映画
制作: 松竹
出演: 三ツ矢歌子、中山仁、高田瞳、遠藤太津朗、
桂朝丸、斉藤林子、近江照子、筧晃司ほか


京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医

折笠涼子(三ツ矢歌子)は一人の男性を思い続けて
四百年もの間生き続けている。


涼子は鳴滝医科大学の付属病院でで外科医長を務めている。
怪我をしたときに担当した縁で
同じ大学の学生田村徹(筧晃司)から愛を告白されていた。


誕生日の日、徹が涼子の部屋にケーキを持ってやってきて祝ってくれた。
涼子と徹はその晩、愛を交わした。
その後、徹はホルモンの異常分泌という奇妙な死に方をした。



京都府警の早川六助(遠藤太津朗)は去年も得体のしれない事件が起きていて
今度こそは尻尾を捕まえてやると意気込んだ。


水品邦夫教授(西山辰夫)の娘婿の草野洋平(中山仁)が
涼子たちのチームに配属された。
当面草野は妻の芳枝(高田瞳)、息子一郎と共に、
水品の家で同居することになった。
涼子は草野を一目見て驚いた。
それは涼子が長年思い続けてきた男性とウリ二つだったからだ。



京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医

早川は徹の検視を涼子に依頼した。
執刀は草野が行ったが、解剖結果が真っ二つにわれた。
死因は同じだが、涼子は病死と判定し、草野は他殺だと反論する。
結局医長の涼子を立て、病死ということで報告することになった。

だが、納得のいかない草野は深夜徹の遺体を調べ
顔に口紅が付着していたことから、当日女と関係を持ったことを知った。



京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医

草野は口紅の分析をすすめ、早川にも徹の女関係を調べて欲しいと依頼する。




この暑いさ中に、涼子の部屋には加湿器が置かれ
湿度が高く保たれていて、窓にも常時水滴が垂れていて
涼子にただならぬものを感じていた。



京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医

涼子は昔、阿国歌舞伎の一座の踊り子で
若武者と恋に落ちたがこの世で結ばれないと心中をしたが
ひとり生き残ってしまい、その後は亡くなった恋人の面影を求めて
若い男たちの舌尖からホルモンや酵素を補給しながら
四百年も生きながらえてきたのだ。
ホルモンの異常分泌を起こした男たちはその犠牲になり死亡していた。
湿度が下がり、乾燥すると妖怪になってしまう。



京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医

草野は解剖結果の相違をめぐり涼子と接しているうちに
涼子が自分に好意を持っていることを打ち明けられる。




芳枝は自宅に現れた化け物となった涼子の姿を見て気味悪がる。



早川は徹の女性関係を洗ううちに
その相手が涼子であることがわかり、彼女の身辺を洗い始めた。

京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医

草野は涼子から愛を告白されたことを利用して
彼女の正体を暴くために涼子と関係を持った。
鏡台に例の口紅があるのを見つけた。
その頃草野は、だんだん死んだ徹と同じように
ホルモンの異常による体の不調を感じ始めていた。

水品に診てもらうと内分泌の機能低下であることがわかり
今度こそ涼子の正体を暴いてやろうと心に誓う。



京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医

芳枝は草野の女性関係を疑っていた。
ある日、一郎が交通事故にあい涼子が手当てをした。
そこへ芳枝が訪れ草野のことでむしゃくしゃしていて
一郎を迎えに行くのが遅れたといい草野をなじった。

涼子は命をつなぐためにディスコで若い男を見つけ
男はその後死んでしまう。


目の下にクマが出来た草野は涼子の部屋へ行き
今度こそ真実を掴もうとする。
このまま自分と付き合うと草野の命を奪うとわかっていた涼子は
草野にこれまで犠牲になった男達のアルバム写真をみせて
ついに正体を明かした。



京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医

涼子が加湿器の電源を落とすと、湿度はみるみる下がっていき
涼子は美しい女医から400歳の老婆へと姿が変わっていった。

涼子は草野が独身のときに会いたかったといい
このまま一緒に死のうと思ったがそれはできず
あなたの手であの世に送ってくださいという。

一旦はナイフを手にした草野だが、それは出来ずに
最後は涼子が自分の手でナイフを刺した。


すべてが終わり、草野がマンションから出て行くと
つけていた早川が入れ替わりに涼子の部屋に入った。

暗がりの部屋で早野が見たものは、ベッドに眠るガイコツで
早川は悲鳴をあげて部屋を飛び出してしまった。



京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医

草野は涼子と訪れた川に行き、彼女が大切にしていた
黒と赤の折鶴を一緒に川に流してやった。


妖怪を見てしまうタクシーの
運転手で桂朝丸が出演してました。
タクシー運転手ってイメージだと、幽霊を見てしまう確立が高そうですよね。





さて今回四百年生き続ける妖怪を演じた三ツ矢歌子は
妖怪に扮するために顔全体にオブラートを張り
上からドーランを塗るといった念の入ったメークをしました。

既に記事にした3作目で三ツ矢歌子が
夫に出演するのを反対されながらも
女優魂からどうしてもやりたくて
引き受けたというエピソードを書きましたが
今回もメークの出来上がりを見て
一人の男性を400年も思い続けた
女の哀れさに思わず涙がこぼれたというから
女優が役に入り込むすごさを感じました。



京都妖怪地図はこのあと90年代に入ってから
叶和貴子、万田久子で2作品が作られます。

刑事が芦屋雁之助というのはいいんだけど
惚れられる男が石原良純になったりして
イマイチです。

放送も夏ではなくて、春とか秋にやったんですよね。


やっぱり4作品目までが良かったです。




京都妖怪地図シリーズ 記事一覧


◆ 「京都妖怪地図・嵯峨野に生きる900歳の新妻」

◆ 「京都妖怪地図・きらら坂に住む400歳の氷女」

◆ 「京都妖怪地図・鳥辺山に住む八百歳の女子大生」

◆ 「京都妖怪地図・河原町に棲む四百歳の不倫女医」