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美女シリーズ1 氷柱の美女・江戸川乱歩の「吸血鬼」(1977年) - 2017.08.20 Sun

土曜ワイド劇場の美女シリーズ第1弾!



江戸川乱歩の美女シリーズというと
1月、4月、10月の放送というイメージがありますが
第1作目は8月20日という夏に放送されたんですね。


シリーズ最終作も天知茂が夏に亡くなった事で
8月の放送でした。



氷柱の美女



●「氷柱の美女・江戸川乱歩の吸血鬼より」  1977年8月20日
原作: 江戸川乱歩  『吸血鬼
脚本: 宮川一郎
音楽: 鏑木創
監督: 井上梅次
制作: 松竹
出演: 天知茂、三ツ矢歌子、松橋登、五十嵐めぐみ、
稲垣昭三、大和田獏、荒井注、菅貫太郎、稲川善一ほか


氷柱の美女



明智小五郎(天知茂)は休養先の箱根湖畔で釣りをしていると
柳倭文子(三ツ矢歌子)という魔性の美しさをもつ未亡人と出会った。



氷柱の美女


倭文子は明智の宿泊先湖畔ホテルの近くの別荘に一人息子の茂といて
湖畔ホテルへもよく食事に来ていた。
明智が助手の文代(五十嵐めぐみ)と小林(大和田獏)と
ホテルのバーにいると、両脇にふたりの男を携えた倭文子がいた。



美しい未亡人倭文子には画家の岡田光彦(菅貫太郎)と
グラフィックデザイナーの三谷(松橋登)が
倭文子を狙って激しい火花を散らしていた。


ある日、岡田が三谷に決闘を申し込んだ。
テーブルにふたつのワイングラスがあり
どちらかひとつに毒が入っているので
三谷にひとつ選んで飲み干すように要求した。



氷柱の美女

三谷は迷った挙句ひとつのグラスを手にすると
思い切って飲み干したが、それはただのワインだった。



勝利を確信した三谷が岡田に残ったひとつを飲めというと
岡田はいきなり硫酸を取り出して三谷に浴びせようとした。
ふたりがもみ合っているうちに、岡田の顔に硫酸がかかり
肌が焼けただれてしまう。
そこへ倭文子がやってきて、悲鳴をあげたので
岡田はこれでお別れですと言うと部屋を出ていった。


三谷は倭文子に自分が岡田との決闘に勝ち
求婚者としての権利を得たと言って
倭文子にプロポーズすると、この申し出を喜んで受けた。
ふたりは抱き合うが、そこには倭文子の首に
切断された裸体や、赤い血のようなものがついた
いたずら写真があり、倭文子はそれを見て怖がった。


湖畔の近くで顔面がぐちゃぐちゃになった男の死体が発見された。
倭文子と三谷も現場へ行ったが、服装とただれた顔面から
岡田であることが確認された。






三谷と結婚することで、居間に飾ってあった亡き夫の写真を絵に掛け替えていた。


倭文子は三谷に聞かれるまま、18歳の時にある男性と恋に落ちた話をした。
18歳で両親を亡くし、お金がないということがつらかった。
その男と一緒に暮らしたが、相手が気が弱くて貧乏で一向に芽が出ないことから
倭文子の気持ちはすぐに醒めてしまい、男のもとから逃げ出すと
男はそれを苦に自殺してしまった。
倭文子にとって、それは触れられたくない過去だった。



そこへ、使用人の斎藤が現れ三谷の姿を認めると
まだ夫が死んで1年も経っていないことから慎んでほしいと言った。
きまづくなった三谷が別荘から帰ると電話がなり
倭文子が出ると、茂からでどうやら誘拐されたらしく
身代金の一千万円を倭文子が持って夜の12時に陸橋まで来いと言う。





氷柱の美女

警察に知らせるなと忠告されていたが
恒川警部補(稲垣昭三)に知らせることにした。





氷柱の美女 松橋登

倭文子を心配して、女装した三谷が倭文子に変装して
身代金を渡しに行くことになった。
着くとしばらくして前から男がやってきて身代金の入った
かばんを奪ったがすぐに張り込んでいた警察に捕まった。
だが、男は5万円で頼まれただけで犯人ではなく
茂の居場所もわからないままだった。



斎藤が部屋で犯人からの手紙を見つけた。
裏で待っている車に倭文子一人で乗れと書いてある。
このことを聞いた倭文子が車に乗ると
ある場所で降ろされた。
倭文子は降りる時に男がかけていた
サングラスとマスクを剥いだが
運転手の男も頼まれただけだと言った。





降ろされたところにまた手紙があり
指示通りに壊れた門がある建物へ入っていく。
暗い建物の中で、倭文子の肩に何者かが手をかけた。


氷柱の美女

振り向くと顔面を包帯で覆った男だった。
悲鳴を上げて逃げるが男から逃れることは出来なかった。


氷柱の美女

男が包帯をとると焼けただれた顔面が現れて
倭文子のために死んだ兄の復讐だと言い襲ってきた。






氷柱の美女

明智の事務所に依頼の電話があった。
明智が断ると文代が「いいんですか、柳倭文子の息子の件ですよぉ。」
と明智が倭文子関心を持っていことを見透かしたように文代が言った。
もちろん明智は引き受けることにした。





明智と恒川が別荘へ行くと、三谷がいて
倭文子と結婚することを知った。



その夜、明智たちの目の前に顔面がただれた男が姿を現した。
後を追いかけていくとある建物の前で姿を見失い
向かいから三谷がやって来た。
三谷はこの廃墟の近くのアパートに住んでいるのだと言う。
廃墟の地下室で、倭文子と茂を発見した。
そこには倭文子が苦しむ様子を覗く穴と
パンやチーズなどの食料が隠してあった。




三谷は例の写真を明智に見せて
岡田は生きていて犯人なんじゃないかと言った。
三谷が明智の事務所を出ようとドアを開けたところ
そこには明智宛の脅迫状があった。
文代が地下室に残されていた
食べかけのチーズを基に作成した歯形を持って帰ってきた。




氷柱の美女


土葬されている岡田の棺を開けたが
死体はなく明智への脅迫状が入っているだけだった。


倭文子が斎藤をナイフで刺し殺したと連絡が入った。
家政婦が目撃して警察に通報したが
明智が到着した時には、倭文子は姿を消していた。


三谷は倭文子と茂を匿っていた。
倭文子は斎藤を殺したのは自分じゃなく
斎藤と口論になり目をはずしたわずかな隙に
ナイフが刺さっていたのだが犯人の姿を見ていないと言った。


三谷は斎藤が入っていた棺に倭文子と茂を入れた。
倭文子は棺に入ることで三谷が自分を逃がしてくれると
信じていたが、棺は霊柩車で火葬場へ運ばれてしまう。



明智は天井裏に宝石が隠されているのを見つけた。
天井裏のドアから何者かがナイフを斎藤に向かって投げつけて殺した。



氷柱の美女・江戸川乱歩の吸血鬼

三谷は倭文子が犯人だと思い棺に倭文子をいれたことを打ち明け、
急いで火葬場に向かい間一髪で倭文子たちを救出した。



明智は倭文子に誰かに恨まれていないかを聞いたが
一人だけ心当たりがあるがその人は死んでいるといい
その事は話したくないと言った。



そこへ三谷がきた。
明智は倭文子にプロポーズすると言うと
いきなり三谷のプライドを激しく傷つけ
三谷が殴ってきたので明智も三谷の顔を殴ると
歯が抜けてしまった。



明智は戻ると文代たちにこのことを話し
文代に三谷の見舞いを頼む。


氷柱の美女・江戸川乱歩の吸血鬼

岡田のアトリエで岡田らしい男を目撃したと通報を受け
明智と常川警部補がアトリエへ向かった。
顔を包帯でグルグル巻きにして、足を引きずった男が現れたというのだ。





明智はこの事件は過去の出来事が絡んでいると
信州に行き、谷山二郎(加島潤)が女に逃げられて自殺し、三郎という弟がいることがわかった。
三郎の写真を見た明智と小林は驚いた。


明智が恒川にこのことを報告すると
岡田の遺体が東北の寺の藪の中から発見された
ことを聞かされた。


倭文子は犯人から兄の谷山二郎の復讐の
ためにこのようなし
化け物の面を剥ぎ三谷が谷山三郎だと知った。



氷柱の美女・江戸川乱歩の吸血鬼

三谷は製造工場で氷の花の制作のデザインをしていて
裸の倭文子をその中に入れて復讐を完成させるのだと言った。


明智たちが三谷のアパートへ行くと留守で
今日は製氷工場が休みだが三谷はそこへ行ったと知り恒川が向かった。




氷柱の美女・江戸川乱歩の吸血鬼

そこへ顔が爛れた化け物が現れた。
それは、犯人が被っていた面と同じモノを被った明智の変装だった。



明智は三谷の机にあった例の写真のデッサン画を見つけ
三谷の歯形がチーズの歯形と一致し
谷山三郎の写真を見せ三谷が犯人であると言った。
三谷は死んだ岡田が生きているように見せ
岡田の犯行に見せかけようとしていた。



恒川が倭文子と茂の居場所を聞くと
二人は氷の中に閉じ込められていた。



氷柱の美女・江戸川乱歩の吸血鬼

だが明智は三谷が席をはずした僅かな時間に
マネキン人形とすり替えていた。


氷柱の美女・江戸川乱歩の吸血鬼

三谷は兄と同じようにカミソリで首を切り
倭文子を愛してもいて一緒に死ぬつもりだったといい終えると息を引き取った。









魔性のような美しさを持つ女に三ツ矢歌子というのが違和感ありだが
井上梅次、天知茂、三ツ矢歌子という顔が揃い
シリーズ中、新東宝のエログロさが一番感じられる作品である。


また舞台が合いそうな男前の松橋登が出ているのもイイし、
三ツ矢歌子が地下室で化け物に襲われるときの
帯をクルクル解かれるところも映画っぽい演出だなぁと思いました。




今回は文代役の五十嵐めぐみが長い髪で新鮮で
初めて見たときは驚いた。
美女シリーズの五十嵐めぐみというとショートへアというイメージだったので。

また今回のみ明智の助手の小林が大和田獏で
波越警部の代わりに常川警部補が出ている。









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