FC2ブログ
2018/04/24
2018/04/21
2018/04/20
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

2018年04月

        

「プーシキン美術館展-旅するフランス風景画」@東京都美術館

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 04/ 24
                 
上野にある東京都美術館で行われている
「プーシキン美術館展-旅するフランス風景画」へ行ってきました。


行ったのは4月18日水曜日のオープン時刻頃でしたが、
シルバーデーということもありかなり混雑していました。



プーシキン美術館展 東京都美術館


この案内に従って入口まで行くと長蛇の列が出来ていて
入るまでに10分程待つことに・・・


いつもはシルバーデーをチェックしてから行っていたんですが、
今回はすっかり忘れていてシルバーデーの混雑っぷりにビックリ!
とはいっても中へ入ってからは思ったほどの混みようではなく、
11時には鑑賞を終えて展示室から出てくることが出来た。



シルバーデーは65歳以上からということで
ほとんどがシルバーデーの無料鑑賞に該当するお客さんばかり。


ということで4月14日から始まったばかりのプーシキン美術館展ですが、
こういうイベント時を避ければ、平日はかなり空いていてみやすいと思います。
おそらく会期前半は土日でも混雑はなさそうな感じがしました。




モスクワにあるプーシキン美術館は、印象派を中心とする
フランス近代絵画コレクションが世界屈指といわれているそうです。


今回はその中でも風景画を軸に、作家が見た風景や
想像による風景画など65点が展示されています。



そんな絵を旅するような感覚で鑑賞することができます。


また女性の裸体を描いたことで非難を受けた
マネの「草上の昼食」に刺激を受けた
クロード・モネの「草上の昼食」が初来日。




草上の昼食 クロード・モネ



≪草上の昼食≫  クロード・モネ 1866年


モネは他にもお馴染み”水連”がテーマの
「白い水連」がありました。




庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰 ピエール=オーギュスト・ルノワール



≪庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰≫  
ピエール=オーギュスト・ルノワール  1876年


ルノワールはこの近くにアトリエを借り
ここに集まる人々の様子を描き出しています。





サン・ミシェル大通り

≪サン・ミシェル大通り≫  ジャン・フランソワ・ラファエリ 1890年代


市民の賑わいといえば、こちらもその活気さが伝わってきて印象に残りました。
大きな通りに馬車や待ちゆく人を配置することで街全体が生き生きとしていて、
都会の洒落た雰囲気と賑わいが存分に感じられます。





山の小屋 ギュスターヴ・クールベ


≪山の小屋≫  ギュスターヴ・クールベ 1874年頃


都会とは対照的に、ゆっくりと時間が経過するような、
穏やかな田舎の風景。
見ているだけでなんだかホッとするような気持にさせられます。




牛のいる風景

≪牛のいる風景≫  
ジュール・コワニエ/ジャック・レイモン・ブラスカサット  19世紀前半





馬を襲うジャガー アンリ・ルソー

≪馬を襲うジャガー≫  アンリ・ルソー 1910年


生涯フランス国内で暮らしながらも想像力をたくましくして描かれた
ルソーのジャングルでの弱肉強食な生々しい作品。
背景の鮮やかな色彩がこの一瞬の出来事をより力強いものに感じさせてくれます。







プーシキン美術館展 東京都美術館


今回の撮影コーナーは、そんな印象的なこの作品が背景となっていました。






さて、上野にはいくつもの美術館、博物館があるのですが、
3月に終了したと思われていた表慶館で行われていた
「アラビアの道」が5月13日まで延期されていることを知りました。


アラビアの道


私が見に行ったときも、他の展覧会ついでに見る人だけでなく、
これだけを目当てに来ている方もいて意外に人気があるのかもしれません。


こちらは全ての作品が撮影可能でしたし、その上にある平成館でやっている
展覧会のチケットを持っていれば無料で入場できるはずですので、
平成館へ行く機会がある方は、表慶館にも足をのばしてみてはいかがでしょうか。





            
スポンサーサイト



            
                                  
        

「白い肌に妖しき黒髪」 (1984年)  連城三紀彦 『黒髪』

category - 土曜ワイド劇場
2018/ 04/ 21
                 
連城三紀彦のちょっと怪奇っぽいテイストの短編小説のドラマ化。



●「白い肌に妖しき黒髪・東京妻VS京都妻
“もう一度…もう一度…”」 1984年4月21日
原作: 連城三紀彦  『黒髪』  密やかな喪服 (講談社文庫) 収録
脚本: 野上竜雄
音楽: 大野克夫
監督: 大熊邦也
制作: 渡辺企画
出演: 小柳ルミ子、渡瀬恒彦、寺田農、
岡本かおり、宮口精二、湖条千秋ほか



白い肌に妖しき黒髪



美術雑誌編集長・高沢(渡瀬恒彦)と京都の染色家・尚江(小柳ルミ子)の
不倫の恋が再燃した。
その頃から二人の周囲に不思議な現象が起こるようになる。



高沢と尚江が会うと、高沢の妻・路子(小柳=二役)は
必ず原因不明の激しい発作に襲われる。


尚江はいつも高沢の服の襟もとに路子のものらしい
女の長い黒髪がついていることを気味悪がった。









                         
                                  
        

「京おとこ京おんな連続怪死事件」 (1991年)

category - 土曜ワイド劇場
2018/ 04/ 20
                 
笑福亭鶴瓶が関西の刑事を演じるシリーズ?もの。



1988年3月19日に「幻の船連続殺人」大阪府警の文田浩和として登場。
その年の6月18日の「古代舞の女」では亀田淳也刑事となっていた。


そして、今回は京都府警の文田浩和に戻っている
原作はいずれも黒川博行でこれは三作品とも共通。




また「古代舞の女」の黒木刑事役の古谷一行が特別出演している。
なぜ、古谷一行がちょろっと出ているのかは、この後公開予定の
「古代舞の女」の記事の終わりの方を読んでいただけるとわかります。


さて、「幻の船連続殺人」と「京おとこ京おんな連続怪死事件」は
大阪と京都という違いこそあれ、文田浩和として登場していて
「古代舞の女」では 亀田淳也と別人になっているが
なぜか「古代舞の女」で組んだ黒木刑事が文田としての回でも絡んでくるという
ちとややこしい展開なんですね。




●「京おとこ京おんな連続怪死事件・
東京マドンナ警視VS.京都万年ヒラ刑事」  1991年4月20日
原作: 黒川博行  『ドアの向こうに
脚本: 田上雄
監督: 土屋統吾郎
制作: 松竹芸能
出演: 坂口良子、笑福亭鶴瓶、古谷一行、
長門裕之、村井国夫、田中隆三ほか



京都府警・文田浩和(笑福亭鶴瓶)が所属する班に
東京から女性警視・五十嵐晴子(坂口良子)が赴任してきた。
やり手で強気な晴子を文田は煩わしく感じた。



京おとこ京おんな連続怪死事件



その後、京都市郊外の竜王橋の建設現場で、中年の男の遺体が発見された。
解剖の結果、殺されてから別の場所に埋められていたのが
掘り出されて工事現場に埋めなおされたらしい。


被害者は古川という男で、三か月前に入院していた病院で
同室の患者にけがを負わせたまま逃げ出していたことがわかった。
文田たちは古川が殺害された現場を割り出すために彼の足取りを追う。



そんな中、今度はクラブ牧子のホステス・池内ヒロミが自宅のベランダから飛び降り
彼女の部屋で年下の愛人・吉松慎哉が青酸カリを飲んで死ぬという事件が発生する。
部屋は鍵がかけられており、状況から見てヒロミが無理心中を図ったのではないかとみられたが
その後の捜査から密室殺人の可能性が高くなってきた。


ヒロミの部屋には何故か建築関係の雑誌と
竜王橋殺人事件の新聞記事がいくつも発見され
行き詰っていた竜王橋事件とヒロミ、吉松の死に関連性が出てきた。



さらには吉松の部屋から焼け焦げた金属の部品が発見される。


京おとこ京おんな連続怪死事件



クラブの同僚の話から、ヒロミが金持ちに体を提供するバイトをしていたことが判明した。
ヒロミの男関係を洗ううちに、建設会社に勤める坂口という中年男が
ヒロミをしつこくつけまわし吉松から殴られていた事実を突き止める。


文田と晴子はさっそく東京にいる坂口に会いに行くが
彼には確かなアリバイがあり不発に終わる。
だが、その現場で建築家として人気がある佐伯和久(村井国夫)と出会った。
その帰り道、文田は偶然捜査一課の係長黒木(古谷一行)に再会した。



一方、京都では死亡した吉松宛に建築雑誌のバックナンバーが届いた。
横山(田中隆三)らが中を開けてみると佐伯の京都の別荘が紹介されている。
古田の足取りは大原で途絶えていて、佐伯の別荘も大原にある。
もしかしたら古田が佐伯の別荘に入り込んだのではないかと仮説を立てた。



早速横山も東京へ行き、文田と晴子にこの事を伝えた。
ヒロミの部屋にあった建築雑誌にも佐伯の名前があった。
佐伯は京都の大学の建築コンペに入選している。


京おとこ京おんな連続怪死事件



文田と晴子は、黒木から佐伯がかなり強引な性格で、
三年前のコンペでは政治家の宇佐美(御木本伸介)を抱き込んでいたことをきいた。
二人の関係はまだ続いていて、最近受賞したコンペでも、
宇佐美のバックアップがあったのではないか。
おそらく佐伯は宇佐美を取り込むため、ヒロミを宇佐美に提供したのだろう。




一連の事件に佐伯がかかわっているのではないかと考えた文田らは
佐伯の事務所に行き、古川が別荘に入り込んだのではないかと尋ねるが、
佐伯はここ数ヶ月別荘へは行ってなく、古川の死体が見つかった場所は別荘とは離れていると
古川が別荘に侵入した可能性を否定した。


文田が別荘を見せて欲しいというと、佐伯は明日京都へ行く予定なので
自分が立ち会い文田ら三人だけなら中を捜索しても良いと承知した。
佐伯にとって別荘は大切な作品のひとつであり、
勝手に中をかき回されるのは許しがたいことだった。



翌日、文田、晴子、横山の三人が手分けして別荘の中を調べるが
古田が殺されたような証拠は見つけられなかった。
部屋には学生時代山岳部だった佐伯が撮影した槍ヶ岳の写真が飾られていた。


京おとこ京おんな連続怪死事件




その時、文田はリビングで違和感を感じた。
雑誌に載っていたリビングには絨毯が敷かれていたが
どこを探してもそれは見つからない。
文田たちは、古田がここで殺されて絨毯に血痕がついたために
処分したのだと考えたが、屋外の大きな焼却炉からは
燃えカスひとつ見つけることは出来なかった。



佐伯をクロとみて捜査をするうえで宇佐美という政治家の存在が障壁だった。
班長(長門裕之)はそのことで文田をどやすが、文田と晴子が刑事生命を
賭けて捜査にあたっているのを知り、班長も覚悟を決めてこれを認めた。



晴子は山岳部にいた佐伯がベランダからロープをつたい屋上に逃げたと
推理したが、ヒロミが落ちたとき下には目撃者がいて
誰もマンションの壁をつたったものはいなかったと証言しいき詰まる。



文田は宇佐美のもとへ行き、ヒロミのバイトのことをほのめかし
ついに政治家お得意の蜥蜴の尻尾きりで宇佐美の口を割らせた。


宇佐美は佐伯からヒロミを紹介され、三人で別荘を訪れていた。
ところが着いてみるとガラスが割られ、何者かが侵入した痕跡が残されている。
佐伯は二人を残して一人で中へ入っていき、中からは言い争う物音が聞こえた。
佐伯が別荘から出てきた時には血が付いたゴルフクラブを握っていた。


佐伯は中に見知らぬ男がいて争っているうちにけがをさせてしまったと説明していた。
殺害したとはいわなかったが、佐伯を追い込むのに十分な証言を得た。



文田は授賞式へ向かう佐伯に会いに行き、宇佐美から全てを聞いたことをいう。


観念した佐伯はついに自供した。



やはり病院を抜け出した古田は佐伯の別荘に忍び込んでいた。
あの日争っているうちにゴルフクラブで殴るとあっけなく古田は死んでしまった。
佐伯は一旦は近くに古田の死体を埋めたが
その後犯行がバレるのを恐れて建設現場に埋めなおした。
あと少しで現場にはコンクリートが流され、遺体は永遠に発見されないはずだったが
運悪くその少し前に遺体が見つかってしまう。



その後、ヒロミから別荘での出来事を聞いた吉松は
焼却炉の中からゴルフクラブの焼け焦げた金属を見つけ
それをネタに佐伯を強請っていた。



佐伯は吉松に三度目の金を届けにヒロミのマンションへ行き
吉松に青酸化合物を飲ませて殺すと、ヒロミを殴り気絶させて
彼女を屋上に運んだ。
佐伯はヒロミの部屋に戻ると中からカギとチェーンロックを掛けた。


そしてベランダからロープを伝って屋上へ行き目撃者をつくるため
駐車場に車が入ってきた時を狙って屋上からヒロミを突き落とした。
屋上にはヒロミがつけていた足のマニキュアの一部が付着していて
佐伯が回収し損ねた登山用のカラビナを晴子が見つけていた。



これで事件は解決した。


最初は、勝気な晴子に敵意をむき出しにしていた文田だが
一緒に捜査をするうちに、彼女の過去を知りいつしか
惹かれるようになっていた。


文田は思い切って告白しようとするが
晴子は急に警視庁に配属が決まり東京へ帰ることになった。


京おとこ京おんな連続怪死事件


結局文田は思いを告げられず晴子は去ってしまう。










************ 関連記事 ************


■ 「幻の船連続殺人」

■ 「古代舞の女」