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2018/12/30
2018/12/27
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

2018年12月

        

「厄除け商売繁盛殺人事件・猿の絵皿が告発する!」 (1995年)  シリーズ第2弾

category - 土曜ワイド劇場
2018/ 12/ 30
                 
厄除け商売繫殺人事件シリーズ第2作目。

今回より松方弘樹の妻役が森口瑤子から伊藤かずえに変更となっている。




●「厄除け商売繫盛殺人事件・猿の絵皿が告発する!
浅草-日光 羽子板市の夜の犯罪」  1995年12月30日
原作: 鳥羽亮  指が哭く (カッパ・ノベルス)
脚本: 篠崎好
監督: 池広一夫
制作: 東映
出演: 松方弘樹、伊藤かずえ、宍戸開、
加茂さくら、下川辰平ほか



西浅草署の刑事高杉順平(松方弘樹)は、
ひとまわり下の少女向け推理作家の妻・法子(伊藤かずえ)と二人暮らし。



浅草寺で行われていた羽子板市の夜、帰宅した高杉の元へ猿の絵皿の破片と
髪の毛が送られてきた。




厄除け商売繫盛殺人事件・猿の絵皿が告発する! 浅草-日光 羽子板市の夜の犯罪




その後、老舗の和菓子屋「あわ家」の若社長・藤沢泰造(作原利雄)の死体が柳橋で発見された。
死因はナイフで刺されたことによる失血死で、死後川に放り込まれたとみられる。
遺体のポケットには高杉のところへ送られたものと同じ猿の絵が描かれた紙片が入っていた。




捜査にあたった高杉は野宮(宍戸開)とともに藤沢の周辺を洗い、
あわ家の営業課長・岡崎宏之(下川辰平)から事情を聴いた。
被害者には腹違いの弟で専務の藤沢光司(高川裕也)がいたが、
二人が不仲だったという以外のことはわからなかった。





まもなくして野宮の元にも日光東照宮の二枚目と同じ
見ざる聞かざる言わざるの絵柄が描かれた割れた絵皿と毛髪が送られた。



直後、泰造、光司兄弟が通っていたバー茜のママ・西山アカネ(若山幸子)が、
自宅の浴室で殺されているのが見つかるが、
野宮のところへ送られてきたものと同じ柄の猿の絵が死体のポケットに挟まれていた。




法子は高杉と野宮に送られてきた猿の絵柄は日光東照宮の猿の絵八枚のうちの
一枚目と二枚目だと知らせた。
八枚の絵は人の一生になぞらえている。



厄除け商売繫盛殺人事件・猿の絵皿が告発する! 浅草-日光 羽子板市の夜の犯罪





高杉は二つの事件の共通項から、三年前に日航の湯の湖で
三神佐織(沢南海子)という女性が入水自殺した事件を思い出した。
彼女はその二年前に恋人・柴山千秋(四禮正明)から
別れ話を持ち出され自殺しようとしたのを高杉が止めていたのだ。
柴山は光司の友人でもあり、高杉と野宮は事件の背景を調べるために日光へ飛んだ。




日光中央署の岩田刑事(斉藤暁)から、ボートで佐織が左手首を切り
「私の子が」という血文字を残して死んでいたことを聞いた。
レンタカーには遺書のようなものが残されていた自殺と判定されたが、
佐織の父の勝治(井上昭文)も岩田も自殺に納得がいかなかった。


佐織は柴山と別れる前に交通事故を起こし流産し子供の産めない体になっていた。
五年前、柴山が運転する車に佐織と泰造、光司が乗車しており、
ケイコと息子が乗る車と衝突事故を起こしていた。
ケイコ母子は死亡し、事故の通報者は殺されたアカネであることがわかった。



厄除け商売繫盛殺人事件・猿の絵皿が告発する! 浅草-日光 羽子板市の夜の犯罪




このことから、佐織の父・勝治が容疑者として浮上したが、
東京へ戻ってみるとその勝治は姿を消していた。



そして、五年前の交通事故の担当だった交通課の篠原警部のところへも
割れた猿の絵皿が送られてきて勝治の容疑はますます濃くなっていく。




勝治と囲碁仲間だった岡崎は、勝治が日光へ行ったのではないかと推測し、
高杉らが日光へ戻ってみると湯の湖で柴山が猿の絵を持って死んでいた。



厄除け商売繫盛殺人事件・猿の絵皿が告発する! 浅草-日光 羽子板市の夜の犯罪




そして、交通事故の唯一の生存者である光司が恋人・ユキコ(藤崎由美)と一緒に
日光のホテルに宿泊していることがわかった。







そして、千葉の浜金谷で黒のバンに乗っていた勝治が転落死する。
高杉は勝治が助手席で死亡していたのを不審に思った。
警察は柴山が殺された時は日光に、勝治が殺された時は現場に近い
館山にいた光司へと容疑の目を向け始めるが、
結局は勝治が一連の犯行を実行したものと見て落ち着いた。



だが高杉は光司の犯行を暴くために法子とバー茜のホステス・村山アズサ(加茂さくら)の
協力を得ておとり捜査に踏み切った。
アズサの名で脅迫状を光司に送ると、罠にかかった光司の身柄をおさえた。



厄除け商売繫盛殺人事件・猿の絵皿が告発する! 浅草-日光 羽子板市の夜の犯罪





なかなか口を割らない光司だったが、高杉の誘導にひっかかかり佐織殺しを自供した。



五年前の交通事故で車を運転していたのはクスリで酔っていた光司だった。
スキャンダルを恐れ、正気だった柴山が運転していたことにしてアカネを目撃者に仕立てた。
柴山には渡欧の費用、アカネには店の開店資金を提供し口を封じた。



佐織は事故がもとで流産し子供が出来なくなったことを責め立てたため、
一緒に死のうと持ち掛けて佐織が自殺したように見せかけて殺した。
光司は佐織しか殺しておらず、他の四人は勝治が殺したということになり
捜査本部も解散することが決まった。




帰宅した高杉は勝治犯行説に疑問を抱いていることを打ち明けると、
法子は交通事故のケイコ母子の家族に目を向けた。
ケイコは母を早く亡くし、父だけが生存している。



厄除け商売繫盛殺人事件・猿の絵皿が告発する! 浅草-日光 羽子板市の夜の犯罪





法子は以前、岡崎が同じ境遇であることを聞いており、
あわ家へ行ってみると岡崎は無断欠勤をしておりアパートにもいない。
高杉と法子がケイコたちが眠る墓へ行くと、岡崎がいた。







厄除け商売繫盛殺人事件・猿の絵皿が告発する! 浅草-日光 羽子板市の夜の犯罪




岡崎は五年前、交通事故が起こったときにケイコたちを病院に運ばず、
見捨てた光司たちへの復讐から彼らを殺害したことを告白した。


岡崎は似たような境遇の勝治に計画を持ち掛け共謀し、
病気で死が迫っていた勝治は自らの命を賭けて光司の犯行を暴こうとしたのだ。


猿の絵皿を高杉へ送ったのは、高杉なら事件の真相を明らかにしてくれるという期待からだった。






指が哭く (カッパ・ノベルス)






************ 厄除け商売繫殺人事件シリーズ ************

1. 「浅草ほおずき市の夜からはじまる恐怖の連鎖!」

2. 「浅草-日光、羽子板市の夜の犯罪」

3. 「観光マップに偽装トリック!下町浅草の刑事が狙われた」







            
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満男の引退発表で喪失感が消えなかった

category - 鹿島アントラーズ
2018/ 12/ 29
                 
早いもので2018年が終わってしまう。

27日に突然、満男の引退が発表され衝撃を受けた。


満男をはじめ、秋田、相馬、ナラ、主将本田、ハセ、クマ、隆行、ヤナギやノザーがいた頃の
泥臭い鹿島が好きだった自分にとって満男は最後の砦のような存在だった。
去年から試合に出ることも少なくなり、今年はそれ以上に使われなくなり、
引退あるいは移籍への不安はあった。
それでもまさかこのタイミングで引退とは思わなかったので本当にショックでした。
もう満男のような鹿島の象徴となるような選手はなかなか出てこないだろうなぁと思うと心の中の空虚感は消えません。




だが、翌日の引退会見を見てしばらくしてようやっと気持ちの整理がついてきた。
何よりも嬉しかったのは大好きな鹿島で引退したかったと言ったこと。
そして、他のチームで現役を続けるつもりがなかったことだ。



貪欲に勝利、タイトルにこだわる鹿島が好きだった自分にとって、
選手が入れ替わり洗練され泥臭さが失われてきていたアントラーズは物足りなくもあった。
しかし、世代が変わればこのあたりの変化も受け入れていかなければいかない。



今年は途中からジーコが戻ってきたことで、再び結果にこだわるアントラーズへと
変化が生まれる期待感に目を向けようと思った。




ただ、自分は監督交代を望んでいたので、続投の可能性が高い報道が出ていたこともあって
そのあたりにまだ不安感はあるのですが。






そんな中、守備の要だった昌子も噂されていたフランスへの移籍が決まり、
活躍すると海外へ移籍してしまうという流れが続いているのも複雑な気持ちだ。
海外で活躍してほしいという気持ちと、やはり鹿島でタイトル獲得に貢献してほしいという気持ちがあるので。



それに加えユースあがりの田中稔也がザスパクサツ群馬へ完全移籍。
レンタルならまだしもJ3に完全移籍とは…。
出場機会を求めて本人からの希望だったらいいのですが。



来年からのアントラーズはどうなるんだろうと寂しさと不安な気持ちがありますが、
満男がほれ込んだ鹿島アントラーズを来年以降も応援していきたいと思っています。



本当は27日に書こうと思っていたのですが、いろんな思いがあふれていたにもかかわらず、
なかなか文章にすることが出来ず、作ってあった記事の投稿は別として、
新たに記事を書いて投稿するということが今日までできませんでした。



満男は引退しますが、彼が言っていた通りこれからも
勝利にこだわりタイトルを獲り続けるクラブであってほしいです。


来年はここのところ獲れなかったリーグを獲りたいですね。
川崎が積極的に補強を進めているようですが、三連覇はなんとしても阻止せねば。


鹿島のこれからの補強に期待しつつ、年を越そうと思います。




                         
                                  
        

「ロシア絵画の至宝展」@東京富士美術館

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 12/ 27
                 
週末は八王子にある東京富士美術館へ
「ロシア絵画の至宝展 夢、希望、愛-アイヴァゾフキーからレーピンまで」を
見に行ってきました。


ロシア絵画の至宝展


八王子からバスで15分程のところにあるため、あまり訪れることはない美術館ですが、
かなり良い内容の展覧会が多く、今回も少々重たい足を運ぶことになりました。
12月24日で終了するため、本当は22日に行く予定でいましたが、
目の病気が治らなかったので眼科へ行くため翌日の23日日曜日に行きました。


今回は国立ロシア美術館の名画をたっぷりと堪能できるという事、
テーマも”夢、希望、愛”という素晴らしいものだったのでとても楽しみにしていました。


19世紀のものを中心に40点の作品が展示。
美しくて心温まるものが多く、大きな作品も沢山あったので
40点でもとても満足のいく展覧会でした。


神秘的な月光に照らされた『モスクワのスパスキー門』 (カルル・ヴィリゲリム・ラーブス 1854年)、
二人の少女を照らすロウソクの光が印象的な『キリスト降誕祭りの占い』 (ニコライ・ピモネンコ 1888年)が
とてもきれいで良かったです。


本当にテーマがポジティブなものなので、優しい気持ちになれます。
中には自然の厳しさがテーマになっているものもありましたが、
それさえも壮大で、どこか幻想的なかんじがして魅せられてしまいます。


今回はイヴァン・シーシキンの『白樺の森の小川』 (1883年)があったのですが、
これがまた素晴らしかった。
カンバスのほとんどが雑草の生えた地面と樹木でおおわれた風景で、
真ん中に小川とその横に小さく二人の人物を配置している。


木々からわずかに見える空と雲、優しい光で包まれた森は、
とても穏やかで見ているだけで心が癒される。




そして、会場の終わりの方でひと際目をひかれたのが、
チラシにも使われていたイリヤ・レーピンの『サトコ』 (1876年)です。



ロシア絵画の至宝展


(上の画像は『サトコ』の部分 上下がカットされています)

着飾った王女に目がいきがちですが、海中にいるサトコの視線は、
左の上の質素な身なりをした娘へと注がれている。


手前には人魚と金魚のような赤い魚がいるのですが、
画像で切れているサトコの上部には魚たちが泳いでいます。


この絵はとても大きく、その神秘的な美しさに「行って良かった」と改めて思わされました。


この他にもレーピンは、親交があったトルストイを描いた
『裸足のレフ・トルストイ』 (1901年)が展示されていた。



企画展を見た後はサロンでお茶を飲みながら休憩。



東京富士美術館


そこから見える風景を見ながら紅茶とコーヒーを頂きました。



東京富士美術館


ここでは無料でコーヒーなどが飲めるのです。



そして、十分にくつろいだ後は常設展へ。



こちら西洋美術館の常設店並みにしっかりとした作品数がおかれています。
その数は100以上で、作品の入れ替えもちゃんと行われていて、
前回とはまた違うものが楽しめました。


アルマ=タデマの「古代ローマのスタジオ」はあったので
再び見ることが出来て嬉しかったです。


さらにはちょっとした写真コレクションスペースなどもあり、
他にも小さなお子様連れの方にも配慮された美術館となっています。