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展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

2019年10月

        

「釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女」 (1992年)

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 10/ 31
                 
土曜ワイド劇場の渓流釣りシリーズの最終作。

初代の緒形拳&池上季実子から俳優や組み合わせがよく変わるが
今回は林隆三と斉藤慶子のコンビとなる。


釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女 プロポーズの夜に殺人が…




●「釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女
プロポーズの夜に殺人が…」  1992年10月31日
原作: 太田蘭三  寝姿山の告発 (光文社文庫)
脚本: 猪又憲吾
音楽: 宇崎竜童、神山純一
監督: 鷹森立一
制作: 東映
出演: 林隆三、斉藤慶子、二宮さよ子、
名古屋章、七瀬なつみ、仲谷昇ほか



山と釣りが好きな作家・釣部渓三郎(林隆三)と
歳の離れたガールフレンド・アキ(斉藤慶子)は
友達以上恋人未満の関係が続いており年頃のアキは
釣部の煮え切らない態度に業を煮やしてお見合いすることになった。



面白くない釣部は伊豆に渓流釣りに出かけたところ男の死体を発見。
死んでいたのは北多摩国際大学の学長・太田黒辰夫(入江正徳)。
偶然にもアキの見合い相手は太田黒と次期学長の座を争う
白鳥由太郎(仲谷昇)の息子で助教授の貴一(吉岡圭二)だった。



釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女 プロポーズの夜に殺人が…



警察では太田黒の死因が落石による事故死とにらんでいたが
友人の蟹沢警部(名古屋章)から協力を頼まれた釣部は
状況と太田黒が持っていた錘から釣りの知識を
ハンパに持つ人物による事故を装った殺人と断定する。



一方、見合いを済ませたアキは貴一にもらったペンダントをみせ
釣部の嫉妬心をあおろうとしてきた。


釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女 プロポーズの夜に殺人が…



実は、アキも貴一も紹介者の顔を立てただけの見合いで
貴一はアキから見合いを断ってくれるよう頼んでいた。




その後、下田を訪れた釣部は十年前に自殺しようとしていたところを助けた
瀬川江里子(二宮さよ子)とホテルで偶然再会した。
当時彼女は妻子持ちの男性と恋愛をしていたが相手が自殺してしまい
生きる気力を失いあとを追おうとしていたのだ。



現在、江里子は生け花で生計を立てており
この日も仕事でホテルに来ていた。



釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女 プロポーズの夜に殺人が…



蟹沢はその後の捜査で貴一がアキとの見合いをしたのは
アキの大学の教授を巻き込んで学長選挙での票を獲得することが目的であり
太田黒が殺害された日に愛人の野沢文子(七瀬なつみ)と
殺人現場近くに行っていたことを知り署まで連行した。




文子の話しでは二人はずっと渓流釣りをしていたが
30分だけ一緒にいなかった空白の時間があったと証言している。
しかし、貴一は文子は嘘をついているといい認めようとはしなかった。



息子の無実を信じる白鳥は文子に本当の事を証言するよう頼むと
三千万円を要求してくる。


釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女 プロポーズの夜に殺人が…


釣部に命を助けられた江里子は伊豆に引っ越してきてから
数年前に妻を亡くした白鳥と恋愛関係にあった。

学長選で金を使い果たした白鳥は江里子のところへ
金を工面してくれるよう申し込みにいった帰り駅のホームで
何者かに突き落とされそうになり捜査は混乱をきたす。





再び伊豆を訪れた釣部とアキは渓流釣りが初めてという
江里子に釣りの手ほどきをした。
その夜、アキが釣部を愛していると知った江里子が
自分の本心に従うべきだとアドバイスをしアキは釣部の部屋へ行き告白をした。



釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女 プロポーズの夜に殺人が…



ところが釣部の悪い癖で些細なことからムードがぶち壊され
怒ったアキは江里子が眠る部屋へ帰って行ってしまった。




翌日、伊豆の別荘で白鳥の刺殺体が発見される。
江里子が白鳥のプロポーズを受けようと決意した矢先の事だった。
蟹沢はワープロで打たれた白鳥からの呼び出し状を持っていたことから
国外逃亡を図ろうとしていた文子を連行するが
脅迫したことまでは認めたが別荘についた時にはすでに殺されていたという。



アキは釈放された貴一にペンダントを返しに行った時に
太田黒が三年前に男の子をひき逃げしていたことを知らされた。



学長選で勝利したかった貴一はそのことをネタに太田黒を脅したが
事故を起こした時に助手席に乗っていた白鳥のすすめで逃げたと
学長選から降りることを拒否した。



釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女 プロポーズの夜に殺人が…



あまりに堂々としていた太田黒に不審を持った貴一は
文子と渓流釣りへ行った時に上流にいる太田黒の様子を見に行くと死んでいたと話す。



白鳥と太田黒を殺したのは息子をひき逃げされた親の復讐だとわかったアキは
釣部にそのことを連絡すると江里子に会うために下田にある江里子の自宅へ向かった。



アキは彼女が仏壇にある男の子の遺影を見て彼女に疑いを持ちはじめたとき
背後にいた江里子が岩でアキに襲い掛かろうとした。


その時、釣部が駆けつけアキが殺されそうになるのを救出した。
釣部は江里子が渓流釣りに慣れているのにそれを隠そうとしていることに
疑問を抱いて三年前の事故の被害者が江里子の息子であることを調べあげた。



釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女 プロポーズの夜に殺人が…



十年前、釣部に命を救われた絵里子は最愛の人の子供を身ごもっていることを知った。
そして、三年前その息子がひき逃げされてしまう。
白鳥が求婚しに来た時に江里子は太田黒が三年前に
交通事故を起こしていたことを聞かされピンときた。


白鳥は三千万円の工面を頼みに来た時に、江里子の息子が事故の時に持っていた
サッカーボールを押し入れの中から見つけて被害者が江里子の息子だとわかった。
帰り道ホームで襲ったのが江里子だとわかった白鳥は彼女の身元調査をしていた。


江里子は息子の復讐をするため口実を設けて太田黒を呼び出すと
殺害し釣り人の事故死に見せかけた。
ところが釣部が渓流釣りの知識を半端に持つものの偽装殺人と見抜いたため
疑いがかからぬように初心者を装っていたのだ。



釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女 プロポーズの夜に殺人が…



白鳥まで殺すつもりはなかったが江里子が事故の被害者の母親だと知ったため
彼を脅迫していた文子に呼び出し状を送り容疑がかかるように細工をした。
あの夜、釣部たちが泊まっていたロッジと白鳥の別荘は渓流を挟んですぐの距離で
江里子はアキをそそのかして釣部の部屋へ行かせると
その隙に別荘へ行って白鳥を殺害しその直後に文子がやってきた。


江里子は急いでロッジへ戻ると着替えて布団に入り寝たふりをしていた。
帰ってきたアキには江里子が部屋でずっと寝ていると疑いもしなかった。



復讐を遂げた江里子はそのまま飛び降りようとするが
またしても釣部に助けられやってきた刑事によって逮捕された。


釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女 プロポーズの夜に殺人が…



東京へ戻った釣部は蟹沢と渓流釣りをしていた。
事件の捜査では大活躍の釣部だったがアキは生きがいを見つけるため
ひとり旅へ行ってしまい今回もアキに逃げられてしまった。










寝姿山の告発 (光文社文庫)



※※※ 釣部渓三郎シリーズ ※※※


■ 「渓流釣り殺人事件・殺意の三面峡谷」

■ 「奥多摩殺人渓谷・釣れない魚の謎 釣部渓三郎の推理」

■ 「釣部渓三郎の推理!殺意の八ヶ岳」

■ 「釣部渓三郎の推理・伊豆下田、寝姿山で待つ女」




            
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国立西洋美術館の常設展とカフェすいれん

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 10/ 29
                 
「ハプスブルク展」を見た後まだ時間に余裕があったので
久しぶりに常設展も行ってきました。
国立西洋美術館の企画展(今回はハプスブルク展)のチケットを購入していれば
常設展は無料で入場できます。



調べたら去年の今頃も「ルーベンス展」を見に行った際に
常設展も訪れていて自分の好きな絵を記事にしてました。


私の好きな絵は一般的にはマイナーなものなので
今回はなるべく知名度のあるものを。


国立西洋美術館は川崎造船所の初代社長・松方幸次郎氏の
『松方コレクション』が礎となっています。


フランク・ブラングィン 「松方幸次郎の肖像」

フランク・ブラングィン ≪松方幸次郎の肖像≫ 1916年


その松方幸次郎氏の肖像画。
私は行かなかったのですが、同美術館では今年の6月から9月に
「松方コレクション展」が企画展として行われました。


続いてはフランスの印象派を代表する画家・モネの睡蓮の絵。

クロード・モネ 「睡蓮、柳の反映」

クロード・モネ ≪睡蓮、柳の反映≫ (部分)   1916年


国立西洋美術館には「睡蓮」の絵は他にもあるのですが、
今回は「睡蓮、柳の反映」という横に長いものを。
そのため、全体を載せるとかえってわかりにくくなったので部分でご紹介。



印象派ではこちらも有名ですね。


ピエール=オーギュスト・ルノワール 「帽子の女」

ピエール=オーギュスト・ルノワール ≪帽子の女≫ 1891年


「帽子の女」は常設展の案内看板に使われていて
美術館に行っている方にはおなじみの作品。

柔らかなタッチは見る者の心を穏やかにしてくれます。



ピエール=オーギュスト・ルノワール 「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」

ピエール=オーギュスト・ルノワール ≪アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)≫ 1872年


コチラは一転してエキゾチックな女性たちが描かれている。



エキゾチックというと私はこの人が思い浮かびます。


ポール・ゴーガン 「海辺に立つブルターニュの少女たち」


ポール・ゴーガン ≪海辺に立つブルターニュの少女たち≫ 1889年

後期の印象派、ポール・ゴーギャン。


ゴーギャンといえばゴッホ。


フィンセント・ファン・ゴッホ ばら

フィンセント・ファン・ゴッホ ≪ばら≫ 1889年



エドゥアール・マネ 「花の中の子供」

エドゥアール・マネ ≪花の中の子供( (ジャック・オシュデ)≫ 1876年


印象派の支援者であった実業家エルネスト・オシュデの長男ジャックがモデル。

ちなみにマネは印象派展には出品しておらず印象派ではありませんが
印象派の創設に影響を与えた画家です。



マネ同様に印象派に影響を与えたというとこの人も。


ウジェーヌ・ブーダン 「トルーヴィルの浜」

ウジェーヌ・ブーダン ≪ドーヴィルの浜≫   1867年

ノルマンディー地方の港町ドーヴィルを描いた作品。
今年、ザ・ミュージアムでの印象派展でもブーダンのドーヴィルを描いた作品があり
記事にしたばかりですね。




藤田嗣治 「坐る女」

藤田嗣治 ≪坐る女≫   1929年


日本生まれのフランス人(帰化)画家・レオナール・フジタ。


藤田嗣治と交流があったピカソの作品。

パブロ・ピカソ 「男と女」

パブロ・ピカソ ≪男と女≫   1969年


裸の男女が複雑な形で絡み合う。


ピカソといえばキュビスムの創始者として知られていますが
そのパートナー・ジョルジュ・ブラックの絵もありました。


ジョルジュ・ブラック 「静物」

ジョルジュ・ブラック ≪静物≫   1910~11年


去年、港区のパナソニックミュージアムでジョルジュ・ブラック展がありましたね。

パナソニックミュージアムではルオーの作品を多数所有していて
その一部を常設コーナーで公開しています。


ジョルジュ・ルオー 「道化師」

ジョルジュ・ルオー ≪道化師≫   1937~38年


ルオーがキリスト共にモチーフにしていた道化師。





ギュスターヴ・モロー 「牢獄のサロメ」

ギュスターヴ・モロー ≪牢獄のサロメ≫  1873~76年頃


今年はパナソニックミュージアムではモロー展へ行ってきました。
モローと言えばやはり「サロメ」のイメージが強い。



ティツィアーノ・ヴェチェッリオと工房「洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ」

ティツィアーノ・ヴェチェッリオと工房 ≪洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ≫  1560~70年頃


モローのサロメとは異なる表現方法で描かれたティツィアーノ(と工房)。
盆に乗せられたヨハネの首を持つサロメの表情とふくよかな肉体は
モローのそれとは対照的。




グエルチーノ 「ゴリアテの首を持つダヴィデ」

グエルチーノ ≪ゴリアテの首を持つダヴィデ≫  1650年頃


グエルチーノとは「斜視の小男」という意味のあだ名。
4年前の春に国立西洋美術館で「グエルチーノ展」が開かれましたね。


エル・グレコ 「十字架のキリスト」

エル・グレコ ≪十字架のキリスト≫


晩年とはいえ迫力が感じられるグレコのキリストも目をひきました。



日本の企画展は世界的に見ても素晴らしいものが多くついついそちらに目がいきがちですが
常設展も年代ごとに構成され予想を上回る数の作品が展示されています。


ルーベンスやら他にも取り上げたい画家がいたのですが息切れしたためこのくらいで。


個人的にはこんな画家の作品も所蔵しているんだ!ってものを載せたかったんですが
グエルチーノなんかと同じで一般的には知られない画家かなと思ってやめてしまった。



最後にコリールの静物画を。


エドワールト・コリール 「ヴァニタス-書物と髑髏のある静物」

エドワールト・コリール ≪ヴァニタス-書物と髑髏のある静物≫  1663年


書物、髑髏が存在感を示し、周りを囲んでいる笛などとの組み合わせもユニークで
静物画といいながらも躍動感が伝わってくる。
頭蓋骨が今にも動き出しそうな動きが感じられるのが印象に残った。



絵画だけでなく、カルティエなどの宝石類やおなじみロダンの彫刻も展示。
ロダンについては常設展だけでなく、西洋美術館の外にもいくつかあり
中に入らなくても見ることが出来ます。



今回は常設展内部に「ゴシック写本の小宇宙」展があり軽く見てみることに。


ゴシック写本の小宇宙


学者で医師でもある内藤裕史氏が収集した中世装飾写本コレクションの一部が
国立西洋美術館に寄贈されたということです。



さて、これで企画展、常設展と見終わりちょっと一息つくことにした。


今回は美術館外ではなく中にある「カフェすいれん」に入ることに。
先ほども書きましたが、美術館はモネの「睡蓮」を所蔵してます。
確かカフェの名前の由来もそこからつけられたと聞いたような。


混んでいる時にはなかなか入れないすいれんでコーヒーを注文。


国立西洋美術館 すいれん

このコーヒーの味がまろやかで私好みでとても美味しい。



国立西洋美術館 すいれん


カフェ(というか喫茶店といった雰囲気)からは美術館の中庭が見えくつろげました。
客層も落ち着いているので、おすすめです。








                         
                                  
        

「上高地に消えた女」 (1990年)  長井彬 『殺人路(ロード)・上高地』

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 10/ 27
                 
エアロビクスのインストラクターが相次いで殺された!
生徒の未亡人は被害者の夫の捜査に協力するが
その裏には意外な真実が隠されていた。


●「上高地に消えた女・エアロビクス
妖しい肢体が殺意を呼ぶ!」  1990年10月25日
原作: 長井彬 殺人路(ロード)・上高地 (カッパ・ノベルス)
脚本: 石松愛弘
音楽: 毛利蔵人
監督: 野田幸男
制作: 東宝
出演: 岡江久美子、柴俊夫、夏樹陽子、
音無真喜子、白川和子、赤塚真人ほか




三年前に夫を交通事故で失い翻訳の下請けで生活している並木裕子(岡江久美子)は
アスレチッククラブに入会し事務局長・西(赤塚真人)のすすめで
評判の良いインストラクター・河本真紀子(夏樹陽子)のエアロビクス教室に入った。



真紀子は邦明(柴俊夫)という夫がいながらも
インストラクター・井関久美(音無真喜子)と西を巡ってライバル関係にあった。



裕子は真紀子が近所に住んでいたことから、講師と生徒の関係を越えて友人同士となり
上高地をめぐるバスツアーに誘った。



上高地に消えた女・エアロビクス 妖しい肢体が殺意を呼ぶ!



ところが、集合場所に真紀子が姿を現さなかったため裕子は一人で参加することとなる。



東京へ戻った裕子が真紀子のクラスに参加しようとしていると
真紀子がクラブに来ていないという。
やがて、上高地の明神池で真紀子の死体が発見された。



裕子は邦明とともに遺体の身元確認をする。
担当の刑事(佐原健二)の話しでは、前夜11時新宿発のバスツアーに来なかった真紀子が
翌朝には松本から上高地に向かうバスに乗る姿を目撃されているという。


バスガイドの話しでは真紀子は死んだ時と同じ赤い帽子に赤いジャンパー、
白のスラックスを履きサングラスをかけ右手は火傷をしていたために包帯が巻かれていた。
バスが大正池に到着すると真紀子は気分が悪くなったと言い別行動をとった。
その後、真紀子はタクシーに乗って河童橋で合流するが
土産物を買いたいと言い再び別行動をとるとそれっきり戻ってくることはなかったという。




上高地に消えた女・エアロビクス 妖しい肢体が殺意を呼ぶ!



刑事は真紀子の死亡推定時刻は午後の一時半から五時の間だと見ていた。
上高地にいた裕子はその時刻の行動を刑事から尋ねられたが
ツアーの参加者たちと行動を共にしていたためアリバイがあった。


裕子は真紀子殺しの手掛かりを掴みたいという邦明に協力する。
手を怪我していた真紀子は店員に邦明に土産を送るための代筆を頼んでおり
レストランでは西に電話を掛けようとしていたことがわかった。




警察の調べで西も上高地のホテルに女と宿泊していたことが判明するが
相手は真紀子でなくクラブ会員の主婦・富江(白川和子)だった。



その頃、裕子は富江からかつて真紀子がクラブの会員と愛人関係にあり
久美と男を巡って三角関係にあったと知らされた。
以前、邦明が真紀子の本に秋津俊之という男の名刺が挟んであったと聞いていた裕子は
その男こそ秋津ではないかと直感する。



上高地に消えた女・エアロビクス 妖しい肢体が殺意を呼ぶ!




一方、邦明は真紀子がレストランから出てから明神池まで目撃者がいないことに疑問を抱いた。
真紀子は派手を好まない女だったにもかかわらず目立つ格好をして
河童橋のレストランまでは多くの人物が彼女の姿を目撃している。
それに普段はブラックでコーヒーを飲む真紀子が、レストランでは砂糖を入れたという。
邦明は真紀子と敵対する久美が目立つ服を着て真紀子に成りすましたのではないかと疑った。



その矢先、今度は久美が上高地で殺され現場から立ち去る西の姿が目撃された。
西は謎の女から富江に不倫関係をネタに50万円を要求する電話がかかり
家を空けられない富江に変わって指定された新村橋まで金を持って行ったところ
偶然にも久美の死体を見つけただけだと警察に説明する。



邦明は久美が殺された日の早朝、彼女からの電話を受けていた。
ところが、彼女が用件を話す前に突然電話は切れてしまった。
邦明は興信所に秋津俊之の調査を依頼し意外な事実を知ることとなる。




上高地に消えた女・エアロビクス 妖しい肢体が殺意を呼ぶ!




裕子は西が警察に捕まったことで事件は解決したと考え邦明に別れを告げに来た。
邦明は犯人は西ではなく女だとおもうと裕子に話す。


真犯人はわざと目立つ格好をして真紀子が生きているように見せかけるため
あちこちで目撃者を作った。
おそらくその頃にはもう真紀子は殺されていたのだ。


久美も犯人が誰だか気がついたために殺されてしまった。
真紀子が手に火傷を負ったこと、西が富江と不倫していることをネタに
上高地まで呼び出し罪を着せることが出来たのはクラブの会員の女性だと邦明は考えていた。


だが久美が朝の五時半に邦明に電話を掛けたと見られる
バスターミナルから先は一般車が立入禁止で
新村橋まで徒歩での往復には四時間かかる。


東京に着くのは早くても午後の一時で、午前十一時に行われた
エアロビクス教室には間に合わない。
当日は全員がエアロビ教室に参加をしていた。



上高地に消えた女・エアロビクス 妖しい肢体が殺意を呼ぶ!



邦明は真紀子殺しと同様に何かトリックがあるのだと睨んだ。


二人で事件を調べるうちにいつしか邦明は裕子に特別な感情を持つようになり
その思いを裕子に伝えていた。
別れを告げられた邦明は改めて裕子に迫るが裕子はそのまま逃げだしてしまった。
ひとりになった邦明は裕子が落としていったクラブの会員証を見つける。



邦明は警察でよく言われる”捜査に行き詰ったら現状へ戻れ”という言葉にならって
久美が殺された現場へと車を走らせた。
そこで通行許可証を手に入れれば車が通行できることを知り犯人が使ったアリバイトリックを見破った!


一方、帰宅した裕子は塩尻駅前にある駐車場の管理人から会員証を預かっていると連絡を受ける。
翌朝、取りに行った裕子のもとに邦明が姿を現すと真犯人は裕子だと暴いた。



裕子は夫・秋津は事故死ではなく、ラブホテルでクモ膜下出血により死亡したと明かした。
秋津は単身赴任中に愛人をつくっていたのだ。
その女が病院に連れていけば助かる可能性があったが彼女は見捨ててホテルを出てしまった。


裕子は夫の愛人を突き止めるため秋津の部屋を調べクラブの会員証を見つけた。
そこで、秋津が真紀子を愛人にしていたとわかった。


上高地行のバスツアーの前日、裕子は真紀子に秋津のことを問い詰めた。



上高地に消えた女・エアロビクス 妖しい肢体が殺意を呼ぶ!



はじめこそ悪びれるような素振りを見せた真紀子だが話が進むうちに興奮し
秋津は裕子との離婚を決意し自分たちは本当に愛し合っていたと言い出した。
それを聞いた裕子は逆上し真紀子を殺してしまう。


裕子は真紀子の死体を草むらに隠すと赤い帽子とジャンパー、白のスラックスを着せ東京へ戻る。
そして深夜十一時バスツアーの集合場所である新宿で来るはずもない真紀子を待った。
これで真紀子とは別行動をとったと印象付けることができる。


裕子は翌朝七時に松本に着くと友人に会うからあとで合流するとガイドに告げて
赤いジャンパーに着替えると真紀子の名前で予約しておいた松本から上高地行のバスに乗った。
大正池で気分が悪くなったと言い別行動をとり、今度は新宿発のツアーに合流する。


こうして裕子は自分と真紀子の二役を演じところどころで目立つ格好の真紀子の姿を見た
目撃者を作り彼女がこの時まで生きているように見せた。
レストランでは電話で西の名を呼び彼に疑いがかかるように仕向けた。


レストランで真紀子が出て行く姿を見た者がいなかったのは
裕子がトイレで真紀子の変装を解き出て行ったからだった。


このトリックは上手くいったかに見えたが、久美が裕子へ疑いの目を向け始めた。
彼女もまた秋津と一度だけ関係を持ったことがあり、その時秋津と裕子のツーショット写真を見ていた。
はじめのうちは裕子のことを思い出せなかったが、やがて裕子が秋津の妻であると思い出すと
真紀子を殺したのは裕子だとわかり独立資金として三千万円が欲しいと脅してきた。


上高地に消えた女・エアロビクス 妖しい肢体が殺意を呼ぶ!




裕子は久美を上高地まで連れ出すが金を渡せないと知った久美は
裕子の正体を邦明に知らせようと公衆電話から連絡した。
話が確信に触れる前にそばにいた裕子が電話を切り要求をのんだ。



歩きながら話しているうち久美もまた秋津との情事を笑いながら語りだす。
たまらなくなった裕子は近くにあった岩で久美を殴り殺した。



そして、早朝人目がないのをいいことに許可証を得ないと通れない山道を車で走り
新村橋に久美の死体を遺棄した。
これで殺害現場から新村橋までの往復四時間を三時間短縮することが出来る。
塩尻駅の駐車場に車を置くと列車で東京へ戻りエアロビ教室に出席した。



邦明は愛している裕子の犯罪を暴きたくなかった。
裕子もまた邦明のことを愛し始めていて幸せになりたかったが
出逢うのが遅すぎそれは叶えることが出来ない運命だった。


上高地に消えた女・エアロビクス 妖しい肢体が殺意を呼ぶ!


裕子は邦明の付き添いを断るとひとりで警察へと向かった。





殺人路(ロード)・上高地 (カッパ・ノベルス)



前にも何かの記事で書いたが、土ワイではエアロビクスを舞台にしたものが多いが
当時そんなに強力な人気があったのか?


上高地に消えた女・エアロビクス 妖しい肢体が殺意を呼ぶ!


あと「アスレチッククラブ」という言葉もよくタイトルで使われていたが
「スポーツクラブ(ジム)」、「フィットネスクラブ」とは言うが
自分の周りでは「アスレチッククラブ」って使われているのを聞いたことがない。


どうでもいいことだけど、これって長年不思議に思っているんですよね~。





                         
                                  
        

「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」@国立西洋美術館

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 10/ 26
                 
「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」を見に国立西洋美術館へ行ってきました。



ハプスブルク展@国立西洋美術館


10月19日にスタートしたばかりですが、混むと嫌なので平日の午後にサクッと鑑賞。

前日は、寒くなってきて暖房入れたりしてたのですが、この日はそれが嘘のような暖かさ。
太陽の光を受けてテカっている看板がそれを物語っている。


今回は映像コーナーでは上映はなし。
会場入口横のスペースはこんなかんじになっていました。



ハプスブルク展@国立西洋美術館

画像ではうまく伝えきれませんが、上から陽が差し込んでいてとってもキレイ。


10年ぶりのハプスブルク展ということで開催を知ってから楽しみに待っていました。
前回の国立新美術館の時はかなり混んでいたのですが
平日という事もあってか混雑もなくスムーズに見て回れました。


ただ平日でも制服を着た学生さんや若いカップルも多く
「ハプスブルク」という名前で集客がしやすいことを考えれば
土日になるとおそらくはある程度の混雑が予想されそうな感じはしました。



ハプスブルクは長きに渡って領土を広げ「日の沈まない帝国」として知られています。




ディエゴ・ベラスケス 「スペイン国王フェリペ4世の肖像」

≪スペイン国王フェリペ4世の肖像≫  ディエゴ・ベラスケス 1631~32年


ベラスケスはフェリペ4世の肖像画を描いたことで国王に気に入られて
宮廷画家となり厚遇されました。
国王や王女だけでなく宮廷にいる様々な人々をありのままの姿で表現。


フェリペ4世は美術の分野に情熱を注いでいたためその膨大なコレクションの数々は
プラド美術館の中心となっています。



続いてはフェリペ4世の娘・マルガリータの肖像画。


ディエゴ・ベラスケス 「青いドレスの王女マルガリータ・テレサ」

≪青いドレスの王女マルガリータ・テレサ≫  ディエゴ・ベラスケス 1659年


幼いころから許婚が決まっていたマルガリータの肖像画。
この時代は絵を描いて結婚相手の家族に容姿を知らせていたんですね。

今回展示されていたのは「青いドレス」を着たマルガリータ。

このベラスケスの絵の隣にはファン・バウティスタ・マルティネス・デル・マーゾの
「緑のドレスの王女マルガリータ・テレサ」がありました。


若くして叔父と結婚し、夫を「おじさま」と呼んでいたマルガリータですが、
6人の子供を出産したもののわずか21歳という若さでこの世を去っているんですね。

歳の離れた夫との結婚生活は幸福だったというのが救いになってますが。



ヨーゼフ・ホラチェク 「薄い青のドレスの皇妃エリザベト」

≪薄い青のドレスの皇妃エリザベト≫  ヨーゼフ・ホラチェク 1658年


美しいオーストリア皇妃エリザベートは、その美貌を見初められて
ヨーゼフ1世のもとに嫁ぎました。
自身もその美貌を維持するために大変気を遣っていたようです。


自由を好む彼女は皇室の窮屈な暮らしに馴染めず
様々な口実をもうけては各地を放浪していた。


のちに彼女は息子の自殺に心を痛め、自分も刺殺されるという悲劇に見舞われる。
端正な美貌だけでなく、そういったドラマ性の高い人生も人々を惹きつけるのだろう。


さて、悲劇のヒロインといえばコチラの方が思い出されます。



「フランス王妃マリー・アントワネットの肖像」

≪フランス王妃マリー・アントワネットの肖像≫  
マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン 1778年


女帝・マリア・テレジアの取り決めによりルイ16世と結婚、
最後は断頭台の露と消えたマリー・アントワネット。


これは他の絵よりもひときわ大きく存在感がデカかった。
もちろんマリー・アントワネットの母・マリア・テレジアの肖像画も展示されています。


絵画以外で目をひかれたのは序盤に会場の中央に配置されていた甲冑と
宝石があしらってあるピストルでした。




ゴッホ展 上野の森美術館

近くの上野の森美術館ではゴッホ展がやっていますが
今回興味をそそられなく行くつもりはなかったのですが
看板を見ていたらやっぱり行ってみるかと思いチケットを買ってしまった。



                         
                                  
        

「ランジェリーモデル殺人事件!まじめ警部補とかたやぶり刑事2」 (1997年)

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 10/ 25
                 
中村梅雀と近藤正臣の凸凹コンビが活躍するシリーズ第2弾。


●「ランジェリーモデル殺人事件!まじめ警部補とかたやぶり刑事2
バラの花は死の香り…愛犬が暴く完全犯罪」  1997年10月25日
脚本: 掛札昌裕
監督: 井上芳夫
制作: 大映テレビ
出演: 中村梅雀、近藤正臣、根本りつ子、
白島靖代、山下規介、筒井真理子ほか



港中央署の立花勇一郎警部補(中村梅雀)は、愛犬ラッキーを出場させたコンテストの帰り
レストランで優勝犬の飼い主・小林千鶴(桜樹ルイ)と出会う。


先輩刑事・柊駿策(近藤正臣)の話しでは、千鶴は補強下着のメーカー・アストリードの
イメージガールだと言う。


ランジェリーモデル殺人事件!まじめ警部補とかたやぶり刑事2 バラの花は死の香り…愛犬が暴く完全犯罪




アストリードは創業者の尾崎浩介が亡くなり、長女の美奈(根本りつ子)が社長となり
会社は成長を遂げていたが、彼女は三年前ベランダから転落し両目を失明していた。
弟で専務・久男(山下規介)は女癖が悪く手あたり次第に女を漁っており
姉の目が見えないのをいいことにやりたい放題している。



その千鶴がレストランの化粧室で襲われ、翌日には自宅の浴室で刺殺体となって発見された。
死体の周りには赤いバラの花びらが散乱しており、
裏の階段にはアストリードの社名入りのペンダントが落ちていた。



立花は千鶴の恋人だった久男がそのペンダントをしていたことから容疑の目を向ける。
ペンダントは会社創立30周年記念で配られたもので5個作られていた。



ところが久男を含めた四人がペンダントを所持していたため
持ち主はひと月前に退社し千鶴と折り合いが悪かった
デザイナーの早川アキ(中島宏海)と考えられた。
立花が確かめに行くがアキはペンダントは
辞める前に会社のロッカーからなくなったと証言する。



ランジェリーモデル殺人事件!まじめ警部補とかたやぶり刑事2 バラの花は死の香り…愛犬が暴く完全犯罪



そんな中、久男がアキに急接近し復職を口実によりを戻そうとするが
アキはチーフデザイナーの水野由紀子(久野真紀子)をおろして
自分をチーフにしてくれるよう要求する。



しばらくして、由紀子が襲われて怪我をした。
久男はキャンペーンを担当していた由紀子をおろして自分が取り仕切ろうと画策するが、
由紀子は退院すると千鶴が殺され評判が悪くなった会社の
イメージアップのためにアストリードの技術を活かして水着を制作しようと提案する。


美奈が了承したことで、久男は水着を由紀子がやるかわりに
下着をアキにデザインさせて二部構成にすることを決定した。



ランジェリーモデル殺人事件!まじめ警部補とかたやぶり刑事2 バラの花は死の香り…愛犬が暴く完全犯罪



由紀子は作った水着にスプレーをかけられるという嫌がらせを受けながらも
キャンペーンショーまでに水着を仕上げた。



岩手県八幡平でキャンペーンのショーが行われることになり
立花と柊は同僚刑事の原田達也(羽場裕一)を伴って現地入りした。




ショーが終わりダンスパーティーが始まると柊はアキとペアでダンスを楽しんだ。
すると、突然停電が起こり場内はパニックとなる。
しばらくして照明がついた時にはアキの姿は会場から消えていた。



ラッキーの協力により松川渓谷でアキの水死体で発見される。
またしても現場には千鶴と同じようにバラの花が散らばっていた。



ランジェリーモデル殺人事件!まじめ警部補とかたやぶり刑事2 バラの花は死の香り…愛犬が暴く完全犯罪



続いて松川渓谷の吊り橋から久男が転落死し
久男と深い関係だった経理の滝沢道子(筒井真理子)も
自殺に見せかけて同じように殺害された。



柊は近くに尾崎家の別荘がありそこが美奈の失明した事故現場であると立花に話す。
別荘の管理は由紀子の祖母・千代(深町稜子)がしている。
そんな時、立花がショーの控室で目の見えないはずの美奈が
落ちた飾りを拾い上げるところを目撃したのを思い出した。



立花の前妻・宮崎景子(白島靖代)は現在カメラマンとして活躍しており
キャンペーンショーの取材をしていたため写真をもらい確かめることにした。



ランジェリーモデル殺人事件!まじめ警部補とかたやぶり刑事2 バラの花は死の香り…愛犬が暴く完全犯罪




別荘いた美奈のもとへ立花が訪れ、彼女が一連の犯人であると暴いた。
はじめはしらばっくれたものの、柊が主治医から美奈の視力が回復したという
診断書を美奈につきつける。



これまで目が見えないという事で美奈は捜査圏外におかれていたが
見えるとなればアリバイもなく犯行が可能だ。



三年前別荘のベランダから転落したのは事故ではなく久男が突き落としたのだった。
そのときバラのとげが目に入り失明した。
美奈はそれを知りながらも改心してくれれば許すつもりだったが、
相変わらず久男は女に貢ぎ続ける。



ランジェリーモデル殺人事件!まじめ警部補とかたやぶり刑事2 バラの花は死の香り…愛犬が暴く完全犯罪





美奈は久男を利用する千鶴を殺し自分を傷つけたバラの花を散らした。
その後、アキが久男に取り入って由紀子を失脚させるため
彼女を襲ったことを知りアキを呼び出し殺害した。



道子は美奈の目が見えることに気がつき連続殺人犯は美奈だと疑い
五千万円を要求してきたため道子と久男を殺した。




美奈は目が回復したがガンに侵されてあと少しの命だったため
結婚を反対され尾崎の姓を捨てた兄の娘である由紀子に
アストリードを託そうと決心を固め会社を守るために実の弟まで殺してしまった。



ランジェリーモデル殺人事件!まじめ警部補とかたやぶり刑事2 バラの花は死の香り…愛犬が暴く完全犯罪




美奈は由紀子にアストリードの将来を任せるとその場で原田に連行されていく。



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目の見えない者が見える、車いすの者が実は立てて犯人だったとかいうのは
よくあるパターンでありはじめから犯人の見当はつくというわかりやすい展開。


浴室で若い女が切り殺されるというシーンはなんだか美女シリーズのよう。



土ワイ初期には野心家のギラついた青年(?)を演じていた近藤正臣も
さすがに90年代後半とあってかなり歳をとっていた。

見た目が元たまの柳原陽一郎に似ている。


このシリーズ今回の2作目をもって終了となる。



※※※ まじめ警部補とかたやぶり刑事シリーズ ※※※


1. 「エステ美女連続殺人事件!」

2. 「ランジェリーモデル殺人事件!」








                         
                                  
        

第99回天皇杯 準々決勝 Honda FC戦

category - 鹿島アントラーズ
2019/ 10/ 24
                 
■第99回 天皇杯 準々決勝 
鹿島アントラーズ 1-0 Honda FC
2019年10月23日(水) カシマサッカースタジアム 19:04キックオフ/6,660人


【スタメン】
GK クォン スンテ
DF 伊東 幸敏、チョン スンヒョン、町田 浩樹、小池 裕太
MF 名古 新太郎、永木 亮太、遠藤 康、白崎 凌兵
FW 土居 聖真、有馬 幸太郎


【控え】
GK  曽ケ端 準
DF  関川 郁万、内田 篤人、小田 逸稀、小泉 慶
MF  レアンドロ
FW  山口 一真


【得  点】 65分 土居 聖真

【交  代】 70分 小池 → 小泉、77分 遠藤 → 山口、90分 名古 → 小田



勝っただけの試合でしたね。
されど、勝たなければいけない試合を勝利で終えられたことは評価したい。
ここまで来て負けてしまったらまた一つタイトルを失い精神的ダメージは大きかったはずだから。


昨日は相手に決定力がなかったことで救われました。
何度もシュートを打たれて負けていてもおかしくないゲーム。


鹿島はバックパスも多いし、チームの共通認識が薄いからかシュートさえもなかなか打てない。
パスミスやらパスのずれなんかも見えてストレスが溜まる内容。


それに気になるのが最初にベンチに下げられた小池。
白崎が安西とのコンビが良くなってきた時に移籍されてしまい、最初の頃は守備の不安定さがありながらも攻撃はいいじゃんと思ってた小池だがそれも最近見れなくなってきた。


そのうち合うだろうと思っていた白崎とも合わないままで、白崎もうまいながらもなんだか凡庸な選手に見えてきたくらいだった。


それだけに小泉が入ってきてからはアグレッシブさが見えて良かった。


有馬は期待してたんですが、しょうがないですかね。
公式戦慣れしていないルーキーがいきなりのスタメンですから、良さを出せって言っても昨日の一試合では評価は出来ないかな。
確かに、同じユース出身の優磨に重ねて期待しちゃったけどこれからですね。


昨日の試合公式に怪我が発表されている選手はもちろん、ベンチにさえ入ってない主力はおそらく程度の差はあれ怪我でしょうから、スタメンのはずの翔がいなく、天皇杯出れないあやせもいなく有馬が出ざるを得ない状況だったんだから。
本来まだまだスタメンも途中出場でさえも厳しい状況を考えたら有馬にとってはチャンスなんだけど荷が重すぎましたかね。


こういう時にチャンスをものにしてくれたら言う事はないですが、しょうがない。


それより、またここに来て怪我人が増えているのがキツイ。
健斗なんかはそろそろ戻ってこれそうだけど、個人技に頼るチームとしたらこれだけ主力が抜けるとさすがにね。


本当に怪我人がここまで多いのはどうにかならないものか。


こんなチーム状況だから勝てたことが全てでしたね。
それも苦しい試合展開の中で決めたのが土居と絡んだのが遠藤という鹿島歴が長い選手たち。
J1の意地を見せてくれた。


ところで、昨日は途中で相手の本田さんのオフィスが映ったのですが
自分がよく見ている古いドラマで見るオフィスに似ててちょっとビックリ。


大手企業だからてっきりフリーアドレス席で席と席の間にパーティションがあるってイメージでしたが
一人席を並べてて仕切りもなく机の上にはグリーンのマットが敷いてあって昭和ってかんじですね。
ノートパソコンだけだから視界もひらけていた。


働きながらサッカーやってて、彼らにとってプロと当たれるチャンスがある天皇杯は特別なものがあるのでしょう。
メンバーを落としているとはいえ、強豪鹿島をあれだけ苦しませていいチームでした。
昨日は中継もホンダ視点で、試合後のインタビューまでありました。
本気で勝つつもりで臨んできていて、それはゲームにもしっかりとあらわれていた。



最後まで勝ちに来ているのがわかりましたから。
でも、そんなホンダを内容はどうであれ順当に下した鹿島。


とにかく、勝ったことが全てなので良かったです。



                         
                                  
        

「日本・東洋 美のたからばこ」@松濤美術館

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 10/ 23
                 
「リヒテンシュタイン展」を見た後は近くの松濤美術館で
「日本・東洋 美のたからばこ~和泉市久保惣記念美術館の名品」
という展覧会を見てきました。


「日本・東洋 美のたからばこ」@松濤美術館


和泉市久保惣記念美術館は大阪府和泉市にある
久保惣株式会社の久保家のコレクションを展示している美術館とのこと。


これらのコレクションが一挙に公開されるのは三十七年ぶりらしい。


よくわからないまま見に行ったのだが、国宝や重要文化財も多かった。


日本のものだけでなく中国の絵画や磁器もあり
一番関心をもって見たのは浮世絵のコーナーでした。


北斎、歌麿、広重の他にミステリアスな絵師・東洲斎写楽の作品も。


中でも喜多川歌麿の「当時三美人」に描かれている三人の女性たちが美しい。
こちらは10月27日までの公開だったので見れて良かった。


今回、和泉市久保惣記念美術館からやってきたのは約90点程。
そのうち前後期で入れ替えになる作品も多いので
美術館をはしごするにはちょうどいい展示数でした。


松濤美術館は小さいとはいえ、なかなか面白いものをやるので侮れない。
次回は「サラ・ベルナール展」なので今から楽しみ。





                         
                                  
        

京都殺人案内シリーズ第8作 「刑事の娘を襲った悪徳サラ金」 (1983年)

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 10/ 22
                 
藤田まことの京都殺人案内シリーズ第8弾!

今回より音川の娘・洋子役で萬田久子が登場し以後最終話まで継続することとなる。
初代の小林かおり、荒木由美子に続き三代目でようやく定着したかんじか。


●「京都殺人案内・刑事の娘を襲った悪徳サラ金
三十八年目の殺意」  1983年10月22日
原作: 和久峻三  復讐の時間割 (光文社文庫)
脚本: 保利吉紀
音楽: クロード・チアリ
監督: 前田陽一
制作: 松竹
出演: 藤田まこと、万田久子、丹阿弥谷津子、
鮎川いずみ、遠藤太津朗ほか



京都府警の音川音次郎(藤田まこと)の娘・洋子(萬田久子)は
都ツーリストという旅行会社に勤めている。


ある日、ツアーの契約を取り付けるために同じビルにある
サラ金業者・杉原栄司(邦保)の事務所を訪ねた。
女癖の悪い杉原が洋子を襲おうとしたため突き飛ばすとそのまま飛び出してしまう。



その杉原が事務所で何者かに殺された。
洋子は自分が杉原を殺してしまったと思ったが音川には打ち明けることが出来なかった。



京都殺人案内・刑事の娘を襲った悪徳サラ金 三十八年目の殺意



やがて事務所を飛び出す洋子を見たという目撃者が現れ
捜査課長の秋山(遠藤太津朗)は音川の気持ちを思い心を痛めた。



杉原は女に手が早く、行きつけのバーのマダム・光子(北川めぐみ)とも関係があった。
女は亭主もちで不倫関係については内緒にしておいてくれという。
警察では三角関係のもつれから杉原を殺す可能性もあると見ていた。



その後、事務所から洋子の指紋が検出され事情を聴かずにはおれない状況になった。
あくまで仕事上の繋がりで杉原のところへ行っただけと思っていた音川たちだが、
ついに洋子が府警を訪れ自分が杉原を殺してしまったと告白した。




京都殺人案内・刑事の娘を襲った悪徳サラ金 三十八年目の殺意



興奮する洋子から事務所で起こった一部始終を聞いた音川は、
杉原の死因が鈍器で頭を三度にわたって殴ったものによるものと知り
洋子に犯人ではないと告げた。








悩み続けていた洋子は自分が殺したのではないとわかり
ようやく安心して笑顔を見せて音川と署をあとにした。
ホッとした秋山は心労がたたり胃を痛めて入院してしまう。




時を同じくして経営コンサルタントの新倉武夫(日高久)がホテルの屋上から落ちて死んだ。
その時、近くのホテルのレストランにいた瀬川昌代(丹阿弥谷津子)が
転落する瞬間を孫とレストランのウェイターとともに偶然目撃していた。
昌代は杉原の事務所が入っているビルで掃除婦をしている。



京都殺人案内・刑事の娘を襲った悪徳サラ金 三十八年目の殺意





三人は新倉が突き飛ばされた様子はなく、ひとりで飛び降りたと証言する。
驚いたことに新倉は光子の亭主だった。
しかも、新倉には一億円の生命保険が掛けられていて受取人は光子であり、
彼女は店のボーイと不倫関係にある。



警察では新倉が光子の不倫相手の杉原を殺し、逃げられないと思い
自殺をしたのではないかと考えた。
新倉も経営コンサルタントといいながらもあくどい商売をしていた。




遺体を解剖した結果、アルコールと致死量に至らない睡眠薬が検出され
コップと睡眠薬の瓶からは新倉の指紋しか検出できなかった。
光子も新倉が死亡した時刻には、不倫相手とホテルで会っていたというアリバイがある。





音川は洋子に杉原が殺された日の朝の再現をしてもらった。
その結果、事務所を出た洋子は階段を降りるときに
踊り場でモップが動くところを見たことを思い出した。



京都殺人案内・刑事の娘を襲った悪徳サラ金 三十八年目の殺意




ビルの管理人・森山保男(奥村公延)に当日出勤していた掃除婦を尋ねるが
その日は清掃会社が休みのため誰もいなかったという。
昌代は孫の野球の早朝練習があったためグラウンドにいたと証言した。




音川は昌代が掃除をしているビルで杉原が殺され
新倉が飛び降りたときに昌代がそれを目撃していたことが偶然とは思えなかった。



そんな折、音川は行きつけの喫茶店のママ・菊子(鮎川いずみ)に誘われて
昌代が新倉の転落死を目撃したホテルのレストランへ行くことになった。
レストランは回転式で京都の風景が一望できる。



京都殺人案内・刑事の娘を襲った悪徳サラ金 三十八年目の殺意




そこで、新倉が飛び降りたビルを見た音川は屋上に死角が出来ることから
犯人が仕組んだ巧妙な殺人トリックを見破った。





昌代はビルが近づくと共犯者に電話で連絡をとる。
そして屋上にいる共犯者の姿が自分の席から見えなくなる場所に来ると
注文をするためウェイターを呼びビルを指さして新倉が落ちる場面を目撃させる。
共犯者はちょうど死角になっていて席からは見えないため
新倉が飛び降り自殺を図ったように見えたのだ。




捜査をすすめる中、昌代の息子の工場が倒産し自殺をしており
その背後には杉原と新倉がいたことから激しい恨みを抱いていることがわかった。
その頃、森山が病で倒れて入院し昌代がかいがいしく看病していることから
二人がただの知り合いではないと感じ始める。



京都殺人案内・刑事の娘を襲った悪徳サラ金 三十八年目の殺意




森山の部屋に昌代の夫の位牌が残されており、
夫と森山、杉原、新倉の四人が軍隊時代の仲間であったことが判明する。


二か月前にガンを宣告されていた森山はまもなく死亡する。


昌代は音川に全てを話した。



二年前、息子が自殺し半狂乱になった昌代は新倉や杉原のところへ乗り込んでいた。
興奮して貧血を起こし倒れた昌代を介抱してくれたのが森山だった。
この時、ふたりは昌代の夫と森山が軍隊時代の仲間だったことを知る。



京都殺人案内・刑事の娘を襲った悪徳サラ金 三十八年目の殺意




そして、二か月前ガンを宣告された森山が昌代に夫の死の真相を告白した。


夫は戦後濡れ衣を着せられて戦犯として処刑された。
原因となった噂を流したのは、杉原、新倉と森山の三人であった。



昌代は息子の自殺の原因になっただけでなく
夫の処刑にもかかわっていたと知り激しい憎しみがこみあげる。
噂を流した当事者である森山も人生の最後にそれを悔いて
昌代の復讐劇に加担する。


新倉をビルの屋上から自殺に見せかけて突き落としたのは森山だった。



音川と洋子は秋山の見舞いへ行き事件が解決したことを報告する。



京都殺人案内・刑事の娘を襲った悪徳サラ金 三十八年目の殺意



秋山の「犯人は?」の問いかけに音川は「にっぽん」だと答えると病室をあとにした。






復讐の時間割 (光文社文庫)





************ 京都殺人案内シリーズ 記事一覧 ************


1. 「花の棺」

2. 「呪われた婚約」

3. 「嫁ぎ先の謎」

4. 「亡き妻に捧げる犯人」

5. 「母恋桜が散った」

6. 「男女の水死体はどこから来たか」

7. 「麻薬にけがされた修学旅行女子高生」

8. 「刑事の娘を襲った悪徳サラ金」




                         
                                  
        

「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」@ザ・ミュージアム

category - 美術・展覧会レポート
2019/ 10/ 20
                 
先日、Bunkamuraのザ・ミュージアムで行われている
「建国300年ヨーロッパの宝石箱・リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」を
見に行って来ました。


リヒテンシュタイン展


リヒテンシュタインは世界で唯一侯爵家の家名が国名になっており
今年は建国300周年ということです。
スイスとオーストリアに挟まれたリヒテンシュタインは
人口が約3万5000人ほどという小国。


美術コレクションの華麗さが宝石箱に例えられるという事から
展覧会には「ヨーロッパの宝石箱」というタイトルがつけられています。


ルーベンス、クラーナハ、ブリューゲルなどの作品が並び
中国や日本の陶磁器なども展示されています。


会場内は一部の作品が撮影可能でしたので、その中の一部を。



磁器の花瓶の花、燭台、銀器

フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー ≪磁器の花瓶の花、燭台、銀器≫ 1839年

光沢のあるピンクが華やかさを添えていてとても素敵。
今回の「宝石箱」という名にふさわしいキラメキと輝きが感じられます。




赤と白のブドウと銀器

フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー ≪赤と白のブドウと銀器≫ 1841年





ヨウムのいる花と果物の静物

フランツ・クサーヴァー・ペター ≪ヨウムのいる花と果物の静物≫ 1830年


アオボウシインコのいる花と果物の静物

フランツ・クサーヴァー・ペター ≪アオボウシインコのいる花と果物の静物≫ 1830年




鳥と花の組み合わせはいいですね。
アオボウシインコとヨウムが向かい合っているような対作品。

二つの絵で目立つ極楽鳥花はドイツ語で
「オウムの花」とも呼ばれているそうです。




また日本ではあまり知られていないというウィーン窯の陶磁器も。


金地花文クラテル形大花瓶

≪金地花文クラテル形大花≫ 1828年頃



金地薔薇文カップと受皿

≪金地薔薇文カップと受皿≫ 1798年頃


盛花格子文絵皿

≪盛花格子文絵皿≫ 1805年



リヒテンシュタイン侯爵家が14世紀以降に収集した
三万点にも及ぶ美術品の中から120点を超える作品が公開されていた。



嗅ぎ煙草入れも美しいものがあり、他にはジロラモ・フォラボスコの
「ゴリアテの首を持つダヴィデ」が印象に残った。
巨人ゴリアテの首が左の奥に描かれているのだが
不気味というより魂が抜けたとはいえ幽霊チックな表現がされているのが面白い。

またヨハン・ケーニヒの「羊飼いの礼拝」では天井界にいる
天使たちの描かれ方がユニークに感じました。




                         
                                  
        

「ドライバースクール殺人事件」 (1991年)

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 10/ 19
                 
自動車教習所に通う主婦が同じクラスの教習生が殺された事件を発端に
真相を暴こうと奮闘する姿を描くサスペンス。


●「ドライバースクール殺人事件・美人妻が夫の留守に…?
血塗られた不倫願望」   1991年10月19日
脚本: 田上雄
音楽: 津島利章
監督: 永野靖忠
制作: スタッフアズバーズ
出演: 市毛良枝、地井武男、勝野洋、
高瀬春奈、土屋嘉男、夏夕介ほか



富山冴子(市毛良枝)は夫(夏夕介)がニューヨーク出張で不在になる間を利用して
友人の主婦・杉本芳江(高瀬春奈)と自動車免許を取得することになった。
二人は茨城にある友部自動車学校で合宿することにした。




そこで結婚前に思いを寄せていた上司の白井光雄(勝野洋)と再会する。
白井は妻と離婚して、現在は銀行を辞めて不動産業を営んでおり、
教習所と隣接する土地の地主・望月がひき逃げされたことを話した。



ドライバースクール殺人事件・美人妻が夫の留守に…? 血塗られた不倫願望



免許取得に心を弾ませる冴子と芳江だが教習生の正木照夫(佐藤仁哉)は
この教習所は呪われていると事あるごとに不吉な事ばかり口走る。





そして所長・高峰清一(土屋嘉男)のもとへ学校を閉鎖するよう脅迫文が舞い込んだ。
高峰は正木が茨城出身であること、正木姓であることから
送り主であると疑ったが正木は自分ではないと否定する。



ある夜、冴子は練習場から出てくる正木と出くわす。
正木はこの土地の前の持ち主が騙されて土地を奪われ首吊り自殺したため
その霊魂がさまよっているのだと気味の悪い話をした。
宿舎に戻った冴子は教習生の黒木浩介(地井武男)から服にオイルがついていると指摘を受けた。


ドライバースクール殺人事件・美人妻が夫の留守に…? 血塗られた不倫願望





翌日、実技で冴子の乗った車のブレーキが効かなくなるという事故が発生。
正木と会った時にオイルがついたことから、冴子は正木の仕業だと疑った。




ところがその矢先、正木が死体で発見された。



冴子は前夜、正木が黒木と一緒にいるところを目撃していたが、
白井とふたりきりで食事をしていたこと黒木が犯人と思えないことから警察には黙っていた。



実技講習中の事故だけでなく殺人事件まで発生し、
友部自動車学校の評価はさがり高峰は酒浸りになっていた。
そんな高峰を自宅まで送り届けた冴子と黒木は、高峰が望月がひき逃げされた頃から悩むようになり
飲めない酒に手をだすようになったことを妻から聞き出した。



黒木は望月をひき殺したのは高峰だと推測した。
かつて有名なレーサーだった黒木は海外のレースで事故を起こし恋人を死なせてしまった。
その経験からピンとくるものを感じたのだ。



冴子と黒木は高峰と会いそれを確かめた。




ドライバースクール殺人事件・美人妻が夫の留守に…? 血塗られた不倫願望



予想通り望月をひき逃げしたのは高峰だった。
事故があった日、人と会った帰り道車を運転している最中に
ふいにどうしようもない眠気から意識が混濁してしまった。


気がついた時には車の中で、そばには望月の死体があった。
車は破損しており自分が過ってひいてしまったのは確実だった。
自首することも考えたが、保身から修理工場に勤めていた経験をいかし
自分で車を修理し隠ぺい工作をした。






高峰は最近になって脅迫状を受け取っていたことをあかし、
前の地主の息子である正木が送り主だと冴子たちに説明する。
だが、正木を殺したのは自分ではないと言った。



黒木は望月のひき逃げ事故は仕組まれたことではないかと考えた。


おそらく高峰は誰かと会い薬を飲まされ意識を失わされた。
そのあとに高峰に恨みをもつ正木が車に乗り込み望月をひき殺して
高峰が犯人のように細工をした。


ところが、高峰が自首をせず表ざたにならないことから、
正木は教習生を装って友部自動車学校へ乗り込み嫌がらせを続けた。
教習車に細工したのも正木だったが、冴子にコースから出てきたところをみられてしまったというわけだ。



黒木は正木の背後には主犯格の人物がいるという。
その矢先、正木が殺された夜に黒木といたところを見たという通報が入ったことから、
警察は黒木を連行していってしまった。



ドライバースクール殺人事件・美人妻が夫の留守に…? 血塗られた不倫願望



二人が会っているところを見たのは、冴子と白井だけだ。
冴子はあの日高峰が誰とあっていたのかを聞くため妻に会いに行った。
そこで、高峰と望月の所有する土地が地上げ屋に狙われており、
それに白井がかかわっていることを知りショックを受けた。




翌日、白井と会った冴子は事件の真相を聞き出した。



ドライバースクール殺人事件・美人妻が夫の留守に…? 血塗られた不倫願望




白井は高峰と望月の土地を今月中に手に入れる必要に迫られていた。
共犯者の正木を殺すつもりはなかったが、黒木にからみ殴り殺そうとした現場に鉢合わせしてしまい
それを阻止するために殴り殺してしまった。


白井は冴子の口を封じるつもりはなく自殺をしようとした。
冴子は白井の車に乗り込むと思いとどまらせようとするが
白井は猛スピードで車を走らせ冴子を道連れにしようとする。



白井と会う前に冴子が黒木に手紙をたくしたことから、
冴子の身を案じた黒木が車で追いかけてきて
決死の覚悟で白井の車を止めた。



レースの事故以来スピード恐怖症になっていた黒木は、
冴子を救いたい一心でスピードをあげ自然と症状を克服させる。



ドライバースクール殺人事件・美人妻が夫の留守に…? 血塗られた不倫願望



事件が終わり、冴子は無事に免許を取得し帰国する夫を空港まで出迎えに行った。
芳江は残念ながら取得できず、いまでも自転車の生活だ。