2014/09/28
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「嫁・姑殺人事件」 (1985年)  小林久三 『蒼ざめた試写会』

category - 土曜ワイド劇場
2014/ 09/ 28
                 
●「嫁・姑殺人事件・結婚10年目に知った夫の秘密」  1985年9月28日
原作: 小林久三  『蒼ざめた試写会』  単身赴任殺人事件 収録
脚本: 岡田正代
音楽: 小六禮次郎
監督: 池広一夫
制作: 松竹
出演: 丘みつ子、中村晃子、宝生あやこ、
山本圭、島村佳江、村井国夫ほか



水口靖代(丘みつ子)は一流会社のエリートサラリーマンの夫
義和(西田健と)結婚してから10年がたつ。
現在は、姑の静江(宝生あやこ)と同居しているが
靖代が流産して以来、妊娠しないこともあり諍いが絶えない。


週に二回英語の講師をしているが、静江の存在は疎ましかった。



靖代は結婚記念日に義和と試写会に行く約束したが
仕事が忙しいのか上映時間になっても義和は来ない。


映画館で靖代は大学時代の友人・原田(山本圭)と偶然に再会する。
原田は義和も共通の友人で、現在は三流新聞の記者をしている。
ふたりはしばし語り合うが、映画が終わっても義和はついに姿を現さなかった。



嫁・姑殺人事件





翌朝、荒川のタイヤ処理場で義和の他殺死体で発見された。
青山の会社に勤めている義和がなぜ荒川付近にいたのか謎が残る。


通夜の席に訪れた原田を見た静江は
靖代が原田と共謀し義和を殺したと大騒ぎした。



確かに結婚する前靖代は、義和と原田の間で気持ちが揺れ動いていたが
義和を選び、原田はその後結婚したものの離婚をして現在は独り身だった。
しかし、映画館で10年ぶりに会うまで、原田と会う事はなかった。




嫁・姑殺人事件

騒ぎは沈めたものの、義和の同期・西沢(村井国夫)は告別式に来ることは
控えてくれるよう原田に言い渡す。
その時、西沢を見た原田はどこかで会ったことがあるような気がした。



静江の二人きりの生活は、これまで以上に靖代を苦しませた。
しかも、静江は義和が浮気をしたことまで知っていて
ネチネチと靖代をいびってくる。



靖代は原田に義和に女がいるかもしれないことを相談した。
新聞記者という身分を利用して原田は義和の愛人が
同じ会社の資材課にいた村越邦子(中村晃子)であることを探り出し
ふたりは邦子が勤めている店へ行ってみることになった。


そこは義和が殺された現場と近かった。



邦子はシングルマザーで和彦という一人息子とアパートで暮らしている。
流産して子供が産めなくなった靖代に、義和が残念がっていたことや
和彦をわが子のようにかわいがってくれていたことなど
靖代が身につまされるような話を聞かせた。



嫁・姑殺人事件

エリートの義和は靖代と離婚して出世コースから外れてまでも
邦子と一緒になるつもりはなくそれを知った邦子は一年前に
突然姿を消していた。



これまで義和とはうまくいっていると思っていた靖代に
原田は男なら女房には言えないこともある。
ましてやエリートの義和なら、ストレスのはけ口を
女や博打、何かで発散させたくなるものだといい
靖代はさらに傷ついて帰宅した。



それを待っていた静江は、義和が500万円借金をしている事実を靖代に知らせ
靖代と原田が義和に金を作らせてから殺したのではないかと言い出し
傷心の靖代はさらに追い打ちをかけられた。




事件があった日、義和が持っているとされていた大金は
犯人に盗まれたとみられている。



義和の死後は、以前にも増し靖代と静江の関係は悪くなっていった。
靖代は静江に明日家を出ていくと宣言した。
しかし、いざひとりになるというと静江は嫌がる。



その晩、静江は遺書を書くと、靖代を道連れにガス中毒による無理心中を図る。



そこへ、先ほど、靖代に言い過ぎたことを気にした原田がやってきて
靖代は救い出されたが、静江は助からなかった。



原田は西沢を競馬場で見たことを思い出した。
周辺を洗うと、西沢が重度のギャンブル狂であることがわかった。


義和と西沢、同期でライバル同士のエリート社員。
義和には女性問題が、西沢にはギャンブルの問題がある。



静江が無理心中を図ったとき、通報した原田は
その後警察に西沢がギャンブル好きなことを伝えると
義和のところへ最近不審な女から電話がかかってきていたことを
荒川東署の八木刑事(左右田一平)から知らされた。
原田はそれが邦子であると思った。



邦子の存在を知った八木は邦子に会いに行くが
1年前に姿をくらまして以降は義和とは連絡をとっていないと言い張る。



嫁・姑殺人事件

靖代は邦子の息子が学校にあがることからも
彼女が義和との結婚を望んでいたのだと感じていた。
邦子は最近、義和と会いそのことを話したが
義和は手切れ金を渡すことで二人の関係を清算しようとしていた。


一方、八木たちの調べで西沢もギャンブルによる借金がかさみ
金に困っていた事実をつかんだ。
西沢は事件当夜、家にいたという妻(島村佳江)の証言があることから
アリバイを主張していたが、警察は西沢を重要参考人として取り調べることになった。



そんな中、これまで西沢には絶対服従だった西沢の妻が八木に電話をかけ
アリバイが偽証だったことと、西沢が義和を殺したのだと思うと伝えてきた。



新聞で西沢の記事を読んだ邦子は、西沢の妻を張っていた。
妻が靖代の家へ到着したところ、門前で邦子が妻に
西沢が義和から奪ったと思われる金の分け前を要求しようとすると
ドアが開き靖代が姿を現した。



靖代の家で西沢の妻はこれまでのことを話した。
すると初めて邦子が西沢が義和を殺した現場を見たと言い始める。



嫁・姑殺人事件

西沢の妻は義和から受け取った金はコインロッカーに入れてあると
靖代にキーを渡し帰るところへ原田から電話が入った。
その隙に邦子はキーを盗むと家を出た。



取調室では西沢が自供を始めていた。
事件当日の夜、西沢は義和から強請り取ったとも
貸してもらったともいえない金を受け取っていた。



金を渡す際に義和は西沢のプライドを傷つけるような発言をし
カッとなった西沢が近くにあった鉄パイプで義和を殴りつけたのだ。


だが八木は西沢の供述と義和の死体が発見された場所に
距離があることに気が付いた。



その話を原田から聞いた靖代は電話を切ると邦子を追って飛び出した。



靖代に問い詰められ邦子はついにすべてを話した。


西沢が義和を殴り引き上げた後、物陰から一部始終を見ていた邦子は
義和が瀕死の状態で起き上がろうとしていることに気が付いた。


ふらふら這っていく義和を邦子は殴り続けて絶命させた。



靖代から逃げ出そうとした邦子は、線路内に入りやってきた電車にはねられ死亡した。


嫁・姑殺人事件



義和、静江が死に、靖代はあの家から引っ越すつもりでいるが
それを知っている原田は自分のところへ来ないかというが
靖代はありがたいと思ったが、その申し出は断った。







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