2014/11/16
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妻の愛人 薔薇の騎士

category - 映画(洋画)
2014/ 11/ 16
                 
久しぶりに京橋にある東京国立近代美術館フィルムセンターへ、オーストリアの無声映画を見に行ってきました。
古いけど上質の珍しい映画を見られる貴重な映画館、私のお気に入りの映画館のひとつでもあります。

近代フィルムセンター

今回はオーストリア大使館との共同主催ということで、無声映画を生ピアノ演奏や弁士の語りと共に見られるという特別企画です。

11月13日(木)14:30~
この日はショート・フィルムを含む3本上映予定で、いずれもゲアハルト・グルーバー氏のピアノ演奏をバックに上映がされました。

ゲアハルト・グルーバー氏は映画が上映されている間はずーっとピアノを弾きっぱなし。

■ウィーンの一枚絵
一枚絵を映画に応用した6分ほどのアニメーション作品。
正直そんなに期待はしていなかったのですが、未来の女性の生活をユーモラスに描かれており、一枚絵というシンプルな素材をこんな風に映画に応用して表現できるのかと感心しました。


■セフの脱獄
こちらも14分程の短いものでしたが、囚人ふたりのやりとりがコミカルでとてもテンポがよく、見張り役の男性も巻き込んでのオチはおもしろかったです。


■妻の愛人
「妻の愛人」というタイトルからどんななまめかしいものかと思いましたが、紹介記事にある通りのロマンティック・コメディでした。
お互いに顔もしらない婚約者同士が、アクシデントや勘違いからどんどん話がややこしい方向へ進行してしまい、最後の最後にようやっとお互いが婚約者同士だということが判明しめでたしめでたしとなる、非常に脳のトレーニングになりそうなストーリーでした。

なるほど「妻の愛人」って自分のことだったわけねってオチでした。

主人公の男性が昔「Puttin' on the Ritz(邦題:踊るリッツの夜)」を歌っていたTacoに似てた。


3本堪能した後はフィルムアルヒープ・オーストリア技術部長の日本人女性の公演でしたが、テクニカルな話題が多くちょっとテンションが下がってしまいました。

上映された3本は、ゲアハルト・グルーバーさんのピアノの伴奏ともすごくマッチしていて、期待以上に面白く大満足だっただけに、公演の内容は上映した映画にまつわるエピソードとか、時代背景など絡めた話題でいってくれると面白かったのだが・・・


あるいは、技術的なお話なら、もう少しパワポの資料が分かりやすいものだと興味がもてたのかも。

いずれにしても30分程の講演会は、会場の寒さにより神経がいってしまう内容でした。
もちろん参考になるお話も少しは聞けましたが。


特別上映として講演会後に「田舎ロメオとジュリエット」が、同じくゲアハルト・グルーバーさんの伴奏とともに上映されました。
こちらも45分程の無声映画でしたが、面白かったです。
そして、ヒロインの親がいいなずけとした三枚目の男性がMen At WorkのColin Hayに似てた。

今回は全て無声映画でしたが、ピアノ演奏があったからこそ、映画に表情が加えられ飽きることなく見る事ができました。
場面ごとにあった伴奏でとても楽しめました。

特別上映もあったので終了したのは17:30頃。


11月14日(金)15:00~
前日がとても面白かったので、一度は見送った「薔薇の騎士」も見たいということで2日連続で通ってしまった。

■薔薇の騎士

前日の講演会で古いフィルム映画も結構デジタル化が進んでる事を知りましたが、この「薔薇の騎士」はDCPでの上映ということでした。

前日の生演奏とは違い、今回はオーケストラ演奏が流れるもの。
無声映画といっても「無音」ではなく、映画に合わせて録音された音楽がずーっと流れていました。

こちらも「妻の愛人」同様白黒だし、役名を覚えていないとちょっとややこしい内容。
まず最初の公爵夫人と薔薇の騎士(オクタヴィアンだったっけ?)のロマンスがストーリーの中心だと思っていたので、途中に登場した貴族になりたての男性の美しい娘が登場し薔薇の騎士が彼女に心を奪われていくあたりから、少しの間ストーリー展開が??でした。


無声映画なので当然役者の台詞が聞こえるわけではなく、途中出てくる字幕もお話の展開を補助するくらいなので、脳をフル回転させながら見ていくうち、最初の公爵夫人と薔薇の騎士のロマンスは、後半のここで効いてくるのかと納得した次第です。

この二つのロマンスに落ちぶれた貴族だかなんだかの太っちょのおじさんもからんできて、途中結構??な感じになった部分があったのですよ。


そして、この映画作品紹介にも書かれていましたが(ラストに欠落部分あり)ということで、なんと最後の最後ラストへ向かうところで「現存されているフィルムはここで終了です」との文字と共に終わってしまう。

その後は残っていたスチール写真と字幕、そして一部動画が流れラストまでが描かれた。

ストーリーがややこしいと書いたが、終盤にきて腑に落ちる感じだったんですが、さらに人にストーリーの説明をしたことですごく整理されました。


最初は初日の「妻の愛人」の方が面白いと思いましたが、見終わってみると短いものも含め見た映画5本ともとても面白かったです。


2日間行きましたが、私が見た回は弁士付でなかったので、時間に余裕があれば弁士付の無声映画も見たかったです。



さて、2日目にお昼を京橋駅近くの「とり鉄京橋店」というところで食べたのですが・・・
今回限りだな。
とり鉄

12時前に入ったのでマンゴープリンをサービスしてもらったんですが、大衆的なお店がOKな方は、ご飯もおかわり無料だし男性客が多かったこともあり安くて(800円から950円くらい)ボリュームがあるのでお勧めだが、大衆的なお店が得意でない層にはお勧めしない。

地下の古いビルにあるお店だからか、配管かなんかの匂いがして気になります。
店内も清潔ではないかんじだったので、私は2回目以降は無しです。

ただし店内に張ってあったチラシにある独自の「顧客のかゆいところに手が届くサービス」はユニークで素晴らしいと思います。



ここからカフェを探すため少しあるいたところに、非常にきれいなカフェやレストラン&バーを見つけたので次回はそこかな。


オーストリアの無声映画は本日で終了して、その後は日本の古い映画が12月まで上映されます。
こちらも見たいものがいっぱいあるので、近々また足を運ぶ予定なので。



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