淑女は何を忘れたか

31歳の若さでこの世を去った
戦前の銀幕スター桑野通子が出演している
小津安二郎監督の

『淑女は何を忘れたか』 (1937年/松竹大船)を

神保町シアターへ見に行った。

小津安二郎監督はゼームス槇名義で
脚本にも参加している。


桑野通子と桑野みゆき

12/28まで30日間にわたり、

「母と娘が紡いだ 一瞬の夢」と題して

伝説の女優、桑野通子と桑野みゆき母娘の
映画が多数上映されているのだが

スケジュールが許せば
娘の桑野みゆきが出ている
大島渚監督の
『青春残酷物語』 (1960年/松竹大船)が
見たかった・・・


『青春残酷物語』は去年か今年か忘れたが
チャンネルNECOで放映されたのだが
そちらも録画し忘れてしまった
とても見たい映画のひとつだったのだ。


ということでクリスマス当日は神保町へ。


まず奥野カルタで百人一首を購入。
来年は正月に久しぶりに百人一首で遊ぶのだ!

その後は映画館近くの上島珈琲で一休みと思ったのだが
甘いものがつまみたくなり
サンマルクカフェで小さなチョコ入りのクロワッサンと
珈琲をいただく。


神保町シアターへ移動し
16:50~18:01の回のチケットを購入。
平日三回目の上映はマチネ割引になるため
1,000円で鑑賞することが出来る。

入替制のため上映10分前が開場となる。

とっても見たい映画だったので
席へついて上映前はワクワクでした。


桑野通子と桑野みゆき@神保町



大学教授の小宮=ドクトル(斎藤達雄)は
妻・時子(栗島すみ子)の尻に敷かれており
頭が上がらない生活をしている。


そこへ大阪から姪の節子(桑野通子)が
泊りに来た。


節子はまさに関西の現代っ子で
思った事をそのまま言うし
お酒もタバコもやり
車も乗りこなす。



土曜日の昼いつも通りにゴルフへ行かなかった小宮を
時子は強引へゴルフへ行かせ自分は芝居見物へ行く。


この日、どうしてもゴルフへ行く気が起きなかった小宮は
ゴルフへ行くふりをして
助手の岡田(佐野周二)の家へ
ゴルフ道具を預ける。


そして、馴染みのショットバーへ。
一緒にゴルフへ行く予定の友人に
現地から時子宛の葉書を投函してほしいと依頼し葉書を渡す。


そこへ節子が現れ
芸者遊びがしたいと小宮にせがむ。


芸者に囲まれ酒も入った節子は
すっかり上機嫌で
倒れる程に飲んでしまう。


岡田を呼び出した小宮は
タクシーで節子を自宅へ
送り届けるように頼む。


深夜1時頃
タクシーで帰宅した節子を
出迎えたお手伝いは
タクシーに岡田も同乗していたことを
時子に告げる。



当然嫁入り前の若い娘が
酒を呑んで深夜男に送られて帰宅したことを
時子が快く思うはずがない。


時子は節子に説教しようとするが
節子は全く聞く耳をもたない。



翌日はざんざん降りの大雨。

ゴルフへ行ったふりをして
岡田の家へ泊まった小宮だが
友人に依頼した妻あての葉書には
晴れていてゴルフ日和だと書いてしまったのだ。


友人は内容から雨が降っていたら
投函しないなどという気がきいた男ではないため
岡田からそばの七輪で焼いたばかりの
目刺しをもらって食事をしながらも
妻にゴルフ場へ行ってない事がばれるとヒヤヒヤしている。


小宮が帰宅すると
時子は節子が酒を飲んで深夜に帰宅した事を告げ
小宮は時子の前で形ばかりの説教を節子にする。


そして、妻がいなくなった隙に
小宮は節子に
明日辺りゴルフ場から投函した
時子宛の葉書が届くはずだから
時子の手に渡る前にとってほしいとお願いする。


しかし、翌日節子より素早く
葉書を取り上げた時子は
一緒にゴルフへ行った友人の夫が
現地が大雨で風邪をひいてしまい
夫が葉書に晴れていると書いたことから
小宮がゴルフへ行ってない事を見破ってしまう。


時子は小宮を責め立てるが
節子が機転を利かし
時子を部屋から追い出し
その隙にふたりで家から逃げ出してしまう。


節子から小宮の妻に対する態度の弱さを
非難され、帰宅した小宮は時子に手を挙げてしまうが。。。


その後しゅんとしている時子に
節子が状況を説明し
自分の行動について謝罪する。


節子はそうして誤解の溶けた
時子が小宮に謝りに行く事を望んだわけだが
それより先に小宮は時子へ手を挙げたことを
詫びてしまう。


時子自身も自分の行動を詫びるが
時子から最初に詫びさせたかった節子は
小宮にその事を言うと

小宮から
逆手のパターンについて説明される。


若く未婚の節子にはわからなかった
夫婦だからこそのやりとり。

夫の上手い妻の操縦法だ。


節子はそういう手があったのかと感心する。


いよいよ節子が大阪へ帰る日。

出発前お茶を飲む節子と岡田は
結婚や逆手について語り合う。


嵐が過ぎ去ったように
節子がいなくなった小宮家では
小宮と時子の関係が以前よりも
グッと和らいで近くなったようだ。

最後暗くなっていくところが
なんとも意味深で良い。


神保町シアター

映画は時子の友人役の飯田蝶子が
車から降りて小宮家へ向かうシーンから始まる。


飯田蝶子さんは
「若大将シリーズ」で若大将のおばあちゃんや
「時間ですよ」でおたき婆さんを演じている
老け役の女優さんだが
さすがにこの時は若かった。

時子の友人の未亡人光子(吉川満子)との
「バカ」「カバ」のかけあいも面白い。



あと加山雄三のお父さんの上原謙さんが
大船の上原としてちょろっとだけ出演している。


佐野周二さんが若い時の映画は初めてみたが
これまで二枚目だったと聞いていても
晩年しかしらなかったのでピンとこなかったが
今回見てみて二枚目だと言う事に納得。


独特な髪形と米倉斉加年に似てる感じはともかく
伏し目がちになったときの
眉毛と目が愁いを帯びててすごく素敵なのだ。

またドクトル小宮役の斎藤達雄さんも
最初は冴えないおじさんと思っていたが
スラリとしたスタイルの良さ
ちょびひげを生やしながらも
良く見ると目元もはっきりしていて
結構な美男子だ。

ただこちらも独特な髪形が気になるが。


そして、なんといっても姪の節ちゃん役の
桑野通子の健康的ではちきれんばかりの
魅力が全開だった。


すごくモダンでハイカラで
現代の若者と言っても無理なく通用する。
全く古さを感じさせない。


スーツに帽子など
スタイルやファッションセンスの良さも光った。


東京出身のようだが
関西弁のせっちゃんを自然体で演じておられ
せっちゃんと伯父のドクトルのやり取りが
コミカルでテンポよく楽しく見させてもらいました。


また子役二人と家庭教師となった岡田のやりとりも
思わずフッと笑ってしまう。



帰りは新宿で下車して
ケンタッキーでチキンのセットと
デパ地下でサラダなどを買って帰りました。


すでに届いていたケーキとホットワインで
ささやかなクリスマスパーティーでした!



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