2015/10/08
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

Post

        

「女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!」 (1988年) シリーズ第10弾

category - 土曜ワイド劇場
2015/ 10/ 08
                 
十朱幸代の女弁護士朝吹里矢子シリーズ第10弾。




●「女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!
賭けゴルフ殺人事件!?」  1988年10月8日
原作: 夏樹静子 『心を返して』  霧の証言 (カッパ・ノベルス)
脚本: 篠崎好
音楽: 大野雄二
監督: 真船禎
制作: 東映
出演: 十朱幸代、阿木耀子、大山のぶ代、
田中隆三、ケーシー高峰、横内正ほか




17年ぶりに高校の同窓会に出席した朝吹里矢子(十朱幸代)は
旧友杏子(阿木耀子)の昔と変わらぬヒロインぶりに圧倒された。
杏子は都内のスポーツクラブの支配人をしているのだといい
会社の別荘を同窓会の場に提供してくれたのだ。


女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!

同窓会には不動産業者の藤巻三郎(石倉三郎)、
土地ブローカーの上尾啓次(小野進也)らも来ていた。


里矢子は藤巻から上尾へのゴルフの賭け金三百万円の取り立てが
出来ないかと相談を受けるが、その種の金は法律では無効だと説明した。



東京へ帰った里矢子は借金を作った方の上尾の訪問を受け
自分に万が一のことがあったときのために預かってほしいと白い封筒を渡される。


女関係の激しい上尾は妻とは別居状態で
自分の会社で寝泊まりをする生活が続いていた。


その上尾が会社で何者かに殴られたうえで首を絞められ殺されてしまう。
里矢子が預かっていた封筒の中身は、上尾の写真で元代議士秘書で
不動産会社を経営している久保川昇(平泉成)が一緒に写っていた。

女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!


借金の取り立てを激しく行っていた藤巻に容疑がかかるが
里矢子に上尾は殺してないといい以前彼が忘れていった
アドレス帳を持っていることを明かした。


里矢子はそれを警察に届けるようにいうが藤巻は自宅に置いたまま
外出すると家を出たまま行方がわからなくなる。


アドレス帳に名字しかかかれていない番号に里矢子が電話すると
どうやら暴力団関係の事務所のようで、里矢子は検事・アキラ(田中隆三)を伴い
行ってみることにした。



女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!


案の定、そこは大田黒(安岡力也)の組の事務所で
里矢子は暴力を振るわれそうになり駆けつけた警察により
大田黒は監禁容疑などで逮捕され、車のトランクの中から
藤巻を救出することに成功した。



大田黒はその後上尾殺しの容疑者として起訴されることになり、
里矢子は大田黒の弁護を担当することになった。



アキラから都心の一等地の地上げで大日相互銀行と
不動産会社のパイプ役として上尾が絡んでいたことを聞いた里矢子は
上尾との繋がりを調べるため大日相互銀行副社長・香取利行(横内正)に会いに行き
偶然杏子の姿を見て驚く。


女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!


杏子は香取の愛人で、香取の妻(八木昌子)が余命僅かなことから
後妻の座を狙っていることを里矢子に打ち明けた。


女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!


その後、大田黒の裁判が始まり検事(鶴田忍)が用意した
屋台のラーメン屋の店主が、上尾が殺された時刻に
上尾の会社から出てくる大田黒の姿を見たと証言し
無実を主張する大田黒は窮地に立たされてしまう。


女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!


その後、大田黒と接見した里矢子は、大田黒が当日上尾の会社に
馬券代八十万円を取り立てに行こうと訪れたことを聞き出した。
大田黒がビルの前に着いた時、階段を下りてくる髪の長いスタイルのいい女の
後ろ姿を見て、上尾が直前まで自分の女と会っていたのだとわかった。


部屋へ入ると寝室にしていた部屋は仕切りのアコーディオンカーテンが引かれ
ノックしても返事がなく、そばにあった金庫が開いていて金が見えたことから
大田黒は東西銀行の封筒に入った帯封のある百万円を持ち出すと
事務所から引き揚げたのだと里矢子に説明した。



里矢子は伊東文次(下川辰平)に上尾の周辺で大田黒が見かけたという
女を探すように依頼したが手掛かりは全くつかめなかった。



女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!


そして、文次の調査で杏子が支配人をつとめるスポーツクラブの
オーナーが香取らしいことがわかった。
また上尾のアドレス帳にあった「K」は女の番号ではなく
杏子のスポーツクラブの電話番号だった。



里矢子とアキラは、地上げで組んでいたはずの上尾、
融資をしていた銀行の副社長・香取、不動産会社社長の久保川を
具体的につなぐ証拠が見つからず悶々としていた。


そこで里矢子はあることに気が付いた。
大田黒が見た上尾の部屋から出てきた女というのは杏子だと。


杏子は学生時代、上尾と恋仲だったが、卒業後も関係があったのではないか?
現在は香取の愛人である杏子のクラブならば、彼らがそこを使っていたとしても
怪しまれることはない。



裁判当日の朝早く、里矢子は杏子にあうためにスポーツクラブへ行った。
杏子は昔の関係をネタに上尾から脅されていたのではないか。


女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!



また、杏子が知らず知らずのうちに香取たちのために利用されているのではないかと考えたが
香取を愛する杏子は里矢子の質問にも一切答えず里矢子を追い返した。



このままだと大田黒に有罪判決が出てしまうと考えた里矢子は焦った。
そして、事務員の吉村サキ(大山のぶ代)が大田黒から受け取った
弁護費用の着手金を受け取ったことに触れるとある可能性に気が付いた。


女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!


法廷で里矢子は大田黒から、渡された着手金が上尾の金庫から盗んだもので
銀行の封筒の中に入った札には一切手を触れていないことを確認した。
杏子が上尾から強請られていて封筒の金は杏子が渡したものだとすれば
帯封がかかった札束からは杏子の指紋が出てくるはずだ。

里矢子は証拠品として百万円の札束を提出した。


それを傍聴席で聞いていた杏子は慌てて外へ飛び出し
香取に会いに行った。


女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!



上尾を殺したのは杏子だった。


上尾は香取からお払い箱にされそうになりこれまでのことを暴露すると香取を強請っていた。
それを鎮めるため香取から言われて百万円を上尾のところへ届けに行った。
すると上尾は杏子の体を要求したため、抵抗したときに殺してしまう。



上尾はかつての杏子との情事の写真を香取にも渡していた。


杏子は香取から利用されただけで結婚するつもりもなく捨てられそうになり
そばにあったナイフをとったところへ、里矢子が入ってきてこれを阻止した。












十朱幸代の芸能生活30周年記念番組として放送された
シリーズは10作目とこちらも節目の作品となっている。



平均視聴率20%の人気シリーズで、今回は旧友杏子との対決する
シーンが見どころととなっている。




************ 関連記事 ************


1. 「女弁護士朝吹里矢子・黒白の暗示」

◆ 「女弁護士朝吹里矢子・黒白の暗示」 (原作)

2. 「天使の証言・女弁護士朝吹里矢子」

3. 「囁く手首の謎・女弁護士朝吹里矢子」

4. 「三重逆転!完全犯罪・女弁護士朝吹里矢子」

5. 「華やかな狙撃者・女弁護士朝吹里矢子」

6. 「女弁護士朝吹里矢子・レイプされた恋人」

◆ 「女弁護士朝吹里矢子・レイプされた恋人」 (原作)

7. 「女弁護士朝吹里矢子・モーテルの女が消えた!」

8. 「女弁護士朝吹里矢子・夫の愛人を二度殺した人妻」

9. 「女弁護士朝吹里矢子・相続欠格の秘密」

10. 「女弁護士朝吹里矢子・軽井沢、白と黒の同窓会!」

11. 「女弁護士朝吹里矢子・小さな目撃者」

12. 「女弁護士朝吹里矢子・相続放棄の謎」

13. 「女弁護士朝吹里矢子・選ばれた”衝動殺人”」





関連記事
スポンサーサイト
                         
        

スポンサードリンク

                         

コメント

非公開コメント