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2015/10/18
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女」 (1986年)  佐野洋 『涼しい名前』

category - 土曜ワイド劇場
2015/ 10/ 18
                 
単身赴任中の夫の浮気相手と妻が繰り広げる女の闘いを描くサスペンス。


●「嫉妬・東京土日妻vs仙台月~金妻・涼しい名前の女」  1986年10月18日
原作: 佐野洋  『涼しい名前』
脚本: 吉田剛
音楽: 甲斐正人
監督: 田中登
制作: テレパック
出演: 市原悦子、野川由美子、橋爪功、中村久美、風見章子、
佐々木敏、出光元、藤江リカ、長谷川弘、須藤健ほか



嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女





仙台でブティックを営む杏子(市原悦子)は幼なじみの厚子(野川由美子)から
仙台へ単身赴任をしてくる厚子の夫・大井雄吉(橋爪功)の浮気の監視役を頼まれる。



幼い頃から厚子にいじめられていた杏子は、高校時代に好きだった雄吉までも横取りされ
そのうえに浮気のお目付け役まで命じられ屈辱を受けた。
杏子の母(風見章子)はかつて厚子の父の妾であり、今でも生活の支援を受けている。
おまけに杏子も厚子の世話で出資者を得て店を出させてもらっているために頭が上がらない。


だが、杏子はそんな厚子に仕返しがしたくなり雄吉を誘惑して肉体関係を結んだ。


嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女



雄吉は金曜日仕事が終わってから東京の自宅へ帰り土日を厚子や息子と過ごすのだが
いつもある夫婦関係がなかったことから厚子は雄吉の浮気を確信する。
その時の雄吉との会話から厚子は雄吉の相手が「涼しい名前」の女と思い込み
杏子に雄吉の周辺を探るように依頼してきた。


厚子は杏子が乗り気でないとみると私立探偵を雇ってでも調べさせると言い出した。
そうなると杏子と雄吉の関係が厚子にバレてしまい杏子の生活が脅かされてしまう。



嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女



雄吉にそのことを話した杏子は厚子が言った「涼しい名前の女」が
クラブのホステス・氷見子(中村久美)だとわかり彼女を利用することを思いつく。


そして、氷見子に雄吉とは関係ないが条件次第では深い関係になってもいいと嘘の証言させ
その芝居を吹き込んだテープを厚子に聞かせた。


嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女




次の金曜日、厚子は仙台に来ると杏子と雄吉を連れて氷見子が働くクラブへ飲みに行く。
そこでネチネチと雄吉と氷見子の浮気を疑うと悪酔いした厚子は雄吉をかばう杏子に酒を浴びせる。


さらに、店から帰ってひと眠りした厚子は雄吉と杏子が浮気している夢を見たといい
杏子の母や雄吉たちがいる前で花火を手にして執拗に杏子を追いかけまわし海へ突き落としてしまう。


嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女


その異常な様子から杏子の母は夢の話ではなく杏子が雄吉に手を出したと確信し
思わず杏子の頬を平手打ちした。
妾の子といわれいじめられてきた杏子は抑えていた怒りが爆発しついキツイ仕返しをしてしまった。


杏子は子供の頃、厚子を海に沈めようとしていたところを見つかり厚子の母たちに
こっぴどく叱られたことを思い出した。
杏子の母は厚子がいじめてきたからやってしまったと理解しながらも
厚子の母の手前幼い杏子の首根っこを掴んで謝らせるしかなかった。


嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女




杏子は厚子への仕返しだけではなく初恋の人だった雄吉を本気で奪おうとしているとちらつかせると
母は「雄吉さんに杏子を受け止める度胸があるだろうか」と杏子が傷つくことを懸念する。


そんな矢先、クラブで厚子に挑戦的な態度を取られ憤りを感じた氷見子が
そのお返しに雄吉を誘惑するつもりだと杏子に知らせに来た。
複雑な気持ちを抱えたまま杏子は二人の密会場所までつけていき写真を撮影する。


嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女



一方、氷見子に敵意をむき出しにする厚子は狂言自殺をするから協力して欲しいと杏子に連絡してきた。
杏子は厚子の計画を雄吉にバラし、彼女が疑っているのは氷見子だけではなく
自分たちのこともだと伝えて雄吉に厚子と別れてくれるように言うが
初めから大人の遊びと誘惑され肉体関係を結んだ雄吉には無理な話だった。


翌日、杏子は厚子から頼まれた通りに午後三時に東京の自宅へ行き
睡眠薬を飲んでビニール袋を被っている厚子を見つけて救出する予定だった。
ところが、厚子は約束の時間よりも一時間程前に死のうとしたため杏子が着いた時には
すでに手遅れでそのまま死んだ。


テーブルに厚子の遺書と雄吉が氷見子と密会したときの現場写真が残されていたことから
刑事(出光元)も自殺とみて雄吉と杏子に簡単な事情聴取を行う位だった。


嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女




まもなく、厚子の葬儀が終わると杏子は雄吉から厚子との約束は午後三時ではなく
本当はその一時間前でなかったのかと問いただされた。
厚子は自殺するような性格ではなく、杏子が来る一時間も前に睡眠薬を飲んでビニール袋を被れば
発見される前に確実に死んでしまうため杏子が嘘をついているのではないかと疑っていたのだ。


雄吉は厚子の自殺だと強く意識づけるために雄吉と氷見子との写真を残したと思いつつも
杏子が自分を棄てた雄吉と結婚するために厚子を殺したとも思えずにいた。


初恋の相手雄吉の本音を知った杏子は「厚子は自分で死んだのよ」と言い残すと別れを告げる。


嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女




あの日、杏子は一時間早く厚子の自宅を訪れた。


不意を突かれた厚子は何か隠すような素振りを見せながらも杏子を家にあげると
狂言自殺のリハーサルに付き合って欲しいとだまして、睡眠薬を飲ませると頭にビニール袋をかぶせて
窒息死させようとした。


嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女




厚子は雄吉の身辺を調べて杏子が浮気相手だと知り殺そうとしたのだ。
その後、厚子も同じようにビニール袋を被ると厚子の自殺を手伝おうとした杏子が誤って死に
自殺しようとした厚子は彼女を助けることが出来ないまま近所の人に助けられる計画になっていた。


だが、厚子の性格を知り尽くしている杏子は睡眠薬の入ったコップをすり替えており
薬が入った水を飲んだのは杏子ではなく厚子の方だった。
それに厚子が気がついた時にはすでに強烈な睡魔が彼女を襲いビニール袋を破る力もなく
狂言自殺の予定がそのまま死んでしまった。



嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女


厚子の死を見届けた杏子は彼女が書いた遺書のそばに用意していた雄吉と氷見子の写真を残した。



杏子は厚子を憎んでいたが同時に彼女を恐れてもいた。


少女時代に杏子は厚子を海へ沈めようとして厚子や自分の母から激しく責め立てられたが
あれは厚子が杏子を海へ沈めようとして苦しみもがいた杏子が厚子にしがみつき事件が発覚した。
厚子はその時、杏子が自分を海へ沈めようとしたのだと嘘をついたのだった。


杏子は海へ沈められるときに、厚子の殺意を確かに感じていた。
この時以来、憎しみながらも厚子に怯える日々を杏子は過ごし続けていた。



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土曜ワイド劇場で市原悦子というと御存じ「家政婦は見た!」シリーズの石崎秋子が印象的だが
ドワイ1回目の「時間よとまれ」ではストリッパー・サリーを演じていたように
意外に色っぽかったり大胆な演技を見せたりするんですよね。



今回はかつての初恋の男で妻子ある橋爪功とのラブシーンがある。

嫉妬・東京 土・日妻vs仙台 月~金妻・涼しい名前の女


ベッドでの激しい絡みはなかったが、ホテルでの入浴シーンで自分から積極的にキスをするシーンが
なんともいえず色っぽかった。


その橋爪功の妻で、市原悦子の幼なじみに野川由美子。
これが実に意地悪で嫌な女。


自分の父の妾の娘に陰湿ないじめを繰り返し、高校時代にはその娘の初恋の男を
ボーフレンドがいるにもかかわらず奪ってしまう。

市原悦子の不倫相手に橋爪功ってだけでも見たくなるドラマでしたが
いじめっ子の野川由美子も憎たらしくて良かった。





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