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2016/02/11
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち」 (1984年)

category - 土曜ワイド劇場
2016/ 02/ 11
                 
愛人バンクにからむ殺人事件を軸に、そこに集まる男女の生態と愛憎をサスペンスタッチで描く。


●「愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち
”月4回・20万円…”」  1984年2月11日
脚本: 原教子
音楽: 石川鷹彦
監督: 加藤彰
制作: にっかつ撮影所
出演: 万田久子、荻島真一、島村佳江、泉じゅん、
浜田光夫、犬塚弘、星正人ほか


愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”




OL生活に疲れた二十六歳の桜瑠璃子(萬田久子)は、
ディスコで知り合った友人・遠藤久美(泉じゅん)に誘われて愛人バンクに加入した。



看護婦をしている久美の病院には母親を入院させている弘子(島村佳江)という女がいる。
彼女は美術大の学生で学費と入院費を稼ぐために久美の世話で愛人バンクに登録し
城南大学の助教授・吉田(浜田光夫)という愛人がいる。
弘子は中川(星正人)という結婚を考えている恋人がいてそれまでの関係と割り切っている。




瑠璃子は北村(荻島真一)という客を紹介されて週一回のデートを始める。
北村は病身の妻を抱えておりそんなことから愛人バンクに入会したようだ。



愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”



瑠璃子は四畳半風呂無しアパートを出てマンションへ引っ越し
味気ない生活が大きく変化していった。
最初はビジネスと割り切っていた瑠璃子だったが、
次第に北村を真剣に愛するようになっていく。



愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”




久美もスーパーの婿養子の愛人(犬塚弘)がいるが、
ドライな久美はお金だけの関係と割り切っている。




瑠璃子の部屋に久美と弘子がやってきて三人で鍋を囲んでいると
久美がそれぞれの愛人との密会のためにマンションを借りようと提案してきた。


愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”




人目を気にせず会えることから瑠璃子もその案にのり三人はマンションを借り
毎週土曜日の夜、北村とのデートに利用するようになった。



ある日、北村が朝から時間が出来たのでマンションで会おうと誘ってきた。
瑠璃子が部屋に着くと、前夜宿泊した弘子が掃除をしている。
さっき、エレベーターですれ違った中年の男が弘子の愛人吉田だったようだ。



愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”



弘子はピルの副作用からか体調が悪そうだった。
しかし、国民健康保険の弘子は三割の自己負担が苦で病院へは行けないという。
瑠璃子は弘子にせがまれるまま自分の保険証を貸した。




その弘子が他殺体となって発見された。
所持品の中から瑠璃子の健康保険証が見つかり刑事(織本順吉)らは
被害者が桜瑠璃子だと思いマンションを訪ねてきた。



愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”




刑事は保険証の持ち主瑠璃子が生きているとわかると被害者の身元を聞いてきた。
瑠璃子は保険証は紛失したと言い訳するが、すぐに殺されたのは弘子だとわかった。
警察の方でもすぐに被害者が弘子であると割り出した。
幸い弘子が殺された時、瑠璃子はしっかりとしたアリバイがあったが
刑事は瑠璃子の様子から何かを知っているとみてマークを続けた。



久美から連絡が入り瑠璃子は警察の尾行をまいてマンションへ行った。
そこには久美の他に北村と久美の愛人もいて四人は弘子が殺されたことから
マンションを引き払おうという決断を下した。


そこへ「秘密をばらされたくなかったら一千万円よこせ」という謎の男からの脅迫電話がかかった。


愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”




北村と久美の愛人で五百万円ずつを用立てることにした。
瑠璃子と久美は部屋の電話番号を知っているのは弘子の愛人吉田しかいなく
久美は脅迫者は吉田だと断言する。



瑠璃子は確かめるために城南大学へ行くが、吉田助教授は弘子の愛人吉田とは全くの別人だった。
深夜、愛人バンクの事務所に潜り込んだ瑠璃子は吉田の会員カードを見つけ
弘子が紹介される前にデートした女から吉田の事を聞き出した。
吉田は新宿のポルノショップに出入りしていて特殊な趣味があったという。



瑠璃子は吉田が通っていた店を見つけ女(室井滋)から
吉田が印刷会社の社長と名乗っていたことを聞き出した。


愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”




瑠璃子が会社へ行ってみるとすでに倒産し廃墟のような自宅には
幼い子供を抱えた元妻がいるだけだった。


その帰り道、瑠璃子は地下鉄のホームで何者かに突き落とされそうになった。




吉田の消息がつかめないまま犯人から指定された期日を迎えた。


瑠璃子たちはマンションの部屋に集まったが、久美はいつまで待っても姿を現さず
犯人からの電話もかかってこない。
その頃、久美は中川のアパートのベッドで死体となって発見されていた。



愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”




弘子が殺された時に唯一中川のアリバイを証言したのが久美だった。
警察は中川が久美を利用し口封じに殺したとみたが彼は容疑を否定した。
弘子が殺された直後、久美から弘子が自分を裏切って愛人バンクに入っていたことを知らされた。
久美は北村と自分の愛人から一千万円を奪い取ろうと持ち掛け
中川はマンションに脅迫電話をかけただけだった。





愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”


一方、瑠璃子は北村から電話が来なくなり終わりが近づいていることに思い悩んでいた。
北村は本名会田という開業医で自宅には病身の妻と幼い娘がいた。
娘を通じて妻が他の女の存在に気がついていることを知った北村は
妻を裏切ることに罪悪感を感じるようになっていたのだ。



北村からそのことを告げられた瑠璃子が帰宅すると
消息を絶っていた吉田がナイフを手にして部屋に押し入ってきた。
その直後、瑠璃子の様子が気になった北村から電話がかかってきた。
とっさに出た瑠璃子は助けを求め叫んだが吉田は電話を切ってしまう。



愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”




瑠璃子に危険が迫っていると知り北村は管理人(片岡五郎)とともに
部屋に入り吉田が瑠璃子を殺そうとするところを救出した。
吉田は北村らから通報を受けやってきた刑事によって逮捕された。




弘子と久美を殺した犯人は吉田だった。


吉田は弘子に金を渡すために借金をしてまでも貢いでいたが、
その金さえもそこをついた吉田に本当に好きなのは自分の恋人だといい別れを告げた。
金だけの関係だと言われた吉田は裏切った弘子をその場で殺害した。



吉田は自分が渡した金が恋人の中川に渡っていると思い
彼の不在中にアパートから金を取り戻そうとした。
ところが部屋にいた久美に見つかってしまったために殺してしまったのだ。
そして自分の身元を知っている瑠璃子の口を封じようとした。



愛人バンク殺人事件・夢を売る女たち ”月4回・20万円…”



瑠璃子は夢を売った女、北村はそれを買った男。
瑠璃子は自分たちは夢から醒めたのだといい北村に別れを告げた。




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