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豊かさと幸福感を味わえた ルノワール展@国立新美術館

7/16(土)は六本木ミッドタウンの近くにある
国立新美術館へ『ルノワール展』を見に行ってきました。



この建物は黒川紀章の設計によるもので
採光も十分で広々とした心地よい空間は
私のお気に入りの美術館のひとつです。



20160716_1.jpg

このところお天気が不安定でしたが当日は晴れており
7月でも気が狂う暑さではなく快適でした。


本展はオルセー美術館とオランジュリー美術館から
約100点ほどルノワールの作品を中心とした
ラインナップで構成されています。


ここからまた画像アップロードの不具合で
画像が見づらくなっているものがあります。



20160716_2.jpg

≪ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会≫  ピエール=オーギュスト・ルノワール 1876年

初来日作品で本展の目玉!

ポスターにもなっていましたね。

これ画像ではその魅力が全然発揮できていませんが
原画はとても華やいだ雰囲気で
屋外でダンスをしたり大勢の人々がリラックスして集う様子が
幸せな気分を味わわせてくれます。


ルノワールの最高傑作と紹介されているとおり
構成も人物の表情も背景も全てが完璧。


思わず心がほっこりさせられ
穏やかな気持ちにさせられました。


色彩も美しくて、幸福感が伝わってきます。



20160716_3.jpg

≪ぶらんこ≫  ピエール=オーギュスト・ルノワール 1876年




20160716_4.jpg

≪読書する少女≫  ピエール=オーギュスト・ルノワール 1874~1876年

これもまた溢れるほどの幸福感が伝わる
とても美しい作品だった!

穏やかな日の光が若い女性を優しく照らし
見ている私まで時の流れを忘れてしまう。


心が無の状態になり
程よい空白感が自分の中に生まれた。



20160716_5.jpg

≪ピアノを弾く少女たち≫  ピエール=オーギュスト・ルノワール 1892年


この作品のもつ色彩感の絶妙さが
画像では伝えられないのが残念!


ドレープカーテンの言葉では表現できない
柔らかなゴージャスさ。


手前の少女の髪色とドレスの色の絶妙さ。
そこに青色が映え

全体的に落ち着いたながらも
華やいだ雰囲気も感じられる。


今回の展示作からはとても幸せな気分にさせられる
ことが多かったように思う。



20160716_6.jpg

左≪田舎のダンス≫ 右 ≪都会のダンス≫   ともに ピエール=オーギュスト・ルノワール 1883年

ペアチケットにもなっていた 田舎のダンスと都会のダンス。
なんと45年ぶりにそろって来日だそうだ。

都会のダンスのモデルは画家のシュザンヌ・ヴァラドンと
ルノワールの友人ポール=オーギュスト・ロート。

優しい緑の背景が白いドレスを引き立たせている。


一方の田舎のダンスのモデルはのちにルノワールの妻となる
アリーヌ・シャリゴがつとめている。




さて、その知名度からルノワール作品ばかりが目立つが
ルノワール以外でも心を奪われた絵がいくつもありました。


中でも一番感動したのが

ジャン・ベローの『夜会』だった。


20160716_14.jpg


≪夜会≫  ジャン・ベロー 1878年


この絵で受けた衝撃度はとても言葉では表現しきれない!!


見ているだけで自分の中に豊かさが拡大されていき
ハートのあたりに快感がほとばしった。


本当に何度もみたい作品。


家の中に飾って日々眺めていたい作品。


豪華で豊かかで富が感じられるので
心の底深くまでこの豊かさを落とし込みたくなった。


その他はジュール・シュレの『夜の宴』と『狂気と陽気』が気に入った。


シェレ ムーランルージュの舞踏会

こちらはジュール・シュレの「ムーラン・ルージュの舞踏会」


最後に・・・・



目を引く華やかな作品が多い中
非常に地味ではあるが

サンティアゴ・ルシニョルの『建設中のサクレ=クール聖堂』も
私の心をわしづかみにしました。


こういう作品に目を留める人は少ないでしょうが
なんだか無性に懐かしく気になる絵でした。



このルノワール展、行く機会がありましたら
ルノワール以外のこれらの作品にも注目してみてください。


グッズ売り場では「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」のプリントを
買おうかと思ったのですがなんだか暗いプリントで
「オルガンを弾く少女たち」と来年のカレンダーを購入した。



ルノワールの次男であるジャン・ルノワールは映画監督で
スクリーンでは彼の監督作品


『ナナ』  1926年

『フレンチ・カンカン』 1954年

『恋多き女』 1956年


の、ほんの一部が流れていました。


この中で『恋多き女』は見たことあると思ったら

2009年11月8日に京橋にある
近代フィルムセンターで見てたんですね。


20160716_7.jpg
(チラシの写真はもちろん 恋多き女です)



イングリッド・バーグマンの憂いのある美しさが
とてもステキ!


映画もとても面白かったことを覚えています。


今回は本当にそのすべてを堪能できる美術展で
大満足で会場を後にしました。


いつもは併設のカフェが混んでいて入れないのですが
この日はうまく席が空いて
ソイ・ラテを飲んで帰りました。


チャイ・ラテも少し飲ませてもらったのですが
こちらもすごく美味しかった!


ここでは「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」も始まったので
都合がつけばまた訪れてみようかな。


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