北海道殺人旅行(地獄でなぜ悪い)土ワイのカトリーヌ・アルレー2

土曜ワイド劇場のカトリーヌ・アルレーの続きです。

前回記事はコチラ⇒ 土曜ワイド劇場のカトリーヌ・アルレーものが見たい! 


●「北海道殺人旅行・わたしの婚約日記」  1981年7月11日
原作: カトリーヌ・アルレー 「地獄でなぜ悪い」
脚本: 松田寛夫
監督: 野村孝
制作: にっかつ撮影所
出演: 樋口可南子、高岡健二、岡田嘉子、峰岸徹、ハナ肇、加藤嘉ほか


北海道殺人旅行19810711_1

婚約者の昻司(高岡健二)と、彼の故郷北海道へ行った麻利子(樋口可南子)は
事故で骨折した昻司が入院中、手配中の殺人犯小杉(峰岸徹)に乱暴された。

小杉の要求は次第にエスカレートし、昻司の実家にまでやってきて再び麻利子を
もてあそんだ。

この事に気づいた昻司の祖母タミ(岡田嘉子)は二人の将来を案じ
命懸けで小杉と対決する…




『わたしの婚約日記』って甘い感じがするが
ところがどっこいかなりエグイドラマだった。


昔に見た事があって曖昧な記憶だけど
今のショートカットで男っぽいカッコよさがあり
サッパリした雰囲気の樋口可南子とは違い
どことなく妖しい色気を漂わせていた若かりし頃の
樋口可南子がレイプシーンを体当たりで演じていた。


ただのレイプシーンじゃなくヌードはもちろん
激しく犯されていて印象に残っている。


犯人役の峰岸徹がこの無力な若い女をいいように
欲望に任せて襲っていて見てはいけないものを
見たかんじがしたわ。




北海道殺人旅行19810711_2


また劇中、重要な役割で登場する婚約者の祖母を演じた
岡田嘉子の静かな演技にも怖さを覚えたものでした。


この岡田嘉子なのですが、4年くらい前だろうか?
NHKでやっていた松本清張シリーズの「虚飾の花園」でも
犯人役をやっていて秘かに気になっていた女優さん。


サイレント映画時代の大女優さんで男性遍歴も多く
愛人とのソ連への逃避行、そして収監、愛人はソ連で銃殺されてしまい
その後は現地で別の日本人男性と結婚したが後に死別。


こうした紆余曲折を経て日本に帰国した間に作られたドラマのひとつが
この「北海道殺人旅行」だったのだ。


岡田嘉子は土曜ワイドにはアルレーの「化けた花嫁・財産乗っ取り計画」や
ウィリアム・アイリッシュ原作の「涙 ・じっと見つめる目」(1977年)にも出ています。


そして「北海道殺人旅行」の5年後には再びソ連へ向かい
1992年にモスクワで死去したようで
波瀾万丈に満ちた人生を送ったようである。


自らが激動の人生を送ってきた人だからか
静かな演技にもその激しさが垣間見えているような気がして
見たドラマの本数は限られているにもかかわらず
とても記憶に残る女性だった。



だからだろうか?岡田嘉子の印象はバッチリありすぎ
ストーリー自体も結構キョーレツな展開だったので
私の好きな加藤嘉が出てたみたいだけど
嘉の存在まで霞んでしまったようで出てた記憶はなし。


最後も理不尽な殺人犯がいなくなって、安堵したと同時に
後味の悪さも残ったドラマだった。


若い女の人生を自らの性欲のために破壊しようとする男への怒りと
激しいエロさ、そしてラストの後味の悪さでもう一度見たいドラマだ。


原作はアルレーの「地獄でなぜ悪い」だが、こちら土曜ワイド劇場で
リメイクが放送されている。

1993年9月4日に「北の果て襟裳岬、婚約旅行殺人事件・
平和な家庭を狙った危険な来訪者・逆襲する女」
というやたら長ったらしいタイトルで、原作は同じでも設定をやや変えて
大地真央、永島敏行、太川陽介、仁藤優子で製作されているのだが
前作とは全く違う別モノといったかんじで面白くなかった記憶がある。





さて、この後1982年と83年はカトリーヌ・アルレー原作は放送されず。
82年といえば4月には土曜ワイドの最大のライバルだった
ザ・サスペンスがTBSで放送開始されたのだ。


土曜ワイドと同じ時間に堂々と2時間サスペンスをブチ当ててきた。




熾烈な視聴率争いを征するためか、
メインタイトル+サブタイトルだけでは満足せず
さらに視聴者の目をひくための言葉が追加され
やたらとタイトルが長くなりクドさがでて
徐々にセンスが悪くなっていく。


そして、3年ぶりにカトリーヌ・アルレー原作のドラマが放送された。



●「妻という名の他人・レスビアン完全犯罪 “夫から逃げたい“」 1984年5月12日

原作: カトリーヌ・アルレー 「理想的な容疑者」
脚本: 福田善之
音楽: 岩間南平
監督: 小沼勝
制作: C.A.L
出演: 出演:長山藍子、中村敦夫、秋川リサ、江原真二郎、寺泉哲章、新井康弘ほか


作家早瀬(江原真二郎)と妻彩子(長山藍子)の山荘へ、早瀬の弟で売れない野球評論家の
満(寺泉哲章)と妻の那津子(秋川リサ)が遊びに来た。


那津子は満とけんかした直後行方不明になり、翌日那津子らしい女性の黒焦げの
焼死体が発見され、満は容疑者として逮捕された。

妻といさかいを起こしていた満にとって状況証拠はすべて不利なものだった。

しかし、この事件の裏には”良妻の鏡”といわれた彩子が仕組んだ意外なワナがあった。


彩子の恐ろしいたくらみとは・・・・?



カトリーヌ・アルレーのドラマ化で長山藍子ってピンとこないんですが
良妻の鏡といわれた女の意外な素顔ってことで
しっくりハマる作りとなっていたのかな?



長山藍子は「女と味噌汁」という古いドラマで
おきゃんな芸者で意外に面白かったので
長山藍子がどうアルレー作品を演じたかにも興味がある。





”レズビアン完全犯罪”というところからも黒焦げ死体は別人で
彩子と那津子の計画犯罪だったのか?


アルレーの原作読めばこの辺はわかるんでしょうが
原作を改変していることもありますからね。




・・・ということで、またまた続きは別エントリーで。




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