2016/08/28
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ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち@国立新美術館

category - 美術・展覧会レポート
2016/ 08/ 28
                 
昨日は六本木の国立新美術館へ
「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」を見に行ってきました。


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8月の終わりだいぶ涼しくなってきて過ごしやすい土曜日に
訪れた国立新美術館です。


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前回観に行った「ルノワール展」も8/22に終了し来月からは「ダリ展」が行われます。


ルネサンス発祥の地であるフィレンツェではなく今回はヴェネツィアです。
ヴェネツィア絵画の歴史の中でもルネサンス期に焦点を絞った展覧会は
国内では珍しいもの。


出展作品数も57点とちょうどよい数です。
これくらいがとても見やすい。


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≪聖母子(赤い智天使の聖母)≫  ジョヴァンニ・ベッリーニ 1485~90年



まずは入るとヴェネツィア・ルネサンスを代表するジョヴァンニ・ベッリーニの
聖母子が展示されていました。

イエスのこの後の運命を案じているのかやや暗い表情の聖母を見上げるイエス。
赤く彩られた天使たちがそれを見守ります。

背景とのバランスが印象に残った作品でした。



ベッリーニはじめ、ヴェネツィアルネサンスでの見たい絵画は
結構ロンドンのナショナルギャラリーがもってるんですよね。


今回アカデミア美術館所蔵のルネサンス期の
初期、盛期、後期でも見たい作品がいくつかあったのですが
これらは残念ながらありませんでした。


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≪眠れるヴィーナスとキューピッド≫  パリス・ボルドーネ 1540~50年頃

豊かな色彩表現がとても美しい。

こちらはジョルジョ・フランケッティ美術館からの出展のようです。


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≪聖母子≫  ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 1560年頃

ベッリーニに続きヴェネツィアルネッサンス盛期に活躍した
ティツィアーノの聖母子です。


幻想的な中にもやや荒々しさを感じた作品でした。
私はティツィアーノの描く女性の絵は結構好きです。
あの色彩表現が気に入っているのかもしれない。




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≪受胎告知≫  ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 1563~65年頃


聖母子に続き晩年のティツィアーノの大作です。
約4メートルという大きさでサンサルヴァドール聖堂にある
祭壇画で特別出品されており今回の目玉作品です。


右上から差し込まれる光がこの作品をドラマチックに演出しています。

ティツィアーノの代表作「聖母被昇天」のダイナミズムさを
思い出させてくれますね。
個人的には「受胎告知」よりも「聖母被昇天」の方が見たかったな。


ティツィアーノの次の世代である、ティントレットやヴェロネーゼも
バッサーノと合わせ三人の巨匠たちとして展示されていました。


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≪聖母被昇天≫  ヤコポ・ティントレット 1550年頃


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≪改悛する聖ヒエロニムスと天上に顕れる聖母子≫  ヤコポ・バッサーノ 1569年






やはり一番印象に残ったのはなんといってもティツィアーノの
「受胎告知」あの迫力はすごいですね。


来年の1月には東京都美術館でも
「ティツィアーノとヴェネツィア派」が開催されるようです。


今年は国立新美術館で見たい展覧会を多くやってくれているので
次のダリ展もとても気になっています。


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