『男と女』 甘くせつない大人の恋愛物語@恵比寿ガーデンシネマ

昨日は『ダバダバダ~♪』のメロディで知られる1966年のフランス映画「男と女」を
YEBISU GARDEN CINEMAにて見てきました。

男と女

今年の8月12日に惜しまれつつも閉館してしまった
恵比寿ガーデンシネマが昨年復活していた記事を書きました。

私がホームページを見たのは8月の初め頃だったでしょうか。
10月に男と女が上映されることを知りその時からこの日を心待ちにしてました!

今回は”製作50周年記念 デジタル・リマスター版”として50年の時を経て甦る。



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クロード・ルルーシュ監督の出世作「男と女」
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短編映画などを撮り続け、当時無名だったクロード・ルルーシュには
スポンサーがつかず「男と女」も自主制作で製作されされたと言われています。

カラーとモノクロで構成されたこの映画は1966年に公開された。


●1966年カンヌ映画祭グランプリ受賞

●1967年アカデミー賞外国語映画賞、オリジナル脚本賞受賞

●1967年ゴールデングローブ賞外国語映画賞、主演女優賞受賞

数々の賞を受賞し、クロード・ルルーシュの名を世界に知らしめた出世作です。


日本では1966年10月15日に公開され、50年後の
2016年10月15日よりYEBISU GARDEN CINEMAなどで公開。

50年後の同日に上映開始というなんとも粋な計らいがされている。


『男と女 製作50周年記念 デジタル・リマスター版』
1966年 フランス 104分

監督: クロード・ルルーシュ
脚本: クロード・ルルーシュ、ピエール・ユイッテルヘーベン
音楽: フランシス・レイ、バーデン・パウエル
出演: アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニャン、ピエール・バルー他


”男”には「暗殺の森」や「フリック・ストーリー」で知られるジャン=ルイ・トランティニャン
”女”には「ローラ」や「甘い生活」で知られるアヌーク・エーメ。

クロード・ルルーシュ

今回のキャッチコピーは
「たちきれぬ過去の想い。それでも惹かれ合う男と女」


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クロード・ルルーシュ監督 「男と女」 ストーリー
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スタントマンの夫を事故で失ったアンヌ(アヌーク・エーメ)は
娘を寄宿学校に預けながらパリで暮らしていた。

娘と束の間の時間を過ごし学校へ送り届けたアンヌは
帰りの電車に間に合わなくなっってしまった。

そこで同じ寄宿学校に息子を預けていたカーレーサーの
ジャン・ルイ(ジャン=ルイ・トランティニャン)の車で家まで送ってもらうことになった。

ジャン・ルイもまた自身のレースによる大事故がもとで妻を自殺で失っていた。

夫と死別したことでアンヌは夫への想いが未だ断ち切れていなかったが
次第に惹かれ合うふたり。

やがて二人は愛し合うのだが、アンヌはジャン・ルイとの情事の最中
夫との愛に溢れた日々がフラッシュバックしてしまう。


otokotoonna_2.jpg


ホテルを後にしたアンヌはジャン・ルイの車ではなく
電車を乗り継いで帰宅しようとする。

車で帰るジャン・ルイ、電車で帰るアンヌ。
帰路それぞれの胸の中には様々な思いが湧いていたが・・・


そして電車から降りたアンヌを一足早く駅についていた
ジャン・ルイが待っていた。


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夫や妻と離婚でわかれたのではなく、その死によって失うということは
特別なものがあるのだと思う。

アンヌは夫を不慮の事故で失いまだ夫は心の中で生き続けている。
一方ジャン・ルイも自分の事故により精神のバランスを崩してしまった
妻が錯乱状態に陥り自殺してしまい心に大きな傷を抱えたままだ。

二人がそれぞれ左の薬指に指輪をしたままだというところからも
彼らの思いが表現されている。


でも出会いはふいに訪れるもの。

しかし、今の恋愛に心底浸れない。
だけど、何故か惹かれていく。

激しいだけの恋愛ではなく
静かに愛に向かうアンヌの姿がなんともいじらしい。

そして、アクーヌ・エーメの美しさにウットリ。
クロード・ルルーシュの演技指導は細かかったようで
はにかんんだアンヌのしっとりした女の色香も
ジャン・ルイがアンヌに心を奪われていく
レストランでの手の演技もとても素晴らしいものがあった。


カラーとモノクロで構成されているが
切り替わりの違和感は全く感じられなかった。


それよりなにより、50年も前の映画なのだが
今撮ったと言われてもわからないくらい
髪型もメークもファッションも洗練されているのがスゴイ。


確かに電話やテレビ、車などには時代を感じるが
それ以外は古臭さを感じないのだ。

この頃のパリの風景も海辺のも何もかもがステキです。
パリの情景が映画にとてもマッチしてます。

またダバダバダ♪の音楽が映画に彩を加えている。

この曲を歌っているのはアンヌの夫役のピエールを演じているピエール・バルーが
ニコール・クロワジールとスキャットをしているのだ。

そしてジャン・ルイはレーサーだったので
レースのシーンもふんだんに出てくる。
車好きにはたまらないものがあると思う。


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カーマニア必見! 「ランデヴー」も同時上映
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今回は「男と女」の前に、1976年に制作された
「ランデヴー デジタル・リマスター版」が上映された。

これは夜明けのパリを1台の車が走り抜けるだけのものなのだが
8分48秒自動車はノンストップでアクセル全開(!)で疾走する。
これをワンテイクで撮っているのだ!


ランデヴー


フェラーリのエンジンの音が豪快だし
アクセル全開、ノンストップということで車や人に
ぶつかりそうでスリリング感がハンパない!

実際に自分がフェラーリに乗っているようで
臨場感たっぷりの迫力ある映像とエンジン音が楽しめる。



予告編の動画にランデヴーの疾走シーンもちょっとだけ出てきますよ。


そして、上映後はミュージシャン野宮真貴さんを迎えての
トークイベントがあった。


この前の回ではピエール・バルーのイベントがあったようで
本当はこちらが良かったのだが連れの仕事の関係で
時間的にこちらは無理だったのだ。残念。

私が行った回もなんとか席が取れた状況で
昨日は多くの人がこの映画をみたのではないでしょうか。

今回50周年ということでタイアップの企画もいくつか行われているようで
フランス旅行のパンフレットやコンサートの宣伝もされていた。


いやぁ、恵比寿ガーデンシネマがなくなったときは悲しかったのだが
去年復活したと知ったときは本当に嬉しかった。

そして復活して最初に見たのがこの「男と女」だ。
私にとって想い出に残る一日となりました。


「男と女」は昔CSでやったやつをDVDに落としてあるんだが
とると満足してしまいずっと見てなかった。
昨日は就寝前に自宅で男と女のDVD鑑賞をしました。


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