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2017/02/02
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「気になる嫁さん」  第1話~第4話

category - 昭和のテレビドラマ
2017/ 02/ 02
                 
2014年頃、チャンネルNecoで毎週1回夜の8時から放送していた
「気になる嫁さん」にすっかりハマってしまいいくつか記事を書いていたのですが
あれからかなり経過するのに未だに根強いアクセス数を稼いでいる。


私もこの間、全話ではないけど気に入っている回を何度か見ています。

今回は、1話からもう一回見てみようかしらと思い先日見たので久しぶりに書いてみます。



■ 「気になる嫁さん」
第1話  『愛さなくテワ』  1971年10月6日
脚本: 松木ひろし
音楽: 大野雄二
監督: 千野皓司
制作: ユニオン映画
出演: 榊原るみ、佐野周二、山田吾一、水野久美、石立鉄男、
山本紀彦、関口守、浦部粂子、杉葉子、福田公子、石浜朗、
八代英太、津山登志子、小沢直平、津村秀祐ほか
放送局: 日本テレビ



両親を早くに亡くしためぐみ(榊原るみ)は、開業医をしている叔母・坪内宏子(杉葉子)の家に
住みながらカメラのきむらで働いている。
お店ではマスター(八代英太)からセクハラを受ける日々が続きうんざりだが
メグには大学三年生でやさしい純(関口守)という恋人がいてとても幸せ。


気になる嫁さん 『愛さなくテワ』




ある日、メグと純は結婚を決意しさっそくメグは宏子に報告。
まだ若い二人の結婚を反対するかなと思いきや、宏子は驚く様子もみせず
ふんふんと話を聞いている。


「だいたい、あたしは色恋には関してはオンチだし、アンタの好きにすりゃいいサ。」

「張り合いないわねー、おばさんは…」

「じゃあ、反対すりゃあいいのかい?」

「そりゃあ、困るけど。」


気になる嫁さん 『愛さなくテワ』


と、アッサリ二人の結婚を認め純のことも気に入ってくれた。

しかし、問題は純の家族だった。


純の母は彼が幼い頃すぐに死んでしまっているがかなりの大所帯。


父の清水呂之助(佐野周二)は、かつて清水船舶の社長をしてた頃は羽振りが良かったが
隠居してからは父の威厳は失われ息子たちから小遣いをもらい肩身を狭くして暮らしている。
近所の夏代(福田公子)が経営する料理屋へ一杯飲みに行くことと
パチンコをすることが楽しみなくらいで、僅かな株券の上がり下がりに一喜一憂する毎日。


気になる嫁さん 『愛さなくテワ』



長男の輝正(山田吾一)は堅物のサラリーマンで、長女の小夜子(水野久美)は
協和商事社長・箕浦(石浜朗)の秘書だが彼のお手つきで、結婚願望があるのに相手がおらず
美人だが嫌味なことをついつい言ってしまい周囲からは疎まれていた。



次男の文彦(石立鉄男)は「大判社」というサラリーマン金融の経営者で
雨宮(津村秀祐)と安子(津山登志子)という従業員が二人いるが、
事務所はおんぼろビルの最上階にあり壁紙も張られてなく時計も壊れたまんまという辛気臭さ。
文彦はケチ臭く、金にはものすごくうるさくてがめつい。


気になる嫁さん 『愛さなくテワ』





そして、純のすぐ上には大学生でミュンヘンオリンピック出場を目指す三男の力丸(山本紀彦)がいて
一家の世話はばあやのたま(浦部粂子)が僅かばかりの給料をもらいながら住み込みで面倒を見ている。




この清水家、呂之助が子供たちから相手にされないばかりではなく
兄妹の間柄もてんでんバラバラで互いに言いたいことを言い合って生きているという
たまいわく「この家は変わりモンばっかり」の集まりだ。


宏子は結婚に賛成ってことで、純も朝食の時にみんなの前で結婚を決めたと発表する。
だが、案の定上の二人が結婚したいのに出来ず、一番下の学生の純が
とっとと結婚するということに反対意見が出始め、しらけた気分のまま輝正たちは出勤していく。


気になる嫁さん 『愛さなくテワ』




しかし、純はメグとの結婚を諦める気は毛頭ない。



その日、文彦は街を歩いていて、カメラのきむらで働くメグの姿を偶然見つけた。
昨日、文彦は純とのデートに出かけるメグと丸ノ内線のホームで出会っていて
互いに顔だけは知っていた。



気になる嫁さん 『愛さなくテワ』




メグのことが気になっていた文彦は店に入り再会を果たすが
その時の会話でメグが純が結婚したいと言っていた女性だと知り複雑な心境に…。


一方、宏子はさっそく清水家を訪れ呂之助に結婚のあいさつへ。

煮え切らない呂之助に

「あたしの口から言うのもナンですけどメグは
カラッとした気立てのいい子なんですよ。

お宅の純ちゃんとはよく作られた入れ歯のように
ピッタリ合うと思うんですけどねっ。」



気になる嫁さん 『愛さなくテワ』


と、押し切って帰ってきた。




ところが、その夜一大事が…。


将来ホテルのマネージャーとして活躍したい純にアメリカの大学から
交換留学生の許可の知らせが舞い込む。


教授が推薦状を書いてくれたことで純はアメリカの大学のホテル学科で
二年間みっちりと学べるチャンスを手にした。

純はメグに二年待ってもらい、アメリカへの留学を決意。


気になる嫁さん 『愛さなくテワ』



輝正と小夜子は純に結婚を諦めさせるいい機会と考え
留学費用を出してやる代わりに結婚はやめろと迫る。



どちらも手に入れたい純が引かないでいると文彦が
留学費用を貸してやると救いの手を差し出して無事に解決。



そこへ、メグが清水家にあいさつにやってきた。


気になる嫁さん 『愛さなくテワ』


かわいらしい着物姿のメグをみた兄弟たちはそれぞれに心をざわつかせた。



純は留学の件を打ち明けて結婚式を二年間待ってもらうことにして
その間、メグは清水家に入り呂之助やアニキたちと暮らしてもらうと告げる。


気になる嫁さん 『愛さなくテワ』

これには清水家一同ビックリ!


しかし、笑顔のメグを前にして反対することも出来ずにいた--。






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さて、以前別の記事でも書いたがメグの勤め先は今はなき「カメラのきむら」


気になる嫁さん 『愛さなくテワ』

どこの店舗かは不明だが、重そうな扉の取っ手が丸いやつで
昔よくあったやつで懐かしい~。



気になる嫁さん 『愛さなくテワ』

カメラも当然、デジカメなんてなくフィルムカメラで店内もレトロ感が溢れている。


清水家の末っ子の純を演じるのは家長・呂之助役の佐野周二の次男である関口守。
のちに芸名を佐野守と改名するが、演技が下手なのにこの時代のドラマにはよく出ていたようだ。


気になる嫁さん 『愛さなくテワ』


この人、初めて目にしたのが「気になる嫁さん」でまだツタヤが無料券を配布している時代で
そこには「気になる嫁さん」がDVDはなくビデオしかなかったので最初の2話くらいを借りてみた。


芸達者な役者が顔を揃える中で浮き上がるような芝居のヘタっぷりに驚いた。

しかし、かなりの時が流れ改めて見直してみると
あれほど衝撃を受けた下手さもあまり気にならなくなっている。


この間、他のホームドラマや土曜ワイド劇場などで度々関口守を見ており
慣れてきてしまったのだろうか。


坪内めぐみ=メグ(榊原るみ)、清水呂之助(佐野周二)、長男・輝正(山田吾一)、長女・小夜子(水野久美)、
次男・文彦(石立鉄男)、三男・力丸(山本紀彦)、末っ子・純(関口守=佐野守)、
ばあや・たま(浦部粂子)、めぐみの叔母・坪内宏子(杉葉子)



■ 「気になる嫁さん」
第2話  『涙の結納』 
第3話  『お世話になります』  
第4話  『はじめての試練』 
脚本: 松木ひろし(2~3話)、葉村彰子(4話)
音楽: 大野雄二
監督: 千野皓司(2~3話)、田中知己(4話)
制作: ユニオン映画
出演: 榊原るみ、佐野周二、山田吾一、水野久美、石立鉄男、
山本紀彦、関口守、浦部粂子、杉葉子、福田公子、石浜朗、
津山登志子、津村秀祐、山田禅二、小沢直平、玉井謙介ほか
放送局: 日本テレビ



メグは純がアメリカへ行っている間に清水家に入ることになり
二人は結婚の証のようなものが欲しいと文彦に相談。
そこで、小夜子が仮祝言を行うことを提案するがそれには結納金が必要となった。
純の留学費用を立て替えている文彦が拒否したため輝正と小夜子が五万ずつ出し合うことになる。


生活費に加え、ばあやの給料、呂之助の小遣いで手いっぱいな二人は
宏子から結納返しをもらうことでなんとか負担を減らそうと計画するが
いざ本人を目の前にするとなかなか切り出しにくく遠回りにわけのわからない説明をする。


「はぁ?」という表情の宏子。



気になる嫁さん 『涙の結納』


そして、清水家から10万円の結納金をもらいそれを結納返しとして全額返すことを提案し
「まぁ、あたしに任せてください」といい輝正たちを安心させる。


そんな話し合いが行われていたとも知らない呂之助のところへある日宏子が訪ねてきて
メグの支度金30万円を渡すついでに、結納返しの10万円も持ってきた。
たまがお茶を出しにやってきたため呂之助は渡された封筒を慌てて座布団に隠す。


それをチラ見されバツの悪い呂之助は

「あっちへ行ってなさい」

「はいはい。このうちの人はあたしの顔をみれば”あっちに行ってろ”
それか”ご飯はまだか”この二つしか言わないんですから。
歯医者さんって儲かるんでございますね。」と嫌味を言い残して出ていく。


気になる嫁さん 『涙の結納』



宏子が帰ると呂之助は妻の形見の指輪を売って結納金を工面した。

その帰り道、行きつけの小料理屋の女将・夏代(福田公子)に会いそのまま店へ行くが
先客の男(山田禅二)から夏代が店の改装費二十万円の返済を迫られているのを見て
作ったばかりの二十万円を叩きつけて「とっとと帰れ!」と男気を見せる。

その様子を偶然、文彦が目撃し一部始終を見てしまう。


一方、清水家では輝正が宏子に結納金の十万円を渡していた。
帰宅した文彦はたまから呂之助が宏子から白い紙包みを受け取ったと聞き出し
金のない呂之助が見栄を張ってメグの支度金に手をつけたと勘違いする。


仮祝言の当日、思いがけず呂之助は夏代から二十万円を返してもらい気持ちよく帰宅。

祝辞も述べて家長の威厳も保たれたところ、さっそく結納金を宏子に渡そうとすると
小夜子が「お父さん、それはもう済んでいるのよ」といい呂之助が
清水家では除け者になっていることが宏子にわかってしまう。


気になる嫁さん 『涙の結納』


さらに輝正が結納返しを要求し、とっくに呂之助に返していると分かると
「坪内さんに対して恥ずかしい」といいとっとと席を立ってしまうという無礼さ。

それに続いて、小夜子と力丸も部屋に帰ってしまいしらけた雰囲気に。
宏子はアメリカへ発つ純の支度をしておいでとメグと純を離席させ
呂之助、文彦、宏子、たまの四人になってしまった。


あっけにとられる宏子にたまは

「変わりモンなんです。てんでんバラバラ…」と呟く。



空気を読んだ文彦は「メグは俺たちがちゃんと見るから安心して下さい。」というが
呂之助は面目丸つぶれでこれからの不安がありありと表情に出ている。

「バカだな、オヤジは。こういう時には、自信がなくてもあるフリをするんだよ」というと
宏子は思わず笑ってしまい一気にその場が緩んでいった。


気になる嫁さん 『涙の結納』



その夜、メグと純は抱擁しながら愛を誓い合い、ついに純はアメリカへと旅立つ。




未入籍とはいえ、メグはもう坪内めぐみではなく清水めぐみのつもりで
清水家からの引っ越して来いとの知らせを待つがあれ以来なしのつぶて。


それもそのはず、純の希望で結納を交わして仮祝言はあげたものの
まだ正式に結婚したわけでもなく純がいない間にメグが来ることを迷惑に思っている清水家。
輝正はメグに断りを入れさせる役目を図々しい文彦にさせることにした。


そんな折、しびれをきらしたメグが大判社を訪ねて来た。


早く清水家に呼び寄せて欲しいメグに対して文彦は苦し紛れに
「オヤジがガンであと数年の命なんだよ。だからちょっと待ってくれないか」と言ってしまう。


気になる嫁さん 『お世話になります』




その頃、宏子は嫁ぐメグのために鏡台を買いに新宿の小田急デパートへ。
偶然、社長の箕浦(石浜朗)からの頼まれもののネクタイを探しに来た小夜子とバッタリ。


小夜子のネクタイを無事に買って、メグの鏡台へ。
この時、宏子は小夜子が気に入った鏡台を結婚した時にプレゼントすると約束し帰宅する。



呂之助がガンだと信じたメグは、逆にそんな状況ならすぐに引っ越して看病しなきゃと考え
急いで宏子に清水家への引っ越しの了解を取るために電話をかけさせた。
さすがの輝正も断ることが出来ず、メグはようやく引っ越しを済ませて清水家の一員に。


文彦は呂之助のガンは誤診だったと誤魔化したが、嘘をついていたのではないかと思い
もしかしたら来てほしくなかったんではないかと思い始める。



そして、メグが来た初日からいろいろと大変なことに…。


人数が多いのにもかかわらず清水家のトイレはひとつしかなく、しかも風呂場の中。
さっそく風呂に入ったメグは、トイレに行きたいたまから「少しでいいから開けてくれ」とせがまれる。


気になる嫁さん 『お世話になります』



そのうち、うがいをしようと洗面所へ行った力丸は脱衣かごの中にあるメグの下着を見て
風呂場を覗き見しようとしたところ、たまにトイレを譲ったバスタオル姿のメグをみてドギマギ。
ミュンヘンオリンピックに出るために酒と女を断っている力丸には刺激が強すぎた。



そして翌朝、早起きしたメグは朝食を作ろうと張り切るが、呂之助の妻がいる時から台所を預かっている
たまにはそんなメグが邪魔でしかない。
たまから清水家はそれぞれに好き嫌いが多く、出す食事もそれぞれに違うと厳しい現実を突きつけられる。


ならば「お洗濯を!」と思ったところシブイ表情のたまがやってきた。


思わず洗濯機から離れたメグは、たまは「そんなに働きたいんだったら買い物へ行ってきて下さいよ」と頼まれ
お小言を言われずホッと表情を緩ませる。


その夜、文彦の部屋と間違えてドアを開けた輝正はバスタオル姿のメグを見てドッキドキ。


気になる嫁さん 『はじめての試練』



メグが来る前はあれほど抵抗していた清水家の面々だが、いざ住み始めてみると
若くて魅力的なメグにすっかり参ってしまう。
同じ一つ屋根の下にメグがいると思うと男性陣は興奮して眠れない。


深夜になって居間に集まった輝正、文彦、力丸はコーヒーを淹れて気を紛らわすことに。
そこへ、気配を察した小夜子、呂之助に続きたままでもやってきた。
たまはメグが来たことによって、今まで以上にないがしろにされグチをいい泣き始め

「よせよ、あんな小娘にみっともない。」と文彦が言ったことから騒ぎとなる。


「何よ、みっともないのはあなたたちじゃないの!それでも男なの!?」小夜子のこの一言に
「黙って聞いてりゃ、なんです!」と輝正がテーブルを叩いて立ち上がった時に
コーヒーのデカンタが床に落ちて割れてしまった。



気になる嫁さん 『はじめての試練』



翌朝、一人だけぐっすりと寝られたメグはゴキゲン。


そんなメグを文彦は純から頼まれているからという口実で映画に誘う。
早くもメグにお熱の力丸は「ケチな兄貴と一緒だと映画代は割り勘か、奢らされてしまうぞ。」と脅かし
二人きりのデートをなんとか阻止しようとする。


文彦たちが浮ついているのに気がついている小夜子は快く思っていない。

「文彦が義理の兄としてでなく、めぐみさんを一人の男として映画に誘っていたとしたら?」と
彼らがメグを純の嫁としてではなく、一人の女性として見ていると匂わせメグを悩ませた。


結局、宏子が様子を見に訪ねて来たことで映画はキャンセルとなるが
宏子はたまの態度からメグが虐げられているのではないかと懸念し
二人きりになると「嫌なことがあったら我慢しないで戻っておいで」と声をかけた。


家に戻ったメグは宏子を見送りに行っている間に自分がいることによって
迷惑が掛かっているということを小夜子たちの話を立ち聞きして知ってしまう。
傷ついたメグは挫けそうになるが、純から届いたメッセージを聞いているうちに元気を取り戻し
夏代の店にいた呂之助を迎えに行く。


気になる嫁さん 『はじめての試練』


自宅に向かうまでの間、呂之助と心で交流したメグは部屋に戻ると
純に向けておかえしの幸せいっぱいのメッセージをテープに吹き込んだ。




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第三話「お世話になります」で小夜子が新宿の小田急デパートで宏子と鉢合わせる。

気になる嫁さん 『お世話になります』

当時の小田急百貨店、今と変わらない外観でなんだか安心する。
ドイツフェアをやっていたようでタスキの看板がかかっているますね。


気になる嫁さん 『はじめての試練』

(この洗濯機が二層式なのはまだしも、メグが取っ手を掴んで回しているのが時代を感じる。
洗濯ものを絞っているのだろうか?)



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