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2017-09

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来場者数30万人突破!平日午前でも混雑のマリー・アントワネット展は乙女心をくすぐる展覧会 - 2017.02.06 Mon

金曜日は森アーツセンターギャラリーにて行われている
「マリー・アントワネット展」を見に行ってきました。

20170203_0.jpg

ヴェルサイユ宮殿にある王妃のプライベート空間
「プチ・アパルトマン」を再現したコーナーもありました。


20170203_1.jpg

こちらは去年の10月25日からやっているもので
会期前からチケットを用意していたにもかかわらず
ようやっといく事が出来た。
5,6か月チケットをあたため続けていました。



20170203_2.jpg

森アーツセンターギャラリーは六本木ヒルズの52階にあり
3階からエレベーターで昇る。
ひとつ上の53階には森美術館があり「N・S・ハルシャ展」が行われている。


20170203_3.jpg

先日「マリー・アントワネット展」の来場者数が
30万人を突破したということで混雑緩和のため
オープンや閉館の時間がのばされているようだ。

私が行ったのは金曜日で着いたのは10:30頃。
すでに5分から10分待ちの列が出来ており
中に入ったのは11時頃だったと思う。

平日午後一でも20分待ちなので
混雑をさけていくなら開館と同時か
平日の夕方以降をおすすめします。

客層は9割以上が女性であり
男性の姿は圧倒的に少なかった。
女性は親子(母娘)連れも多く年齢層は幅広い。


森アーツセンターギャラリーは行く機会が少ないのだが
私の好みにドンピシャとハマる展覧会をやってくれることがあり
好きな美術館のひとつである。

中でも3、4年前に私の大好きな「ラファエル前派展」が開催されて
テート美術館から見たかった絵画を沢山みせてくれたことが
一番印象に残っています。


今回も女性の憧れ『ヴェルサイユ宮殿』が企画監修した
王妃「マリー・アントワネット展」という
まさに女心を揺さぶる展覧会を開催してくれた。


絵画をはじめ、王妃が身に着けた衣服や靴、
使用していた食器類の他に
宮殿内にある居室や浴室を原寸大で再現し
そのプライベート空間を体験できるという
見て楽しむだけでなく体感できる楽しさもある。


そして、マリー・アントワネットの愛人と言われた
スウェーデンのフェルセン伯爵へのラブレターも
公開されていました。


暗号をつかったりして綴った愛する人への思い。
フェルセンへの燃え上がる愛は抑えきれなかっただろうし
その胸中が文面から読み取れ胸がズキズキさせられた。


マリー・アントワネットというとおてんばで華やかな印象と
悲しい最期をとげた悲劇のヒロインという
全く異なるふたつの印象を持ち合わせた女性だ。

その短い一生の中でまさに激動の人生を歩んだ女性で
ドラマ性に富んだ生涯は実在の人物でありながら
架空の物語上のヒロインのようで不思議な感じがする。


そんな「マリー・アントワネット展」はなんと”13章”に渡って構成されていた。

37歳で絞首刑台の露と消えたのだが
彼女の生涯はいろんな切り口で語ることが出来
美術展としては記憶にないくらい
多くの章で区切られて作品が展示されていました。


第6章、第8章の調度品や装飾品の章に挟まれて
第7章では王妃のプライベート空間である
「プチ・アパルトマン」の浴室や居室が再現されていた。


ヴェルサイユ宮殿プチ・アパルトマン居室

ヴェルサイユ宮殿にあるプチ・アパルトマンの居室。
展示スペースにはこちらの居室の他に
浴室も再現してありました。



20170203_4.jpg

正面に鎮座したキャノピー付きのスツール。
グリーンのダマスク織のファブリックが
とてもロマンティックだ。


20170203_5.jpg

左手にあるのは整理箪笥。
金の縁取りがある大きな鏡の両脇には
ブラケット照明がシンメトリーに配置されている。


マリー・アントワネットの整理箪笥

マホガニーの化粧板の上には絹糸を紡ぐための
糸車台が置かれている。



マリー・アントワネットのプチ・アパルトマンのシャンデリア

15本の枝付きシャンデリア。
こちらは現代的に再現されていてわかりやすい豪華さだ。

マリー・アントワネットの椅子

スツールの脇にはマホガニーのナイトテーブルと
足置きがついた肘掛け椅子。
椅子の布はスツールと同じく緑のダマスク織の張地。



マリー・アントワネットの化粧用テーブル

化粧用のテーブルと椅子は向かって右側にあった。

テーブル類はジャン=アンリ・リズネールが
椅子類はジョルジュ・ジャコブが製作したようだ。



マリー・アントワネットの暖炉

右側には暖炉があった。


マリー・アントワネットのアモルのついた置時計

その上にはアモルのついたブロンズの置時計。
これがまた素敵でした。


王妃の図書室

この他に面白かったのは王妃の図書室を
バーチャルリアリティーで再現していたこと。


第9章までは華やかなものでしたが
第10章の首飾り事件から不穏な流れへとなっていきます。

革命の混乱の時期を経て逃亡、逮捕。
幽閉されいよいよ処刑台へ。


マリー・アントワネットのシュミーズ

マリー・アントワネットのシュミーズ。

マリー・アントワネットの靴

王妃の靴。
処刑時あるいは埋葬の時に拾われたと言われています。
最期まで気丈にふるまっていた王妃ですが
処刑台にあがる時に脱ぎ落してしまったのではないかと
思われているようです。



彼女の胸中はどんなものだったのでしょう。
人生の最後、一緒になることは出来なかった愛する人への思い、
屈辱的な出来事の数々、死への恐怖心。



これらを考えると母となった女は強いとはいえ
いいようのない圧力に耐え続けた彼女を思うと
とても辛くて悲しいものがあります。


この靴は非常に小さなサイズでした。
そこから考えると降りかかる出来事の大きさと
小さな靴の持ち主の女性がどこまでそれらを
自分の中で受け止められたのか考えさせられます。





予定外に再現コーナーに費やしてしまったので
それ以外を簡単にすこしばかり。

マリー・アントワネットはマリア=テレジアの娘ですが、
彼女は子だくさん。
子どもが生まれる度に一家の絵を描かせています。

最初に展示されていた一家の肖像画では
マリア=テレジアが右手を胸に添えていて
よく彼女がするポーズで描かれていました。

こういう絵は権力を示し外交面で使われたりした。


「フローラに扮したデュ・バリー伯爵夫人」の肖像画は
沢山あった女性の肖像画でもひときわ可憐で美しく
印象に残りました。

モデル自体が若くて非常に愛らしい面持ということもあり
白いドレスを身にまとい、髪に添えられた花や、
同じものが胸からも飾られていて淡いタッチで
描かれていたのがとても女性らしかったのです。


絵画はカンヴァスに油彩のものが多かったですが
エッチングに水彩によるハイライトを付けていたものもあり
中でも「マリー・アントワネットのヴェルサイユ到着」と
「フランス王大使ルイ・オーギュストと
オーストリア皇女マリー・アントワネットの結婚式」の
2点の色彩が素晴らしくこちらも深く印象に残りました。

パリ市庁舎のために描かれた「王太子ルイ・ジョセフ・グザヴィエ・
フランソワの誕生の寓意」では”正義””豊穣””平和”が
寓意として現されていました。


またマリー・アントワネットが結婚した時に
マリア=テレジアから贈られた日本の漆の箱など
美術品を通しての日本とのかかわりも紹介されていました。

展示品は約200点ほどで、見ごたえがあります。


それなりに混雑はしていましたが
平日の比較的早い時間に訪れたので
ひとつひとつを見れある程度の時間で
美術館を後にすることが出来ました。


グッズは購入しませんでしたが
女性の好みそうなものが多く
目を楽しませてもらいました。



マリー・アントワネット展コラボレーションメニュー

展覧会を見終わったのは12:30頃だった。
同じフロアにはレストランもありマリー・アントワネット展と
ヒルズのレストランとのコラボレーションメニューもありました。

この他ヒルズレストランでは美術展の半券で
サービスが受けられるお店があります。

私はそれらのお店ではなく、美術館近くの
WESTWALKでのお昼ご飯となりました。


六本木ヒルズ眺望

美術鑑賞後、六本木ヒルズの52階からの眺めを撮影してみた。



大エルミタージュ美術館展

去年の10月から長い間続いたマリー・アントワネット展も2月26日で終了します。

その後はロシアの「大エルミタージュ美術館展」と
これまた足を運びたくなる展覧会が始まる予定です。

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