2017/02/26
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殺しシリーズ(相田博士)4 「若妻殺し」 (1985年) 

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 02/ 26
                 
ロイ・ウインザーの「息子殺し」からスタートした
愛川欽也演じる相田古志郎博士と
黒沢年男演じる須田警部補のコンビが活躍する
「殺しシリーズ」の4作目。


CSでは放送の際に「美人殺しシリーズ」となっているようだが
80年代は「殺しシリーズ」という名前で紹介されていたりした。




●「若妻殺し・披露宴から消えた白いドレスの女
”復元された顔のナゾ…?”」  1985年7月13日
脚本: 新藤兼人
音楽: 津島利章
監督: 斎藤武市
制作: 近代映画協会
出演: 愛川欽也、黒沢年男、坂上二郎、
春川ますみ、高木美保、北詰友樹ほか


若妻殺し



考古学者の相田古志郎(愛川欽也)は富豪の令嬢山波美沙子と
エリート技師・渡辺進一郎(北詰友樹)の結婚披露宴に出席した。
進一郎は会場で白いドレスを着た女をみつけたが
その視線に気が付くと女は外へ出ていった。


その後結婚したばかりの美沙子が刺殺死体となって発見された。
相田は美沙子の死体発見現場で、偶然旧知の須田警部補(黒沢年男)と再会した。
美沙子は朝の六時に散歩をする習慣があり、犯行時刻もその頃だった。
相田は現場で女物の茶の髪飾りを拾う。

進一郎は両親を早く亡くしたが、東大を卒業し、
美沙子の家へ婿養子に入っていた。
美沙子の両親は進一郎を心配して一緒に暮らそうと
いうほど彼を見込んでいた。

進一郎、美沙子夫婦の家には二か月ほど前から
家政婦の安田玉代(春川ますみ)が通っていた。
彼女は年の離れた夫との間に娘がいたが
夫がチフスで死ぬと、山梨に幼い娘を連れて働きにいき、
毛皮のセールスマンと不倫関係になり別れてから
またひとり女の子を生んでいた。

長女のサチコ(高木美保)は行方不明で捜索願をだしていて
玉代はアパートにひとり暮らしをしていた。




若妻殺し

相田と須田は久しぶりに夜飲みながら事件について話した。
須田は進一郎を怪しいと思っていたが
相田はそうではないようだった。
だが署長(坂上二郎)が部外者の相田が事件に首を突っ込むことを嫌い
須田はひとりで真犯人をあげようとする。


相田は玉代をマークしていて彼女のアパートを突き止めた。
そのアパートの二階の端の部屋に白い服の女が住んでいた。
彼女の存在が気になった間が行動を監視していると
進一郎がいた喫茶店に入り、彼女の存在に気が付いた進一郎が
女に話しかけて一緒に店を出ていき、ビルの屋上で親しげに話しているのを見た。




若妻殺し

相田と須田は飲み屋で会い署長の目を気にしながらも
事件の進捗状況を話し合った。
須田は進一郎の身辺を洗っているうちに学生時代、
年上のバーの女にみついでもらっていた過去があったことを伝えた。
頭がよくハンサムな進一郎の美沙子以前の女関係も気になる。


美沙子殺しの犯人もわからないうちに、
進一郎の近所に住む中部(西田健)がジョギング中に殺され
須田は現場でボタンを見つけた。
それは、進一郎の服のボタンと一致した。


相田はその後本業の発掘調査の方へ戻った。
そこで頭蓋骨を掘り出し復顔を依頼した。
完成するとそれは昭和2,3年頃死んだものだと判明した。
相田は新聞で千葉で死後10か月になる頭蓋骨が発見されたという新聞記事を見た。
玉代の長女サチコが行方不明になっていることから
相田は管轄の署長(三谷昇)から頭蓋骨を借りると
復顔をすることにした。

肉付けがされてみると、その顔は玉代のアパートで見た
サチコの顔にソックリだった。
夜遅かったが捜索願からこの日がサチコの誕生日であることを知っていた
相田は玉代のアパートへ行った。

玉代はサチコが編みかけていた男性ものの編み物を仕上げようとしていた。
ふとみると玉代は美沙子殺しの現場で拾ったのと同じ茶の髪飾りをしていた。



相田は事件を解明し、進一郎の家へ行き真相を明かすことにした。


進一郎は遊びでサチコと付き合ってきたが、
サチコの方は結婚を考えていた。
頭のキレる進一郎は山波家へ婿養子へ行くことになり
サチコの存在が邪魔になってきた。
美沙子も身分違いのサチコとの仲は知っていて
サチコに金を渡して手を切らせようとしていた。

玉代はサチコと同じアパートに住んでいて進一郎との関係を知っていた。
その後サチコの行方がわからなくなり
失踪したのか進一郎が殺したのかを探るために
手伝いとして進一郎夫婦の家に乗り込んだ。



そこではサチコを夫婦で物笑いのタネにし二人仲良く暮らす
進一郎たちを見て許せなくなった。


二つの犯行を認めた玉代だが、これはある人物をかばっていた。


ウェディングドレスを着た玉代の次女ユキコ(イクコ?高木二役)が部屋に入ってきた。

玉代は全て自分がやったというが
それを止めるとユキコがこれまでの全てを語ったのだった。



若妻殺し

玉代はサチコの復讐をすることをユキコに話していた。
ユキコは反対したが、玉代の決意は固くこのままだと犯行を犯すと考えた。
ユキコは自分がサチコの住んでいた部屋に住むと進一郎に近づいた。
サチコにそっくりなユキコに驚いたもののやがて二人は関係を結んだ。
ユキコは進一郎を麻薬患者にしてしまい、サチコ殺しを聞き出していた。


ユキコは朝の散歩に出たときに美沙子を刺し殺した。
玉代はユキコをかばうためにわざとその後自分の髪飾りを現場に残した。
だが、殺害現場をジョギングしていた中部に見られた。
中部は犯人の顔まで見なかったが玉代を強請っていた。

それを知ったユキコが中部を殺した。
玉代は進一郎のボタンを持ち出し現場に残した。


結婚式場にいた白いドレスの女のユキコだった。

サチコ殺しを自白しなかった進一郎だが
麻薬漬けにされていて死んだも同然だった。



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サンスペンスドラマとしてのストーリーは特に書くほどのものではないのだが
愛川欽也と黒沢年男のコンビが良くて
好きなシリーズの一つである。





1~3作目はロイ・ウインザーの原作をドラマ化したものだったが
原作がなくなりここからはオリジナル脚本で制作されていく。

「息子殺し」なんかは再放送で見たので、是非CSでも最初の3本を放送して欲しい。


やっぱりはじめの頃の雰囲気が好きだ。









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