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2017-05-07 (Sun)

「息子殺し」「女主人殺し」「女優殺し」 ロイ・ウィンザー原作の相田博士シリーズ

先日少し書いた「相田博士(殺し)シリーズ」の
最初はロイ・ウィンザーの長編小説をドラマ化したものでした。
シリーズはCSでも放送されたのですが
1~3作目は何故か放送されなかったんですよね。



●「息子殺し・エジプト短剣の謎」  1981年10月31日
原作: ロイ・ウィンザー  『息子殺し
脚本: 新藤兼人
音楽: 津島利章
監督: 斎藤武市
制作: 近代映画協会
出演: 愛川欽也、黒沢年男、名高達郎、蜷川有紀、
久保菜穂子、仲谷昇、丘さとみ、滝田裕介ほか






相田博士(愛川欽也)は考古学者にして推理マニア。
学問に専念したため婚期を逸し、
土器や矢じり相手の気楽な一人暮らし。


その相田が所用で歴史学者辺見(滝田裕介)の家を訪れ、
思いがけない出来事に遭遇した。

辺見の息子夏人(諏訪圭一)が父の収集品の
エジプト短剣で殺され、夏人の妹の婚約者
反津(名高達郎)に容疑が掛かる。

反津の師である相田が真相を探り出そうとするが、
第二、第三の殺人事件が起きる・・・。



「息子殺し」は大昔に1度だけ見たことがありますが
まだ相田博士の助手の女性が出てくる前で
ちょっと陰りのある湿った空間や演出が
独特の雰囲気を出していて良かった記憶があります。

久保菜穂子の雰囲気もドラマにマッチしていて良かったです。








●「女主人殺し・寝室に鍵を・・・」  1982年5月15日
原作: ロイ・ウィンザー  『寝室に鍵を
脚本: 新藤兼人
音楽: 津島利章
監督: 斎藤武市
制作: 近代映画協会
出演: 愛川欽也、黒沢年男、吉行和子、水野久美、
殿山泰司、早川保、辻沢杏子、高林由紀子ほか



伊豆の大豪邸に住む秋津夕子(水野久美)は
資産5億円を持った秋津家の女主人。
遺産相続人の中に自分を殺そうとしている者が
あることを知り、新しい遺言状を作成した。



ところが、その夜、夕子は寝室で殺され
同時に客として来ていた夫の友人二瓶(田口計)が
なぞの死を遂げた。

夕子が書き換えたばかりの遺言状を預かった
相田博士も、その夜何者かに殴られたうえ、遺言状を奪われる。

事件のカギを握る夕子の養女麻里子(辻沢杏子)は
ある重大なショックによって失語症になっていた。

屋敷には他に家政婦(吉行和子)がいる。


寝室に鍵を―長編推理小説 (1980年) (カッパ・ノベルス)






●「女優殺し・霧の湖畔を死体が歩いた
”真犯人Xは・・・?”」  1983年11月26日
原作: ロイ・ウィンザー  『死体が歩いた
脚本: 新藤兼人
音楽: 津島利章
監督: 斎藤武市
制作: 近代映画協会
出演: 愛川欽也、黒沢年男、乙羽信子、谷啓、
中村れい子、岡田英次、西田健、三谷昇、
石山律雄、山谷初男ほか


考古学者の相田古志郎(愛川欽也)は
研究のためにやってきた蓼科で
親友の須田警部補(黒沢年男)に再会し
相田は須田を山荘へ誘った。

翌朝、濃霧の蓼科湖畔で車の追突事故が起きた。

ぶつけたのは俳優の坂本(西田健)で
宛てられたのは映画監督板柳(石山律雄)だった。
坂本は軽傷で済んだが、板柳は死亡したらしい。
しかし、不思議なことにその死体が湖の中で発見される。




発見者はスナックの女主人(乙羽信子)だった。


地元警察の三林(谷啓)の捜査で
興味深い事実が浮かんだ。

板柳は、女優の美恵子(中村れい子)とホテルで会っていた。
美恵子は坂本の妻だったのだ。



事件は嫉妬に狂った坂本の犯行と断定されるが、
数日後、美恵子が山中で、下着姿の死体となって発見された。


死体が歩いた (世界ミステリシリーズ)


以降はこれまでの設定そのままで
引き続き新藤兼人脚本でシリーズは継続される。

途中からは相田の助手かおり(川島なお美)が登場する。


今回紹介した3作とも昔、見ているのですが
また再放送して欲しいところです。

私は初期のあの雰囲気の方が好きでした。





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