2017/05/25
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「オフィス妻のさけび」 (1985年)

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 05/ 25
                 
●「オフィス妻のさけび・超高層ビルから死の投身!?」  1985年5月25日  
脚本: 原教子
監督: 小沼勝
制作: にっかつ撮影所
出演: 水沢アキ、山口果林、山口崇、丹阿弥谷津子、
宮下順子、松本ちえこ、高橋昌也、勝部演之、室井滋ほか




妻子ある課長・三沢(山口崇)とオフィスラブの関係になった
奈津子(水沢アキ)は、ある夜ホテルから出たところを
同じ会社の先輩の千枝子(宮下順子)に目撃されてしまった。




オフィス妻のさけび




千枝子が自分と三沢の関係をいつバラすかという恐怖におびえた奈津子だが、
彼女は二人の仲を口外する気はなく、逆に三沢を真剣に愛する
奈津子を気遣う態度を見せた。


オフィス妻のさけび




その千枝子が無断欠勤をした。
心配になった奈津子が彼女のアパートへ行ってみると千枝子の姿はなく、
職場では地味な彼女がプライベートでは派手な生活を送っていることを知った。




依然として行方がわからなかった千枝子だが、約10日後に高層ビルの植え込みの中で
腐乱死体となって発見された。
千枝子はホストに貢いでいたらしい事がわかる。


しかし、後日奈津子がそのホストに会うと、
千枝子は株でしくじっていて金に困っていた。
そして、どうやら二人の人間の弱みを握っていて
強請っていた可能性が出てきたことを知った。





刑事が会社にやって来て、千枝子のロッカーの中身を調べたときに
三沢の妻・貴子(山口果林)と一緒に献血した時の写真が出てきた。
三沢は裏面に記された貴子の血液型を見てショックを受けた表情を見せる。
三沢と貴子は社内結婚で、貴子と千枝子は同僚だった。





千枝子の仕事は奈津子が引き継ぐことになった。
ある日、山崎部長(高橋昌也)へ書類を届けに行った奈津子は、
電話を受けていた山崎のメモの取り方を見てハッとした。
千枝子が死ぬ少し前、同じ書き方をしたメモを持っているところを見ていたからだ。
奈津子はそのことを同僚の長谷(松本ちえこ)と三沢に話した。



オフィス妻のさけび




三沢はメモの内容から、夜9時にオフィスで会おうという内容だと解く。
ホストから千枝子のことを聞いていた奈津子は、
彼女が山崎を強請っていてその金の受け渡し場所のメモだと考えた。







そんな中、長谷が妊娠中絶をしたことを奈津子が漏らしたという噂が車内に流れた。
確かに、メモの事を話した時に、長谷が妊娠中絶をする予定だという事を
本人の口から聞いていたが口外はしなかった。
だが、噂を信じた長谷は山崎に、奈津子が山崎と千枝子が関係しているという
噂を社内に広めていると告げ口してしまう。



夜、帰宅途中の奈津子は山崎の車に強引に連れ込まれた。
奈津子は千枝子が山崎を強請っていてそのために殺したのではないかとぶつけた。


オフィス妻のさけび



ところが、山崎は強請られていたことは認めたが
あの日千枝子とは会っていないと言い殺人は否認する。
すると、刑事がやって来て山崎を署へ連行していく。



山崎に千枝子殺しの容疑がかかり社内は騒ぎとなるが、
予定通り社員旅行が行われ奈津子も参加した。
自分の中絶を奈津子が漏らしたと確信していた長谷は、
奈津子に襲い掛かり大騒動となる。




ベッドに入り不貞寝している長谷に奈津子は噂の元は自分ではないという。
長谷は奈津子と三沢が不倫関係にあることに気がついていた。


オフィス妻のさけび



奈津子はそれを否定せず、着ていたカーディガンをそっとかけると部屋を出ていった。
その後、寝ていた長谷の姿が消え、彼女を探しに行った奈津子は彼女の死体を発見する。


第一発見者である奈津子が事情聴取を終えたとき、
すでに三沢は他の社員を連れて宿舎を後にしていた。
奈津子はいいようのない孤独感を覚える。


ふと、千枝子が殺害された日に、出張していた三沢がホテルに居なかったことを思い出した。
長谷の時も管理人に挨拶へ行ってたと席をは外していた時間がある。
千枝子も長谷も奈津子と三沢の不倫関係を知っていて、
三沢には二人を殺す動機があることに気がついた。




山崎は証拠不十分で釈放されたが、地方へ左遷となり三沢が部長代理に昇進した。
奈津子は三沢を愛しながらも、二人を殺したのではないかという疑いの目を向けだした。
そして、直接それを確かめようと思い三沢に会いに行くと
会社の医務室から出てくるところだった。
医者の話では、千枝子がカルテを盗みだしていて三沢がそれを返却に来たという事だった。




このことに疑問を感じた奈津子は、千枝子が強請っていた人物が誰であるか見当がついた。



それを確かめるために、夜誰もいなくなったオフィスに戻ると、
医務室へ行き、千恵子が盗んだであろうカルテを調べた。


オフィス妻のさけび



そして、三沢と山崎の血液型から、貴子が山崎の子を身ごもり、
それを隠して三沢と結婚し彼の子供として産んだことが決定的となった。



その時、貴子が奈津子の前に現れた。



奈津子が推理したとおり、貴子の秘密を知った千枝子は彼女を強請っていた。
あの日、千枝子は山崎と会う前に貴子と会っていて、
貴子は千枝子を酔わすとビルの屋上から突き落とした。


だが、なかなか死体が発見されず貴子が気になり会社を訪れた時に、
奈津子が偶然その場に居合わせ、女のカンで三沢の不倫相手だと見抜いた。
嫉妬にかられた貴子は、社員旅行先で奈津子のカーディガンを着た長谷を、
奈津子と間違えて殺害してしまう。


今度こそ奈津子を殺そうとする貴子だが、奈津子は必死に逃げ屋上まできた。



オフィス妻のさけび



あとを追ってきた貴子がナイフを取り出し、奈津子が失神しそうになったとき、
三沢が刑事を連れてやって来た。


一時は家を出ると言ってくれた三沢だが、貴子のもとを離れることはなかった。


奈津子は三沢との関係を精算し、会社も辞め新たな人生へ向かって一歩を踏み出した。






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