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「呪いのマネキン人形」(1984年) 土曜ワイド劇場×円谷プロ - 2017.05.28 Sun

今回は、先月放送した「眼の中の悪魔」の翌週に放送されたもの。
8月に2週続けて円谷プロの怪奇モノを持ってきたとは。
いい時代でしたね~。

「呪いのマネキン人形」は、『夏の怪奇スペシャル』として放送されました。


●「呪いのマネキン人形・血も凍る今夜、白い裸身の目に赤い涙が・・・
”襲う!”」  1984年8月18日
脚本: 若槻文三
音楽: 津島利章
監督: 村川透
制作: 円谷プロダクション
出演: 真野あずさ、長門裕之、高倉美貴、佐藤慶、
村上弘明、石橋蓮司ほか


呪いのマネキン人形


婦人服メーカーのモンシェリの新社屋がオープンする前夜
銀座に社長の黒崎(佐藤慶)たちが集まって
パーティーで祝杯をあげていた。


その帰り道、銀行の支店長野川(草薙幸二郎)が
首を折られ片足を切断されて殺された。
その様子をモンシェリへマネキンを納品していた
アオキ工芸社の青木(石橋蓮司)が目撃していた。


野川のそばには青木が作った白い服を着た
マネキン人形が立っていた。
青木はそのマネキンのモデルとなったナツコ(高倉美貴)の
復讐ではないかと恐ろしくなる。


パーティーから帰宅した不動産業者の中原(江角英明)も
野川と同じく首を折られ、片手がもぎ取られて殺害されていた。


事件を担当した富士見署の岡村警部(早川雄三)たちは、
被害者のふたりが共通の取引先を持っていたことから
二つの犯罪が怨恨による連続殺人だとして捜査をする。

翌日、オープンの時間が間近に迫っていたモンシェリでは
店内に人間の手と、足が飾られていて大騒ぎになっていた。
黒崎は早速警備員を増やすように指示をする。



呪いのマネキン人形

それでなくても、夜中にマネキン人形が
赤い涙を流して泣いているという妙な噂があった。



呪いのマネキン人形

早速岡村と大塚刑事(長門裕之)がモンシェリへ行き、
飾られていた手足が中原と野川の手と足だった事が判明する。



呪いのマネキン人形

大塚の姪の久美(真野あずさ)はモンシェリに勤めていた。
事件で訪れていた大塚と久美は顔を合わす。



呪いのマネキン人形

夜、新しく入った警備員の松本(村上弘明)が
警備中あるマネキン人形の顔に懐中電灯を照らし
長々と表情を伺っていた。


呪いのマネキン人形

久美は、偶然その姿を目撃した。


呪いのマネキン人形
呪いのマネキン人形

新顔の警備員が不審な行動をとっていて
久美は大塚にそのことを話すのだった。




ある夜、デザーナーで黒崎と愛人関係にある
江里子(真木洋子)が社内でマネキン人形に
首を絞められて殺されそうになる。
ちょうど久美がやってきて江里子は助かる。
江里子は女が私を殺そうとしたと叫ぶ。



呪いのマネキン人形

早速大塚がモンシェリへ行くと、白い服を着た
マネキンの手に長い髪の毛が巻き付いていた。
大塚は久美と一緒に江里子を自宅まで送っていき
部屋にあったヘアブラシからこっそりと髪の毛を持ち出した。

照合の結果、マネキンが持っていた毛と
江里子のブラシから採取した毛髪は同一人物のものだった。



青木は作りかけのマネキンがナツコに見えたり
不在の間に刑事が聞き込みに来たりと
精神的に追い詰められてたまらず黒崎を訪ねる。

呪いのマネキン人形 石橋蓮司


野川の殺害を目撃した青木は、野川も中原も
マネキンに殺されたのだという。
バカバカしい話に黒崎は取り合う気もなかったが
青木のところまで刑事が来たことは警戒した。




大塚は久美が怪しいと言っていた警備員の松本を
喫茶店に呼び出し、遅れて到着した久美と話す。
松本は弁護士の卵で、ナツコという女性と婚約していた。

呪いのマネキン人形

松本が最後にナツコにあった日、その翌日に
両親を亡くしていたナツコの親代わりとなっている
青木の元へ婚約の報告に行くと言ったきり消息を絶っていた。



突然消息を絶ったナツコを松本は心配していた。
松本は青木にもナツコが来なかったかと尋ねたのだが
青木は来ていないと言っていた。
そこで、松本はナツコを捜すためにモンシェリへ潜り込んだのだった。


久美は松本が持っていたナツコの写真を見て
あのマネキン人形に似ていることに気が付いた。
それは、大塚も松本も感じていたことだった。


久美からさっき社長室で黒崎と青木が
いい争っていたことをふたりに報告する。
青木の様子が尋常ではなかった。



松本は最後にあったときナツコに
真珠のネックレスをプレゼントしていた。


呪いのマネキン人形

その後、大塚と松本はアオキ工芸社で
真珠の玉を見つけやはりナツコは
青木のもとへ来ていたと話し合う。



呪いのマネキン人形

江里子の自宅には黒崎が来ていた。
江里子は黒崎に自分を殺そうとした女は
あのマネキン人形に似ていると話す。
青木がマネキンのモデルを誰にしたのか調べて欲しいと言った。
江里子はナツコの失踪にはかかわっていなかった。




呪いのマネキン人形

二か月前、アオキ工芸社を訪れたナツコは
青木、黒崎、野川、中原の話しを立ち聞きしてしまった。


ナツコの両親はモンシェリが建っているあの場所で
小さな洋品店をやっていたが、ナツコの旅行中
店の経営状態が悪いのを苦に、
家に火をつけて自殺していたということで処理されていた。


しかし、土地を売ることに最後まで応じなかった
ナツコの両親が死んだのは自殺ではなかった。
夫婦に世話になっていた青木が手引きして殺害していた。


野川の銀行が洋品店へ貸し付けていた金を引き上げ
中原が借金を肩代わりしてやるも告訴をし
小さな洋品店は苦しくなっていたので
自殺をする動機は充分あると見せかけていた。


野川、中原が帰ったあと、青木と黒崎が二人になったとき
ナツコの存在に気が付いた。



呪いのマネキン人形

真実を知ったナツコは青木の悪事をなじる。
黒崎は青木に始末しろと合図し
逃げるナツコを捕まえると首を絞めて殺した。




江里子の自宅に青木が黒崎を尋ねてやって来た。
黒崎は不在だったが、江里子はマネキンのモデルを
青木に問いただすと血相を変えてその場を去る。



その後に、やってきた黒崎にこのことを話すが
江里子が自分を殺そうとしたのは
マネキンのモデルになった女だという話をはぐらかす。
やがて、黒崎が江里子のマンションから去ると
あのマネキン人形が部屋に入ってきて
江里子の首を絞めて殺してしまう。


翌日、江里子が出社しないことで黒崎がマンションに行くと
江里子の死体がソファにあった。
黒崎が部屋を出た直後久美と松本がやってきて通報する。



黒崎はその足でモンシェリへ引き返すと
エレベーターに乗った。
その黒崎をマネキンが追いかけてきた。


呪いのマネキン人形

マネキンとふたりになった黒崎は
マネキンを装ったものの正体を暴こうと
顔面を剥ごうとするが、その質感は人間のものでなく
爪の音がガリガリするだけだった。



エレベーター内で黒崎とマネキンが格闘していると
戻って来た久美がその様子を見てに助けに行こうとするが
その瞬間エレベーターの扉は閉じてしまう。




呪いのマネキン人形 佐藤慶

大塚たちが駆けつけた時には、黒崎は死亡していて
エレベーターの扉が黒崎の体を挟んで開閉していた。

久美は大塚に、エレベーターで黒崎を襲っていたのは
あのマネキン人形だと思うと言った。


一方、アオキ工芸社では青木の元を
あのマネキン人形がやってきた。

呪いのマネキン人形

それは、マネキンというよりナツコそのものの姿だった。


そして、恐怖に脅える青木の首をグイグイと絞める。
そこに間一髪間に合った大塚と久美と松本が来た。




呪いのマネキン人形


松本はマネキンに「ナツコもうやめてくれ」というと
マネキンは一瞬ひるみ振り返ると手を放して青木の元を離れた。


呪いのマネキン人形


その隙に起き上がった青木はチェーンソーをとると
マネキンのナツコを切り殺そうとする。

呪いのマネキン人形

青木がマネキンのところへ行こうとすると
落ちていた別のマネキンの手が
青木の足をさえぎり行く手を拒む。

するとバランスを失った青木は
持っていたチェーンソーで自分の手や足を切断し、

呪いのマネキン人形

最後に首を切り落として死んでしまう。

大塚たちはなす術もなくこの様子を見守っていた。
またしても犯人はマネキンということで挙げられず。




呪いのマネキン人形 村上弘明

松本はナツコの納骨をしに信州まで行くという。
久美は私も連れていってといい、どうやら新しいカップルが誕生したようだった。





こちらはテレビ朝日/円谷プロダクションで
フィルム撮影により制作された。

若槻文三

脚本は土曜ワイド劇場×円谷プロの
ツカさんシリーズを担当している若槻文三が今回も書いています。
円谷ものでは、ウルトラマンシリーズや
怪奇大作戦の脚本も手掛けた人ですね。


津島利章

音楽はまたまた津島利章が担当。
この人はこの頃の土曜ワイド劇場のオープニング曲を作った人でもあります。


村川透

監督は「蘇る金狼」や「野獣死すべし」などの映画や
「大都会」「西部警察」「あぶない刑事」などの
刑事ドラマを数多く手がけた村川透がこの怪奇シリーズ初担当。


土ワイでは看板の美女シリーズの「天使と悪魔の美女」と
「炎の中の美女」も村川透が監督をやってました。


美女シリーズは1~19作目が井上梅次監督だったのですが、
スタッフを一新した20作目の「天使と悪魔の美女」が村川透で
初めて梅次以外の監督がやって結構新鮮に感じました。


「天使と悪魔の美女」「呪いのマネキン人形」の後も
土曜ワイド劇場で多くの作品の監督をつとめています。



その村川透が監督したからか
今回はエロ度が激しかったです・・・

オープニングのキャストの紹介でも
石橋蓮司と並んだ高倉美貴は裸だったし
真木洋子の全裸シャワーシーンなど
高倉美貴がマネキンということもあって
ヌードシーンの多さはシリーズ随一でした。


呪いのマネキン人形

高倉美貴が殺された場面。
裸になって横たわった高倉美貴の死体に
蓮司が薄緑のネバネバなものを塗りたくって
マネキンにするために型を取ろうとするのですが
蓮司は容赦なく高倉美貴の胸にネバネバを塗りたくります。

ものすごい胸を触っていてかなりすごかった。
気遣う気持ち全くなしといった感じでした。


最後の蓮司が自分で首を切り落としちゃうところ
生首の顔がすごくて大爆笑でした。

殺される大トリは佐藤慶かと思ったら
蓮司だったんですね。
今回は、蓮司が脅えまくる演技も含めて大活躍。



エロといえば・・・
不動産業者の江角英明が殺害されたところ。
自宅でガウンをきた江角英明が窓へ向かっていくと
窓が割れてガラスが顔面に突き刺さる。
倒れた江角英明のガウンの前がはだけブリーフが思いっきり見える。
顔面血だらけになって苦痛にあえいでいると
マネキンが来て首がおられる。


あのガウンの前全開、パンツ丸見えも監督の狙いか?
だとしたらターゲットはどの層なのか?




あと、佐藤慶が殺されたところ。
佐藤慶の体をエレベーターの扉が自動で開いたり閉まったりして
そのたびに死体となった体に当たる。

まるで、「太陽にほえろ!」のラガー(渡辺徹)の殉職シーンのようだった。



呪いのマネキン人形 真野あずさ

前回、大塚のパートナーは婦人警官の市毛良枝だったが
今回は姪として真野あずさが登場した。
まだ、若くてちょっと演技がもとないこともあり初々しい。
出だしの頃はこんなだったのかって演技でした。


舞台となった婦人服メーカーのオフィスも結構洗練されていて
あまり古臭さを感じなかった。


最終的には真野あずさと恋仲になる村上弘明も
もっとちょい役なのかと思っていたので
こんなにストーリーに絡んでくるかと思わなかった。


最後の新カップル誕生のところ、若くてタッパもあるので
オシャレな白の門扉のバックに映えていい感じでした。


大塚刑事といえば、今回も上司の岡村警部=早川雄三だけでなく
井口刑事の桶浦勉も出演してました。
これまでの刑事トリオは健在。


そして、円谷プロの人形ものということで
人形の動くシーンは「怨霊!あざ笑う人形」に似てました。



呪いのマネキン人形

深夜、人形が歩く姿もあのドラマソックリ。


呪いのマネキン人形

マネキン人形はドレスの肩がいかつく
メークの感じがニューハーフみたいだった。
女性というよりは結構オカマチック。


呪いのマネキン人形

何故か水ん中を歩くマネキン。
最短距離で目的地に着こうとしてたのか。


呪いのマネキン人形

マネキンの人形に扮した女優のメークよかったですね。
結構精工に人形もメークも作られていて
液晶画面で見てもどっちだか判別がつきにくいくらいうまく出来ていた。

これ、ブラウン管テレビだったら、もっとわかりにくかったかもしれませんね。

いやぁ、昔のドラマなのに緻密に作り込まれていてスゴイ。


と、細かいところも見どころが多くて非常に良かった。



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● COMMENT ●

完全おケツさんへ

コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、私も今のドラマは飽きてしまい全然見ていません。
この頃は、原作漁りも強烈でしたし、ひとつひとつの作品への製作者側の思い入れが感じられます。

円谷の大塚刑事シリーズは、オリジナル脚本ながらも細部にいたるまで工夫が凝らされていてとても楽しめました。

リマスターしてくれなくてもいいので、もっとこの時代のドラマの再放送をして欲しいですね。

時代背景もあって石橋さんの○首はちょっといただけないですが、今のドラマのような淡々とというか単調な展開よりも、もっと人間の怨念とか執念を克明に描いてる、この時代の作品が懐かしいです。

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