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2017/06/10
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業・ボイラーマンはスゴ腕窃盗犯!?」 (1995年)

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 06/ 10
                 
元やくざで窃盗犯のボイラーマンが盗みを強要されたことから、
政財界の汚職事件に巻き込まれるさまを、愛と人情で彩を添えて描く。



●「下町”いろは湯”物語・サブちゃんの純情裏稼業・・・・
ボイラーマンはスゴ腕窃盗犯!?」  1995年6月10日
脚本: 柏原寛司
監督: 和泉聖治
制作: スタッフアズバーズ
出演: 柳葉敏郎、叶和貴子、村田雄浩、
仁藤優子、阿藤海、梅津栄ほか



滝川三郎(柳葉敏郎)は、下町の銭湯「いろは湯」のボイラーマン。


元暴力団で窃盗の前科があるが、それを隠して働いている。
「いろは湯」は、夫と離婚して一人息子を抱える服部夏子(叶和貴子)が経営していて、
三郎は夏子に淡い恋心を抱いていた。



下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業




そんなある日、昔の仲間の伊豆山太郎(阿藤海)が、三郎に接触してきた。
錦糸町にある会員制の女装クラブのある会員のロッカーから、
入っている荷物全てを盗めと依頼をしてくる。
三郎が断ると、伊豆山は過去をばらすと脅し三郎は渋々引き受けた。



下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業




三郎は客を装って女装クラブへ下見へ行くが、セキュリティが厳重で
とてもひとりで出来る仕事ではない。
いろは湯ではボイラーの調子が悪く、三郎はその代金を自分が払ってでも
新しいものを入れてやりたかった。
セキュリティが複雑なことを理由に、伊豆山に仲間が必要だと話して
報酬を上乗せしてもらうことにした。





そして三郎は今回の仕事に盗みの師匠・佐久間功二郎(梅津栄)と
弟子の植村香織(仁藤優子)を仲間に入れることにした。



下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業




犯行当夜、三郎たちがセキュリティを破り店内へ侵入すると、
警備のために待機していた従業員の家島進也に見つかってしまう。
三郎は家島を気絶させ、伊豆山が指定したロッカーから荷物全てを
盗み出すことに成功するが、その後に侵入してきた大川裕一(松田勝)が家島を殺してしまう。



慌てた三郎と佐久間は急いでビルから出たところを、警ら中の巡査にぶつかってしまった。
翌日のニュースでは家島殺害の報道がされ、不審者として三郎たちの事が伝えられた。




三郎から荷物を受け取った伊豆山は中身を確認していた。
女装のグッズの中にフロッピーディスクがあるのを確認した三郎は、
伊豆山の目的はフロッピーを手に入れることだと悟った。


下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業




三郎たちが盗んだロッカーの主は、女装クラブの会員だった飯岡だった。
だが強請り屋の飯岡は、三郎が仕事をする前に大川に殺されていた。


飯岡殺しを捜査していた前島刑事(村田雄浩)はクラブへ聞き込みへ行った際に、
下見を終えた三郎と鉢合わせしていた。
前島は三郎の様子から何か匂うものを感じて、
三郎に窃盗の前科があることを割り出した。



一方、フロッピーディスクに大きな秘密があると直感した三郎は、
香織に協力してもらい、伊豆山がある男と会っているレストランへ行った。
どうやら伊豆山はその男からフロッピーを盗むことを依頼されたようだった。



下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業


香織は店を出るとき、伊豆山の上着からフロッピーディスクをスルと、
三郎と別れて一人で自宅へ帰り中身を確かめることにした。
中身は会社社長のサエキから代議士・後藤俊介(藤田宗久)へのわいろを
渡している証拠の写真と資料だった。



そこへチャイムが鳴り三郎が来たと勘違いした香織がドアを開けると、
大川が侵入してきてフロッピーを取り上げた。
直後、三郎が部屋に来たもののフロッピーは大川に盗みだされ、
その前に香織がコピーしておいたフロッピーの中身の印刷物だけが残った。



下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業




三郎はそれを持ち帰ると馴染みの雀荘に行くが、
張り込んでいた前島が窃盗事件を三郎の仕業だと確信していて、
盗んだものをよこせと迫ってきた。
のらりくらりと対応した三郎は、香織から受け取ったフロッピーのコピーを、
近くにあった雑誌の間に挟んで隠した。


下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業



ところが、翌朝雀荘へ行ってみると雑誌はごみに出されて、
後藤へのわいろの証拠はなくなってしまった。
その上、伊豆山も三郎が香織と組んで自分からフロッピーを
盗んだとわかり渡した報酬二百万円の返却を迫ってくる。



三郎は夏子宛てに置手紙を残すと、いろは湯を出ていった。


下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業



佐久間と一緒に後藤の事務所に乗り込み
電気工事を装って金庫の中からフロッピーを手に入れた。
しかし、事務所にいた大川が異変に気がつき、
フロッピーをめぐって三郎と格闘になる。


下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業



大川は後藤の手下で、強請り屋飯岡の口を封じて、
証拠のフロッピーを手に入れ始末しようとしていたのだ。






窓際で争っているうちに大川が過って窓から転落。
香織が用意してくれたロープで一足先に脱出した
佐久間に続き三郎も地上へ降りる。





大川は動けなくなっているだけで命に別状はなかった。
三郎は大川の上着にフロッピーを忍ばせると、前島に連絡をした。
三郎と佐久間は香織の車で引き上げるが、佐久間は引退を宣言して別れた。


下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業




香織は三郎に惚れていたが、三郎が夏子を愛していることを知り、
車でいろは湯まで送り届けて去って行った。
その後、三郎は伊豆山に金を返し、以前のような堅気の生活へと戻って行く。





下町いろは湯物語・サブちゃんの純情裏稼業



両親が離婚して誰とも交わらなかった夏子の息子も明るく変貌していて、
どうやら三郎の夏子への思いは実を結びそうな感じだ。





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話としては展開が読みやすいなんてことはないドラマなのだが、
柳葉敏郎がいい味を出していて、結構楽しめる。
元窃盗のプロの下町ボイラーマンを飄々と演じている。




盗みの師匠梅津栄も引退したと言っておきながら、
報酬につられて現役復帰しただけでなく、
弟子の報酬までかなりピンハネしててタダの師匠で終わらないところがイイ。



かつてのワル仲間の阿藤海もあくどさがない悪人で、
窃盗を強要してもどこか憎めない感じがこれまた良い。



結局サブちゃんは、伊豆山により過去の経歴がバラされることなく
前島刑事も強請り屋殺しを追っていただけで、
錦糸町で発生した管轄違いのサブちゃんの窃盗を暴くことなく、
これまで通りの平穏無事な生活に戻るというメデタシな終わり方。




たまーには、こういう軽快なタッチのドラマも面白いなと思った。




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