「松本清張の犯罪広告」  (1979年) 土曜ワイド劇場

「犯罪広告」を持っている田村亮と檀ふみの写真が印象深くて
どんなドラマなんだろと思っていたら、かなり前に突然放送された。



●「松本清張の犯罪広告」  1979年1月20日
原作: 松本清張 『犯罪広告』  松本清張全集 (9) 黒の様式 収録
脚本: 吉田剛
音楽: 津島利章
監督: 水川淳三
制作: 松竹
出演: 壇ふみ、渡辺篤史、田村亮、
小倉一郎、南原宏治、新橋耐子、
多々良純、草薙幸二郎、高杉哲平ほか

松本清張の犯罪広告



末永甚吉(田村亮)は八年ぶりに故郷へ戻って来た。

甚吉は母のスエと妹のユリ子(檀ふみ)と暮らしていたが
スエは幼い二人を連れて池浦源作(南原宏治)と再婚していた。

源作は母に度々暴力をふるっていて、ふたりがそれぞれ
7歳と4歳の時のある晩、いつもにも増して激しく
スエを殴りつけ夜中に異変を感じて甚吉たちが目を覚ました。

必死に止める甚吉とユリ子の制止もあり
一旦は源作の暴力も収まったものの
兄妹はこれまでにないくらいの恐怖を覚えた。

翌朝、源作はスエは男と駆け落ちしたといい
スエの消息は分からなくなってしまった。


その後源作は友子(新橋耐子)という性悪女と再婚していた。




甚吉はあの夜、源作がスエを殺し床下へ埋めたと確信していた。


松本清張の犯罪広告


16年も前の話しで、とっくに時効が成立しているが
甚吉はこのことを暴くために「犯罪広告」を刷り
それを町中にバラまこうと戻ってきたのである。




ユリ子は婚約者の川辺金次郎(小倉一郎)から
甚吉が戻っていることを聞き墓の前で再会を果たす。



松本清張の犯罪広告

ユリ子はスエの事件の詳細を甚吉から聞くが
幼すぎて記憶にない、だけど真相が知りたくなった。




甚吉が犯罪広告を配りまくると、町中が大騒ぎとなった。
甚吉の幼いころの記憶が正しければスエの死体は6畳間の床下にある。


床下を掘ることに源作も友子も最初は渋ったが
マスコミも押し寄せてきて収まりがつかなくなり
警察署長(多々良純)も立ち合い床下が掘られたが死体はなかった。


甚吉はユリ子に6畳間ではなく10畳間の間違いかもしれないといい
再び源作の家へ行き、10畳間の床下を掘らせると話す。
ユリ子はやめろというが、説得に応じなかった甚吉がその夜から姿を消す。


金次郎はこの辺りの地主の息子で、ユリ子の結婚相手としては
申し分ない相手だったがユリ子は結婚に気が進まなかった。


松本清張の犯罪広告

ユリ子にはもともと寺下勇(渡辺篤史)という漁師で相思相愛の相手がいた。
だが勇の仕事の関係ですぐには結婚できないという事情があった。
ユリ子の意思とは関係なく、金次郎との縁談が進められていたのである。


ユリ子は勇から甚吉が宿に金も荷物も置いたまま
帰ってきてないことを聞かされて源作が怪しいと疑った。
しかし、源作は甚吉はうちへは来ていないという。


金次郎は源作の家の床下を掘ったときの土が
人の体の分だけ多く残っていたことに気づき
甚吉が殺されて床下に埋められているのではないかという。
そして、これまで見せなかった積極性をみせて
源作に床下を掘らせるように交渉した。


松本清張の犯罪広告


再度署長たちも見守る中、源作も友子の協力的に床下を掘る。
今回も死体は出てこなかった。
金次郎は源作に土下座して謝った。



あの夜、甚吉は源作の家へ行った。
10畳間にスエの死体があるから床下を掘らせろというと
源作はほってみろとシャベルを渡す。
短気な源作がこういったということは床下に死体はないと考えた。

そこで、金策のために畑を売りまくった源作が
唯一持っているみかん畑に目をつけ、
その洞窟のあたりにスエの死体があると推理した。

これは大当たりで、源作は真相を知った甚吉をシャベルで殴り続けてた。
友子が家の外に誰かがいることに気が付いた。
二人が外へ出ていると、この様子を金次郎がのぞき見ていた。

泣きながら命乞いする金次郎を、源作は殺さずに協力者とした。
ふたりで上にあるみかん畑に甚吉を運ぶび海へ落とした。

甚吉殺害後、源作の家の床下を掘るのを強く要求したのも
金次郎の考えた大芝居だった。





夜、ユリ子と勇は海に出たときに海蛍の大群を見た。
戻ると金次郎がいて、今海蛍の大群を見たことを話す。
すると金次郎は慌てて源作にこのことを報告するのだった。
甚吉の死体に海蛍が食らいついていたのだった。
騒ぎになって死体が引き上げられるとまずいということで対策を練る。
源作と、友子と、金次郎は大量の農薬を撒いてごまかすことにした。



会社では農薬が巻かれて魚が大量に死んだのではないかと話題になる。
そこへ源作がやってきて、昨日夫婦喧嘩をしたさいに
大量に農薬を撒いてしまったことを詫びに来た。




ユリ子は海蛍は甚吉の死体に付いたものではないかとひらめいた。

海の捜索を警察に依頼するために証拠が欲しい。
源作が持っているみかん畑を調べたいと思ったが
あいにく勇は夜まで漁に出ていていなかったので
金次郎にこのことを話してしまった。


松本清張の犯罪広告

その電話を金次郎が受けたときに源作が隣にいた。
源作は金次郎にユリ子をおびき出してもらい始末することにした。



翌日、船で組合長(草薙幸二郎)たちと海に出た
勇たちは魚が沢山死んでるのを見つけた。
だが、勇が海蛍の大群を見たところとは違う場所だった。
その場所へ行ってみると、蛍の大群はあまりにもでかかった。


勇が海へ飛び込んでみると、食らいついていたものは甚吉の死体だった。
これには、さすがに署長たちも動き出した。
源作の家へ行くと友子しかおらず署長は友子を問い詰めこれまでの全てを知る。



夜になって何も知らないユリ子が金次郎と畑がある洞窟に来た。
そこで待っていたのは源作だった。
味方と思っていた金次郎が源作の協力者で
母と兄の死の真相を知ってしまう。

逃げたユリ子は海へ飛び込んだ。
それをボートで追ってくる源作と金次郎。

すると勇たちの船がやってきて、ユリ子は無事に救出された。







こちらは、また放送されますね。

舞台となった当時の伊豆の小さな町の風景が
やたら古めかしくてちょっと独特の雰囲気でした。

源作夫婦が住む家も古い日本家屋で
時代を感じさせる。


小倉一郎は2サスでは悪者もやってますが
今回は殺人の手伝いに巻き込まれてしまうという小悪人的なもの。


最初の方から挙動不審なので、なんか裏があるなというのはわかります。


だいたい壇ふみには相思相愛の相手の渡辺篤史がいるから、
そもそも最初から小倉一郎は邪魔な存在。

だから、やっぱりこういう展開だったかと思いました。



この頃は渡辺篤史は役者だったんですね。

今ではすっかり「建もの探訪」のイメージが強くて
家が出てる!と思ってしまいました。





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