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2017/06/29
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「はらぺこあおむし」  エリック・カール展@世田谷美術館

category - 美術・展覧会レポート
2017/ 06/ 29
                 
『はらぺこあおむし』で有名なエリックカール。

「エリック・カール展」が世田谷美術館で行われているので
遅まきながら行ってきました。
チケットは会期前から用意してたんですが、気が付いてみたら終了間際・・・。



エリック・カール展 世田谷美術館



世田谷美術館は初めていったのですが
こういう区の美術館はちょうど6年前の今頃に
「ラファエル前派からウィリアム・モリスへ展」を
目黒区美術館へ見に行って以来ですね。

あの時はラファエル前派といいながらも
ウィリアム・モリスというやや地味目なチョイスから
平日の昼間行ったけどガラガラだったことを覚えています。


エリック・カール展の方は平日の昼間でしたが
そこそこ混雑していました。



エリック・カールは1929年生まれのアメリカの絵本作家。
アメリカで生まれたんですが、その後ドイツに移住したことで、
ナチス党政権下で少年時代を過ごすことになりました。


その時のエピソードもあり、がんじがらめのドイツを離れ
アメリカへ戻ってからはグラフィックデザイナーを経て
絵本作家として世界的に知られることとなります。


作品だけ見ていると、戦争とは結びつきませんが
つらい体験をしているのにそれを感じさせない人間性に魅力を感じます。








展示物は最終原画とともに、全て手作りのエンドペーパーや
絵本作成のもととなる下書きなどが展示されていました。

気になったのはアンデルセン童話の「7つのお話」で
白鳥に変えられた王子たちとその妹とあり
私が子供の頃に好きだったあの話しかなと懐かしくなりました。







他にもイソップの「さるとキツネ」がありました。







お月様をとるために、パパのはしごもどんどん長くなっていく。
こういう枠のない可能性を感じられる発想はとても好きです。




エリック・カールは2002年にアメリカではじめての
絵本美術館を開いたとのことで
それは日本の絵本美術館に影響を受けたからのようです。


最後の方では日本とエリック・カールとの関わりが紹介されていました。


アメリカでは絵本に穴を開けたりする絵本は採算が取れないということで
日本の出版社の協力があって、絵本が世に出されたそうです。


「カールと日本」という最終章では、カールが見た日本のキモノを
押し紙で作った「キモノⅠ&Ⅱ」も展示されていた。




世田谷美術館

世田谷美術館は砧公園の中にあります。
公式ホームページのアクセスによると、用賀駅から徒歩約17分程だとか。
駅から、砧公園までは程よい距離感で案内板が出ているために
特に地図を見なくてもスムーズにたどり着けます。




エリック・カール展

だけど、公園内から美術館まではちっとわかりづらかったかな。
方向はわかっていたんだけど、どこで曲がればいいのかが見えづらかった。



砧公園
 

公園内はこんな感じなので、駅から公園までのように
途中で「世田谷美術館→」みたいな看板が出てると良かったかな。



お天気もあの暑さが和らいでいる時で
雨にも降られず、ちょうど良い時期に行くことが出来ました。


砧公園はとても広くて、緑の中美術館までの道のりも
気持ちよく歩いて行けた。


来年のスケジュールを見るとファッション系の展覧会があるようなので
もしかしたら再訪するかもしれません。



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