2017/07/09
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

Post

        

「母に捧げる犯罪」 (1983年) ジョーン・フレミング 『乙女の祈り』

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 09
                 
1983年6月28日に新宿の京王プラザホテルから飛び降り自殺した
沖雅也の遺作。


太陽にほえろ!のスコッチがすっごくカッコ良かったし
土ワイでもいろいろと出演していて好きな俳優さんです。


このドラマが撮影された頃はむくみがでてますが、それ以前は長身でスマート、
大人っぽいマスクで男の色気を感じさせてくれました。





●「母に捧げる犯罪・美しい女相続人」  1983年7月9日
原作: ジョーン・フレミング  『乙女の祈り
脚本: 安倍徹郎
音楽: 菅野光亮
監督: 野村孝
制作: にっかつ撮影所
出演: 沖雅也、酒井和歌子、長門裕之、馬淵晴子、
加茂さくら、浅野真弓、長谷川哲夫ほか



母に捧げる犯罪


速水貴男(沖雅也)は興亜不動産で会長の高井雪江(加茂さくら)の秘書をしていた。
幸江は貴男のパトロンでもあり、別れ話のもつれから貴男に絞殺されてしまう。
貴男は天性の美貌を武器に富を得ようとする野心家で
目的のためには手段を選ばない男だった。
雪江の男めかけのような存在で、月20万円の手当てを打ち切られたうえに
バカにされたことが殺害の動機だった。

本庁の武内警部補(長門裕之)は貴男をマークした。
だが、貴男が下宿している新藤シズ(馬淵晴子)と娘アヤ(浅野真弓)が
貴男は風邪で一日寝ていたとアリバイを証言した。


武内の調べによれば、貴男の父親はわからないが
母親は生前浅草で踊り子をしていた。
貴男は育ての母も10年前に殺した疑いがある。


貴男の次のターゲットは区立図書館に勤務する
オールドミスの加代子(酒井和歌子)だった。


母に捧げる犯罪


現金は持っていなかったが青梅の自宅に
3000坪の土地を持っている。
身よりはなくて、幼馴染に庭の手入れなどを任せ
その母菊枝(小田切みき)が通いの手伝いをしているだけだ。

7歳年上の加代子を口説き落として、土地を抵当にして
銀行から資金を借りて、料理屋を出す計画を進めていく。


職を失った貴男は加代子の家で暮らし始める。
だが、ニセのアリバイ証言をしたアヤの存在が疎ましくなり
アヤも殺して谷川へ投げ込んだ。

貴男は加代子が得た借入金を奪おうとするが
貴男に疑惑を感じ始めていた加代子はなかなか印鑑を渡したがらない。

とうとう加代子を蔵へ閉じ込めて殺害を謀ろうとするが。


//////////////////////////////////////////////////////////////////


予定を繰り上げて放送された。


これまで甘いマスクでカッコいい役をやってきた彼が
極悪人を演じることでイメージチェンジして
新たな領域への挑戦となる作品でした。

この年の初めにクランクアップしていて
「新挑戦の主役だから多くの人に見てほしい」と
意欲をみせて放送を待っていたのだという。

残念ながら放送日を待たずにして本人はこの世から去ってしまった。


マザーコンプレックスの色男という役が最後だったというのも
何か暗示的なものを感じさせる。



確か、娘役の浅野真弓だけでなく、母の馬淵晴子とも関係をもっていたんですよね。
とにかく利用できるものは、利用し捨てるときは非情に捨てるという極悪ブリでした。


最後は長門裕之に逮捕されてしまい、刑務所にはいるんですが
この頃の沖雅也はむくんでいて、そんな様子で牢獄入っている姿が
見るのもつらい気分にしてくれました。




関連記事
スポンサーサイト
                         
        

スポンサードリンク

                         

コメント

非公開コメント