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2017/07/25
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「三陸海岸婚約旅行殺人事件・みちのくローカル線に死神が宿る!」 (1987年)  辻真先 『三陸鉄道死神が宿る』

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 25
                 
トラベルライターとその婚約者が探偵となる”婚約旅行シリーズ”の第3弾。


今回から三ツ江真由子役が石川ひとみから川島なお美に変更になっています。



●「三陸海岸婚約旅行殺人事件・みちのくローカル線に死神が宿る!」  1987年7月25日
原作: 辻真先   三陸鉄道 死神が宿る (徳間文庫)
脚本: 長野洋
音楽: 樋口康雄
監督: 山本迪夫
制作: C.A.L
出演: 小野寺昭、川島なお美、三浦真弓、本田博太郎、
ケーシー高峰、新田純一、出光元ほか



トラベルライターの瓜生慎(小野寺昭)は、「月刊鉄路」編集長・佐貫(小沢象)の依頼で、
婚約者の三ツ江真由子(川島なお美)と三陸鉄道南北リアス線の取材に出かけた。
三陸鉄道に乗ったふたりは釜石に着くと、遠野へ寄ってから花巻温泉へ行った。



ホテルへ着いた二人が風呂へ入っていると、真由子が座敷童を見たと驚く。
旅館の女将・里子(三浦真弓)にそのことを話すが見間違いだといい取り合ってくれない。
翌朝、浄土ヶ浜に散歩に出た瓜生と真由子は漁師小屋で
背中をナイフで刺された男の死体を発見した。




三陸海岸婚約旅行殺人事件



すると小屋から走って逃げていく男の後姿を見た。
それは瓜生たちが三陸鉄道の車中で一緒になった
旅行社に勤める馬場(新田純一)だった。



瓜生は馬場を追いかけて走っている途中足を滑らせて頭を打ち気を失ってしまった。
意識を取り戻した瓜生は、死体の第一発見者は馬場で
彼は警察に知らせに行ったのだと説明された。



やって来た宮古警察署の大関警部(ケーシー高峰)と一緒に小屋に引き返した瓜生は、
死体が男から女に変わっているのにビックリした。
好奇心旺盛な真由子は大関に近づき、被害者が水商売風の女性で
どこかで殺されてから小屋に運ばれたらしいことを聞き出した。




東京へ帰った真由子は馬場と再会し、自宅へ招いた。
彼は雑誌エレガンスの企画で小学生時代の後輩で
現在は人気アイドル歌手・畑野田道子(岡谷章子)と
対談するために上京したのだという。



三陸海岸婚約旅行殺人事件


馬場は死体を見たとき驚いた拍子にシャッターを押してしまい、
最初に瓜生たちが見た背中にナイフが刺さった男の死体を撮影していた。
それを見た瓜生は写真の男が犯人で、どこかで被害者の女性を殺し、
小屋に運んできた。






ところがそこへ馬場がやって来たために自分がナイフで刺されたように細工をして、
彼が警察へ知らせに行っている間に女の死体を残して逃げたのだと推理した。
警察はまだ死体が男から女にすり替わっていたことを知らない。




真由子は馬場を道子が所属するブリリアンツプロダクションまで案内してやることにした。
取材が行われる部屋に案内された真由子と馬場が道子と三人きりになると、
道子はこのままだと自分は殺されると馬場に助けを求めてきた。



そこへマネージャーのケイコ(中原早苗)と同プロの人気歌手・日夏が入ってきた。
道子は日夏を恐れているようで、彼女が何に怯えているかわからないままだった。



エレガンスの担当者と瓜生や真由子と顔見知りのライター・中之坊(本田博太郎)も部屋へ入ってきた。
中之坊はカメラマンだったが、交通事故で右手の人差し指が曲がったままになってしまい、
シャッターが押せなくなりライターに転身していた。
最近は彼の記事の評判が良く、瓜生の記事は隅に追いやられていた。



道子が言った「誰かに殺される」ということを日夏たちがつっついてくると、
真由子は自分たちが発見者となった三陸事件のことだとごまかした。
馬場も調子に乗りバッグの中から例の写真を見せてしまった。



三陸海岸婚約旅行殺人事件



真由子は東京へ帰ってから瓜生が名探偵であることを大関に知らせていた。
実は死体が男から女へと入れ替わっていたことを知った大関は、
この奇怪な事件に頭を悩まし瓜生に事件のことを相談しにやって来た。


被害者は花巻温泉の芸者アヤノで、日夏と深い関係になりもめていたことを瓜生に話す。
事件があった日に日夏は死体発見現場の宮古に近い釜石でコンサートを開いていた。
コンサート終了後の日夏は打ち上げ後キャバレーへ行ったりでアリバイがハッキリしない。
瓜生は馬場が男の死体の写真を撮影していて今東京に居ることを大関に話したが、
彼は対談が終わりそうそうに東京を発っていた。


三陸海岸婚約旅行殺人事件



ところが、その馬場が夜行列車の中から転落死意識不明の重体となった。
瓜生と真由子が馬場が収容されている岩手県の病院へ行こうと上野駅へ行くと、
道子が行方不明になりその捜索を依頼された中之坊と鉢合わせた。



病院へ着いた瓜生は大関の話で彼のバッグが無くなっていることから、
アヤノを殺した犯人が写真のネガを盗むために殺害しようと突き落としたとみた。
あの写真の存在を知っているのは、他に日夏とケイコ、道子と中之坊だ。
そして瓜生は道子が誰かに殺されると怯えていたことと行方がわからなくなっていることを話した。


道子は明らかに日夏に対して怯えていた。
日夏は清純派で売り出しているものの、素行が悪くこれまでケイコが後始末をしてきた。
日本中に顔が割れている日夏が馬場を電車から突き落とすのが不可能でも、
日夏を庇ってきたケイコが代わりに突き落とした可能性もあると瓜生は推理する。



道子の実家は旅館をやっていた。
それは真由子が座敷童をみたというあの旅館だった。
瓜生と真由子は大関を連れて旅館へ行くと、道子を探しに来ていた中之坊がいた。



三陸海岸婚約旅行殺人事件


真由子は日夏から自分の女になれと脅されていて、
旅館の近くにある実家の離れに隠れていて無事が確認された。
大関が帰ると瓜生と真由子はその旅館に再び泊まることにした。



そこには女中頭のシゲ(朝比奈順子)がいて、詮索好きの真由子は、
彼女から里子が芸者上がりの後妻であることを聞き出した。
どうも察するにシゲは里子を敵視しているようだ。



瓜生はひとりで離れにいる道子のところへ行った。
彼女は馬場と一緒に電車に乗っていたが、疲れて寝ている間に
馬場が電車から転落してしまい怪しい人物は見ていない。
すると、道子の父(出光元)が座敷童がいると叫び騒ぎになる。

三陸海岸婚約旅行殺人事件


瓜生は里子から夫が座敷童を追い出したと思い込んでいて、
その後に前妻が死んだことから、しばしば座敷童が仕返しにくると
騒ぎを起こすようになっていたことを聞いた。





宿の帰った瓜生が真由子にこのことを話していると、
道子から部屋に泥棒が入って荒らされているという電話を受けた。
その時、道子の父が「座敷わらしだぁ!」と叫びショックで死亡した。
瓜生と真由子が行ってみると、庭から逃げていく座敷わらしを見た。



三陸海岸婚約旅行殺人事件



その後、思惟大橋から墜落したシゲの死体が発見された。
隣には座敷わらしと思われるわら人形が横たわっていた。
瓜生は現場に来た大関からアヤカの時も馬場の時も
日夏とケイコにはアリバイがあることを聞かされた。



部屋へ戻った瓜生は道子の部屋を荒らした犯人は、
馬場と同乗していた道子がネガを託されたと思い
それを探すために部屋を漁ったのだと考えた。


そして、荷物をかたずけている真由子が手にした、
馬場の忘れ物の地図を見て、瓜生がそれを開いてみると
そこに探していたネガが挟まっていた。



瓜生がネガを確認すると、あの時の男の死体の右手の人差し指は
折れ曲がっていて、中之坊であることが確認できた。
道子の身が危ないと思った二人が家へ行ってみると、
すでに中之坊が道子と里子をドライブに連れ出した後だった。


三陸海岸婚約旅行殺人事件



手伝いから3人が海へ向かったと聞いて急いで車を走らせる。
熊の鼻灯台についた中之坊は道子を殺そうとしていた。
瓜生たちは3人を見つけ、真由子が道子を中之坊らから引き離した。



里子が芸者であることを知った瓜生は置屋に尋ねていき、
当時中之坊と付き合っていたことを知った。
里子はその後、金銭的な事情から畑野田家に後妻に入った。
中之坊は同じ芸者のアヤノとも関係を持ったが
アヤノは中之坊に本気になってしまい結婚をせがんだ。


だが、家には畑野田と愛人関係にあるシゲがいて、
結婚後もふたりの関係は続いていた。
中之坊との仲がきれていなかった里子は離婚してくれというが
暴君の畑野田はそれを許さない。



里子は畑野田から逃げるため、中之坊は畑野田を殺し
莫大な財産を手にしようと今回の殺害を計画した。


中之坊も日夏について釜石に来ていたのだ。
アヤノを殺したのは結婚後も里子と中之坊の関係が続いたことを知り、
彼女との結婚を拒否すると何もかも話すと騒ぎ出したからだった。
死体の発見を贈らせようと漁師小屋へ運んだところ馬場が来たために
自分が死体を装ったが、馬場はその時中之坊の写真を撮ってしまった。


三陸海岸婚約旅行殺人事件

写真では手首までしか写ってなかったが、ネガにはちゃんと指まで写っ
ている。
中之坊はそれを奪うために夜行列車から馬場を突き落とし、
車内から彼のカバンを奪った。
しかし、中にはネガがなく同席していた道子に預けたと思い部屋を探したのだ。




そして、もともと心臓のわるい畑野田を親戚の子に座敷わらしをやらせて
脅し殺してしまった。
ところが、座敷童のトリックを里子たちが仕組んだことをシゲが探り当てた。



中之坊はシゲを橋から突き落とすと、彼女が座敷わらしの芝居を
やったように見せるために彼女の死体のそばに人形を置いたというものだった。





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