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2017/07/26
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪われた女系家族」 (1986年) 辻真先 『鳴門に血渦巻く』

category - 土曜ワイド劇場
2017/ 07/ 26
                 
トラベルライターとその婚約者が探偵となる”婚約旅行シリーズ”の第2弾。




今回は小野寺昭と石川ひとみのコンビとなっています。




●「瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪われた女系家族」  1986年7月26日
原作: 辻真先   鳴門に血渦巻く (トクマノベルズ)
脚本: 長野洋
音楽: 樋口康雄
監督: 山本迪夫
制作: C.A.L
出演: 小野寺昭、石川ひとみ、萩尾みどり、
伊藤孝雄、北詰友樹、荒木道子ほか




トラベルライター瓜生慎(小野寺昭)は財閥の令嬢・三ツ江真由子(石川ひとみ)と同棲中。
しがないライターの瓜生との結婚を真由子の父に反対されているためなかなか結婚に踏み切れない。


そんな中、瓜生は雑誌の編集長佐貫(山田吾一)から、
真由子と一緒に淡路島へ取材へ行くように依頼を受けた。
現地では最近淡路人形に興味を持っている真由子の希望で、
ふたりは淡路人形の芝居見物をする。



瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



その帰り道、瓜生は道明寺雛子(玉岡加奈子)を車ではねそうになってしまう。
その騒ぎに、さっきの芝居小屋で黒子をしていたツトム(北詰友樹)が駆けつけた。
雛子は自殺願望があり自ら車に飛び込んできて幸い怪我もなく済んだ。



瓜生たちは雛子を送り届けると、彼女の祖母の桃代(荒木道子)から、
雛子は人形に犯されて妊娠したために自殺しようとしたのだと聞かされあっけにとられる。





桃代の亡夫は人形の収集家で、道明寺の屋敷内には人形部屋があった。
瓜生と真由子をそこへ案内した桃代は、雛子を犯した人形は桃代の夫と息子も殺したため
罰として縛りあげていると一体の人形について説明を始めた。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



三十六年前、人形使いの夫を亡くした未亡人から札びらで頬を叩くような形で
桃代の夫はその人形を手に入れた。
それを家に持ち帰る途中、浅い川に転落して死亡した。
桃代は妻から離れたくないという夫の魂が乗り移った
人形の呪いだと占い師から言われ、人形が夫を殺したと思い込んでいる。
未亡人もそれからまもなくして海に身を投げて死んだ。


そして十か月前、今度は桃代の息子・治平が心臓発作で死に、
いつのまにか縄を解かれた人形が死体の上へ乗っていた。
治平はもともと心臓が悪かったが誰が人形の縄を解いたのか?
桃代は治平も人形に呪われて死亡したとみている。



道明寺邸には桃代、雛子の他に、治平の後妻で看護婦上がりの
カホ(萩尾みどり)がいる。
雛子は先妻の子で、カホとは血が繋がっていない。
桃代は家風の違いを理由に結婚に反対していて、カホは屋敷内で辛い立場にある。




そこへ村会議員の足立と村長の息子のヨダ タケオが乗り込んできて騒ぎとなった。
高速道路のインターチェンジが作られる計画があがっており
土地売買で反対している桃代を説得しに来たのだった。
足立は三十六年前のことで何やら桃代を脅している様子だった。



人形が娘を犯したというバカバカしい話を聞かされた瓜生と真由子が、
雛子にそれを確かめると彼女は人形部屋を掃除しているときに
例の人形が動き出し意識を失い、気づいた時にはスカートと下着がおろされていたという。
雛子は他に妊娠するような心当たりがなく、人形に手籠めにされたと桃代と同じことを証言した。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族




瓜生は真由子と二人きりになると、雛子は誰かに命令されて嘘を言わされていると推理した。
それが男だと瓜生が考えていたところ、屋敷にタケオが忍び込もうとしているところに、
ツトムがやってきて気配を感じたタケオは逃げていった。
瓜生は雛子に芝居を打たせた男は、タケオとツトムの可能性もあるとみた。



瓜生たちはその日、道明寺家に泊まることになった。
人形が動き出すという噂が本当であるかどうか、瓜生は人形部屋に居て確かめることにした。
すると背後で気配を感じた瓜生はこちらの歩いてくる人形の影を見て振り返ろうとしたところ、
後ろから頭を殴られて気絶した。



人形部屋に様子を見に来た真由子は倒れている瓜生を発見し助けを求めたところ、
廊下には縄を解かれた人形が立っていた。


瓜生が道明寺家の主治医・佐多(伊藤孝雄)に手当てをしてもらっていると、
手伝いが足立が川に落ちて亡くなったと知らせてきた。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



瓜生と真由子が佐多と一緒に現場へ行くと、そこは桃代の夫が亡くなった川で、
例の人形がそばに倒れていた。
人形の呪いが感じられる中で、インターチェンジ計画の賛成派と反対派という
現実の問題もあり真由子もどう考えていいかわからなくなってきた。


兵庫県大凪署・課長(岡部征純)は足立がすし屋によりアルコールを摂取してたことから
事故の可能性をおしたが、若手の刑事(宮崎達也)はなぜ人形がいたのかと疑問を投げかける。
村の連中は三十六年前に起きた人形が人を殺した事件の再来と噂している。



一方、瓜生はあの日人形が動く影を見ただけで、実際に動く人形を見ていない。
真由子は廊下にいた人形を見たために人形が動いたと錯覚した。
瓜生は桃代が人形が動くという事を第三者に証言させるために二人を利用したのだと考えた。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



そこで道明寺家の使用人(三谷昇)を捕まえて桃代が隠していることを聞き出した。
桃代の夫は人形を持っていた女と不倫関係にあった。
三角関係に陥った女が桃代の夫を殺したとしても
気位の高い桃代はそれを公にしたくなく人形が殺したことにしたのだろうという事だった。




瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



だが、瓜生は桃代が浮気をした夫を殺し人形が殺したと言いふらしたのではないかと見た。
それを足立が知っていたため桃代は、同じように足立を殺し口を封じた。
ふたりが道明寺家へ戻ると、今度は人形部屋で桃代が蜂に刺されて死んでいた。
治平の時と同じく、桃代の遺体の上には人形が乗っていた・・・。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



桃代は家族のものなら誰でも知っているほどの蜂アレルギーで
瓜生は偶然桃代が蜂に刺されたものとは考えられなかった。
その後、雛子とタケオの行方がわからなくなり
真由子は雛子の相手がタケオではないかと思った。



だが、そのタケオの死体が車ごと海から引き揚げられた。
中には雛子の靴があり無理心中を図ったものと見られた。
これで雛子を妊娠させた相手がタケオであることは間違いなくなってきた。



しかし、真由子は行方がわからなくなっていた雛子の部屋を探ったときに、
生理用品が最近使われている形跡があったことを発見した。
だから雛子が本当は妊娠していなかったのではないかと瓜生に話す。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族




瓜生は淡路に戻ってもう一度事件を洗いなおすと言い、
真由子に淡人形を見てくるようにいいホテルで落ち合うことにした。



真由子はひとりでチェックインを済ませたとき、佐多が偶然やって来て、
二人で連れ立って淡人形を見に行くことになった。
人形見物を済ませた後、二人はケーブルカーに乗った。
真由子は雛子が本当は妊娠なんかしてないんではないかといい、
彼女を診察した佐多にそのことを問いただした。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族


一方、瓜生はカホが誰かと電話で話し外出したことを知った。
使用人の話では何かもめている様子で「イヤ、イヤ」と言っていたという。
真由子がいるはずのホテルへ電話した瓜生は彼女が誰かと出かけたことを知る。


佐多医院へ行くと休診で、芝居小屋へ行くとツトムが故郷の祖谷へ帰っていることがわかった。
使用人が聞いたカホの電話の「イヤ」は祖谷ではないかと気づいた瓜生は祖谷へ行き、
ケーブルカー乗り場でウロウロしていると背後から佐多にナイフを突きつけられる。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



脅されるまま瓜生は一緒にケーブルカーに乗らされた。
佐多は道明寺家の復讐のために殺人を犯したことを話し始めた。
瓜生はスキをみて反撃をし、ケーブルカーを抜け出すと真由子が待っていた。


真由子は佐多から車のトランクに押し込められていたところを、
ツトムと雛子によって救出されていた。
雛子の身に危険が迫っていることを察知したツトムは、
彼女を故郷の祖谷へ匿っていたのだ。



桃代はカホに男がいることを知っており、二人が治平を殺したと思っていた。
その相手がカホに言い寄っていたヨダ タケオだと考えた桃代は、
雛子が人形に妊娠させられたという噂を流すことを思いついた。
噂が広がれば相手は誰かということになり、雛子にも色目を使っていた
タケオが疑わしいと思われる。
そうなればカホとタケオの間がまずくなり、いずれはボロを出すだろうというのだ。


こうして桃代の強引さに押し切られる形で、
雛子は人形に妊娠させられたという芝居をさせられた。





佐多は自分が犯人というが、それはカホを庇ってのものだった。
もともと看護婦だったカホは佐多と恋仲だった。


瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪わ女系家族



だが、ただで自分の看護をしてくれるカホを欲しがった治平が、
口実を設けてカホを呼び出し彼女を犯してしまう。
結婚に反対していたとみられていた桃代だが、彼女も治平に協力して
親子がグルになってカホを道明寺家へ引き込んだのだ。


裏切られたと思った佐多だが、カホと再会し事情を知った佐多は、
彼女がまだ自分を愛してくれていることを知った。
ある日、二人が人形部屋で愛し合っているところへ治平が入ってきた。


怒り狂った治平は心臓発作を起こしその場で死んでしまう。
ただ何故治平がそんなところで発作を起こしたか詮索されることを恐れた二人は、
人形の縄をほどいて人形が治平を殺したように細工をした。



佐多は安達殺しが桃代の仕業だとわかり、カホが消される前に
人形部屋に桃代が入ったときに蜂を放って殺した。




そして、雛子がいずれはカホたちに容疑の目を向けると思ったカホは、
雛子を殺して道明寺家の財産を手に入れて二人の夢だった病院を建てようと考えた。



タケオはカホと佐多の関係を知っていた。
雛子とタケオを心中に見せかけて殺そうとしたが、
彼女の行方がわからなくなってしまう。
仕方なくタケオだけ殺して、車内に雛子の靴を残した。



雛子は自分が殺されそうになりながらも、
二人からこれまで起こった出来事を知らされて、
初めてカホをお母さんと呼んだ。







小野寺昭が教師役をつとめた森村誠一の「凶学の巣」で
生徒役をつとめた玉岡加奈子が出演。




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■ 「瀬戸内海婚約旅行殺人事件・淡路人形に呪われた女系家族」

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コメント

非公開コメント
        

Re: No title
このシリーズはリアルタイムで見てましたが、確か1作目は林隆三&石川ひとみのコンビだったんですよね。

私も小野寺昭&川島なお美というイメージが強いです。
川島さんが「慎~」ってちょっと甘えたような声で呼びかけていた印象が強烈に残っていたので。


荒木道子さんはじめ、この頃はちょっと癖がある老婆役をこなせるいい女優さんが多かったですね。
タイプは違いますが、原泉さんや、千石規子さんとか。



北詰友樹さんは80年代から90年代の土曜ワイドでよくおみかけしてた覚えがあります。
今はどうしていらっしゃるんだか。






No title
この作品も見た記憶がありますが当初は小野寺昭さんの恋人役は石川ひとみさんだったんですね、そこは憶えていなくてこのシリーズの恋人役は川島なお美さんのイメージしかありませんでした^_^;
荒木道子さん、懐かしいですね~一癖ある老婆の役というイメージでした。
北詰友樹さんもいつの間にか全然見かけなくなりましたね、こうしてブログを読んでいると懐かしい俳優さんの名前や顔が浮かんできます(^^)もう30年以上前の作品なんですね~。