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2017/08/06
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恐怖劇場アンバランス 第5話 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」

category - 昭和のテレビドラマ
2017/ 08/ 06
                 
恐怖劇場アンバランスの第5回目の放送で神代辰巳監督作品。


学生時代からの無二の親友が一人の女を巡る恋のライバルに。
二人の男の間で揺れる女。

やがて、事故により男の一人が死亡したことから女は幽体離脱をして
男の霊が復讐するのに協力する。



■ 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」  1973年2月5日
脚本: 山崎忠昭
音楽: 冨田勲
監修: 円谷英二
監督: 神代辰巳
制作: 円谷プロダクション/フジテレビ
出演: 和田浩治、穂積隆信、新井茂子、鮎川浩、瀬良明、二瓶鮫一、
見好利昭、名川貞郎、小林昭二、六本木誠人、珠めぐみ


恐怖劇場アンバランス 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」




松岡(和田浩治)と坂井昇(六本木誠人)は高校、大学の同級生で極東建設に入社。
二人は恵子(珠めぐみ)を巡って恋のライバルでもある。


坂井は恵子と婚約をしたが、僅か三日の間に恵子から心変わりを告げられる。
土壇場になって松岡が割り込んできたと悟った坂井は、恵子が松岡と結婚するようなら
松岡を殺してやると復讐を宣言した。


恐怖劇場アンバランス 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」



それからまもなく、坂井が監督を買って出た工事現場で土砂崩れが発生し
恵子は坂井が死ぬようなことがあれば松岡との結婚をやめると言い始めた。
現場に到着すると西口(小林昭二)らが死傷者の捜索運び出しをしている。


坂井が死んでいるかもしれないと思った恵子は倒れてしまい医師(穂積隆信)が鎮静剤を打っても
興奮が収まらず「坂井さん死なないで!」と譫言をさけび続けている。
それを見た恵子の坂井に対する愛の深さを知りショックを受けた。


恐怖劇場アンバランス 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」



捜索していた相沢(二瓶鮫一)がついに坂井の死体を発見したと西口に連絡。
松岡たちが着いた時には坂井の死体はなく所持品だけが残され、
通報後に恵子に似た女を追いかけていた相沢が落石にあって死んでいた。


その頃、恵子は医師が死亡を確認したというが松岡が病室に行くと息を吹き返している。


恐怖劇場アンバランス 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」




松岡は発見された坂井の日記を読み、恵子が坂井を愛していながらも
専務の甥で将来のある松岡に乗り換えたと哀しい事実を知った。


その恵子が苦しみ始め医師は再び死亡を確認するが、松岡は恵子が坂井の幽体と
逢引している現場を目撃し後をつけると恵子の体は病院のベッドで寝ている恵子のところへ
すっと溶け込むようにして入っていく。


恐怖劇場アンバランス 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」


松岡は坂井の幽体が消えた場所から遺体を見つけると担ぎ上げて海へ投げ捨てた。
翌日、図書館で文献を漁った松岡は幽体離脱という現象があることを知る。


まもなく、海から坂井の遺体が引き上げられ病院の車で運ばれていくと知った松岡は
その車が坂井に狙われると危険を感じて医師と共にあとを追った。
道中で松岡は、恵子が坂井を死に追いやったことを激しく悔いていたことから彼の霊を呼んで
幽体離脱することにより思いを遂げたのではないかと説明した。


恐怖劇場アンバランス 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」



頭を砕かれ悲惨な死に方をした坂井の霊は、自分と同じ目に合わせようと相沢や
入院患者を殺したのだと考えたが、医師は幽体離脱の現象が現代でも起きることを疑問視している。



ところが、その頃松岡の予告通りに病院の車は坂井に狙われていた。
運転手が前方に恵子の姿を見て思わず車を停めると、死んでいるはずの坂井が運転手たちを次々と絞め殺した。
松岡と医師は彼らの死体を発見し車から逃げ出した坂井の行方を追う。



すると、砂浜を歩く坂井と恵子を発見し松岡はこの奇妙な現象の証人になってほしいと医師に頼むと
坂井と対決すべく一人で二人のもとへ向かう。


恐怖劇場アンバランス 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」


松岡は恵子が自分を選べば彷徨う坂井の霊は消え元の死体に戻る、坂井と自分のどっちを選ぶのかと
恵子に迫るが二人の男性の間で気持ちが揺れる恵子は決断を下せない。


その間にも、坂井は松岡に復讐しようと一歩ずつ歩を進めてくる。


坂井はものすごい力で松岡の首を絞め彼の体はそのまま砂浜に崩れ落ちると
情念からか松岡は幽体となって坂井に向かっていき、坂井はそのまま砂浜を転げ落ちて死体に戻る。


恐怖劇場アンバランス 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」


恵子の幽体は病院のベッドで眠る恵子の体に戻り、恵子はようやく意識を取り戻すと
坂井が松岡の首を絞めて殺す悪夢を見たと話す。



一方、今回の事件で松岡はますます同じ十字架を背負う恵子への愛を深めていった。


ひとりで松岡が戻るのを待っていた恵子の気持ちは揺れていた。
ふと、鏡を覗くとそこには笑顔の松岡が立っている。


恐怖劇場アンバランス 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」


鏡の中の松岡と恵子は軽いくちづけを交わす。
恵子はこの時、鏡の中の幸せを選択した。





DVD恐怖劇場アンバランス Vol.3



本編の前と後に案内役の青島幸男が登場する。

彼はドラマが終わった後、「女は言いましたね。鏡の中の幸せ。何の事かおわかりになりましたね?
信じましょう。騙されている方が騙して後々苦しむよりずっと幸せかもしれません。」とコメントした。


さて、恵子の本心は果たして?


本能では坂井を愛していながらも、打算から松岡を選んだということでしょうか?


そうであったとしても、松岡が恵子を愛していることは確実で坂井を死なせてしまったという
罪の意識が拭えれば幸せな人生が歩めるのかもしれません。





************ 恐怖劇場アンバランス 記事一覧 ************


1. 「木乃伊(みいら)の恋」

2. 「死を予告する女」

3. 「殺しのゲーム」

4. 「仮面の墓場」

5. 「死骸(しかばね)を呼ぶ女」

6. 「地方紙を買う女」

7. 「夜が明けたら」

8. 「猫は知っていた」

9. 「死体置場(モルグ)の殺人者」

10.「サラリーマンの勲章」

11.「吸血鬼の絶叫」

12.「墓場から呪いの手」




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