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2018-04-20 (Fri)

「京おとこ京おんな連続怪死事件」 (1991年)

笑福亭鶴瓶が関西の刑事を演じるシリーズ?もの。



1988年3月19日に「幻の船連続殺人」大阪府警の文田浩和として登場。
その年の6月18日の「古代舞の女」では亀田淳也刑事となっていた。


そして、今回は京都府警の文田浩和に戻っている
原作はいずれも黒川博行でこれは三作品とも共通。




また「古代舞の女」の黒木刑事役の古谷一行が特別出演している。
なぜ、古谷一行がちょろっと出ているのかは、この後公開予定の
「古代舞の女」の記事の終わりの方を読んでいただけるとわかります。


さて、「幻の船連続殺人」と「京おとこ京おんな連続怪死事件」は
大阪と京都という違いこそあれ、文田浩和として登場していて
「古代舞の女」では 亀田淳也と別人になっているが
なぜか「古代舞の女」で組んだ黒木刑事が文田としての回でも絡んでくるという
ちとややこしい展開なんですね。




●「京おとこ京おんな連続怪死事件・
東京マドンナ警視VS.京都万年ヒラ刑事」  1991年4月20日
原作: 黒川博行  『ドアの向こうに
脚本: 田上雄
監督: 土屋統吾郎
制作: 松竹芸能
出演: 坂口良子、笑福亭鶴瓶、古谷一行、
長門裕之、村井国夫、田中隆三ほか



京都府警・文田浩和(笑福亭鶴瓶)が所属する班に
東京から女性警視・五十嵐晴子(坂口良子)が赴任してきた。
やり手で強気な晴子を文田は煩わしく感じた。



京おとこ京おんな連続怪死事件





その後、京都市郊外の竜王橋の建設現場で、中年の男の遺体が発見された。
解剖の結果、殺されてから別の場所に埋められていたのが
掘り出されて工事現場に埋めなおされたらしい。


被害者は古川という男で、三か月前に入院していた病院で
同室の患者にけがを負わせたまま逃げ出していたことがわかった。
文田たちは古川が殺害された現場を割り出すために彼の足取りを追う。



そんな中、今度はクラブ牧子のホステス・池内ヒロミが自宅のベランダから飛び降り
彼女の部屋で年下の愛人・吉松慎哉が青酸カリを飲んで死ぬという事件が発生する。
部屋は鍵がかけられており、状況から見てヒロミが無理心中を図ったのではないかとみられたが
その後の捜査から密室殺人の可能性が高くなってきた。


ヒロミの部屋には何故か建築関係の雑誌と
竜王橋殺人事件の新聞記事がいくつも発見され
行き詰っていた竜王橋事件とヒロミ、吉松の死に関連性が出てきた。



さらには吉松の部屋から焼け焦げた金属の部品が発見される。


京おとこ京おんな連続怪死事件




クラブの同僚の話から、ヒロミが金持ちに体を提供するバイトをしていたことが判明した。
ヒロミの男関係を洗ううちに、建設会社に勤める坂口という中年男が
ヒロミをしつこくつけまわし吉松から殴られていた事実を突き止める。


文田と晴子はさっそく東京にいる坂口に会いに行くが
彼には確かなアリバイがあり不発に終わる。
だが、その現場で建築家として人気がある佐伯和久(村井国夫)と出会った。
その帰り道、文田は偶然捜査一課の係長黒木(古谷一行)に再会した。



一方、京都では死亡した吉松宛に建築雑誌のバックナンバーが届いた。
横山(田中隆三)らが中を開けてみると佐伯の京都の別荘が紹介されている。
古田の足取りは大原で途絶えていて、佐伯の別荘も大原にある。
もしかしたら古田が佐伯の別荘に入り込んだのではないかと仮説を立てた。



早速横山も東京へ行き、文田と晴子にこの事を伝えた。
ヒロミの部屋にあった建築雑誌にも佐伯の名前があった。
佐伯は京都の大学の建築コンペに入選している。


京おとこ京おんな連続怪死事件



文田と晴子は、黒木から佐伯がかなり強引な性格で、
三年前のコンペでは政治家の宇佐美(御木本伸介)を抱き込んでいたことをきいた。
二人の関係はまだ続いていて、最近受賞したコンペでも、
宇佐美のバックアップがあったのではないか。
おそらく佐伯は宇佐美を取り込むため、ヒロミを宇佐美に提供したのだろう。




一連の事件に佐伯がかかわっているのではないかと考えた文田らは
佐伯の事務所に行き、古川が別荘に入り込んだのではないかと尋ねるが、
佐伯はここ数ヶ月別荘へは行ってなく、古川の死体が見つかった場所は別荘とは離れていると
古川が別荘に侵入した可能性を否定した。


文田が別荘を見せて欲しいというと、佐伯は明日京都へ行く予定なので
自分が立ち会い文田ら三人だけなら中を捜索しても良いと承知した。
佐伯にとって別荘は大切な作品のひとつであり、
勝手に中をかき回されるのは許しがたいことだった。



翌日、文田、晴子、横山の三人が手分けして別荘の中を調べるが
古田が殺されたような証拠は見つけられなかった。
部屋には学生時代山岳部だった佐伯が撮影した槍ヶ岳の写真が飾られていた。


京おとこ京おんな連続怪死事件





その時、文田はリビングで違和感を感じた。
雑誌に載っていたリビングには絨毯が敷かれていたが
どこを探してもそれは見つからない。
文田たちは、古田がここで殺されて絨毯に血痕がついたために
処分したのだと考えたが、屋外の大きな焼却炉からは
燃えカスひとつ見つけることは出来なかった。



佐伯をクロとみて捜査をするうえで宇佐美という政治家の存在が障壁だった。
班長(長門裕之)はそのことで文田をどやすが、文田と晴子が刑事生命を
賭けて捜査にあたっているのを知り、班長も覚悟を決めてこれを認めた。



(現在は元記事の一部のみ公開しています)


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