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2018/07/14
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「瀬戸内ミステリー海流・無人島の首なし死体」 (1990年)  藤原宰太郎 『無人島の首なし死体』

category - 土曜ワイド劇場
2018/ 07/ 14
                 
探偵役・久我京介を植木等、助手の西川明夫を川崎麻世が演じた
シリーズ第1作目。




●「瀬戸内ミステリー海流・無人島の首なし死体・
尾道フェリーの女」  1990年7月14日
原作: 藤原宰太郎  無人島の首なし死体 (光文社文庫)  
脚本: 篠崎好
音楽: 津島利章
監督: 野田幸男
制作: 松竹
出演: 植木等、川崎麻世、岡安由美子、太川陽介、
清水ひとみ、鹿取洋子、桜金造、堀内正美ほか




瀬戸内ミステリー海流




演出家志望の西川明夫(川崎麻世)は、恋人の山下洋子(岡安由美子)、
ミステリー研究家の久我京介(植木等)とともに
明夫の父の別荘がある瀬戸内海の向島に旅行に行くことになった。




尾道に着くと向島に住む洋子の大学の先輩・小杉美奈子(鹿取洋子)が三人を出迎えてくれた。




瀬戸内ミステリー海流


久我たちは地元の美奈子を案内人に、尾道からフェリーで向島へと向かう。
美奈子の家は向島の近くにある、「双子島」という名の小さな無人島を所有していると説明した。






向島に到着した明夫は心臓まひで倒れた警官が、
短銃を奪われるという事件現場を偶然通りかかった。
そこへやって来た美奈子の婚約者で毎朝新聞記者の九十九幸雄(太川陽介)とともに
片平巡査(桜金造)から拳銃を盗んだ疑いをもたれるというとばっちりを食らう。




その夜、久我、明夫、洋子は美奈子の実家に招待された。
大広間には美奈子の父・章太郎(加島潤)と母(星野晶子)、九十九をはじめ、
章太郎の弟で画家の章治(高峰圭二)も来ていた。
章治は離れに住んでいたが、今は双子島で生活しているのだと話す。




ところが、章太郎は双子島を売却したがっており、
章治はそのことを嫌味っぽくチクリと久我たちに明かした。





瀬戸内ミステリー海流



夕食会には郷土史家の石田(堀内正美)とその妻・静代(清水ひとみ)も参加している。



石田は村上水軍の末裔だと自称しており、
章治が住む双子島に村上水軍の埋蔵金が隠されていると言い、
本格的に島で発掘作業をやらせてほしいと頼み込むが
章治はキッパリと断っていた。






章治は女グセが悪いらしく、人目がないところで敵対する石田の妻・静代に言い寄っている。
その様子を石田がコッソリ盗み見しているところを、久我が遠目から目撃してしまった。
章治に関してはそれだけでなく、交通事故死した章治の妻の死が
章治に責任があると思い込んでいる妻の兄・後藤が殴りこんできて騒動となる。





翌朝、双子島の海へ遊びに行った久我たちは章治と思われる首なし死体を発見した。
そばには「IC」と書かれた文字があり、どうやら章治が死ぬ間際に残したダイイングメッセージらしい。
もし章治を殺した凶器が殺された巡査が携帯していた銃ならば、
そのライフルマークは警察に記録されている。



瀬戸内ミステリー海流



久我は犯人は巡査の拳銃で章治の頭を撃ったが、
弾は貫通せずに頭部にとどまり仕方なく首を切り落として持ち帰ったのではないかと推理した。




郷土史家の石田は、章治に双子島の発掘調査を拒否されていたが、
彼が死に、章太郎からは調査の了承をもらったと
ウキウキした表情で洋子たちにそのことを話した。




瀬戸内ミステリー海流



果たして村上水軍の末裔を名乗る、石田があると見込んだ
埋蔵金は双子島に隠されているのか?


石田はさっそく調査に出かけるための身支度をはじめた。
生前章治との肉体関係を疑っていたため、
静代との仲もギクシャクしだしていた。



だが、今は発掘調査のことで頭がいっぱいで、
事実関係を深く追求することはしなかった。




その後、偶然通りかかった明夫と洋子に片平が石田家の離れの様子がおかしいと漏らす。
片平の案内で離れへ向かったが、中からは返事がない。
仕方なく窓ガラスを破って部屋に侵入すると石田の服毒死体があり、
部屋の中にはワープロで書かれた石田の遺書も見つかった。


瀬戸内ミステリー海流


そこには、巡査の拳銃を盗んだのは自分で双子島で試射したのを章治に怪しまれ、
章治を射殺し弾丸が入ったままの頭部とピストルは海底に沈めたと書かれている。



石田は離れに幼い息子意外に妻の静代さえも入れさせず、
死体が発見されたときには完全な密室状態だった。
静代は石田が殺されたころ、何者かに呼び出しを受けていてアリバイが証明出来ないが、
いずれにしても離れの合いカギを持っていない静代には犯行は不可能に見えた。



九十九を連れて章治の墓参りに行った美奈子が、鉢合わせた静代と口論になる。


瀬戸内ミステリー海流




その様子を遠巻きに見ていた明夫は、美奈子が学生時代美術の教師だった
章治に犯された過去があり、結婚後も章治からそれをネタに関係を迫られていたことや、
美奈子も学生時代に章治にレイプされかかった事実があることを知った。



静代だけでなく、美奈子でさえも章治を憎んでいることがわかり
二人とも章治を殺す動機は充分にある。


瀬戸内ミステリー海流



そんな中、ついに久我が石田殺しの密室のトリックを解明した。
久我は現場の玄関に画版が置いてあったのが気になっていたのだ。
犯人は石田を服毒自殺に見せかけて殺した後に、離れにカギをかけた。


玄関にはタタキと上がり口の段差に画板を立てかけて
そばには石田の息子のおもちゃであるラジコンカーが置いてある。
犯人は玄関の扉にある郵便入れの口から、ラジコンカーの荷台にカギを落とすと、
操作をしてラジコンカーを画板の上を走らせ部屋に誘導した。


瀬戸内ミステリー海流



荷台からカギを部屋に落とすと、ラジコンカーをベッドの下に置いた。
その後、立てかけてあった画板を落とし、密室のトリックを完成させた。
そとには蚊の死骸があり、久我はそこから犯人の血液型がわかるだろうと言い残すと
小杉邸へ向かった。



久我は部屋の書棚から「IC」の記述がある本を見つけた。
「IC」がローマ数字であると解いた久我は、
「IC」が100-1を意味するもので100-1=99、
すなわちダイイングメッセージは犯人の名である九十九を意味すると断定した。


瀬戸内ミステリー海流




だが、九十九には双子島で章治が殺された夜は、
尾道の友人宅にいたというアリバイがある。
久我は九十九がハンググライダーが得意なことに目をつけ、
それを使って往復したのだろうと見破った。


その頃、九十九は洋子にかつて自分の姉が章治に弄ばれたうえ、
妊娠し中絶手術の最中死亡したことを告白していた。



瀬戸内ミステリー海流



そこへ久我たちがやって来た。
九十九は章治殺しの時のハンググライダーのアリバイトリックを暴かれるが、
証拠はないと犯行は認めなかったが、章治の頭部が見つかり、
石田の離れに遭った蚊の死骸から、
九十九と同じRH-AB型の血液が採取されたと言われとうとう犯行を認めた。



九十九は偶然、巡査が心臓発作で死んでいる現場に遭遇し、
彼の拳銃を盗むところを通りかかった章治に見られてしまった。
章治はそれをネタに500万円を強請ってきた。


九十九は友人宅からハンググライダーで章治がいる双子島へ行き章治を射殺した。
だが弾は章治の頭部に残ったままだ。
九十九は章治の頭を切り落とし双子島に埋めた。



ところが今度は、埋蔵金目当てに石田が双子島の発掘調査をやると言い出した。
九十九は静代をニセ電話で外におびき出した上で、
離れにいた石田を自殺に見せかけて殺害し、ワープロで遺書を作り章治殺しの容疑を着せた。



九十九はバッグから拳銃を取り出し、明夫たちへ向けた。
それを見た美奈子は銃口を自分に向けさせる。


瀬戸内ミステリー海流



九十九はあと1発弾が残っているというが、洋子たちは警官の銃は1発が空砲のため、
銃にはもう弾は残っていないと宣言する。


みんなの気がそれた一瞬の隙に、九十九は自分の胸を銃で撃ちぬいた。
彼はこれまで撃った弾の数を嘘をついていたため、1発だけ弾が残っていたのだ。



事件は久我の活躍により無事に解決をし、3人は東京へと帰って行った。







無人島の首なし死体 (光文社文庫)





ベテラン植木等に太川陽介、川崎麻世、鹿取洋子という昭和のアイドルという組み合わせ。
放送は1990年で、この頃には初期の土ワイの雰囲気もなくなり、
明るく軽快なタッチで演出がされている。




高峰圭二、加島潤、星野晶子が出演しているのだが、
美女シリーズでよく目にする役者さんたち。



また岡安由美子も懐かしい。
めちゃくちゃ細くってビックリでしたが、このころからずいぶん月日が経ちましたが、
どうやら現在でもスタイルの良さ?(さすがに細すぎだが・・・)は維持したまま、
年齢を重ねられているようですね。












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