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2018/07/21
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「地底から生きかえった男・ホステス殺しは転落した現職刑事か!?」 (1990年)  生き返った男シリーズ第三作

category - 土曜ワイド劇場
2018/ 07/ 21
                 
『生き返った男』シリーズの最終作。



●「地底から生きかえった男・ホステス殺しは転落した現職刑事か!?」  
1990年7月21日
脚本: 柏原寛司
監督: 黒沢直輔
制作: 松竹芸能
出演: 三浦友和、石野陽子、佐藤浩市、結城しのぶ、本田博太郎、
戸浦六宏、水原ゆう紀、出光元、片桐竜次ほか



地底から生きかえった男





巨額の脱税容疑で内偵中の会社社長・前島猛(船渡伸二)が死体で発見された。
前島は一般投資家から多額の資金を集め派手な仕手戦を演じており、
兜町でも話題に上っていた人物だった。


前島は三億円を入れたアタッシュケースを持ち、
取引先に行くといい自分で車を運転してひとりでどこかへ向かった。
その夜、愛人のホステス脇坂えりか(柳綾稀子)がいる青山のバー「クリフサイド」へ飲みに行き、
店を出た後から消息を絶っていた。




城西署の刑事・飯岡(三浦友和)は、資金面でつながりのあった総会屋で東亜商事社長の
黒岩(戸浦六宏)の犯行とにらむ。
前島には黒岩からの融資があったはずで裏帳簿を抑えればそれが証明できると考えていた。
だが、捜査課長・浅井(出光元)は確かな証拠もなく政財界に顔がきく黒岩を
捜査対象にしようとする飯岡をけん制した。



飯岡は浅井から言われた通り、引き続きえりかの張り込みを続けながらも、
黒岩の身辺を探ろうとする。
そんな飯岡に対し学生時代からの友人で同僚刑事の大川純一(本田博太郎)は、
前にも黒岩に目をつけたカネコ(佐藤浩市)刑事が退職せざるを得なかったことにふれ、
二の舞にならないためにも飯岡にやめるよう忠告する。




地底から生きかえった男



飯岡のことは黒岩にも伝わっており危険人物としてマークされていた。
黒岩は前島が持っている裏帳簿を手に入れ始末したいと考えていた。



黒岩の尻尾を捕まえたい飯岡はえりかに直接全てを話してくれるよう頼み、
揉めているところをマンションの管理人に見られてしまう。
その後張り込み場所へ戻った飯岡を黒岩の手下(片桐竜次)が襲ってきて
気絶している間にえりかが何者かに殺されるという不祥事を起こしてしまった。



その上、えりかが殺された部屋に飯岡のライターが落ちていたこと、
前日の夜えりかと揉めていたのを見た管理人の証言もあり容疑は飯岡にかけられた。
浅井は飯岡を襲った男は自分たちが洗い出すと言い捜査から外して休暇を命じる。




地底から生きかえった男




飯岡は大学の探検部の後輩から誘われて大川と後輩の順子(石野陽子)と一緒に
福島県の洞窟に探検に出かける。
地底深く潜っていると突然土砂崩れが起こり飯岡は行方不明となってしまう。
生き埋めになった飯岡が出口を求めて洞窟内をさまよっている時、
張り込み中に大川がくれた缶詰の破片を発見し火薬の匂いを感じた。
そして、土砂崩れは事故ではなく仕組まれたものではないかと考え始めた。



飯岡が救出できる可能性は絶望的だと伝えられ、
えりか殺し容疑の汚名を着せられたまま遭難死と報じられていた。



執念で出口を見つけ脱出した飯岡も新聞でそのことを知り、
別れた妻の礼子(結城しのぶ)を訪ねていく。
礼子は店の客でもあった順子に飯岡の生還を伝え再会を果たすことが出来た。


地底から生きかえった男




飯岡が出てくるまでの間に順子は黒岩の周辺を調査していて、
さっそくその報告を受けた。
礼子は大川にも協力を頼むよう助言するが、
洞窟で自分を殺そうとしたのが大川ではないかという疑惑がある飯岡は
大川にはこのことを口外しないように口止めした。


飯岡は退職したカネコに会いに行き、黒岩から署長に圧力がかかっていて
部下を平気で切り捨てることや、甘い罠に身動きがとれなくなっている刑事が
いるらしいことを聞き出した。



地底から生きかえった男




ずっとえりかを張り込んでいた飯岡は、彼女が殺される前にクリフサイドのママ(水原ゆう紀)の
タクシーに同乗して帰ったことを知っていた。
ママのマンションの部屋をガサ入れして前島がえりかに託していた裏帳簿を見つけ出した。
えりかは執拗な飯岡の尾行から帳簿を守るためにタクシーの中でママに預けていたのだ。



そうとは知らないママは自分が預かったものが黒岩が欲しがっている裏帳簿だとわかると、
黒岩から二千万円を強請り取っていた。
しかし、帰宅してみると帳簿を手に入れた飯岡がいてそのまま帳簿を持ち去られてしまった。
入れ替わりにさっきママと取引した黒岩の手下が部屋に押し入ってきた。
ママは死んだはずの黒岩が生きていて帳簿を盗まれたと伝える。




礼子の家に戻った飯岡がこれまでのことを報告すると、
部屋にいた順子は黒岩が飯岡の命を狙っているのはわかるが、
洞窟で起きた土砂崩れを事故に見せかけて誰が仕組んだのかがわからず
謎が残っている様子だった。


地底から生きかえった男




飯岡と別れてから礼子には新しい男が出来たようで、
呼び出しの電話がかかり出かけてしまった。
その後飯岡も裏帳簿をコインロッカーに預けるために外出し、
順子ひとりが部屋に残された。




帳簿を預けたその足で、飯岡は大川に会いに行く。
死んだと思っていた飯岡が生きていても大川は驚いた様子がない。
黒岩と密通していると確信を深めながらも、裏帳簿が手に入りそうなことを告げ
飯岡は頼れるのはお前だけだと協力を求めるそぶりをみせた。



地底から生きかえった男



飯岡が礼子の部屋に帰ってみると留守番をしていたはずの順子がいない。
黒岩サイドは裏帳簿と引き換えに順子を返すと要求してきた。



飯岡は帰宅した礼子を問いただすと、大川と肉体関係があることを認め、
飯岡が生きて帰ってきたことを知らせたことがわかった。
黒岩たちはそこで留守の間に順子を誘拐して裏帳簿を手にしようとしたのだろう。




地底から生きかえった男




飯岡は待ち合わせ場所へ行くと、偽の裏帳簿を渡し順子を救出した。



黒岩の会社に乗り込んでいった飯岡を、金などをちらつかせて言いなりにしようとするが、
要求に応じないとわかると、浅井を呼び説得させようとした。
黒岩サイドについていたのは大川だけでなく、浅井課長も同様だったのだ。





飯岡はスキを見て浅井の銃を盗み撃とうとした手下を始末すると、
浅井に黒岩を逮捕させた。


地底から生きかえった男



部屋を出ると大川がいて飯岡に銃を向けてくるが、
それは浅井の銃を持っている飯岡に自分を射殺させたいだけの芝居だった。



地底から生きかえった男



全てが終わり礼子とも別れた飯岡は、自分を真剣に愛してくれる
順子の気持ちを素直に受け入れようとしていた。










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◆ 「白の処刑・絞首台から生き返った男」

「墓場から生きかえった男」

「地底から生き返った男」









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