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2018/08/29
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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「月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック」 (1987年)

category - 土曜ワイド劇場
2018/ 08/ 29
                 
80年代半ば頃までの土曜ワイド劇場は、7月~8月になると毎年のように
怪奇シリーズなんかをやっていましたね。


最近古い土曜ワイド劇場を放送する機会が増えてきだしたので、
今年の夏はその頃の再放送を期待していたんですが・・・


こちらはタイトルに「死美人」とついていて、マネキンも登場しますが、
あの頃の妖しい怪奇テイストっぽさは感じられなかったのが残念。



●「月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック
全裸のマネキン人形が私を追いかける!」  1987年8月29日
脚本: 白井更生
音楽: 小尾充子
監督: 長谷和夫
制作: 大映映像
出演: 田村亮、白都真理、比企理恵、
川谷拓三、なべおさみ、西岡徳馬ほか



かつてファッションデザイナーを志していた田坂正彦(田村亮)は、
学生時代に父が死に、仕方なく学校を辞めて家業のマネキン製作所を引き継いだ。





その後は、学生時代の友人で会社専務の津島憲司(西岡徳馬)の厚意で、
東洋デパートにマネキンを卸させてもらい製作所の経営も上向いてきている。
正彦は津島の会社の従業員・川口洋子(音無真喜子)と恋人関係にあり、
洋子から子供が出来たことを聞かされ結婚する意志を固めていた。




月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック







だが、ある日、津島の誘いで吉野コンツェルンの会長の娘・吉野麻理(白都真理)と出会った。
麻理は正彦に好意を持ち、自分の会社のチーフ・堀越朝夫(なべおさみ)に紹介し、
正彦のデザインでファッションショーを開く手配を整えた。




月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック



家業を継ぎながらもデザイナーになる夢をあきらめなかった正彦は、
このチャンスを逃すまいと毎日必死にデザイン画を描き続けた。




だが、洋子は正彦がデザイナーになることを強く反対する。
正彦は彼女を必死に説得しようとするが、
麻理との関係も疑った洋子は激しい嫉妬にかられて
アパートから包丁を持ち出すと洋子のところへ直談判に行こうとした。




それを阻止しようとした正彦は洋子ともみ合っているうちに
洋子は誤って包丁で自分を刺してしまった。
慌てた正彦は救急車を呼ぼうとするが、考え直すと受話器を置いた。
そうしているうちに洋子はその場で息絶えてしまう。



月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック





正彦は洋子の部屋から自分の写真や彼女の日記など、
深い関係を示すものを持ち出すと、洋子の死体を自分の会社に運んだ。


そして、彼女の死体をマネキン人形に仕立ててしまう。



洋子には故郷の甲府に妹の敬子(比企理恵)がいる。
敬子は何度電話しても連絡が付かない姉を心配し上京した。
正彦と洋子の関係は誰にも知られていなかったが、
洋子は秘かに敬子だけには正彦のことを伝えていた。



敬子は洋子の部屋に日記と正彦の写真がなく、
母の形見であるネックレスを残したまま蒸発した洋子の行動に疑問を抱く。



敬子はさっそくマネキン製作所にいる正彦に会いに行くが、
正彦は洋子とは友人関係であるといい彼女が妊娠していることも
結婚を約束したこともないと言い張った。



月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック



敬子はマネキン工房にあった一体のマネキンが洋子にそっくりなことに気が付くと、
正彦は急に慌てだし敬子をその場から返した。



月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック



マネキンの存在が危ないと感じた正彦は、名古屋の得意先にマネキンを納品する際に、
洋子の死体を塗りこめたマネキンを芦ノ湖に沈めることにした。
彼は静岡に着くと、名古屋にいると偽って従業員からの連絡を自動車電話で受け
まだ名古屋にいるようにアリバイの工作をした。



月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック



洋子は正彦に殺されたに違いないと確信した敬子は警察へ向かう。
姉は殺されたと主張する敬子は相手にされなかったが、
偶然通りかかった井戸刑事(川谷拓三)に話を聞いてもらうことが出来た。




月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック



ふたりは正彦のもとを訪れたとき、敬子は洋子にそっくりなマネキンが
一体無くなっていることに気が付きそれを井戸に報告する。
正彦は高速の領収証や従業員からの電話を名古屋で受けたとして
アリバイを主張してきた。




行方不明になった洋子を探すため、敬子は津島にも会った。
事情を知った津島は洋子捜索の協力を約束した。




正彦が自動車電話のオバーラップゾーンを使ったトリックだと
見破った津島は正彦と会う。
津島は麻理と結婚したいという野望を抱いており、
正彦を警察に引き渡さない代わりに麻理をよこせと要求してきた。



月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック


切羽詰まった正彦は、箱根の別荘へ行き津島を温泉の湯につけて溺死させる。
そして、湯を抜いて冷水に死体をつけると、
へ行きレストランで午後三時近くにわざと車のキーを忘れたと騒ぎ、
三時に井戸からの電話を自動車電話で受けた。
急いで別荘へ戻った正彦は、浴室の水を抜き温泉の湯をためて
津島の死亡時刻を午後三時頃に偽装工作して自分のアリバイをつくった。



箱根署の柚木刑事(ベンガル)から津島殺しが行われたとみられる
午後三時の電話について確認を受けた井戸は、
洋子殺しが正彦の犯行であると見破った津島を
正彦が口を封じるために殺害したものと確信するが証拠がない。


月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック




だが、敬子は田坂が洋子を殺して芦ノ湖に埋めたと考えていた。

田坂が麻理とボートに乗ったときに、ボートにマネキン人形が引っかかるという細工をして、
それを見た田坂の動揺した様子から自分の推理があっていると確信した。





月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック





井戸、柚木と敬子は津島の別荘を検証しているとき、
水道のメーターが前日検針されたものと知り、
水道と温泉のメーターから正彦が行ったトリックを見破った。




月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック



逮捕状を手にした井戸たちは、正彦のショーが行われている会場へ向かった。




正彦は津島が殺害されたとみられる午後三時に茅ケ崎にいたというが、
井戸は水道と温泉が前日検針であることを告げ
正彦はこのトリックを井戸が崩していることを察した。



さらに、芦ノ湖から洋子の遺体があがり敬子が身元を確認していた。
観念した正彦は麻理の目の前で逮捕された。



月光の死美人・東名高速殺人ラインのトリック




芦ノ湖では麻理と敬子が花を手向けていた。
井戸ははじめは正彦を憎んでいたが、自分も若いころ音楽家を目指していて、
正彦があきらめていたデザイナーになるチャンスを逃したくないとの一心から
今回の犯行に及んでしまった心境を理解するようになっていた。










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