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2018-09-01 (Sat)

「名探偵金田一耕助・夜歩く女」 (1990年)  シリーズ第4作

小野寺昭の金田一耕助シリーズの最終作。



●「名探偵金田一耕助”夜歩く女”呪われた結婚申し込み、
首なし死体がふたつ!」  1990年9月1日
原作: 横溝正史  夜歩く (角川文庫) 
脚本: 猪又憲吾
音楽: 田辺信一
監督: 山本迪夫
制作: にっかつ撮影所
出演: 小野寺昭、南条玲子、三浦浩一、松尾嘉代、
西岡徳馬、内藤武敏、秋野太作、結城美栄子ほか




新潟の山奥にある鬼首村の旧家の一人娘・古神八千代(南条玲子)は、
上半身にアザのある首なし男の写真と「定めにより近く汝と結婚せん」という
不気味な手紙を受取り怯えた。



彼女を心配した作家・屋代寅太(三浦浩一)は旧知の間柄である
私立探偵の金田一耕助(小野寺昭)に助けを求めた。



八千代をめぐっていとこの古神守衛(佐藤幸雄)、仙石直紀(西岡徳馬)、
居候の画家・蜂谷小市(加藤善博)が激しい争いを繰り広げている。
八千代と結婚することで、その先にある莫大な財産を手に入れるのが目的だ。



八千代は九歳のときに女占師(結城美栄子)から上半身にアザのある男と結婚する運命にあると告げられていた。
守衛と蜂谷にはこれと似たアザがあったのだ。


名探偵金田一耕助・夜歩く女







金田一が古神邸へ到着すると、直紀の父・鉄之進(内藤武敏)が刀を振り回して
蜂谷を追いかけまわしていた。
直紀の話では、当主の織部(坂本あきら)が亡くなった後、
未亡人となった後妻のお柳(松尾嘉代)と肉体関係をもつようになり、
そこに割り込んできた蜂谷に嫉妬し酔った勢いで刀を持ち出したという事だった。



鉄之進はお柳には頭が上がらず、彼女から諭されると素直に刀を渡し、
血を見ることなく騒動は終わった。



その夜、直紀は屋代と一緒に使われていない書斎の金庫に刀をしまい、
カギは直紀が、三つの暗証番号は屋代が決めふたりが揃わないと
金庫を開けられないようにした。



深夜になり金田一は外をフラフラと歩いていく八千代を見かけて跡をつけていった。
そこへ屋代と直紀が来て、八千代が夢遊病者であることを知った。



翌朝、手伝いのお清(伊藤美紀)から使われていない土蔵が開いていると聞き、
中へ入った金田一は体にアザがある首のない男の死体を発見した。
蜂谷と守衛どちらの死体かわからなかったが、足に鉄砲で撃たれた傷があることから、
遺体は蜂谷のものと断定された。


現場には子供か女とみられる血の足跡が残されており、
yachiyoと読めるローマ字が壁に刻まれていた。




その頃、お柳は寝ている八千代を起こしに行き、彼女の足の裏に
泥と血がついているのをみたが、八千代は自分が殺したのではないという。


名探偵金田一耕助・夜歩く女





首を切断した凶器は刀とみられ、屋代と直紀が金庫を開けてみると、
しまってあった刀に血痕がベッタリとついていた。



昨夜は、九時頃八千代が夕食を蜂谷の部屋に運び、
その後直紀と屋代が金庫に刀を収めた。
二人が書斎を出るときに蜂谷に水を届けたお清と鉢合わせした。


蜂谷の死亡推定時刻は食事の消化具合から見て
午後十一時前後と見られている。
その前に金庫にしまった刀で蜂谷の首を切断できる筈はなく
大きな謎が残されてしまう。


直紀と屋代は、蜂谷と同様に体にアザのある守衛が蜂谷を殺し
行方をくらましたのだと金田一に告げた。


名探偵金田一耕助・夜歩く女






等々力警部(秋野太作)が屋敷に来て、関係者に事情聴取をしていると、
守衛の乳母・お喜多婆さん(北城真記子)が乗り込んできて、
殺されたのは蜂谷ではなく守衛だと言い張った。


お喜多の話しから守衛も鉄砲の暴発により足に怪我を追っていたことがわかった。
それだけでなく、実は蜂谷と守衛が双子であることも明らかになる。

名探偵金田一耕助・夜歩く女


蜂谷と守衛、一体どちらが殺されどちらが隠れているのか?
捜査は混乱し金田一も頭をかかえた。







金田一が土蔵の周りを思案しながら歩いていると見知らぬ男女の逢引に遭遇した。
屋代はその女はお柳と村の宮大工サキチとの間に出来た米子(小林節子)だと説明する。


その夜、金田一は夢遊病者のように歩いていく鉄之進を見かけつけていくと
湧水が出る穴から守衛の首を取り出していた。
等々力警部の取り調べで鉄之進は守衛殺しを否定したが、
牢屋にぶちこまれた鉄之進はそのまま発作を起こして死亡してしまう。






金田一はお清の話しから昔土蔵で首つり自殺があり以来使われてないことを知り、
土蔵の中から八年前の新聞記事の切れ端を見つけ八千代にそのことを尋ね
以前直紀が女性を土蔵の中に匿っていたことを知った。


そして、呪われた運命を背負う八千代は自分の胸の内をそっと金田一に告白すると、
思い残すことはないと言い残して立ち去って行った。
直後、金田一は妙照(谷口香)とお藤(小田薫)が歩いているのを見つけ駆け寄って行き
妙照から話を聞きだした。



名探偵金田一耕助・夜歩く女





その夜、金田一は「思い残すことはない」と何かを決断したような八千代が気にかかって
眠れずにいたところ、お清が八千代が門を開けて出ていったと大騒ぎしていた。
金田一は署に応援を頼むよう依頼をし、急いで探しに屋敷を飛び出すと、
屋代と直紀たちもそれに続いた。






一足早く洞窟に着いた金田一は、自殺した八千代の死体を発見。
そして、奥にあるほこらの中から蜂谷の首が見つかった。
これで、守衛と蜂谷、アザのある二人の男が殺されていることが明らかとなった。

(現在は元記事の一部のみ公開しています)








夜歩く (角川文庫)



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