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2018-10-28 (Sun)

「有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!」 (1995年)

少年の不審な死の裏に腎臓移植の取引が…。
それを知った女医が恋人と真相を暴いていく。


●秋の特選サスペンス
「有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!
少年は移植のために殺された!?」 1995年10月28日
脚本: 吉田剛
音楽: 岩間南平
監督: 長尾啓司
制作: レオナ
出演: 沢口靖子、内藤剛志、石橋蓮司、秋本奈緒美、
寺田農、斉藤洋介、岩崎加根子、深浦加奈子ほか





牧野美子(沢口靖子)は新宿中央病院に勤務する外科医。
ある夜、美子は入院中の10歳になる仁が点滴ミスで死亡する事件に遭遇した。




仁の死は明らかに病院側のミスで、院長・三波正義(寺田農)は
ミスによるショック死で遺族に謝罪しようとするが、
副院長の森山(石橋蓮司)は、それを真っ向から否定した。



有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!






病院は大手医療法人敬愛会との合併を控えていたからだった。
翌日、緊急会議が開かれ森山の意見が通りミスは公表しないことが決定された。




その夜、美子が恋人の小児科医・三田村信之(内藤剛志)と地下の駐車場で会っていると
敬愛会の会長でもある代議士の平井成一郎(高城淳一)が入って行くところを見かけた。
平井は病院の理事長の舅であり、理事長と森山が出迎え物々しい雰囲気を感じる。


有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!




信之とホテルにいた美子は病院から呼び出された。
森山は美子らに今から平井会長の腎臓移植の手術を行うことになったのだという。
なんと、ドナーは亡くなったばかりの仁だった。



仁の父は医療機器メーカーの営業・奈良剛(斉藤洋介)で、
奈良の会社は新宿中央病院の医療機器プロパーである。
平井は術後の経過も順調で合併症の心配もない。
理事長は腎臓提供の謝礼に三千万円を奈良に渡した。


有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!


しかし、知らぬうちにマスコミがこのことをかぎつけて
平井に移植をするために仁が殺されたような報道がされるようになった。
森山は担当医と看護婦の宮里加奈子(深浦加奈子)も休ませるので、
美子にも休暇をとるように命令した。



一方、奈良も理事長と森山に呼ばれて、マスコミにリークしたのではないかと
問い詰められていた。
奈良は敬愛会と共同で病院に新設された最先端プロジェクトへの
機器納入も決定していることから、それを棒にふることをするはずがないと否定する。



有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!




美子は休暇を利用して信之の実家へ行くが、信之はすぐに東京へ帰ってしまう。
亡くなった父は開業医で、母の紀子(岩崎加根子)は癌であることを知ってしまった。
早く大きな病院へ診せた方がいいと心配になった美子もすぐに東京へ引き返した。


有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!




ところが、病院の駐車場についてみると信之が見知らぬ女と話し込んでいる。
女は医療系に強いフリーのジャーナリスト・東豊江(秋本奈緒美)で
信之の前の交際相手だった。




利益追求で敬愛会との合併を快く思っていない信之は、
そんな体制をどうにかしたく豊江に仁の件を話したのだった。
ジャーナリストとしてスクープが欲しい豊江は、
仁の医療ミスが計画的だったという証拠を掴もうとして、
付き添い婦に化けて病院に潜入していた。



有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!






加熱する豊江を必死に止めようとする信之だが、
豊江はそれを振り切るとカメラを持って院内を調べまわり、
誰かと争ったうえで地上へ転落し意識不明となってしまう。
彼女を追っていった信之が発見者となった。



美子は非常階段に落ちていた豊江が撮影した取材のビデオテープを
そのまま黙って持ち帰った。



美子から豊江との関係を聞かれた信之は正直に話し、
院長室でも森山たちがいる前で、豊江の入院費を支払うと宣言した。
これでマスコミに豊江を通じて信之がリークしたことが明らかになってしまう。


有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!





その後、豊江の生命維持装置が人為的に切断され
豊江はそのまま死亡してしまった。
彼女が何を調べ誰と言い争ったのか、それを知るために
美子は自宅で豊江のビデオテープを再生した。


テープはいたみがひどいながらも、かろうじて再生することが出来、
豊江が転落の直前に最先端プロジェクトルームへ行き、
何かを調べようとしていることがわかった。
そして最後にテープに映っている人物は、意外なことに奈良であった。



彼は部屋の資料を物色しようとした豊江に向かって
懐中電灯を向けて何をしているかを問いただしているが、
そこでテープは切れていた。



院長室に呼び出された信之は、森山から自主的に病院を辞めるように促され了承した。





森山は最先端プロジェクト室に美子を案内し、
美子が森山に隠れて豊江が手に入れようとした資料があることを確認するところを見た。
これにより、美子が何もかも知っており危険人物だと確信する。




看護婦の加奈子を使い麻酔薬をすり替えて美子に医療ミスを起こさせようとした。
だが、これは美子が気づき、事なきを得る。



有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!





しかし、美子が帰宅すると奈良が侵入し美子を殺害しようとする。
とっさに美子が豊江のビデオテープを見せると、
奈良は病院が平井に移植をするため計画的にミスを犯して
仁を殺そうとしたことを知り、泣きながら美子に協力すると申し出た。



奈良は病院側は移植技術向上のため脳死状態で患者を生かしておいて、
臓器を取り出したりしていると美子に訴える。
営利主義で最先端の技術を武器に病院を拡大させたいという
森山の考えそうなやり口だった。


有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!



明日、奈良は病院側の不正の証拠を手に入れるという。
そして、夜の九時に病院の駐車場で会おうと言ってきた。




美子からこのことを聞いた信之は、車で病院まで送ってやると、
危険だからといい代わりに駐車場まで行くことにした。
だが、車の中には筋肉弛緩剤を投入された奈良が死体となっていた。


信之は駐車場で警備員に姿を見られてしまったため、
美子には今からアリバイを作り病院へは行かなかったことに
した方がいいとアドバイスをして別れた。



警察では信之は本当のことを話すが、奈良が殺された時刻頃には、
理事長も森山も東京にはいないため犯行は不可能であり、
おまけに奈良は理事長を恐喝して得た五百万円のうち
三百万円を信之の口座に振り込んでいると刑事(大石吾朗)から聞かされ、
信之はますます不利な立場に追いやられる。


有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!




美子は院長にこれまでのことを話すが、森山たちにはアリバイがあり、
共犯と思われる看護婦の加奈子は犯行時刻頃には三波と一緒に
病院で仕事をしていたのだという。



森山と加奈子が共謀して奈良を殺したと疑わない美子は
奈良の死体を司法解剖をした監察医(加島潤)を訪ねていった。




そこで、奈良の両眼の混濁が死後1時間と思えない位進んでいた事実を知った。
脳死状態になるとすぐに混濁が始まるため
奈良は脳死になり生命維持装置をつけていたために
死亡時刻が狂っていたのだと美子は推理した。




森山は美子のロッカーから自宅のカギを盗みだすと無人の部屋に侵入した。



その頃美子は病院へ行き証拠を掴む覚悟をしていて、
万が一自分が殺された時のために
仁の死が仕組まれたものであることや、奈良の死亡時間のトリック、
豊江のビデオテープがテレビの下に入っている事を
外出先から自宅に電話をかけ留守番電話に吹き込んだ。


有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!







運が悪いことに部屋にはちょうど侵入した森山がいて、
彼は豊江のビデオテープの存在を知り持ち帰ってしまった。




美子は病院へ行くと、三波院長に事件の真相を話した。



犯人は森山で、看護婦の加奈子は共犯者だ。
平井に臓器移植をするために仁の生前から適合するか
綿密に調べたうえで、手術時のショック死を装い殺した。



臓器提供の謝礼に奈良に多額の金を渡し、機器購入の約束もした。
美子が話していた医療ミスの話を信之から聞いた豊江が
病院に潜入し証拠を探っていた。



豊江は関係各所を取材し、仁の死が仕組まれたものだという証拠を集めだした。
彼女は最先端プロジェクト室にある仁のカルテを見ようとしたところ、
奈良がその現場をおさえ、言い争っているうちに豊江が墜落してしまった。
彼女の生命維持装置はおそらく加奈子が切ったのだろう。



仁のカルテはその後、紙媒体から電子保存へと切り替えられた。


そして、仁が殺されたことを知った奈良が美子に協力しそうになると
森山と加奈子はVIPルームで奈良を脳死状態にして、
森山は出張へ行きアリバイを作った。


三波と一緒に仕事をしていた加奈子が隙をみて
装置から奈良の死体を外すと地下の駐車場に運んだ。


有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!









最初は信じられない表情の三波だが、奈良が死んだ日は使用されていないはずの
VIPルームの電力が消費されていることを知り美子の話を信じ始めた。



二人は仁のカルテが電子保存されているために、
それが見れる最先端プロジェクト室のパソコンを立ち上げたが
仁のカルテはロックがかかっていて三波でさえ閲覧することが出来ない。


有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!





すると暗がりの中で、ビデオテープを手にした森山が現れた。






森山は美子に病院の将来を考え冷静になるように諭す。
三波も気弱に森山に同調する。
森山は仁はショック死、豊江は事故死、奈良については信之に
起訴にならないよう優秀な弁護士をつけると言ってきた。



森山は美子を羽交い絞めにし身動きが取れないようにすると、
三波にも協力させ口を封じようとした。
しかし、はじめから医療ミスを奈良に詫びるべきと意見していた三波には、
人殺しの手伝いは出来ない。


有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!




そこへ、加奈子が平井の容態急変を知らせにやって来た。
森山は渋々美子を解放して、急いで平井の病室へ行った。
術後の経過が良かった平井だが、仁の臓器が反乱を起こしたのか、
平井はそのまま息を引き取った。



有毒病棟・女医が見た手術室の完全犯罪!



結局、人を殺してまで成し遂げようとした森山の行動は
ムダなものに終わった。



美子は病院を辞めて、信之と一緒に三田村医院を再建することにした。




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