Samurai Spirit ※画像転載禁止 

ブログの文章および画像の転載複写はご遠慮下さい
2018-11-24 (Sat)

「ロマンティック・ロシア」@ザ・ミュージアム

渋谷Bunkamuraのザ・ミュージアムへ「ロマンティック・ロシア」を見に行ってきました。


7月2日~11月15日までは改修工事のためにBunkamuraは全館休館。
ザ・ミュージアムも22日までは休館となっていました。
新しくなったザ・ミュージアム最初の展覧会が「ロマンティック・ロシア」です。


会期は2018年11月23日~2019年1月27日まで。



「ロマンティック・ロシア」@ザ・ミュージアム


私が行ったのは初日の昨日、23日金曜日でした。
オープン当日と女性が好みそうなテーマだからか、若いカップルの姿も沢山みられた。


今回は国立トレチャコフ美術館より、看板の再来日作品に加えて
初来日作品が多数展示されていました。




展示数は72点で、4章に区切られておりまずは第一章「ロマンティックな風景」と題して、
春夏秋冬、四季ごとに小テーマを設けてロシアの素敵な風景画が登場。


「夏」には樫の木が好きなシーシキンの絵が多く見られました。




イワン・シーシキン 「雨の樫林」


≪雨の樫林≫   イワン・シーシキン 1891年


雨の中のぬかるみを歩く人物が描かれていて、背景を広く中央に小さく人を置いたことで
まるで自分もその場に居合わせたような感覚を覚えました。

同作者の「森の散歩」(1869年)も印象に残りました。
ここでは、シーシキンと妻もモデルとして登場しています。



他には画像はありませんが、秋のコーナーでも記憶に刻み付けられたものがいくつか。


グリゴーリー・ミャソエードフの「秋の朝」は、風景の美しさが格別!
まるで黄金に輝いているようで、見に行く予定がある方は是非チェックして下さい。



広告ポスターもてがけるイワン・ゴリュシュキン=ソロコプドフの「落葉」も、
キャンバスにデンと配置された女性のまわりを落葉が囲んだような構図で、
ポスターを制作している作者ならではの特徴があふれていました。


また主に肖像画を描く(彼の肖像画はこの後出てきます)クラムスコイの
ひとつしかない花がある静物画「花瓶のフロックス」にも注目です。





第二章「ロシアの人々」の”女性たち”のコーナーでは前述のクラムスコイの二作品を。



イワン・クラムスコイ 「月明かりの夜」


≪月明かりの夜≫   イワン・クラムスコイ 1880年


画像では伝わりにくいのですが、暗闇に月明かりに照らされた、
白いドレスの若い女性の可憐な感じが魅力的。
静かな月夜をバックに安らいでいるようでいて、
一点を見つめて何か思いふけっているような表情。



これがまたとても神秘的で厳かな雰囲気が充分に伝わってきて
非常に気に入りました。



その次は、チラシにも使われていた再来日のこちら。


約10年前に同ミュージアムで行われた「忘れえぬロシア」という展覧会でも
話題を呼んだ「忘れえぬ女(ひと)」が帰ってきました。



20181123_2.jpg

≪忘れえぬ女(ひと)≫   イワン・クラムスコイ 1883年


トルストイの「アンナ・カレーニナ」をモデルにしたものともいわれていて、
大きな目を伏し目がちに誘うような謎めいた女性が描かれています。
凛々しいまゆげと、しっかりとしたまつげが彼女の芯の強さを表しているように思えた。


「忘れえぬ女(ひと)」という題名からも一度見たら忘れらない
不思議な魔力を兼ね備えていました。


今展の”ロマンティック”というフレーズにまさにピッタリな1枚。





第三章は「子供の世界」



ワーリャ・ホダセーヴィチの肖像

≪ワーリャ・ホダセーヴィチの肖像≫   ワーシリー・コマロフ 1900年


モデルの父親は著名な法律学者かつコレクターでもあり幼いころから芸術家と接する機会に恵まれた。
その後、彼女自身も絵を描くようになり、舞台美術や挿絵も手掛けるようになります。



またアレクサンドル・モラヴォフの「おもちゃ」(1914年)では、
屋外に集まった夏の陽に照らされた人々と、愉快なおもちゃの数々が、
にぎやかに明るい色彩で表現されています。




撮影コーナーは入り口の手前にありました。


「ロマンティック・ロシア」@ザ・ミュージアム


私も記念に座って1枚パチリと撮ってもらいましたよ。


思った以上に見応えがある展覧会で大満足。
お客さんの入りも予想よりも多かったですね。






そして来年のチラシも三つゲット、気になる二つを簡単に紹介。




4月27日~6月30日「印象派への旅 海運王の夢」では
踊り子がモデルで有名なエドガー・ドガの「リハーサル」が初来日します。
ゴッホ、ルノワール、セザンヌとマネの作品もみられるようです。


これは行く予定に入れました。



その次は、7月13日~9月29日「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ-線の魔術」で
ピンクと緑のチラシが2枚製作されています。


これは行こうと思ったのですが、ミュシャの作品に加え彼に影響を受けた
国内外の漫画家やグラフィックアーティストの作品も展示されるということで、
詳細がわかってから決めようと思っています。



ミュシャの作品が多めあるいは、構成が良ければ行く予定です。



さて、新しくなった文化村の前には、ピンクとパープルのデコレーションがかわいらしい
クリスマスツリーが飾られていました。


文化村前 クリスマスツリー 2018年


Bunkamuraは他に映画も見たいなと思ったものがいくつかあったので、
またコンスタントに足を運ぶことになりそうだなぁ。



応援よろしくお願いいたします⇒にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ
にほんブログ村

鹿島アントラーズランキング


スポンサードリンク

Comments







非公開コメント