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2018/12/08
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「森村誠一の終列車」 (1990年)  終着駅シリーズ第1作

category - 土曜ワイド劇場
2018/ 12/ 08
                 
露口茂が牛尾刑事を演じる「終着駅シリーズ」の第1作目。


音楽は大野克夫が担当している。



●「森村誠一の終列車・新宿発23時20分、アルプス号に乗った2組の男女、
発車ベルは殺人の幕開け・・・」   1990年12月8日
原作: 森村誠一  終列車 (祥伝社文庫)
脚本: 岡本克己
音楽: 大野克夫
監督: 池広一夫
制作: 東映
出演: 露口茂、原日出子、下条アトム、
横内正、清水善三、八神康子ほか




新宿のクラブミスティーのママ・山添延子(浅見美那)が自宅マンションで刺し殺された。
新宿西署のベテラン刑事・牛尾(露口茂)と若手の大上(清水善三)は、
バーの客で大手企業の子会社の社長・最上秀幸(横内正)から事情を聴くが
接待で使っていただけだと決め手に欠けた。
延子のマンションの近くで犯行前に、凶器と同じ刃物を買った女がいることがわかる。




森村誠一の終列車



その後、延子の死を知った会社社長・赤坂直司(鶴田忍)が署を訪ねてきた。
延子と旅行へ行く約束をしており、新宿発のアルプス号に乗り込んだが彼女は現れなかった。
男との約束をすっぽかされた深草美奈子(八神康子)と偶然車中で知り合った赤坂は、
相手に約束を破られたもの同士一緒に旅行を楽しんできたというのだ。



赤坂のアリバイを証明できるのは美奈子だが、彼女を探す手がかりは忘れていった名刺だけ。
牛尾たちが名刺の主・大中商会へ行ってみると社長の大中和幸(黒部進)が刺殺体となって発見されていた。
延子は大中と同じ日に死亡しており、犯行の手口も同じに見え牛尾は二つの事件の関連性を疑った。
大中が殺された日の夜、不審な男を見たという近所の目撃者があった。



森村誠一の終列車



牛尾はもう一度原点に返り延子のマンションへ行ってみる。
管理人から数か月前に延子が玉突き事故に遭い高級車を廃車にしていたことを知った。
事件が起こった多摩へ行ってみると、玉突き事故は3台の車の間で起こり、
間に挟まれていた車に乗っていた男と子供は死亡していたことがわかった。
事故現場はその男の自宅近くで発生し、延子はその先頭の車を運転していた。



男の自宅に行ってみると、妻の塩沼弘子(原日出子)の遺書が見つかり、
刃物を買った女は弘子だとわかり、延子に復讐を果たし自殺をしている可能性が出てきた。
牛尾は部屋にあったアルバムから、彼女の思い出の地上高地へ行ったと見当をつけた。



弘子は延子が乗る予定だったアルプス号に乗り自殺をするつもりだった。
ところが、車中で偶然一緒になった北浦良太(下條アトム)に自殺を止められ、
一緒にホテルに滞在するようになる。


森村誠一の終列車




そこへ牛尾たちがやってきて、二人はそのまま東京の警察で話を聞かれることになった。




北浦は大中から大金を借りており厳しい取り立てにあっており、
大中を殺そうとマンションへ行ったがすでに殺害されていた。
驚いた北浦は部屋から逃げ出すところを住人に目撃されたことから、
自分に容疑がかかると思い込んでいた。



弘子と北浦がもともと知り合いで二人が今度の犯人とも見られたが、
牛尾は二人の人間性を見てシロと断定し二人の供述を信じた。



赤坂のもとに行方を捜していた美奈子から連絡が入った。
あの日すっぽかされた相手は大中だといい怖いから一緒にいてくれというのだ。
だが、赤坂が部屋へ行ってみると美奈子はナイフで刺されて死亡していた。



深草美奈子というのは偽名で、本名は深田美加だと知った牛尾は、
美奈子が玉突き事故の3代目の車を運転していた人物だと知った。
今回の事件の発端は多摩で発生した3台の玉突き事故だ。
1代目の車を延子が、3代目の車を美奈子が運転していた。


森村誠一の終列車




そんな時、子会社の社長をしていた最上が専務として本社に戻ることが発表された。
やはり最上は延子と関係があり、あの日一緒に車に乗っているときに、
玉突き事故に遭遇し延子に責任を押し付け逃げたのではないか。
大中が事故のあとミスティーに出入りしているという情報を得た。
おそらく3代目の車に乗っていた美奈子はそれを知り大中に知らせ、
延子と結託して最上を強請ったために最上に殺されたと牛尾は大胆に推理した。





牛尾たちはその証拠を掴もうと、玉突き事故を目撃していた弘子に訪ねた。
弘子はあの時、カメラで現場を撮影している男性がいたことを思い出した。



森村誠一の終列車



牛尾たちは新聞社などに電話をかけまくりついにその写真を見つけ出すことに成功する。
そこには先頭の車から延子と逃げ出す最上の姿が写っていた。






証拠をつきつけられた最上はついに犯行を自供した。


延子と車に乗っていた最上は男性をひいてしまった。
この時すでに本社の専務は内定していて、そのまま置き去りに逃げてしまう。
しかし、病院へ引き返そうとブレーキを踏んだ時、後ろの車が追突し事故を起こしてしまう。


森村誠一の終列車



最上は保身から延子に責任を押し付けて、混乱する現場から逃げ出した。
大中たちにこれをネタに強請られたため、大中と延子を刺し殺した。
この日、美奈子はアルプス号に乗っていて部屋にはいなかったため諦めたが、
やはり生かしておくわけにはいかずに美奈子も殺害した。




北浦はもう一度人生をやり直すためにアルプス号に乗ることにした。

森村誠一の終列車



牛尾と弘子はそれを見送った。









終列車 (祥伝社文庫)



土曜ワイド劇場の「終着駅シリーズ」と片岡鶴太郎版が長く続いてますが、
最初に見たのが露口茂版なので、やはり”牛尾刑事”というとこちらがしっくりときます。



晴海警察署の刑事として特捜の吉野役の誠直也が出演。
「太陽にほえろ!」の山さんと、「特捜最前線」の吉野の共演は
昭和の刑事ドラマ好きな私には胸アツでした。




************ 終着駅シリーズ 記事一覧 ************



1. 「終列車」

2. 「終着駅」

3. 「死刑台の舞踏」



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