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2018/12/09
展覧会レポート昭和のドラマ昔の土曜ワイド劇場懐かし邦画

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話題の「フェルメール展」へ行ってきた 来場者数も30万人を突破し日時指定の入場でも週末は大混雑

category - 美術・展覧会レポート
2018/ 12/ 09
                 
上野の森美術館で行われている「フェルメール展」へ行ってきました。


フェルメール展@上野の森美術館


17世紀のオランダ絵画の巨匠、フェルメールは現存する作品がわずか35点ほどしかないのですが、
今回はそのうち9点が集められたという事もあり早くから注目されていました。






フェルメール展@上野の森美術館


美術館にはマメに足を運んでいるのでチラシも複数バージョンもらってくるのですが、
今回は早めに無くなったのかこれ1種類のみ。




フェルメール展@上野の森美術館


かなり早くに配布されていたものなので、裏面には”8点”が東京に集結するとなっています。



あらかじめ大混雑が予想されていたのでしょう、日時指定入場制となっており
私は8日土曜日の13時から14時半までのチケットを購入しました。




1時間半の枠のうち前半は列ができる可能性が大という事で、
13時半過ぎに美術館に到着するように調整しました。
入り口前に列は出来てはいましたが、待たされることなくスムーズに進み
すぐに館内に入ることが出来た。



今回はチケット代が前売りで2,500円とお高目な設定となっていましたが、
作品リストがカラーの冊子版になっているのと、音声ガイドがもれなくついているのが特徴です。
冊子の方は絵はありませんが、ひとつひとつの作品の簡単な解説がされています。


以前、ブログでも書きましたがこれまで音声ガイドは利用しない鑑賞スタイルでしたので、
私にとっては音声ガイド初体験となりました。



フェルメール展@上野の森美術館



入り口を入ると音声ガイドの貸し出しがあります。
もちろん好みで利用しないことも出来ます。


6つのコーナーがありまず階段を上って2階から鑑賞スタートです。


ここには1から5までのコーナーがあり、フェルメールが活躍した17世紀の
オランダの世相や同時代に活躍した他のオランダ画家たちの作品が並んでいます。


夫婦で一対となっている肖像画、芸術家の組合の理事たち…
おなじみの「東方三博士の礼拝」からはじまる宗教画や神話が。
そして、風景画では庶民たちの暮らしから戒めの意味を含んだもの、
中でも厳かな美しさに目を奪われたのはエマニュエル・デ・ウィッテの
「ゴシック様式のプロテスタントの教会」(1680~85年頃)でした。


これは実在する教会ではなく、様々な建物の細部を組み合わせた
想像上の空間なのだが、バランスが良く印象に残るものとなった。



静物画はこの時代評価が低いものだったようですが、
ヤン・ウェーニクスの「野ウサギと狩りの獲物」はすでに死んでいる
野ウサギの毛並みがとてもリアルに見事な筆致で描かれていて、
手を伸ばせばそのフワフワな毛に触れそうなほど。


このフロア最後のコーナーは「日々の生活:風俗画」
いよいよ、フェルメール作品に近づいていくような流れを感じました。


ここでは夫婦の肖像画でもみられた対作品、ハブリエル・メツーの
「手紙を書く男」と「手紙を読む女」(ともに1664~1666年頃)が。

恋しい相手にラブレターを書く男は、彼の移り気な部分が暗示されるモチーフがあり、
ひとりの女を一途に愛するタイプではなさそう。
「手紙を読む女性」もメイドが引くカーテンから荒れた海と船の絵が見えて、
メイドの視線から手紙の文字を隠すようにした女のふるまいからみて、
その内容が愛に満ちたものではないことをにおわせています。


ここには「パン屋でレースを編む女」なんかもあり、フェルメール臭がプンプンしてきました。


そして、いよいよ本命フェルメールの作品を見るために1階へ。


シアターがあり、奥の『フェルメールルーム』に彼の作品が集められています。



まずは唯一の宗教画で彼の最も大きなサイズの作品
「マルタとマリアの家のキリスト」(1654~1655年頃)が展示されています。


今回は「ワイングラス」(1661~1662年頃)と、「赤い帽子の娘」(1665~1666年頃)が
本邦初公開となっている。
「赤い帽子の娘」は12月20日までの公開で、来年1月9日からは同じく初公開の
「取り持ち女」(1656年)が展示されます。


「赤い帽子の娘」と「取り持ち女」は期間限定なため、
当初は来年見に行く予定でしたが気が向いて年内に。




フェルメール展@上野の森美術館


その「赤い帽子の娘」はかなりぼやけた絵なのですが、
それに加えてとても小さい。


入場を日時指定としているものの、案の定会場内は
とても混みあっている状況でした。


しかし、意外に「赤い帽子の娘」は人気がないのか、
私が行った時には絵の前に人だかりはおろか人がいませんでした。




それでも一度にこれだけのフェルメール作品が集められた貴重な展覧会でしたので、
内容にはとても満足しました。


それと同時に、やはり来年も行ってみようかという気になり、
「取り持ち女」が公開されてから再度足を運ぶ予定となりました。
スケジュール次第なのですが、おそらく見に行くのではないかと思っています。



さて、音声ガイドを利用した感想ですが、やはり今後も借りることはないかなといったところです。


自分は情報は最低限でよく、自分の感性や感覚をたよりに鑑賞したいタイプですし、
絵を見て感じ取ることに正解・不正解はないと思っていますので、
力まずにこれまで通りのリラックスした感じで見ていきたいなと考えています。



しかし、ガイドを利用したことはとても良い経験となりました。



12月に入り街ではクリスマスソングを耳にするようになってきました。


上野駅でもパンダとクリスマスツリーが飾られていた。


上野のパンダ


パンダがとてもかわいらしい。


上野駅のクリスマスツリー


ツリーに飾られているパンダさんもとってもお茶目。



これで2018年の上野での美術館巡りも最後となった。


また、来年も何度か訪れることになりそうだ。




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