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2019/02/01
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「特急北アルプス殺人事件」 (1986年)  西村京太郎のトラベルミステリー第8作

category - 土曜ワイド劇場
2019/ 02/ 01
                 
土曜ワイド劇場のトラベルミステリー第8作。



●「特急北アルプス殺人事件・新名古屋-下呂、-高山
飛騨路で連続殺人!赤い帽子の女」  1986年2月1日
原作: 西村京太郎  特急北アルプス殺人事件 (角川文庫)
脚本: 篠崎好
音楽: 甲斐正人
監督: 長谷和夫
制作: 東映
出演: 愛川欽也、三橋達也、二宮さよ子、森本レオ、
芦川よしみ、根上淳、井川大輔、古手川伸子ほか




飛騨高山で中央デパート社長・新倉茂(根上淳)の愛人・阿井今日子(人見ゆかり)が死体で発見された。
高山署から知らせを受けた警視庁の十津川警部(三橋達也)と亀井刑事(愛川欽也)らは捜査を開始する。




特急北アルプス殺人事件


その翌日、今度は下呂で新倉から依頼を受けて今日子を尾行していた
私立探偵の堀田栄も殺されているのが発見された。


二人の死亡推定時刻は今日子が19日の14時から15時、
堀田が20日の午前十時前後であることが判明。



新倉には今日子の他にも、今は有名な宝石デザイナーとなった
唐沢夏(二宮さよ子)という愛人がいた。
その夏が今日子が殺された日は高山に、
堀田が殺された日は下呂にいることが明らかになる。


特急北アルプス殺人事件



しかし、今日子が殺されたころは旅で偶然知り合ったOLのユキ(芦川よしみ)と
北アルプスに乗っており、下呂でも彼女と一緒だったというアリバイがある。



新倉は次期選挙に出馬をする予定で、夏に容疑がかかっていることを知り、
資本を引き揚げると言い渡した。
突然の出来事に驚き新倉を繋ぎとめようとするが、冷たくあしらわれ関係は終わった。


特急北アルプス殺人事件




その後、夏のアリバイを証言していたユミが高山で殺害された。
十津川らは夏を疑ったが張り込んでいた西本刑事(森本レオ)の話しで、
彼女はずっと新潟の得意先を回っていてアリバイがあった。


ホテルを出る夏を見た西本は彼女が持っていた白いスーツケースが消えていることに気がつき、
十津川と亀井は殺された堀田の相棒の探偵・塚越(高峰圭二)が
夏に近づきユミを殺したのではないかと推理した。
おそらくスーツケースの中身はその報酬だ。






新潟を報酬の受け渡し場所に選んだのは塚越が海外逃亡をはかっているためだ。
二人は船内を探しスーツケースを抱えた塚越を見つけたが、
彼は捕まるくらいならと海へ飛び込み死亡したため、夏を逮捕する決め手を失ってしまう。




特急北アルプス殺人事件




亀井は第一の殺人の動機を探るために夏と今日子の関係を調べなおすことにした。
二人は同じ時期に名古屋にいたため、新倉の愛人同士という繋がりが見つかるかもしれない。



亀井の予感は的中し、二人は同じ店に一緒に勤めていて、
幼い子供を抱えた夏が売春をしていて今日子がその秘密を知っていたとわかった。
おそらく今日子はそれをネタに事業で成功した夏を強請るために、
新倉に近づいたのだろう。


特急北アルプス殺人事件



夏はその口封じのために今日子を殺したが、新倉の依頼で今日子を尾行していた
探偵の堀田に現場を目撃され彼も殺さざるを得なかった。
だが、犯行の動機は充分なのにユミと北アルプスに乗っていたという鉄壁のアリバイがある。






十津川と亀井は当日の彼女の行動を洗いなおそうと高山へ飛んだ。



そこで、高山駅には時計がないことと、名鉄の特急北アルプスと
国鉄の特急ひだが車体も車内も実によく似ていることがわかった。
夏のアリバイトリックはふたつが似ているという事を利用したものだろう。
調べてみると北アルプスとひだの時間差は39分あり今日子を殺す時間は充分ある。


特急北アルプス殺人事件




東京へ戻った十津川たちは、事件を整理した。


夏はひとり旅をしていたユミにアリバイの証言をさせるために近づいた。
高山駅に時計がないことを知っていた夏はユミの腕時計の針を39分遅らせ、
別れた後に今日子を殺害する。


そして、彼女が来ていた赤いコートと帽子をかぶり現場を去り処分した後に、
タクシーに乗ってユミと落ち合った。
ユミの切符をもらうと用意していたひだの切符とすり替えて駅員にハサミをいれさせて、
出発間際のひだに乗り込む。



北アルプスと似ているひだに乗ったユミは北アルプスに乗っていると錯覚した。
だが、ふたつの列車は途中から行き先がかわってしまう。
そのために下呂で途中下車をする必要があった。

特急北アルプス殺人事件




温泉に入っているスキに夏は腕時計の針を元に戻した。
そして文楽を楽しんでいた時、夏の犯行を目撃した堀田に声をかけられてしまう。
夏はすぐに堀田を殺すと、文楽を見ていたユミのところへ何食わぬ顔をして戻った。



全てはうまくいったように思えたがユミが列車トリックに気づいたことから、
事件の真相に気づき夏に接触してきた塚越を利用してユミの口を封じさせた。



しかし、アリバイは崩せたものの証拠がない。



十津川は塚越が新潟の船の中で誰かに手紙を書いていたことが気になっていた。
その相手は堀田の妻・ユキコ(鈴鹿景子)であると推理する。
彼女が来週パリに発つことを知りなんらかの動きがあるとにらんだ。



夏を張っているとあるホテルへ入って行った。
そこはユキコが勤めているホテルであった。
彼女は堀田から預かっていた夏とのやり取りを録音していたテープをネタに
夏を強請っていた。


特急北アルプス殺人事件




夏は要求された金を渡すが、マスターテープがありまだまだ強請るつもりだと知り、
ユキコを殺そうとしたところへ十津川たちが踏み込んできた。



証拠を手にした十津川たちにより夏は逮捕された。






特急北アルプス殺人事件 (角川文庫)




************ トラベルミステリーシリーズ ************


1. 「終着駅(ターミナル)殺人事件」

2. 「再婚旅行殺人事件・出雲で死んだ女」

3. 「あずさ3号殺人事件・京都ー信州、婚前クイズ旅行のワナ」

4. 「寝台特急あかつき殺人事件」

5. 「東北新幹線殺人事件」

6. 「寝台特急「北陸」殺人事件」

7. 「特急”白鳥”十四時間」

8. 「特急北アルプス殺人事件」

9. 「寝台急行”銀河”殺人事件」

10. 「L特急雷鳥九号殺人事件」

11.「阿蘇殺人ルート」

12.「みちのく湯けむり殺意の旅」

13.「日本海殺人ルート」












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