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2019-02-08 (Fri)

「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」@森アーツセンターギャラリー

サントリー美術館で「扇の国、日本」を見た後は、
ミッドタウンからヒルズ方面へ歩き、
森アーツセンターギャラリーで行われている
「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」を見てきました。





「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」@森アーツセンターギャラリー




1月17日から始まったばかりで、この日はまだ4日目。
さほど混雑もなく、展示数が多い割にはサクサクと鑑賞することが出来ました。



葛飾北斎は90歳近くまで生き、しかも晩年になっても精力的に活動していたことから
その作品数は実に3万点を超えると言われている江戸時代の絵師です。


19世紀にヨーロッパの芸術家たちに多大な影響を与えたジャポニスム。
北斎はそのきっかけとなりジャポニスムは流行し、
ゴッホなど印象派の画家たちは浮世絵に魅せられ自らの作品に
受けた影響をうつし出していきます。




「新・北斎展」では去年亡くなった北斎研究の第一人者・永田生慈氏の膨大なコレクションを中心に
400点以上(期間中作品の入れ替え有)の作品が楽しめます。
永田氏が所有する作品の多くは故郷の島根県に寄贈されているため、
今回出品された作品は今後島根県のみでの公開となるため、
東京の美術館で見られる最後の機会となっています。



死を迎える頃まで絵を描き続けていた北斎、
彼のデビュー作から老人期までの作品を鑑賞することができる、
大規模な北斎展です。



全て北斎という北斎づくしの展覧会ということで去年からはじまるのを楽しみに待っていました。




さて名前を何度も変えている北斎、デビューの春朗時代からスタートします。
まずはデビュー作の「四代目岩井半四郎 かしく」が。
こちらは1月28日までの公開となっています。



「北斎漫画」とともに有名な「冨嶽三十六景」から凱風快晴。



葛飾北斎 冨嶽三十六景 凱風快晴

≪冨嶽三十六景 凱風快晴≫  (1830~34年頃)



この絵に描かれた山の壮大さは背景の清々しさとともに好きな作品のひとつです。
冨嶽三十六景というと「神奈川沖浪裏」もとても有名で荒々しい波の強さ、
激しさを感じられいくつものバージョンがあります。


今回は会期前半は日本浮世絵博物館から、後半は島根県立美術館所蔵のものが展示されています。



北斎に影響を受けた画家としてよく名前があがるのがゴッホですが、
ゴッホと言えばひまわり。




葛飾北斎 向日葵図

≪向日葵図≫  (1847年)


北斎が描いたひまわり。

何度も名前を変えている北斎、こちらは最終章の「画狂老人卍」で見れます。


北斎の絵を見ていると、老いてもなお精力的にチャレンジし続け、
作品にその勢いが感じられるのに感心させられます。



私が一番見ることを楽しみにしていた、晩年の肉筆画。


葛飾北斎 弘法大師修法図

≪弘法大師修法図≫  (1844~47年)


とても老人が描いたとは思えない位の、躍動感と迫力に見とれてしまいました。



その他「北斎漫画」や美人画など、魅力的な作品の数々で
展覧会をはしごしたにもかかわらず、疲れを感じないくらいに楽しめました。




館内には撮影コーナーもありました。


「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」@森アーツセンターギャラリー



「新・北斎展」は3月24日までやっています。


森アーツセンターギャラリーは行く頻度は低いのですが、
こういったメチャクチャ魅力的な展覧会をやることがあるので、
チェックするのを怠れない美術館のひとつです。




また場所が六本木にあるのも、昔から六本木に縁がある私にとって、
好きな要素のひとつでもあります。






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