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2019-04-16 (Tue)

「春を呼ぶ殺人」 (1994年)  タクシードライバーの推理日誌シリーズ第3作

渡瀬恒彦のタクシードライバーの推理日誌シリーズ第3弾。


●笹沢左保サスペンス
「タクシードライバーの推理日誌・春を呼ぶ殺人
女の死体に桜が散った…」 1994年4月16日
原作: 笹沢左保   追越禁止―夜明日出夫の事件簿 (講談社文庫)
脚本: 竹山洋
音楽: 長谷部徹
監督: 吉田啓一郎
制作: 総合ビジョン
出演: 渡瀬恒彦、平田満、南田洋子、
大宝智子、風見しんごほか



資産家の若妻・千秋(小島なおみ)が死体で発見された。
刑事あがりのタクシードライバー・夜明日出夫(渡瀬恒彦)は、
神谷警部(平田満)から依頼され千秋の叔母・若宮承子(南田洋子)を
一関の現場まで案内することになった。



到着すると旧知の浅見警部(片桐竜次)がいて発見されたばかりの千秋の遺体と対面した。
体内からは大量のアルコールが検出され、酔って車を運転し事故にあったものとみられた。



タクシードライバーの推理日誌・春を呼ぶ殺人

彼女は半年前に陣ノ内洋介(斉木しげる)と結婚したばかりだった。
夜明は千秋の唇に河津桜を見つけて取り上げた。




資産家で結婚したばかりと幸福の絶頂にあるはずの千秋だったが、
陣ノ内が自分の財産目当てに結婚したのではないかという疑いを持ち、
洋子に相談をしていたのだ。



タクシードライバーの推理日誌・春を呼ぶ殺人



千秋は午後三時まで東京におり、東北自動車道は通行止めだったため
午後七時~十二時までの死亡推定時刻に一関に着くのは無理なため
別の場所で死んでから運ばれたものと推測された。



夜明のかつての部下・東山刑事(風見しんご)らは陣ノ内に容疑の目を向けるが、
千秋が死亡した日、陣ノ内は前妻・神保愛美(広田恵子)と慰謝料のことで、
東京の大里弁護士(新井量大)事務所にいたというアリバイがあり、
一関で千秋を自動車事故に見せかけて殺すことは不可能だった。



やがて、千秋は親友の麻生洋子(大寶智子)に遺書を送っていたことがわかった。
これで自殺と断定され、捜査本部は解散となり夜明も東山とともに
承子と洋子を連れてタクシーで東京へ帰ることとなった。



洋子は独身の夜明に晩御飯を振舞うといいアパートで鍋を囲んだ。
彼女は今晩泊めてくれというが、過去に女性問題が原因で刑事を辞めた夜明には
まだ女性に対する恐怖心が残っていた。


タクシードライバーの推理日誌・春を呼ぶ殺人









それに、急に自分に恋愛感情を持っているようなそぶりを見せる洋子に
千秋の死体を運んだのではないかという、元刑事の悪い癖でそれを確かめてしまう。
洋子は自分には当日のアリバイがないことを話すと、
好きだった夜明に疑われたショックから部屋を飛び出してしまった。



千秋の葬儀の場で、陣ノ内が結婚後まもなくから千秋の土地を売り払い
二十億円以上もの売却代金を手にしていたことが明らかになる。
夜明は大里弁護士から愛美が結婚指輪をしていたことを聞き出し、
陣ノ内と愛美が共謀したのではないかという疑いを持った。


タクシードライバーの推理日誌・春を呼ぶ殺人






さっそくそのことを承子たちに話すと、洋子は千秋は陣ノ内との思い出の地、
伊豆の城ケ崎で死んだのではないかと気づいた。
夜明は東山、承子、洋子を連れて現地へとタクシーを飛ばした。



(現在は元記事の一部のみ公開しています)








追越禁止―夜明日出夫の事件簿 (講談社文庫)




*********** タクシードライバーの推理日誌 記事一覧 ************


1. 「殺人化粧の女」

2. 「昼下がりの危険な乗客」

3. 「春を呼ぶ殺人」

4. 「幸福の代償」

5. 「行先のない乗客」

6. 「再会した女」 

7. 「真夜中の殺人招待状!」

8. 「愛と死の殺人迷路」

9. 「過去から来た女」



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